JP2000223035A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

プラズマディスプレイパネル

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JP2000223035A JP2667399A JP2667399A JP2000223035A JP 2000223035 A JP2000223035 A JP 2000223035A JP 2667399 A JP2667399 A JP 2667399A JP 2667399 A JP2667399 A JP 2667399A JP 2000223035 A JP2000223035 A JP 2000223035A
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Kazuo Suzuki
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良二 井上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネル内部にグランドプレ−ンを配置する構
造において、グランドプレ−ンとその取り出し構造がパ
ネルの安定動作に影響を与えないようにする。 【解決手段】 メタルシートを積層してなるメタル隔壁
9を前面基板6と背面基板7との間に配置し、このメタ
ル隔壁9の格子部35に設けられた貫通孔部26によっ
て表示セルを規定するとともに、メタル隔壁9をグラン
ドプレーン(グランド電極)として、グランドプレ−ン
を表示パネルの内部に配置する。この場合、メタル隔壁
9のリード端子10−3は封着部8の外側に引き出され
るが、このリ−ド端子10−3を表示電極11やアドレ
ス電極12と局所的に接近させない構造、均一あるいは
対称に配置する構造とし、浮遊容量や配線ラインのイン
ダクタンスによる近傍電界,近傍磁界の発生を大幅に抑
制できるようにする。これにより、表示パネル3から駆
動回路ブロックの分離が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理端末や平
面型,壁掛けテレビなどの画像表示装置に用いられるプ
ラズマディスプレイパネルに係り、特に、プラズマディ
スプレイパネルの動作を安定化させ、低EMI化と薄型
・軽量化を同時に向上させるパネル構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプラズマディスプレイパネルで
は、特開平5−190099号公報に記載のように、2
種類の表示電極が同一面内に配置される面放電形の3電
極構造が主流であり、パネル内部にグランド(接地電
極)がない、あるいはグランドを設けない構造とするの
が特徴である。
【0003】パネルの表示発光放電時などには、高電圧
の発生とともに、充電電流や放電電流が流れるため、パ
ネルから電場や磁場が発生し、これがパネル内での放電
の誤動作を生じさせたり、周辺回路に不具合を発生され
ることもあった。このため、従来では、パネルの近傍
に、特に、大型パネルでは、板厚が2mm以上ある背面
基板の裏面側(パネルの裏側)にグランドプレ−ン(グ
ランド電極)を設け、このグランドプレーンに近接して
制御信号回路を含む駆動回路ブロックを配置する構造が
採られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにグランドプレーンを設けても、電場や磁場の発生を
抑圧するものではないため、パネル内での放電の誤動作
の抑圧、従って、パネルの動作の安定化を達成すること
が困難であり、また、駆動回路ブロックをパネル側に近
接して設ける必要があることから、パネルの薄型化,軽
量化が制約されることになる。
【0005】本発明の目的は、かかる問題を解消するた
めに、これまで困難であった内部にグランドプレ−ンを
配置する構造として、グランドプレ−ンの取り出し構造
がプラズマディスプレイパネルの安定動作(誤動作の低
減、動作マ−ジンの向上など)に影響を与えないように
し、同時に大幅な低EMI化(不要輻射の低減)、薄型
軽量化を実現可能としたプラズマディスプレイパネルを
