JP2000222128A - タッチパネルスイッチ - Google Patents

タッチパネルスイッチ

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JP2000222128A
JP2000222128A JP2659899A JP2659899A JP2000222128A JP 2000222128 A JP2000222128 A JP 2000222128A JP 2659899 A JP2659899 A JP 2659899A JP 2659899 A JP2659899 A JP 2659899A JP 2000222128 A JP2000222128 A JP 2000222128A
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JP
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panel
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operator
touch
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JP2659899A
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English (en)
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Kiyotaka Naito
清隆 内藤
Junichi Kojima
順一 小島
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness System Technologies Research Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パネル面12を押圧操作した操作者が触感に
よる操作感覚を得られる操作感に優れたタッチパネルス
イッチを提供する。 【解決手段】 ケース90の内側に設けられたパネル位
置決めリブ91…、ならびにスライド動作案内手段2
5,26,46によって、パネル面12の傾きを防止し
ながらタッチパネル本体10を前後方向に移動可能に支
持し、さらに弾性部材44によってタッチパネル本体1
0を前面側に付勢する。このような構成により、パネル
面12を押圧操作する操作者は、パネル面12を後方向
(押圧操作方向)に押し込むことができるため、触感に
よる操作感覚を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】車載用ナビモニター、銀行等
のATM機器や産業用制御機器等において、操作者がパ
ネル面を押圧操作することによってスイッチ操作を行う
タッチパネルスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】図2はタッチパネルスイッチの概略構成
を示している。この図に示すように、一般にタッチパネ
ルスイッチは、LCDやCRT等からなるメニュー表示
部30の前面側に、パネル面12上の押圧位置を検出す
る検出手段が設けられたタッチパネル本体10が配置さ
れて構成されており、メニュー表示部30のメニュー表
示面32に表示されるメニューボタン31…が、タッチ
パネル本体10に形成された透明のパネル面12に映し
出されるようになっている。そして、操作者がパネル面
12を押圧操作すれば、前記検出手段によって押圧位置
が検出され、図示しないコントローラによってこの押圧
位置に対応するメニューボタン11…の内容が実行され
るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなタ
ッチパネルスイッチにおいては、タッチパネル本体10
がスイッチケース等に対して固定的に取り付けられてい
ることから、操作者はパネル面12を押圧操作しても、
通常の押しボタンスイッチ等において得られるクリック
感等のはっきりした操作感覚を得ることができない。こ
のため、従来のタッチパネルスイッチは操作感に乏しい
という問題があった。
【0004】このような問題に対して、従来のタッチパ
ネルスイッチにおいては、パネル面12上の押圧操作が
検出されれば、ピッという電子音を発生させたり、押圧
されたメニューボタン11…の表示色を変化させること
などによって、操作者に押圧操作に応じた反応を返す構
成も提案されている。ところが、このような電子音は騒
がしい環境のもとでは聞き取ることができず、また表示
色の変化はパネル面12を注視していなければ検知し得
ないため、操作者に確実に操作感を与えることはできな
