JP2000218922A - 連続階調表現用集合模様 - Google Patents

連続階調表現用集合模様

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JP2000218922A JP2373899A JP2373899A JP2000218922A JP 2000218922 A JP2000218922 A JP 2000218922A JP 2373899 A JP2373899 A JP 2373899A JP 2373899 A JP2373899 A JP 2373899A JP 2000218922 A JP2000218922 A JP 2000218922A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偽造防止及び改ざん防止が必要であり、また
意匠性が要望される印刷物の象徴的な線画形成体からな
る図柄(模様)中の画線を有する印刷物を提供すること
を目的としている。 【解決手段】 並走又は平行して配置し、ハイライト部
(h)が点(断線)、中間部(m)からシャドウ部
(s)が線で表現した第1の画線群(8)と、前記第1
の画線群(8)に対して任意の角度をもって交差しなが
ら且つ並走又は平行して配置し、更に中間部から始まり
シャドウ部にかけて点又は線で表現する第2の画線群
(10)と、前記第1の画線群(8)及び前記第2の画
線群(10)に重ならないように配置した点又は線で表
現する第3の画線群(12)で構成した連続階調表現用
集合模様(11)及びその印刷物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図録、図鑑等の美
術印刷及び銀行券、パスポート、有価証券、カード、貴
重印刷物等の偽造防止及び改ざん防止が必要であり、
又、意匠性が要望される印刷物の象徴的な線画形成体か
らなる図柄(模様)中の画線を作成する方法及び、その
印刷物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】印刷物上で図柄の連続階調の表現は、印
刷物上の印刷色を点(断線)及び線等の微細図形群で図
柄を構成し、前記微細図形の形状及び大きさを図柄の連
続階調の濃度に従って制御しているものである。連続階
調の表現には、網点等の正多角形配列からなる微細構成
素子群で構成するスクリーン連続階調表現と、図柄中の
モティーフのアウトラインや模様等を絵画的な点(断
線)及び細線で構成する線画階調表現方法がある。
【0003】前記絵画的な点(断線)及び細線で構成す
る線画階調表現方法は、図柄にあるモティーフ(人物、
風景、物体、模様等)を、デッサン的描画手法を用いて
図柄の明暗(連続階調)や質感を表現するため、図柄中
の点(断線)及び細線が交差したり輻輳したりするな
ど、印刷物上で画線形状及び配置が複雑な様相となる。
従って前記絵画的な点(断線)及び線で構成する線画階
調表現方法は、図案的意図を反映させることができる連
続階調表現方法である。主な表現方法としては、画線が
「線」の場合、画線幅や画線の配置する粗密で図柄の濃
度を表現することができる。又、画線が「点」の場合、
点の大きさによって図柄の濃度を表現したり、点の粗密
によっても図柄の濃度を表現することができる。
【0004】前記絵画的な点(断線)及び細線で構成す
る線画階調表現方法の代表的な技術として、紙幣の凹版
印刷画像に見られるような図柄にあるモティーフ(人
物、風景、物体、模様等)の階調表現方法として用いら
れている。例えば、前記線画階調表現方法によって点
(断線)及び細線で構成する画線を複雑化した画線を有
する印刷物は、画線を複雑化することにより、印刷物か
らの複製を困難にできる。又、市場流通過程において拡
大鏡等による観察によって、画線形状が真正なものであ
るか否かを、一般人が訓練次第で識別できる方法である
ため、証券印刷物等のデザインにおいて世界的に広く用
いられていると同時に、金銭的価値を有する印刷物の模
様として古くから用いられ、現在でも一般的に高級感を
印象づけるデザインとして重要な模様となっており、銀
行券、株券、債券等の有価証券、各種証明書及び重要書
類等の印刷物において、線画階調表現方法による模様は
デザイン上欠かすことのできない模様となっている。
【0005】一方、網点等の正多角形配列からなる微細
構成素子群で構成するスクリーン連続階調表現は、一般
にスクリーンとも呼ばれている。微細構成素子によって
