JP2000222006A - プロセス入出力装置 - Google Patents

プロセス入出力装置

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JP2000222006A
JP2000222006A JP2579899A JP2579899A JP2000222006A JP 2000222006 A JP2000222006 A JP 2000222006A JP 2579899 A JP2579899 A JP 2579899A JP 2579899 A JP2579899 A JP 2579899A JP 2000222006 A JP2000222006 A JP 2000222006A
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JP2579899A
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Eiji Kobayashi
英二 小林
Akihiro Ohashi
章宏 大橋
Koji Masui
晃二 桝井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プラントに分散配置されたプロセス入出力装置
間の距離が長くなってしまうため、機器の交換・保守を
行うプラントの現場から動作関係の把握ができず、ある
プロセスの処理を停止させるために他のプロセス入出力
装置の一括停止等の作業を実施する作業が大変困難とな
る。 【解決手段】プロセス入出力装置において機能単位群の
一括停止と制御演算情報及びネットワーク情報の再ロー
ディングを要求するためのスイッチとローディング完了
時の表示機能を備える。各プロセス入出力装置とプロセ
スとの対応関係を管理する対応プロセス情報を、上位の
監視制御装置又は各プロセス入出力装置毎に備える。監
視手段はこのスイッチの状態を監視し、対応プロセス情
報に基づいて再ローディングが必要な機能単位群の他の
プロセス入出力装置に対し一括停止の指示を出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラント制御に関
し、特にプラント制御に用いられるプロセス入出力装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の制御システムにおいては、プロセ
ス量を取り込みプロセスに制御量を出力するプロセス入
出力装置(PI/O)と、統括するプロセスの制御すべ
き量を目標の値に近づけるための演算を行うコントロー
ラに大別され、プラント側の現場に設置されているPI
/Oと電気室に設置されているコントローラを配線する
方式が採られてきた。コントローラはネットワークを経
由してオペレータ室に設置された全体を監視する上位の
MMI通信I/Fネットワーク・プロセッサと、プラン
ト側のPI/Oと通信を行う通信I/F。一方、PI/
Oは上位のコントローラと通信を行い、通信I/Fセン
サやアクチュエータを経由してプロセス信号の入出力を
行う。電気室に設置されている各コントローラは少数の
筺体に集中的に実装されているので、機器の交換や増設
の際の制御演算情報やネットワーク情報の再ローディン
グ等、コントローラの一括停止作業を保守員が素早く短
時間で行えるというメリットがある。例えばプラントの
特定のプロセスのみを停止させる必要がある保守作業を
実施する場合は、電気室に設置される該当プロセスを統
括するコントローラに繋がるPI/Oの停止作業のみを
実施すればよい。この様な例としては、特開昭58−2170
03号公報に記載の技術がある。
【0003】しかしこの構成では、プラント側PI/O
と電気室のコントローラが設置される場所が遠く離れて
いるために、お互い接続するケーブルコストがかかり配
線工数が多くなったり、コントローラを設置する電気室
を設けなければならないという問題があった。また、機
器のメンテナンスにおいては、PI/Oとコントローラ
両方について別々に保守作業を行う必要があり、機器の
保守が困難となり又、保守員を分散させていた。
【0004】そのため、従来電気室に設置されていたコ
ントローラ内に具備されていた上位オペレータコンソー
ル等と通信制御を行うためのネットワーク制御部と、P
I/Oからのプロセスデータに対して演算を行うための
制御演算部を、プラントの現場に設置されているPI/
O内部に統一したプロセス入出力装置をプラントに分散
配置して、各プロセスの制御を行わせる。そして各プロ
セス入出力装置はネットワークを経由して全体を監視す
る上位のMMI600との通信を行い、プラントを制御する技
術がある。
【0005】この場合、ネットワーク制御部及び制御演
算部をPI/O内に統合し、従来のPI/Oとコントロ
ーラを一つにまとめたプロセス入出力装置をプラント側
