JP2000218002A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2000218002A
JP2000218002A JP11023357A JP2335799A JP2000218002A JP 2000218002 A JP2000218002 A JP 2000218002A JP 11023357 A JP11023357 A JP 11023357A JP 2335799 A JP2335799 A JP 2335799A JP 2000218002 A JP2000218002 A JP 2000218002A
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JP
Japan
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special
small
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variable winning
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JP11023357A
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English (en)
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Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
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Ace Denken KK
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Ace Denken KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画面遊技で当たりが出現したことに基づいて付
与する特別価値を変化に富む態様で遊技者に付与するこ
とのできる遊技機を提供する。 【解決手段】特別価値付与制御手段101は、画面遊技
で当たりが出現した際に遊技者に付与する特別価値を、
付与の態様が異なる第1小特別価値と第2小特別価値に
分けて付与する。第1小特別価値として、大可変入賞口
80を8回等の所定回数開閉する。第2小特別価値は、
小可変入賞口40a、40bに球が入賞したとき特別小
可変入賞口45を開きその開状態を特別小可変入賞口4
5に球が3個等の複数個入賞し終えるまで継続すること
を、球が100球発射されるまでの特別期間中に行うこ
とで付与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤面上に打ち
出された球の入賞を競う遊技機であって、所定の始動条
件が成立した際に予め定めた画面遊技を実行し、その実
行結果が当たりのとき遊技者に有利な特別価値を付与す
るものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機としては、各種の画面遊技
を表示する可変表示手段としての液晶ディスプレイを備
え、始動入賞口に球が入賞したときスロットマシンに見
立てた図柄合わせゲームなどの画面遊技を表示し、「7
77」など特定のパターンが揃ったとき遊技者に有利な
特別価値を発生させる、いわゆるフィーバ機がある。
【0003】かかるフィーバ機では、通常、画面遊技で
当たりが出たとき、大口の可変入賞口を所定回数に渡っ
て開閉させて球の入賞確率の高い状態を形成し、多数の
賞球を遊技者に払い出すことで、遊技者に当たりに対す
る特別価値を付与している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
遊技機では、大口の可変入賞口を所定回数開閉するとい
う1つの形態だけで特別価値を遊技者に付与していると
ともに、大口の可変入賞口が開いている間は、ただそれ
を狙って球を打ち出すという単純作業になりがちなの
で、遊技内容が変化に乏しく面白みに欠けるという問題
があった。
【0005】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に着目してなされたもので、画面遊技で当たりが
出現したことに基づいて付与する特別価値を変化に富む
態様で遊技者に付与することのできる遊技機を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]遊技盤面上に打ち出された球の入賞を競う遊技機
であって、所定の始動条件が成立した際に予め定めた画
面遊技を実行し、その実行結果が当たりのとき遊技者に
有利な特別価値を付与するものにおいて、前記画面遊技
の実行結果として前記当たりが出現したことにより前記
特別価値を遊技者に付与する特別価値付与手段(40
a、40b、45、80、110〜112)を備え、前
記特別価値付与手段(40a、40b、45、80、1
10〜112)は、前記特別価値を付与の態様が異なる
複数種類の小特別価値に分割して遊技者に付与するもの
であることを特徴とする遊技機。
