JP2000220441A - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

内燃機関の排気浄化装置

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JP2000220441A
JP2000220441A JP11020977A JP2097799A JP2000220441A JP 2000220441 A JP2000220441 A JP 2000220441A JP 11020977 A JP11020977 A JP 11020977A JP 2097799 A JP2097799 A JP 2097799A JP 2000220441 A JP2000220441 A JP 2000220441A
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Yoshiaki Higuchi
義明 樋口
Takashi Dougahara
隆 堂ヶ原
Kazuo Koga
一雄 古賀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関の排気浄化装置において、低コスト
で確実にバイパス弁及びその駆動系の故障を検出して信
頼性の向上を図る。 【解決手段】 排気ガスが三元触媒37を通過するとき
はバイパス通路38を通過するときに比べて圧力損失が
大きいため、エンジン11の出力トルクがわずかに変化
することを利用し、エンジン11の所定の運転状態下で
バイパス弁39を作動させたときに、このエンジン11
に出力変化(エンジン回転数の変化やアイドルスピード
コントロールバルブ34の作動)があったときにはバイ
パス弁39が正常に作動していると判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の排気通
路に排気ガス用浄化触媒と、この排気ガス用浄化触媒を
バイパスするバイパス通路とを設け、内燃機関の運転状
態に応じて排気ガスを選択的に通過させるようにした内
燃機関の排気浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、内燃機関の冷態始動時に発生する
排気ガスを浄化するために、排気マニホールドの近傍
に、例えば、酸化触媒を設けた排気浄化装置が実用化さ
れており、この酸化触媒によって冷態始動時の排気ガス
に含まれるHCを除去して排気ガスを浄化している。と
ころが、この排気浄化装置は、排気ガスが高温になった
ときに酸化触媒が熱劣化してしまったり、あるいは、排
気管にリーン空燃比運転中でも排気ガス中のNOx をH
Cの存在下で選択的に還元する選択還元型触媒を設けた
場合には、上流に設けられた触媒により排気ガス中のH
Cが酸化還元されてしまい、選択還元型触媒でNOx を
還元するために必要なHCが不足してしまうという不具
合がある。そのため、排気通路に酸化触媒を設けると共
にこの酸化触媒をバイパスするバイパス通路を設け、こ
のバイパス通路にバイパス弁を設け、内燃機関の運転状
態に応じてバイパス弁を開閉することで、排気ガスを酸
化触媒とバイパス通路との間で選択的に通過させるよう
にした技術がある。
【0003】そして、このような排気通路に酸化触媒、
バイパス通路、バイパス弁等を設けた排気浄化装置にあ
っては、排気管の内面にカーボン等が付着することでバ
イパス弁が正常に開閉作動しなかったり、このバイパス
弁を作動するための駆動源として設けられた負圧モータ
や電気モータなどが故障することで、バイパス弁が開放
側や閉止側で停止してしまったりする虞がある。そこ
で、このバイパス弁の作動不良を検知して酸化触媒の劣
化の進行や排気ガスの悪化を抑制したものとして、例え
ば、特開平8−86215号公報に開示されたものがあ
る。
【0004】この公報に開示された「内燃エンジンの制
御装置」では、排気管の途中に第1の触媒装置と第2の
触媒装置とを直列に配設して各触媒の間にO2 センサを
配設する一方、第1の触媒装置をバイパスするバイパス
通路を設けると共に、第1の触媒装置の上流側に排気バ
イパスバルブを設けている。そして、O2 センサの出力
信号の反転周期を計測し、この反転周期が所定周期より
短くてエンジンが始動状態にあるとき、または、反転周
期が所定周期より大きくエンジンが始動状態以外にある
ときは、排気バイパスバルブまたはその駆動系に故障が
