JP2000220270A - 手 摺 - Google Patents

手 摺

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JP2000220270A
JP2000220270A JP2114599A JP2114599A JP2000220270A JP 2000220270 A JP2000220270 A JP 2000220270A JP 2114599 A JP2114599 A JP 2114599A JP 2114599 A JP2114599 A JP 2114599A JP 2000220270 A JP2000220270 A JP 2000220270A
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JP
Japan
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handrail
wall panel
wall panels
groove
car
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JP2114599A
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English (en)
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Masayuki Kojima
正之 小嶋
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K3/00Baths; Douches; Appurtenances therefor
    • A47K3/001Accessories for baths, not provided for in other subgroups of group A47K3/00 ; Insertions, e.g. for babies; Tubs suspended or inserted in baths; Security or alarm devices; Protecting linings or coverings; Devices for cleaning or disinfecting baths; Bath insulation
    • A47K3/003Grips for baths
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K17/00Other equipment, e.g. separate apparatus for deodorising, disinfecting or cleaning devices without flushing for toilet bowls, seats or covers; Holders for toilet brushes
    • A47K17/02Body supports, other than seats, for closets, e.g. handles, back-rests, foot-rests; Accessories for closets, e.g. reading tables
    • A47K17/022Wall mounted grab bars or handles, with or without support on the floor

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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toilet Supplies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用部材を別途、取り付ける必要がなくて、
部品数を低減することができ、取付作業が容易な上に、
手掛け用溝の加工が容易な手摺を提供する。 【解決手段】 建物躯体(20)の壁パネル(21)の表面に位
置して、隣接する壁パネル(21)同士が相互に当接する壁
パネル(21)の端部に形成される手摺(10)であって、前記
壁パネル(21)の端部には、壁パネル(21)同士が相互に当
接するジョイント部(22)と、このジョイント部(22)の室
内(11)側に位置して、手を掛けることが可能な手掛け用
溝(30)とが形成され、この手掛け用溝(30)は、互いに隣
接する壁パネル(21)間の室内(11)側表面の端縁同士を所
定間隔に開けた壁パネル(21)間の隙間により形成されて
いることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、室内側から邪魔
にならず、取付施工が容易な手摺に関するものである。
【0002】
【先行技術】図8は、従来の手摺の縦断面図を示すもの
である。従来の手摺110は、図8に示すように、建物躯
体120の室内122側の壁121の表面に、室内122側に向かっ
て突出するような状態で形成されている。この手摺110
は、壁121の表面に釘等の締結部材141で固定される金属
からなる複数の本体支持部140と、この複数の本体支持
部140の室内122側の先端間に渡される長尺円柱状の木質