【0007】[2]遊技盤面上に打ち出された球の入賞
を競う遊技機であって、所定の始動条件が成立した際に
予め定めた画面遊技を実行し、その実行結果が当たりの
とき遊技者に有利な特別価値を付与するものにおいて、
前記画面遊技の実行結果として前記当たりが出現したこ
とにより前記特別価値を遊技者に付与する特別価値付与
手段(40a、40b、45、80、110〜112)
を備え、前記特別価値付与手段(40a、40b、4
5、80、110〜112)は、前記特別価値を、少な
くとも前記当たりが出現した際に付与する第1の小特別
価値と前記第1の小特別価値よりも長い時間をかけて少
しずつ付与する第2の小特別価値とに分けて付与するも
のであることを特徴とする遊技機。
【0008】[3]前記特別価値付与手段(40a、4
0b、45、80、110〜112)は、前記特別価値
を構成する各小特別価値の大きさの比率を設定変更し得
るものであることを特徴とする[1]または[2]記載
の遊技機。
【0009】[4]前記特別価値付与手段(40a、4
0b、45、80、110〜112)は、前記小特別価
値のうちの少なくとも1つを、前記画面遊技で当たりが
出た後の所定の時点から遊技盤面上に所定数の球が発射
され終えるまでの特別期間中に付与するものであること
を特徴とする[1]、[2]または[3]記載の遊技
機。
【0010】[5]前記特別価値付与手段(40a、4
0b、45、80、110〜112)は、その入賞口を
球の入賞し易い状態と球の入賞し難い状態とに開閉可能
な大口の大可変入賞口(80)を備え、前記大口の大可
変入賞口(80)を所定回数開くことで前記小特別価値
のうちの1つを遊技者に付与するものであることを特徴
とする[1]、[2]、[3]または[4]記載の遊技
機。
【0011】[6]前記特別価値付与手段(40a、4
0b、45、80、110〜112)は、前記大可変入
賞口(80)だけを用いて前記特別価値を付与する場合
に比べて前記大可変入賞口(80)の開閉回数を少なく
することで当該大可変入賞口(80)の開閉によって付
与する小特別価値の大きさを小さくすることを特徴とす
る[5]記載の遊技機。
【0012】[7]前記特別価値付与手段(40a、4
0b、45、80、110〜112)は、前記大可変入
賞口(80)だけを用いて前記特別価値を付与する場合
に比べて前記大可変入賞口(80)を一度開いてから閉
じるまでの間に許容する球の最大入賞数を少なくするこ
とで当該大可変入賞口(80)によって付与する小特別
価値の大きさを小さくすることを特徴とする[5]記載
の遊技機。
【0013】[8]前記特別価値付与手段(40a、4
0b、45、80、110〜112)は、その入賞口を
球の入賞し易い状態と球の入賞し難い状態とに開閉可能
な1または2以上の特別小可変入賞口(45)と、前記
特別小可変入賞口(45)への球の入賞に基づいて所定
の利益を遊技者に付与する利益付与手段(90)とを備
え、前記特別小可変入賞口(45)は、その入賞口に球
が入賞したときに開くとともに、この開状態をその後所
定の複数個の球が特別小可変入賞口自身に入賞し終える
まで継続するものであることを特徴とする[1]、
[2]、[3]、[4]、[5]、[6]または[7]
記載の遊技機。
【0014】[9]前記特別価値付与手段(40a、4
0b、45、80、110〜112)は、その入賞口を
球の入賞し易い状態と球の入賞し難い状態とに開閉可能
な1または2以上の小可変入賞口(40a、40b)
と、その入賞口を球の入賞し易い状態と球の入賞し難い
状態とに開閉可能な特別小可変入賞口(45)と、前記
特別小可変入賞口(45)への球の入賞に基づいて所定
の利益を遊技者に付与する利益付与手段(90)とを備
え、前記特別小可変入賞口(45)は、前記小可変入賞
口(40a、40b)に球が入賞した際に開くとともに
この開状態を所定の複数個の球が特別小可変入賞口自身
に入賞し終えるまで継続するものであることを特徴とす
る[1]、[2]、[3]、[4]、[5]、[6]ま
たは[7]記載の遊技機。
【0015】[10]何個の球が前記特別小可変入賞口
(45)に入賞した際に当該特別小可変入賞口(45)
を閉じるかを設定変更し得ることを特徴とする[8]ま
たは[9]記載の遊技機。
【0016】[11]前記画面遊技は、複数の図柄を所
定時間に渡って変動表示させた後、各図柄を順次停止表
示させる図柄合わせゲームであって所定の図柄の揃う状
態が停止表示されたとき前記当たりの出現するものであ
り、前記特別価値付与手段(40a、40b、45、8
0、110〜112)は、前記画面遊技の実行過程で、
あと1つ所定の図柄が揃うと前記当たりの出現するリー
チ状態が表示されたとき、前記小特別価値のうちの1つ
を遊技者に付与するものであることを特徴とする
[1]、[2]、[3]、[4]、[5]、[6]また
は[7]記載の遊技機。
【0017】[12]前記特別価値付与手段(40a、
40b、45、80、110〜112)は、その入賞口
を球の入賞し易い状態と球の入賞し難い状態とに開閉可
能な大口の大可変入賞口(80)を備え、前記リーチ状
態が表示された際に付与する前記小特別価値として前記
大可変入賞口(80)を所定の少数回開くことを特徴と
する[11]記載の遊技機。
