JP2000219723A - ジュレンジイソシアネ―トに基づくポリウレタンキャストエラストマ― - Google Patents

ジュレンジイソシアネ―トに基づくポリウレタンキャストエラストマ―

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JP2000219723A
JP2000219723A JP2000020237A JP2000020237A JP2000219723A JP 2000219723 A JP2000219723 A JP 2000219723A JP 2000020237 A JP2000020237 A JP 2000020237A JP 2000020237 A JP2000020237 A JP 2000020237A JP 2000219723 A JP2000219723 A JP 2000219723A
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elastomers
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chain extender
elastomer
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Peter Heitkaemper
ペーター・ハイトケンパー
Klaus Dr Jost
クラウス・ヨスト
Eduard Dr Mayer
エドゥアルト・マイヤー
Thomas Muenzmay
トーマス・ミュンツマイ
Joachim Dr Wagner
ヨアヒム・ヴァグナー
Wolfrum Christian
クリスティアン・ヴォルフルム
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Bayer AG
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    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/70Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the isocyanates or isothiocyanates used
    • C08G18/72Polyisocyanates or polyisothiocyanates
    • C08G18/74Polyisocyanates or polyisothiocyanates cyclic
    • C08G18/76Polyisocyanates or polyisothiocyanates cyclic aromatic
    • C08G18/7614Polyisocyanates or polyisothiocyanates cyclic aromatic containing only one aromatic ring
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
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    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/08Processes
    • C08G18/10Prepolymer processes involving reaction of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen in a first reaction step

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高品質機械特性と組み合わせた向上した色安
定性を有する、新規ポリウレタンキャストエラストマー
を提供する。 【解決手段】 高分子量ポリヒドロキシ化合物、ジュレ
ンジイソシアネート、および低分子量鎖延長剤および/
または架橋剤から、ポリウレタンキャストエラストマー
を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2,3,5,6−テ
トラメチル−1,4−ジイソシアナトベンゼン(「ジュ
レンジイソシアネート」としても既知)に基づくポリウ
レタンキャストエラストマー、それの製造方法、および
高機械的応力に暴露される成形品の製造のためのそれの
使用に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリウレタンキャストエラストマー(P
Uエラストマー)は、古くから既知であり、多くの特許
および文献に記載されている。