あると判定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した
「内燃エンジンの制御装置」にあっては、第1の触媒装
置の下流側にO2 センサを配設し、その出力信号に基づ
いて排気バイパスバルブまたはその駆動系の故障を判定
している。そのため、排気バイパスバルブまたはその駆
動系の故障判定のための部品点数が増加して全体のシス
テムとしてコスト高を招いてしまうと共に、O2 センサ
の経時劣化等によって判定の信頼度が低下してしまうと
いう問題がある。また、第1の触媒装置が高温の排気ガ
スの通過によって熱劣化してしまったら、第1の触媒装
置を通過した排気ガスもバイパス通路を通過した排気ガ
スもO2 センサによる検出値の差が小さくなり、排気バ
イパスバルブまたはその駆動系の故障を判定することが
できない。
【0006】本発明は、このような問題を解決するもの
であって、低コストで確実にバイパス弁及びその駆動系
の故障を検出して信頼性の向上を図った内燃機関の排気
浄化装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明の内燃機関の排気浄化装置では、内燃機関の
排気通路に、排気ガス中の有害物質を浄化する排気ガス
用浄化触媒と、この排気ガス用浄化触媒をバイパスする
バイパス通路と、このバイパス通路を開閉可能な弁手段
とを設け、制御手段が内燃機関の状態に応じて弁手段を
作動制御すると共に、故障判定手段が内燃機関の所定の
状態下で弁手段を作動させて内燃機関の出力変化を検知
することでこの弁手段の故障を判定するようにしてい
る。
【0008】従って、排気ガスが排気ガス用浄化触媒を
通過するときは、バイパス通路を通過するときに比べて
圧力損失が増加することから、内燃機関の所定の状態下
で弁手段を開放位置から閉止位置に作動させたとき、内
燃機関の出力トルクが負方向に変化していれば正常と判
定し、出力トルクが変化しなかったり、正方向に変化し
ていれば異常と判定する。一方、弁手段を閉止位置から
開放位置に作動させたとき、内燃機関の出力トルクが正
方向に変化していれば正常と判定し、出力トルクが変化
しなかったり、負方向に変化していれば異常と判定す
る。この場合、内燃機関の出力トルクの変化は、エンジ
ン回転数やアイドルスピードバルブ信号等を用いればよ
く、別途故障判定用のセンサを設けることなく、弁手段
の故障を確実に判定することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0010】図1に本発明の一実施形態に係る内燃機関
の排気浄化装置が適用された筒内噴射火花点火式内燃機
関の概略構成、図2に本実施形態の内燃機関の排気浄化
装置の制御のフローチャートを示す。
【0011】本実施形態の内燃機関の排気浄化装置にお
いて、図1に示すように、エンジン10は燃料を直接燃
焼室に噴射する筒内噴射型直列4気筒ガソリンエンジン
であって、シリンダヘッド11には各気筒毎に点火プラ
グ12が取付けられると共に、インジェクタ13が取付
けられている。燃焼室14内にはインジェクタ13の噴
射口が開口し、ドライバ15を介してインジェクタ13
から噴射される燃料が燃焼室14内に直接噴射されるよ
うになっている。エンジン10のシリンダ16にはピス
トン17が上下に摺動自在に支持され、ピストン17の
頂面には半球状に窪んだキャビティ18が形成され、キ
ャビティ18によって吸気流に通常のタンブル流とは逆
の逆タンブル流を発生させることができる。
【0012】シリンダヘッド11には燃焼室14を臨む
吸気ポート19及び排気ポート20が形成され、吸気ポ
ート19は吸気弁21の駆動によって開閉され、排気ポ
ート20は排気弁22の駆動によって開閉される。シリ
ンダヘッド11の上部には吸気側のカムシャフト23及
び排気側のカムシャフト24が回転自在に支持され、吸
気側のカムシャフト23の回転により吸気弁21が駆動
され、排気側のカムシャフト24の回転により排気弁2
2が駆動される。
【0013】各気筒の所定のクランク位置でクランク角
信号SGT を出力するベーン型のクランク角センサ25が
設けられ、クランク角センサ25はエンジン回転速度を
検出可能としている。また、クランクシャフトの半分の
回転数で回転するカムシャフト23,24には気筒識別
信号SGC を出力する識別センサ26が設けられ、気筒識
別信号SGC によりクランク角信号SGT がどの気筒のもの
