JP2000222492A - 自動仕訳処理システム、及び、自動仕訳処理方法 - Google Patents

自動仕訳処理システム、及び、自動仕訳処理方法

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JP2000222492A
JP2000222492A JP2276699A JP2276699A JP2000222492A JP 2000222492 A JP2000222492 A JP 2000222492A JP 2276699 A JP2276699 A JP 2276699A JP 2276699 A JP2276699 A JP 2276699A JP 2000222492 A JP2000222492 A JP 2000222492A
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computer
accounting
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Masaru Endo
藤 優 遠
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Asahi Bank Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客毎に異なる会計処理基準と会計処理シス
テムに適合した顧客別仕訳情報を提供する。 【解決手段】 銀行データベースサーバ16の顧客資金
管理データベース30に資金移動実績情報を蓄積する。
この資金移動実績情報に基づいて、複数の顧客のそれぞ
れの会計処理基準に適合した汎用仕訳情報を顧客毎に作
成する。また、この汎用仕訳情報から複数の顧客のそれ
ぞれにおける会計処理システムに適合したデータ構造を
有する顧客別仕訳情報を作成する。このように、汎用仕
訳情報を作成する処理と顧客別仕訳情報を作成する処理
とを独立した処理としたので、大幅なシステム変更をす
ることなく、各顧客に対応した顧客別仕訳情報を提供す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動仕訳処理シス
テム及び自動仕訳処理方法に関するものであり、特に、
統括会社とグループ会社間等の複数の顧客の間における
資金移動実績に基づいて、銀行等の金融機関が会計上の
仕訳処理を行うための自動仕訳処理システム及び自動仕
訳処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、ある程度の規模を有
する企業グループにおいては、中枢的業務を行う統括会
社100の他に、関連業務や付帯業務を行うグループ会
社110を多数設立している場合が多い。すなわち、グ
ループ親会社又はグループ金融子会社としての1つの統
括会社100と、関連業務や付帯業務を行う1又は複数
のグループ会社110とで、1つの企業グループを構成
している。
【0003】このような統括会社100とグループ会社
110との間では、資金を融通し合って効率的な資金活
用を図ることが重要になっている。すなわち、企業グル
ープ全体の資金の調達と運用を、統括会社100が一元
管理することが重要になっている。この場合、統括会社
100が1つの統括口座を保有し、各グループ会社11
0がそれぞれ集中口座を保有する。そして、各グループ
会社110は必要な資金を集中口座から引き出したり、
余った資金を集中口座へ入金したりして、日中の銀行営
業時間内の業務を遂行していく。この集中口座は基準と
なる金額がゼロ円に設定されており、引き出し金額の方
が入金金額よりも多ければ残高はマイナスになり、引き
出し金額よりも入金金額の方が少なければ残高はプラス
になる。このようにしてグループ会社110は集中口座
を用いて日中の通常業務を行う。
【0004】夜間になると、統括会社100の統括口座
とグループ会社110の集中口座との間で、残高精算を
行う。すなわち、各グループ会社110の集中口座は日
中の業務により様々な残高が発生している。例えば、グ
ループ会社Aの集中口座は引き出し金額の方が入金金額
よりも多かった結果、残高がマイナスになっており、グ
ループ会社Bの集中口座は引き出し金額の方が入金金額
よりも少なかった結果、残高がプラスになっている場合
がある。このような場合、プラスになっているグループ
会社Bの集中口座からは、その残高分を集中口座から統
括会社100の統括口座に移して、その残高をゼロにす
る。また、マイナスになっているグループ会社Aの集中
口座には、その不足分を統括会社100の統括口座から
集中口座に移して、その残高をゼロにする。このよう
に、各グループ会社A〜Dの集中口座の残高を夜間にゼ
ロに設定して、統括会社100の統括口座とグループ会
社110の集中口座の間で、精算を行う。
【0005】このように、統括会社100とグループ会