の手摺本体部130とを備えている。
【0003】図9は、従来の他の手摺の外観斜視図を示
すものである。この従来の他の手摺110は、室内122の壁
121を形成する壁パネル160に直接、組み込んで形成され
ているものである。具体的には、この手摺110は、壁パ
ネル160の高さ方向の途中に位置して、壁パネル160の表
面からその内部側に向かって溝状に凹んだ凹溝部151
と、この凹溝部151の下部から室内122側の表面に沿って
上方に向かって突出する凸状握持部152とを備えてい
る。この凸状握持部152は、室内122の人が歩行時に手で
握ることができて、歩行時の補助としての機能を奏する
ように形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した図8
に示すような従来の手摺110は、手摺本体部130と本体支
持部140とからなる手摺110用の専用部材を別途、建物躯
体120に固定しなければならず、部品点数が多く、取付
作業が手間であるという第一の問題点があった。さら
に、上記した図8に示すような従来の手摺110は、壁121
の表面から室内122側に向かって突出するような状態で
形成されている。このため、室内122を歩行する人にと
って邪魔である上に、室内が狭くなるという第二の問題
点があった。
【0005】また、上記した図9に示すような従来の手
摺110は、図8に示すようなものと比較して、手摺110が
室内122側に向かって突出しないため、邪魔にならず、
手摺110用の専用部材を別途、取り付ける必要はない。
しかし、図9に示す手摺110は、壁パネル160の高さ方向
の途中に加工により、凹溝部151等を形成しなければな
らず、かかる凹溝部151のような内部において拡がった
形状のものを加工により形成するための作業は手間であ
るという第三の問題点があった。
【0006】そこで、請求項1及び請求項2記載の発明
は、上記した従来の技術の有する第一および第三の問題
点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、専用部材を別途、取り付ける必要がなくて部品数を
低減することができ、取付作業が容易な上に、手掛け用
溝の加工が容易な手摺を提供しようとするものである。
【0007】これに加え、請求項3記載の発明は、確実
に手で掴むことができる手摺を提供しようとするもので
ある。これに加え、請求項4記載の発明は、上記した従
来の技術の有する第二の問題点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、室内側に向かって突出
しないため邪魔になることがなく、室内空間を広く使用
することができて、外観が良好な手摺を提供しようとす
るものである。
【0008】これに加え、請求項5記載の発明は、強度
を補強することができて信頼性が高い手摺を提供しよう
とするものである。これに加え、請求項6記載の発明
は、清掃が容易な手摺を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものである。請求項1記載の発明は、
建物躯体(20)の壁パネル(21)の表面に位置して、隣接す
る壁パネル(21)同士が相互に当接する壁パネル(21)の端
部に形成される手摺(10)であって、前記壁パネル(21)の
端部には、壁パネル(21)同士が相互に当接するジョイン
ト部(22)と、このジョイント部(22)の室内(11)側に位置
して、手を掛けることが可能な手掛け用溝(30)とが形成
され、この手掛け用溝(30)は、互いに隣接する壁パネル
(21)間の室内(11)側表面の端縁同士を所定間隔に開けた
壁パネル(21)間の隙間により形成されていることを特徴
とする。
【0010】本発明に係る手摺(10)は、別途、手摺専用
の別部材を壁パネル(21)の表面に固定しておらず、ジョ
イント部(22)の室内(11)側の壁パネル(21)間の隙間を手
摺(10)として使用している。このため、手摺専用の別部
材を別途、壁パネル(21)の表面に固定する場合と比較し
て、部品数を低減することができて、部品の保管や管理
を容易なものにすることができる。また、隣接する壁パ
ネル(21)同士をジョイント部(22)において当接すること
により、隣接する壁パネル(21)間の室内(11)側の表面の
端縁同士を所定間隔に開けた隙間により手掛け用溝(30)
を形成し、手を掛けることができる手摺(10)を形成して
いる。このため、手摺専用の別部材を壁パネル(21)の表
面等に固定する作業を不要にして、手摺(10)の取付作業
を容易なものにすることができる。
【0011】また、隣接する壁パネル(21)の室内(11)側
表面の端縁同士を所定間隔に開けて隙間を形成するだけ
で、手を掛けることができる手掛け用溝(30)を形成して
いる。このため、壁パネル(21)の縦方向又は横方向の途
中に加工により表面から凹溝状に凹んだ手摺用の溝を削
って形成する場合等と比較して、壁パネル(21)の端面加
工のみで済み、壁パネル(21)の表面から内部側に向かっ
て拡がった断面形状のもの等を加工により形成する必要
がない。これにより、手掛け用溝(30)を壁パネル(21)に
形成するための加工作業を容易なものにすることができ
る。
【0012】請求項2記載の発明は、建物躯体(20)の上