印刷物に階調(画線面積率0〜100%のフルレンジ連
続階調)の画像を施すには、階調再現素子群としては網
点(連続円、楕円、菱形、四角、ライン、クロス、砂
目)、万線(走査線)等の画線の面積の大小で連続階調
を表現する。網点によるスクリーンは微細な点の大小で
連続階調表現を可能にしている。
【0006】しかし、スクリーン形状自体は単純エレメ
ントの集合であり、機能性向上手段は一切存在しない。
当然のごとく、一般の印刷手段を用いて有価証券を印刷
する場合、これらの画線は既存の製版技術又、は画像処
理技術にて容易に作成できるので、偽造防止策として成
り得ていない。
【0007】又、前記スクリーン連続階調表現と前記線
画階調表現方法は、印刷安定性が高く連続階調再現性の
高いものでなくてはならない。例えば、一般的に全ての
印刷方式では細線が印刷しにくい現象があり、安定した
連続階調再現が不可能になり、最悪の場合は印刷できな
くなる。細線が印刷できない原因の殆どは、連続階調再
現用の画線が小さく(細く)、印刷インキのレオロジー
特性における粘度、降伏価等が影響した転移性が充分に
働かなくなるからである。又、凹版印刷方式では印刷イ
ンキのレオロジー特性によって凹版版面の凹部から印刷
インキが流れ出る現象があり、安定した連続階調再現が
不可能になり、最悪の場合は印刷できなくなる。印刷イ
ンキが流れ出る原因の殆どは、連続階調再現用の画線が
大きい(太い)ため、印刷インキが自らの張力による抵
抗の限界を越えてしまうからである。従って、印刷イン
キのレオロジー特性が印刷に有効に働くような画線形状
を有することが望ましい。
【0008】そこで、図案的意図を反映させることがで
きる連続階調表現方法であり、且つ印刷安定性及び連続
階調再現性の高い微細構成素子から成る階調再現素子群
が必要となる。即ち網点、万線等の印刷物上の階調再現
素子群でありながら、単位階調再現素子の形状が機能性
を有する幾何学図形である集合模様が必要となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の点に鑑
みなされたもので、図録、図鑑等の美術印刷及び銀行
券、パスポート、有価証券、カード、貴重印刷物等の偽
造防止及び改ざん防止が必要であり、又、意匠性が要望
される印刷物の象徴的な線画形成体からなる図柄(模
様)中の画線を作成する方法及び、その印刷物を提供す
ることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ハイライト部
が断線(点)、中間部からシャドウ部が線で表現され且
つそれら断線又は線が平行又は並行して配置された第1
の画線群と、前記第1の画線群に対して任意の角度をも
って交差しながら且つ平行又は並行して配置され、更に
中間部から始まりシャドウ部にかけて点又は線で表現さ
れた第2の画線群と、前記第1の画線群及び前記第2の
画線群に重ならないように配置した点又は線で表現され
た第3の画線群で構成した連続階調表現用集合模様であ
る。
【0011】本発明は、ハイライト部が断線(点)、中
間部からシャドウ部が線で表現され且つそれら断線又は
線が平行又は並行して配置された第1の画線群と、前記
第1の画線群に対して任意の角度をもって交差しながら
且つ平行又は並行して配置され、更に中間部から始まり
シャドウ部にかけて点又は線で表現された第2の画線群
と、前記第1の画線群及び前記第2の画線群に重ならな
いように配置した点又は線で表現された第3の画線群で
構成した連続階調表現用集合模様の印刷物である。
【0012】本発明は前記画線群の画線の中心点又は中
心線と、前記画線群以外のその他複数の画線群の画線の
中心点又は中心線が重ならないように配置した連続階調
表現用集合模様である。
【0013】本発明は前記画線群の画線の中心点又は中
心線と、前記画線群以外のその他複数の画線群の画線の
中心点又は中心線が重ならないように配置した連続階調
表現用集合模様の印刷物である。
【0014】本発明は、前記画線群が、その画線幅の大
小で階調表現する連続階調表現用集合模様である。
【0015】本発明は、前記画線群が、余白部分の間隔
の大小で連続階調表現をなす連続階調表現用集合模様で
ある。
【0016】本発明は、前記画線群が、その画線幅の大
小で階調表現する連続階調表現用集合模様の印刷物であ
る。
【0017】本発明は、前記画線群が、余白部分の間隔
の大小で連続階調表現をなす連続階調表現用集合模様の