社110の間で残高精算を行うと、これにより債権残高
や債務残高が変動する。例えば、統括会社100がグル
ープ会社Aに対して、5000万円の債権を保有してい
る場合、つまり、グループ会社Aが統括会社100に対
して5000万円の債務を保有していたとする。そし
て、夜間の残高精算において、グループ会社Aの集中口
座から統括会社100の統括口座に1億円を移したとす
る。この結果、統括会社100はグループ会社Aに対し
て5000万円の債務を保有することとなり、グループ
会社Aは統括会社100に対して5000万円の債権を
保有することとなる。このように、統括会社100の統
括口座とグループ会社110の集中口座との間で、残高
精算を行うと、債権残高や債務残高に変動を生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したところからわ
かるように、統括会社100の統括口座とグループ会社
110の集中口座との間で、残高精算を行うと、債権残
高や債務残高に変動が生じるので、統括会社100やグ
ループ会社110はこれらの変動に基づいて会計上の仕
訳処理をする必要が生じる。
【0007】従来はこの会計上の仕訳処理を行うため
に、顧客である統括会社100やグループ会社110
は、銀行から必要な資金移動実績情報をプリントアウト
された帳票として入手した上で、統括会社100やグル
ープ会社110にある会計処理用コンピュータに人手に
よりデータを入力していた。そして、この会計処理用コ
ンピュータによる会計システムに基づいて統括会社10
0やグループ会社110が個々に仕訳処理をしていた。
しかし、データの入力に要する労力は膨大であり、ま
た、データの入力ミスが発生するおそれもあった。
【0008】そのうえ、統括会社100とグループ会社
110との間の資金移動は、残高精算により、その状況
が変化するものである。すなわち、債権残高や債務残高
とその残高精算の内容により、同じ5000万円を移動
したとしても、貸出であるのか、借入であるのか、返済
であるのかが変化するものである。しかも、この変化は
夜間の残高精算毎に生じるものであるため、顧客である
統括会社100やグループ会社110における会計上の
仕訳処理に関する業務負荷は多大なものであった。
【0009】この問題を解決するためには、銀行のシス
テム側から顧客である統括会社100やグループ会社1
10へ会計上の仕訳処理をした上でデータを提供するこ
とも考えられる。しかし、統括会社100やグループ会
社110が採用している会計処理基準や、使用している
会計処理用のシステムは千差万別である。このため、複
数の顧客に共通サービスを提供する銀行等の金融機関に
とっては、顧客毎に異なる仕様に対応して銀行のシステ
ムを構築することは、システム開発の負荷が大きく、極
めて困難であった。
【0010】そこで本発明は上記課題に鑑みてなされた
ものであり、顧客毎に異なる会計処理基準に適合させた
仕訳処理を行った上で、顧客毎に異なる会計処理用コン
ピュータのデータ構造に合わせた顧客別の仕訳情報を提
供することを目的とする。そしてこれにより、顧客であ
る統括会社やグループ会社における会計上の仕訳処理に
要する業務負荷を軽減することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係る自動仕訳処理システムは、複数の顧客の間
で行われる資金移動により発生する会計処理上の仕訳を
自動的に行う自動仕訳処理システムであって、前記複数
の顧客の間で日々なされる資金の貸借を、資金移動実績
情報として蓄積するための、資金移動実績情報蓄積手段
と、前記複数の顧客のそれぞれが採用する会計処理基準
を顧客オプション情報として登録するための、顧客オプ
ション情報登録手段と、前記資金移動実績情報と前記顧
客オプション情報とに基づいて、前記複数の顧客のそれ
ぞれの会計処理基準に適合した汎用仕訳情報を顧客毎に
作成するための、汎用仕訳情報作成手段と、前記汎用仕
訳情報から前記複数の顧客のそれぞれにおける会計処理
システムに適合したデータ構造を有する顧客別仕訳情報
を作成するために必要な対応付けを行い、顧客別仕訳変
換テーブルとして登録するための、顧客別仕訳変換テー
ブル登録手段と、前記顧客別仕訳変換テーブルに基づい
て、前記汎用仕訳情報を変換して、前記顧客別仕訳情報
を作成するための、顧客別仕訳情報作成手段と、を備え
たことを特徴とする。
【0012】また、本発明に係る自動仕訳処理方法は、
複数の顧客の間で行われる資金移動により発生する会計
処理上の仕訳を自動的に行うための自動仕訳処理方法で
あって、前記複数の顧客の間で日々なされる資金の貸借
を、資金移動実績情報として蓄積する、資金移動実績情
報蓄積ステップと、前記複数の顧客のそれぞれが採用す
る会計処理基準を顧客オプション情報として登録する、
