JP2000217781A - 医療器具用洗滌消毒装置 - Google Patents
医療器具用洗滌消毒装置Info
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- JP2000217781A JP2000217781A JP11024931A JP2493199A JP2000217781A JP 2000217781 A JP2000217781 A JP 2000217781A JP 11024931 A JP11024931 A JP 11024931A JP 2493199 A JP2493199 A JP 2493199A JP 2000217781 A JP2000217781 A JP 2000217781A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、設置スペースを小さくし、洗滌消毒
作業中の処置具類の損傷を防止でき、検査中に使用済み
の処置具類を再び使用でき、コスト的にも有利な医療器
具用洗滌消毒装置を提供することを最も主要な特徴とす
る。 【解決手段】医療器具の洗滌消毒装置本体1内にそれぞ
れ独立に区分され、生検鉗子4をそれぞれ個別に収納可
能な複数の処置具類収納槽2を設けるとともに、各処置
具類収納槽2毎にそれぞれ独立に運転して洗滌または消
毒工程ができる第1運転モードと、複数の処置具類収納
槽2を同時に運転して洗滌または消毒工程ができる第2
運転モードとを選択的に切換える切換え手段26を設け
たものである。
作業中の処置具類の損傷を防止でき、検査中に使用済み
の処置具類を再び使用でき、コスト的にも有利な医療器
具用洗滌消毒装置を提供することを最も主要な特徴とす
る。 【解決手段】医療器具の洗滌消毒装置本体1内にそれぞ
れ独立に区分され、生検鉗子4をそれぞれ個別に収納可
能な複数の処置具類収納槽2を設けるとともに、各処置
具類収納槽2毎にそれぞれ独立に運転して洗滌または消
毒工程ができる第1運転モードと、複数の処置具類収納
槽2を同時に運転して洗滌または消毒工程ができる第2
運転モードとを選択的に切換える切換え手段26を設け
たものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主に細長の内視鏡用
処置具類等の医療器具を洗滌消毒するための医療器具用
洗滌消毒装置に関する。
処置具類等の医療器具を洗滌消毒するための医療器具用
洗滌消毒装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、医療器具用洗滌消毒装置として
例えば実公昭58−50897号公報には、医療器具を
収納する収納容器の内部に医療器具を収納し、超音波洗
滌と消毒ができる装置が示されている。この装置では収
納容器の内部には1つの医療器具がセットされる構成に
なっている。
例えば実公昭58−50897号公報には、医療器具を
収納する収納容器の内部に医療器具を収納し、超音波洗
滌と消毒ができる装置が示されている。この装置では収
納容器の内部には1つの医療器具がセットされる構成に
なっている。
【0003】また、内視鏡を使用する検査・処置では、
1症例中に複数の処置具類を使う場合が多い。そして、
従来は処置具類を使い終った時点で、使用済みの処置具
類は検査室の流し台の流し場の桶等の容器に溜めた水の
中にどんどん入れていき、検査終了後に複数本の処置具
類をまとめて洗うようにしている。
1症例中に複数の処置具類を使う場合が多い。そして、
従来は処置具類を使い終った時点で、使用済みの処置具
類は検査室の流し台の流し場の桶等の容器に溜めた水の
中にどんどん入れていき、検査終了後に複数本の処置具
類をまとめて洗うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記実公昭58−50
897号公報の医療器具用洗滌消毒装置では収納容器に
は1つの医療器具のみしか収納できないので、内視鏡を
使用する検査・処置のように、1症例中に複数の処置具
類を使う検査・処置で上記実公昭58−50897号公
報の洗滌消毒装置を使用する場合には予め使用する処置
具類の数と同数の洗滌消毒装置を揃えておく必要があ
る。そのため、洗滌消毒装置の設置場所として広いスペ
ースが必要になるとともに、同様の洗滌消毒装置を複
数、揃えることは金銭的に高価となる不具合もある。
897号公報の医療器具用洗滌消毒装置では収納容器に
は1つの医療器具のみしか収納できないので、内視鏡を
使用する検査・処置のように、1症例中に複数の処置具
類を使う検査・処置で上記実公昭58−50897号公
報の洗滌消毒装置を使用する場合には予め使用する処置
具類の数と同数の洗滌消毒装置を揃えておく必要があ
る。そのため、洗滌消毒装置の設置場所として広いスペ
ースが必要になるとともに、同様の洗滌消毒装置を複
数、揃えることは金銭的に高価となる不具合もある。
【0005】また、使用済みの処置具類を流し場の容器
内の水中に入れた状態で貯めておき、検査終了後に複数
本の処置具類をまとめて洗うようにした場合には1つの
容器内に複数本の処置具類が収納されることになるの
で、容器内で細長い処置具類がからみ合って座屈させた
り、損傷させるおそれがある。
内の水中に入れた状態で貯めておき、検査終了後に複数
本の処置具類をまとめて洗うようにした場合には1つの
容器内に複数本の処置具類が収納されることになるの
で、容器内で細長い処置具類がからみ合って座屈させた
り、損傷させるおそれがある。
【0006】さらに、この場合には1症例中の検査が全
て終了するまで使用済みの処置具類を洗滌・消毒できな
いので、1症例の検査中は使用済みの処置具類を再び使
用することができない問題がある。そのため、1症例の
検査時に使用する処置具類の数が多くなるので、予め揃
えておく処置具類の数が多くなり、コスト的な問題があ
る。
て終了するまで使用済みの処置具類を洗滌・消毒できな
いので、1症例の検査中は使用済みの処置具類を再び使
用することができない問題がある。そのため、1症例の
検査時に使用する処置具類の数が多くなるので、予め揃
えておく処置具類の数が多くなり、コスト的な問題があ
る。
【0007】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、設置スペースを小さくすることがで
き、洗滌消毒作業中の処置具類の損傷を防止することが