下方向に貫通する昇降路(82)の内部を上下方向に移動す
るかご(81)の壁パネル(21)の表面に位置して、隣接する
壁パネル(21)同士が相互に当接する壁パネル(21)の端部
に形成される手摺(10)であって、前記かご(81)の壁パネ
ル(21)の端部には、かご(81)内部の互いに隣接する壁パ
ネル(21)同士が当接するジョイント部(22)と、このジョ
イント部(22)のかご(81)内部側に位置して、手を掛ける
ことが可能な手掛け用溝(30)とが形成され、この手掛け
用溝(30)は、互いに隣接する壁パネル(21)間のかご(81)
内側表面の端縁同士を所定間隔に開けた壁パネル(21)間
の隙間により形成されていることを特徴とする。
【0013】本発明に係る手摺(10)は、かご(81)内部の
互いに隣接する壁パネル(21)同士が当接するジョイント
部(22)と、このジョイント部(22)のかご(81)内部側に位
置して手を掛けることが可能な手掛け用溝(30)とを備
え、この手掛け用溝(30)は、互いに隣接する壁パネル(2
1)間のかご(81)内側表面の端縁同士を所定間隔に開けた
壁パネル(21)間の隙間により形成されている。すなわ
ち、本発明に係る手摺(10)は、別途、手摺専用の別部材
を壁パネル(21)の表面に固定していない。このため、手
摺専用の別部材を別途、壁パネル(21)の表面に固定する
場合と比較して、部品数を低減することができて、部品
の保管や管理を容易なものにすることができる。また、
隣接する壁パネル(21)同士をジョイント部(22)において
当接するだけで、隣接する壁パネル(21)間の室内(11)側
の表面の端縁同士を所定間隔に開けた隙間により、手掛
け用溝(30)を形成し、手を掛けることができる手摺(10)
を形成している。このため、別部材を固定する作業を不
要にして、手摺(10)の取付作業を容易なものにすること
ができる。
【0014】また、この手掛け用溝(30)は、隣接する壁
パネル(21)のかご(81)内側表面の端縁同士を所定間隔に
開けて隙間を形成するだけで、手を掛けることができる
手掛け用溝(30)を形成している。このため、壁パネル(2
1)の途中に加工により表面から凹溝状に凹んだ手摺用の
溝を形成する場合と比較して、壁パネル(21)の端面加工
のみで済み、壁パネル(21)の表面から内部側に向かって
拡がった断面形状のもの等を加工により形成する必要が
ない。これにより、手掛け用溝(30)を壁パネル(21)に形
成するための加工作業を容易なものにすることができ
る。
【0015】請求項3記載の発明は、上記した請求項1
または請求項2記載の特徴点に加え、壁パネル(21)の室
内(11)側の端縁から壁パネル(21)間の隙間側に向かって
突出して手で握ることが可能な握持部(40)を備えたこと
を特徴とする。本発明は、壁パネル(21)の端縁から壁パ
ネル(21)間の隙間の内側に向かって突出して手で握るこ
とが可能な握持部(40)を備えている。このため、手掛け
用溝(30)により、壁パネル(21)間に手を掛けることがで
きることに加え、握持部(40)を手で握ることができる。
すなわち、握持部(40)が壁パネル(21)の端縁から壁パネ
ル(21)間の隙間側に向かって突出しているため、この握
持部(40)の裏側に手の先を回して引っ掛けることができ
ることに加えて、握持部(40)の両面側を手で挟み込むよ
うにして握ることができる。これにより、より確実に手
摺(10)を手で掴むことができる。
【0016】請求項4記載の発明は、上記した請求項3
記載の特徴点に加え、握持部(40)は、壁パネル(21)の室
内(11)側の表面面一に形成されていることを特徴とす
る。本発明によれば、握持部(40)は、壁パネル(21)の室
内(11)側の表面面一に形成されている。このため、手摺
(10)が壁パネル(21)の表面から室内(11)側に向かって突
出していないため、壁パネル(21)の近辺を歩行する人
が、壁パネル(21)から室内(11)側に向かって突出する手
摺(10)に衝突したり、歩行の邪魔になることがなく、室
内(11)空間を広く使用することができる。また、手摺(1
0)が、壁パネル(21)の表面から室内(11)側に向かって突
出しておらず、壁パネル(21)の室内(11)側の表面面一に
形成されているため、壁パネル(21)の室内(11)側の表面
をフラットな平面にすることができ、壁パネル(21)の室
内(11)側の表面外観を全体として調和のある良好なもの
にすることができる。
【0017】請求項5記載の発明は、上記した請求項3
または請求項4記載の特徴点に加え、握持部(40)は、そ
の表面を覆う補強用のカバー(41)を備えたことを特徴と
する。なお、ここで、「表面を覆う補強用のカバー(4
1)」とは、握持部(40)の表面を覆って、握持部(40)の表
面を防護すると共に、適当な厚み及び剛性を有するもの
であれば良いものである。例えば、カバー(41)は、ステ
ンレス薄鋼板を握持部(40)の表面形状に沿って曲面加工
したものや、薄鋼板に塩化ビニル樹脂を形成した塩ビ鋼
板や、押し出し成型等により握持部(40)の表面に被せる
ことができる樹脂等を含むものである。
【0018】本発明によれば、握持部(40)は、その表面
を覆う補強用のカバー(41)を備えている。このため、握
持部(40)の手の先を引っかけて、引っ張り、手摺(10)の