【0018】[13]前記画面遊技は、遊技盤面上に配
置された始動入賞口(60)への球の入賞に基づいて実
行されるものであり、前記始動入賞口(60)は、その
入賞口への球の入賞し易さを調整し得るものであり、前
記リーチ状態が表示されたことに基づいて付与する前記
小特別価値の大きさを、前記特別期間中に前記画面遊技
で前記リーチ状態の出現する確率の高さと前記始動入賞
口(60)への球の入賞し易さを調整することで設定変
更することを特徴とする[11]または[12]記載の
遊技機。
【0019】前記本発明は次のように作用する。特別価
値付与手段(40a、40b、45、80、110〜1
12)は、画面遊技で当たりが出現した際に遊技者に付
与する特別価値を、付与の態様が異なる複数種類の小特
別価値に分割して遊技者に付与する。
【0020】たとえば、大可変入賞口(80)を所定回
数開閉することと、特別小可変入賞口(45)を、通常
は、球が入賞してから次に球が入賞するまで開くところ
を、3個の球が入賞するまで開状態を継続することな
ど、態様の相違する複数種類の小特別価値に分割して付
与する。これにより、変化に富む多様な特別価値を付与
することができる。
【0021】また、特別価値を、少なくとも当たりが出
現した際に付与する第1の小特別価値(先の例では大可
変入賞口(80)を所定回数連続して開閉する動作)
と、第1の小特別価値よりも長い時間をかけて少しずつ
付与する第2の小特別価値(先の例では、特別小可変入
賞口(45)への入賞ごとに付与するもの)とに分けて
付与する。このように、長い時間をかけて少しずつ付与
する態様の小特別価値を設けることで、一気に全ての特
別価値を遊技者に付与する場合に比べて、遊技者の興奮
状態を長く維持できる。
【0022】なお、特別価値付与手段(40a、40
b、45、80、110〜112)は、特別価値を構成
する各小特別価値の大きさの比率を設定変更し得るよう
になっている。先の例では、大可変入賞口(80)によ
って付与する小特別価値と特別小可変入賞口(45)に
よって付与する小特別価値との構成比率を適宜変更し得
るように構成する。これにより、遊技場の経営状態や遊
技者の好みに応じて適切な形態で特別価値を付与するこ
とができる。
【0023】また特別価値付与手段(40a、40b、
45、80、110〜112)は、小特別価値のうちの
少なくとも1つを、画面遊技で当たりが出た後の所定の
時点から遊技盤面上に所定数の球が発射され終えるまで
の特別期間中に付与する。たとえば、先の例では、特別
小可変入賞口(45)を通じて与える小特別価値の付与
期間が、所定数の球の発射終了までに制限される。この
ように小特別価値の付与期間を発射球数に基づいて制限
することで、球の打ち出し速度に個人差があっても、各
遊技者に平等に小特別価値を付与することができる。
【0024】なお、特別価値付与手段(40a、40
b、45、80、110〜112)は、大可変入賞口
(80)の開閉のみによって全ての特別価値を付与する
場合に比べて、大可変入賞口(80)の開閉回数を少な
くすることで当該大可変入賞口(80)によって付与す
る小特別価値の大きさを小さく制限する。すなわち、2
種類の小特別価値を設ける代わりに、それぞれの小特別
価値の大きさを制限する。
【0025】たとえば、大可変入賞口(80)だけで特
別価値を付与する場合に、大可変入賞口(80)を16
回開閉するものとすると、この大可変入賞口(80)の
開閉回数を8回に減じる代わりに小可変入賞口(40
a、40b)を介して小特別価値を付与する。
【0026】このほか、大可変入賞口(80)を一度開
いてから閉じるまでの間に許容する球の最大入賞数を少
なくすることで当該大可変入賞口(80)によって付与
する小特別価値の大きさを制限してもよい。すなわち、
通常、10個の球が入賞したら大可変入賞口(80)を
閉じる場合には、この個数を5個等に減じる。もちろ
ん、開閉回数と1回の開期間中に許容する入賞数の双方
によって大可変入賞口(80)を通じて付与する小特別
価値の大きさを制限するようにしてもよい。
【0027】また特別価値付与手段(40a、40b、
45、80、110〜112)は、その入賞口を球の入
賞し易い状態と球の入賞し難い状態とに開閉可能な1ま
たは2以上の特別小可変入賞口(45)と、前記特別小
可変入賞口(45)への球の入賞に基づいて所定の利益
を遊技者に付与する利益付与手段(90)とを備え、特
別小可変入賞口(45)に球が入賞したときにその入賞
口を開状態にするとともに、この開状態をその後所定の
複数個の球が特別小可変入賞口自身に入賞し終えるまで
継続する。
【0028】すなわち、通常は、チューリップなどと呼
ばれる小可変入賞口(40a、40b、45)は、開状
態になってから球が1つ入賞すると閉じるようになって
いるが、2つあるいは3つなど複数の球が入賞し終える
まで開状態を維持することで、小特別価値を遊技者に付
与する。なお、この動作は、画面遊技で当たりが出た後
の所定の時点から遊技盤面上に所定数の球が発射され終
えるまでの特別期間中にのみ行われるよう制限される。
【0029】さらに、1または2以上の小可変入賞口
(40a、40b)と、特別小可変入賞口(45)の2
種類の小可変入賞口を設けておき、特別小可変入賞口