できるとともに、1症例の検査中に使用済みの処置具類
を再び使用することができ、コスト的にも有利な医療器
具用洗滌消毒装置を提供することにある。
で、その目的は、設置スペースを小さくすることがで
き、洗滌消毒作業中の処置具類の損傷を防止することが
できるとともに、1症例の検査中に使用済みの処置具類
を再び使用することができ、コスト的にも有利な医療器
具用洗滌消毒装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は医療器
具の洗滌消毒槽内に収納された医療器具を洗滌、消毒す
る医療器具用洗滌消毒装置において、上記医療器具の洗
滌消毒装置本体内にそれぞれ独立に区分され、医療器具
をそれぞれ個別に収納可能な複数の個別洗滌消毒槽を設
けるとともに、上記各個別洗滌消毒槽毎にそれぞれ独立
に運転して洗滌または消毒工程ができる第1運転モード
と、複数の上記個別洗滌消毒槽を同時に運転して洗滌ま
たは消毒工程ができる第2運転モードとを設け、上記第
1運転モードと第2運転モードとを選択的に切換える切
換え手段を設けたことを特徴とする医療器具用洗滌消毒
装置である。
具の洗滌消毒槽内に収納された医療器具を洗滌、消毒す
る医療器具用洗滌消毒装置において、上記医療器具の洗
滌消毒装置本体内にそれぞれ独立に区分され、医療器具
をそれぞれ個別に収納可能な複数の個別洗滌消毒槽を設
けるとともに、上記各個別洗滌消毒槽毎にそれぞれ独立
に運転して洗滌または消毒工程ができる第1運転モード
と、複数の上記個別洗滌消毒槽を同時に運転して洗滌ま
たは消毒工程ができる第2運転モードとを設け、上記第
1運転モードと第2運転モードとを選択的に切換える切
換え手段を設けたことを特徴とする医療器具用洗滌消毒
装置である。
【0009】そして、本請求項1の発明では医療器具の
洗滌消毒装置本体内の複数の個別洗滌消毒槽に医療器具
をそれぞれ個別に収納させる。この状態で、切換え手段
によって第1運転モードと第2運転モードとを選択的に
切換え、第1運転モードでは各個別洗滌消毒槽毎にそれ
ぞれ独立に運転して洗滌または消毒工程を行うととも
に、第2運転モードでは複数の個別洗滌消毒槽を同時に
運転して洗滌または消毒工程を行うことにより、複数の
医療器具を収納する医療器具の個別洗滌消毒槽の設置ス
ペースを小さくし、洗滌消毒作業中の処置具類の損傷を
防止するとともに、1症例の検査中に使用済みの処置具
類を再び使用できるようにしたものである。
洗滌消毒装置本体内の複数の個別洗滌消毒槽に医療器具
をそれぞれ個別に収納させる。この状態で、切換え手段
によって第1運転モードと第2運転モードとを選択的に
切換え、第1運転モードでは各個別洗滌消毒槽毎にそれ
ぞれ独立に運転して洗滌または消毒工程を行うととも
に、第2運転モードでは複数の個別洗滌消毒槽を同時に
運転して洗滌または消毒工程を行うことにより、複数の
医療器具を収納する医療器具の個別洗滌消毒槽の設置ス
ペースを小さくし、洗滌消毒作業中の処置具類の損傷を
防止するとともに、1症例の検査中に使用済みの処置具
類を再び使用できるようにしたものである。
【0010】請求項2の発明は上記洗滌消毒装置本体は
縦置き薄型に形成し、上記洗滌消毒装置本体内に複数の
上記個別洗滌消毒槽を横に1列乃至2列に配置したこと
を特徴とする請求項1に記載の医療器具用洗滌消毒装置
である。
縦置き薄型に形成し、上記洗滌消毒装置本体内に複数の
上記個別洗滌消毒槽を横に1列乃至2列に配置したこと
を特徴とする請求項1に記載の医療器具用洗滌消毒装置
である。
【0011】そして、本請求項2の発明では縦置き薄型
の洗滌消毒装置本体内に複数の個別洗滌消毒槽を横に1
列乃至は2列収納することにより、洗滌消毒装置本体の
設置スペースを小さくし、各個別洗滌消毒槽に細長の医
療器具をそれぞれ個別に収納することにより、洗滌消毒
作業中の処置具類の損傷を防止するとともに、1症例の
検査中に使用済みの処置具類を再び使用できるようにし
たものである。
の洗滌消毒装置本体内に複数の個別洗滌消毒槽を横に1
列乃至は2列収納することにより、洗滌消毒装置本体の
設置スペースを小さくし、各個別洗滌消毒槽に細長の医
療器具をそれぞれ個別に収納することにより、洗滌消毒
作業中の処置具類の損傷を防止するとともに、1症例の
検査中に使用済みの処置具類を再び使用できるようにし
たものである。
【0012】請求項3の発明は上記個別洗滌消毒槽は上
記医療器具を一時的に仮固定する固定部を有し、細長の
内視鏡用処置具類によって形成される上記医療器具が上
記個別洗滌消毒槽内に収納された際に、ハンドル、送液
口等を備えた上記処置具類の操作部を上記固定部に一時
的に仮固定した状態で、上記処置具類の洗滌または消毒
工程中に上記操作部のハンドル、送液口等を操作可能に
したことを特徴とする請求項1に記載の医療器具用洗滌
消毒装置である。
記医療器具を一時的に仮固定する固定部を有し、細長の
内視鏡用処置具類によって形成される上記医療器具が上
記個別洗滌消毒槽内に収納された際に、ハンドル、送液
口等を備えた上記処置具類の操作部を上記固定部に一時
的に仮固定した状態で、上記処置具類の洗滌または消毒
工程中に上記操作部のハンドル、送液口等を操作可能に
したことを特徴とする請求項1に記載の医療器具用洗滌
消毒装置である。
【0013】そして、本請求項3の発明ではハンドル、
送液口等を備えた処置具類の操作部を固定部に一時的に
仮固定した状態で、処置具類の洗滌または消毒工程中に
操作部のハンドル、送液口等を操作可能にすることによ
り、医療器具の洗滌消毒作業を一層行い易くしたもので
ある。
送液口等を備えた処置具類の操作部を固定部に一時的に
仮固定した状態で、処置具類の洗滌または消毒工程中に
操作部のハンドル、送液口等を操作可能にすることによ
り、医療器具の洗滌消毒作業を一層行い易くしたもので
ある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1乃至図5を参照して説明する。図1は主に細長の
内視鏡用処置具類を洗滌・消毒する本実施の形態の医療
器具用洗滌消毒装置を示すものである。この医療器具用
洗滌消毒装置には医療器具の洗滌消毒装置本体1内に複
数、本実施の形態では細長い略円筒状の6つの処置具類
収納槽(個別洗滌消毒槽)2と、2つの付属品類収納槽
3とが設けられている。ここで、洗滌消毒装置本体1は
縦置き薄型に形成されている。
を図1乃至図5を参照して説明する。図1は主に細長の
