JP2000218430A - 動力ツ―ル及びその機構 - Google Patents

動力ツ―ル及びその機構

Info

Publication number
JP2000218430A
JP2000218430A JP2000020267A JP2000020267A JP2000218430A JP 2000218430 A JP2000218430 A JP 2000218430A JP 2000020267 A JP2000020267 A JP 2000020267A JP 2000020267 A JP2000020267 A JP 2000020267A JP 2000218430 A JP2000218430 A JP 2000218430A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
groove
piston unit
passage
power tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000020267A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000218430A5 (ja
Inventor
Osamu Izumisawa
修 泉沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SP Air KK
Original Assignee
SP Air KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SP Air KK filed Critical SP Air KK
Publication of JP2000218430A publication Critical patent/JP2000218430A/ja
Publication of JP2000218430A5 publication Critical patent/JP2000218430A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D51/00Sawing machines or sawing devices working with straight blades, characterised only by constructional features of particular parts; Carrying or attaching means for tools, covered by this subclass, which are connected to a carrier at both ends
    • B23D51/16Sawing machines or sawing devices working with straight blades, characterised only by constructional features of particular parts; Carrying or attaching means for tools, covered by this subclass, which are connected to a carrier at both ends of drives or feed mechanisms for straight tools, e.g. saw blades, or bows
    • B23D51/18Sawing machines or sawing devices working with straight blades, characterised only by constructional features of particular parts; Carrying or attaching means for tools, covered by this subclass, which are connected to a carrier at both ends of drives or feed mechanisms for straight tools, e.g. saw blades, or bows actuated by fluid or gas pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/08Characterised by the construction of the motor unit
    • F15B15/14Characterised by the construction of the motor unit of the straight-cylinder type
    • F15B15/1414Characterised by the construction of the motor unit of the straight-cylinder type with non-rotatable piston