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、第1に、パネルの性能を確保しながらパ
ネル内部に直接グランドプレ−ンを設ける構造とするも
のであって、グランドプレ−ンの機能を持つメタル隔壁
のリ−ド端子を表示電極やアドレス電極と局部的に接近
させない構造、あるいは均一に配置する構造とし、浮遊
容量や配線ラインのインダクタンスによる近傍電界や近
傍磁界の発生を大幅に抑制(低EMI化)し、浮遊容量
発生などによる不安定要因をパネル全領域で取り除いて
放電の安定動作を確保する。
【0007】メタル隔壁は、表示電極やアドレス電極に
対して浮遊容量がほぼ均一になるように形成した構造と
する。さらに、メタル隔壁のリ−ド端子は、これら表示
電極やアドレス電極と交差しない箇所から取り出した構
造とし、特に、前面基板と背面基板との間の空間を封止
する封止部の4隅近傍の少なくとも1つから取り出す構
造とする。
【0008】前面基板には、1つの平面状の電極あるい
は複数のライン状の電極を各表示セルの共通表示電極と
して形成され、背面基板には、複数のライン状の表示電
極と複数のライン状のアドレス電極とが互いに交差する
ように形成されており、メタル隔壁に設けられた貫通孔
で規定される表示セル毎に、1つの表示電極と1つのア
ドレス電極との交差部が配置されている。
【0009】第2に、従来、グランドプレ−ン構造とと
もにパネルの裏側近傍に設ける必要があった駆動回路ブ
ロックは、パネル内部に形成される安定なグランドプレ
−ンとそのリード端子の取り出し構造により、近傍電界
や近傍磁界の発生が大幅に抑制(低EMI化)されるた
め、パネルからの駆動回路ブロックの構造上の分離を容
易にし、パネル自体の大幅な薄型化,軽量化が可能にな
った。このとき、背面板の表示電極と該アドレス電極と
を駆動する複数個のICドライバは、駆動回路ブロック
から分離してグランドプレ−ン上に搭載した構造とす
る。特に、駆動回路ブロックのICドライバ部をパネル
に搭載する場合、既にパネルに安定なグランドプレ−ン
が形成されているため、配線ラインの本数を大幅に減少
できるだけではなく、不要輻射のノイズ源レベルを低下
させ、実装面のコンパクト化を容易にする。
【0010】本発明の基本となるパネル封着領域内にグ
ランドプレ−ンを形成する解決手段には、発光効率や輝
度を向上させるグロ−放電の発光モ−ドとして、陽光柱
を用いる新しいAC形のパネル構造と駆動方法を用いて
いる。
【0011】動作原理は、グロ−放電の維持条件である
陰極暗部の高電界領域と陽光柱の等電位領域とを同時に
形成させ、かつメタル隔壁の表面誘電体層に壁電圧Vw
(壁電荷Qw)を発生させることにより、プラズマを効
率良く形成し、セルサイズの減少に伴う荷電粒子の隔壁
拡散(エネルギ−損失)の増加を抑制させるものであ
る。
【0012】これにより、輝度飽和を発生しない低い電
流密度でも、放電を安定に維持できるため、陰極線管並
みの性能(輝度,効率)が得られる。
【0013】この動作の中で、前面基板と背面基板とで
の対向する表示電極間に表面を絶縁した高アスペクト比
形状のメタル隔壁を配置し、このメタル隔壁にアノ−ド
電極と等しい表示電圧(パルス電圧)を印加することに
より、陽光柱の等電位領域を形成している。例えば、カ
ソ−ド電極のみに負のパルス電圧を与え、メタル隔壁と
アノ−ド電極をグランド接地とすることにより、対向す
る表示電極が互いにアノ−ド電極とカソ−ド電極とに入
れ替わっても、メタル隔壁はアノ−ド電極、つまりグラ
ンド接地(直流バイアス電位)に維持される。これによ
り、パネル内部に配置したメタル隔壁は、実効的なグラ
ンドプレ−ンを形成している。
【0014】このようにして形成されたグランドプレ−
ンによると、従来のパネル外部にグランドプレ−ンを配
置したことに比べ、表示電極やアドレス電極とそのIC
ドライバとの間の背面基板の厚さ分の距離が加わらず、
これらが1桁以上も近接配置されるため、放電動作がパ
ネル周辺の浮遊容量や配線ラインのインダクタンスの影
響をほとんど受けない。
【0015】しかし、グランドプレ−ンとしてのメタル
隔壁のメタルと表示電極やアドレス電極との間に形成さ