内視鏡用処置具類を洗滌・消毒する本実施の形態の医療
器具用洗滌消毒装置を示すものである。この医療器具用
洗滌消毒装置には医療器具の洗滌消毒装置本体1内に複
数、本実施の形態では細長い略円筒状の6つの処置具類
収納槽(個別洗滌消毒槽)2と、2つの付属品類収納槽
3とが設けられている。ここで、洗滌消毒装置本体1は
縦置き薄型に形成されている。
【0015】また、6つの処置具類収納槽2は縦置き状
態で、かつ横に1列に並べられた状態で、洗滌消毒装置
本体1内の前面側に配設されている。さらに、2つの付
属品類収納槽3は断面形状が略長円形状で、縦長の形状
に形成されている。これら2つの付属品類収納槽3も同
様に縦置き状態で、かつ横1列に並べられた状態で、洗
滌消毒装置本体1内の背面側に配設されている。そし
て、これらの6つの処置具類収納槽2と、2つの付属品
類収納槽3とはそれぞれ独立に区分されている。
態で、かつ横に1列に並べられた状態で、洗滌消毒装置
本体1内の前面側に配設されている。さらに、2つの付
属品類収納槽3は断面形状が略長円形状で、縦長の形状
に形成されている。これら2つの付属品類収納槽3も同
様に縦置き状態で、かつ横1列に並べられた状態で、洗
滌消毒装置本体1内の背面側に配設されている。そし
て、これらの6つの処置具類収納槽2と、2つの付属品
類収納槽3とはそれぞれ独立に区分されている。
【0016】また、各処置具類収納槽2内には図3に示
すように細長の内視鏡処置具類である医療器具、例えば
生検鉗子4等、付属品類収納槽3内には例えば送気送水
ボタン、吸引ボタン等のボタン類や、鉗子栓や、マウス
ピース等の小物の内視鏡用付属品類5をそれぞれ個別に
収納可能になっている。
すように細長の内視鏡処置具類である医療器具、例えば
生検鉗子4等、付属品類収納槽3内には例えば送気送水
ボタン、吸引ボタン等のボタン類や、鉗子栓や、マウス
ピース等の小物の内視鏡用付属品類5をそれぞれ個別に
収納可能になっている。
【0017】ここで、生検鉗子4には細長い略ワイヤ状
の挿入部4aの先端部に先端カップ4bが配設されてい
る。また、挿入部4aの基端部には手元側の操作部4c
が配設されている。さらに、手元側の操作部4cには略
直線状のガイド部材4c1と、このガイド部材4c1に
ガイドされて軸心方向にスライド自在に装着されたスラ
イダー4c2とが設けられている。このスライダー4c
2には先端カップ4bを開閉操作する図示しない操作ワ
イヤの一端部が連結されている。なお、ガイド部材4c
1の端末部には手掛け用のリング4c3が形成されてい
る。そして、ガイド部材4c1に沿ってスライダー4c
2を軸心方向にスライド操作することにより、操作ワイ
ヤを介して先端カップ4bが開閉操作されるようになっ
ている。
の挿入部4aの先端部に先端カップ4bが配設されてい
る。また、挿入部4aの基端部には手元側の操作部4c
が配設されている。さらに、手元側の操作部4cには略
直線状のガイド部材4c1と、このガイド部材4c1に
ガイドされて軸心方向にスライド自在に装着されたスラ
イダー4c2とが設けられている。このスライダー4c
2には先端カップ4bを開閉操作する図示しない操作ワ
イヤの一端部が連結されている。なお、ガイド部材4c
1の端末部には手掛け用のリング4c3が形成されてい
る。そして、ガイド部材4c1に沿ってスライダー4c
2を軸心方向にスライド操作することにより、操作ワイ
ヤを介して先端カップ4bが開閉操作されるようになっ
ている。
【0018】さらに、各処置具類収納槽2には細長い略
円筒状の周壁面に図3に示すように洗滌液、消毒液、清
浄水、空気を各処置具類収納槽2内に送る複数の送液口
6が形成されている。これらの送液口6は各処置具類収
納槽2の周方向および縦方向にそれぞれ複数並設されて
いる。
円筒状の周壁面に図3に示すように洗滌液、消毒液、清
浄水、空気を各処置具類収納槽2内に送る複数の送液口
6が形成されている。これらの送液口6は各処置具類収
納槽2の周方向および縦方向にそれぞれ複数並設されて
いる。
【0019】また、各処置具類収納槽2の上面には処置
具類挿入口7が形成されている。さらに、各処置具類収
納槽2の周壁面上端部には処置具類挿入口7から各処置
具類収納槽2の内部に挿入される医療器具である使用済
みの生検鉗子4を一時的に仮固定する複数の固定部材
(固定部)8が配設されている。この固定部材8は各処
置具類収納槽2の半径方向に移動可能に各処置具類収納
槽2の周壁面に組み込まれ、各処置具類収納槽2の内部
側に向けて突没可能に支持されている。そして、使用済
みの生検鉗子4が図3に示すように挿入部4aが略直線
状に伸ばされた状態で、各処置具類収納槽2の内部に先
端カップ4b側から下向きに挿入されてセットされた際
に、固定部材8の先端部が生検鉗子4の手元側の操作部
4cの下部に当接し、一時的に仮固定されるようになっ
ている。
具類挿入口7が形成されている。さらに、各処置具類収
納槽2の周壁面上端部には処置具類挿入口7から各処置
具類収納槽2の内部に挿入される医療器具である使用済
みの生検鉗子4を一時的に仮固定する複数の固定部材
(固定部)8が配設されている。この固定部材8は各処
置具類収納槽2の半径方向に移動可能に各処置具類収納
槽2の周壁面に組み込まれ、各処置具類収納槽2の内部
側に向けて突没可能に支持されている。そして、使用済
みの生検鉗子4が図3に示すように挿入部4aが略直線
状に伸ばされた状態で、各処置具類収納槽2の内部に先
端カップ4b側から下向きに挿入されてセットされた際
に、固定部材8の先端部が生検鉗子4の手元側の操作部
4cの下部に当接し、一時的に仮固定されるようになっ
ている。
【0020】また、各処置具類収納槽2の下面には下面
開口部9、下部周壁面には周面開口部(排液口)10が
それぞれ形成されている。ここで、各処置具類収納槽2
の周壁面下端部には下面開口部9を開閉する底蓋11が
略水平方向に移動可能に組み込まれているとともに、周
面開口部10を開閉する横蓋12が略上下方向に移動可
能に組み込まれている。
開口部9、下部周壁面には周面開口部(排液口)10が
それぞれ形成されている。ここで、各処置具類収納槽2
の周壁面下端部には下面開口部9を開閉する底蓋11が
略水平方向に移動可能に組み込まれているとともに、周
面開口部10を開閉する横蓋12が略上下方向に移動可
能に組み込まれている。
【0021】さらに、洗滌消毒装置本体1内には各処置
具類収納槽2の下面開口部9の下方に清潔な収納袋13
