JP2000222350A - データ転送システム - Google Patents

データ転送システム

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JP2000222350A
JP2000222350A JP11027078A JP2707899A JP2000222350A JP 2000222350 A JP2000222350 A JP 2000222350A JP 11027078 A JP11027078 A JP 11027078A JP 2707899 A JP2707899 A JP 2707899A JP 2000222350 A JP2000222350 A JP 2000222350A
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JP
Japan
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data
cpu
transfer
circuit
interface unit
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JP11027078A
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English (en)
Inventor
Toru Takemoto
亨 竹本
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N II C TELE NETSUTOWAAKUSU KK
NEC Corp
Original Assignee
N II C TELE NETSUTOWAAKUSU KK
Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FIFOメモリを介在させたデータ転送シス
テムでは、データ転送時に、送信側ではフル信号を確認
し、受信側ではエンプティ信号を確認しつつデータ転送
を行う必要がある。 【解決手段】 CPU回路1において、データ入力イン
タフェース部12は、データが入力されると、そのデー
タをラインバッファ3に転送する。また、転送データ数
を計数する。そして、データ転送終了時に、データ入力
インタフェース部12は、転送データ量情報を制御線1
5でCPU11に通知する。CPU11は、転送情報線
4で転送データ量情報をCPU回路2のCPU21に通
知する。CPU回路2において、CPU21は、制御線
25で転送データ量情報をデータ出力インタフェース部
22に通知するとともに読み出し指令を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、それぞれがCPU
を備えたブロック間で高速データ転送を行うデータ転送
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】それぞれがCPUを備えた2つのブロッ
ク(以下、CPU回路という。)間でデータ転送を行う
方式としてCPU回路間にデュアルポートRAMを設
け、一方のCPU回路内のDMAコントローラがメモリ
その他のデータ発生源からデュアルポートRAMにDM
A転送を行い、他方のCPU回路内のDMAコントロー
ラがデュアルポートRAMからデータ受取先のメモリや
通信回線にDAM転送を行う方式がある。
【0003】そのような方式を用いると、各CPU回路
におけるCPUはデータ転送に際してDMAコントロー
ラのセットアップを行うだけでよく、データ転送処理の
負荷は低減する。しかし、データ転送中には、DMAコ
ントローラがデータバスおよびアドレスバスを占有する
ので、その間、CPUのスループットが低下する。ま
た、DMAコントローラのセットアップ時間に要する分
だけデータ転送に時間がかかる。
【0004】さらに、図3に示すように、アドレス信号
に同期したデータ書き込み/読み出し信号によってデュ
アルポートRAMへのデータ書き込みおよびデュアルポ
ートRAMからのデータ読み出しが行われるので、デー
タ転送の高速化には限界がある。
【0005】そのような問題を解決する方式として、C
PU回路間にFIFOメモリを用いた方式が提案されて
いる。FIFOメモリを用いると、データ送信側および
データ受信側においてメモリのアドレス管理が不要にな
るので、データの高速転送が実現される。例えば、実開
平5−71952号公報には、2つのノート型パーソナ
ルコンピュータ間のデータ転送にFIFOメモリが用い
られたシステムが記載されている。
【0006】FIFOメモリは、一般に、データ書き込
み時に、データを受け入れることができる状態ではフル
信号をオフにする。また、データ読み出し時に、FIF
Oメモリ内の全てのデータが読み出されるとエンプティ
信号をオンにする。よって、実開平5−71952号公
報に記載されたシステムでも、データ送信側ではフル信
号がオフしていることを確認する。また、データ受信側
では、エンプティ信号がオンするまでデータの読み出し
を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のFIFOメモリ
を介在させたデータ転送システムは以上のように構成さ
れているので、データ転送時に、送信側ではフル信号を
確認し、受信側ではエンプティ信号を確認しつつデータ
転送を行う必要がある。従って、CPUがフル信号また
はエンプティ信号を確認するシステムではCPUのデー
タ転送に伴う負荷はさほど低減されず、また、CPU以
外の特定の回路がフル信号またはエンプティ信号を確認
するシステムでは特定の回路を設ける必要があり回路規
模が大きくなるという課題がある。
【0008】そこで、本発明は、CPUのデータ転送時
の負荷を小さくでき、かつ、回路規模を増大させないデ
ータ転送システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるデータ転送