【0003】PUエラストマー、それらの特性および使
用に関する概略が、例えば、Kunststoff-Handbuch、第
7巻、Polyurethane、第3版、1993年、Prof.Dr.G.
W.BeckerおよびProf.Dr.D.Braun編(Carl-Hanser-Verla
g, Munich,Vienna)に記載されている。
【0004】高品質機械特性を有するポリウレタンエラ
ストマーの製造に関して、1,5−ジイソシアナトナフ
タレン(1,5−NDI)が、そのようなエラストマー
に好適なイソシアネート単位であることが明らかにされ
ている。
【0005】1,5−NDIはその比較的高い融点の故
に取扱いが容易でないので、1,5−NDIに基づくP
Uエラストマーの好ましい特性を失わずに、1,5−N
DIを取扱いの容易な安価なジイソシアネートで置き換
える努力がなされている。
【0006】これに関係して、ドイツ特許公開第DE1
9627907号、第19628145号、および第1
9628146号は、機械的特性の比較的好ましいプロ
フィールを有するコンパクト(compact)または気泡P
Uエラストマーを得るのに適していることが報告されて
いる他のジイソシアネートで、1,5−NDIを置き換
える試みを開示している。
【0007】1,5−NDIがPUエラストマーのイソ
シアネート成分として使用される場合、および、前記ド
イツ特許公開に提案されているジイソシアネート(即
ち、4,4'−スチルベンジイソシアネート、3,3'−ジ
メトキシ−4、4'−ジイソシアナト−ジフェニル、お
よび1,4−フェニレン−ジイソシアネート)が、トル
エン−ジイソシアネートおよびジフェニルメタン−ジイ
ソシアネートから成る群から選択される少なくとも1種
類の追加の芳香族ジイソシアネートと一緒に使用される
場合の両方において、エラストマーの色安定性が満足で
きるものではない。
【0008】さらに、ポリウレタンキャストエラストマ
ーがプレポリマー法によって製造される場合に、前記イ
ソシアネート成分に基づくプレポリマーの貯蔵安定性の
向上も必要とされる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高品
質機械特性とともに、向上した色安定性を有する新規ポ
リウレタンキャストエラストマーを提供することであ
る。
【0010】本発明の目的はさらに、製造コストの低い
良好な特性を有するPUキャストエラストマーを提供す
ることである。本発明の他の目的は、高貯蔵安定性を有
し、その結果として、より長い、特に使用者に友好的な
処理時間を生じる、ポリウレタンキャストエラストマー
を与えるプレポリマーを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】これらの目的および当業
者に明らかな他の目的は、ジュレンジイソシアネートを
使用して、NCO末端プレポリマーおよび/またはキャ
ストポリウレタンエラストマーを製造することによっ
て、達成される。
【0012】本発明は、 a) 約500〜約6000の平均分子量および少なく
とも2の官能価を有する少なくとも1種類の高分子量ポ
リヒドロキシ化合物、 b) 2,3,5,6−テトラメチル−1,4−ジイソシア
ナトベンゼン(ジュレンジイソシアネート)、および c) 少なくとも2個のヒドロキシル基および約18〜
約800の平均分子量を有する少なくとも1種類の低分
子量の鎖延長剤および/または架橋剤、から製造される
ポリウレタンエラストマー(PUエラストマー)に関す
る。
【0013】本発明の方法に使用するのが好ましい高分
子量ヒドロキシ化合物は、約800〜約4000、最も
好ましくは約1000〜約3500の平均分子量を有す
るヒドロキシ化合物を包含する。
【0014】好適な高分子量ポリヒドロキシ化合物は、
原則として、ポリウレタン化学において使用されるどの
ようなポリヒドロキシ化合物も包含する。ヒドロキシル
基を有するポリエーテルポリオール、ポリエステルポリ
オール、およびポリカーボネートが好ましい。
【0015】ポリエステル、ポリエーテル、およびポリ
カーボネートポリオールを、単独で、または相互に組み
合わせて使用することができる。本発明のPUエラスト
マーの製造に使用することができる好適なポリエステ
ル、ポリエーテル、およびポリカーボネートポリオール
は、例えばDE19627907の第4頁および第5頁
に詳しく記載されている。
【0016】使用するのが好ましいポリエステル成分
は、琥珀酸またはアジピン酸、およびエチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、1,4−ブタンジオールま
たは1,6−ヘキサンジオールから製造される。アジピ
ン酸およびエチレングリコールから製造されるポリエス
テルが特に好ましい。