顧客オプション情報登録ステップと、前記資金移動実績
情報と前記顧客オプション情報とに基づいて、前記複数
の顧客のそれぞれの会計処理基準に適合した汎用仕訳情
報を顧客毎に作成する、汎用仕訳情報作成ステップと、
前記汎用仕訳情報から前記複数の顧客のそれぞれにおけ
る会計処理システムに適合したデータ構造を有する顧客
別仕訳情報を作成するために必要な対応付けを行い、顧
客別仕訳変換テーブルとして登録する、顧客別仕訳変換
テーブル登録ステップと、前記顧客別仕訳変換テーブル
に基づいて、前記汎用仕訳情報を変換して、前記顧客別
仕訳情報を作成する、顧客別仕訳情報作成ステップと、
を備えたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、資金集中分配システム
で発生する、このシステム内では統一されたデータ構造
を有する汎用仕訳情報を作成するための汎用仕訳情報作
成処理と、この汎用仕訳情報から各顧客が有する会計処
理用コンピュータのデータ構造に合わせた顧客別仕訳情
報を作成するための顧客別仕訳情報作成処理とを、独立
したモジュールに分割することにより、各顧客の有する
会計処理用コンピュータでそのまま使用することができ
る顧客別仕訳情報を、少ないプログラム開発工数で提供
しようとするものである。そして、これにより、銀行は
カスタマイズ業務を迅速化し、顧客の仕様に対応した会
計上の仕訳処理をしたデータを提供することができるよ
うにしようとするものである。以下、本発明の一実施形
態を図面に基づいて詳しく説明する。
【0014】まず、図1に基づいて、本実施形態に係る
資金集中分配システムの構成を説明する。図1は本実施
形態に係る資金集中分配システムの全体的構成を示す図
である。この資金集中分配システムの一部として、本実
施形態に係る自動仕訳システムが構成されている。
【0015】この図1に示すように、本実施形態に係る
資金集中分配システムは、エレクトリックバンキング用
パソコン10と、エレクトリックバンキング用ホストコ
ンピュータ12と、銀行勘定系ホストコンピュータ14
と、銀行データベースサーバ16と、データ転送用コン
ピュータ18と、データ受信用コンピュータ20と、会
計処理用コンピュータ22とを、備えて構成されてい
る。
【0016】これらのうち、エレクトリックバンキング
用パソコン10は、顧客である統括会社や各グループ会
社にそれぞれ設けられているコンピュータである。エレ
クトリックバンキング用ホストコンピュータ12と、銀
行勘定系ホストコンピュータ14と、銀行データベース
サーバ16と、データ転送用コンピュータ18とは、金
融機関である銀行に設けられているコンピュータであ
る。データ受信用コンピュータ20と会計処理用コンピ
ュータ22は、顧客である統括会社や各グループ会社に
設けられているコンピュータである。
【0017】顧客である統括会社や各グループ会社にあ
るエレクトリックバンキング用パソコン10と、銀行に
あるエレクトリックバンキング用ホストコンピュータ1
2とは、公衆回線で接続されている。日中の銀行営業時
間内においては、グループ会社に余剰資金が発生した場
合、グループ会社はエレクトリックバンキング用パソコ
ン10を用いて、得意先等からグループ会社の入金用口
座に振り込まれた資金を、集中口座に振り替えるよう指
示をする。つまり、エレクトリックバンキング用パソコ
ン10からエレクトリックバンキング用ホストコンピュ
ータ12へ、口座振替の指示を行う。
【0018】この口座振替の指示を受けたエレクトリッ
クバンキング用ホストコンピュータ12は、その指示を
銀行勘定系ホストコンピュータ14に転送する。すなわ
ちエレクトリックバンキング用ホストコンピュータ12
は、銀行勘定系ホストコンピュータ14へ、そのグルー
プ会社の入金用口座から集中口座に資金を振り替えるよ
う指示するとともに、そのために必要なデータを転送す
る。銀行勘定系ホストコンピュータ14は、このデータ
に基づいて、そのグループ会社の入金用口座から集中口
座に資金を振り替える。
【0019】仕入先への支払い等によりグループ会社の
資金が不足した場合、グループ会社はエレクトリックバ
ンキング用パソコン10を用いて、集中口座から資金引
き出すよう指示をする。つまり、エレクトリックバンキ
ング用パソコン10からエレクトリックバンキング用ホ
ストコンピュータ12へ、口座振替の指示を行う。
【0020】この口座振替指示を受けたエレクトリック
バンキング用ホストコンピュータ12は、その指示を銀
行勘定系ホストコンピュータ14に転送する。すなわち
エレクトリックバンキング用ホストコンピュータ12
は、銀行勘定系ホストコンピュータ14へ、集中口座か
ら資金を引き出すよう指示するとともに、そのために必
要なデータを転送する。銀行勘定系ホストコンピュータ
14は、このデータに基づいて、そのグループ会社の集
中口座から資金を引き出す。