か識別可能とされている。
【0014】吸気ポート19には吸気マニホールド27
を介して吸気管28が接続され、吸気管28の空気取入
口にはエアクリーナ29が取付けられている。また、吸
気管28にはスロットルボデー30が設けられ、スロッ
トルボデー30には流路を開閉するバタフライ式のスロ
ットル弁31が設けられると共に、スロットル弁31の
開度を検出するスロットルポジションセンサ32が取付
けられている。このスロットルポジションセンサ32か
らは、スロットル弁31の開度に応じたスロットル電圧
が出力され、スロットル電圧に基づいてスロットル弁3
1の開度が認識されるようになっている。更に、スロッ
トルボデー30にはアイドル時に吸気通路をバイパスし
て吸気するパイパス通路33が形成され、このパイパス
通路33を開閉するアイドルスピードコントロールバル
ブ34が設けられている。
【0015】一方、排気ポート20には排気マニホール
ド35を介して排気管36が接続され、この排気管36
に排気ガス中の有害物質を浄化する三元触媒(排気ガス
用浄化触媒)37が装着されると共に、この三元触媒3
7をバイパスするバイパス通路38が設けられており、
バイパス通路38にはこのバイパス通路38を開閉可能
なバイパス弁(弁手段)39が装着されている。そし
て、排気管36における、三元触媒37及びバイパス通
路38の下流側にはO2センサ40が取付けられている。
また、排気管38の更に下流側にはNOx 触媒41と三
元触媒42が設けられると共に、O2センサ43が取付け
られ、更に図示しないマフラーが取付けられている。
【0016】また、車両には制御装置としての電子制御
ユニット(ECU)44が設けられ、このECU44に
は、入出力装置、制御プログラムや制御マップ等の記憶
を行う記憶装置、中央処理装置及びタイマやカウンタ類
が具備されており、このECU44によって筒内噴射エ
ンジン10の総合的な制御が実施される。即ち、前述し
た各種センサ類25,26,32,40,43の検出情
報がECU44に入力され、ECU44は各種センサ類
の検出情報に基づいて、燃料噴射モードや燃料噴射量を
始めとして点火時期等を決定し、インジェクタ13のド
ライバ15や点火プラグ12やアイドルスピードコント
ロールバルブ34やバイパス弁39等を駆動制御する。
【0017】このように構成された筒内噴射エンジン1
0において、クランクシャフトが回転駆動すると、コン
ロッドを介してピストン17がシリンダ16内を往復移
動する一方、クランクシャフトの回転駆動力がカムシャ
フト23,24に伝達されて同期回転駆動すると、吸気
カム及び排気カムによって吸気弁21及び排気弁22が
開閉する。このとき、吸気ポート19から燃焼室14内
に空気が吸入されると共にインジェクタ13は燃焼室1
4に燃料を噴射すると、この燃焼室14で燃料噴霧の旋
回流が発生し、この旋回流に点火プラグ12が点火する
ことで、燃焼室14内で吸気、圧縮、爆発、排気の各行
程が繰り返される。
【0018】そして、燃焼室14で発生した排気ガス
は、排気ポート20から排気マニホールド35を介して
排気管36に流出する。エンジン10の冷態始動時は、
バイパス弁39によってバイパス通路38を閉止して排
気ガスを三元触媒37に導くことで、この三元触媒37
を加熱して早期に活性化させると共に、有害物質(C
O,HC,NOx )を浄化している。その後、エンジン
10が暖機されると、バイパス弁39によってバイパス
通路38を開放して排気ガスを通過させ、その後、三元
触媒42を通過することで有害物質を浄化し、マフラー
で消音されて大気に開放される。このとき、エンジン1
0がリーン空燃比で運転されているときには、排気ガス
中の一部のHCがNOx 触媒41に供給されて還元さ
れ、残りのHCは三元触媒42で浄化される。
【0019】ところで、本実施形態にあっては、ECU
44が、エンジン10の運転状態に応じてバイパス弁3
9を作動制御しており、一般的には、エンジン10の停
止状態ではバイパス弁39がバイパス通路38を開放
し、冷態始動状態ではバイパス弁39がバイパス通路3
8を閉止して排気ガスを三元触媒37に導き、定常運転
状態ではバイパス弁39がバイパス通路38を開放して
排気ガスをバイパス通路38に導くようにしている。ま
た、ECU44は、エンジン11の所定の運転状態下で
バイパス弁39を作動させてこのエンジン11の出力変