をセットする収納袋装着部14が配設されている。そし
て、洗滌消毒済の鉗子4等の医療器具はこの清潔な収納
袋13に収納されるようになっている。なお、収納袋1
3は滅菌用ピールパックにしてもよい。この場合には洗
滌消毒装置本体1の各処置具類収納槽2内では使用済の
鉗子4等の医療器具の洗滌のみを行い、洗滌済の鉗子4
等の医療器具はこの滅菌用ピールパックに入れてオート
クレーブ滅菌処理する構成にしてもよい。
具類収納槽2の下面開口部9の下方に清潔な収納袋13
をセットする収納袋装着部14が配設されている。そし
て、洗滌消毒済の鉗子4等の医療器具はこの清潔な収納
袋13に収納されるようになっている。なお、収納袋1
3は滅菌用ピールパックにしてもよい。この場合には洗
滌消毒装置本体1の各処置具類収納槽2内では使用済の
鉗子4等の医療器具の洗滌のみを行い、洗滌済の鉗子4
等の医療器具はこの滅菌用ピールパックに入れてオート
クレーブ滅菌処理する構成にしてもよい。
【0022】また、洗滌消毒装置本体1内には図2に示
すように送液管路15と、排水管路16とが配設されて
いる。さらに、送液管路15の基端部側には洗滌液を給
水する給水用の給水管路17と、消毒液を供給する消毒
液送液管18と、清浄液を供給する図示しない清浄液送
液管と、図示しない送気管とがそれぞれ連結されてい
る。ここで、給水管路17には除菌フィルタ19が介設
されている。さらに、この給水管路17における除菌フ
ィルタ19の下流側には6つの第1の分岐管路20が連
結されている。
すように送液管路15と、排水管路16とが配設されて
いる。さらに、送液管路15の基端部側には洗滌液を給
水する給水用の給水管路17と、消毒液を供給する消毒
液送液管18と、清浄液を供給する図示しない清浄液送
液管と、図示しない送気管とがそれぞれ連結されてい
る。ここで、給水管路17には除菌フィルタ19が介設
されている。さらに、この給水管路17における除菌フ
ィルタ19の下流側には6つの第1の分岐管路20が連
結されている。
【0023】また、各分岐管路20の先端部は各処置具
類収納槽2の送液口6にそれぞれ個別に連結されてい
る。さらに、各分岐管路20の中途部には1つの第1の
電磁弁(V11、V12、V13、…、V16)がそれ
ぞれ介設されている。これら6つの各第1の電磁弁V1
1、V12、V13、…、V16はそれぞれ個別に開閉
制御されるようになっている。そして、洗滌液の送液時
には任意の位置の第1の電磁弁、或いは全ての第1の電
磁弁V11、V12、V13、…、V16が開操作され
るようになっている。さらに、各第1の電磁弁V11、
V12、V13、…、V16の開操作時には給水管路1
7側から供給される洗滌液が各処置具類収納槽2の送液
口6から各処置具類収納槽2内に噴出されるようになっ
ている。
類収納槽2の送液口6にそれぞれ個別に連結されてい
る。さらに、各分岐管路20の中途部には1つの第1の
電磁弁(V11、V12、V13、…、V16)がそれ
ぞれ介設されている。これら6つの各第1の電磁弁V1
1、V12、V13、…、V16はそれぞれ個別に開閉
制御されるようになっている。そして、洗滌液の送液時
には任意の位置の第1の電磁弁、或いは全ての第1の電
磁弁V11、V12、V13、…、V16が開操作され
るようになっている。さらに、各第1の電磁弁V11、
V12、V13、…、V16の開操作時には給水管路1
7側から供給される洗滌液が各処置具類収納槽2の送液
口6から各処置具類収納槽2内に噴出されるようになっ
ている。
【0024】また、消毒液送液管18の基端部には消毒
液を貯める消毒液タンク21が連結されている。さら
に、この消毒液送液管18には送液ポンプ22が介設さ
れている。そして、消毒液タンク21内の消毒液がこの
送液ポンプ22によって消毒液送液管18の下流側に圧
送されるようになっている。
液を貯める消毒液タンク21が連結されている。さら
に、この消毒液送液管18には送液ポンプ22が介設さ
れている。そして、消毒液タンク21内の消毒液がこの
送液ポンプ22によって消毒液送液管18の下流側に圧
送されるようになっている。
【0025】また、消毒液送液管18における送液ポン
プ22の下流側には6つの第2の分岐管路23が連結さ
れている。各分岐管路23の先端部は第1の分岐管路2
0にそれぞれ個別に連結されている。さらに、各分岐管
路23の中途部には1つの第2の電磁弁(V21、V2
2、V23、…、V26)がそれぞれ介設されている。
これら6つの各第2の電磁弁V21、V22、V23、
…、V26はそれぞれ個別に開閉制御されるようになっ
ている。そして、消毒液の送液時には送液ポンプ22が
駆動されるとともに、任意の位置の第2の電磁弁、或い
は全ての第2の電磁弁V21、V22、V23、…、V
26が開操作されるようになっている。さらに、第2の
電磁弁V21、V22、V23、…、V26の開操作時
には消毒液タンク21内の消毒液が送液ポンプ22によ
って消毒液送液管18の下流側に圧送され、各処置具類
収納槽2の送液口6から各処置具類収納槽2内に噴出さ
れるようになっている。
プ22の下流側には6つの第2の分岐管路23が連結さ
れている。各分岐管路23の先端部は第1の分岐管路2
0にそれぞれ個別に連結されている。さらに、各分岐管
路23の中途部には1つの第2の電磁弁(V21、V2
2、V23、…、V26)がそれぞれ介設されている。
これら6つの各第2の電磁弁V21、V22、V23、
…、V26はそれぞれ個別に開閉制御されるようになっ
ている。そして、消毒液の送液時には送液ポンプ22が
駆動されるとともに、任意の位置の第2の電磁弁、或い
は全ての第2の電磁弁V21、V22、V23、…、V
26が開操作されるようになっている。さらに、第2の
電磁弁V21、V22、V23、…、V26の開操作時
には消毒液タンク21内の消毒液が送液ポンプ22によ
って消毒液送液管18の下流側に圧送され、各処置具類
収納槽2の送液口6から各処置具類収納槽2内に噴出さ
れるようになっている。
【0026】また、排水管路16には排水フィルタ24
が介設されている。さらに、排水管路16にはこの排水
フィルタ24よりも上流側に6つの第3の分岐管路25
が連結されている。各分岐管路25の先端部は各処置具
類収納槽2の周面開口部10に連結されている。さら
に、各分岐管路25の中途部には1つの第3の電磁弁
(V31、V32、V33、…、V36)がそれぞれ介
設されている。これら6つの各第3の電磁弁V31、V