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Sawing (AREA)
  • Portable Power Tools In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレードを往復してワークを切断する空圧式
動力ツールを提供する。 【解決手段】 動力ツールは本体を有する。本体は、中
空内部と、本体に沿って伸びる通路とを有する。中空内
部は、空気を交互に導入するため、第1・2位置に離間
した第1・2ポートを有する。ツールは、圧縮空気をツ
ールに供給するため、空圧式ホースをツールに接続する
コネクタを有する。スロットルは、圧縮空気を通路から
選択的に流すために通路に配置される。弁は通路に沿っ
て配置され、第1と第2位置の対応する一方で内部を加
圧するため、第1・2の一方をから空気を交互に案内す
る。ツールは、伸張・引込位置の間でユニットを往復さ
せるため、第1・第2位置の間の空間に収容されたヘッ
ドを有するピストンユニットを含む。ピストンユニット
と本体の一方はユニットの軸に平行な溝を有し、他方は
溝に係合して本体に対するユニットの回転を防止する突
部を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、往復型空圧式鋸、
特に、鋸のピストンユニットと本体との間の相対的回転
を防止する機構に関する。
【0002】
【従来の技術】木や金属などの材料を切断するために、
往復型空圧式鋸が利用されている。これらの鋸は、使用
者の手に保持される大きさの本体と、使用者がブレード
の動作を制御するために操作するスロットルを有する。
また、本体の内側にあるシリンダに配置されたピストン
ユニットは、使用者がスロットルを操作したときにシリ
ンダの反対部分に入る空気に応じて、ブレードを前後に
駆動する。シリンダとピストンユニットは円筒形をして
いるので、ピストンユニットはシリンダ内で自由に回転
し、これによりブレードが鋸本体に対して回転する。そ
のため、従来、ブレードと本体との相対的回転を防止す
るために、種々の機構が採用されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図5は、そのような従
来の機構の一つを示す。この機構は、一対のボールベア
リング(図5では符号BBで示す。)を有し、これらボ
ールベアリングはピストンユニットのブレードホルダH
の部分に形成された窪みに保持されている。ベアリング
BBは、ブレードが往復するときに鋸の本体に取り付け
たプレートPに係合し、ブレードが本体に対して回転す
るのを防止する。しかし、繰り返し使用することによ
り、そのような機構は磨耗し、ブレードが本体に対して
回転するようになる。また、ベアリングBBとブレード
ホルダHとの間に磨耗屑が溜まり、上記機構が作動不能
となったり、ブレードの円滑な動きが阻害される。ま
た、そのような機構は、ブレードの円滑な動作を保証す
るために定期的に潤滑油を供給しなければならないが、
そのようなベアリングは潤滑油を供給するために自由に
接近できるものでなかった。さらに、組立部品の数が多
いうえに、ベアリングが落下したり損失したりするた
め、そのような機構は組立が困難で費用も高くつくもの
であった。
【0004】そこで、本発明は、低コストで長寿命の回
転防止機構を提供すること、低摩擦力の回転防止機構を
提供すること、低接触力の回転防止機構を提供するこ
と、作動停止の無い回転防止機構を提供すること、組立
と維持が容易な回転防止機構を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の装置は、ワーク
に対して相対的にブレードを往復させて該ブレードによ
りワークを切断する空圧式動力ツールである。この動力
ツールは本体を有する。本体は、中空内部と、中空内部
と本体外面の開口部との間で本体に伸びる通路と有す
る。中空内部は、第1と第2の位置で中空内部に交互に
空気を導入するために、中空内部の中心軸に沿った第1
と第2の位置に離間して第1と第2のポートを有する。
ツールはまた、本体に連結され、圧力空気源からツール
に圧力空気を供給するために、空圧ホースをツールに接
続する開口部に接続された連結具を有する。また、ツー
ルは、通路を通じて空圧ホースから中空内部に圧力空気
を選択的に流すために、本体通路に沿って配置されたス
ロットルを有すると共に、第1と第2の位置の対応する
一方で本体の中空内部を加圧するために、本体通路に沿
って配置され、通路を介して第1と第2のポートのいず
れか一方を通って流れる空気を交互に案内する弁を有す
る。さらに、ツールは、第1と第2のポートを介して対
応する位置で本体の中空内部に交互に導入される空気に
応答して、伸張位置と引込位置との間でピストンユニッ
