JP2000218685A - 中空成形機の型締装置のロッキング方法及びその装置 - Google Patents

中空成形機の型締装置のロッキング方法及びその装置

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JP2000218685A
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Mikio Uchiyama
幹夫 内山
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Tahara KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製品を取り出す際、タイバが邪魔にならない
ような構成とし、また、型締デーライトを小さくし、な
おかつ、型締力を平均または任意に可変調節する事がで
きる型締装置を提供する。 【解決手段】 中空成形機の型締装置に於いて、相対す
る一方のプラテン25aの4隅にサーボモータとボール
ネジ41を使用し、他方のプラテン25bにボールナッ
ト51を載置し、型開時はボールネジ41とボールナッ
ト51が開放状態となり、型閉時はプラテン開閉速度と
4本のサーボモータを同期させて開閉し、ボールネジ4
1とボールナット51が螺合して型締力を発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は中空成形機の型締装置の
型締力のロッキング方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】中空成形機に使用される型締装置は、一
般的に、図4に示す直圧式、図5に示すジョー式(昭6
0−17694)がある。図4は、固定板1,2が4本
のタイバー3,4で固定され、各々に油圧シリンダ5,
6が取付けられ、プラテン9、10にピストンロッド
7,8を直結して型締を行うもので、シリンダ5,6の
出力がそのまま型締力となる。油圧シリンダ5,6のE
ポートから送油すればプラテン9,10は前進して型締
が行われ、Fポートから送油されると、プラテン9,1
0は後退して型開が行われる。
【0003】プラテン9,10の開閉の動きを同期する
ラック11とピニオン12で構成される機械的同期装置
が備えられている。
【0004】図5では、中空成形機で製品を取り出す
際、邪魔となる上位タイバーを取り除いたもので、プラ
テン13と固定板14は2本の下位タイバー15で固定
され、二つ割金型16a,16bはプラテン13,17
を介して2本の下位タイバー15によって移動またはガ
イドされる。プラテン17と固定板14の間に型締機構
18が設けられている。
【0005】金型ロック機構は、固定部分19とシフト
ロッド20とからなり、この両部分は型締直前に結合さ
れて型締力を保持する上位タイバーを成形する。固定部
分19の自由端部はロックピン21として、またシフト
ロッド20の自由端部はジョー22を有するロックヘッ
ド23として構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4の
場合、製品を型締部より取り出す時に、上側タイバが邪
魔になり製品取り出し装置の機構が複雑になる。このた
め、上側タイバを開閉するようにしたのが図5である
が、ロッキング機構が複雑であり、左右の力を平均に調
整する事が難しく、また、ロッキング装置の端面が金型
パーティング面より突出ているため、製品を取り出す際
の型締デーライト(型締開閉ストローク)を大きくとら
なければならない。
【0007】そこで、この発明は、製品を取り出す際、
タイバが邪魔にならないような構成とし、また、型締デ
ーライトを小さくし、なおかつ、型締力を平均または任
意に可変調節する事ができる型締装置とすることを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目標を達成するた
め、本発明は、中空成形機の型締において、相対するプ
ラテンの4隅にサーボモータで駆動されるオネジを配設
し、他方にメネジを設け、型締時に螺合させ型締力を発
生させる型締ロッキング構造により、製品取出の際に、
タイバが邪魔にならないようにした。また、オネジ端面
とメネジの端面はパーティング面よりへこんでおり、ロ
ッキング装置によって型締デーライトが大きくなること
を避けた。また型締力を平均化するため、サーボモータ
のトルク(電流値)を制御し、型締力を任意に可変設定
調節できるようにした。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
に基づき説明する。図1は本発明の正面図,図2は型締
閉のときのX−X矢視上面図,図3は型締動作の各ステ
ップを示す。
【0010】図1,図2にて、コモンベース24に取り
付けられたベアリングレール54上に二つ割金型25a
を取付けたプラテン26と二つ割金型25bを取付たプ
ラテン27が摺動可能に搭載されている。プラテン26
の下面にはブラケット28が取付けられ、ピン29を介
し空圧シリンダ30のピストン31に螺合されたクレビ
ス32と接続されている。空圧シリンダ30のAポート
に空気を送るとプラテン26は前進(紙面で右方向),
Bポートに空気を送ると後退する(紙面で左方向)。プ
ラテン27はラック33,ピニオン34,ラック35で
構成されているため、プラテン26と機械的に同期され
ている。空圧シリンダ30の力は無負荷で二つ割金型2
5a,25bを取付けたプラテン26,27を開閉できれ
ばよい。仮想線は二つ割金型25a,25b閉の状態を示
す。図1は空圧シリンダ30によりプラテン26を移動
する構造としているが、サーボモータにカップリングを