い。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、パネル面の押圧操作を行った操作者が確実に操
作感覚を得ることができる操作感に優れたタッチパネル
スイッチを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明にかかるタッチパネルスイッチは、入力ボタ
ンが映し出されるパネル面を有し、そのパネル面に押圧
操作されるタッチパネル本体と、前記パネル面上におけ
る操作者の押圧位置を検出する検出手段と、前記パネル
面を押圧操作する操作者に対し、前記パネル面を介して
操作触感を与える操作触感付与手段とを備えたことを特
徴とするものである(請求項1)。
【0007】このような構成によれば、パネル面を押圧
操作する操作者は、操作触感付与手段により、現在触っ
ているパネル面を介して触感による操作感覚を確実に得
ることができることから、優れた操作感を得ることがで
きる。
【0008】ここで、前記パネル面に入力ボタンを映し
出す表示手段は、前記タッチパネル本体が備えてもよい
が、前記パネル面を透明のパネル面として構成し、この
パネル面を入力ボタンが表示されるメニュー表示面の前
面に配置することによって、このパネル面に入力ボタン
を映し出すように構成してもよい(請求項2)。
【0009】また、操作触感付与手段は、操作者の押圧
操作に応じて前記タッチパネル本体を動作させることに
より、操作者に操作触感を与えるように構成すればよい
(請求項3)。
【0010】具体的には、この操作触感付与手段は、前
記タッチパネル本体を前後方向に移動可能に支持するパ
ネル支持機構と、前記タッチパネル本体を前面側に付勢
する付勢手段とを備えた構成によって実現することがで
きる(請求項4)。
【0011】このような構成によれば、押圧操作前のタ
ッチパネル本体は付勢手段によって前面側に付勢されて
いるが、操作者がこの付勢力を越える押圧力でパネル面
を押圧操作すれば、前後方向に移動可能に支持されたタ
ッチパネル本体は、前記付勢手段の付勢力による押戻し
の力を操作者に与えながら、その押圧操作方向(後方
向)に押し込まれる。すなわち、このタッチパネルスイ
ッチによれば、操作者は、通常の押しボタンスイッチ等
の押しボタンと同様にパネル面を押圧操作によって押し
込むことができることから、通常の押しボタンスイッチ
等のクリック感と同様の触感的な操作感覚を実現するこ
とができる。
【0012】さらにこのような構成において、前記パネ
ル支持機構を、前記パネル面が傾くことを防止しなが
ら、前記タッチパネル本体を前後方向にのみ移動可能に
支持するように構成すれば、押圧操作に対してタッチパ
ネル本体が押し込まれる移動動作においてタッチパネル
本体にガタが生じることを防止することができるため、
押し込み操作についての高い操作性を得ることができる
(請求項5)。
【0013】一方、操作者に操作触感を与える操作触感
付与手段は、上述した操作者の押圧力によりタッチパネ
ル本体が受動的に動作する構成に限定されるものではな
く、前記検出手段が操作者の押圧操作を検出した場合
に、前記タッチパネル本体を機械的に動作させるパネル
駆動手段を備えることにより、能動的にタッチパネル本
体を動作させる構成とすることもできる(請求項6)。
【0014】このような構成によれば、操作者はパネル
面の押圧操作に対する触感的な操作感覚を得られるだけ
でなく、操作者自身が行った押圧操作が検出手段によっ
て検出されたことを触感的に検知することができること
から、確実なスイッチ操作を行うことができる。
【0015】具体的には、このようなパネル駆動手段
は、前記タッチパネル本体に振動を与える振動付与手段
や、前記タッチパネル本体に衝撃を与える衝撃付与手段
によって構成することができる(請求項7、請求項
8)。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるタッチパネ
ルスイッチの実施形態について図面を参照しながら説明
する。
【0017】なお、以下の実施形態においては、それぞ
れ独立したユニットを動作させるためのメニュー選択を
行うタッチパネルスイッチを例としているため、入力画
面をメニュー画面と呼び、このメニュー画面に表示さ
れ、操作者が選択して押圧操作する入力ボタンをメニュ
ーボタンと呼ぶが、本発明は、このようなメニュー選択
のためのタッチパネルスイッチに限定されるものではな
く、例えばテンキーや文字キーボードのような数字や文
字の入力手段にも適用することができる。
【0018】まず、本発明の第1実施形態にかかるタッ
チパネルスイッチについて図1〜図6を参照しながら説
明する。
【0019】この第1実施形態にかかるタッチパネルス
イッチは、タッチパネル本体10を、前後方向(押圧操
作方向をいう。以下同じ)にスライド移動動作可能に取
り付けることで、タッチパネル本体10のパネル面12