印刷物である。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明は、ハイライト部が断線
(点)、中間部からシャドウ部が線で表現され且つそれ
ら断線又は線が平行又は並行して配置された第1の画線
群と、前記第1の画線群に対して任意の角度をもって交
差しながら且つ平行又は並行して配置され、更に中間部
から始まりシャドウ部にかけて点又は線で表現する第2
の画線群と、前記第1の画線群及び前記第2の画線群に
重ならないように配置した点又は線で表現する第3の画
線群で構成した連続階調表現用集合模様である。これに
より、図案的意図を反映させることができる連続階調表
現方法であり、且つ印刷安定性及び連続階調再現性の高
い微細構成素子から成る階調再現素子群として有効に作
用するものである。
【0019】更に、ハイライト部が断線(点)、中間部
からシャドウ部が線で表現され且つそれら断線又は線が
平行又は並行して配置された第1の画線群と、前記第1
の画線群に対して任意の角度をもって交差しながら且つ
平行又は並行して配置され、更に中間部から始まりシャ
ドウ部にかけて点又は線で表現する第2の画線群と、前
記第1の画線群及び前記第2の画線群に重ならないよう
に配置した点又は線で表現する第3の画線群で構成した
連続階調表現用集合模様において、前記画線群の画線の
中心点又は中心線と、前記画線群以外のその他複数の画
線群の画線の中心点又は中心線が重ならないようにす
る。これにより、連続階調を表現する上で、最高濃度
(ベタ)に達する濃度領域を確保するのを容易にしてい
る。
【0020】
【実施例】本発明は、図案的意図を反映させることがで
きる連続階調表現方法であり、且つ印刷安定性及び連続
階調再現性の高い微細構成素子から成る階調再現素子群
が必要となる。即ち網点、万線等の印刷物上の階調再現
素子群でありながら、単位階調再現素子の形状が機能性
向上手段を有する幾何学図形である集合模様を得るもの
である。以下に示す実施例で本発明の連続階調表現用集
合模様について詳細に説明する。
【0021】まず、本発明者らは図案的意図を反映させ
ることができる連続階調表現方法であり、且つ印刷安定
性及び連続階調再現性の高い、機能性向上手段を有する
線画(図形)を設計することにした。例えば図1(イ)
に示すように、直線からなる平行線の集合模様(1)が
連続階調表現用の図形であったとすると、前記平行線の
集合模様(1)に連続階調を施すには、画線(2)の画
線幅(3)を調整して集合模様(1)の全体画像を図1
(ロ)のように濃淡のある集合模様(4)として表現す
ることができる。即ち、集合模様(4)の連続階調表現
方法は画線(5)の形状が直線上の線画であるから線画
階調表現方法と称することも可能である。しかし、集合
模様(4)の連続階調表現方法は一般的に万線スクリー
ンと呼ばれる方法に等しく、集合模様(4)が図案的意
図のある機能性向上手段を用いた連続階調表現方法とし
ては認識することができない。従って、集合模様(4)
は従来の微細構成素子群で構成するスクリーン連続階調
表現方法と称するのが適当である。又、図1(ロ)に示
した集合模様(4)の問題点は、連続階調の明部を表現
するに従ってハイライト部分(6)の画線幅が細くなり
すぎてしまい、印刷できなくなってしまうことも予想さ
れる。
【0022】そこで、本発明者らは第1の機能性向上手
段として、「点」を設けた。「点」の適用方法として
は、連続階調におけるハイライトの表現に使うことにし
た。これにより、図1(ロ)に示した集合模様(4)の
ハイライト部分(6)は、図2の集合模様(7)に示す
ように、ハイライト部(h)を「点」で構成することに
した。又、連続階調の濃度段階に従って「線」から
「点」に変わるように設計している。これにより、前記
集合模様(4)ではハイライト部分(6)が細すぎたの
対し、図2のハイライト部(h)では、ハイライト部分
(6)と同じ画線面積率であったとしても画線幅を太く
できるため、印刷インキのレオロジー特性における印刷
可能な有効画線幅を確保でき、印刷安定性及び連続階調
再現性を高めることができる。従って、スクリーンに等
しかった集合模様(4)は「点」のハイライト部(h)
を有する集合模様(7)となり、スクリーンでありなが
ら、スクリーン形状に機能性向上手段を有する幾何学図
形を奏することができた。以下、集合模様(7)の
「点」及び「線」形状から成る線画(8)を第1の画線
群と称する。
【0023】前記集合模様(7)は機能性向上手段を有