システムは、連続的に発生するデータを入力する回路で
あってCPUを有するデータ入力回路と、データ入力回
路からのデータをFIFOメモリを介して入力し入力し
たデータを外部に出力するデータ出力回路とを備えたデ
ータ転送システムであって、データ入力回路は、連続的
に発生したデータFIFOメモリに書き込むとともにデ
ータ量を計数するデータ入力インタフェース部を含み、
データ出力回路は、通知されたデータ量分のデータをF
IFOメモリから読み出すデータ出力インタフェース部
を含むことを特徴とする。データ出力回路には読み出す
べきデータ量が通知されるので、FIFOメモリからの
エンプティ信号を確認しつつデータを読み出すといった
制御が不要になる。よって、FIFOの利点を生かしつ
つ読み出し制御が簡略化されたデータ転送システムが構
築される。
【0010】データ入力回路のデータ入力インタフェー
ス部は計数したデータ量をCPUに転送し、データ入力
回路のCPUはデータ出力回路におけるCPUにデータ
量を通知し、データ出力回路のCPUはデータ出力イン
タフェース部にデータ量を通知するように構成されてい
ることが望ましい。そのように構成されている場合に
は、各CPUはデータ転送に際してデータ量を交換する
だけでよく、CPUのデータ転送に関する負荷が低減さ
れる。
【0011】データ出力回路のデータ出力インタフェー
ス部は、CPUから通知された量のデータを連続的にF
IFOメモリから読み出すように構成されていてもよ
い。そのように構成されている場合には、FIFOメモ
リから出力される状態信号を監視することなく連続して
データの読み出しを行うことができ、データ転送をより
高速化することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明によるデータ転送
システムの一構成例を示すブロック図である。図1にお
いて、CPU回路1とCPU回路2との間にはFIFO
メモリによるラインバッファ3が設置されている。CP
U回路1において、データ入力インタフェース部12
は、データが入力されると、そのデータをデータ線13
でラインバッファ3に転送するとともにラインバッファ
3に至る書込タイミング信号線14の信号状態を書込状
態にする。また、転送データ数を計数する。そして、デ
ータ転送終了時に、データ入力インタフェース部12
は、転送データ量情報を制御線15でCPU11に通知
する。CPU11は、転送情報線4で転送データ量情報
をCPU回路2のCPU21に通知する。
【0013】CPU回路2において、CPU21は、制
御線25で転送データ量情報をデータ出力インタフェー
ス部22に通知するとともに読み出し指令を与える。デ
ータ出力インタフェース部22は、読み出し指令に応じ
て、ラインバッファ3に至る読出タイミング信号線24
の信号状態を読出状態にし、ラインバッファ3からデー
タ線23に出力されたデータを取り込む。
【0014】図1に示されたデータ転送システムは、例
えば、携帯型パーソナルコンピュータに接続されるイン
タフェースボックスとの間のデータ転送に用いることが
できる。そのような適用例では、CPU回路1における
CPU11は、携帯型パーソナルコンピュータにおける
CPUであり、データ入力インタフェース部12は携帯
型パーソナルコンピュータに実装されるハードディスク
インタフェース等を含む回路またはハードディスクイン
タフェース等からデータを入力する回路である。また、
データ入力インタフェース部12に入力されるデータ
は、パーソナルコンピュータのハードディスク等からイ
ンタフェースボックスに転送される音声データ、画像デ
ータ、通信データ等である。
【0015】CPU回路2におけるCPU21は、イン
タフェースボックスに備えられたCPUであり、データ
出力インタフェース部22は、インタフェースボックス
に設けられているシリアルポートやパラレルポートにデ
ータを転送する。インタフェースボックスは、例えば、
LANを接続することができる。
【0016】なお、ラインバッファ3は、インタフェー
スボックスに設けられていてもよいし、携帯型パーソナ
ルコンピュータ本体側に設けられていてもよい。
【0017】次に、動作について説明する。転送すべき
データが発生すると、CPU回路1のCPU11は、デ
ータ入力インタフェース部12に起動指令を与える。デ
ータ入力インタフェース部12は、データを取り込み、
データ線13にデータを出力するとともに、図2(A)
に示すように書込タイミング信号線14の信号状態をロ
ーレベルにする。そして、データ出力途中で書込タイミ
ング信号線14の信号状態をハイレベルにする。ライン
バッファ3は、書込タイミング信号線14の信号の立ち
上がりでデータを取り込む。
【0018】また、データ入力インタフェース部12
は、出力したデータの数を計数し、データ入力の終了時
に転送データ量情報をCPU11に通知する。データ入
力の終了は、例えば、データ入力インタフェース部12
が、データに含まれる終了コードを解析したり、データ
有効期間を示す信号の入力線(図1において図示せず)
の状態を監視したり、所定時間以上データの入力がない
ことをもって検知する等の処理で検出される。また、C
PU11がデータ入力の終了を検知してもよい。なお、
データ入力が終了する前にラインバッファ3の容量まで
データを出力した場合には、データ入力インタフェース
部12は、データ入力を一時中断するとともに、中断し
たことと転送データ量情報とをCPU11に通知する。
【0019】CPU11は、転送情報線4で転送データ
量情報をCPU回路2のCPU21に通知する。CPU
21は、転送データ量情報を受けると、データ出力イン
タフェース部22に転送データ量を通知する。データ出
力インタフェース部22は、転送データ量の分だけ読出
タイミング信号線24に読出信号を出力する。すなわ
ち、図2(B)に示すように、読出タイミング信号線2
3の信号状態をローレベルにする。すると、ラインバッ
ファ3は、先頭のデータをデータ線23に出力する。そ