【0017】ポリオキシテトラメチレングリコールが、
好ましいポリエーテルポリオールである。
【0018】本発明に使用し得る鎖延長剤および架橋剤
は、ポリウレタン化学において既知の鎖延長剤および架
橋剤を包含する。これらの鎖延長剤および架橋剤は一般
に、約18〜約800、好ましくは18〜400、最も
好ましくは60〜300の平均分子量を有する。これら
の鎖延長剤および架橋剤は、例えば、アルカンジオー
ル、ジアルキレングリコール、およびポリオキシアルキ
レングリコール(鎖延長剤)、および3価または4価ア
ルコール、および3〜6の官能価を有するオリゴマーポ
リオキシアルキレンポリオール(架橋剤)から誘導され
てよい。これに関連して、そのような薬剤を詳細に記載
しているDE−A−19627907の第5頁および第
6頁をここでも参照することができる。使用するのが特
に好ましい鎖延長剤および架橋剤は、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、1,4−ブタンジオール、
1,6−ヘキサンジオール、ヒドロキノンビス(2−ヒ
ドロキシエチル)エーテル、1,1,1−トリス(ヒドロ
キシメチル)−n−プロパン、および水を包含する。
【0019】当然であるが、鎖延長剤および架橋剤を、
単独で、または組み合わせて使用することができる。使
用される具体的な鎖延長剤および架橋剤ならびに高分子
量ポリヒドロキシ化合物は、製造されるPUエラストマ
ーに所望される機械的特性プロフィールに基づいて選択
される。
【0020】ジュレンジイソシアネートに基づく本発明
のPUエラストマーは、コンパクトエラストマーとし
て、および気泡形態の両方において得ることができる。
【0021】PUエラストマーにおいて、機械的特性、
例えば硬度を得るために、反応物の量を広範囲の比率に
わたって変化させることができる。PUエラストマー中
の、二官能価の鎖延長剤、および少なくとも三官能価の
架橋剤の含有量が増加するに従って、エラストマーの硬
度が増加する。所望の硬度を得るために必要な反応物の
量は、実験によって容易に決めることができる。コンパ
クトPUエラストマーを製造するために、高分子量ポリ
オール(成分a))を約30〜約96重量%(反応成分
の合計重量に基づく)、より好ましくは約55〜約90
重量%で使用し;2,3,5,6−テトラメチル−1,4−
ジイソシアナトベンゼン(成分b))を約5〜約40重
量%(反応成分の合計重量に基づく)、好ましくは約1
0〜25重量%の量で使用し;および、架橋剤および/
また鎖延長剤(成分c))を約0.5〜30重量%(反
応成分の合計重量に基づく)、好ましくは約1〜20重
量%の量で使用するのが好ましい。
【0022】気泡構造を有するPUエラストマーの製造
のために、成分a)の量は一般に、約46〜約96重量
%(反応成分の合計重量に基づく)、好ましくは約65
〜約90重量%であり;成分b)の量は、5〜40重量
%(反応成分の合計重量に基づく)、好ましくは約10
〜約25重量%であり;および、成分c)の量は、約
0.1〜20重量%(反応成分の合計重量に基づく)、
好ましくは約0.2〜約10重量%である。
【0023】ポリウレタン化学における一般的な添加剤
も当然、本発明のPUエラストマーに組み込むことがで
きる。そのような添加剤の例は、界面活性剤、充填剤、
防炎剤、成核剤、酸化抑制剤、安定剤、滑剤および離型
剤、染料および顔料、気泡安定剤および気泡調節剤(気
泡PUエラストマーの場合)を包含する。DE−A−1
9627907の第8頁および第9頁に、これらの添加
剤が詳細に記載されている。
【0024】本発明のPUエラストマーは、イソシアネ
ート基を有するプレポリマーの形態のジュレンジイソシ
アネートを使用して、いわゆるプレポリマー法(prepol
ymerization process)によって製造するのが好まし
い。このプレポリマーは、例えば、ジュレンジイソシア
ネートと、少なくとも1種類の高分子量ポリヒドロキシ
化合物a)、またはa)および少なくとも1種類の鎖延
長剤および/または少なくとも1種類の架橋剤c)の混
合物との反応によって、あるいは、ジュレンジイソシア
ネートと、少なくとも1種類の高分子量ポリヒドロキシ
化合物a)、次に少なくとも1種類の鎖延長剤および/
または架橋剤との段階的反応によって、製造することが
できる。
【0025】ジュレンジイソシアネートプレポリマーを
製造するために、ポリオール成分を、約1〜約19%、
好ましくは約2〜約10%、最も好ましくは約2〜約7
%のイソシアネート基含有率を有するイソシアネート基
末端プレポリマーを製造するのに充分な量のジュレンジ
イソシアネートと反応させる。次に、このようにして得
られるイソシアネート末端基を有するプレポリマーを、
前記成分c)と、NCOインデックスが約0.9〜約1.