化を検知することで、このバイパス弁39の故障を判定
する故障判定手段を有している。
【0020】即ち、排気ガスが三元触媒37を通過する
ときは、バイパス通路38を通過するときに比べて圧力
損失が増加するため、エンジン11の出力トルクがわず
かに変化する。このことから、エンジン11の暖機が完
了してアイドル状態にあるときに、バイパス弁39を開
放位置から閉止位置に作動させたとき、エンジン11の
出力トルクが負方向に変化していれば正常と判定し、出
力トルクが変化しなかったり、正方向に変化していれば
異常と判定する。一方、バイパス弁39を閉止位置から
開放位置に作動させたとき、エンジン11の出力トルク
が正方向に変化していれば正常と判定し、出力トルクが
変化しなかったり、負方向に変化していれば異常と判定
する。
【0021】この場合、エンジン10の出力トルクの変
化は、クランク角センサ25の検出値によって求められ
るエンジン回転数や、アイドルスピードコントロールバ
ルブ34の作動によって検出することができる。即ち、
スロットル角度や燃料噴射量等が一定であっても、排気
ガスが三元触媒37を通過すると圧力損失が増加し、エ
ンジン回転数が若干低下する。また、エンジン11の出
力を一定に維持しようとして、アイドルスピードコント
ロールバルブ34を開放方向に作動させる。従って、こ
れらの信号からエンジン10の出力トルクの低下(変
化)を検出することができる。
【0022】ここで、上述したバイパス弁39の故障判
定の制御を具体的に説明する。図2に示すように、ステ
ップS1において、エンジン11の水温WTが所定のエ
ンジン水温WTOより低いかどうか判定し、ステップS
2にて、バイパス弁39を開放位置から閉止位置に作動
して三元触媒37に排気ガスを通過させて早期活性化を
図る。そして、ステップS3にてエンジン11の暖機が
完了すると、また、ステップS1にてエンジン水温WT
が所定の水温WTOより以上であれば、ステップS4に
て、バイパス弁39を開放位置に作動してバイパス通路
38に排気ガスを通過させる。
【0023】そして、ステップS5において、エンジン
11がアイドル運転状態かどうかを判定し、アイドル運
転状態であれば、ステップS6にてバイパス弁39を閉
止位置に作動して三元触媒37に排気ガスを通過させ、
ステップS7にてエンジン11の出力変化を検知する。
この場合、前述したように、排気ガスが三元触媒37を
通過するときは圧力損失が増加するため、エンジン11
の出力トルクがわずかに変化する。そのため、ステップ
S8にて、このときにエンジン回転数の低下やアイドル
スピードコントロールバルブ34の開放方向への作動に
よりエンジン11の出力トルクが負方向に変化していれ
ば、ステップS9でバイパス弁39が正常に作動してい
ると判定する。そして、ステップS10で、バイパス弁
39を開放位置に作動してバイパス通路38に排気ガス
を通過させる。一方、エンジン11の出力トルクに変化
がなければ、ステップS11にて、バイパス弁39が異
常と判定して故障を知られるインジケータを点灯する。
【0024】そして、バイパス弁39の故障を検知した
場合、閉止位置で停止しているときには、エンジン11
を高負荷運転したときに、高温の排気ガスが三元触媒3
7に導入されて熱劣化してしまうため、排気ガスが許容
温度以上にはならないように三元触媒37の温度に合わ
せたエンジン11の空燃比マップに基づいてこのエンジ
ン11を制御するとよい。また、バイパス弁39が開放
位置で停止しているときには、ドライバビリティにあま
り影響がでない範囲内で、HCが多量に発生しないよう
にリーン空燃比マップを用いてエンジン11を制御する
とよい。
【0025】このように本実施形態の内燃機関の排気浄
化装置にあっては、排気ガスが三元触媒37を通過する
ときはバイパス通路38を通過するときに比べて圧力損
失が大きいため、エンジン11の出力トルクがわずかに
変化することを利用し、エンジン11の所定の運転状態
下でバイパス弁39を作動させたときに、このエンジン
11に出力変化(エンジン回転数の変化やアイドルスピ
ードコントロールバルブ34の作動)があったときには
バイパス弁39が正常に作動していると判定するように
している。従って、エンジンの11の出力トルクの変化
の検出に、エンジン回転数やアイドルスピードコントロ
ールバルブ信号等を用いることで、別途故障判定用のセ
ンサを設けることなく、容易に低コストでバイパス弁3
9の故障を判定することができ、また、センサの経時劣