を押圧操作する操作者に操作触感を与えるように構成さ
れたものである。
【0020】このタッチパネルスイッチは、表側ケース
90および裏側ケース92からなるケース内に、上記タ
ッチパネル本体10のほか、メニュー画面等が表示され
るメニュー表示面32を有し、タッチパネル本体10の
パネル面12に背面側からメニュー画面等を表示させる
LCD30(図2参照)、このタッチパネルスイッチの
各種制御を行うCPU等が搭載された基板60等が収納
されている(図1参照)。なお、LCD30は、LCD
ブラケット40を介して、ケース90,92内に固定的
に取り付けられ、また基板60もケース90,92内に
固定的に取り付けられている。
【0021】以下、主要部分の構成について詳述する。
【0022】タッチパネル本体10は、図2に示すよう
に、透明のガラス板または合成樹脂板等からなる下側基
板13と合成樹脂等の透明フィルムからなる上側基板1
4がドットスペーサ15を介することにより微小間隙を
開けて配置され、下側基板13の上面および上側基板1
4の下面にそれぞれ透明の下側電極16および上側電極
17がマトリクス状に配設されて構成されている。そし
て、操作者によって上側基板14の上面(パネル面)1
2が押圧操作されれば、その押圧位置の下側電極16と
上側電極17とが接触することにより、この押圧位置を
検出することができるようになっている。
【0023】このように構成されたタッチパネル本体1
0は、中央部分に開口部が設けられたパネルホルダー2
0に取り付けられている。図3はパネルホルダー20の
背面図であり、図4はパネルホルダー20を背面側から
見た斜視図である。
【0024】このパネルホルダー20の周縁部は、表側
ケース90の上辺、下辺、左辺および右辺にそれぞれ2
つずつ設けられたパネル位置決めリブ91…に当接する
ことにより(図1、図4参照)、上下方向および左右方
向についてのずれを規制するように位置決めされてい
る。
【0025】したがって、このパネルホルダー20は、
タッチパネル本体10とともに、ケース90,92内で
前後方向(押圧操作方向)にのみスライド移動動作可能
な状態で支持されている。すなわち、このパネルホルダ
ー20周縁部とパネル位置決めリブ91…との当接機構
等が、タッチパネル本体10を前後方向に移動可能に支
持するパネル支持機構を構成している。
【0026】また、このパネル支持機構は、タッチパネ
ル本体10をパネルホルダー20とともに前後方向にス
ライド移動動作させる際に、パネル面12が斜めに傾く
ことを防止するスライド動作案内手段をパネルホルダー
20の上辺、下辺、左辺および右辺のそれぞれに備えて
いる。
【0027】このスライド動作案内手段について、パネ
ルホルダー20上辺に設けられたものを例として説明す
る。
【0028】このスライド動作案内手段は、スライド動
作案内ピン25と、このスライド動作案内ピン25の両
端を回転自在に支持するパネルホルダー20の背面側に
設けられたピン軸受26…と、スライド動作案内ピン2
5の中央部分を上下方向に移動可能に案内するピンガイ
ド46…とから構成されている。
【0029】このスライド動作案内ピン25は、断面円
形の棒材を曲げて形成されたものであって、ピン軸受2
6…に挿入される両端部分は同一直線上に位置する直線
状に形成されているとともに、ピンガイド46…に案内
される中央部分は両端部分と平行な直線状に形成されて
いる。
【0030】ピンガイド46…は、裏側ケース92に取
り付けられたLCDブラケット40に設けられており、
スライド動作案内ピン25の中央部分を前後から挟み込
み、上下方向に移動可能に案内する溝部を有している。
【0031】このような構成により、パネルホルダー2
0上辺のスライド動作案内手段は、上辺両側のピン軸受
26…を、ピンガイド46に対する前後方向の距離を同
じに保ちながら前後方向に移動させることができる。す
なわち、パネルホルダー20は、上辺の左右両側が左右
いずれにも傾くことなく、前後方向にスライド移動する
ことになる。
【0032】そして、このパネルスイッチでは、上述し
たように、このようなスライド動作案内手段がパネルホ
ルダー20の上辺、下辺、左辺および右辺にそれぞれ設
けられていることから、パネルホルダー20ひいてはパ
ネル面12が斜めに傾くことなく、前後方向(押圧操作
方向)にスライド移動動作するようになっている。
【0033】また、このパネルホルダー20背面側の上
辺、下辺、左辺および右辺の略中央位置には、それぞれ
背面側に突出する当接突片22…が設けられている。こ
の当接突片22…は、LCDブラケット40から上下左
右に延びる突出部42…に設けられた弾性部材44…に
当接しており(図1参照)、パネルホルダー20を前面
側に付勢するようになっている。すなわち、これら当接