の現場に配置することにより、前記のPI/Oとコント
ローラ間の配線本数を削減でき、更に電気室が不要とな
るため保守作業時において保守員を分散配置する必要が
なくなる。
【0006】しかし、あるプロセスの処理を停止させる
ためには、その停止させるプロセスの制御を行う全ての
プロセス入出力装置の一括停止等の作業を実施するた
め、プラントに分散配置されたプロセス入出力装置の連
動関係を把握する必要がある。その様な技術として特開
平9−212231号公報に記載の技術がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特開平9−212231 号公
報に記載の技術では、システムの保守点検のために、機
器の連動関係を格納した連動関係データベースをセンタ
装置に設け、連動元と連動先との連動関係をセンタ装置
のCRTに表示させることにより動作関係の把握を容易
にできる。
【0008】しかし、実際に機器の交換・保守を行うプ
ラントの現場からは、動作関係の把握ができない。又プ
ラントに分散配置された各プロセス入出力装置間の距離
が長くなってしまうため、あるプロセスの処理を停止さ
せるためには、その停止させるプロセスの制御を行う全
てのプロセス入出力装置の一括停止等の作業を実施する
ため、距離の離れたプロセス入出力装置間を渡り歩き、
各々のプロセス入出力装置について停止操作をする必要
があり、交換や増設時における保守員の作業が大変困難
となるという問題も生じる。
【0009】本発明の目的は、上記課題を解決するため
のプロセス入出力装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】プロセス入出力装置にお
いて保守交換時において機能単位群の一括停止と制御演
算情報及びネットワーク情報の再ローディングを要求す
るためのコンフィグレーションスイッチとローディング
完了時の表示機能を備える。また、各プロセス入出力装
置とプロセスとの対応関係を管理する対応プロセス情報
を、上位の監視制御装置又は各プロセス入出力装置毎に
備える。
【0011】監視手段はこのコンフィグレーションスイ
ッチの状態を監視し、対応プロセス情報に基づいて、再
ローディングを要求したプロセス入出力装置が属する機
能単位群の他のプロセス入出力装置に対し、一括停止の
指示を出す。
【0012】保守作業時に使用するコンフィグレーショ
ンスイッチ及び表示機能を具備させることにより、保守
員の作業容易化を図ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例につ
いて説明する。
【0014】図1に本発明を適用したシステムの基本構
成を示す。現場710のプロセス入出力装置101〜1
06は、ネットワーク200を経由してマンマシンイン
タフェースを備えた上位の監視制御装置600(以下、
MMIと呼ぶ)との通信を行う。このMMI600はオペレー
タ室720に設定され、プラント全体を監視・制御す
る。各プロセス入出力装置101〜106は、通信イン
タフェース(通信I/F)321とネットワーク・プロセ
ッサ322(以下、NetworkPUと略す)と、プロセスか
らのアナログ信号をデジタル信号に変換するA/Dコン
バータ402,制御演算を行うMPU343、このMPUによ
る演算結果に基づいたデジタル信号のプロセスに対する
制御指令をアナログ信号に変換するD/Aコンバータ4
03と、保守作業時に操作,確認するためのコンフィグ
レーションスイッチ110と各プロセス入出力装置の状
態を表示するためのLED120を備えている。
【0015】各プロセス入出力装置101〜106はプ
ラントのプロセスに即して現場に分散配置されており、
それらはネットワーク200にて接続されている。また
各プロセス入出力装置101〜106はネットワーク2
00を経由してオペレータ室720内のMMI600から監視
することが可能である。MMI600は表示装置601,記憶
装置603,入力装置604等の周辺機器と、現場71
0のプロセス入出力装置101〜106とネットワーク
200を経由して通信を行うための、通信I/F605
及びMPU602より構成される。
【0016】以下の説明では、監視・制御の対象となる
プロセスはプロセスA551とプロセスB552の2つ
とし、プロセス入出力装置101〜106の内、プロセ
ス入出力装置101〜103はプロセスA551の監視
制御を行い、プロセス入出力装置104〜106はプロ
セスB552の監視制御を行うものとする。なお、プロ
セス入出力装置102〜105は、プロセス入出力装置
101,106と同様の構成であるため、図1には図示
されていない。
【0017】以下図4と図5を用いて処理の流れを説明
する。機器交換の対象がプロセス入出力装置104であ
り、プラントのプロセスB552のみ停止させる必要が