【0021】このようなエレクトリックバンキング用パ
ソコン10からエレクトリックバンキング用ホストコン
ピュータ12への口座振替指示は、日中の銀行営業時間
内においては、必要に応じて随時なされている。
【0022】銀行の営業時間終了後の夜間においては、
銀行勘定系ホストコンピュータ14において資金移動処
理が行われる。すなわち、銀行勘定系ホストコンピュー
タ14は各グループ会社の集中口座の残高を基準に、こ
の集中口座と統括会社の統括口座との間で資金の移動処
理を行う。
【0023】具体的には、グループ会社の集中口座の残
高がプラスになっている場合は、そのプラス分だけ、グ
ループ会社の集中口座から統括会社の統括口座へ資金の
移動を行う。この資金移動の結果、そのグループ会社の
集中口座の残高はゼロになる。これに対して、グループ
会社の集中口座の残高がマイナスになっている場合は、
そのマイナス分だけ、統括会社の統括口座からグループ
会社の集中口座へ資金の移動を行う。この資金移動の結
果、そのグループ会社の集中口座の残高はゼロになる。
【0024】銀行勘定系ホストコンピュータ14で行わ
れた資金移動の結果は、エレクトリックバンキング用ホ
ストコンピュータ12に転送され、さらに、エレクトリ
ックバンキング用ホストコンピュータ12から銀行デー
タベースサーバ16へ転送される。これにより、銀行デ
ータベースサーバ16の顧客資金管理データベース30
に資金移動実績情報が格納される。
【0025】銀行データベースサーバ16は、この資金
移動実績情報に基づいて、債権残高や債務残高の更新処
理を行う。すなわち、統括会社とグループ会社との間で
資金の移動が行われるため、資金の借入や出資として、
債権残高や債務残高が変動する。このため、当日発生し
た資金移動実績情報に基づいて、債権債務残高更新処理
を実施し、債権債務残高情報を更新する。この債権債務
残高情報は、顧客資金管理データベース30に格納され
ている。
【0026】また、銀行データベースサーバ16は、統
括会社やグループ会社の債権残高や債務残高に基づい
て、月1回の割合で利息精算処理も行い、利息精算情報
を更新する。すなわち、銀行データベースサーバ16
は、月1回の利息精算日に債権残高や債務残高に基づい
て発生する貸出利息や借入利息の計算を行い、利息精算
情報を更新する。この利息精算情報も、顧客資金管理デ
ータベース30に格納されている。
【0027】さらに、銀行データベースサーバ16は、
これら債権債務残高情報と利息精算情報に基づいて、こ
れらの関する会計上の仕訳処理を行い、汎用仕訳情報を
更新する。この汎用仕訳情報は、銀行データベースサー
バ16内で統一的に用いられるデータ構造を有してお
り、顧客資金管理データベース30に格納されている。
なお、この汎用仕訳情報を作成するための汎用仕訳情報
作成処理の詳しい処理については、後述する。
【0028】この汎用仕訳情報の作成とともに、銀行デ
ータベースサーバ16は、各顧客に対応するフォーマッ
トで顧客別仕訳情報を作成する。この顧客別仕訳情報
は、各顧客の有する会計処理用顧客22に適合したデー
タ構造を有している。例えば、グループ会社Aの顧客別
仕訳情報は、このグループ会社Aが使用している会計処
理用コンピュータ22のデータ構造に合わせて、作成す
る。このような汎用仕訳情報から顧客別仕訳情報への変
換は、顧客別仕訳変換テーブルに基づいて行われる。な
お、この顧客別仕訳情報を作成するための顧客別仕訳情
報作成処理の詳しい処理内容については、後述する。
【0029】上述したような処理が夜間において日々行
われることにより、銀行データベースサーバ16の顧客
資金管理データベース30に、資金移動実績情報、債権
債務残高情報、利息精算情報、汎用仕訳情報、顧客別仕
訳情報が蓄積される。
【0030】日中の銀行営業時間内においては、統括会
社やグループ会社は、データ受信用コンピュータ20を
用いて、銀行データベースサーバ16にある顧客別仕訳
情報をダウンロードすることができる。この場合、まず
データ受信用コンピュータ20から、データ転送用コン
ピュータ18に、顧客別仕訳情報を送信するように要求
する。この要求を受けたデータ転送用コンピュータ18
は、銀行データベースサーバ16に該当する顧客別仕訳
情報のファイルを検索するように指示する。この指示を
受けた銀行データベースサーバ16は、該当する顧客別
仕訳情報のファイルを検索し、このファイルをデータ転
送用コンピュータ18へ送信する。
【0031】この該当する顧客別仕訳情報のファイルを
受信したデータ転送用コンピュータ18は、これを顧客
のデータ受信用コンピュータ20に転送する。これによ
り、顧客は自分の顧客別仕訳情報をファイルとしてデー
タ受信用コンピュータ20にダウンロードすることがで
きる。そして、顧客はこの顧客別仕訳情報のファイルを
会計処理用コンピュータ22にロードして、元帳の更新
を行う。
