JP2000219610A - ゲル状クレンジング化粧料 - Google Patents

ゲル状クレンジング化粧料

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JP2000219610A
JP2000219610A JP11059183A JP5918399A JP2000219610A JP 2000219610 A JP2000219610 A JP 2000219610A JP 11059183 A JP11059183 A JP 11059183A JP 5918399 A JP5918399 A JP 5918399A JP 2000219610 A JP2000219610 A JP 2000219610A
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JP
Japan
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gel
cleansing cosmetic
cleansing
present
cosmetic
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Pending
Application number
JP11059183A
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English (en)
Inventor
Reiko Terada
玲子 寺田
Yasunori Noguchi
安則 野口
Atsushi Miyamoto
敦之 宮本
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Sakamoto Yakuhin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Sakamoto Yakuhin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】皮膚上でのマッサージ性が良く、メイクアップ
化粧料等との馴染みが極めて速く、またメイクアップ化
粧料の除去効果が優れたゲル状クレンジング化粧料を提
供する。 【構成】次の成分(A)〜(D): (A)液状油性成分 40〜95重量% (B)親水性非イオン界面活性剤0.5〜30重量% (C)平均重合度2〜10のポリグリセリン1〜40重
量% (D)水 25重量%以下 を含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゲル状クレンジング化
粧料に関し、詳しくは、皮膚上でのマッサージ性が良
く、メイクアップ化粧料等との馴染みが極めて速く、ま
たメイクアップ化粧料の除去効果が優れたゲル状クレン
ジング化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】皮膚の汚れやメイクアップ化粧料を洗浄
する目的で、従来より、液状油、親水性のポリオキシエ
チレン系等の非イオン界面活性剤、水、多価アルコール
とから成る液晶のゲル状クレンジング料が使用されてい
る。このものは、皮膚上でマッサージされることによ
り、転相を生じて油相が連続相となり、これにメイクア
ップ化粧料等を馴染ませて溶解し除去するものである。
また、転相が生じた時点でマッサージが軽くなる特性が
ある。これらには従来、グリセリン、プロピレングリコ
ールやソルビトール、ポリオキシエチレングルコシド誘
導体等の多価アルコールが使用されてきたが、これらを
用いたゲル状クレンジング化粧料は、転相が起こるまで
の時間がかかるため、メイクアップ化粧料等を馴染ませ
て溶解するまでのマッサージが容易ではなかった。ま
た、マッサージが不充分で系が完全に転相できず、メイ
クアップ化粧料の除去が不充分となったりする等の問題
点があった。このことからマッサージ開始後、速やかに
メイクアップ化粧料等と馴染み、簡単に使用できるゲル
状クレンジング化粧料が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明者は、上
記の事情に鑑み、皮膚上でのマッサージ性が良く、メイ
クアップ化粧料等との馴染みが極めて速く、またメイク
アップ化粧料の除去効果が優れたゲル状クレンジング化
粧料を提供する。
【0004】
【問題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために、種々の多価アルコールについて鋭意研
究した結果、液状油性成分、親水性非イオン界面活性
剤、グリセリン、及び水を含有し得られるゲル状クレン
ジング化粧料が、上記課題を解決し得ることを見いだ
し、本発明を完成するに至った。
【0005】即ち、本発明は、次の成分(A)〜
(D): (A)液状油性成分 40〜95重量% (B)親水性非イオン界面活性剤0.5〜30重量% (C)平均重合度2〜10のポリグリセリン1〜40重
量% (D)水 25重量%以下 を含有することを特徴とするゲル状クレンジング化粧料
に関するものである。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。本発明で
使用する液状油性成分としては、常温で液状のものであ
れば、特に限定されない。例えば流動パラフィン、スク
ワラン等の炭化水素類、ミリスチン酸オクチルドデシ
ル、イソノナン酸イソノニル、ミリスチン酸イソプロピ
ル等のエステル類、トリオクタン酸グリセリル、トリ
(カプリル・カプリン酸)グリセリル等のトリグリセラ
イド類、オリーブ油、ホホバ油、月見草油、ヤシ油等の
天然油、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリ
シロキサン、環状メチルポリシロキサン等のシリコーン
類、オクチルドデカノール等の高級アルコール等を例示
することができ、これらの一種または二種以上を組合せ
て使用する。
【0007】上記の液状油性成分は、本発明のゲル状ク
レンジング化粧料の全組成に対し40〜95%、好まし
くは60〜90%使用する。40%未満ではゲル状のも