れる電極間容量は、逆にこれらが近接配置であるため、
メタル隔壁のリ−ド端子の取り出し構造の配置ばらつき
により大きく影響を受ける。そこで、かかる配置構造の
ばらつきによる表示電極やアドレス電極の浮遊容量など
のばらつきを減少させるため、このリード端子を表示電
極やアドレス電極に局部的に接近しない構造、あるいは
均一、または対称に配置した構造として、このリ−ド端
子をパネル封着部の外側に取り出す構造とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
より説明する。図1は本発明によるプラズマディスプレ
イパネルの一実施形態を示す平面図であって、1はプラ
ズマディスプレイパネル、2は配線ケーブル、3は表示
パネル、4は駆動制御装置、5はパネル基板、6は前面
基板、7は背面基板、8は封着部、9はメタル隔壁、1
0−1〜10−4はリード端子、11は表示電極、12
はアドレス電極、13は共通表示電極、14はグランド
板、15−1〜15−4は折り曲げ部、16,17はグ
ランド板14の面、18,19はモジュール部品、20
はケースである。
【0017】同図において、プラズマディスプレイパネ
ル1は、表示パネル3と駆動制御装置4からなり、これ
らの間が配線ケ−ブル2を用いて接続される。表示パネ
ル3は、パネル基板5とグランド板14とから構成され
ている。かかる表示パネル3は、ケース20に収納され
ている。
【0018】パネル基板5は、前面基板6と背面基板7
とこれら間に配置されたメタル隔壁9とから構成されて
おり、これら3ピ−スがガラスフリット材で固着して額
縁形の封着部8が形成されている。メタル隔壁9は、こ
れら前面基板6と背面基板7との間の空間内の封着部8
の内側に配置されている。
【0019】グランド板14は、額縁状をなして封着部
8の外側に配置されており、例えば、4箇所の折り曲げ
部15−1〜15−4によって背面基板7に固定されて
いる。メタル隔壁9の4隅の少なくとも1つにリード端
子10(10−1,10−2,……,10−4)が設け
られており、このリード端子10は封着部8の外部に取
り出されてグランド板14と電気的,機械的に接続され
ている。
【0020】背面基板7には、誘電体を介して複数のラ
イン状の表示電極11とこれに交差したアドレス電極1
2とが形成されている。また、前面基板6には、背面基
板7の複数のライン状の共通表示電極13が、各表示電
極11と位置を合わせて対向するように、配置されてい
る(ここでは、便宜的に表示電極11と共通表示電極1
3とをずらして図示している)。
【0021】背面基板7に設けられたこれら表示電極1
1やアドレス基板14を駆動するLSI(IC)やサス
ティンパルス発生器などからなる複数のモジュール部品
18は、グランド板14の背面基板7側の面16に搭載
され、また、前面基板6に設けられた共通表示電極13
の同様の1つのモジュール部品19は、グランド板14
の前面基板6側の面17に搭載されている。ここで、ラ
イン状の複数の共通表示電極13は、封着部8から外部
に取り出された後、1つのラインにまとめられてモジュ
ール部品19に接続される。なお、共通表示電極13と
しては、全表示セルにまたがる1つの平面電極の構造と
してもよい。
【0022】夫々の表示電極11や夫々のアドレス電極
12は、グランド板14の面16にFPC(フレキシブ
ルプリント回路基板)またはテ−プキャリアを設けて、
リ−ドボンディング,ワイヤ−ボンディングまたはAC
F(異方導電性フィルム)などにより、グランド板14
の背面基板7側の面16上に搭載されるモジュール部品
18の端子部と接続される。共通表示電極13も、構造
上グランド板14の表面16の反対側面17に搭載され
たモジュール部品19の端子部と同様の手段により接続
される。
【0023】図2にプラズマディスプレイパネル1の回
路ブロックを示す構成図であって、21−1はスキャン
ドライバLSI列、21−2,21−3はアドレスドラ
イバLSI列、22−1はXサステインパルス発生器、
22−2はYサステインパルス発生器、23はコントロ
ール回路、24はDC/DCコンバータ、25はホトカ
プラであり、図1に対応する部分には同一符号を付けて
いる。
【0024】同図において、この回路ブロックの基本構