【0032】なお、顧客別仕訳情報の更新が行われるの
は、銀行の営業時間終了後の夜間であるので、顧客が入
手できる顧客別仕訳情報はその前日までの分である。
【0033】次に、図2に基づいて、上述した汎用仕訳
情報作成処理と顧客別仕訳情報作成処理を詳細に説明す
る。図2は、図1で示した銀行データベースサーバ16
が実行する汎用仕訳情報作成処理と顧客別仕訳情報作成
処理のフローを示す図である。
【0034】この図2に示すように、汎用仕訳情報作成
処理においては、顧客資金管理データベース30から顧
客オプション情報と資金移動実績情報を取り込み、これ
らの情報に基づいて、汎用仕訳情報を作成する。
【0035】ここで、本実施形態に係る資金集中分配シ
ステムが採用する仕訳方式は、ネット式とグロス式の2
つのパターンがある。ネット式とは、資金の貸出・借入
の残高の状態により場合分けし、日々の資金移動が貸
出、借入、返済のいずれにあたるのかを判定し、会計上
の仕訳処理を行う方式である。したがって、貸出・借入
は日々精算される。これに対してグロス式とは、資金の
貸出・借入の残高の状態に関係なく、資金の移動方向に
したがって貸出・借入を判定し、貸借両建てで会計上の
仕訳処理を行う方式である。したがって、貸借両建ての
残高を月次で精算する。
【0036】これらネット式とグロス式のうちのいずれ
を採用するかは、企業グループ単位で設定される。すな
わち、1つの企業グループである統括会社とグループ会
社は、同じ方式を採用するのが一般的である。ネット式
とグロス式のいずれを採用するかは、その顧客を資金集
中分配システムを新たに登録する際に、予め顧客オプシ
ョン情報として登録しておく。
【0037】なお、仕訳としては日々なされる資金移動
の仕訳と、月次の利息精算の仕訳とがある。このため、
資金移動の仕訳と利息精算の仕訳とで、それぞれ、ネッ
ト式とグロス式のうちのいずれかを別々に採用すること
が可能であり、合計で4パターンの仕訳方式が存在する
こととなる。但し、資金移動の仕訳でネット式を採用し
た場合は、利息精算の仕訳もネット式を採用するのが一
般的であり、資金移動の仕訳でグロス式を採用した場合
は、利息精算の仕訳もグロス式を採用するのが一般的で
ある。このため、本実施形態に係る汎用仕訳情報作成処
理におていは、仕訳をネット式で行うのか、グロス式で
行うのかのみを、判断している(ステップS10)。ネ
ット式で仕訳を行うのか、又は、グロス式で仕訳を行う
のかは、上述したように顧客オプション情報に登録され
ているので、これに基づいて判断する。
【0038】ネット式で仕訳をする場合は、資金移動実
績情報に基づいて、その日の債権債務残高情報をネット
式で仕訳して、汎用仕訳情報を作成する(ステップS1
1)。一方、グロス式で仕訳をする場合は、資金移動実
績情報に基づいて、その日の債権債務残高情報をグロス
式で仕訳して、汎用仕訳情報を作成する(ステップS1
2)。
【0039】これらステップS11、S12で汎用仕訳
情報における債権債務残高情報の作成が終了した後に、
その日が利息精算日であるかどうかを判断する(ステッ
プS13、S14)。利息精算日が何日であるかは、新
しい顧客をこの資金集中分配システムに登録する際に、
企業グループ毎に予め顧客オプション情報に登録してお
く。利息精算日でなかった場合は、この汎用仕訳処理は
終了する。
【0040】一方、利息精算日であった場合は、利息精
算の仕訳を行う。すなわち、ネット式で仕訳をする場合
は、その月の利息精算情報をネット式で仕訳して、汎用
仕訳情報を作成する(ステップS15)。グロス式で仕
訳をする場合は、その月の利息精算情報をグロス式で仕
訳して、汎用仕訳情報を作成する(ステップS16)。
これにより、汎用仕訳処理は終了する。
【0041】続いて、この作成された汎用仕訳情報と顧
客別仕訳変換テーブルとに基づいて、顧客別仕訳情報作
成処理を行う。上述した汎用仕訳情報作成処理で作成さ
れた汎用仕訳情報のデータ構造は、この銀行データベー
スサーバ16固有のものもであり、他のシステムとの共
用性はない。したがって、汎用仕訳情報のデータは、そ
のままでは、顧客である統括会社やグループ会社の会計
処理用コンピュータ22に取り込むことはできない。
【0042】そこで、この顧客別仕訳情報作成処理にお
いては、顧客企業向に仕訳フォーマットの変換処理を行
う(ステップS20)。すなわち、汎用仕訳情報のデー
タ構造を、顧客の使用している会計処理用コンピュータ
22のデータ構造に合わせて変換し、顧客別仕訳情報と
して出力する。汎用仕訳情報のデータ構造と、顧客別仕
訳情報のデータ構造との対応関係は、顧客別仕訳変換テ
ーブルに登録されている。例えば、この顧客別仕訳テー
ブルには、顧客によって異なるデータである会社名、取
引相手会社名、勘定科目、貸借区分等が、項目として設
けられている。顧客別仕訳テーブルは、新しい顧客をこ
の資金集中分配システムに登録する際に、予め顧客資金