トの長手方向軸に沿って該ピストンユニットを往復動作
するために、第1と第2の位置との間で本体の中空内部
内に収容されたヘッドを有するピストンヘッドを備えて
いる。ピストンユニットと本体のいずれか一方は、ピス
トンユニットの長手方向軸に平行に伸びる溝を有する。
また、ピストンユニットと本体の残る他方は突部を有す
る。この突部は、溝に係合すると共に、ピストンユニッ
トが伸張位置と引込位置との間を往復移動するときに溝
の中で往復移動し、長手方向軸を中心として本体に対し
てピストンユニットが回転することを防止する。
【0006】本発明の他の形態において、本発明の装置
は空圧式動力ツールに用いる機構であり、本体と、ワー
クを切断するために長手方向軸に沿って本体に対して往
復移動するブレード取付部とを有する。この機構は、ブ
レード取付部と本体のいずれか一方に形成された長手方
向溝と、ブレード取付部と本体の残る他方に形成された
突部を有する。この突部は、本体に対するブレード取付
部の回転を防止するために、溝に係合し溝に沿って往復
移動する大きさ、形、配置にしてある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
る。なお、図面中の同一符号は対応する部分を示す。図
1において、空圧式動力ツールは、その全体が符号10
で示されている。本発明は他の往復動作型のツールにも
適用可能であるが、好適な実施形態において、ツール1
0は空圧式鋸である。このような鋸は、ワーク(図示せ
ず)に対してブレードBを往復動作し、該ブレードを用
いてワークを切断するものである。
【0008】図1に示すように、動力ツール10は本体
12を有する。本体12はまた中空内部14を有する。
通路16は、本体12を介して、本体外面20の開口部
18から中空内部14に伸びている。ツール10に在来
型の空圧ホース(図示せず)を接続してコンプレッサ等
の圧縮空気源(図示せず)からツールに圧縮空気を供給
するために、縮小管取付具又は連結具22が開口部18
にねじ込まれている。図2に示すように、スロットル3
0は、コネクタ22の近傍にある通路16に沿って配置
されており、通路16から介して空圧ホースから本体1
2の中空内部14まで圧縮空気を選択的に流すようにし
てある。
【0009】スロットル30は、該スロットル30に向
って本体10の横断方向に伸びる中空孔34に押し込ま
れた弁本体32を有する。弁本体32は、該弁本体を貫
通する中央開口部36と、外周溝38を有する。この外
周溝38は、弁本体32の下流側にある通路16の傾斜
部40に整列して弁本体32の周囲に伸びている。スロ
ットル30が開放されると、孔42は中央開口部36を
溝38に接続し、中央開口部36の上端部のシート部
(弁座部)44から通路16の傾斜部40に空気を流
す。Oリング48を有するポペット(心受台)46は、
スプリング50によって、シート部44に対して付勢さ
れている。ポペット46が図1に示す閉鎖位置にある場
合、ポペット46は通路16を通る流れを遮断する。し
かし、ポペット46が図2に示す開放位置にある場合、
空気はポペット46を通り通路16の傾斜部40に流れ
る。
【0010】レバー52は、割りピン54により本体1
0に回転自在に連結されており、ポペット46を閉鎖位
置から開放位置に移動する際に、操作者はてこの作用を
利用できる。ストッパ56は、レバー52に回転自在に
連結されており、レバーが不作為に作動してツール10
が作動する危険を防止している。トーションスプリング
58は、ストッパ58を図1に示す係合位置に向けて付
勢する。ストッパ56の係合を解除するために、操作者
は該ストッパを図2に示す時計回り方向に回転する。
【0011】図2に更に示すように、回転式の流量制御
部(流量コントローラ)60がポペット46の上方に設
けてある。この流量制御部60は、中空孔34の内側に
配置された中空円筒状本体62を有する。制御部本体6
2に設けた孔64により、空気が該制御部を通過でき
る。制御部60を介して流れる空気の量は、通路16に
対する制御部の位置に応じて異なる。制御部本体62に
おける孔64の中央部が通路16の中央に位置している
とき流量は最大となる。しかし、孔64の中央部が通路
の中央から回転してずれるにしたがって流量が減少す
る。制御部60の上端部に設けた溝(スロット)66に
より、ねじドライバを用いて制御部を回転できる。制御
部60は、ねじ付き固定具(ファスナ)68により孔3
4中の所定の場所に保持される。Oリング70、72
は、制御部60と固定具68の回りから空気が漏れるの
を防止する。
【0012】図1に示すように、通常の弁ユニット80
が、本体12の中空内部14の内側に配置されている。
弁ユニット80は、弁本体82、シャトル84、キーパ
(保持具)86を有する。シャトル84は弁本体82の