ある保守作業を行う場合を考える。保守作業員は、まず
プロセス入出力装置104のコンフィグレーションスイ
ッチ110を停止モードに設定する。各プロセス入出力
装置101〜106のNetworkPU332は、自プロセス入出
力装置のコンフィグレーションスイッチ110の状態
(停止モード)を常に監視している(ステップ60
1)。プロセス入出力装置104のNetworkPU322はコン
フィグレーションスイッチ110が停止モードに変わっ
たことを検出すると、ローカルメモリ330内に格納さ
れている固定データから停止要求メッセージを読み出
し、ネットワーク200を経由してこの停止要求メッセ
ージをMMI600に対して送信する(ステップ602)。
【0018】MMI600のMPU602は、各プロセス入出力装置
101〜106からのメッセージの受信を常に監視して
いる(ステップ603)。また、MMI600の記憶装置60
3には、図2のように監視制御の対象となるプロセスを
識別するためのプロセス番号を示すプロセスIDと、プ
ロセスを監視・制御するプロセス入出力装置を識別する
ための番号を示すプロセス入出力装置IDとが対応付け
られたプラント対応テーブル情報800が格納されてい
る。このプラント対応テーブル情報800は、各プロセ
ス入出力装置は、どのプロセスの監視制御を行っている
のかを対応付けて管理している。プロセス入出力装置1
01〜106には、個々のプロセス入出力装置に対応し
たプロセス入出力装置ID811,812,813,8
14,815,816が格納されている。MMI600のMPU6
02は、いずれかのプロセス入出力装置からの停止要求メ
ッセージの受信を検出すると、メッセージに付加されて
いるプロセス入出力装置IDにより、送信元のプロセス
入出力装置を識別する。またプラント対応テーブル情報
800のプロセスIDとプロセス入出力装置IDの対応
情報を参照することにより、停止要求メッセージを送信
したプロセス入出力装置と同じプロセスを監視制御して
いるプロセス入出力装置を選択する。
【0019】本実施例の場合、プロセス入出力装置10
4のコンフィグレーションスイッチ110が停止モード
に成ったことを検出したNetworkPU332が、MMI600に対し
て停止要求メッセージを送信する。この停止要求メッセ
ージを受信したMMI600は、メッセージに付加されたプロ
セス入出力装置IDを読み取ってプラント対応テーブル
情報800を調べ、同じプロセスB552を監視制御し
ている他のプロセス入出力装置105,106を選択す
る。
【0020】MMI600のMPU602は、記憶装置603に格納
されている固定データからプロセスB停止要求報告メッ
セージを読み出す。これはプロセスB552について現
在行われている処理の停止を要求するための停止要求報
告メッセージである。MPU602はこのプロセスB停止要求
報告メッセージを、プロセス入出力装置104と同じプ
ロセスB552に接続されているプロセス入出力装置1
04〜106に対して送信する(ステップ604)。
【0021】プロセス入出力装置の各NetworkPU322は、
送られてきたメッセージを常に監視している(ステップ
605)。そして、プロセスの停止要求報告メッセージ
の受信を検出すると、外部・内部アクセスの処理を停止
する(ステップ606)。プロセス入出力装置104〜1
06の各NetworkPU322は、次にローカルメモリ330内
に格納されている固定データから処理停止報告メッセー
ジを読み出し、全ての停止処理が終了したことを示す処
理停止報告メッセージにプロセス入出力装置IDを付加
し、MMI600に対して送信する(ステップ607)。MMI6
00のMPU602はメッセージの受信を常に監視しており(ス
テップ608)、処理停止報告メッセージの受信を検出
して全ての処理が停止したことを確認すると、MMI600の
MPU602は、記憶装置603に格納されている固定データ
から停止確認メッセージを読み出して、プロセス入出力
装置104〜106に対してこの停止確認メッセージを
送信する(ステップ609)。
【0022】プロセス入出力装置の停止が確認される
と、次に再ローディング処理が行われる。各プロセス入
出力装置のNetworkPU322はメッセージの受信を常に監視
しており(ステップ610)、プロセス入出力装置10
4では、この停止確認メッセージの受信を検出すると、
表示制御部331は表示機構のLED120を点灯させて、プ
ロセスB552の全ての処理が停止したことを保守作業
員に対して知らせる(ステップ611)。保守員はLED1
20が点灯したことを確認した後、保守員が保守対象とな
るプロセス入出力装置104の交換作業を実施する。
【0023】作業終了後、保守作業員が現在のプラント
状態や運転開始後の安全性等についてチェックを行い、
異常がないことを確認した後、コンフィグレーションス