(45)を小可変入賞口(40a、40b)に球が入賞
した際に開くとともに、この開状態を所定の複数個の球
が特別小可変入賞口自身に入賞し終えるまで継続する。
なおこの動作を画面遊技で当たりが出た後の所定の時点
から遊技盤面上に所定数の球が発射され終えるまでの特
別期間中にのみ行われるように制限される。
【0030】このようにすれば、遊技者は、まず小可変
入賞口(40a、40b)への入賞を狙い、続いて特別
小可変入賞口(45)への入賞を狙うという動作を繰り
返すので、遊技内容がより一層変化に富むものとなる。
【0031】なお、何個の球が特別小可変入賞口(4
5)に入賞した際に当該特別小可変入賞口(45)を閉
じるかを設定変更し得るようにしておけば、遊技場の経
営状態に応じて適切な大きさの小特別価値を遊技者に付
与する等が可能になる。
【0032】さらに、画面遊技が、複数の図柄を所定時
間に渡って変動表示させた後、各図柄を順次停止表示さ
せる図柄合わせゲームであって、所定の図柄の揃う状態
が停止表示されたとき当たりの出現するものである場合
には、次のようにして小特別価値を付与してもよい。す
なわち、特別価値付与手段(40a、40b、45、8
0、110〜112)は、画面遊技の実行過程で、あと
1つ所定の図柄が揃うと当たりの出現するリーチ状態が
表示されたとき、小特別価値のうちの1つを遊技者に付
与する動作を行う。なお、リーチ状態が表示された際に
付与する小特別価値として、大可変入賞口(80)を1
回開くようにしてもよい。
【0033】また、画面遊技は、遊技盤面上に配置され
た始動入賞口(60)への球の入賞に基づいて実行され
るものであり、始動入賞口(60)は、その入賞口への
球の入賞し易さを、釘調整などによって調整し得るもの
である。このような場合、特別価値付与手段(40a、
40b、45、80、110〜112)は、リーチ状態
が表示されたことに基づいて付与する小特別価値の大き
さを、特別期間中に画面遊技でリーチ状態の出現する確
率の高さと始動入賞口(60)への球の入賞し易さを調
整することで設定変更する。これにより、小特別価値の
大きさを自由に調整することが可能になる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の各種
の実施の形態を説明する。図2に示すように、第1の実
施の形態にかかる遊技機10は、遊技者がハンドル12
を回転操作することにより遊技盤面11上に球を打ち出
し、かかる打球の入賞を競い楽しむパチンコ機である。
【0035】遊技盤面11の略中央部には、3行3列の
縦横マトリクス状に配置された図柄表示領域のそれぞれ
に任意の図柄を表示し得る可変表示部30が配置されて
いる。また可変表示部30のすぐ下方には保留玉表示部
50が設けてある。
【0036】可変表示部30は、縦横斜めのいずれかの
ライン上に、「777」など同一の数字が揃ったときに
当たりとなるスロットマシンに見立てた図柄合わせゲー
ムを展開表示するための表示装置であり、ここでは、カ
ラー液晶ディスプレイを用いている。なおカラー液晶デ
ィスプレイに代えて、モノクロ液晶ディスプレイやCR
Tディスプレイなどを用いてもよい。
【0037】保留玉表示部50のさらに下方には、始動
入賞口60が配設されている。始動入賞口60は、可変
表示部30上で展開される図柄合わせゲームの実行権を
確保するための入賞口である。また始動入賞口60は、
その入賞口を球の入賞確率の高い状態と低い状態とに切
り替えるために開閉する可動片61を具備している。
【0038】保留玉表示部50は、始動入賞口60への
入賞によって確保された図柄合わせゲームの実行権のう
ち、可変表示部30上で図柄合わせゲームが未実行にな
っているものの数(保留数)を表示するものである。保
留数は4回が限度であり、それ以上については、実行権
が破棄される。保留玉表示部50は、4つのランプを有
しており、その点灯個数によって現在の保留数を表示す
るようになっている。
【0039】始動入賞口60のやや下方の左右両側に
は、それぞれ開閉可能な可動片41を入賞口の近傍に具
備した小可変入賞口40a、40bが配置されている。
これら小可変入賞口40a、40bの中央下方には、開
閉可能な可動片41をこれまた入賞口の近傍に具備した
特別小可変入賞口45が配置されている。これらは可動
片41を開閉することによって入賞口への球の入賞確率
の高い状態と、球の入賞確率の低い状態とに切り替え得
るようになっている。
【0040】特別小可変入賞口45の下方には、大口の
大可変入賞口80が配置されている。大可変入賞口80
は、その入賞口を球の入賞し難い閉状態と球の入賞容易
な開状態とに切り替えるための開閉板81を有してい
る。ここでは、画面遊技で当たりが出た際に付与する特
別価値は、大可変入賞口80と、小可変入賞口40a、
40b、特別小可変入賞口45とにより、2種類の小特
別価値に分けて遊技者に付与されるようになっている。
【0041】このほか、遊技盤面11上には、各種の入
賞口13や風車14のほか、球を弾くための障害釘15
やアウト口16のほか、打ち出された球を遊技盤面11
の上部に導くためのレール17などが配置されている。
また遊技機10の上部には、電飾等を行うためのランプ
18が取り付けてある。
【0042】さらに遊技機10の正面であって遊技盤面