中央通路88に収容されており、前方の第1の位置(図
1参照)と後方の第2の位置(図示せず)に自由にスラ
イドできるようにしてある。上記第1の位置において、
シャトルの前方シール面90がキーパ86の後方面に対
してシールする。また、上記第2の位置において、シャ
トルの後方シール面94が、弁本体の中央通路に形成さ
れた肩部96に対してシールする。第1の横断方向通路
98は、肩部96のすぐ前方で弁本体82の中央通路か
ら外側に向けて伸びている。第1の横断方向通路98
は、弁ユニット80とキーパ86に形成された上部通路
100に連結している。第2の横断方向通路102は、
キーパ86のすぐ後方で弁本体82の中央通路88から
外側に向けて伸びている。第2の通路102は、中央通
路88の下で、弁本体82に形成された下部通路104
に連結している。下部通路104は、通路16の傾斜部
40に整列しており、第3の横断方向通路106が肩部
96のすぐ後方で下部通路104と中央通路88の間に
伸びている。横断方向の排気通路110は、中央通路8
8と本体12の両側に設けた2つの長手方向の空気通路
112の一方との間に伸びており、空気圧力がシャトル
の動きを減速しないようにしている。排気通路112
は、本体12の中空内部14を介して、本体の外面20
に設けた複数の開口部(図示せず)に伸びている。
【0013】ピストンユニット120と、内側キャビテ
ィ(内空部)124を有する円筒ハウジング122と
は、キーパ86のすぐ前方の本体12の中空内部14の
内側に配置されている。図1に示すように、円筒ハウジ
ング122の内側キャビティ124に配置されたヘッド
126と、このヘッド126から前方に伸びるピストン
ロッド128と、ヘッドの反対側でロッドの前方端部に
設けたブレード取付部130を有する。円筒ハウジング
122は、弁ユニット80の上部通路100に整列する
通路132を有する。開口部又はポート134は、円筒
ハウジング122の内側キャビティ124と円筒ハウジ
ングの上部に沿って伸びる通路132との間に伸びてお
り、これにより上部通路100を介して移動する空気が
円筒ハウジングの内側キャビティに入ることができるよ
うになっている。このように、ピストンユニット120
は、キーパ86の中央開口部108とシリンダハウジン
グ122のポート124を通じて交互に流れる空気に応
答して、シリンダハウジング122の中を前後に往復移
動する。図3に示すように、複数の開口部136が内側
キャビティ122からシリンダハウジング122の各側
部に設けた排気通路112に伸びている。
【0014】図1に示すように、ピストンシール140
は、ねじ142でピストンロッド128に固定されたピ
ストンヘッド126の回りを囲っている。ピストンロッ
ド128は、円筒ハウジング122の中央開口部148
に設けたブッシング144とOリング146を介し、さ
らに本体122の前方端部の中央開口部152に設けた
別のブッシング150を介して伸びている。ブレード取
付部130は、止めねじ154(図4参照)を用いてピ
ストンロッド128に固定され、ねじ付き固定具156
がブレードBを取付部130に保持している。図4に示
すように、ブレード取付部130に形成した溝160は
ピストンユニット120の長手方向軸162(図1参
照)に平行に伸び、該溝の近傍で本体12に設けたピン
164を収容している。ピン164は溝160に係合す
る突起を形成しており、ピストンユニット120が前後
に往復移動する際に、本体12に対してピストンユニッ
ト120が回転しないようにしてある。溝160とピン
164の大きさと形は本発明の範囲から逸脱することな
く変えてもよいが、実施形態における溝とピンは円筒状
をしており、約6mmの同一径Dを有する。
【0015】図1に示すように、ピン164の後端部
は、本体120に形成したソケット166に収容されて
おり、止めねじ168(仮想線で示す。)により所定の
場所に固定されている。上部と下部の細長い突部(舌
部)170と172は、ブレード取付部130の上下で
本体から前方に向けて伸びている。図4に示すように、
上突部170の下側に形成された溝174がピン164
の上側を受け、上突部170から伸びるねじ176(図
1参照)がピン164の前端部を本体12に固定する。
囲い178は上部と下部の突部170、172を囲い、
ピン164と溝160で形成されるスライド機構に異物
が接触するのを防止する。ワイヤガード180はブレー
ドBの回りで上突部170から伸びだし、ブレード取付
部130がワークに接触するのを防止する。
【0016】レバー52が押されてポペット46が図2
に示す開放位置にあるとき、空気はポペットの傍を通り
通路16の傾斜部40に流れる。スロットルが開放され
ると、シャトル84が第1の位置と第2の位置との間を
前後に移動する。そして、第1の位置では、前方表面9
