JP2000223973A - 可変利得回路 - Google Patents

可変利得回路

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JP2000223973A
JP2000223973A JP2048299A JP2048299A JP2000223973A JP 2000223973 A JP2000223973 A JP 2000223973A JP 2048299 A JP2048299 A JP 2048299A JP 2048299 A JP2048299 A JP 2048299A JP 2000223973 A JP2000223973 A JP 2000223973A
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variable gain
circuit
gain
gain circuit
gain control
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Taiichi Ikedo
耐一 池戸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利得制御電圧による入力インピーダンス変動
を抑えることができる可変利得回路を提供する。 【解決手段】 利得制御端子に与えられる利得制御電圧
Vcdにより利得を可変する2つの可変利得回路1、2の
入力端子Vin、Vinxを並列接続し、1つの可変利得回
路の出力端子Vout、Voutxからのみ出力する構成と
し、各々の可変利得回路1、2を、利得制御電圧Vcdに
対して、互いに逆に動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば移動体通信
システムで使用する送受信機に用いて好適な可変利得回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に、従来の可変利得回路の構成例を
示す。入力電圧Vidはトランジスタ101、111の各ベース
(Vin端子)とトランジスタ102、112の各ベース(Vin
x端子)との間に入力される。トランジスタ101、102の
各エミッタは抵抗183を介して接続され、電圧制御電流
源181、182を介して接地されており、トランジスタ11
1、112の各エミッタは抵抗193を介して接続され、電圧
制御電流源191、192を介して接地されている。
【0003】トランジスタ101、111の各コレクタ(Vou
tx端子)は抵抗171を介して電源に接続され、トランジ
スタ102、112の各コレクタ(Vout端子)は抵抗172を介
して電源に接続されている。また、電圧制御電流源18
1、182、191、192は、利得制御電圧Vcdにより制御さ
れ、トランジスタ111、112の各コレクタ間から出力電圧
Vodが出力される。
【0004】次に、図2に示した回路の動作を説明す
る。入力電圧Vidが与えられ、トランジスタ101のコレ
クタ電流が+ΔI1となり、トランジスタ102のコレクタ
電流が−ΔI1となるとする。ここで、ΔI1は抵抗183
の抵抗値をRE1とすると、次の式(1)で表される。 ΔI1=Vid/(2VT/I1+RE1) … (1) ここで、I1は電圧制御電流源181、182の各電流値であ
り、VTは熱電圧であり、VTは次の式(2)で与えられ
る。 VT=kT/q … (2) ここで、kはボルツマン定数、Tは絶対温度、qは電荷
量である。
【0005】同様にして、入力電圧Vidが与えられ、ト
ランジスタ111のコレクタ電流が+ΔI2となり、トラン
ジスタ112のコレクタ電流が−ΔI2となるとする。ここ
で、ΔI2は抵抗193の抵抗値をRE2とすると、次の式
(3)で表される。 ΔI2=Vid/(2VT/I2+RE2) … (3) ここで、I2は電圧制御電流源191、192の各電流値であ
り、VTは熱電圧である。
【0006】よって出力電圧Vodは、抵抗171、172には
それぞれ、(ΔI1+ΔI2)、−(ΔI1+ΔI2)の電
流が流れるため、抵抗171、172の各抵抗値をRLとする
と、式(4)で表される。 Vod=2RL(ΔI1+ΔI2) … (4)
【0007】式(4)に式(1)および式(3)を代入
して整理すると、利得G(=Vod/Vid)を表す次の式
(5)が得られる。 G=RL(gm1+gm2) … (5) ただし、gm1、gm2はそれぞれ次の式(6)、式
