JP2000218187A - 破砕装置および破砕方法 - Google Patents
破砕装置および破砕方法Info
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- JP2000218187A JP2000218187A JP1990099A JP1990099A JP2000218187A JP 2000218187 A JP2000218187 A JP 2000218187A JP 1990099 A JP1990099 A JP 1990099A JP 1990099 A JP1990099 A JP 1990099A JP 2000218187 A JP2000218187 A JP 2000218187A
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- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 負荷の高い被破砕物であっても効率良く破砕
することができる破砕装置および破砕方法を提供するこ
と。 【解決手段】 平行に配置された一対の軸2a,2b
と、これらの軸にそれぞれ固定され、周面に破砕刃を有
する破砕部材3a,3bと、一対の軸2a,2bをそれ
ぞれ独立して回転可能なモータ5a,5bとを具備し、
破砕部材3a,3bを回転させることにより被破砕物P
を破砕部材3a,3bの間に引き込んで剪断破砕する。
そして、さらにモータにかかる負荷を検出する電流計9
と、電流計9が限界負荷より低い所定の負荷に対応する
電流を検出した際に、いずれか一方の破砕部材を停止さ
せるかその回転数を減少させるように制御するコントロ
ーラ8を有する。
することができる破砕装置および破砕方法を提供するこ
と。 【解決手段】 平行に配置された一対の軸2a,2b
と、これらの軸にそれぞれ固定され、周面に破砕刃を有
する破砕部材3a,3bと、一対の軸2a,2bをそれ
ぞれ独立して回転可能なモータ5a,5bとを具備し、
破砕部材3a,3bを回転させることにより被破砕物P
を破砕部材3a,3bの間に引き込んで剪断破砕する。
そして、さらにモータにかかる負荷を検出する電流計9
と、電流計9が限界負荷より低い所定の負荷に対応する
電流を検出した際に、いずれか一方の破砕部材を停止さ
せるかその回転数を減少させるように制御するコントロ
ーラ8を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂等の被破
砕物を破砕する破砕装置および破砕方法に関する。
砕物を破砕する破砕装置および破砕方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、産業廃棄物や一般廃棄物としてプ
ラスチック等の合成樹脂類が急増しており、その処理が
大きな問題となっている。中でも高分子系の炭化水素化
合物であるプラスチックは燃焼時に発生する熱量が高
く、焼却処理した場合に焼却炉を焼却炉を損傷させるた
めに大量処理が困難であり、その多くがごみ埋め立て地
等に投棄されているのが現状である。しかし、プラスチ
ック等の投棄は環境対策上好ましくなく、その処理方法
の開発が求められている。
ラスチック等の合成樹脂類が急増しており、その処理が
大きな問題となっている。中でも高分子系の炭化水素化
合物であるプラスチックは燃焼時に発生する熱量が高
く、焼却処理した場合に焼却炉を焼却炉を損傷させるた
めに大量処理が困難であり、その多くがごみ埋め立て地
等に投棄されているのが現状である。しかし、プラスチ
ック等の投棄は環境対策上好ましくなく、その処理方法
の開発が求められている。
【0003】このような背景において、現在、このよう
な廃棄物としての合成樹脂を、高炉やセメント炉等の燃
料にしたり、リサイクル処理する等、種々の処理方法が
試みられている。これらいずれの処理においても、処理
対象である合成樹脂は、まず破砕装置により破砕され、
その後粉砕装置により粉砕されて粒状とされる。
な廃棄物としての合成樹脂を、高炉やセメント炉等の燃
料にしたり、リサイクル処理する等、種々の処理方法が