介してボールネジを接続し、該ボールネジと螺合するナ
ットがプラテンに取付けられている構造でもよい。ま
た、油圧シリンダでもよい。
【0011】型締装置のロッキングは、プラテン26,
27の側面に設けられたロッキング装置C36に相対す
るロッキング装置D37の4セットにより行う。
【0012】ロッキング装置C36はプラテン26に取
付けられている。サーボモータ38に減速機39を結合
し、減速機39にカップリング40を介してボールネジ
41を接続し、ボールネジ41の軸受部42はサポート
ユニット43で支持され、スラスト力はサポートユニッ
ト43で受ける。減速機39はケーシング45を介しL
型ブラケット46に接続され、該L型ブラケット46に
は両側面にガイド部が設けられている。L型ブラケット
46はプラテン26に固定されたガイドプレート47の
ガイド溝内に配置され、該ガイドプレート47の端部に
固定された空圧シリンダ取付プレート48に取付けた空
圧シリンダ49により前進・後退運動が行われる。ロッ
キング装置C36はキー50で位置決めされる。また空
圧シリンダ49はL型ブラケット46を移動させる力で
良い。
【0013】ロッキング装置D37はボールナットとし
てのフランジ付ナット51を取付けたL型ブラケット5
2よりなり、キー53により位置決めされ、二つ割金型
25bの厚さに合せプラテン27に固定される。
【0014】図3は型締動作の各ステップを示す。図3
(a)はスタート開始後の状態を示し、プラテン26は
空圧シリンダ30で前進され、ロッキング装置C36の
L型ブラケット46は後退位置より空圧シリンダ49で
前進し、ボールネジ41はサーボモータ38で回転が開
始される。プラテン27に取付けられたロッキング装置
D37は同期機構により前進する。
【0015】図3(b)はボールネジ41とフランジ付
ナット51が螺合開始の状態を示す。空圧シリンダ30
は、ボールネジ41の速度に追従する。型締速度は、ロ
ッキング装置C36のボールネジ41の4本の内の1本
をマスター軸とし、他はスレーブ軸として制御し、プラ
テン4個所に設けたロッキング装置による型締速度を同
期させる。
【0016】図3(c)は型締状態を示す。ボールネジ
41の回転トルク(電流値)を制御することにより、型
締力を4個所平均に、または、可変に調整できる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、製品取出のための、型開量が最小限で済むため型締
デーライトが小さくなり、製品取出が容易にできる。ま
た、型締力がプラテンに平均にかかる調整が容易にで
き、サーボモータのトルクにより型締力も可変調節でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】型締装置の正面図である
【図2】図1のX−X矢視上面図である
【図3】型締動作の各ステップである
【図4】従来の直圧式型締装置の正面図である
【図5】従来のジョー式型締装置の正面図である
【符号の説明】
24…コモンベース 25a.25b…二つ割金型 26…プラテン 27…プラテン 28…ブラケット 29…ピン 30…空圧シリンダ 31…ピストン 32…クレビス 33…ラック 34…ピニオン 35…ラック 36…ロッキング装置C 37…ロッキング装置D 38…サーボモータ 39…減速機 40…カップリング 41…ボールネジ 42…軸受部 43…サポートユニット 45…ケーシング 46…L型ブラケット 47…ガイドプレート 48…空圧シリンダ取付プレート 49…空圧シリンダ 50…キー 51…フランジ付ナット 52…L型ブラケット 53…キー 54…ベアリングレール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空成形機の型締装置に於いて、相対す
    るプラテンの一方に電動機及びオネジを設け、他方のプ
    ラテンにメネジを設け、型開時はオネジとメネジが開放
    状態となり、型閉時はオネジとメネジが螺合して型締力
    を発生させる型締ロッキング方法。
  2. 【請求項2】 中空成形機の型締装置に於いて、相対す
    る一方のプラテンの4隅にサーボモータとボールネジを
    使用し、他方のプラテンにボールナットを載置し、型開
    時はボールネジとボールナットが開放状態となり、型閉
    時はプラテン開閉速度と4台のサーボモータを同期させ
    て開閉し、ボールネジとボールナットが螺合して型締力
    を発生させる型締ロッキング装置。
  3. 【請求項3】 中空成形機の型締装置に於いて、型締開
    閉の全ストロークを開閉させるサーボモータと、相対す
    るプラテンの4隅にサーボモータを配設し、全ストロー
    クを開閉させるサーボモータをマスタ軸とし、4隅のサ
    ーボモータをスレーブ軸として制御し、ボールネジの回
    転トルク(電流値)によって型締力を可変させる型締ロ
    ッキンク装置。
  4. 【請求項4】 型締開閉の全ストロークはエアシリンダ
    を使用し、型閉手前でボールネジ、ナットが螺合し、4
    隅のサーボモータ、ボールネジの内1軸をマスター軸と
    し、他はスレーブ軸として制御し、ボールネジの回転ト
    ルク(電流値)によって型締力を可変させる型締ロッキ
    ンク装置。
  5. 【請求項5】 プラテンのボールネジの端面とメネジの
    端面は、金型パーティング面よりもへこんでおり、型開
    時の製品取出に支障のない様にした請求項2に記載の型
    締ロッキング装置。
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