(7)で与えられる。 gm1=1/(VT/I1+RE1/2) … (6) gm2=1/(VT/I2+RE2/2) … (7)
【0008】式(6)および式(7)に含まれているI
1およびI2は、利得制御電圧Vcdにより電流値が制御さ
れるため、 gm1、gm2もそれに伴い変化する。よっ
て上記した式(5)で表される利得Gを利得制御電圧V
cdに対して変化させることができる。
【0009】図3に、電圧制御電流源181、182、191、1
92の回路例を示す。制御電圧Vcdはトランジスタ13、14
の各ベース間に入力される。トランジスタ13、14の各エ
ミッタは接続され、電流源15を介して電源に接続されて
いる。トランジスタ13のコレクタは、ミラー比が1:α
であるカレントミラー回路11の入力端子INに接続され、
トランジスタ14のコレクタは、ミラー比が1:βである
カレントミラー回路12の入力端子INに接続されている。
カレントミラー回路11の出力端子OUTから電流I1、カレ
ントミラー回路12の出力端子OUTから電流I2が出力され
る。
【0010】次に図3に示した回路の動作を説明する。
利得制御電圧Vcdが与えられ、トランジスタ13のコレク
タ電流がI13となり、トランジスタ14のコレクタ電流が
I14となるとする。I13およびI14は次の式(8)およ
び式(9)で表される。 I13=M・I0/(1+M) … (8) I14=I0/(1+M) … (9) ここで、Mは次の式(10)で表される。 M=exp(Vcd/VT) … (10)
【0011】式(8)より、カレントミラー回路11の出
力端子OUTから出力される電流I1は、式(11)で表され
る。 I1=α・M・I0/(1+M) … (11)
【0012】同様にして、式(9)より、カレントミラ
ー回路12の出力端子OUTから出力される電流I2は、次の
式(12)で表される。 I2=β・I0/(1+M) … (12)
【0013】今、RE1<<RE2、α>>βとする。Vcd>
>0の場合、上記した式(10)からMは無限大に収束
し、上記した式(11)から、I1の値はα・I0となり、
上記式(12)からI2の値は零となる。よって、式
(6)および式(7)から、gm1およびgm2の値を求
め、式(5)に代入すると、最大ゲインGmaxが求めら
れ、次の式(13)で表される。 Gmax=2RL/{VT/(α・I0)+RE1/2} … (13)
【0014】同様にして、Vcd<<0の場合、式(10)
からMは零に収束し、式(11)から、I1の値は零とな
り、式(12)からI2の値はβ・I0となる。よって、式
(6)および式(7)から、gm1およびgm2の値を求
め、式(5)に代入すると、最小ゲインGminが求めら
れ、次の式(14)で表される。 Gmin=2RL/{VT/(β・I0)+RE2/2} … (14)
【0015】よって、利得制御電圧Vcdにより、利得G
を変化させることができ、可変利得回路を構成できる。
【0016】CDMA(Code Division Multiple Acces
s)に代表されるような通信方式に使用される送受信機
には80〜90dBの利得制御幅を持ち、かつ、直線性に優
れた利得制御特性を要求されている。そのため、図2に
示した可変利得回路を複数段に縦続接続し、各段の可変
利得回路の利得制御電圧にオフセット電圧を与えて、各
段の可変利得回路の利得制御幅を適当に重ね合わせるこ
とで、より広い利得制御幅を持ち、直線性に優れた利得
制御特性が得られるようにしている。
【0017】ところで、この可変利得回路においては、
例えば、α:β=3:1とすると、最大ゲイン時に対し
て、最小ゲイン時の消費電流を1/3に低減できる。
このため、可変利得回路を複数段に縦続接続する場合、
最大ゲイン時の消費電流に対して、最小ゲイン時の消費
電流を低減できる効果が顕著になる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図2で構成
される可変利得回路は、利得制御電圧Vcdに対して、g
m1およびgm2を変化させるため、入力端子に接続され
ている回路の動作状態が変化し、入力インピーダンスが
利得制御電圧によって変動するという問題がある。
【0019】すなわち、RE1<<RE2とした場合、最大ゲ
イン時よりも最小ゲイン時の入力インピーダンスが大き
くなってしまう。
【0020】そのため、図2で構成される可変利得回路
とその前段の回路やフィルタ等と整合(マッチング)を
とる場合に、最大ゲイン時と最小ゲイン時の整合を両立