一部に荷重が加わっても、補強用のカバー(41)により、
荷重が分散され、握持部(40)の表面の一部に応力が集中
することを防止することができる。これにより、応力集
中による握持部(40)の欠損等の発生を抑えることがで
き、より信頼性の高い手摺(10)を提供することができ
る。
【0019】また、握持部(40)の表面がカバー(41)によ
り覆われているため、握持部(40)に直接、手の汚れや油
等が付着することを防止することができる。そして、使
用によりカバー(41)が汚れても、カバー(41)のみを取り
外して、別のものに交換することにより、元の新品同様
の表面を有する手摺(10)にすることができるため、手摺
(10)の維持管理を容易なものにすることができる。
【0020】請求項6記載の発明は、上記した請求項
1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5記載
の特徴点に加え、手掛け用溝(30)は、隣接する壁パネル
(21)同士が当接するジョイント部(22)の室内(11)側の長
手方向の一部に形成されていることを特徴とする。な
お、ここで、「手掛け用溝(30)は、隣接する壁パネル(2
1)同士が当接するジョイント部(22)の室内(11)側の長手
方向の一部に形成されている」とは、隣接する二つの壁
パネル(21)同士が相互に当接するジョイント部(22)の室
内(11)側の長手方向の全長に渡って端から端まで長尺状
に形成されているのではなく、隣接する二つの壁パネル
(21)同士が相互に当接するジョイント部(22)の室内(11)
側の長手方向の全長の一部にのみ短尺状に形成されるこ
とを含むものである。
【0021】本発明は、手掛け用溝(30)が、隣接する壁
パネル(21)同士が当接するジョイント部(22)の室内(11)
側の長手方向の一部に形成されている。このため、手掛
け用溝(30)を、隣接する壁パネル(21)同士のジョイント
部(22)の室内(11)側の全長に形成する必要がなく、縦方
向若しくは横方向のジョイント部(22)の室内(11)側の必
要な部分にだけ、手掛け用溝(30)を形成することができ
る。これにより、ジョイント部(22)の室内(11)側の全長
のうち、手が届かず、実際には、全く手摺(10)として使
用される可能性がないような領域には、隣接する壁パネ
ル(21)間に手掛け用溝(30)となる隙間を形成せず、実際
に手摺(10)として使用可能性のある領域にだけ手掛け用
溝(30)を形成することができる。これにより、手摺(10)
が不要な領域には、隣接する壁パネル(21)との間に手掛
け用溝(30)となる隙間を開ける必要がなく、かかる隙間
の間に入り込んだ埃等を清掃する手間を少なくすること
ができ、清掃作業を容易なものにすることができる。
【0022】また、手掛け用溝(30)を隣接する壁パネル
(21)同士が当接するジョイント部(22)の室内(11)側の長
手方向の一部に形成しているため、壁パネル(21)の構造
上、建物躯体(20)の荷重を主として支持する両端部を避
けて、強度的には重要性が低い中央付近の一部にのみ形
成することができる。このため、構造的に壁パネル(21)
の強度を主として維持する重要な断面部分を手掛け用溝
(30)により切り欠くことなく、充分な断面積のものに形
成することができ、壁パネル(21)全体の強度を低下させ
ることなく、手摺(10)を形成することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて、更に詳しく説明する。図1及び図2は、本
発明の第一の実施の形態であって、図1は手摺の外観斜
視図、図2は昇降機のかごの内部に車椅子の人が入り込
む状態の横断面図をそれぞれ示すものである。
【0024】まず、本実施の形態の構成について説明す
る。本実施の形態に係る手摺10は、建物躯体20の上下方
向に貫通する昇降路82の内部を上下方向に移動するかご
81の内部に形成されているものである。具体的には、昇
降機80のかご81内部の壁パネル21の表面に形成される手
摺10であって、かご81内部の隣接する壁パネル21同士が
相互に当接する壁パネル21の端部に形成されている。
【0025】前記かご81の壁パネル21の端部には、かご
81内部の互いに隣接する壁パネル21同士が当接するジョ
イント部22と、このジョイント部22のかご81内部側に位
置して、手を掛けることが可能な凹溝状の手掛け用溝30
とが形成されている。前記ジョイント部22は、壁パネル
21の一方の側端面から側方に向かって凸状に突出する薄
板状の係合凸部23と、この係合凸部23を有する壁パネル
21に隣接する他の壁パネル21の側端面に位置して、前記
係合凸部23がはまり込み可能な凹溝状の係合凹部24とを
備えている。
【0026】前記手掛け用溝30は、かご81の縦方向に沿
ってかご81の床面から天井まで延びる長尺状の手掛け用
縦溝31から形成されている。この手掛け用縦溝31は、互
いに隣接する壁パネル21間のかご81内側表面の縦方向の
端縁同士を所定間隔に開けた壁パネル21間の隙間により
形成されている。そして、かご81の内部には、かかる手
掛け用縦溝31を有する手摺10が、左右の壁パネル21にそ
れぞれ二本ずつ、奥側の壁パネル21に一つ、計5本、形
成されている。
【0027】前記手掛け用縦溝31には、壁パネル21の室