3、好ましくは約0.95〜約1.2、最も好ましくは約
1.0〜約1.2になるような量で反応させる。
【0026】プレポリマーの製造に関して、ならびに、
プレポリマーと前記の鎖延長剤および/または架橋剤と
の反応に関して、触媒を添加するのが有益である。
【0027】プレポリマーおよび最終PUエラストマー
の両方の製造に好適な触媒は原則として、PU化学にお
いて既知のどのような触媒でもよい。有用な触媒の例
は、有機金属化合物、好ましくは有機錫化合物、例え
ば、有機カルボン酸の錫(II)塩、例えば、錫(II)ア
セテート、錫(II)オクトエート、錫(II)エチルヘキ
ソエート、および錫ラウレート、ならびに有機カルボン
酸のジアルキル錫(IV)塩、例えば、ジブチル錫ジアセ
テート、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫マレエー
ト、およびジオクチル錫ジアセテートである。有機金属
触媒化合物は、それのみで、または強塩基性アミン、例
えば、アミジン、第三級アミン、テトラアルキレンジア
ミンまたはアルカノールアミン化合物と組み合わせて使
用することができる。そのような触媒が、DE−A−1
9627907の第7頁に記載されている。有機カルボ
ン酸のアルカリ金属およびアルカリ土類金属塩も、触媒
として適している。
【0028】気泡PUエラストマーの製造に使用するの
が好ましい触媒は、カルボン酸のナトリウム塩およびカ
リウム塩、例えば、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、オ
レイン酸ナトリウム、およびオレイン酸カリウムを包含
する。
【0029】使用される触媒の量は一般に、成分a)+
b)の合計重量に基づいて、約0.001〜約3重量
%、好ましくは約0.001〜約1重量%である。
【0030】コンパクトな塊状PUエラストマー(a co
mpact, massive PU elastomer)を製造するために、成
分a)、b)、およびc)の反応が、水分、および物理
または化学作用を有する発泡剤の不存在下において行わ
れる。気泡PUエラストマーを製造する場合は、イソシ
アネートおよびポリオール成分の反応が、発泡剤の存在
下に行われる。使用し得る発泡剤は、水、および発熱性
重付加反応の影響下に蒸発し、標準圧力において約−4
0℃〜約120℃の範囲の沸点を有することが好都合で
ある低沸点液体、物理的発泡作用を有する気体、ならび
に化学作用を有する発泡剤を包含する。当然であるが、
低沸点液体を水と組み合わせて発泡剤として使用するこ
とができる。発泡剤として使用し得る前記の種類の液体
および気体は、気泡成形PU物品の製造に有用であるこ
とが既知の発泡剤を包含する。そのような発泡剤の例
は、低沸点アルカン、エーテル、アルコール、および既
知のハロゲン化、好ましくは弗素化アルカン、ならびに
気体、例えば、窒素、二酸化炭素、および貴ガスを包含
する。気泡PUエラストマーの製造に好適な発泡剤が、
例えばDE−A−19627907の第8頁に詳細に記
載されている。
【0031】コンパクトまたは気泡PUエラストマーの
製造は、プレポリマー法によって行うのが好ましいが、
ポリウレタン製造の他の従来法によって、該PUエラス
トマーを製造することもできる。コンパクトまたは気泡
PUエラストマーを製造する既知の方法の詳細に関して
は、例えばDE−A19627907の第9頁および第
10頁を参照できる。
【0032】充填剤を含有しない場合に、本発明のコン
パクトPUエラストマーは一般に、約1.0〜約1.4g
/cm3、好ましくは約1.1〜約1.3g/cm3の密度
を有する。充填剤含有製品は一般に、>1.2g/cm3
の密度を有する。気泡PUエラストマーは一般に、約
0.2〜約1.1g/cm3、好ましくは約0.35〜約
0.80g/cm3の密度を有する。
【0033】本発明によって製造されるPUエラストマ
ーは、好ましくは機械構造および輸送用途のためのロー
ラー、コンベヤーベルト、歯車、およびシールのような
高機械的応力に暴露される成形品の製造に使用し得る。
本発明の気泡PUエラストマーは、減衰要素およびバネ
要素の製造に特に適している。
【0034】本発明を前記に説明したが、下記例は本発