させることが困難であるという問題があった。
【0021】また、図2で構成される可変利得回路の等
価入力抵抗と、前段の回路やフィルタ等の等価出力抵抗
との比に応じて、整合回路で電圧ゲインを発生するが、
RE1<<RE2とした場合、最大ゲイン時よりも最小ゲイン
時の入力インピーダンスが大きいため、最大ゲイン時に
比べて最小ゲイン時での電圧ゲインが大きくなってしま
い、整合回路を含めたときの利得制御幅が縮小されてし
まうという問題もあった。
【0022】この問題を回避する方法として、図4のよ
うな可変利得回路を使用する方法もある。
【0023】入力電圧Vidはトランジスタ101、111の各
ベース(Vin端子)とトランジスタ102、112の各ベース
(Vinx端子)との間に入力される。トランジスタ101、
102の各エミッタは抵抗183を介して接続され、電流源18
1、182を介して接地されており、トランジスタ111、112
の各エミッタは抵抗193を介して接続され、電流源191、
192を介して接地されている。
【0024】トランジスタ103、104の各エミッタはトラ
ンジスタ101のコレクタに接続されており、トランジス
タ105、106の各エミッタはトランジスタ102のコレクタ
に接続され、トランジスタ113、114の各エミッタはトラ
ンジスタ111のコレクタに接続され、トランジスタ115、
116の各エミッタはトランジスタ112のコレクタに接続さ
れている。
【0025】また、利得制御電圧Vcdはトランジスタ10
3、106、114、115の各ベース(Vc端子)およびトラン
ジスタ104、105、113、116の各ベース(Vcx端子)との
間に入力されている。さらに、トランジスタ103、113の
各コレクタ(Voutx端子)は抵抗171を介して電源に接
続され、トランジスタ106、116の各コレクタ(Vout端
子)は抵抗172を介して電源に接続されている。トラン
ジスタ104、105、114、115の各コレクタは電源に接続さ
れており、トランジスタ113、116の各コレクタ間から出
力電圧Vodが出力される。
【0026】図4に示した可変利得回路は、利得制御電
圧に対して、回路のバイアス電流が変動しない形式のた
め、入力端子に接続されている回路の動作状態が変化せ
ず、入力インピーダンスが利得制御電圧によって変動し
ない利点を持つ。ところが、図4に示した可変利得回路
の利得制御電圧Vcdは、トランジスタ103、106、114、1
15の各ベース(Vc端子)およびトランジスタ104、10
5、113、116の各ベース(Vcx端子)との間の電圧とし
て与えられているために、これらのトランジスタに流れ
るベース電流の変動によって、利得制御電圧が変動しな
いように、利得制御電圧を与える回路に電流駆動能力を
持たせなければならないという問題がある。
【0027】この問題を緩和する方法として、特開平9-
270650号公報では、利得制御電圧Vcdを電流に変換して
与えることで、対処している。しかしながら、図4にお
けるトランジスタ101、102、111、112に制御電流が流れ
込んでしまう分、負荷抵抗に流れる電流が減少するとい
う問題があり、可変利得回路の動作電流に対して、制御
電流を無視できる程度に設定する必要があった。
【0028】また、複数段に縦続接続することで、より
広い利得制御幅を持ち、直線性に優れた利得制御特性を
得るために、初段に図4の可変利得回路、2段目以降に
図2の可変利得回路というように両者を混在させた場
合、図4の可変利得回路は図2の可変利得回路と動作原
理が異なるため、利得制御特性に厳しい直線性が要求さ
れると、すべて同じ動作原理の可変利得回路を使用する
場合に比べて、設計が難しくなる。この問題を避けるた
めに、全て図4の可変利得回路で構成すると、最大ゲイ
ン時の消費電流に対して、最小ゲイン時の消費電流を低
減することはできなくなる。
【0029】本発明はこうした課題を解決するものであ
り、図2のような可変利得回路を用いても、利得制御電
圧による可変利得回路の入力インピーダンス変動を抑え
ることができる可変利得回路を提供することを目的とし
ている。
【0030】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の可変利
得回路では、図2の可変利得回路2つの入力端子を並列
接続し、1つの可変利得回路の出力端子からのみ出力す
る構成とし、各々の可変利得回路を、利得制御電圧に対
して、互いに逆に動作させることで、利得制御電圧によ