11の下方には、遊技に供する球を貯留するための前皿
19や、この前皿19から溢れる球を受け止めて貯留す
るための下皿20が設けられている。下皿20の右横に
は、球を遊技盤面11上に打出す発射機構の操作部であ
るハンドル12が設けられている。なお、遊技機10の
各種の動作を制御する制御部100は、遊技盤面11の
裏面等の機体内に取り付けられている。
【0043】図1は、遊技機10の回路構成の概要を示
している。遊技機10は、CPU(中央処理装置)とR
OM(リード・オンリ・メモリ)とRAM(ランダム・
アクセス・メモリ)とを主要部とした回路から成る制御
部100を備えている。
【0044】制御部100には、各種の周辺装置が接続
されている。このうち始動入賞口60、小可変入賞口4
0a、40b、特別小可変入賞口45は、それぞれ球の
入賞を検知する入賞検知スイッチ62、42と、可動片
61、41を開閉駆動するためのソレノイド63、43
を有している。入賞検知スイッチ62、42は、機械的
なスイッチのほか、球により光の遮られたことで入賞を
検知する光センサや、球の通過による磁界の変化を検出
する磁気センサなど各種のセンサを用いることができ
る。さらに特別小可変入賞口45は、入賞した球の個数
を計数するための入賞計数機46を備えている。
【0045】可変入賞口80(アタッカ)は、開閉板8
1を開閉駆動するソレノイド82と、可変入賞口80へ
の球の入賞を検知する入賞検知スイッチ83と、入賞し
た球の個数を計数する入賞計数機84とを備えている。
可変入賞口80の開閉板81は、可変表示部30上で展
開される図柄合わせゲームで当たりが出現したとき、一
定期間(たとえば29秒)開いた後、短時間(2秒ほ
ど)閉じるという開閉動作を所定回数を上限として繰り
返すようになっている。
【0046】なお、開閉板81は、各ラウンドにおいて
前述の一定時間(29秒)が経過する前に、所定の許容
上限個数(ここでは10個)の球が可変入賞口80に入
賞すると、その時点で開閉板81を閉じるようになって
いる。賞球払出手段90は、賞球の払出を行う機構部分
とその制御回路部分である。
【0047】制御部100は、ROMに格納されたプロ
グラムを実行することにより、遊技機10の各種動作を
統括制御するものであり、画面遊技実行手段101と、
特別価値付与制御手段110の各機能を実現するもので
ある。
【0048】このうち、画面遊技実行手段101は、始
動入賞口60に球が入賞することによって確保された図
柄合わせゲームの実行権に基づいて、可変表示部30上
の各図柄を所定期間に渡って変動させた後、順次、図柄
の変動を停止させる機能を果たす部分である。画面遊技
実行手段101は、始動入賞口60へ球が入賞した時点
で、図柄合わせゲームの実行結果を定めるための無作為
抽選を行い、その抽選結果に従う実行結果が表示される
ように可変表示部30上の各図柄を変動させ停止表示さ
せるようになっている。ここでは、各図柄として一桁の
数字を用いている。
【0049】特別価値付与制御手段110は、大可変入
賞口80の開閉を制御する大可変入賞口制御手段111
と、小可変入賞口40a、40bおよび特別小可変入賞
口45の開閉を制御する小可変入賞口制御手段112と
から構成されている。
【0050】次に作用を説明する。本遊技機10は、始
動入賞口60への球の入賞に基づいて可変表示部30上
でスロットマシンに見立てた図柄合わせゲーム(画面遊
技)を実行し、その実行結果として予め定めた図柄が所
定箇所に揃う当たり状態が出現したとき、遊技者に有利
な特別価値を付与する。この特別価値は、後に説明する
第1小特別価値と第2小特別価値の2つの態様に分けて
付与される。
【0051】まず、図柄合わせゲームの進行にかかわる
動作をより具体的に示す。画面遊技実行手段101は、
始動入賞口60へ球が入賞したとき、保留数が上限の4
回に達していなければ、図柄合わせゲームの実行結果を
定めるための無作為抽選を実行し、その結果を保存す
る。一方、保留数が上限に達しているときは、今回の入
賞に基づく図柄合わせゲームの実行権を破棄する。
【0052】保留数が「0」でなければ、図柄合わせゲ
ーム実行手段101は、保存されている無作為抽選の結
果を先に記憶されたものから順に読み出し、その結果に
従う実行結果が停止表示されるように図柄合わせゲーム
を開始する。すなわち、可変表示部30上の各図柄を所
定期間に渡って変動表示し、その後、1つずつ図柄を順
次停止表示する。
【0053】次に、図柄合わせゲームの実行結果として
当たり状態が出現したことに基づいて特別価値付与制御
手段110が付与する第1小特別価値および第2小特別
価値について説明する。第1小特別価値は、当たりが出
現した直後から大可変入賞口80の開閉を8回繰り返す
ことで付与される。
【0054】大可変入賞口80は、先にも説明したよう
に、一定期間(約29秒)開いた後、短時間(約2秒)
閉じるという開閉動作を繰り返すようになっているとと
もに、各開期間中に、許容上限個数である10個の球が
入賞すると、その時点で開閉板81を閉じるようになっ
ている。また賞球払出手段90は、1個の球の入賞に対
して10個の賞球を払い出すようになっている。したが
って、第1小特別価値として大可変入賞口80を8回開