成は、一点鎖線で示す表示パネル3と三点鎖線で示す駆
動制御装置4からなっている。
【0025】表示パネル3は、表示電極(Y電極)11
と共通表示電極(X電極)13とアドレス電極(A電
極)12とメタル隔壁(M電極)9からなる駆動用の電
極を有する二点鎖線で示すパネル基板5と、このパネル
基板5の上記各電極に対して額縁形のグランド板14上
に形成した駆動LSI(IC)21(スキャンドライバ
LSI列21−1及びアドレスドライバLSI列21−
2,21−3),サスティンパルス発生器22(Xサス
テインパルス発生器22−1,Yサステインパルス発生
器22−2)などからなる複数個のモジュール部品1
8,19により壁電荷を用いた電極間の書き込み放電と
維持放電(サスティン放電)による発光表示を行なうた
めの各種駆動電圧を印加する駆動回路とを備えている。
【0026】駆動制御装置4は、表示デ−タを転送して
かかる駆動回路を制御するコントロ−ル回路23とかか
る駆動回路に必要な各種内部電圧を発生させるDC/D
Cコンバ−タからなる電源回路24とから構成されてい
る。実装上、上記駆動回路は、表示パネル3に組み込ま
れない場合には、駆動制御装置4に組み込まれる。
【0027】表示パネル3内の駆動回路は、Xサステイ
ンパルス発生器22−1,Yサステインパルス発生器2
2−2,モノリシックLSIドライバを用いたスキャン
ドライバLSI列21−1及びアドレスドライバLSI
列21−2,21−3からなっている。コントロール回
路23からスキャンドライバLSI列21−1への制御
信号は、基準電圧をシフトさせるフロ−ティング方式に
より、コントロール回路23からYサステインパルス発
生器22−2への制御信号と基準電圧をシフトさせて重
ねて共通の伝送路を伝送され、スキャンドライバLSI
列21−1への制御信号はホトカプラ25を通して分離
され、スキャンドライバLSI列21−1へ伝送され
る。
【0028】制御回路として機能するコントロ−ル回路
23は、ゲ−トアレイとフレ−ムメモリとで構成され
る。また、DC/DCコンバ−タ24は、サスティン電
圧VSを基に駆動波形に必要な各種内部電圧Vwi,Vaj
を発生させる。
【0029】図1及び図2に示したように、パネル基板
5内部に組み込まれたメタル隔壁9の構造、パネル基板
5を囲むように配置された額縁形のグランド板14及び
このグランド板14上に搭載した駆動LSI(IC),
サスティンパルス発生器などからなる複数個のモジュー
ル部品18やモジュール部品19による表示パネル3
は、インピーダンスを低減して電気的なグランドとして
の機能を強化する構造や、浮遊容量や配線インダクタン
スの影響を受けにくいリタ−ン電流路を形成して、立上
り時間の速い高電圧パルスや大きな駆動電流を流す回路
から発生する近傍電界や近傍磁界を大幅に抑制させてい
る。このとき、同時に、メタル隔壁9とグランド板14
とにより、表示パネル3の放熱効果を向上させている。
【0030】この低ノイズ化や電位変動の抑制によって
パネルの駆動時の安定動作(動作マ−ジンの向上,誤動
作の低減)が確保できるため、一点鎖線で示す表示パネ
ル3と三点鎖線で示す駆動制御装置4とを構造上容易に
分離させている。この結果、表示パネル3と駆動制御装
置4との間の接続配線は制御信号ラインと各種電源及び
グランドのみとなり、配線ケ−ブル2の配線本数を減少
できるとともに、ケ−ブル構造を簡易化している。
【0031】図3は図1に示す表示パネル3の分断線A
−A’に沿う断面図であって、9−1,9−2,9−3
はメタルシート、26は表示セル(貫通孔部)、27は
誘電体層、28は蛍光体、29はメタル板、29−1,
29−2,30−1,30−2は透孔、31は外周部、
32はねじ、33−1,33−2は凸部、34はFPC
(フレキシブルプリント配線基板)であり、図1に対応
する部分には同一符号を付けている。
【0032】同図において、表示パネル3は、図1及び
図2に示した駆動制御装置4を含まないため、基本的に
は、前面基板6,背面基板7及びメタル隔壁9から構成
されており、厚さdを約20mm以下に薄型化されてい
る。
【0033】メタル隔壁9は、複数(ここでは、3枚)
のメタルシート9−1,9−2,9−3が積層されてな