32、V33、…、V36はそれぞれ個別に開閉制御さ
れるようになっている。そして、各処置具類収納槽2内
の液体の排水時には任意の位置の横蓋12および第3の
電磁弁、或いは全ての処置具類収納槽2の横蓋12およ
び第3の電磁弁V31、V32、V33、…、V36が
開操作されるようになっている。さらに、横蓋12およ
び第3の電磁弁V31、V32、V33、…、V36の
開操作時には各処置具類収納槽2内の液体が周面開口部
10から分岐管路25、排水管路16を通り、外部側に
排水されるようになっている。
が介設されている。さらに、排水管路16にはこの排水
フィルタ24よりも上流側に6つの第3の分岐管路25
が連結されている。各分岐管路25の先端部は各処置具
類収納槽2の周面開口部10に連結されている。さら
に、各分岐管路25の中途部には1つの第3の電磁弁
(V31、V32、V33、…、V36)がそれぞれ介
設されている。これら6つの各第3の電磁弁V31、V
32、V33、…、V36はそれぞれ個別に開閉制御さ
れるようになっている。そして、各処置具類収納槽2内
の液体の排水時には任意の位置の横蓋12および第3の
電磁弁、或いは全ての処置具類収納槽2の横蓋12およ
び第3の電磁弁V31、V32、V33、…、V36が
開操作されるようになっている。さらに、横蓋12およ
び第3の電磁弁V31、V32、V33、…、V36の
開操作時には各処置具類収納槽2内の液体が周面開口部
10から分岐管路25、排水管路16を通り、外部側に
排水されるようになっている。
【0027】なお、本実施の形態では2つの付属品類収
納槽3にも上記各処置具類収納槽2と同様に洗滌液、消
毒液、排水の各送液管路が連結されているとともに、洗
滌液、消毒液、排水の各送液を制御する略同様の制御回
路が構成されている。
納槽3にも上記各処置具類収納槽2と同様に洗滌液、消
毒液、排水の各送液管路が連結されているとともに、洗
滌液、消毒液、排水の各送液を制御する略同様の制御回
路が構成されている。
【0028】また、本実施の形態の洗滌消毒装置本体1
には運転状態を選択的に切換え制御する図1に示す切換
え手段26が設けられている。この切換え手段26には
6つの処置具類収納槽2および2つの付属品類収納槽3
の個別の運転状態を制御する8つの個別槽運転スイッチ
27と、複数の収納槽、例えば3つの処置具類収納槽2
および1つの付属品類収納槽3を1つのグループとして
同時に運転状態を制御する2つのグループ運転スイッチ
28と、洗滌消毒装置本体1内の6つの処置具類収納槽
2および2つの付属品類収納槽3を全て同時に運転状態
を制御する1つの全体運転スイッチ29とが設けられて
いる。
には運転状態を選択的に切換え制御する図1に示す切換
え手段26が設けられている。この切換え手段26には
6つの処置具類収納槽2および2つの付属品類収納槽3
の個別の運転状態を制御する8つの個別槽運転スイッチ
27と、複数の収納槽、例えば3つの処置具類収納槽2
および1つの付属品類収納槽3を1つのグループとして
同時に運転状態を制御する2つのグループ運転スイッチ
28と、洗滌消毒装置本体1内の6つの処置具類収納槽
2および2つの付属品類収納槽3を全て同時に運転状態
を制御する1つの全体運転スイッチ29とが設けられて
いる。
【0029】また、切換え手段26の8つの個別槽運転
スイッチ27と、2つのグループ運転スイッチ28と、
1つの全体運転スイッチ29とは電磁弁制御手段30に
接続されている。この電磁弁制御手段30にはさらに、
第1の電磁弁(V11、V12、V13、…、V1
6)、第2の電磁弁(V21、V22、V23、…、V
26)および第3の電磁弁(V31、V32、V33、
…、V36)が接続されているとともに、送液ポンプ2
2が接続されている。そして、切換え手段26の各運転
スイッチの操作にともない各電磁弁の動作が電磁弁制御
手段30によって制御されるようになっている。これに
より、8つの個別槽運転スイッチ27によって各収納槽
毎にそれぞれ独立に運転して洗滌または消毒工程ができ
る第1運転モードの制御が行われるようになっている。
さらに、2つのグループ運転スイッチ28および1つの
全体運転スイッチ29によって複数の収納槽を同時に運
転して洗滌または消毒工程ができる第2運転モードの制
御が行われるようになっている。
スイッチ27と、2つのグループ運転スイッチ28と、
1つの全体運転スイッチ29とは電磁弁制御手段30に
接続されている。この電磁弁制御手段30にはさらに、
第1の電磁弁(V11、V12、V13、…、V1
6)、第2の電磁弁(V21、V22、V23、…、V
26)および第3の電磁弁(V31、V32、V33、
…、V36)が接続されているとともに、送液ポンプ2
2が接続されている。そして、切換え手段26の各運転
スイッチの操作にともない各電磁弁の動作が電磁弁制御
手段30によって制御されるようになっている。これに
より、8つの個別槽運転スイッチ27によって各収納槽
毎にそれぞれ独立に運転して洗滌または消毒工程ができ
る第1運転モードの制御が行われるようになっている。
さらに、2つのグループ運転スイッチ28および1つの
全体運転スイッチ29によって複数の収納槽を同時に運
転して洗滌または消毒工程ができる第2運転モードの制
御が行われるようになっている。
【0030】また、固定部材8の先端部にはこの固定部
材8の位置の変化や固定部材8の接触状態を感知する判
別手段である接触状態感知センサー31が設けられてい
る。この接触状態感知センサー31は電磁弁制御手段3
0に接続されている。そして、各処置具類収納槽2の内
部に使用済みの生検鉗子4が挿入されてセットされ、固
定部材8の先端部が生検鉗子4の手元側の操作部4cの
下部に当接して一時的に仮固定した際に、接触状態感知
センサー31によって各処置具類収納槽2の内部への使
用済みの生検鉗子4の有る無しを判別するようになって
いる。
材8の位置の変化や固定部材8の接触状態を感知する判
別手段である接触状態感知センサー31が設けられてい
る。この接触状態感知センサー31は電磁弁制御手段3
0に接続されている。そして、各処置具類収納槽2の内
部に使用済みの生検鉗子4が挿入されてセットされ、固
定部材8の先端部が生検鉗子4の手元側の操作部4cの
下部に当接して一時的に仮固定した際に、接触状態感知
センサー31によって各処置具類収納槽2の内部への使
用済みの生検鉗子4の有る無しを判別するようになって