る可変利得回路の入力インピーダンス変動を抑えるよう
にする。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、利得制御端子に与えられる利得制御電圧により利得
を可変する2つの可変利得回路の入力端子を並列接続
し、1つの可変利得回路の出力端子からのみ出力するよ
うに構成した可変利得回路であって、各々の可変利得回
路を、利得制御電圧に対して、互いに逆に動作させるこ
とで、利得制御電圧による可変利得回路の入力インピー
ダンス変動を抑えることができるという作用を有する。
【0032】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の可変利得回路において、各々の可変利得回路
を、利得制御電圧に対して、互いに逆に動作させること
を特徴とする可変利得制御方法であり、第1および第2
の可変利得回路を、利得制御電圧に対して、互いに逆に
動作させることで、利得制御電圧による可変利得回路の
入力インピーダンス変動を抑えることができるという作
用を有する。
【0033】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1に記載の可変利得回路を用いた携帯端末であり、高性
能の携帯端末を実現することができるという作用を有す
る。
【0034】本発明の請求項4に記載の発明は、通信シ
ステムの基地局であって、該基地局は請求項3記載の携
帯端末を繋げ得るようにしたことを特徴とする基地局で
あり、高性能の基地局を実現することができるという作
用を有する。
【0035】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
3記載の携帯端末と請求項4記載の基地局を備え、前記
携帯端末が前記基地局に繋がるようにしたことを特徴と
する通信システムであり、高性能の通信システムを実現
することができるという作用を有する。
【0036】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0037】図1は、本発明の実施の形態における可変
利得回路の構成を示すものである。図1において本発明
の可変利得回路は、図2に示した第1の従来例と同一の
可変利得回路1および可変利得回路2から構成されてい
る。入力電圧Vidは可変利得回路1のトランジスタ10
1、111の各ベースおよび可変利得回路2のトランジスタ
101、111の各ベース(Vin端子)と可変利得回路1のト
ランジスタ102、112の各ベースおよび可変利得回路2の
トランジスタ102、112の各ベース(Vinx端子)との間
に入力される。可変利得回路1の電圧制御電流源181、1
82、191、192および可変利得回路2の電圧制御電流源18
1、182、191、192は、利得制御電圧Vcdにより制御さ
れ、可変利得回路2の電圧制御電流源181、182、191、1
92は、可変利得回路1の電圧制御電流源181、182、19
1、192に対して、正反対に動作する。出力電圧Vodは可
変利得回路1からのみ出力する。また、電圧制御電流源
181、182、191、192は、図3と同一回路で構成し、利得
制御電圧Vcdによって制御されるものとする。
【0038】ここで、出力電圧Vodは可変利得回路1か
らのみ出力しているため、利得制御電圧Vcdに対する利
得Gの変化は、図2で説明した内容と同一である。
【0039】ところで、Vcd>>0の場合、すなわち最
大ゲイン時では、式(10)からMは無限大に収束し、式
(11)から、可変利得回路1のI1の値はα・I0とな
り、式(12)から可変利得回路1のI2の値は零とな
る。一方、可変利得回路2のI1およびI2の値は、Vcd
<<0の場合に相当するので、式(10)からMは零に収
束し、式(11)から、可変利得回路2のI1の値は零と
なり、式(12)から可変利得回路2のI2の値はβ・I0
となる。
【0040】反対にVcd<<0の場合、すなわち最小ゲ
イン時では、式(10)からMは零に収束し、式(11)か
ら、可変利得回路1のI1の値は零となり、式(12)か
ら可変利得回路1のI2の値はβ・I0となる。一方、可
変利得回路2のI1およびI2の値は、Vcd>>0の場合
に相当するので、式(10)からMは無限大に収束し、式
(11)から、可変利得回路2のI1の値はα・I0とな
り、式(12)から可変利得回路2のI2の値は零となる。
【0041】よって、最大ゲイン時、最小ゲイン時いず
れの場合においても、入力端子に接続されている回路の