試みられている。これらいずれの処理においても、処理
対象である合成樹脂は、まず破砕装置により破砕され、
その後粉砕装置により粉砕されて粒状とされる。
【0004】これらのうち破砕装置は、比較的大きなも
のを砕く必要があるため、二軸剪断タイプのものが使用
される。具体的には、図4に示すように、筐体11内に
互いに平行に設けられた2つの軸12a,12bに、そ
れぞれ円盤状の破砕部材13a,13bを複数個ずつ取
り付け、モータ(図示せず)により破砕部材を矢印方向
に回転させて、投入された被破砕物としての合成樹脂P
を引き込みながら、周囲に破砕刃を有する破砕部材13
a,13bによって破砕している。なお、14は引き込
みを効率的にする爪である。
のを砕く必要があるため、二軸剪断タイプのものが使用
される。具体的には、図4に示すように、筐体11内に
互いに平行に設けられた2つの軸12a,12bに、そ
れぞれ円盤状の破砕部材13a,13bを複数個ずつ取
り付け、モータ(図示せず)により破砕部材を矢印方向
に回転させて、投入された被破砕物としての合成樹脂P
を引き込みながら、周囲に破砕刃を有する破砕部材13
a,13bによって破砕している。なお、14は引き込
みを効率的にする爪である。
【0005】このような破砕装置において、負荷の高い
被破砕物が投入されると、破砕部材13a,13bを逆
転(矢印とは逆方向に回転)させて被破砕物を一度戻し
てから、再度正転させて破砕を継続するか、または被破
砕物を系外に排出している。
被破砕物が投入されると、破砕部材13a,13bを逆
転(矢印とは逆方向に回転)させて被破砕物を一度戻し
てから、再度正転させて破砕を継続するか、または被破
砕物を系外に排出している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな破砕機の場合、フィルム束のような著しく負荷の高
い被破砕物を破砕しようとすると、破砕効率が著しく低
くなるか、または破砕処理そのものが不可能となってし
まう。
うな破砕機の場合、フィルム束のような著しく負荷の高
い被破砕物を破砕しようとすると、破砕効率が著しく低
くなるか、または破砕処理そのものが不可能となってし
まう。
【0007】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、負荷の高い被破砕物であっても効率良く破砕
することができる破砕装置および破砕方法を提供するこ
とを目的とする。
であって、負荷の高い被破砕物であっても効率良く破砕
することができる破砕装置および破砕方法を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によれば、平行に配置された一対の軸と、こ
れらの軸にそれぞれ固定され、周面に破砕刃を有する破
砕部材と、前記一対の軸をそれぞれ独立して回転可能な
回転機構とを具備し、前記破砕部材を回転させることに
より被破砕物を前記破砕部材の間に引き込んで剪断破砕
する破砕装置であって、さらに、前記回転機構にかかる
負荷を検出する負荷検出手段と、前記負荷検出手段が限
界負荷より低い所定の負荷を検出した際に、いずれか一
方の破砕部材を停止させるかその回転数を減少させるよ
うに制御する制御手段とを具備することを特徴とする破
砕装置が提供される。
に、本発明によれば、平行に配置された一対の軸と、こ
れらの軸にそれぞれ固定され、周面に破砕刃を有する破
砕部材と、前記一対の軸をそれぞれ独立して回転可能な
回転機構とを具備し、前記破砕部材を回転させることに
より被破砕物を前記破砕部材の間に引き込んで剪断破砕
する破砕装置であって、さらに、前記回転機構にかかる
負荷を検出する負荷検出手段と、前記負荷検出手段が限
界負荷より低い所定の負荷を検出した際に、いずれか一
方の破砕部材を停止させるかその回転数を減少させるよ
うに制御する制御手段とを具備することを特徴とする破
砕装置が提供される。
【0009】また、本発明によれば、平行に配置された
一対の軸と、これらの軸にそれぞれ固定され、周面に破
砕刃を有する破砕部材と、前記一対の軸をそれぞれ独立
して回転可能な回転機構とを具備し、前記破砕部材を回