内11側の両端縁から壁パネル21間の隙間側に向かって突
出して手で握ることが可能な横断面形状が略半円状の二
つの握持部40が形成されている。この握持部40は、壁パ
ネル21の室内11側の表面面一に形成され、壁パネル21の
表面から突出しないように形成されている。また、握持
部40には、その表面を覆う補強用のカバー41が形成され
ている。このカバー41は、ステンレス薄鋼板を握持部40
の表面形状に沿って曲面加工することにより半円筒状に
形成されている。
【0028】次に、上記した実施の形態の作用及び効果
について説明する。本実施の形態に係る手摺10は、カバ
ー41を除いて、別途、手摺専用の別部材を壁パネル21の
表面に固定していない。このため、手摺専用の複数の別
部材を別途、壁パネル21の表面に固定する場合と比較し
て、部品数を低減することができて、部品の保管や管理
を容易なものにすることができる。また、隣接する壁パ
ネル21同士をジョイント部22において互いに当接するだ
けで、隣接する壁パネル21間の隙間により、手掛け用溝
30を形成し、手を掛けることができる手摺10を形成して
いる。このため、別部材を固定する作業を不要にして、
手摺10の取付作業を容易なものにすることができる。
【0029】また、本実施の形態によれば、ジョイント
部22のかご81内部側に位置して、隣接する壁パネル21の
かご81内側表面の端縁同士を所定間隔に開けて隙間を形
成するだけで、手を掛けることができる手掛け用溝30を
形成している。このため、壁パネル21の表面の途中に加
工により表面から凹溝状に凹んだ手摺用の溝を形成する
場合と比較して、壁パネル21の端部形状の端面加工のみ
で済み、壁パネル21の表面から内部側に向かって拡がっ
た断面形状のもの等を加工により形成する必要がない。
これにより、手掛け用溝30を壁パネル21に形成するため
の加工作業を容易なものにすることができる。
【0030】本実施の形態は、壁パネル21の端縁から壁
パネル21間の隙間の内側に向かって突出して手で握るこ
とが可能な握持部40を備えている。このため、手掛け用
溝30により、壁パネル21間に手を掛けることができるこ
とに加え、握持部40を手で握ることができる。すなわ
ち、握持部40が壁パネル21の端縁から壁パネル21間の隙
間側に向かって突出しているため、この握持部40の裏側
に手の指先を回して引っ掛けることができることに加え
て、握持部40の両面側を手の指で挟み込むようにして握
ることができる。これにより、より確実に手摺10を手で
掴むことができる。
【0031】本実施の形態によれば、握持部40は、壁パ
ネル21の室内11側の表面面一に形成されている。このた
め、手摺10が壁パネル21の表面から室内11側に向かって
突出していないため、壁パネル21の近辺を歩行する人
が、壁パネル21から室内11側に向かって突出する手摺10
に衝突したり、突出する手摺に洋服の端や裾を引っかけ
たりする等の歩行の邪魔になることがなく、室内11空間
を広く使用することができる。また、手摺10が、壁パネ
ル21の表面から室内11側に向かって突出しておらず、壁
パネル21の室内11側の表面面一に形成されているため、
壁パネル21の室内11側の表面をフラットな平面にするこ
とができ、壁パネル21の室内11側の表面外観を全体とし
て調和のある良好なものにすることができる。
【0032】本実施の形態によれば、握持部40は、その
表面を覆う補強用のカバー41を備えている。このため、
握持部40の手の先を引っかけて、引っ張り、手摺10の一
部に荷重が加わっても、補強用のカバー41により、荷重
が分散され、握持部40の表面の一部に応力が集中するこ
とを防止することができる。これにより、応力集中によ
る握持部40の欠損等の発生を抑えることができ、より信
頼性の高い手摺10を提供することができる。さらに、本
実施の形態において、カバー41が金属から形成されてい
るため、握持部40の強度を上げ、手摺10全体の剛性を高
めることができる。
【0033】また、握持部40の表面がカバー41により覆
われているため、握持部40に直接、手の汚れや油等が付
着することを防止することができる。そして、使用によ
りカバー41が汚れても、カバー41のみを取り外して、別
のものに交換することにより、元の新品同様の表面を有
する手摺10にすることができるため、手摺10の維持管理
を容易なものにすることができる。なお、本実施の形態
において、カバー41は、金属から形成されているが、軟
質樹脂や、ゴム等の柔らかい材質の弾性材料を使用して
も良いものである。これにより、手で手摺10を握る際、
両者の摩擦抵抗を高めることができて、より確実に手摺
10を握ることができる。
【0034】また、本実施の形態に係る手摺10は、縦方
向に形成されているため、図2に示すように、かご81の
内部に車椅子83の人が出入りするような場合に、かご81
の左右両内面の縦方向の手摺10の手掛け用溝30に手の先
を入れて、握持部40に指先を引っ掛けて手前側に引くこ
とにより、容易に車椅子83を前方に移動させることがで
きる。また、かご81の内部で車椅子83を回転させる際に
も、かご81内部の周囲の手摺10に手を引っかけることに
より、車椅子83を簡単に回転させて方向転換させること
ができる。
【0035】次に、第二の実施の形態について説明す
る。図3は、本発明の第二の実施の形態であって、手摺