する幾何学図形であるスクリーンとしているが、実際に
印刷物として用いる場合、印刷方式によって問題が生ず
る。例えば、図2のような線画(8)をオフセット方式
で印刷した場合であったら、線画(8)はそのままの形
状で印刷することができるが、凹版方式で印刷した場
合、印刷方向によって正常に印刷できないことがある。
つまり、印刷方向を図2の縦方向で印刷した時にはその
ままの形状で印刷できるが、印刷方向を横方向にした場
合、中間部及びシャドウ部(s)の線画(8)は印刷イ
ンキの張力による抵抗が働かず、印刷インキが凹版版面
から印刷方向に流れ出てしまう欠点がある。
【0024】そこで、本発明者らは第2の機能性向上手
段として、新たな「線」を設けた。即ち図3に示す集合
模様(9)のように、中間部及びシャドウ部(ms)に
連続階調における濃度段階に従って画線幅が変化し、且
つ第1の画線群の線画(8)対して斜め45度の角度を
持って交差する平行線を奏する線画(10)を加えた。
これにより、凹版方式にて図3の横方向に印刷方向があ
ったとしても、印刷インキの張力による抵抗は図2の集
合模様(7)よりも大きくなり、印刷インキが凹版版面
から印刷方向に流れ出ることが少なくなる。更に、目視
において第1の画線群の線画(8)から受ける方向性の
強い印象が緩和され、前記集合模様(7)より機能性向
上手段の多い幾何学図形を奏することができた。以下、
集合模様(9)の斜め略45度の平行線を奏する線画
(10)を第2の画線群と称する。又、本実施例では第
2の画線群の線画(10)を斜め45度の平行線で表し
ているが、第1の画線群の線画(8)と交差する線であ
れば、交差角度を限定するものではない。
【0025】次に、本発明者らは第3の機能性向上手段
として、新たな「点」を設けた。即ち、機能性向上手段
を更に多く方法として、図4に示す集合模様(11)の
ようにシャドウ部(s)に連続階調における濃度段階に
従って画線幅が変化する点(12)の中心が、線画
(8)と線画(10)に重ならないように加えた。これ
により、凹版方式にて図3の横方向に印刷方向があった
としても、印刷インキの張力による抵抗は図2の集合模
様(7)よりも大きくなり、印刷インキが凹版版面から
印刷方向に流れ出ることが少なくなるだけでなく、ハイ
ライト部(h)、中間部(m)、シャドウ部(s)すべ
て異なる印象の幾何学図形であるから、豊富な変化を奏
する。従って、前記集合模様(7)及び前記集合模様
(9)より機能性向上手段の一層多い幾何学図形を奏す
ることができた。以下、集合模様(11)の点(12)
を第3の画線群と称する。又、本実施例では第3の画線
群の点(12)を棒状の点で表しているが、点(12)
の中心点が、線画(8)の中心線と線画(10)の中心
線に重ならないような点であれば、点の形状及び向きを
限定するものではない。又、中間部(m)で点(12)
が孤立した点として存在していれば、シャドウ部(s)
で線画(8)又は線画(10)と接合しても構わない。
【0026】又、前記集合模様(11)の第1の画線群
と第2の画線群の平行線が配列する間隔及び、第1の画
線群のハイライト部(h)を形成する点の間隔は限定す
るのもではない。
【0027】更に、前記第1の画線群及び前記第2の画
線群は必ずしも直線でなくてもよい。即ち図4に示す集
合模様(11)では前記第1の画線群及び前記第2の画
線群を直線で表しているが、図5(イ)に示す集合模様
(11)のように第1の画線群の線画(8)及び第2の
画線群の線画(10)が曲線であってもよい。又、前記
第1の画線群及び前記第2の画線群を平行線は必ずしも
平行線でなくてもよい。即ち図4に示す集合模様(1
1)では前記第1の画線群及び前記第2の画線群を平行
線で表しているが、図5(ロ)に示す集合模様(11)
のように、第1の画線群の線画(8)と第2の画線群の
線画(10)のどちらか一方あるいは両方が、ある1点
で交わる放射線であったり、曲線と放射線のコンビネー
ションにしてもよい。
【0028】本発明の集合模様の基本的な構成要素は第
1の画線群、第2の画線群、第3の画線群であるが、連
続階調を表現する上で、最高濃度(ベタ)に達する濃度
領域を確保するために、必要に応じて第4の画線群群、
即ち点又は線を中間部(m)、シャドウ部(s)に用い
てもよい。例えば第4の画線群群が平行線(4番線)で
あった場合、第1の画線群の線画(8)及び第2の画線
群の線画(10)と異なる角度の平行線であり、第4の
画線群が平点であった場合、前記点の中心が第1の画線