管理データベース30に登録しておく。
【0043】したがって、銀行データベースサーバ16
は、この顧客別仕訳変換テーブルにに登録された対応付
けに基づいて、汎用仕訳情報のデータ構造を変換して、
顧客別仕訳情報を作成する。例えば、グループ会社Aの
顧客別仕訳情報を作成するためには、このグループ会社
Aの汎用仕訳情報を、グループ会社Aの顧客別仕訳変換
テーブルに登録された対応付けに基づいて変換する。
【0044】このような顧客別仕訳情報のデータ構造
は、同一の企業グループであっても統括会社やグループ
会社ごとに異なる場合もあり、統一の企業グループ内で
は統一されている場合もある。なぜなら、同一の企業グ
ループであっても、会計処理用システムとして使用して
いる会計処理用コンピュータ22の種類が異なる場合も
あり、同一の場合もあるからである。したがって、顧客
別仕訳変換テーブルも統括会社やグループ会社毎に別個
に設けられている。このように、顧客毎に設けられた顧
客別仕訳変換テーブルに基づいて、顧客毎に、顧客別仕
訳情報が作成される。
【0045】次に、図3に基づいて、顧客が自分の顧客
別仕訳情報を入手する際のフローを説明する。図3は顧
客が自分の顧客別仕訳情報を入手する際のフローを示す
図である。
【0046】この図3に示すように、まず、顧客である
統括会社やグループ会社はデータ受信用コンピュータ2
0から顧客別仕訳情報を送信して欲しい旨のリクエスト
を行う(ステップS30)。このリクエストをするため
には、顧客はデータ受信用コンピュータ20から公衆回
線を利用して、データ転送用コンピュータ18に接続す
る。そして、ファイル転送ソフトウェアを起動して、フ
ァイルIDを指定する。これにより、データ転送用コン
ピュータ18へ顧客別仕訳情報のリクエストを送信する
ことができる。
【0047】次に、顧客別仕訳情報の送信要求を受けた
データ転送用コンピュータ18は、銀行データベースサ
ーバ16に該当する顧客別仕訳情報のファイルを検索す
るように指示する(ステップS31)。つまり、この要
求をしてきた顧客の顧客別仕訳情報を検索するように指
示する。
【0048】ファイル検索の指示を受けた銀行データベ
ースサーバ16は、該当する顧客別仕訳情報のファイル
を検索する(ステップS32)。そして、この検索の結
果、ヒットした顧客仕訳情報のファイルを、データ転送
用コンピュータ18へ送信する(ステップS33)。
【0049】この顧客別仕訳情報のファイルを受信した
データ転送用コンピュータ18は、これを顧客のデータ
受信用コンピュータ20に転送する(ステップS3
4)。これにより、顧客は自分の顧客別仕訳情報をファ
イルとしてデータ受信用コンピュータ20にダウンロー
ドすることができる。そして、顧客はこの顧客別仕訳情
報のファイルを会計処理用コンピュータ22にロードし
て、元帳の更新を行う。すなわち、顧客別仕訳情報のデ
ータ構造は、各顧客の会計処理用コンピュータ22で実
行される会計処理用システムのデータ構造に適合されて
いるので、そのまま会計処理用コンピュータ22で使用
することができる。
【0050】以上のように、本実施形態に係る自動仕訳
処理システムによれば、顧客である統括会社やグループ
会社は、銀行から顧客別仕訳情報をダウンロードするだ
けで、自分の会計処理基準に適合した仕訳をした会計処
理データを得ることができる。
【0051】すなわち、図2に示したように、顧客は一
般的にネット式又はグロス式で会計処理上の仕訳をして
いるが、ある顧客がどちらの方式を採用しているかは、
顧客オプション情報として顧客資金管理データベース3
0に登録されいる。このため、各顧客の採用する方式に
合った仕訳を、銀行データベースサーバ16で行うこと
ができる。
【0052】また、この仕訳結果は、このシステム固有
のデータ構造を有する汎用仕訳情報として顧客資金管理
データベース30に格納されるが、この汎用仕訳情報と
ともに、各顧客の会計処理用コンピュータ22に適合し
たデータ構造を有する顧客別仕訳情報も顧客資金管理デ
ータベース30に格納される。このため、顧客はこの顧
客別仕訳情報をダウンロードするだけで、自社の会計基
準に適合し、かつ、自社の会計処理用コンピュータ22
に合ったデータ構造を有する、会計処理データを得るこ
とができる。
【0053】このため、従来必要であった、会計処理用
コンピュータ22へのデータインプットの労力を省くこ
とができるとともに、会計上の仕訳処理に要した作業も
省くことができる。つまり、顧客は会計処理をする上で
必要となる労力を大幅に軽減することができる。
【0054】しかも、銀行はこのように顧客毎に異なる
顧客別仕訳情報を作成するようにしたにもかかわらず、
システムの開発負荷が増大しないようにすることができ
る。すなわち、本実施形態に係る自動仕訳処理システム
においては、汎用仕訳情報作成処理と、顧客別仕訳情報