0がキーパ86の後方表面94をシールし、第2の位置
では、後方表面94が肩部96をシールする。このよう
なシャトルの動きにより、ピストンユニット120がシ
リンダハウジング122の中を往復動作し、ブレード取
付部130とブレードBを前後に移動してワークを切断
する。
【0017】シャトル84が第1の位置にあるとき、空
気は通路16の傾斜部40から第3の横断方向通路10
6、中央通路88、第1の横断方向通路98、上部通路
100、及びポート134を介して移動し、前端部に対
応する第1の位置で円筒ハウジング122の内側キャビ
ティ124を加圧する。加圧された空気が前方端部の近
傍で円筒ハウジング122に入ると、ピストンユニット
120が円筒ハウジングの中で後方に移動する。最初、
ピストンヘッド126の背後にある空気は、円筒ハウジ
ング122の側部からツールの外部に伸びている、内側
キャビティ122の各側に設けた複数の開口部136と
排気通路112とを介して排気される。しかし、ピスト
ンヘッド126が後方に移動し続けると、それは円筒ハ
ウジング122の開口部136を覆い、それによりピス
トンヘッド126の背後の圧力が上昇する。ピストンヘ
ッド背後の圧力が十分に大きくなると、シャトル84は
第2の位置に向けて後方に移動する。ピストンユニット
120は、シャトル84が第2の位置に向けて後方に移
動したとき、引込位置の近傍にある。
【0018】シャトル84が第2の位置にあるとき、空
気は通路16の傾斜部40から下部通路104、第2の
横断方向通路102、及びポート108を介して移動
し、後方端部に対応する第2の位置で円筒ハウジング1
22の内側キャビティ124を加圧する。加圧された空
気が後方端部で円筒ハウジング122に入ると、ピスト
ンユニット120が円筒ハウジングの中を前方に移動す
る。ピストンヘッド126の前の空気は、ピストンヘッ
ドが開口部を覆うまで、内側キャビティ122の各側の
開口部136と排気通路112を介してツールの外部に
排気される。ピストンヘッド126が前方に移動し続け
ると、該ピストンヘッドは排気通路112を開放し、ヘ
ッド背後の圧力空気が排気され始める。これにより、ピ
ストンヘッド126の背後及びシャトル84の前部の圧
力が低下し、シャトルが第1の位置に戻る。ピストンユ
ニット120は、シャトル84が前方に移動する際に、
伸張位置近傍にある。
【0019】このように、ピストンユニット120は、
第1のポートと第2のポートを介して円筒ハウジング1
22の内側キャビティ124に交互に導入される空気に
応じて、該ユニットの長手方向軸162と、これに一致
した本体12の中空内部14の中心軸に沿って、伸張位
置と引込位置との間を往復移動する。ピストンユニット
120が伸張位置と引込位置の間を往復移動すると、ピ
ン164がブレード取付部130の溝160を往復移動
し、ピストンユニットが本体12に対して回転するのを
防止する。
【0020】ピン164と溝160との接触面積が大き
いことにより、上述した機構の接触圧と磨耗は比較的低
いものとなる。また、本発明のピンと溝のスライド機構
は、破片が当該機構の内部に入り込むことなくピンと溝
に沿って当該機構から取り除かれるので、特に損傷や動
作不良を生じ易いものでない。また、当該機構は周囲の
機械的構成によって覆われていないので、周期的に潤滑
油を供給する際に容易にアクセスできる。また、組み立
てる部品点数が比較的少ないので、本発明の機構は、組
立及び維持が簡単で低コストである。
【0021】以上のことから、本発明の目的及び他の利
点が達成されることが理解できる。
【0022】上述の構成は、本発明の範囲から逸脱する
ことなく、種々改変可能である。また、以上の説明及び
添付図面に含まれるすべての事項は説明のためのもので
あって、限定的な意味に解釈すべきでない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる往復動作型空圧式鋸の部分断
面側面図。
【図2】 開放位置にある鋸のスロットルを示す図1と
同様の部分断面側面図。
【図3】 図1における3−3線平面の部分断面図。
【図4】 図1における4−4線平面の部分断面図。
【図5】 従来の構造を示す図4と同様の断面図。
【符号の説明】
10…動力ツール、12…本体、14…中空通路、18
…開口部、20…本体外面、22…連結具(コネク
タ)、30…スロットル、32…弁本体、36…中央開
口部、52…レバー、80…弁ユニット、82…弁本
体、120…ピストンユニット、164…ピン、160
…溝。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークに対してブレードを往復移動して
    上記ブレードにより上記ワークを切断する空圧式動力ツ
    ールであって、上記ツールは、 本体であって、中空内部と、上記本体の外面の開口部と