突片22…や弾性部材44…は、タッチパネル本体を前
面側に付勢する付勢手段を構成している。
【0034】タッチパネル本体10は、この付勢手段
(弾性部材44…)により前面側に押圧されていること
によって、通常時には、表側ケース90の裏面側に当接
する位置に止まっているが(図1参照)、パネル面12
が押圧操作されれば、上記弾性部材44…を変形させな
がら押圧操作方向(後方向)に押し込まれて移動する
(図6参照)。
【0035】以上のように構成されたこのタッチパネル
スイッチによれば、LCD30のメニュー表示面32に
表示されたメニュー画面等は、タッチパネル本体10の
パネル面12に映し出される(図2参照)が、操作者が
このパネル面12に映し出されたメニュー画面を見て、
画面内の所望のメニューボタンを押圧操作すれば、タッ
チパネル本体10が有する検出手段によって押圧位置が
検出され(図3参照)、図示しないコントローラがこの
押圧位置に相当するメニューボタンの内容を実行に移す
とともに、押圧されたタッチパネル本体10は、上記パ
ネル支持機構によって押圧操作方向(後方向)に移動す
る。したがって、操作者は、押圧操作によって実際にパ
ネル面12を押し込むことができることから、通常の押
しボタンスイッチ等のクリック感に近似するような触感
による操作感覚を感じて、快適な操作感を得ることがで
きる。
【0036】特に、このタッチパネルスイッチでは、上
述したように、タッチパネル本体10が前後方向にスラ
イド移動動作する際にパネル面12が斜めに傾くことを
防止するように構成されていることから、パネル面12
を押圧操作したとき、タッチパネル本体10が斜めに傾
いてガタを生じたり、また、ケース90,92内に引っ
かかったりすることがなく、滑らかにパネル面12の押
し込み動作を行うことができるため、この点からも優れ
た操作感を得ることができる。
【0037】次に、第2実施形態にかかるタッチパネル
スイッチについて、図7〜図9を参照しながら説明す
る。なお、上記第1実施形態と同様の構成部分には同一
符号を付し、その重複説明を省略する。後述する第3実
施形態についても同様である。
【0038】この第2実施形態にかかるタッチパネルス
イッチは、タッチパネル本体10の有する検出手段が操
作者の押圧操作を検出すれば、タッチパネル本体10上
部に取り付けられた振動付与手段70を駆動させてパネ
ル面12を振動させ、操作者が、このパネル面12の振
動によって操作触感を得るようになっている。
【0039】図7に示すように、このタッチパネルスイ
ッチでは、タッチパネル本体10は、表側ケース90の
裏面側に弾性部材95…を介して取り付けられている。
このように弾性部材95を介してタッチパネル本体10
が取り付けられているのは、振動付与手段70によって
パネル面12に振動を生じやすくするためである。
【0040】図8に示すように、このタッチパネル本体
10はパネルホルダー20に嵌め込まれており、このパ
ネルホルダー20の上辺部の略中央位置に振動付与手段
が70設けられている。
【0041】この振動付与手段70は、パネルホルダー
20に取付部72を介して取り付けられたモータ74の
回転軸に、この回転軸の軸心Cから偏心した偏心カム7
6が取り付けられることによって構成されており、モー
タ74により偏心カム76が回転することによって、パ
ネルホルダー20ひいてはタッチパネル本体10のパネ
ル面12を振動させるようになっている。
【0042】このように構成されたタッチパネルスイッ
チにおいては、図9にその制御系を示すように、操作者
の押圧操作を検出したタッチパネル本体10の検出手段
は、CPUに押圧位置信号を送る。この押圧位置信号を
受けたCPUは、この押圧位置に対応するメニューボタ
ンの内容を実行するユニットに実行命令を発し、実行さ
せる。
【0043】一方、押圧位置信号は、操作者がパネル面
12を押圧操作している(ON)か押圧操作していない
(OFF)かを示す信号でもある。そこで、操作者がパ
ネル面12を押圧操作しているON信号を受けたCPU
は、上述した押圧位置に応じた各ユニットへの実行命令
とともに、上述した振動付与手段(モータ74)に動作
命令を発し、パネル面12を振動させる。
【0044】このように、このタッチパネルスイッチに
おいては、操作者がパネル面12を押圧操作すればパネ
ル面12が振動するため、操作者は、このパネル面12
の振動によって触感的な操作感覚を得て、快適な操作感
を得ることができる。
【0045】次に、第3実施形態にかかるタッチパネル
スイッチについて、図10〜図12を参照しながら説明
する。
【0046】この第3実施形態にかかるタッチパネルス
イッチは、タッチパネル本体10の有する検出手段が操
作者の押圧操作を検出すれば、タッチパネル本体10の
上部に衝撃を与える衝撃付与手段80を駆動させてパネ