イッチ110をローディング開始モードに設定する。プ
ロセス入出力装置104のNetworkPU332は、コンフィグ
レーションスイッチ110の状態(ローディング開始モ
ード)を常に監視していて(ステップ612)、Networ
kPU322がコンフィグレーションスイッチ110がローデ
ィング開始モードになったことを検出した時、プロセス
入出力装置104のNetworkPU332はローカルメモリ33
0内に格納されている固定データからローディング開始
要求メッセージを読み出し、このローディング開始要求
メッセージに自プロセス入出力装置IDを付加して、ネ
ットワーク200を経由してMMI600に対して送信する
(ステップ613)。
【0024】MMI600のMPU602はメッセージの受信を常に
監視し(ステップ614)、このプロセス入出力装置1
04からローディング開始要求メッセージを正常に受信
すると、プラント対応テーブル情報800を参照し、ま
た記憶装置603に格納される制御演算情報及びネット
ワーク情報を読み出し、プロセス入出力装置104、又
は必要に応じて105,106に対して、制御演算情報
及びネットワーク情報の再ローディングを開始する(ス
テップ615)。対象となるプロセス入出力装置に対す
る再ローディングが終了すると、MMI600のMPU602は、記
憶装置603に格納されている固定データから運転再開
メッセージを読み出し、プロセス入出力装置104〜1
06に対してこの運転再開メッセージを送信する(ステ
ップ616)。
【0025】プロセス入出力装置104〜106の各Ne
tworkPU322は、メッセージの受信を常に監視しており
(ステップ617)、この運転再開メッセージの受信を
検出すると、プロセス入出力装置104〜106内のM
PUへ運転開始指示を出力し、各プロセス入出力装置が
運転開始後、表示制御部331は表示機構LED120を点灯
させる(ステップ618)。保守員は表示機構LED120が
点灯したことを確認後することにより再ローディングが
終了し運転開始したことを知ることができる。
【0026】以上コンフィグレーションスイッチ110
と表示機構LED120を具備させることにより、プロセス入
出力装置100がお互い距離の離れた所に複数分散配置
されていても、プロセス入出力装置100の交換や増設
の際に停止させなければならないプロセスの一括停止作
業及び確認を保守員が容易に行うことができる。
【0027】次に第二の実施例として、上述の第一の実
施例において、MMI600から送っていた停止要求報告メッ
セージを、コンフィグレーションスイッチ120がON
になったプロセス入出力装置から、他の同じプロセスを
監視制御しているプロセス入出力装置へ直接送信する場
合を、図6を用いて該当プロセス入出力装置の停止確認
処理を説明する。
【0028】この第2の実施例の場合、各プロセス入出
力装置がプラント対応テーブル情報を備えている。この
各プロセス入出力装置毎のプラント対応テーブル情報に
は、自プロセス入出力装置が監視制御するプロセスと同
じプロセスを監視制御している全てのプロセス入出力装
置のプロセス入出力装置IDが格納されている。プラン
トA551に接続されるプロセス入出力装置101〜1
03のローカルメモリ330には、図3に示すようなプ
ラント対応テーブル情報821が格納され、プラントB
552に接続されているプロセス入出力装置104〜1
06の各ローカルメモリ330には、プラント対応テー
ブル情報822が格納されている。
【0029】機器交換の対象がプロセス入出力装置10
4であり、プラントB552のみを停止させる必要があ
る保守作業を行う場合、保守作業員がプロセス入出力装
置104のコンフィグレーションスイッチ110を停止
モードに設定する。プロセス入出力装置104のNetwor
kPU332はコンフィグレーションスイッチ110の状態が
停止モードになったか否かを常に監視している(ステッ
プ701)。プロセス入出力装置104のNetworkPU322
はコンフィグレーションスイッチ110が停止モードと
なったことを検出すると、自ローカルメモリ330内に
格納されるプラント対応テーブル情報822を参照す
る。そして、プロセスIDとプロセス入出力装置IDと
の対応関係から、自プロセス入出力装置ID以外で、か
つ自プロセス入出力装置104と同じプロセスB552
に属するプロセス入出力装置IDが5と6のプロセス入
出力装置105,106が選択する。プロセス入出力装
置104のNetworkPU332はローカルメモリ330内に格
納されている固定データから停止要求メッセージを読み
出し、現在プロセス入出力装置で行われている処理の停
止を要求するための停止要求報告メッセージに自分のプ
ロセス入出力装置IDを付加し、自プロセス入出力装置
ID以外のプロセス入出力装置105,106に対して