化や三元触媒37の熱劣化による判定不能もなくなって
信頼性が向上する。
【0026】なお、上述の実施形態では、バイパス弁3
9の故障判定を、エンジン11の出力が大きく変化して
ドライバに違和感を与えにくい、エンジン11の暖機完
了後のアイドル運転状態時に行ったが、例えば、エンジ
ン11を始動した直後にバイパス弁39が開放位置から
閉止位置に作動したときや、暖機完了後にバイパス弁3
9が閉止位置から開放位置に作動したとき、あるいは定
常走行時に行ってもよい。また、エンジン11の出力変
化を、エンジン回転数の変化やアイドルスピードコント
ロールバルブ34の作動によって検出したが、これに限
らず、例えば、燃料噴射量の変化によって検出してもよ
い。
【0027】更に、本発明の内燃機関の排気浄化装置
を、従来のO2センサのセンサ出力による故障判定の技術
と組み合わせ、フェールセーフ機能として用いてもよい
ものである。
【0028】また、本発明の内燃機関の排気浄化装置を
筒内噴射型直列4気筒ガソリンエンジンに適用して説明
したが、燃料を吸気ポートに噴射するタイプのエンジン
にも適用することもできる。
【0029】
【発明の効果】以上、実施形態において詳細に説明した
ように本発明の内燃機関の排気浄化装置によれば、別途
故障判定用のセンサを設けることなく、容易に低コスト
で弁手段の故障を判定することができ、また、センサの
経時劣化や触媒の熱劣化による判定不能もなくなって信
頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る内燃機関の排気浄化
装置が適用された筒内噴射火花点火式内燃機関の概略構
成図である。
【図2】本実施形態の内燃機関の排気浄化装置の制御の
フローチャートである。
【符号の説明】
10 筒内噴射エンジン 13 インジェクタ 14 燃焼室 19 吸気ポート 20 排気ポート 26 クランク角センサ 34 アイドルスピードコントロールバルブ 35 排気マニホールド 36 排気管 37 三元触媒(排気ガス用浄化触媒) 38 バイパス通路 39 バイパス弁(弁手段) 41 NOx 触媒 42 三元触媒 44 電子制御ユニット(ECU、制御手段、故障判定
手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古賀 一雄 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 Fターム(参考) 3G091 AA02 AA12 AA23 AA24 AA28 AB03 AB04 BA03 BA04 BA14 BA15 BA19 BA31 CA12 CA13 CB02 CB05 CB07 DA01 DA02 DA03 DB10 EA01 EA07 EA16 EA30 EA31 EA34 FA02 FA04 FA12 FA13 FA14 FA18 FB02 FB10 FC07 HA08 HA12 HA36 HA37 HA42 HA47 HB03

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の排気通路に設けられて排気ガ
    ス中の有害物質を浄化する排気ガス用浄化触媒と、該排
    気ガス用浄化触媒をバイパスするバイパス通路と、該バ
    イパス通路を開閉可能な弁手段と、前記内燃機関の状態
    に応じて該弁手段を作動制御する制御手段と、前記内燃
    機関の所定の状態下で前記弁手段を作動させて前記内燃
    機関の出力変化を検知することで該弁手段の故障を判定
    する故障判定手段とを具えたことを特徴とする内燃機関
    の排気浄化装置。
JP11020977A 1999-01-29 1999-01-29 内燃機関の排気浄化装置 Withdrawn JP2000220441A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1715152A1 (en) * 2005-04-21 2006-10-25 Nissan Motor Company Limited Exhaust and control method for an internal combustion engine having an exhaust bypass

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