して、データ出力インタフェース部22は、読出タイミ
ング信号線24の信号状態をハイレベルにするととも
に、データ線23のデータを取り込む。読み出されたデ
ータは、例えば、外部機器や通信回線に出力される。
【0020】ラインバッファ3から全てのデータを読み
出したら、データ出力インタフェース部22は、受信完
了の通知をCPU21に出力する。CPU21は、CP
U11にデータ受信完了を伝える。データ入力インタフ
ェース部12がデータ入力を一時中断していた場合に
は、CPU11は、再度、データ入力インタフェース部
12に起動指令を与える。データ入力インタフェース部
12は、起動指令に応じてデータ入力を再開する。
【0021】以上のようにして、データ発生源から連続
して出力されるデータがFIFOメモリによるラインバ
ッファ3を介してCPU回路2に転送され、CPU回路
2のデータ出力インタフェース部22から外部機器や通
信回線に出力される。CPU回路1,2間にはFIFO
メモリが備えられているので、双方のCPU11,21
は、データ交換用のメモリに対するアドレス制御を行わ
なくてもよい。よって、高速なデータ転送が実現され
る。
【0022】そのようなデータ転送システムが、例え
ば、携帯型パーソナルコンピュータに接続されるインタ
フェースボックスとの間のデータ転送に適用された場合
には、インタフェースボックスを介した外部機器や通信
回線との間のデータ転送の速度を、I/O転送やDMA
転送による従来構成に比べて向上させることができる。
なお、携帯型パーソナルコンピュータとインタフェース
ボックスとは、例えばPCカードを介して接続される。
【0023】しかも、CPU11は、CPU21に対し
て転送データ量を通知するので、双方のCPU11,2
1は、FIFOメモリのフル信号やエンプティ信号を監
視しつつデータ入出力を行うといった必要がない。この
ことからも、データ転送が高速化され、また、データ転
送制御が簡易化される。
【0024】なお、本発明を、CPU回路1におけるC
PU11がインタフェースボックスに備えられたCPU
であって、CPU回路2におけるCPU21が携帯型パ
ーソナルコンピュータにおけるCPUであるシステムに
適用することもできる。その場合、データ入力インタフ
ェース部12は、外部機器や通信回線からデータを入力
し、データ出力インタフェース部22は、パーソナルコ
ンピュータにおけるメモリやハードディスクにデータを
転送する。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、データ
転送システムを、データ入力回路が連続的に発生したデ
ータFIFOメモリに書き込むとともにデータ量を計数
するデータ入力インタフェース部を含み、データ出力回
路が通知されたデータ量分のデータをFIFOメモリか
ら読み出すデータ出力インタフェース部を含むように構
成したので、CPUのデータ転送時の負荷を小さくで
き、かつ、回路規模を増大させない効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるデータ転送システムの一構成例
を示すブロック図である。
【図2】 ラインバッファへのデータ書込およびライン
バッファからのデータ読出の例を示すタイミング図であ
る。
【図3】 DMA転送によるデータ転送例を示すタイミ
ング図である。
【符号の説明】
1 CPU回路 2 CPU回路 3 ラインバッファ 11,12 CPU 12 データ入力インタフェース部 22 データ出力インタフェース部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的に発生するデータを入力する回路
    であってCPUを有するデータ入力回路と、前記データ
    入力回路からのデータをFIFOメモリを介して入力し
    入力したデータを外部に出力するデータ出力回路とを備
    えたデータ転送システムにおいて、 前記データ入力回路は、連続的に発生したデータ前記F
    IFOメモリに書き込むとともにデータ量を計数するデ
    ータ入力インタフェース部を含み、 前記データ出力回路は、通知されたデータ量分のデータ
    を前記FIFOメモリから読み出すデータ出力インタフ
    ェース部を含むことを特徴とするデータ転送システム。
  2. 【請求項2】 データ入力回路のデータ入力インタフェ
    ース部は計数したデータ量をCPUに転送し、 データ入力回路のCPUは、データ出力回路におけるC
    PUにデータ量を通知し、 データ出力回路のCPUは、データ出力インタフェース
    部にデータ量を通知する請求項1記載のデータ転送シス
    テム。
  3. 【請求項3】 データ出力回路のデータ出力インタフェ
    ース部は、CPUから通知された量のデータを連続的に
    FIFOメモリから読み出す請求項2記載のデータ転送
    システム。
JP11027078A 1999-02-04 1999-02-04 データ転送システム Pending JP2000222350A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006006426A1 (ja) * 2004-07-09 2006-01-19 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki シリアルデータ変換装置およびプログラマブルコントローラの保守システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006006426A1 (ja) * 2004-07-09 2006-01-19 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki シリアルデータ変換装置およびプログラマブルコントローラの保守システム

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