る。夫々のメタルシート9−1,9−2,9−3は、複
数の貫通孔部26が加工配列されて格子状をなす格子部
とこの格子部の周りを囲む外周部31からなる薄板状の
メタル板29の表面全体を誘電体層27で被覆したもの
である。これらメタルシート9−1,9−2,9−3
は、それらの貫通孔部26が高精度に一致するように積
層され、この積層された貫通孔部26は表示セルの周面
を規定することになる(以下、この貫通孔部26で規定
される表示セルも符号26で表わすことにする)。そし
て、かかるメタル隔壁9の貫通孔部26間は、隣接する
表示セル26を隔てる隔壁を構成する。但し、この隔壁
は、内部がメタル板29であって、その表面が誘電体層
27で被覆されたものであり、さらにまた、この隔壁の
誘電体層27の上に螢光体層28が形成されている。
【0034】ここで、積層されたメタルシート9−1,
9−2,9−3のうち、中央部のメタルシート9−2の
外周部31にリード端子10−3が設けられ、封着部8
の外側に引き出されて、FPC34とともに、グランド
板14にねじ32で固定されている。リード端子10−
3が中央部のメタルシート9−2の外周部31から取り
出されるのは、電極構造の対称性や封着部8との接続歪
緩和を図るためである。この場合、リ−ド端子を取り出
さない他のメタルシート9−1,9−3は、通常、浮遊
電極層とする。但し、駆動条件に対して安定動作を確保
するため、リ−ド端子を取り出さないメタルシート9−
1,9−3も、それらの外周部31でリード端子10−
3と導通させるようにしてもよい。
【0035】メタル隔壁9は、前面基板6と背面基板7
との間に夫々ギャップg1,g2を形成し、ガラスフリッ
ト材の封着部8でリード端子10−3を介して固着され
る。このとき、リード端子10−3の封着部8内で透孔
29−1,29−2を設け、封着時にこれら透孔29−
1,29−2にもガラスフリット材が進入するようにし
て、リード端子10−3とガラスフリット材との密着性
を向上させ、かつ応力歪が緩和されるようにしている。
また、リード端子10−3には、封着部8の内側,外側
近傍にも透孔30−1,30−2が設けられ、このリー
ド端子10−3をねじ32でもってグランド板14に固
定してリード端子10−3とグランド板14とを電気的
に接続したとき、リード端子10−3に生ずる応力歪を
緩和するようにしている。当然ながら、リード端子10
−3のグランド板14との接続部には、グランド板14
との電気的導通を良好にするために、誘電体層27が被
覆されていない。これは、他のリード端子10−1,1
0−2,10−4(図1)についても同様である。
【0036】グランド板14は、図1で説明したよう
に、角部以外の辺で、折り曲げ部15−1〜15−4に
より、背面基板7を構造的に挟み込むようにして背面基
板7に固定,支持され、表示パネル3を一体化する構造
を形成している。グランド板14の材料としては、アル
ミ板などを用いているが、熱膨張率による構造歪を緩和
するため、メタル隔壁9のメタル板29と同一材料で形
成しする場合もある。また、メタル隔壁9は、前面基板
6または背面基板7と熱膨張係数がほぼ等しい材料とす
ることにより、表示パネル3全体の構造歪も低減させ
る。構造的には、グランド板14をメタル隔壁9と、リ
ード端子10−3も含めて、一体に形成する場合もあ
る。
【0037】図4は図1における表示パネル3の分断線
A−A’の近傍を拡大して示す平面図であって、35は
格子部、36は隔壁、37は隔壁36の交差部、38は
隔壁36と電極との重なり部、39は切断部、40−
1,40−2は配線パターン、41−1,41−2は接
続部,42は外周重なり部であり、前出図面に対応する
部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0038】同図において、封着部8よりも内側に配置
されたメタル隔壁9は、複数の表示セル26が配列形成
されて格子状をなす格子部35とその周りを囲む外周部
31とから形成されているが、この外周部31の幅Wは
格子部35における隣接表示セル26を隔てる隔壁36
の幅wよりも1桁大きく、メタル隔壁9の組立て時の機
械的強度を確保している。