転させることにより被破砕物を前記破砕部材の間に引き
込んで剪断破砕する破砕装置による破砕方法であって、
前記回転機構の負荷が限界負荷より低い所定の負荷に達
した際に、いずれか一方の破砕部材を停止させるかその
回転数を減少させることを特徴とする破砕方法が提供さ
れる。
一対の軸と、これらの軸にそれぞれ固定され、周面に破
砕刃を有する破砕部材と、前記一対の軸をそれぞれ独立
して回転可能な回転機構とを具備し、前記破砕部材を回
転させることにより被破砕物を前記破砕部材の間に引き
込んで剪断破砕する破砕装置による破砕方法であって、
前記回転機構の負荷が限界負荷より低い所定の負荷に達
した際に、いずれか一方の破砕部材を停止させるかその
回転数を減少させることを特徴とする破砕方法が提供さ
れる。
【0010】この種の破砕機においては、従来、破砕部
材を回転させることにより、被破砕物を強制的に引き込
んで破砕するが、この際の噛み込み力が大きいため、剪
断抵抗の大きい破砕物では過負荷となり、そのままでは
破砕できない。このため、破砕部材を逆転して噛み込み
位置を変える必要がある。これに対し、本発明において
は、限界負荷に達する前のより低い所定の負荷に達した
際に、いずれか一方の破砕部材を停止させるかその回転
数を減少させるので、被破砕物が噛み込む力が緩和さ
れ、かつ、向かい合う破砕部材の回転数差によるいわゆ
るむしり切り状態かつカッターナイフ切り状態による破
砕が行われ、破砕部材を逆転させることなく破砕を続行
することができる。したがって、負荷の高い被破砕物で
あっても効率良く破砕することができる。
材を回転させることにより、被破砕物を強制的に引き込
んで破砕するが、この際の噛み込み力が大きいため、剪
断抵抗の大きい破砕物では過負荷となり、そのままでは
破砕できない。このため、破砕部材を逆転して噛み込み
位置を変える必要がある。これに対し、本発明において
は、限界負荷に達する前のより低い所定の負荷に達した
際に、いずれか一方の破砕部材を停止させるかその回転
数を減少させるので、被破砕物が噛み込む力が緩和さ
れ、かつ、向かい合う破砕部材の回転数差によるいわゆ
るむしり切り状態かつカッターナイフ切り状態による破
砕が行われ、破砕部材を逆転させることなく破砕を続行
することができる。したがって、負荷の高い被破砕物で
あっても効率良く破砕することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ本発
明の実施の形態について説明する。図1は本実施の形態
に係る破砕装置を示す概略構成図、図2は図1の破砕装
置の平面図である。この破砕装置は、筐体1を有し、そ
の中に水平方向に沿って互いに平行に配置された2本の
軸2a,2bを有している。これら軸2a,2bには、
図2に示すように、それぞれ複数の、円盤状をなし周囲
に破砕刃を有する破砕部材3a,3bが固定されてお
り、これら破砕部材3a,3bは千鳥状に配置されてい
る。破砕部材3a,3bは、いずれもその周面に被破砕
物Pを引き込みやすくするための複数の爪4が設けられ
ている。
明の実施の形態について説明する。図1は本実施の形態
に係る破砕装置を示す概略構成図、図2は図1の破砕装
置の平面図である。この破砕装置は、筐体1を有し、そ
の中に水平方向に沿って互いに平行に配置された2本の
軸2a,2bを有している。これら軸2a,2bには、
図2に示すように、それぞれ複数の、円盤状をなし周囲
に破砕刃を有する破砕部材3a,3bが固定されてお
り、これら破砕部材3a,3bは千鳥状に配置されてい
る。破砕部材3a,3bは、いずれもその周面に被破砕
物Pを引き込みやすくするための複数の爪4が設けられ
ている。
【0012】軸2a,2bには、それぞれモータ5a,
5bが接続されており、これらモータ5a,5bによ
り、軸2a,2bを介して破砕部材3a,3bが図1の
矢印方向(正方向)へ、例えば20rpmの回転速度で
回転されることにより、被破砕物Pが引き込まれ、向か
い合う破砕部材3a,3bによる剪断力によって被破砕
物Pが破砕される。
5bが接続されており、これらモータ5a,5bによ
り、軸2a,2bを介して破砕部材3a,3bが図1の