明を例示するものである。例に記載されている全ての部
および%は、特に記載のない限り、重量部および重量%
である。
【0035】
【実施例】一般手順 アジピン酸およびエチレングリコールのポリエステル
(OH価56mgKOH/g;酸価0.8mgKOH/
g)を初めにガラス樹脂釜に導入し、120℃および2
0ミリバールにおいて30分間脱水した。次に、ジュレ
ンジイソシアネートまたは(比較例のために)1,5−
ジイソシアナトナフタレン(1,5−DNI)、および
任意に触媒としてのジブチル錫ジラウレートを、攪拌し
ながら加えた。反応のために、その混合物を145℃に
加熱し、標準圧力において15分間、次に20ミリバー
ルにおいて15分間攪拌した。次に、その混合物を13
0℃に冷却し、鎖延長のために1,4−ブタンジオール
を加え、その混合物を20ミリバールにおいて2分間攪
拌した。次に、生成物を120℃に予め加熱した試験片
鋳型に入れ、次に、120℃において4時間熱処理し
た。鋳型から取り出した後、試験片を120℃において
さらに20時間熱処理し、次に測定した。製品の特性を
表1および表2に示す。比較例の製品の特性もこれらの
表に示す。
【0036】
【表1】表1
【0037】
【表2】表2
【0038】結果 本発明によって製造されるエラストマーの機械的特性
は、NDIエラストマーの際立った特性と同等である
が、本発明によって製造される製品の色は安定である。
【0039】本発明によれば、ポリウレタンエラストマ
ーから製造される、高機械的応力に耐え得る成形品が得
られる。
【0040】本発明を説明するために前記に詳細に記載
したが、そのような詳細な記載は説明するために過ぎ
ず、特許請求の範囲によって制限される以外は、本発明
の意図および範囲を逸脱することなく当業者によって変
更を加え得ると理解すべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08G 18/65 C08G 18/65 D (72)発明者 クラウス・ヨスト ドイツ連邦共和国41539ドルマゲン、グナ イゼナウシュトラーセ15アー番 (72)発明者 エドゥアルト・マイヤー ドイツ連邦共和国41539ドルマゲン、ライ ンフェルダー・シュトラーセ118番 (72)発明者 トーマス・ミュンツマイ ドイツ連邦共和国41539ドルマゲン、ロベ ルト−コッホ−シュトラーセ21番 (72)発明者 ヨアヒム・ヴァグナー ドイツ連邦共和国51061ケルン、ゼンメル ヴァイスシュトラーセ135番 (72)発明者 クリスティアン・ヴォルフルム ドイツ連邦共和国51061ケルン、フーフェ ラントシュトラーセ54番

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a) 500〜6000の平均分子量お
    よび少なくとも2の官能価を有する少なくとも1種類の
    高分子量ポリヒドロキシ化合物、 b) 2,3,5,6−テトラメチル−1,4−ジイソシア
    ナトベンゼン、および c) 少なくとも2個のヒドロキシル基および18〜8
    00の平均分子量を有する少なくとも1種類の低分子量
    の鎖延長剤および/または架橋剤、を含んで成る組成物
    から製造されるポリウレタンエラストマー。
  2. 【請求項2】 高分子量ポリヒドロキシ化合物a)を初
    めに、ジイソシアネートb)と反応させて、イソシアネ
    ート末端プレポリマーを生成し、次に、該プレポリマー
    を鎖延長剤および/または架橋剤および/または高分子
    量ポリヒドロキシ化合物と反応させることを含んで成る
    請求項1に記載のポリウレタンエラストマーの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 鎖延長剤および/または架橋剤c)が、
    プレポリマーの製造の間に存在する請求項2に記載の方
    法。
JP2000020237A 1999-01-30 2000-01-28 ジュレンジイソシアネ―トに基づくポリウレタンキャストエラストマ― Pending JP2000219723A (ja)

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