【0039】このように格子部35と外周部31とから
なるメタル隔壁9は、表示セル26の内部で1つの表示
電極11と1つのアドレス電極12とが互いに交差する
ように、さらに、共通表示電極13がライン状の電極で
ある場合、この共通表示電極13が表示電極11と対向
するように(共通表示電極13は、表示電極11と平面
上で重なるため、図示せず)、前面基板6と背面基板7
とメタル隔壁9との配置関係が設定されているが、各表
示電極11からみて、また、各アドレス電極12からみ
て、さらには、各共通表示電極13からみて、隔壁36
の位置や構造,形状が等しく、これら電極と隔壁36と
の重なり部38や表示セル26の4隅部の隔壁の交差部
37が対称あるいは均一になるようにすることにより、
電極間の浮遊容量が各表示セル26で、即ち、各表示セ
ル26での表示電極11,アドレス電極12間の浮遊容
量が、また、各表示セル26での表示電極11,共通表
示電極13間の浮遊容量が、さらに、各表示セル26で
のアドレス電極12,共通表示電極13間の浮遊容量が
夫々配線レベルで均一化するようにしている。このこと
は、共通表示電極13を1つの平面状電極とする場合も
同様である。
【0040】さらに、駆動回路の負荷容量になる表示電
極11とこれに対向する位置に設けられた共通表示電極
13との間の静電容量を低減するために、前面基板6と
背面基板7の表面での、メタル隔壁9の隔壁36に対向
し、かつ表示電極11やアドレス電極12,共通表示電
極13に対向しない位置(例えば、隔壁36の交差点3
7に対向する位置など)に、図3に示すように、誘電体
からなる凸部33−1,33−2を設け、かかる凸部3
3−1,33−2により、メタル隔壁9と前面基板6と
の間のギャップg1,メタル隔壁9と背面基板7との間
のギャップg2を夫々20〜40μm程度に形成するこ
とができる。かかる凸部33−1,33−2の形状とし
ては、形成する時の厚膜材料,プロセス条件や形成後の
位置合せ精度を考慮してクロスライン(十字形状)とす
るが、点状あるいはライン状としてもよい。また、かか
る凸部33−1,33−2は、組立性や加工性を考慮し
て、メタル隔壁9の隔壁36(例えば、隔壁36の交差
部37)の前面基板6や背面基板7に対向した面に設け
るようにしてもよい。
【0041】メタル隔壁9は、基本的には、同一形状の
メタルシート9−1〜9−3を重ねあわせ、中央部のメ
タルシート9−2のみにリード端子10−3が設けられ
るものであるが、その一製造方法として、まず、メタル
シート9−1,9−2,9−3をリード端子10−3も
有する同一形状で加工処理し、しかる後、中央部に重ね
るメタルシート9−2以外のメタルシート9−1,9−
3の付け根に当たる切断部39からリード端子を切断し
て除去し、リード端子10−3を残したメタルシート9
−2にその両側からリード端子を切断したメタルシート
9−1,9−3を重ね合わせて位置合せした後、この切
断部39の近傍でガラスフリット材によりこれらメタル
シート9−1,9−2,9−3を固着する。この切断部
39では、リード端子を切断したことにより、誘電体層
27(図3)が破壊されているが、これは、この固着時
にガラスフリット材で修復することができる。また、こ
れらメタルシート9−1,9−2,9−3を位置合せす
るためには、夫々の外周部31に位置合せ用の孔やマ−
ク(図示せず)を設け、これを用いればよい。
【0042】封着部8の外側では、モジュール部品18
(18−1,18−2,……)が、配線パタ−ン40
(40−1,40−2,……)が形成されたFPC34
を用いて、表示電極11やアドレス電極14と接続部4
1(41−1,41−2,……)でACF(異方導電性
フィルム)により電気的に接続されている。
【0043】この場合、表示電極11やアドレス電極1
2のメタル隔壁9と重なる外周重なり部42−1,42
−2で全ての表示電極11やアドレス電極12が同じ間
隔で互いに平行となり、また、封着部8でも同様に通過
するようにし、これら表示電極11の静電容量がメタル
隔壁9の外周部31や封止部8によって異なる影響を受
けないようにするし、アドレス電極12も、その静電容
量がメタル隔壁9の外周部31や封止部8によって異な
る影響を受けないようにする。共通表示電極13の場合