矢印方向(正方向)へ、例えば20rpmの回転速度で
回転されることにより、被破砕物Pが引き込まれ、向か
い合う破砕部材3a,3bによる剪断力によって被破砕
物Pが破砕される。
【0013】モータ5a,5bには、それぞれモータコ
ントローラ6a,6bが接続されており、電源7がこれ
らモータコントローラ6a,6bを介してそれぞれモー
タ5a,5bに接続されている。また、モータコントロ
ーラ6a,6bは、コントローラ8に接続されており、
このコントローラ8によってモータ5a、5bの回転が
制御される。
ントローラ6a,6bが接続されており、電源7がこれ
らモータコントローラ6a,6bを介してそれぞれモー
タ5a,5bに接続されている。また、モータコントロ
ーラ6a,6bは、コントローラ8に接続されており、
このコントローラ8によってモータ5a、5bの回転が
制御される。
【0014】また、モータ5bに供給される電流値は電
流計9によって検出されるようになっており、この電流
計9による検出信号がコントローラ8に送られるように
なっている。そして、コントローラ8は、この検出信号
に基づいてモータコントローラ6bに指令を出し、モー
タ5bによる破砕部材3bの回転を制御するようになっ
ている。具体的には、モータの負荷が限界負荷となる電
流値より低い所定の電流値を電流計9が検出した時点
で、コントローラ8はモータコントローラ6bに対し、
破砕部材3bの回転を停止させるか、破砕部材3bを極
低い回転数(例えば1〜3rpm)で正方向または逆方
向に回転させるかの指令を出すようになっている。
流計9によって検出されるようになっており、この電流
計9による検出信号がコントローラ8に送られるように
なっている。そして、コントローラ8は、この検出信号
に基づいてモータコントローラ6bに指令を出し、モー
タ5bによる破砕部材3bの回転を制御するようになっ
ている。具体的には、モータの負荷が限界負荷となる電
流値より低い所定の電流値を電流計9が検出した時点
で、コントローラ8はモータコントローラ6bに対し、
破砕部材3bの回転を停止させるか、破砕部材3bを極
低い回転数(例えば1〜3rpm)で正方向または逆方
向に回転させるかの指令を出すようになっている。
【0015】次に、以上のように構成された破砕装置の
動作について説明する。まず、モータ5a,5bにより
破砕部材3a,3bを矢印で示す正方向に回転させなが
ら、被破砕物Pを筐体1内に投入する。これにより、被
破砕物Pは破砕部材3a,3bの剪断力により破砕され
る。
動作について説明する。まず、モータ5a,5bにより
破砕部材3a,3bを矢印で示す正方向に回転させなが
ら、被破砕物Pを筐体1内に投入する。これにより、被
破砕物Pは破砕部材3a,3bの剪断力により破砕され
る。
【0016】この際に、被破砕物Pの種類によってモー
タの負荷が異なり、この負荷は電流計9の検出値によっ
て把握される。そして、この検出された電流値が、モー
タの負荷が限界負荷となる電流値より低い所定の電流値
となった際には、コントローラ8の指令により、破砕部
材3bの回転を停止させるか、破砕部材3bを極低い回
転数で正方向または逆方向に回転させる。これにより、
被破砕物Pが噛み込む力が緩和され、かつ、破砕部材3
a,3bの回転数差によるいわゆるむしり切り状態かつ
カッターナイフ切り状態による破砕(いわゆる片刃切
り)が行われ、従来のように破砕部材を逆転させること
なく破砕を続行することができる。したがって、負荷の
高い被破砕物であっても効率良く破砕することができ
る。
タの負荷が異なり、この負荷は電流計9の検出値によっ
て把握される。そして、この検出された電流値が、モー
タの負荷が限界負荷となる電流値より低い所定の電流値
となった際には、コントローラ8の指令により、破砕部
材3bの回転を停止させるか、破砕部材3bを極低い回
転数で正方向または逆方向に回転させる。これにより、
被破砕物Pが噛み込む力が緩和され、かつ、破砕部材3
a,3bの回転数差によるいわゆるむしり切り状態かつ
カッターナイフ切り状態による破砕(いわゆる片刃切
り)が行われ、従来のように破砕部材を逆転させること