作成処理とを分割して、独立したモジュールとした。こ
のため、新たな顧客をこの自動仕訳処理システムで処理
させようとする際には、その新たな顧客が採用する会計
処理基準がネット式であるのか、又は、グロス式である
のかを顧客オプション情報に登録するとともに、その利
息精算日を顧客オプション情報に登録する。また、その
新たな顧客が使用している会計処理用コンピュータ22
に顧客別仕訳情報のデータ構造を適合させるために必要
となる変換項目を、顧客別仕訳変換テーブルに登録す
る。このように、これらのことを顧客オプション情報と
顧客別仕訳変換テーブルに登録するだけで、大きなシス
テム変更をすることなく、各顧客に適合した顧客別仕訳
情報を提供することができる。
【0055】しかも、顧客がこの顧客別仕訳情報のファ
イルをダウンロードしようとする際には、銀行データベ
ースサーバ16にある顧客資金管理データベース30か
らこのファイルを直接ダウンロードするのではなく、デ
ータ転送用コンピュータ18を介して、このファイルを
ダウンロードするので、銀行データベースサーバ16に
ある顧客資金管理データベース30を保護することがで
きる。
【0056】なお、本発明は上記実施形態に限定されず
種々に変形可能である。例えば、図2に示したフローに
おいて、顧客は債権債務残高の仕訳と利息精算の仕訳と
は同じ会計基準を採用し、債権債務残高の仕訳がネット
式なら利息精算の仕訳もネット式であり、債権債務残高
の仕訳がグロス式なら利息精算もグロス式であるとし
て、処理をしていた。しかし、これら債権債務残高の仕
訳方式と、利息精算の仕訳方式とは、異なる場合がある
ことを想定した処理にしてもよい。すなわち、例えば、
債権債務残高の仕訳としてネット方式を採用し、利息精
算の仕訳としてグロス方式を採用する場合も考慮した処
理としてもよい。
【0057】また、本実施形態では顧客は顧客別仕訳情
報を、データ転送用コンピュータ18を介してダウンロ
ードするようにしたが、直接、銀行データベースサーバ
16にデータ受信用コンピュータ20を接続して、顧客
資金管理データベース30から直接ダウンロードするよ
うにしてもよい。
【0058】また、本実施形態では統括会社とそのグル
ープ会社の間の資金移動を例にとり説明したが、異なる
会社間で資金移動が行われるのであれば、本発明を同様
に適用することができる。
【0059】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、複数の
顧客の間で行われる資金移動により発生する会計処理上
の仕訳を自動的に行う自動仕訳処理システムにおいて、
複数の顧客のそれぞれの会計処理基準に適合した汎用仕
訳情報を顧客毎に作成するための処理と、この汎用仕訳
情報を変換して、顧客の有する会計処理システムに適合
した顧客別仕訳情報を作成するための処理とを、独立し
た処理としたので、大幅なシステム変更をすることな
く、個々の顧客の会計処理基準と会計システムに適合し
た顧客別仕訳情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る資金集中分配システムの全体
構成を示す図。
【図2】汎用仕訳情報作成処理と顧客別仕訳情報作成処
理のフローを示す図。
【図3】顧客が自分の顧客別仕訳情報を入手する際のフ
ローを示す図。
【図4】統括会社とグループ会社の関係を説明するため
の図。
【符号の説明】
10 エレクトリックバンキング用パソコン 12 エレクトリックバンキング用ホストコンピュータ 14 銀行勘定系ホストコンピュータ 16 銀行データベースサーバ 18 データ転送用コンピュータ 20 データ受信用コンピュータ 22 会計処理用コンピュータ 30 顧客資金管理データベース 100 統括会社 110 グループ会社

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の顧客の間で行われる資金移動により
    発生する会計処理上の仕訳を自動的に行う自動仕訳処理
    システムであって、 前記複数の顧客の間で日々なされる資金の貸借を、資金
    移動実績情報として蓄積するための、資金移動実績情報
    蓄積手段と、 前記複数の顧客のそれぞれが採用する会計処理基準を顧
    客オプション情報として登録するための、顧客オプショ
    ン情報登録手段と、 前記資金移動実績情報と前記顧客オプション情報とに基
    づいて、前記複数の顧客のそれぞれの会計処理基準に適
    合した汎用仕訳情報を顧客毎に作成するための、汎用仕
    訳情報作成手段と、 前記汎用仕訳情報から前記複数の顧客のそれぞれにおけ
    る会計処理システムに適合したデータ構造を有する顧客
    別仕訳情報を作成するために必要な対応付けを行い、顧
    客別仕訳変換テーブルとして登録するための、顧客別仕