の外観斜視図を示す。本実施の形態に係る手摺10は、建
物躯体20の壁パネル21の表面に縦方向に沿って形成され
るものであって、隣接する壁パネル21同士が相互に当接
する壁パネル21の側端部に形成されているものである。
【0036】前記壁パネル21の端部には、壁パネル21同
士が相互に当接するジョイント部22と、このジョイント
部22の室内11側に位置して、手を掛けることが可能な手
掛け用溝30とが形成されている。前記ジョイント部22
は、一方の壁パネル21の側端面から他方の隣接する壁パ
ネル21の側端面に向かって突出する横断面形状が楕円状
の係合凸部23と、他方の壁パネル21の側端面に位置し
て、前記係合凸部23がはまり込む凹溝状の係合凹部24と
を備えている。
【0037】前記手掛け用溝30は、互いに隣接する壁パ
ネル21間の室内11側表面の端縁同士を所定間隔に開けた
壁パネル21間の隙間により形成されている。具体的に
は、各壁パネル21の室内11側の端部は、横断面形状が略
四分の一円状に切りかかれてあり、それらを合わせるこ
とにより、横断面形状が略半円状であって、全体形状が
半円柱状の開放空間である手掛け用縦溝31を形成してい
る。
【0038】そして、手掛け用縦溝31の室内11側の端部
には、壁パネル21の室内11側の端縁から壁パネル21間の
隙間側に向かって突出して手で握ることができる握持部
40が形成されている。この握持部40は、全体形状が細幅
の長尺状の細板を室内11側から固定ねじ42により壁パネ
ル21の表面に固定することにより形成されている。その
他の構成は、第一の実施の形態と略同様であって、同一
の構成には、同一の部品番号を付与して説明を省略す
る。
【0039】次に、上記した実施の形態の作用及び効果
について説明する。本実施の形態に係る手摺10は、手摺
専用の別部材は、握持部40のみであって、この握持部40
と、ジョイント部22の室内11側の壁パネル21間の隙間と
を利用して手摺10として使用している。このため、手摺
本体や、その手摺本体を支持する支持部材等の複数の手
摺専用の別部材を別途、壁パネル21の表面に固定する場
合と比較して、部品数を低減することができて、部品の
保管や管理を容易なものにすることができる。また、隣
接する壁パネル21同士をジョイント部22において当接す
ることにより、隣接する壁パネル21間の隙間により手掛
け用溝30を形成し、手を掛けることができる手摺10を形
成しているため、手摺専用の複数個の別部材を壁パネル
21の表面等に固定する作業を不要にして、手摺10の取付
作業を容易なものにすることができる。
【0040】また、隣接する壁パネル21の室内11側表面
の端縁同士を所定間隔に開けて隙間を形成することによ
り、手掛け用溝30を形成しているため、壁パネル21の表
面に加工により表面から凹溝状に凹んだ手摺用の溝を削
って形成する場合等と比較して、壁パネル21の端部形状
の端面加工で済み、手掛け用溝30を壁パネル21に形成す
るための加工作業を容易なものにすることができる。
【0041】さらに、本実施の形態に係る手摺10は、握
持部40が、固定ねじ42により着脱可能な細幅からなる細
板から形成されている。このため、握持部40が、破断し
たり、摩耗したり、汚れたりするようなことがあって
も、簡単に握持部40のみを交換することができ、手摺10
の維持管理を容易なものにすることができる。また、握
持部40のみの外観色を壁パネル21の表面と異なるものに
することができ、室内11壁面のデザイン上のアクセント
とすることができる。また、握持部40は、壁パネル21と
異なる材質のものを自由に選択することができることに
より、木質の壁パネル21に対して、強度や、対摩耗性
や、耐水性等に優れたステンレス金属や、樹脂等を自由
に選択することができ、手摺10の取付箇所によりそれぞ
れの目的にあった材質の握持部40を選択することができ
る。
【0042】また、握持部40が、かかる着脱可能な細板
から形成されているため、壁パネル21の端部の手掛け用
縦溝31を、横断面形状が半円状という簡単なものにする
ことができ、かかる部分を形成する際の削り取る加工作
業を容易なものにすることができる。次に、第三の実施
の形態について説明する。
【0043】図4は、本発明の第三の実施の形態であっ
て、手摺の外観斜視図を示す。本実施の形態に係る手摺
10は、手掛け用溝30が、隣接する壁パネル21同士が当接
するジョイント部22の室内11側の長手方向の一部に形成
されていることを特徴とするものである。具体的には、
本実施の形態に係る手摺10は、壁パネル21の側端面間に
形成される手掛け用縦溝31を備えている。そして、この
手掛け用縦溝31が、床面から天井までの全長に渡って形
成されるのではなく、床面の少し上方から立った人の肩
付近までにのみ形成されてあり、その他の壁パネル21同
士の当接する部分には、手掛け用縦溝31となる隙間を形
成していない。その他の構成は、第一の実施の形態と略
同様であって、同一の構成には、同一の部品番号を付与
して説明を省略する。
【0044】次に、上記した実施の形態の作用及び効果
について説明する。本実施の形態は、手掛け用溝30が、
隣接する壁パネル21同士が当接するジョイント部22の室
内11側の長手方向の一部にのみ形成されている。このた
め、手掛け用溝30を、隣接する壁パネル21同士のジョイ