なく破砕を続行することができる。したがって、負荷の
高い被破砕物であっても効率良く破砕することができ
る。
【0017】次に、このような効果を従来の破砕装置と
比較して具体的に説明する。図3は、負荷の経時変化、
および破砕部材の回転を本発明と従来とで比較して示す
図である。図中、実線は本発明の場合を示し、破線は従
来の破砕装置の場合を示す。
比較して具体的に説明する。図3は、負荷の経時変化、
および破砕部材の回転を本発明と従来とで比較して示す
図である。図中、実線は本発明の場合を示し、破線は従
来の破砕装置の場合を示す。
【0018】従来の場合には、被破砕物の負荷が大きく
なって限界負荷(例えば電流値が400A)に達する
と、破砕部材の回転を逆転させ、一定時間経過後または
一定負荷まで低下後、正転に戻す。この際に、被破砕物
は破砕部材に引き込まれて、これらの間に一気に噛み込
まれるため、負荷は一気に上昇し、短時間のうちに限界
負荷に達してしまう。したがって、破砕部材を頻繁に逆
転させなくてはならず、しかも逆転している間は被破砕
物は破砕されないので、破砕効率が低くならざるをえな
い。
なって限界負荷(例えば電流値が400A)に達する
と、破砕部材の回転を逆転させ、一定時間経過後または
一定負荷まで低下後、正転に戻す。この際に、被破砕物
は破砕部材に引き込まれて、これらの間に一気に噛み込
まれるため、負荷は一気に上昇し、短時間のうちに限界
負荷に達してしまう。したがって、破砕部材を頻繁に逆
転させなくてはならず、しかも逆転している間は被破砕
物は破砕されないので、破砕効率が低くならざるをえな
い。
【0019】これに対して、本発明の場合には、限界負
荷よりも低い所定の負荷(例えば電流値が250A)
で、一方の破砕部材3bを停止するか、または極低速
(1〜3rpm)で正もしくは逆方向に回転させて、い
わゆる「片刃切り」に入る。そして、負荷が設定値より
も低下した時点で、破砕部材3bの回転を元に戻して、
通常の破砕モードに戻す。この際、負荷の大きい被破砕
物は、片刃切りにより破砕されてしまっているため、そ
の後の負荷上昇は緩やかになる。したがって、破砕部材
をほとんど逆転させることなく、被破砕物を効率良く破
砕することができる。
荷よりも低い所定の負荷(例えば電流値が250A)
で、一方の破砕部材3bを停止するか、または極低速
(1〜3rpm)で正もしくは逆方向に回転させて、い
わゆる「片刃切り」に入る。そして、負荷が設定値より
も低下した時点で、破砕部材3bの回転を元に戻して、
通常の破砕モードに戻す。この際、負荷の大きい被破砕
物は、片刃切りにより破砕されてしまっているため、そ
の後の負荷上昇は緩やかになる。したがって、破砕部材
をほとんど逆転させることなく、被破砕物を効率良く破
砕することができる。
【0020】次に、実際に本発明の破砕機を用いて被破
砕物としてのロールフィルムを破砕した際の破砕効率を
従来と比較した。その結果を表1に示す。表1に示すよ
うに、従来の場合には、通常の回転(正転)での破砕が
62%であるが、破砕力が発揮されない逆転が38%も
あり、トータルの破砕効率が0.93T/Hに止まって
いる。これに対し、本発明の場合には正転での破砕が5
5%と従来よりも少ないが、破砕力が発揮される片刃切
りが42%もあり、逆転は3%にすぎないため、トータ
ルの破砕効率は1.20T/Hと従来よりも高い。
砕物としてのロールフィルムを破砕した際の破砕効率を
従来と比較した。その結果を表1に示す。表1に示すよ
うに、従来の場合には、通常の回転(正転)での破砕が
62%であるが、破砕力が発揮されない逆転が38%も
あり、トータルの破砕効率が0.93T/Hに止まって
いる。これに対し、本発明の場合には正転での破砕が5
5%と従来よりも少ないが、破砕力が発揮される片刃切
りが42%もあり、逆転は3%にすぎないため、トータ
ルの破砕効率は1.20T/Hと従来よりも高い。
【0021】
【表1】
【0022】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ことなく種々変形可能である。例えば、上記実施形態で