も同様に接続され、回路的にはFPC34を介して全体
が接続され、図1に示した配線ケ−ブル2で駆動制御装
置4に接続される。
【0044】また、FPC34に形成されているグラン
ドパタ−ン(図示せず)は、グランド板14のコーナ部
で、グランド板14にメタル隔壁9のリード端子10−
3とともにネジ31により電気的,機械的に接続されて
いる。なお、FPC34のグランドパタ−ンは、グラン
ド板14のコーナ部以外でも、モジュール部品18(1
8−1、18−2,……)の近傍で接続され、電気的な
グランドの機能を強化する構造とすることもできる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
パネル内部にメタル隔壁をグランドプレ−ンとして配置
した構造において、グランドプレ−ン及びその取り出し
構造を表示電極やアドレス電極,共通表示電極と局部的
に接近させない構造、均一あるいは対称に配置する構造
とし、浮遊容量や配線ラインのインダクタンスによる近
傍電界や近傍磁界の発生を大幅に抑制する構造としてい
るので、パネル全領域での放電の安定動作(動作マ−ジ
ンの向上、誤動作の低減など)を確実に確保することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプラズマディスプレイパネルの一
実施形態を示す平面図である。
【図2】図1に示した実施形態の回路ブロックを示す構
成図である。
【図3】図1に示す実施形態の分断線A−A’に沿う断
面図である。
【図4】図1における分断線A−A’の近傍を拡大して
示す平面図である。
【符号の説明】
1 プラズマディスプレイパネル 2 配線ケ−ブル 3 表示パネル 4 駆動制御装置 5 パネル基板 6 前面基板 7 背面基板 9 メタル隔壁 8 封着部 10−1〜10−4 リ−ド端子 11 表示電極(Y電極) 12 アドレス電極(A電極) 13 共通表示電極 14 グランド板 15−1〜15−4 折り曲げ部 18,19 モジュ−ル部品 26 表示セル 27 誘電体層 28 蛍光体 29−1,29−2,30−1,30−2 透孔 31 外周部 32 ねじ 33−1,33−2 凸部 34 FPC(フレキシブルプリント回路基板) 35 格子部 36 隔壁 37 隔壁36の交差部 38 隔壁36と電極との重なり部 39 切断部 40−1,40−2 配線パターン 41−1,41−2 接続部 42−1,42−2 外周重なり部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牛房 信之 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 鈴木 和雄 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所情報メディア事業部内 (72)発明者 村瀬 友彦 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所情報メディア事業部内 (72)発明者 井上 良二 島根県安来市安来町2107番地2 日立金属 株式会社冶金研究所内 Fターム(参考) 5C040 FA01 FA04 GB03 GC10 GC11 GF03 GF06 GF13 GF18 GK02 GK03 GK05 LA05 MA08 MA14 5C094 AA04 AA48 AA54 AA60 BA31 CA19 DA13 DB02 DB10 EA10 FB12 GB01 GB10 5G435 AA16 AA18 BB06 CC09 EE11 EE32 EE41 GG33 HH12 KK05

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面基板や背面基板に回路ブロックによ
    って駆動される表示電極やアドレス電極が設けられて、
    該前面基板と該背面基板との間にメタル隔壁が配置され
    ており、該メタル隔壁に設けられた複数の貫通孔部が夫
    々該前面基板の表面と前記背面基板の表面とで表示セル
    を形成するプラズマディスプレイパネルにおいて、 該表示電極や該アドレス電極に対して浮遊容量がほぼ均