閉させることにより、遊技者は最大で800個(8回×
10球×10個)の賞球を獲得することができる。
【0055】第2小特別価値は、小可変入賞口40a、
40bに球が入賞したことに基づいて特別小可変入賞口
45を開き、この開状態をその後特別小可変入賞口45
に球が2〜3個入賞するまで継続することによって付与
される。またこの動作(特別開閉動作)は、第1小特別
価値の付与動作が終了した時点から遊技者が所定数の球
を発射し終えるまでの特別期間中だけ稼働するようにな
っている。ここでは、遊技者が150球を発射し終える
までを特別期間に設定してある。
【0056】たとえば、特別期間中に150球を発射
し、そのうちの50球が小可変入賞口40a、40bに
入賞し、これに連動して開いた特別小可変入賞口45
が、その後2個の球が入賞し終えた時点で閉じるものと
する。この場合、特別小可変入賞口45が50回開き、
それぞれの開期間中に2個ずつ球が入賞するので、遊技
者は第2小特別価値として賞球を1000個(50回×
2球×10個)獲得することになる。また小可変入賞口
40a、40bへ球が入賞し易くて75球が入賞し、特
別小可変入賞口45が3個の球が入賞し終えた時点で閉
じるものとすると、遊技者は第2小特別価値として賞球
を2250個(75回×3球×10個)獲得することに
なる。
【0057】このように、画面遊技で当たりが出現した
ことに対する特別価値を、態様の異なる第1小特別価値
と第2小特別価値の2種類に分けて遊技者に付与するの
で、変化に富む多様な態様特別価値の付与を行うことが
できる。また、当たりが出現した直後の短期間に集中的
に賞球を付与する第1の小特別価値と、これよりも長い
時間をかけて少しずつ賞球を付与する第2の小特別価値
とに分けて特別価値を付与するので、大可変入賞口80
の開閉動作だけを16回行うなど1つの付与の態様で一
気に全ての特別価値を付与する場合に比べて、遊技者の
興奮状態を長く維持することができる。
【0058】次に第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態にかかる遊技機10bにおいても、特
別価値は2つの小特別価値に分けて付与される。そのう
ちの1つは第1の実施の形態で示した第1小特別価値と
同一で、大可変入賞口80を所定回数、開閉することに
よって付与される。他の1つの小特別価値の付与形態は
第1の実施の形態で示した第2小特別価値と異なる第3
小特別価値として付与される。
【0059】第3小特別価値は、図柄合わせゲームで、
あと1つ所定の図柄が揃うと当たり状態となるリーチ状
態が出現した際に、大可変入賞口80を1回開くことに
よって付与される。このため、第2の実施の形態にかか
る遊技機10bでは、小可変入賞口40a、40bおよ
び特別小可変入賞口45を具備していない。
【0060】より具体的には、図柄合わせゲームで当た
りが出現すると、まず大可変入賞口80を8回開閉する
ことによって第1小特別価値が付与される。このとき、
遊技者は最大で800個の賞球を獲得する。第1小特別
価値の付与動作が終了すると、その後、所定数の球が発
射され終えるまで特別期間となり、この期間中に第3小
特別価値が付与される。すなわち、特別期間中に発射さ
れた球が、始動入賞口60に入賞し、これに基づいて可
変表示部30上で図柄合わせゲームが実行され、さらに
この図柄合わせゲームの実行過程でリーチ状態が出現す
ると、大可変入賞口80が1回開く。この動作を特別期
間中、継続することによって第3小特別価値が遊技者に
付与される。
【0061】たとえば、特別期間が100球を発射し終
えるまで継続するものとする。また、大可変入賞口80
が1回開いている間に当該大可変入賞口80への球の入
賞に基づいて15個の賞球が払い出されるものとする。
このとき、始動入賞口60に球が入りにくくて、30個
しか入らず、かつリーチ状態が10回位しか発生しなか
ったとすると、遊技者は、第3特別価値として賞球を1
50個(10回のリーチ×15個)獲得することにな
る。
【0062】また始動入賞口60に球が入りにくくて、
30個しか入らず、リーチ状態が25回位発生したとす
ると、遊技者は、第3特別価値として賞球を375個
(25回のリーチ×15個)獲得することになる。
【0063】さらに始動入賞口60に球が入賞し易くて
75個入賞し、そのうちリーチ状態が40回位発生した
とすると、遊技者は、第3特別価値として賞球を600
個(40回のリーチ×15個)獲得することになる。
【0064】また始動入賞口60に球が入賞し易くて8
0個入賞し、そのうちリーチ状態が70回位発生したと
すると、遊技者は、第3特別価値として賞球を1050
個(70回のリーチ×15個)獲得することになる。
【0065】このように、第3小特別価値によって遊技
者が獲得する賞球数は、始動入賞口60への球の入賞し
易さ(具体的には、釘調整等で定めることになる)と、
画面遊技でのリーチ状態の発生確率とに依存することに
なる。したがって、これらを始動入賞口60への入賞の
し易さと、リーチ状態の発生確率とを任意に調整し得る
ように構成することで、第3小特別価値の大きさを適宜
に設定することができる。
【0066】以上説明した各実施の形態では、発射され