は2つの軸にそれぞれ複数の破砕部材を設けた例を示し
たが、それぞれ1個ずつ、つまり一対の破砕部材であっ
てもよい。また、破砕部材3bの回転を制御したが、破
砕部材3aを制御してもよいことは言うまでもない。さ
らに、上記実施の形態ではコントローラ8により、自動
的に運転状態を制御するようにしたが、オペレータが負
荷を確認しながら運転状態を切り換えるようにすること
も本発明の範囲内に含まれる。
ことなく種々変形可能である。例えば、上記実施形態で
は2つの軸にそれぞれ複数の破砕部材を設けた例を示し
たが、それぞれ1個ずつ、つまり一対の破砕部材であっ
てもよい。また、破砕部材3bの回転を制御したが、破
砕部材3aを制御してもよいことは言うまでもない。さ
らに、上記実施の形態ではコントローラ8により、自動
的に運転状態を制御するようにしたが、オペレータが負
荷を確認しながら運転状態を切り換えるようにすること
も本発明の範囲内に含まれる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
限界負荷に達する前のより低い所定の負荷に達した際
に、いずれか一方の破砕部材を停止させるかその回転数
を減少させるので、被破砕物が噛み込む力が緩和され、
かつ、向かい合う破砕部材の回転数差によるいわゆるむ
しり切りかつカッターナイフ切りによる破砕がおこなわ
れるため、破砕部材を逆転させることなく破砕を続行す
ることができる。したがって、負荷の高い被破砕物であ
っても効率良く破砕することができる。
限界負荷に達する前のより低い所定の負荷に達した際
に、いずれか一方の破砕部材を停止させるかその回転数
を減少させるので、被破砕物が噛み込む力が緩和され、
かつ、向かい合う破砕部材の回転数差によるいわゆるむ
しり切りかつカッターナイフ切りによる破砕がおこなわ
れるため、破砕部材を逆転させることなく破砕を続行す
ることができる。したがって、負荷の高い被破砕物であ
っても効率良く破砕することができる。
【図1】本発明の実施形態に係る破砕装置を示す概略構
成図。
成図。
【図2】本発明の実施形態に係る破砕装置の平面図。
【図3】負荷の経時変化、および破砕部材の回転を本発
明と従来とで比較して示す図。
明と従来とで比較して示す図。
【図4】従来の破砕装置を示す断面図。
1;筐体 2a,2b;軸 3a,3b;破砕部材 4;爪 5a,5b;モータ 6a,6b;モータコントローラ 7;電源 8;コントローラ 9;電流計(負荷検出手段)
フロントページの続き (72)発明者 寺田 周雄 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 4D065 CA16 CB02 CC01 CC08 DD08 EB14 ED35 ED43 EE07 EE16 EE17 4D067 FF04 FF15 GA16 GB03
Claims (2)
- 【請求項1】 平行に配置された一対の軸と、これらの
軸にそれぞれ固定され、周面に破砕刃を有する破砕部材
と、前記一対の軸をそれぞれ独立して回転可能な回転機
構とを具備し、前記破砕部材を回転させることにより被
破砕物を前記破砕部材の間に引き込んで剪断破砕する破
砕装置であって、 さらに、前記回転機構にかかる負荷を検出する負荷検出
手段と、前記負荷検出手段が限界負荷より低い所定の負
荷を検出した際に、いずれか一方の破砕部材を停止させ
るかその回転数を減少させるように制御する制御手段と
を具備することを特徴とする破砕装置。 - 【請求項2】 平行に配置された一対の軸と、これらの
軸にそれぞれ固定され、周面に破砕刃を有する破砕部材
と、前記一対の軸をそれぞれ独立して回転可能な回転機
構とを具備し、前記破砕部材を回転させることにより被
破砕物を前記破砕部材の間に引き込んで剪断破砕する破
砕装置による破砕方法であって、 前記回転機構の負荷が限界負荷より低い所定の負荷に達
した際に、いずれか一方の破砕部材を停止させるかその