動作状態に変化がないため、入力インピーダンスも同一
であることが分かる。
【0042】なお、図1の可変利得回路を1段で使用す
る場合、最大ゲイン時の消費電流に対して最小ゲイン時
の消費電流を低減する効果はないが、図4の可変利得回
路と比較して、利得制御回路が容易に構成できる利点が
ある。
【0043】また、複数段に縦続接続することで、より
広い利得制御幅を持ち、直線性に優れた利得制御特性を
得るために、初段に図1の可変利得回路、2段目以降に
図2の可変利得回路という構成をとれば、図1の可変利
得回路と図2の可変利得回路とは動作原理が同一である
ため設計が容易であると考えられる。さらに、最大ゲイ
ン時の消費電流に対して最小ゲイン時の消費電流を低減
する効果を得ることもできる。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の可変利得回路によれば、2つの可変利得回路の入力端
子を並列接続し、1つの可変利得回路の出力端子からの
み出力する構成とし、各々の可変利得回路を、利得制御
電圧に対して、互いに逆に動作させることで、可変利得
回路の入力インピーダンス変動を抑えることができる。
そのため、前段の回路やフィルタ等と整合をとる場合
に、最大ゲイン時と最小ゲイン時の整合を両立させるこ
とが容易になる。
【0045】また、可変利得回路の等価入力抵抗と、前
段の回路やフィルタ等の等価出力抵抗との比に応じて、
整合回路で電圧ゲインを発生するが、最大ゲイン時と最
小ゲイン時とで、整合回路での電圧ゲインが同一とな
り、整合回路を含めても利得制御幅が一定に保たれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における可変利得回路の構
成を示す図、
【図2】従来の第1の可変利得回路の構成を示す図、
【図3】電圧制御電流源の回路構成を示す図、
【図4】利得制御電圧により入力インピーダンスが変動
しないようにした従来の第2の可変利得回路の構成を示
す図である。
【符号の説明】
1、2 可変利得装置 11、12 2出力カレントミラー回路 181、182、191、192 電圧制御電流源 15 電流源 171、172、183、193 抵抗 13、14、101〜106、111〜116 トランジスタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利得制御端子に与えられる利得制御電圧
    により利得を可変する2つの可変利得回路の入力端子を
    並列接続し、1つの可変利得回路の出力端子からのみ出
    力するように構成した可変利得回路であって、各々の可
    変利得回路を、利得制御電圧に対して、互いに逆に動作
    させることを特徴とする可変利得回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の可変利得回路において、
    各々の可変利得回路を、利得制御電圧に対して、互いに
    逆に動作させることを特徴とする可変利得制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の可変利得回路を用いた携
    帯端末。
  4. 【請求項4】 通信システムの基地局であって、該基地
    局は請求項3記載の携帯端末を繋げ得るようにしたこと
    を特徴とする基地局。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の携帯端末と請求項4記載
    の基地局を備え、前記携帯端末が前記基地局に繋がるよ
    うにしたことを特徴とする通信システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006211582A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Nec Compound Semiconductor Devices Ltd 利得可変増幅器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006211582A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Nec Compound Semiconductor Devices Ltd 利得可変増幅器

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