群の線画(8)の中心線と第2の画線群の線画(10)
の中心線と第3の画線群の点(12)の中心点と重なら
ないようにする。更に、第4の画線群に限らず、最高濃
度(ベタ)に達する濃度領域を確保するために、必要で
あれば第5の画線群、第6の画線群等その他複数の画線
群を設けてもよい。
【0029】又、本発明の画線群等の画線は、各種印刷
方式において適時印刷でき得るものであれば、画線幅及
び形状の寸法を限定するものではない。
【0030】又、本発明の集合模様の画線群等と同様の
効果を奏する画線形状であれば、連続階調表現用集合模
様を構成する画線群を限定するものではない。
【0031】
【発明の効果】本発明は、図案的意図を反映させること
ができる連続階調表現方法であり、且つ印刷安定性及び
連続階調再現性の高い微細構成素子から成る階調再現素
子群として有効に作用するものである。従って、図録、
図鑑等の美術印刷及び銀行券、パスポート、有価証券、
カード、貴重印刷物等の偽造防止及び改ざん防止が必要
であり、又、意匠性が要望される印刷物の象徴的な線画
形成体からなる図柄(模様)中の画線を作成する方法及
び、その印刷物を提供することができる。
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】スクリーン連続階調表現方法を示した図
【図2】本発明の集合模様を示した図
【図3】本発明の集合模様を示した図
【図4】本発明の集合模様を示した図
【図5】本発明の集合模様を示した図
【符号の説明】
1 集合模様 2 画線 3 画線幅 4 集合模様 5 画線 6 ハイライト部分 7 集合模様 8 線画 9 集合模様 10 線画 11 集合模様 12 点 h ハイライト部 ms 中間部及びシャドウ部 s シャドウ部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハイライト部が断線(点)、中間部から
    シャドウ部が線で表現され且つそれら断線(点)又は線が
    互いに平行或いは並行に配置された第1の画線群と、前
    記第1の画線群に対して任意の角度をもって交差しなが
    ら平行又は並行に配置され、更に中間部から始まりシャ
    ドウ部にかけて断線(点)又は線で表現された第2の画
    線群と、前記第1の画線群及び前記第2の画線群に重な
    らないように配置した断線(点)又は線で表現された第
    3の画線群で構成した連続階調表現用集合模様。
  2. 【請求項2】 ハイライト部が断線(点)、中間部から
    シャドウ部が線で表現され且つそれら断線(点)又は線が
    互いに平行或いは並行に配置された第1の画線群と、前
    記第1の画線群に対して任意の角度をもって交差しなが
    ら平行又は並行に配置され、更に中間部から始まりシャ
    ドウ部にかけて断線(点)又は線で表現された第2の画
    線群と、前記第1の画線群及び前記第2の画線群に重な
    らないように配置した断線(点)又は線で表現された第
    3の画線群で構成した連続階調表現用集合模様の印刷
    物。
  3. 【請求項3】 請求項1の画線群の画線の中心点又は中
    心線と、前記画線群以外のその他複数の画線群の画線の
    中心点又は中心線が重ならないように配置した連続階調
    表現用集合模様。
  4. 【請求項4】 請求項2の画線群の画線の中心点又は中
    心線と、前記画線群以外のその他複数の画線群の画線の
    中心点又は中心線が重ならないように配置した連続階調
    表現用集合模様の印刷物。
  5. 【請求項5】 前記画線群が、その画線幅の大小で階調
    表現する請求項1又は3の連続階調表現用集合模様。
  6. 【請求項6】 前記画線群が、余白部分の間隔の大小で
    連続階調表現をなす請求項1又は3の連続階調表現用集
    合模様。
  7. 【請求項7】 前記画線群が、その画線幅の大小で階調
    表現する請求項2又は4の連続階調表現用集合模様の印
    刷物。
  8. 【請求項8】 前記画線群が、余白部分の間隔の大小で
    連続階調表現をなす請求項2又は4の連続階調表現用集
    合模様の印刷物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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