回転数を減少させることを特徴とする破砕方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990099A JP2000218187A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | 破砕装置および破砕方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990099A JP2000218187A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | 破砕装置および破砕方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000218187A true JP2000218187A (ja) | 2000-08-08 |
Family
ID=12012089
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990099A Pending JP2000218187A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | 破砕装置および破砕方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000218187A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003038980A (ja) * | 2001-07-27 | 2003-02-12 | Komatsu Ltd | 土質改良装置用破砕混合機の制御装置 |
| JP2003326187A (ja) * | 2002-05-10 | 2003-11-18 | Fuji Heavy Ind Ltd | ごみ分離器 |
| CN101733187B (zh) * | 2009-12-15 | 2012-05-09 | 成都利君实业股份有限公司 | 辊压机负荷优化控制系统 |
| CN103639033A (zh) * | 2013-11-25 | 2014-03-19 | 中冶长天国际工程有限责任公司 | 一种获取磨矿机最佳给矿量的方法和装置 |
| JP2015112551A (ja) * | 2013-12-12 | 2015-06-22 | 株式会社キンキ | 2軸式破袋装置 |
| KR101691785B1 (ko) * | 2015-08-27 | 2017-01-02 | (주) 나노기술 | 분산완료 확인이 가능한 3롤밀 개별 제어형 나노입자 분산 시스템 |
| KR101692348B1 (ko) * | 2015-08-27 | 2017-01-03 | (주) 나노기술 | 3롤의 개별 제어를 이용한 나노입자 분산장치 |
| JP2024026374A (ja) * | 2015-04-20 | 2024-02-28 | セーフ メディカル テクノロジー,インコーポレイテッド | 鋭利物、針及び固体廃棄物用の廃棄物破壊装置 |
-
1999
- 1999-01-28 JP JP1990099A patent/JP2000218187A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2024026374A (ja) * | 2015-04-20 | 2024-02-28 | セーフ メディカル テクノロジー,インコーポレイテッド | 鋭利物、針及び固体廃棄物用の廃棄物破壊装置 |
| JP7703629B2 (ja) | 2015-04-20 | 2025-07-07 | セーフ メディカル テクノロジー,インコーポレイテッド | 鋭利物、針及び固体廃棄物用の廃棄物破壊装置 |
| KR101691785B1 (ko) * | 2015-08-27 | 2017-01-02 | (주) 나노기술 | 분산완료 확인이 가능한 3롤밀 개별 제어형 나노입자 분산 시스템 |
| KR101692348B1 (ko) * | 2015-08-27 | 2017-01-03 | (주) 나노기술 | 3롤의 개별 제어를 이용한 나노입자 분산장치 |
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