    上記中空内部との間で上記本体を通って伸びる通路とを
    有し、上記第1と第2の位置で上記中空内部に空気を交
    互に導入するために、上記中空内部は上記中空内部の中
    心軸上の第1の位置と第2の位置とに間隔をあけて設け
    た第1と第2のポートを有する本体と、 連結部であって、圧力空気を圧力空気源から上記ツール
    に供給するために、上記本体に連結され、空圧ホースを
    上記ツールに接続する開口部に接続されている連結部
    と、 スロットルであって、上記空圧ホースから上記中空内部
    に上記通路を介して圧力空気を選択的に流すために、上
    記本体の通路に沿って設けたスロットルと、 弁であって、上記通路を介して上記第1と第2のポート
    の一方に交互に空気を導き、上記第1と第2の位置の対
    応する一方において上記本体の上記中空内部を加圧する
    弁と、 ピストンユニットであって、上記第1と第2の位置の対
    応する一方で上記本体の上記中空内部に上記第1と第2
    のポートを介して交互に導入される空気に応じて、伸張
    位置と引込位置との間で上記ユニットの長手方向軸に沿
    って上記ピストンユニットを往復動作するために、上記
    第1と第2の位置との間で上記本体の上記中空内部内に
    収容されたヘッドとを有するピストンユニットとを備
    え、 上記ピストンユニットと上記本体のいずれか一方は上記
    ピストンユニットの長手方向軸に平行に伸びる溝を有
    し、 上記ピストンユニットと上記本体のいずれか他方は突部
    を有し、 上記突部は、上記溝に係合すると共に、上記ピストンユ
    ニットが上記伸張位置と引込位置との間を往復動作する
    際に、上記溝内で往復動作し、これにより、上記ピスト
    ンユニットが上記長手方向軸を中心として上記本体に対
    して回転することを防止する空圧式動力ツール。
  2. 【請求項2】 上記ピストンユニットが上記溝を有し、
    上記本体が上記突部を有する請求項1に記載の動力ツー
    ル。
  3. 【請求項3】 上記ピストンユニットはまた、上記ヘッ
    ドから伸びるピストンロッドと、上記ヘッドの反対側で
    上記ロッドの端部に設けたブレード取付部とを有し、上
    記溝は上記ブレード取付部に形成されている請求項2に
    記載の動力ツール。
  4. 【請求項4】 上記本体は上記突部を形成するピンを有
    し、上記ピンは上記溝の近傍で上記本体に設けられ且つ
    上記本体の内部の上記中心軸に平行に伸びている請求項
    3に記載の動力ツール。
  5. 【請求項5】 上記ピンと上記溝はほぼ円筒形である請
    求項4に記載の動力ツール。
  6. 【請求項6】 上記ピンと上記溝の径は約6mmである
    請求項5に記載の動力ツール。
  7. 【請求項7】 本体と、ワークを切断するために長手方
    向軸に沿って本体に対して往復移動するブレード取付部
    とを有する空圧式動力ツールにおいて、 上記ブレード取付部と上記本体のいずれか一方は上記長
    手方向軸に平行に伸びる溝を有し、 上記ブレード取付部と上記本体のいずれか他方は突部を
    有し、 上記突部は、上記溝に係合すると共に、上記ブレード取
    付部が往復移動する際に上記溝の中を往復移動し、これ
    により、上記ブレード取付部が上記長手方向軸を中心と
    して上記本体に対して回転することを防止する動力ツー
    ル。
  8. 【請求項8】 本体と、ワークを切断するために長手方
    向軸に沿って上記本体を往復移動するようにしてブレー
    ド取付部とを有する空圧式動力ツールに使用する機構で
    あって、 上記ブレード取付部と上記本体のいずれか一方に形成さ
    れ、上記長手方向軸に平行に伸びる溝と、 上記ブレード取付部と上記本体のいずれか他方に形成さ
    れ、上記溝に係合して該溝の中を往復移動する大きさに
    形成されて配置され、上記ブレード取付部が上記長手方
    向軸を中心として上記本体に対して回転することを防止
    する突部とを有する機構。
JP2000020267A 1999-02-01 2000-01-28 動力ツ―ル及びその機構 Pending JP2000218430A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11844499P 1999-02-01 1999-02-01
US60/118444 1999-03-18
US09/271678 1999-03-18
US09/271,678 US6065216A (en) 1999-02-01 1999-03-18 Reciprocating pneumatic saw