送信する(ステップ702)。プロセス入出力装置10
5,106の各NetworkPU322は、メッセージを常に監視
していて(ステップ703)、停止要求報告メッセージ
の受信を検出すると、NetworkPU322及びMPU341は外部・
内部アクセスの処理を停止する(ステップ704)。プ
ロセス入出力装置105,106のNetworkPU322は、ロ
ーカルメモリ330内に格納されている固定データから
処理停止報告メッセージを読み出し、全ての停止処理が
終了したことを示す処理停止報告メッセージをプロセス
入出力装置104に対して送信する(ステップ70
5)。プロセス入出力装置104のNetworkPU322はメッ
セージの受信を常に監視し、この処理停止報告メッセー
ジの受信を検出するとプロセス入出力装置104の表示
制御部331は表示機構LED120を点灯させ、プロセスB
552の全ての処理が停止したことを保守作業員に対し
て知らせる。保守員は表示機構LED120が点灯したことを
確認した後、保守員が保守対象となるプロセス入出力装
置104の交換作業を実施する。作業終了後、保守作業
員が現在のプラント状態や運転開始後の安全性等につい
てチェックを行い、異常がないことを確認した後、コン
フィグレーションスイッチ110をローディング開始モ
ードに設定する。以下の動作は第一の実施例と同じであ
る。
【0030】以下、第一の実施例におけるプロセスB停
止要求報告メッセージを全プロセス入出力装置100へ
一斉送信する場合を第三の実施例として、図7を用いて
該当プロセス入出力装置の停止確認処理を説明する。
【0031】この第三の実施例の場合も、先の第二の実
施例と同様に全てのプロセス入出力装置はローカルメモ
リ330内にプラント対応テーブル情報を格納してい
る。交換の対象がプロセス入出力装置104でプラント
B552のみ停止させる必要がある保守作業を行う場
合、保守作業員がプロセス入出力装置104のコンフィ
グレーションスイッチ110を停止モードに設定する。
プロセス入出力装置104内のNetworkPU332はコンフィ
グレーションスイッチ110の状態を常に監視しており
(ステップ801)、このNetworkPU322はコンフィグレ
ーションスイッチ110が停止モードになったことを検
出すると、自プロセス入出力装置104のローカルメモ
リ330内に格納されている固定データから停止要求メ
ッセージを読み出す。そして読み出した現在行われてい
る処理の停止を要求するための停止要求報告メッセージ
に自分のプロセス入出力装置IDを付加して、ネットワ
ーク200に接続される全てのプロセス入出力装置に対
して一斉送信する(ステップ802)。各プロセス入出
力装置のNetworkPU322はメッセージを常に監視しており
(ステップ803)、この停止要求報告メッセージの受
信を検出すると、ローカルメモリ330に格納されるプ
ラント対応テーブル情報822を参照する。そして、停
止要求報告メッセージ送信元のプロセス入出力装置10
4が属しているプロセスA551以外のプロセスに属す
るプロセス入出力装置101,102,103は、受信
した停止要求報告メッセージを廃棄する(ステップ80
4)。停止要求報告メッセージ送信元のプロセス入出力
装置104が属しているプロセスB552に属するプロ
セス入出力装置105,106は、外部・内部アクセス
の処理を停止する(ステップ805)。プロセス入出力
装置105,106のNetworkPU322は、各々のローカル
メモリ330内に格納されている固定データから処理停
止報告メッセージを読み出し、全ての停止処理が終了し
たことを示すこの処理停止報告メッセージをプロセス入
出力装置104に対して返信する。プロセス入出力装置
104のNetworkPU322はメッセージの受信を常に監視し
ていることから、この処理停止報告メッセージの受信を
検出すると表示制御部331は表示機構LED120を点灯さ
せ、プロセスB552に属する全てのプロセス入出力装
置の処理が停止したことを保守作業員に対して知らせ
る。保守員は表示機構LED120が点灯したことを確認した
後、保守員が保守対象となるプロセス入出力装置104の
交換作業を実施する。作業終了後、保守作業員が現在の
プラント状態や運転開始後の安全性等についてチェック
を行い、異常なきことを確認した後、コンフィグレーシ
ョンスイッチ110をローディング開始モードに設定す
る。以下の動作は第一の実施例と同じである。
【0032】尚、上記の各実施例において説明したコン
フィグレーションスイッチ110や表示機構LED120の個
数又はそれらの設定方法、またプロセス入出力装置への
再ローディングや運転開始の方法については、交換や増
設といった保守の類別により方式が異なる。例えば、本
実施例では、再ローディングと運転開始を一連の処理と
して実現したが、再ローディングと運転開始の操作を別