いる。
【0031】なお、この接触状態感知センサー31から
の信号に従って自動的に処置具類のある処置具類収納槽
2を選定して運転する自動判別モードと、運転する処置
具類収納槽2を手動で選ぶ手動選定モードとを選択的に
切換えるモード切換え手段を設ける構成にしてもよい。
の信号に従って自動的に処置具類のある処置具類収納槽
2を選定して運転する自動判別モードと、運転する処置
具類収納槽2を手動で選ぶ手動選定モードとを選択的に
切換えるモード切換え手段を設ける構成にしてもよい。
【0032】次に、上記構成の作用について説明する。
本実施の形態の医療器具用洗滌消毒装置は内視鏡を使用
する検査・処置中に次のように使用される。すなわち、
内視鏡を使用する検査・処置中、使用済みの生検鉗子4
は使用後、すぐに1本ずつ洗滌消毒装置本体1内の各処
置具類収納槽2に挿入される。このとき、使用済みの生
検鉗子4は1本分ずつに分かれた状態で個別に洗滌消毒
装置本体1内の各処置具類収納槽2に順次挿入される。
そして、必要に応じて、洗滌消毒装置本体1の切換え手
段26における8つの個別槽運転スイッチ27、2つの
グループ運転スイッチ28、1つの全体運転スイッチ2
9のうちのいずれかが選択的にオン操作され、オン操作
されたスイッチによって選択された機能にしたがって洗
滌・消毒作業が行われる。
本実施の形態の医療器具用洗滌消毒装置は内視鏡を使用
する検査・処置中に次のように使用される。すなわち、
内視鏡を使用する検査・処置中、使用済みの生検鉗子4
は使用後、すぐに1本ずつ洗滌消毒装置本体1内の各処
置具類収納槽2に挿入される。このとき、使用済みの生
検鉗子4は1本分ずつに分かれた状態で個別に洗滌消毒
装置本体1内の各処置具類収納槽2に順次挿入される。
そして、必要に応じて、洗滌消毒装置本体1の切換え手
段26における8つの個別槽運転スイッチ27、2つの
グループ運転スイッチ28、1つの全体運転スイッチ2
9のうちのいずれかが選択的にオン操作され、オン操作
されたスイッチによって選択された機能にしたがって洗
滌・消毒作業が行われる。
【0033】ここで、全体運転スイッチ29(SWa)
がオン操作された場合の洗滌消毒装置本体1の動作の一
例を図5を参照しながら説明する。
がオン操作された場合の洗滌消毒装置本体1の動作の一
例を図5を参照しながら説明する。
【0034】(1)全体運転スイッチ29がオン操作さ
れる(t1時点)と全ての第1の電磁弁V11、V1
2、V13、…、V1nが開操作される。これにより、
洗滌水が全ての処置具類収納槽2および付属品類収納槽
3に給水される。
れる(t1時点)と全ての第1の電磁弁V11、V1
2、V13、…、V1nが開操作される。これにより、
洗滌水が全ての処置具類収納槽2および付属品類収納槽
3に給水される。
【0035】(2)全ての電磁弁V11〜V1nが開に
なると全ての処置具類収納槽2および付属品類収納槽3
に洗滌液が供給され、各処置具類収納槽2および付属品
類収納槽3に収納されている生検鉗子4等の洗滌が行わ
れる。
なると全ての処置具類収納槽2および付属品類収納槽3
に洗滌液が供給され、各処置具類収納槽2および付属品
類収納槽3に収納されている生検鉗子4等の洗滌が行わ
れる。
【0036】(3)このとき、同時に排水弁である第3
の電磁弁V31〜V3nを開にすれば(t2〜t3間の
実線区間)各処置具類収納槽2および付属品類収納槽3
内に洗滌液を流しながら流水による生検鉗子4等の洗滌
ができる。また、各排水弁V31〜V3nを閉にすれば
(t2〜t3間の点線区間)各処置具類収納槽2および
付属品類収納槽3内に洗滌液を貯め、各処置具類収納槽
2および付属品類収納槽3内に貯めた洗滌液中に生検鉗
子4等を浸水した状態での洗滌が可能である。
の電磁弁V31〜V3nを開にすれば(t2〜t3間の
実線区間)各処置具類収納槽2および付属品類収納槽3
内に洗滌液を流しながら流水による生検鉗子4等の洗滌
ができる。また、各排水弁V31〜V3nを閉にすれば
(t2〜t3間の点線区間)各処置具類収納槽2および
付属品類収納槽3内に洗滌液を貯め、各処置具類収納槽
2および付属品類収納槽3内に貯めた洗滌液中に生検鉗
子4等を浸水した状態での洗滌が可能である。
【0037】(4)さらに、洗滌が終わる(t4時点)
と全ての第1の電磁弁V11、V12、V13、…、V
1nが閉操作される。これにより、洗滌水の給水が停止
され、各処置具類収納槽2および付属品類収納槽3内の
洗滌液が外部に排水される。
と全ての第1の電磁弁V11、V12、V13、…、V
1nが閉操作される。これにより、洗滌水の給水が停止
され、各処置具類収納槽2および付属品類収納槽3内の
洗滌液が外部に排水される。
【0038】(5)排水が完了する(t5時点)と第2
の電磁弁V21〜V2nが開操作される。これにより、
各処置具類収納槽2および付属品類収納槽3内に消毒液
が所定量供給され、各処置具類収納槽2および付属品類
収納槽3に収納されている生検鉗子4等が消毒液によっ
て消毒される。
の電磁弁V21〜V2nが開操作される。これにより、
各処置具類収納槽2および付属品類収納槽3内に消毒液
が所定量供給され、各処置具類収納槽2および付属品類
収納槽3に収納されている生検鉗子4等が消毒液によっ
て消毒される。
【0039】(6)消毒が終了する(t6時点)と再び
排水弁V31〜V3nが開操作される。これにより、各
処置具類収納槽2および付属品類収納槽3内の消毒液が
外部に排出される。
排水弁V31〜V3nが開操作される。これにより、各
処置具類収納槽2および付属品類収納槽3内の消毒液が
外部に排出される。
【0040】なお、各処置具類収納槽2および付属品類
収納槽3内のすすぎ工程も電磁弁制御手段30による電
磁弁や、ポンプの制御により上記の洗滌液や、消毒液の
制御と同様に簡単に実施できる。例えば、洗滌工程、消
毒工程の後、引き続き各処置具類収納槽2および付属品
類収納槽3内にリンス水を給水し、洗滌液・消毒液のす
すぎを適宜行い、すすぎ後、リンス水を排出する制御が
行われる。
収納槽3内のすすぎ工程も電磁弁制御手段30による電
磁弁や、ポンプの制御により上記の洗滌液や、消毒液の
制御と同様に簡単に実施できる。例えば、洗滌工程、消
毒工程の後、引き続き各処置具類収納槽2および付属品
類収納槽3内にリンス水を給水し、洗滌液・消毒液のす
すぎを適宜行い、すすぎ後、リンス水を排出する制御が
行われる。
【0041】次に、各処置具類収納槽2および付属品類