ル面12を振動させ、操作者が、このパネル面12を伝
わる振動によって操作触感を得るようになっている。
【0047】このタッチパネルスイッチでは、上記第2
実施形態と同様に、タッチパネル本体10は、表側ケー
ス90の裏面側に弾性部材95…を介して取り付けられ
ており(図10参照)、衝撃付与手段80によってパネ
ル面12を衝撃が伝わり易くなっている。
【0048】そして、LCD30が取り付けられている
LCDブラケット40の上部に、パネルホルダー20の
上部に衝撃を与える衝撃付与手段80が取り付けられて
いる。
【0049】この衝撃付与手段80は、LCDブラケッ
ト40に取付部82を介して取り付けられたモータ84
の回転軸に、この回転軸の軸心Cから膨出した打撃部8
61を有する偏心カム86が取り付けられることによっ
て構成されている。この打撃部861は、偏心カム86
が軸心Cまわりに回転することによってパネルホルダー
20の上辺部に衝突し、パネルホルダー20に断続的に
衝撃を与えるようになっている。こうしてパネルホルダ
ー20が断続的に衝撃を受ければ、パネルホルダー20
は振動を生じ、ひいてはタッチパネル本体10のパネル
面12が振動するようになっている。
【0050】このような衝撃付与手段80は、図12に
示すように、上述した第2実施形態における振動付与手
段70と同様に、タッチパネル本体10の検出手段が操
作者の押圧操作を検出することにより、CPUによって
動作命令が発せられ、パネル面12を振動させるように
なっている。
【0051】このように、このタッチパネルスイッチに
おいては、操作者がパネル面12を押圧操作すればパネ
ル面12が振動するため、操作者は、このパネル面12
の振動によって触感的な操作感覚を得て、快適な操作感
を得ることができる。
【0052】以上、本発明を3つの実施形態に即して説
明したが、本発明にかかるタッチパネルスイッチは、上
記実施形態に限定されるものではなく、以下のように構
成してもよい。
【0053】(1)上記第1実施形態においては、操作
者のパネル面12への押圧操作に対して、タッチパネル
本体10がパネルホルダー20とともに押し込まれるよ
うに構成したが、押圧操作に応じて少なくともパネル面
12が押し込まれるのであれば、LCD30等も含めて
移動動作する構成にしてもよい。
【0054】(2)上記第1〜第3実施形態において
は、タッチパネル本体10として、マトリクス状に配置
された電極16,17によって押圧位置を検出するデジ
タル方式の接圧式タッチスイッチを採用しているが、本
発明にかかるタッチパネルスイッチには、押圧位置を検
出する検出手段を備えたタッチパネル本体であれば、任
意のタッチパネル本体を採用することができる。
【0055】具体的には、接圧式のタッチパネル本体と
しても、上記デジタル方式に限らず、下側電極16また
は上側電極17にパネル面12内で電位分布を形成して
おき、下側電極16と上側電極17とが接触した位置の
電位から押圧位置を検出するアナログ方式の接圧式も知
られているが、本発明においては、このようなアナログ
方式の接圧式タッチパネル本体も採用することができ
る。
【0056】さらに、パネル面12の周辺部に複数組の
発光LEDと受光LEDとを互いに対向するようにマト
リックス状に配列し、パネル面10を押圧操作する指が
前記発光LEDと受光LED間の光(一般には赤外線)
を遮ることで、押圧位置を検出する光学式のタッチパネ
ル本体も知られているが、本発明においては、このよう
な光学式の検出手段を備えたタッチパネル本体も採用す
ることができる。
【0057】また、タッチパネル本体10は、少なくと
もその背面側に配置されているLCD30等のメニュー
表示面32がパネル面12上にメニュー表示画面として
映し出される透明部分を有していれば、必ずしもパネル
面12の全面が透明でなくともよい。
【0058】(3)上記第1〜第3実施形態において
は、タッチパネル本体10にメニュー画面等を映し出す
メニュー表示面32をLCD30によって構成したが、
メニュー表示面はCRT等によって構成してもよい。
【0059】(4)上記第2,第3実施形態において
は、パネルホルダー20に振動や衝撃を与える振動付与
手段70、衝撃付与手段80をモータ74,84によっ
て偏心カム76,86を回転動作させることによって構
成したが、タッチパネル本体10に振動や衝撃を与える
ことができるものであれば、例えばソレノイドで構成す
るなど、任意の公知手段によって構成することができ
る。
【0060】(5)上記第3実施形態においては、衝撃
付与手段80をケース90,92側(具体的にはLCD
ブラケット40)に取り付けたが、逆にタッチパネル本
体10側のパネルホルダー20等に取り付け、ケース9
0,92側を打撃することによってその反作用によって
パネル面12を振動させる構成としても良い。