ント部22の室内11側の全長に形成する必要がなく、縦方
向のジョイント部22の室内11側の必要な部分にだけ、手
掛け用溝30を形成することができる。これにより、ジョ
イント部22の室内11側の全長のうち、手が届かず、実際
には、全く手摺10として使用される可能性がないような
領域には、隣接する壁パネル21間に手掛け用溝30となる
隙間を形成せず、実際に手摺10として使用可能性のある
領域にだけ手掛け用溝30を形成することができる。これ
により、手摺10が不要な領域には、隣接する壁パネル21
との間に手掛け用溝30となる隙間を開ける必要なく、か
かる隙間の間に入り込んだ埃等を清掃する手間を少なく
することができ、清掃作業を容易なものにすることがで
きる。
【0045】なお、本実施の形態に係る手摺10は、隣接
する壁パネル21の側端面間の縦方向の一部に形成されて
いるものであるが、手摺10の形成方向は、縦方向に限定
されることはない。すなわち、上下方向に複数枚の壁パ
ネル21が形成されるような場合には、上下方向に隣接す
る壁パネル21の上下端面間の中央付近の横方向の一部に
形成しても良いものである。これにより、壁パネル21の
縦方向の荷重を支持するために強度上、重要な両側端の
部材を手掛け用溝30のために切り欠く必要がなく、壁パ
ネル21の両側端部において必要充分な断面積を得ること
ができ、壁パネル21の全体の剛性を確保し、建物躯体20
としての充分な強度を確保することができる。
【0046】次に、第四の実施の形態について説明す
る。図5及び図6は、本発明の第四の実施の形態であっ
て、図5は手摺の外観斜視図、図6は昇降機のかご内部
の外観斜視図をそれぞれ示すものである。本実施の形態
に係る手摺10は、昇降機80のかご81の左右の互いに当接
する壁パネル21の側端面間に形成せずに、かご81の上下
方向に互いに当接する壁パネル21の上下端面間に形成し
ているものである。すなわち、手摺10の延びる方向が、
縦方向ではなく、かご81の内面に沿って左右の横方向に
設定されているものである。
【0047】具体的には、かご81の壁パネル21の上下端
部には、かご81内部の互いに上下方向に隣接する壁パネ
ル21同士が当接するジョイント部22と、このジョイント
部22のかご81内部側に位置して手を掛けることが可能な
手掛け用溝30とが形成されている。前記ジョイント部22
は、かご81の上方に位置する壁パネル21の下端面から下
方に向かって凸状に突出する薄板状の係合凸部23と、こ
の係合凸部23を有する壁パネル21の下方に隣接する壁パ
ネル21の上端面に位置して、前記係合凸部23がはまり込
み可能な凹溝状の係合凹部24とを備えている。
【0048】前記手掛け用溝30は、かご81の内側面に沿
ってかご81の横方向の周囲に延びる長尺状の手掛け用横
溝32から形成されている。この手掛け用横溝32は、上下
方向に互いに隣接する壁パネル21間の横方向の端縁同士
を所定間隔に開けた壁パネル21間の隙間により形成され
ている。そして、かご81の内部には、かかる手掛け用横
溝32を有する手摺10が、かご81の周囲の各面に一本ずつ
形成されている。
【0049】前記手掛け用横溝32には、下方に位置する
壁パネル21の室内11側の端縁から壁パネル21間の隙間側
に向かって斜め上方に突出して手で握ることが可能な縦
断面形状が略円状であって、全体形状が略円柱状の握持
部40が形成されている。その他の構成は、第一の実施の
形態と略同様であって、同一の構成には、同一の部品番
号を付与して説明を省略する。
【0050】次に、上記した実施の形態の作用及び効果
について説明する。本実施の形態によれば、第一の実施
の形態と略同様の作用及び効果を奏することができる。
更に、本実施の形態では、手摺10が、横方向に連続して
長尺状に形成されていることにより、壁パネル21のいず
れの位置においても、手摺10を連続して手で掴むことが
でき、かかる横方向の手摺10に沿って移動することがで
き、便利である。
【0051】次に、第五の実施の形態について説明す
る。図7は、本発明の第五の実施の形態であって、浴室
の手摺の外観斜視図を示す。本実施の形態は、第四の実
施の形態で示した横方向に延びる手摺10と同一形状のも
のを、浴室86の周囲を囲む壁パネル21に形成したもので
ある。本実施の形態においても、第四の実施の形態と略
同様の作用及び効果を奏することができる。すなわち、
浴室86の内面にも、相互に隣接する壁パネル21間に、特
別の部材等を必要とすることなく、簡単に手摺10を形成
することができる。これにより、浴槽87からの出入り
や、脱衣室への移動の際にも、横方向に延びる手摺10を
掴むことができて、安全に入浴をすることができる。な
お、本実施の形態において、特に図示していないが、手
掛け用横溝32の内部に水滴が溜まらないように握持部40
の長手方向の途中には、上下に貫通する貫通孔が形成さ
れている。
【0052】なお、本実施の形態に係る手摺10を形成す
る箇所は、上述した第一乃至第五の実施の形態に限定さ
れるものではない。例えば、特に図示していないが、ト
イレ、階段、玄関及び廊下等の周囲の壁パネル21間に上
述したものと同様の手摺10を形成しても良いものであ
る。また、手摺10が延びる方向も、縦方向又は横方向の
いずれか一方に限定されるものではなく、壁パネル21の