    訳変換テーブル登録手段と、 前記顧客別仕訳変換テーブルに基づいて、前記汎用仕訳
    情報を変換して、前記顧客別仕訳情報を作成するため
    の、顧客別仕訳情報作成手段と、 を備えたことを特徴とする自動仕訳処理システム。
  2. 【請求項2】前記顧客オプション情報登録手段に登録さ
    れた前記顧客オプション情報は、前記複数の顧客のそれ
    ぞれが採用する会計処理基準として、ネット式とグロス
    式のいずれを採用するかの仕訳方式と、毎月何日に利息
    精算を行うかの利息精算日とを、有することを特徴とす
    る請求項1に記載の自動仕訳処理システム。
  3. 【請求項3】前記資金移動実績情報蓄積手段と、前記顧
    客オプション情報登録手段と、前記汎用仕訳情報作成手
    段と、前記顧客別仕訳変換テーブル登録手段と、前記顧
    客別仕訳情報作成手段とは、金融機関が有する第1のコ
    ンピュータにより実現されている、ことを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載の自動仕訳処理システム。
  4. 【請求項4】前記複数の顧客のうち、1の顧客が有する
    第2のコンピュータから、前記顧客別仕訳情報を送信す
    るよう要求を受けるための、第3のコンピュータを別途
    備え、 この第3のコンピュータを介して、前記第1のコンピュ
    ータから前記第2のコンピュータへ顧客別仕訳情報を送
    信する、 ことを特徴とする請求項3に記載の自動仕訳処理システ
    ム。
  5. 【請求項5】前記複数の顧客は、統括会社と、この統括
    会社のグループ会社とから、構成されている、ことを特
    徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の自動
    仕訳処理システム。
  6. 【請求項6】複数の顧客の間で行われる資金移動により
    発生する会計処理上の仕訳を自動的に行うための自動仕
    訳処理方法であって、 前記複数の顧客の間で日々なされる資金の貸借を、資金
    移動実績情報として蓄積する、資金移動実績情報蓄積ス
    テップと、 前記複数の顧客のそれぞれが採用する会計処理基準を顧
    客オプション情報として登録する、顧客オプション情報
    登録ステップと、 前記資金移動実績情報と前記顧客オプション情報とに基
    づいて、前記複数の顧客のそれぞれの会計処理基準に適
    合した汎用仕訳情報を顧客毎に作成する、汎用仕訳情報
    作成ステップと、 前記汎用仕訳情報から前記複数の顧客のそれぞれにおけ
    る会計処理システムに適合したデータ構造を有する顧客
    別仕訳情報を作成するために必要な対応付けを行い、顧
    客別仕訳変換テーブルとして登録する、顧客別仕訳変換
    テーブル登録ステップと、 前記顧客別仕訳変換テーブルに基づいて、前記汎用仕訳
    情報を変換して、前記顧客別仕訳情報を作成する、顧客
    別仕訳情報作成ステップと、 を備えたことを特徴とする自動仕訳処理方法。
  7. 【請求項7】前記顧客オプション情報登録ステップで登
    録された前記顧客オプション情報は、前記複数の顧客の
    それぞれが採用する会計処理基準として、ネット式とグ
    ロス式のいずれを採用するかの仕訳方式と、毎月何日に
    利息精算を行うかの利息精算日とを、有することを特徴
    とする請求項6に記載の自動仕訳処理方法。
  8. 【請求項8】前記資金移動実績情報蓄積ステップと、前
    記顧客オプション情報登録ステップと、前記汎用仕訳情
    報作成ステップと、前記顧客別仕訳変換テーブル登録ス
    テップと、前記顧客別仕訳情報作成ステップとは、金融
    機関が有する第1のコンピュータにより実行される、こ
    とを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の自動仕訳
    処理方法。
  9. 【請求項9】前記複数の顧客のうち、1の顧客が有する
    第2のコンピュータから、金融機関の有する第3のコン
    ピュータが前記顧客別仕訳情報を送信するよう要求を受
    けた場合には、前記第3のコンピュータを介して、前記
    第1のコンピュータから前記第2のコンピュータへ顧客
    別仕訳情報を送信する、顧客別仕訳情報送信ステップ
    を、 さらに備えることを特徴とする請求項8に記載の自動仕
    訳処理方法。
  10. 【請求項10】前記複数の顧客は、統括会社と、この統
    括会社のグループ会社とから、構成されている、ことを
    特徴とする請求項6乃至請求項9のいずれかに記載の自
    動仕訳処理方法。
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