収納槽3内にAIRを送り、水滴の除去が行われる。さ
らに、水滴の除去が完了した時点で、各処置具類収納槽
2および付属品類収納槽3の底蓋11が開き、洗滌消毒
済の鉗子4等の医療器具が清潔な袋に収納され、全行程
が完了する。
収納槽3内にAIRを送り、水滴の除去が行われる。さ
らに、水滴の除去が完了した時点で、各処置具類収納槽
2および付属品類収納槽3の底蓋11が開き、洗滌消毒
済の鉗子4等の医療器具が清潔な袋に収納され、全行程
が完了する。
【0042】また、8つの個別槽運転スイッチ27を使
い個々の各処置具類収納槽2および付属品類収納槽3毎
に順次運転をすれば、洗滌・消毒工程の完了したものか
ら順次、次の内視鏡検査・処置に洗滌消毒済の鉗子4等
の医療器具を使えるので効率的である。
い個々の各処置具類収納槽2および付属品類収納槽3毎
に順次運転をすれば、洗滌・消毒工程の完了したものか
ら順次、次の内視鏡検査・処置に洗滌消毒済の鉗子4等
の医療器具を使えるので効率的である。
【0043】さらに、2つのグループ運転スイッチ28
を使用することにより、複数の収納槽、例えば3つの処
置具類収納槽2および1つの付属品類収納槽3を1つの
グループとして同時に運転状態を制御することができる
ので、洗滌消毒装置本体1の運転状態をさらに変化させ
ることができ、内視鏡を使用する検査・処置中の洗滌消
毒装置本体1の使い勝手を高めることができる。
を使用することにより、複数の収納槽、例えば3つの処
置具類収納槽2および1つの付属品類収納槽3を1つの
グループとして同時に運転状態を制御することができる
ので、洗滌消毒装置本体1の運転状態をさらに変化させ
ることができ、内視鏡を使用する検査・処置中の洗滌消
毒装置本体1の使い勝手を高めることができる。
【0044】なお、各処置具類収納槽2および付属品類
収納槽3内にセットされた生検鉗子4等の汚れのレベル
により超音波洗滌モードを加えたり、SWを追加して超
音波洗滌工程を追加することもできる。
収納槽3内にセットされた生検鉗子4等の汚れのレベル
により超音波洗滌モードを加えたり、SWを追加して超
音波洗滌工程を追加することもできる。
【0045】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態の医療器具用洗滌
消毒装置では洗滌消毒装置本体1内に6つの処置具類収
納槽2および2つの付属品類収納槽3を設けたので、複
数の洗滌消毒装置を準備する場合に比べて洗滌消毒装置
本体1の設置スペースを小さくすることができ、コスト
低下を図ることができる。
果を奏する。すなわち、本実施の形態の医療器具用洗滌
消毒装置では洗滌消毒装置本体1内に6つの処置具類収
納槽2および2つの付属品類収納槽3を設けたので、複
数の洗滌消毒装置を準備する場合に比べて洗滌消毒装置
本体1の設置スペースを小さくすることができ、コスト
低下を図ることができる。
【0046】さらに、内視鏡検査・処置時に使い終った
処置具類を洗滌消毒装置本体1内の6つの処置具類収納
槽2および2つの付属品類収納槽3に1本ずつ個別に収
納させることができるので、使用済みの医療器具を複数
本まとめて洗っていた場合のように、複数本の細長い処
置具類がからみ合って処置具を座屈させるなどの損傷を
防止することができる。そのため、特に長尺な内視鏡処
置具類の洗滌・消毒性の向上を図ることができる。
処置具類を洗滌消毒装置本体1内の6つの処置具類収納
槽2および2つの付属品類収納槽3に1本ずつ個別に収
納させることができるので、使用済みの医療器具を複数
本まとめて洗っていた場合のように、複数本の細長い処
置具類がからみ合って処置具を座屈させるなどの損傷を
防止することができる。そのため、特に長尺な内視鏡処
置具類の洗滌・消毒性の向上を図ることができる。
【0047】また、本実施の形態では洗滌消毒装置本体
1に6つの処置具類収納槽2および2つの付属品類収納
槽3の個別の運転状態を制御する8つの個別槽運転スイ
ッチ27と、3つの処置具類収納槽2および1つの付属
品類収納槽3を1つのグループとして同時に運転状態を
制御する2つのグループ運転スイッチ28と、洗滌消毒
装置本体1内の6つの処置具類収納槽2および2つの付
属品類収納槽3を全て同時に運転状態を制御する1つの
全体運転スイッチ29とを設けたので、8つの個別槽運
転スイッチ27を個別に操作することにより、6つの処
置具類収納槽2および2つの付属品類収納槽3で1つず
つ独立して洗滌消毒することができる。そのため、必要
な数だけ処置具類収納槽2および付属品類収納槽3を使
用することができるので、洗滌消毒する処置具類が少な
い場合にはムダな消毒液を使うことなく少量で消毒でき
る効果がある。さらに、2つのグループ運転スイッチ2
8や、全体運転スイッチ29を操作することにより、多
くの処置具を同時に洗うこともできる。その結果、洗滌
・消毒液のムダをなくしたり、タイムリーに運転できる
ので、内視鏡の検査前に準備しておく処置具類の数を少
なくでき、効率的であるという効果がある。
1に6つの処置具類収納槽2および2つの付属品類収納
槽3の個別の運転状態を制御する8つの個別槽運転スイ
ッチ27と、3つの処置具類収納槽2および1つの付属
品類収納槽3を1つのグループとして同時に運転状態を
制御する2つのグループ運転スイッチ28と、洗滌消毒
装置本体1内の6つの処置具類収納槽2および2つの付
属品類収納槽3を全て同時に運転状態を制御する1つの
全体運転スイッチ29とを設けたので、8つの個別槽運
転スイッチ27を個別に操作することにより、6つの処
置具類収納槽2および2つの付属品類収納槽3で1つず
つ独立して洗滌消毒することができる。そのため、必要
な数だけ処置具類収納槽2および付属品類収納槽3を使
用することができるので、洗滌消毒する処置具類が少な
い場合にはムダな消毒液を使うことなく少量で消毒でき
る効果がある。さらに、2つのグループ運転スイッチ2
8や、全体運転スイッチ29を操作することにより、多
くの処置具を同時に洗うこともできる。その結果、洗滌
・消毒液のムダをなくしたり、タイムリーに運転できる
ので、内視鏡の検査前に準備しておく処置具類の数を少
なくでき、効率的であるという効果がある。
【0048】また、8つの個別槽運転スイッチ27と、
2つのグループ運転スイッチ28と、1つの全体運転ス
イッチ29との各スイッチのいずれかの操作で6つの処
置具類収納槽2および2つの付属品類収納槽3による洗