    一になるように形成した構造としたことを特徴とするプ
    ラズマディスプレイパネル。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記表示電極や前記アドレス電極と交差しない箇所から
    前記メタル隔壁のリ−ド端子を取り出す構造としたこと
    を特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記前面基板と前記背面基板との間の空間を封止する封
    止部を額縁状に形成して、該封止部の内側に前記メタル
    隔壁を配置し、 前記メタル隔壁のリ−ド端子を、該封止部の4隅近傍の
    うちの少なくとも1箇所から、該封止部の外側に取り出
    す構造としたことを特徴とするプラズマディスプレイパ
    ネル。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3において、 前記前面基板に前記表示セルに共通な電極としての1つ
    の平面状の共通表示電極もしくは複数のライン状の共通
    電極を形成するとともに、前記背面基板に複数のライン
    状の表示電極と複数のライン状のアドレス電極とを互い
    に交差させて形成し、 前記表示セルを形成する前記メタル隔壁の前記貫通孔部
    毎に、1つの該表示電極と1つの前記アドレス電極とが
    交差する電極交差部を配置する構造としたことを特徴と
    するプラズマディスプレイパネル。
  5. 【請求項5】 請求項2,3または4において、 前記メタル隔壁は複数の隔壁層が積層されて形成されお
    り、 該複数の隔壁層のうちの少なくとも1つの層から前記リ
    −ド端子を取り出す構造としたことを特徴とするプラズ
    マディスプレイパネル。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記複数の隔壁層のうちの前記リ−ド端子を取り出す隔
    壁層以外の隔壁層を浮遊電極層とする構造としたことを
    特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  7. 【請求項7】 請求項2,3,4,5または6におい
    て、 前記封止部の外側周辺にグランド板を配置し、 前記メタル隔壁のリ−ド端子を該グランド板と接続した
    構造としたことを特徴とするプラズマディスプレイパネ
    ル。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記グランド板をほぼ額縁形状をなしていることを特徴
    とするプラズマディスプレイパネル。
  9. 【請求項9】 請求項7または8において、 前記メタル隔壁を構成するメタルと前記グランド板とを
    同一の材料で形成したことを特徴とするプラズマディス
    プレイパネル。
  10. 【請求項10】 請求項7,8または9において、 前記メタル隔壁と前記グランド板とを一体で形成したこ
    とを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  11. 【請求項11】 請求項7,8,9または10におい
    て、 前記メタル隔壁と前記グランド板とを前記前面基板また
    は前記背面基板と熱膨張係数がほぼ等しい材料で形成し
    たことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  12. 【請求項12】 請求項7,8,9,10または11に
    おいて、 前記回路ブロックのうちの前記表示電極と前記アドレス
    電極とを駆動する複数個のICドライバを前記グランド
    板上に搭載した構造としたことを特徴とするプラズマデ
    ィスプレイパネル。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP4874270B2 (ja) * 2006-02-02 2012-02-15 篠田プラズマ株式会社 表示装置

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