た球の個数を基準に特別期間の長さを定めたが、他の基
準を採用してもよい。たとえば、時間で区切るようにし
てもよい。また各実施の形態では、大可変入賞口80の
開閉動作だけで全ての特別価値を付与する場合における
大可変入賞口80の開閉回数(通常は16回)に比べ
て、その開閉回数を8回に減らすことで第1小特別価値
の大きさを小さくしたが、1回の開期間中の許容上限個
数を少なくすることで第1小特別価値の大きさを制限し
てもよい。
【0067】すなわち、開閉回数を16回のままとし、
1回の開期間中における入賞個数の上限値である許容上
限個数を5個に制限する等であってもよい。このような
形態でも、第1小特別価値として最大で800個の賞球
が遊技者に付与されることになる。もちろん、大可変入
賞口80の開閉回数と許容上限個数の双方を調整するこ
とによって第1小特別価値の大きさを設定してもよい。
【0068】また、第2および第3の特別価値の大きさ
は、特別期間の長さによって設定変更することが可能で
ある。したがって、各小特別価値の構成比率にどのよう
にするかは、遊技場の経営方針や客の好みに応じて適宜
に設定することができる。
【0069】このほか第1の実施の形態では、小可変入
賞口40a、40bへの球の入賞に基づいて特別小可変
入賞口45を開くようにしたが、小可変入賞口40a、
40bを必ずしも設けなくてもよい。すなわち、特別小
可変入賞口45に球が入賞したことによって特別小可変
入賞口45を開くとともに、この開状態をその後複数個
の球が入賞するまで継続するようにしてもよい。
【0070】また小可変入賞口40a、40bや特別小
可変入賞口45の設置個数は実施の形態で示したものに
限定されず、それぞれ1つだけであってもよいし、より
多数を配置してもよい。なお、小可変入賞口40a、4
0b、特別小可変入賞口45は、それぞれ球が入賞し易
いように釘調整されていることが望ましい。
【0071】また第2の実施の形態では、特別期間中に
リーチ状態が出現するごとに大可変入賞口80を1回開
くようにしたが、これを2回または3回などの所定の少
数回としてもよい。
【0072】このほか、実施の形態では画面遊技として
スロットマシンに見立てた図柄合わせゲームで採用した
が、リーチ状態や当たり状態の出現するものであれば、
他のゲームであってもよい。また、画面遊技の始動条件
を、始動入賞口60への球の入賞としたが、これに限定
されるものではない。
【0073】
【発明の効果】本発明にかかる遊技機によれば、画面遊
技で当たりが出現した際に遊技者に付与する特別価値
を、付与の態様が異なる複数種類の小特別価値に分割し
て遊技者に付与するので、変化に富む多様な特別価値の
付与を行うことができる。
【0074】また、特別価値の付与形態を、当たりが出
た後の短期間に集中して付与するものと比較的長い時間
をかけて少しずつ付与するものに分けたので、一気に全
ての特別価値を付与する場合に比べて、遊技者の興奮状
態を長く維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の回路
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機を示す
正面図である。
【符号の説明】
10…遊技機 11…遊技盤面 12…ハンドル 30…可変表示部 40a、40b…小可変入賞口 41…可動片 45…特別小可変入賞口 46…入賞計数機 60…始動入賞口 80…大可変入賞口 90…賞球払出手段 101…画面遊技実行手段 110…特別価値付与制御手段 111…大可変入賞口制御手段 112…小可変入賞口制御手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤面上に打ち出された球の入賞を競う
    遊技機であって、所定の始動条件が成立した際に予め定
    めた画面遊技を実行し、その実行結果が当たりのとき遊
    技者に有利な特別価値を付与するものにおいて、 前記画面遊技の実行結果として前記当たりが出現したこ
    とにより前記特別価値を遊技者に付与する特別価値付与
    手段を備え、 前記特別価値付与手段は、前記特別価値を付与の態様が
    異なる複数種類の小特別価値に分割して遊技者に付与す
    るものであることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】遊技盤面上に打ち出された球の入賞を競う
    遊技機であって、所定の始動条件が成立した際に予め定
    めた画面遊技を実行し、その実行結果が当たりのとき遊
    技者に有利な特別価値を付与するものにおいて、 前記画面遊技の実行結果として前記当たりが出現したこ
    とにより前記特別価値を遊技者に付与する特別価値付与
    手段を備え、 前記特別価値付与手段は、前記特別価値を、少なくとも
    前記当たりが出現した際に付与する第1の小特別価値と
    前記第1の小特別価値よりも長い時間をかけて少しずつ
    付与する第2の小特別価値とに分けて付与するものであ
    ることを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】前記特別価値付与手段は、前記特別価値を
    構成する各小特別価値の大きさの比率を設定変更し得る