の処理として分離する方法も考えられる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、従来のPI/Oとコン
トローラを一つにまとめ、ネットワーク制御部及び制御
演算部をプラント側の現場に配置したプロセス入出力装
置内に統合し、保守作業時に使用するコンフィグレーシ
ョンスイッチ及び表示機能を具備させることにより、プ
ラントに分散配置されたプロセス入出力装置に対して、
制御演算情報及びネットワーク情報の再ローディングを
実施するための一括停止及びローディング終了の確認が
行え、保守員の作業容易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプロセス入出力装置を用いたシス
テムの構成図である。
【図2】第一の実施例におけるプラント対応テーブル情
報を示す図である。
【図3】第二,第三の実施例におけるプラント対応テー
ブル情報を示す図である。
【図4】第一の実施例における停止確認処理を示す動作
フローである。
【図5】第一の実施例における再ローディング処理を示
す動作フローである。
【図6】第二の実施例における停止確認処理を示す動作
フローである。
【図7】第三の実施例における停止確認処理を示す動作
フローである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桝井 晃二 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 Fターム(参考) 5H219 AA01 CC09 CC17 FF04 GG01 HH02 HH30

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御システムのプラントに設置されている
    センサ等制御機器とプロセス信号の入出力を行うプロセ
    ス入出力装置において、 ネットワークに接続されている一つ又は複数のプロセス
    入出力装置に対して一括停止要求出力を指示、又は制御
    システムに設定されている制御演算情報及びネットワー
    ク情報の再ローディングを要求するための少なくとも1
    つのスイッチと、 自プロセス入出力装置に接続されているプロセスのプロ
    セスIDと当該プロセスIDのプロセスに接続されてい
    る全てのプロセス入出力装置の識別情報を対にした対応
    プロセス情報を備え、 当該対応プロセス情報を参照することにより、同じプロ
    セスに接続されている他のプロセス入出力装置に対し
    て、前記スイッチの指示に従い一括停止要求を出力する
    ことを特徴とするプロセス入出力装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のプロセス入出力装置にお
    いて、少なくとも一つの表示機構を具備し、当該表示機
    構はプロセス入出力装置の全処理の停止、ネットワーク
    に接続されているプロセス入出力装置に対する制御演算
    情報及びネットワーク情報の再ローディング終了、又は
    当該プロセス入出力装置の動作再開を表示することを特
    徴とするプロセス入出力装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のプロセス入出力装置にお
    いて、各プロセス入出力装置は前記対応プロセス情報と
    して、自プロセス入出力装置に接続されているプロセス
    と同じプロセスに接続されている全てのプロセス入出力
    装置の識別情報を具備し、 前記スイッチの指示に従い、ネットワークに接続されて
    いる全プロセス入出力装置に対して、一括停止要求と当
    該スイッチを備えるプロセス入出力装置の識別情報を出
    力し、 一括停止要求を受信した場合は、送信元のプロセス入出
    力装置が接続されているプロセスと、自プロセス入出力
    装置の接続されているプロセスが同じプロセスであるか
    を判定し、プロセスに送信元のプロセス入出力装置が同
    じプロセスに接続されている場合には、自プロセス入出
    力装置の停止処理を行うことを特徴とするプロセス入出
    力装置。
JP2579899A 1999-02-03 1999-02-03 プロセス入出力装置 Pending JP2000222006A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012168627A (ja) * 2011-02-10 2012-09-06 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 機械設備の制御装置

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