のが得られず、また、クレンジング性が劣り好ましくな
い。95%を越えて使用するとゲル状クレンジング化粧
料の高温安定性が低下し好ましくない。
【0008】本発明で使用する親水性非イオン界面活性
剤としては、例えばソルビタン脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂
肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、グリセ
リン脂肪酸エステルの酸化エチレン誘導体、プロピレン
グリコール脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪
酸エステルの酸化エチレン誘導体、ポリエチレングリコ
ール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン
グリセリルピログルタミン酸エステル、フィトステロー
ル誘導体、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレン
ブロックポリマー等を例示することができ、これらの一
種または二種以上を組合せて使用する。
【0009】上記の親水性非イオン界面活性剤は、本発
明のゲル状クレンジング化粧料の全組成に対し0.5〜
30%、好ましくは1〜20%使用する。0.5%未満
ではゲル状クレンジング化粧料のクレンジング性能やゲ
ル状クレンジング化粧料を水で洗い流す場合の水洗性が
不充分になる。30%を越える場合には、ゲル状クレン
ジング化粧料が増粘または固化してしまうことがあり、
好ましくない。
【0010】本発明で使用するポリグリセリンとして
は、平均重合度2〜10のポリグリセリンである。例え
ばジグリセリン、トリグリセリン、テトラグリセリン、
ペンタグリセリン、ヘキサグリセリン、ヘプタグリセリ
ン、オクタグリセリン、ノナグリセリン、デカグリセリ
ンが挙げられ、特にジグリセリンが好ましい。これらは
一種または二種以上を組合せて使用する。
【0011】上記のポリグリセリンは、本発明のゲル状
クレンジング化粧料の全組成に対し1〜40%使用す
る。1%未満では、本発明の効果を充分に発揮できな
い。また、40%を越えて使用するとゲル状のものが得
られない。
【0012】本発明のゲル状クレンジング化粧料におい
ては、水を全組成に対し25%以下使用する。水を25
%を越えて使用するとゲル状のものが得られない。
【0013】更に、本発明のゲル状クレンジング化粧料
は、発明の効果を損なわない範囲で、その使用目的に応
じた色素、香料、抗炎症剤や保湿剤等の薬剤、防腐剤、
殺菌剤、酸化防止剤、pH調整剤等を適宜配合すること
ができる。
【0014】このようにして得られる本発明のゲル状ク
レンジング化粧料は、皮膚上でのマッサージ性が良く、
メイクアップ化粧料等との馴染みが極めて速く、またメ
イクアップ化粧料の除去効果が優れたものである。
【0015】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明を具体的に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0016】実施例1〜6、比較例1〜5 表中記載の組成にて、ゲル状クレンジング化粧料を調製
し、下記評価基準に基づき評価した。その結果を表1に
示す。
【0017】(製法)界面活性剤、ポリグリセリン、水
の水相成分を仕込み、均一に混合した後、室温にてアン
カーミキサーで攪拌しながら油性成分を徐々に添加し、
添加後十分に攪拌混合し調製した。
【0018】(評価方法および評価基準) 1)外観 実施例、比較例で調製した組成物の外観を目視にて評価
した。 2)使用感 健常女性パネラー10名に素肌を水洗、乾燥後、耐水性
のある油性ファンデーションを顔部に塗布、30分後に
実施例、比較例で調製したゲル状クレンジング化粧料の
約2gを用いて、約20秒間クレンジング動作を行なっ
た後、水で洗い流した。その際の「マッサージ性」、
「メイクとの馴染み易さ」、「水による濯ぎ易さ」、
「洗い上がりのさっぱり感」および「メイク落ち効果」
の各項目について、以下の評価基準を基に官能評価し
た。 ○:良好 △:やや良好 ×:不良 3)経時安定性 実施例、比較例で調製したゲル状クレンジング化粧料を
温度50℃の恒温槽に4週間放置後、ゲルの状態を目視
にて観察し、以下の評価基準を基に評価した。 ○:ゲル状態安定 △:ゲル軟化 ×:分離
【0019】
【表1】
【0020】表1より、本発明による実施例1〜6のゲ
ル状クレンジング化粧料は、使用性、経時安定性のいず
れも優れた性能を示した。一方、比較例1〜5のゲル状
クレンジング化粧料は、使用性、経時安定性の面でいず
れかまたは、すべての点において不十分な結果であっ
た。
【0021】
【発明の効果】本発明のゲル状クレンジング化粧料は、
皮膚上でのマッサージ性が良く、メイクアップ化粧料等
との馴染みが極めて速く、またメイクアップ化粧料の除
去効果が優れたものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 敦之 大阪府泉大津市臨海町1丁目20番 阪本薬 品工業株式会社研究所内 Fターム(参考) 4C083 AB051 AB052 AC122 AC132 AC182 AC392 AC422 AD111 AD112 BB04 BB13 CC22 DD41 EE06 EE07 EE09 EE12

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)〜(D): (A)液状油性成分 40〜95重量% (B)親水性非イオン界面活性剤 0.5〜30重量% (C)平均重合度2〜10のポリグリセリン 1〜40
    重量% (D)水 25重量%以下 を含有することを特徴とするゲル状クレンジング化粧
    料。
JP11059183A 1999-01-29 1999-01-29 ゲル状クレンジング化粧料 Pending JP2000219610A (ja)

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