    ものであることを特徴とする請求項1または2記載の遊
    技機。
  4. 【請求項4】前記特別価値付与手段は、前記小特別価値
    のうちの少なくとも1つを、前記画面遊技で当たりが出
    た後の所定の時点から遊技盤面上に所定数の球が発射さ
    れ終えるまでの特別期間中に付与するものであることを
    特徴とする請求項1、2または3記載の遊技機。
  5. 【請求項5】前記特別価値付与手段は、その入賞口を球
    の入賞し易い状態と球の入賞し難い状態とに開閉可能な
    大口の大可変入賞口を備え、前記大口の大可変入賞口を
    所定回数開くことで前記小特別価値のうちの1つを遊技
    者に付与するものであることを特徴とする請求項1、
    2、3または4記載の遊技機。
  6. 【請求項6】前記特別価値付与手段は、前記大可変入賞
    口だけを用いて前記特別価値を付与する場合に比べて前
    記大可変入賞口の開閉回数を少なくすることで当該大可
    変入賞口の開閉によって付与する小特別価値の大きさを
    小さくすることを特徴とする請求項5記載の遊技機。
  7. 【請求項7】前記特別価値付与手段は、前記大可変入賞
    口だけを用いて前記特別価値を付与する場合に比べて前
    記大可変入賞口を一度開いてから閉じるまでの間に許容
    する球の最大入賞数を少なくすることで当該大可変入賞
    口によって付与する小特別価値の大きさを小さくするこ
    とを特徴とする請求項5記載の遊技機。
  8. 【請求項8】前記特別価値付与手段は、その入賞口を球
    の入賞し易い状態と球の入賞し難い状態とに開閉可能な
    1または2以上の特別小可変入賞口と、前記特別小可変
    入賞口への球の入賞に基づいて所定の利益を遊技者に付
    与する利益付与手段とを備え、 前記特別小可変入賞口は、その入賞口に球が入賞したと
    きに開くとともに、この開状態をその後所定の複数個の
    球が特別小可変入賞口自身に入賞し終えるまで継続する
    ものであることを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5、6または7記載の遊技機。
  9. 【請求項9】前記特別価値付与手段は、その入賞口を球
    の入賞し易い状態と球の入賞し難い状態とに開閉可能な
    1または2以上の小可変入賞口と、その入賞口を球の入
    賞し易い状態と球の入賞し難い状態とに開閉可能な特別
    小可変入賞口と、前記特別小可変入賞口への球の入賞に
    基づいて所定の利益を遊技者に付与する利益付与手段と
    を備え、 前記特別小可変入賞口は、前記小可変入賞口に球が入賞
    した際に開くとともにこの開状態を所定の複数個の球が
    特別小可変入賞口自身に入賞し終えるまで継続するもの
    であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6
    または7記載の遊技機。
  10. 【請求項10】何個の球が前記特別小可変入賞口に入賞
    した際に当該特別小可変入賞口を閉じるかを設定変更し
    得ることを特徴とする請求項8または9記載の遊技機。
  11. 【請求項11】前記画面遊技は、複数の図柄を所定時間
    に渡って変動表示させた後、各図柄を順次停止表示させ
    る図柄合わせゲームであって所定の図柄の揃う状態が停
    止表示されたとき前記当たりの出現するものであり、 前記特別価値付与手段は、前記画面遊技の実行過程で、
    あと1つ所定の図柄が揃うと前記当たりの出現するリー
    チ状態が表示されたとき、前記小特別価値のうちの1つ
    を遊技者に付与するものであることを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5、6または7記載の遊技機。
  12. 【請求項12】前記特別価値付与手段は、その入賞口を
    球の入賞し易い状態と球の入賞し難い状態とに開閉可能
    な大口の大可変入賞口を備え、前記リーチ状態が表示さ
    れた際に付与する前記小特別価値として前記大可変入賞
    口を所定の少数回開くことを特徴とする請求項11記載
    の遊技機。
  13. 【請求項13】前記画面遊技は、遊技盤面上に配置され
    た始動入賞口への球の入賞に基づいて実行されるもので
    あり、 前記始動入賞口は、その入賞口への球の入賞し易さを調
    整し得るものであり、 前記リーチ状態が表示されたことに基づいて付与する前
    記小特別価値の大きさを、前記特別期間中に前記画面遊
    技で前記リーチ状態の出現する確率の高さと前記始動入
    賞口への球の入賞し易さを調整することで設定変更する
    ことを特徴とする請求項11または12記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003299814A (ja) * 2002-04-09 2003-10-21 Ace Denken:Kk 遊技機
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