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000218430A true JP2000218430A (ja) 2000-08-08
JP2000218430A5 JP2000218430A5 (ja) 2005-01-13

Family

ID=26816370

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000020267A Pending JP2000218430A (ja) 1999-02-01 2000-01-28 動力ツ―ル及びその機構

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6065216A (ja)
JP (1) JP2000218430A (ja)
CN (1) CN1263806A (ja)
TW (1) TW490343B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006098286A1 (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Max Co., Ltd. 圧縮空気工具
WO2007091448A1 (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Nitto Kohki Co., Ltd. 空気圧式往復動工具

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3726576B2 (ja) * 1999-08-11 2005-12-14 日立工機株式会社 セーバソー
US20080229590A1 (en) * 2001-01-22 2008-09-25 Robert Garrett Roofmates shingle knife
JP2003083306A (ja) * 2001-09-10 2003-03-19 Kuken:Kk エアーソー
SE520562C2 (sv) * 2001-12-28 2003-07-22 Mk Produkter Mekanik & Kemi Ab Tryckmediumdrivet handverktyg med fram och återgående rörelse
JP4721923B2 (ja) * 2005-07-13 2011-07-13 日東工器株式会社 空気圧式駆動工具
JP4551302B2 (ja) * 2005-09-30 2010-09-29 日東工器株式会社 空気圧式往復動工具。
US20080083891A1 (en) * 2006-10-04 2008-04-10 Dril-Quip, Inc. Gate Valve Actuator
US8939052B2 (en) 2007-11-09 2015-01-27 Ronald Alan Gatten Pneumatically powered pole saw
US9510517B2 (en) * 2007-11-09 2016-12-06 Ronald Alan Gatten Pneumatically powered pole saw
US8156655B2 (en) * 2007-11-09 2012-04-17 Ronald Gatten Pneumatically powered pole saw
US9699973B2 (en) 2012-04-16 2017-07-11 Ronald Alan Gatten Pneumatically powered pole saw
TWI413579B (zh) * 2009-09-22 2013-11-01 Basso Ind Corp 動力工具
TWM404767U (en) * 2010-12-21 2011-06-01 Rea Lee Ind Co Ltd Hand tools with reciprocation driving device
MX2013010225A (es) 2011-03-07 2014-01-08 Infusion Brands Inc Sierra reciprocante de doble cuchilla.
CN103273138B (zh) * 2013-06-08 2016-04-13 宁波祥瑞气动工具有限公司 一种气动锯的动力输出装置
TWI647077B (zh) * 2017-12-01 2019-01-11 日溢企業有限公司 Reciprocating pneumatic tool
CN110497476B (zh) * 2019-08-28 2021-04-20 六安永贞匠道机电科技有限公司 一种气动驱动往复锯的急停保护方法
CN111555165B (zh) * 2020-05-25 2021-11-23 保定市英电电力科技有限公司 一种电力维护检修用设备
CN114346319B (zh) * 2022-01-13 2023-03-31 江苏和晖电动工具有限公司 一种往复锯