四方周囲に長尺状若しくは短尺状の手摺10を形成して縦
方向と横方向の手摺10との両方を組み合わせたものでも
良い。さらに、壁パネル21の端部を斜めに傾斜させ、そ
れに伴って、手摺10も斜めに傾斜した方向に延びるよう
に形成しても良いものである。
【0053】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1
及び請求項2記載の発明によれば、専用部材を別途、取
り付ける必要がなくて、部品数を低減することができ、
取付作業が容易な上に、手掛け用溝の加工が容易な手摺
を提供することができる。
【0054】請求項3記載の発明によれば、確実に手で
掴むことができる手摺を提供することができる。請求項
4記載の発明によれば、室内側に向かって突出しないた
め邪魔になることがなく、室内空間を広く使用すること
ができて、外観が良好な手摺を提供することができる。
【0055】請求項5記載の発明によれば、強度を補強
することができて信頼性が高い手摺を提供することがで
きる。請求項6記載の発明によれば、清掃が容易な手摺
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態であって、手摺を示
す外観斜視図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態であって、昇降機の
かごの内部に車椅子の人が入り込む状態を示す横断面図
である。
【図3】本発明の第二の実施の形態であって、手摺を示
す外観斜視図である。
【図4】本発明の第三の実施の形態であって、手摺を示
す外観斜視図である。
【図5】本発明の第四の実施の形態であって、手摺を示
す外観斜視図である。
【図6】本発明の第四の実施の形態であって、昇降機の
かご内部を示す外観斜視図である。
【図7】本発明の第五の実施の形態であって、浴室の手
摺を示す外観斜視図である。
【図8】従来の手摺を示す縦断面図である。
【図9】従来の他の手摺を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
10 手摺 11 室内 20 建物躯体 21 壁パネル 22 ジョイント部 23 係合凸部 24 係合凹部 30 手掛け用溝 31 手掛け用縦溝 32 手掛け用横
溝 40 握持部 41 カバー 42 固定ねじ 80 昇降機 81 かご 82 昇降路 83 車椅子 86 浴室 87 浴槽 110 手摺 120 建物躯体 121 壁 122 室内 130 手摺本体部 140 本体支持部 141 締結部材 151 凹溝部 152 凸状握持部 160 壁パネル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物躯体の壁パネルの表面に位置して、
    隣接する壁パネル同士が相互に当接する壁パネルの端部
    に形成される手摺であって、 前記壁パネルの端部には、壁パネル同士が相互に当接す
    るジョイント部と、 このジョイント部の室内側に位置して、手を掛けること
    が可能な手掛け用溝とが形成され、 この手掛け用溝は、互いに隣接する壁パネル間の室内側
    表面の端縁同士を所定間隔に開けた壁パネル間の隙間に
    より形成されていることを特徴とする手摺。
  2. 【請求項2】 建物躯体の上下方向に貫通する昇降路の
    内部を上下方向に移動するかごの壁パネルの表面に位置
    して、隣接する壁パネル同士が相互に当接する壁パネル
    の端部に形成される手摺であって、 前記かごの壁パネルの端部には、かご内部の互いに隣接
    する壁パネル同士が当接するジョイント部と、 このジョイント部のかご内部側に位置して、手を掛ける
    ことが可能な手掛け用溝とが形成され、 この手掛け用溝は、互いに隣接する壁パネル間のかご内
    側表面の端縁同士を所定間隔に開けた壁パネル間の隙間
    により形成されていることを特徴とする手摺。
  3. 【請求項3】 壁パネルの室内側の端縁から壁パネル間
    の隙間側に向かって突出して手で握ることが可能な握持
    部を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の手摺。
  4. 【請求項4】 握持部は、壁パネルの室内側の表面面一
    に形成されていることを特徴とする請求項3記載の手
    摺。
  5. 【請求項5】 握持部は、その表面を覆う補強用のカバ
    ーを備えたことを特徴とする請求項3または請求項4記
    載の手摺。
  6. 【請求項6】 手掛け用溝は、隣接する壁パネル同士が
    当接するジョイント部の室内側の長手方向の一部に形成
    されていることを特徴とする請求項1、請求項2、請求
    項3、請求項4または請求項5記載の手摺。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009110960A3 (en) * 2008-02-29 2009-12-10 Kohler Co. Grab bar assembly
WO2012008375A1 (ja) 2010-07-12 2012-01-19 Iyoda Mutsumi 手すり

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