【0061】(6)上記第3実施形態では、衝撃付与手
段80が断続的にパネルホルダー20に衝撃を与える構
成としたが、操作者による一回の押圧操作に対しては一
回だけ衝撃を与えるように構成してもよい。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明にかかるタッチパ
ネルスイッチによれば、パネル面を押圧操作する操作者
に対し、前記パネル面を介して操作触感を与える操作触
感付与手段を備えているため、パネル面を押圧操作する
操作者は触感による操作感覚を得ることができることか
ら、優れた操作感を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるタッチパネルスイッチの第1実
施形態の側断面図である。
【図2】同実施形態の構成を示す概略斜視図である。
【図3】同実施形態のタッチパネル本体の断面説明図で
ある。
【図4】同実施形態のパネルホルダーの背面図である。
【図5】同実施形態のパネルホルダーを背面側から見た
斜視図である。
【図6】同実施形態の押圧操作時における側断面図であ
る。
【図7】本発明にかかるタッチパネルスイッチの第2実
施形態の側断面図である。
【図8】同実施形態のパネルホルダーの背面斜視図であ
る。
【図9】同実施形態の制御系を示すブロック図である。
【図10】本発明にかかるタッチパネルスイッチの第3
実施形態の側断面図である。
【図11】同実施形態のパネルホルダーの背面斜視図で
ある。
【図12】同実施形態の制御系を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
10 タッチパネル本体 20 パネルホルダー 25 スライド動作案内ピン 30 LCD(液晶パネル) 40 LCDブラケット 44 弾性部材(付勢手段) 70 振動付与手段 80 衝撃付与手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内藤 清隆 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 小島 順一 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 5B087 AA09 AB12 AE05 CC12 CC15 CC26 DD02 DE03 5G006 AA01 BA01 FB14 FB17 FB30 JA01 JB05 JB07 JC02 JF01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ボタンが映し出されるパネル面を有
    し、そのパネル面に押圧操作されるタッチパネル本体
    と、 前記パネル面上における操作者の押圧位置を検出する検
    出手段と、 前記パネル面を押圧操作する操作者に対し、前記パネル
    面を介して操作触感を与える操作触感付与手段とを備え
    たことを特徴とするタッチパネルスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記パネル面が、入力ボタンが表示され
    るメニュー表示面の前面側に配置された透明のパネル面
    である請求項1記載のタッチパネルスイッチ。
  3. 【請求項3】 前記操作触感付与手段が、操作者の押圧
    操作に応じて前記タッチパネル本体を動作させることに
    より、操作者に操作触感を与えるように構成された請求
    項1または2記載のタッチパネルスイッチ。
  4. 【請求項4】 前記操作触感付与手段が、前記タッチパ
    ネル本体を前後方向に移動可能に支持するパネル支持機
    構と、前記タッチパネル本体を前面側に付勢する付勢手
    段とを備えた請求項3記載のタッチパネルスイッチ。
  5. 【請求項5】 前記パネル支持機構が、前記パネル面が
    傾くことを防止しながら、前記タッチパネル本体を前後
    方向にのみ移動可能に支持するように構成された請求項
    4記載のタッチパネルスイッチ。
  6. 【請求項6】 前記操作触感付与手段が、前記検出手段
    が操作者の押圧操作を検出した場合に、前記タッチパネ
    ル本体を機械的に動作させるパネル駆動手段を備えた請
    求項3記載のタッチパネルスイッチ。
  7. 【請求項7】 前記パネル駆動手段が、前記タッチパネ
    ル本体に振動を与える振動付与手段によって構成された
    請求項6記載のタッチパネルスイッチ。
  8. 【請求項8】 前記パネル駆動手段が、前記タッチパネ
    ル本体に衝撃を与える衝撃付与手段によって構成された
    請求項6記載のタッチパネルスイッチ。
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