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61145120U (ja) * 1985-02-28 1986-09-08
JPH01170520U (ja) * 1988-05-23 1989-12-01
JPH0382116U (ja) * 1989-12-15 1991-08-21
JPH0473418U (ja) * 1990-10-31 1992-06-26
JPH05141418A (ja) * 1991-11-20 1993-06-08 Nippon Thompson Co Ltd ストロークベアリング

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3596525A (en) * 1969-08-12 1971-08-03 F L Cappaert D B A Cappaert En Portable tool attachment
US3832772A (en) * 1972-06-02 1974-09-03 Shapiro Leonard U Pneumatic hand tool
DE3125454A1 (de) * 1981-06-29 1983-01-20 Hilti AG, 9494 Schaan Bohrhammer fuer bohr- und schlagbohrbetrieb
US4864727A (en) * 1988-05-16 1989-09-12 George Chu Pneumatic tool holder
US5615746A (en) * 1996-02-02 1997-04-01 Chu; George Reinforced pneumatic tool holder
US6006435A (en) * 1998-05-22 1999-12-28 Chien; Mei-Hsiu Air-tight sealing arrangement of a handy pneumatic power saw

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61145120U (ja) * 1985-02-28 1986-09-08
JPH01170520U (ja) * 1988-05-23 1989-12-01
JPH0382116U (ja) * 1989-12-15 1991-08-21
JPH0473418U (ja) * 1990-10-31 1992-06-26
JPH05141418A (ja) * 1991-11-20 1993-06-08 Nippon Thompson Co Ltd ストロークベアリング

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006098286A1 (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Max Co., Ltd. 圧縮空気工具
WO2007091448A1 (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Nitto Kohki Co., Ltd. 空気圧式往復動工具

Also Published As

Publication number Publication date
CN1263806A (zh) 2000-08-23
TW490343B (en) 2002-06-11
US6065216A (en) 2000-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000218430A (ja) 動力ツ―ル及びその機構
US4675944A (en) Pneumatic meat saw
JPH08141931A (ja) 空気圧ファスナー打込み装置
JP2000117535A (ja) 軌道往復動鋸
US5913370A (en) Pneumatic or pressurized fluid tool having a control device
JP2000218430A5 (ja)
DE19746447A1 (de) Handwerkzeug mit einem Linear-Schwingantrieb
KR920006674B1 (ko) 공압식 충격 공구등의 완충 장치
JPH07506545A (ja) 鋸組立体
US4813492A (en) Low pressure shut off device contained within a pneumatic tool
US5320187A (en) Mechanical lockout for a pneumatic tool
JP2003083306A (ja) エアーソー
EP0010079B1 (en) Method of lubricating a rock drill, and a rock drilling apparatus lubricated in accordance with the method
US6431846B1 (en) Reversible pneumatic motor assembly
US5542646A (en) Hydraulically operated forcing tool
KR100573414B1 (ko) 유압 실린더
US2882930A (en) Fluid operated valve
KR200407772Y1 (ko) 금형 고정용 클램프
KR20180052655A (ko) 공작물을 지지 및/또는 센터링하기 위한 심압대 디바이스
KR100569150B1 (ko) 머시닝 센터용 호닝 툴 유니트
KR101921391B1 (ko) 에어 공구
JPH0410944Y2 (ja)
US3565185A (en) Slide supported rock drill
JP3044234U (ja) 切削液・切削気体の供給装置
JP4964623B2 (ja) ねじ打ち込み機

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040217

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061128

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070125

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070515