滌消毒作業の運転制御を行うことができるので、操作が
簡単である。
2つのグループ運転スイッチ28と、1つの全体運転ス
イッチ29との各スイッチのいずれかの操作で6つの処
置具類収納槽2および2つの付属品類収納槽3による洗
滌消毒作業の運転制御を行うことができるので、操作が
簡単である。
【0049】さらに、本実施の形態の洗滌消毒装置本体
1は縦置き薄型に形成されているので、流し台の横等の
狭いスペースにも収納することができ、狭い検査室にも
設置しやすい効果がある。
1は縦置き薄型に形成されているので、流し台の横等の
狭いスペースにも収納することができ、狭い検査室にも
設置しやすい効果がある。
【0050】さらに、本実施の形態では各処置具類収納
槽2の下方に清潔な収納袋13をセットする収納袋装着
部14を配設し、洗滌消毒済の鉗子4等の医療器具をこ
の清潔な収納袋13に収納されるようにしたので、内視
鏡検査によって使用済みの医療器具に施す洗滌−排水
(消毒−排水)−リンス−水切り−排水(−袋づめ)の
各工程を自動又は手動の一連の作業で行うことができ
る。そのため、洗滌消毒済の鉗子4等の袋づめの手間が
減らせ、この時の感染の危険も減らせる効果がある。
槽2の下方に清潔な収納袋13をセットする収納袋装着
部14を配設し、洗滌消毒済の鉗子4等の医療器具をこ
の清潔な収納袋13に収納されるようにしたので、内視
鏡検査によって使用済みの医療器具に施す洗滌−排水
(消毒−排水)−リンス−水切り−排水(−袋づめ)の
各工程を自動又は手動の一連の作業で行うことができ
る。そのため、洗滌消毒済の鉗子4等の袋づめの手間が
減らせ、この時の感染の危険も減らせる効果がある。
【0051】また、本実施の形態では使用済みの生検鉗
子4を図3に示すように各処置具類収納槽2の内部に先
端カップ4b側から下向きに挿入してセットされた際
に、固定部材8の先端部が生検鉗子4の手元側の操作部
4cの下部に当接し、一時的に仮固定するようにしたの
で、生検鉗子4の手元側の操作部4cを各処置具類収納
槽2の上側に配置することができる。そのため、洗滌消
毒作業中、各処置具類収納槽2の外で生検鉗子4の手元
側の操作部4cを操作することにより、操作ワイヤを介
して先端カップ4bを開閉操作することができるので、
先端カップ4b内や挿入部4aのコイルシースのすきま
等を効果的に洗滌消毒することができ、先端カップ4b
内や挿入部4aのコイルシースの洗滌・消毒性の向上を
図ることができる。その結果、長尺な処置具類をハンド
ル等の操作部ごと丸めて洗滌消毒する場合のように先端
カップ4b内や挿入部4aのコイルシースのすきま等の
汚れが落とし難くなることを防止できる。
子4を図3に示すように各処置具類収納槽2の内部に先
端カップ4b側から下向きに挿入してセットされた際
に、固定部材8の先端部が生検鉗子4の手元側の操作部
4cの下部に当接し、一時的に仮固定するようにしたの
で、生検鉗子4の手元側の操作部4cを各処置具類収納
槽2の上側に配置することができる。そのため、洗滌消
毒作業中、各処置具類収納槽2の外で生検鉗子4の手元
側の操作部4cを操作することにより、操作ワイヤを介
して先端カップ4bを開閉操作することができるので、
先端カップ4b内や挿入部4aのコイルシースのすきま
等を効果的に洗滌消毒することができ、先端カップ4b
内や挿入部4aのコイルシースの洗滌・消毒性の向上を
図ることができる。その結果、長尺な処置具類をハンド
ル等の操作部ごと丸めて洗滌消毒する場合のように先端
カップ4b内や挿入部4aのコイルシースのすきま等の
汚れが落とし難くなることを防止できる。
【0052】さらに、図4に示すように生検鉗子4を吊
り下げるフック部材32を設け、このフック部材32の
爪部33を生検鉗子4の手元側の操作部4cにおける手
掛け用のリング4c3に引っ掛けた状態で生検鉗子4全
体を各処置具類収納槽2の内部に挿入することもでき
る。この場合には生検鉗子4の挿入部4aだけでなく手
元側の操作部4cも各処置具類収納槽2で洗滌消毒する
ことができる効果がある。
り下げるフック部材32を設け、このフック部材32の
爪部33を生検鉗子4の手元側の操作部4cにおける手
掛け用のリング4c3に引っ掛けた状態で生検鉗子4全
体を各処置具類収納槽2の内部に挿入することもでき
る。この場合には生検鉗子4の挿入部4aだけでなく手
元側の操作部4cも各処置具類収納槽2で洗滌消毒する
ことができる効果がある。
【0053】また、図6は第1の実施の形態の医療器具
用洗滌消毒装置の変形例を示すものである。図6は第1
の実施の形態の医療器具用洗滌消毒装置における処置具
類収納槽2内で生検鉗子4の挿入ガイド用のテフロンシ
ース33を洗滌する状態を示すものである。このテフロ
ンシース33には細長い挿入部33aの基端部に大径な
端末部33bが配設されている。さらに、手元側の端末
部33bの外周面には送液口33cが突設されている。
この送液口33cには洗滌液や、清浄水の注入用のシリ
ンジ34が着脱可能に連結されるようになっている。
用洗滌消毒装置の変形例を示すものである。図6は第1
の実施の形態の医療器具用洗滌消毒装置における処置具
類収納槽2内で生検鉗子4の挿入ガイド用のテフロンシ
ース33を洗滌する状態を示すものである。このテフロ
ンシース33には細長い挿入部33aの基端部に大径な
端末部33bが配設されている。さらに、手元側の端末
部33bの外周面には送液口33cが突設されている。
この送液口33cには洗滌液や、清浄水の注入用のシリ
ンジ34が着脱可能に連結されるようになっている。
【0054】そして、このテフロンシース33は各処置
具類収納槽2の内部に挿入部33aの先端部側から下向
きに挿入されてセットされた際に、各処置具類収納槽2
の固定部材8の先端部が手元側の端末部33bの下部に
当接し、一時的に仮固定さるようになっている。このと
き、手元側の端末部33bは各処置具類収納槽2の外
(上)側に配置されている。さらに、各処置具類収納槽
2の外側では送液口33cにシリンジ34が連結され、
手元側の端末部33bの開口部は手袋をした作業者の手
指35で閉塞されている。
具類収納槽2の内部に挿入部33aの先端部側から下向
きに挿入されてセットされた際に、各処置具類収納槽2
の固定部材8の先端部が手元側の端末部33bの下部に
当接し、一時的に仮固定さるようになっている。このと
き、手元側の端末部33bは各処置具類収納槽2の外
(上)側に配置されている。さらに、各処置具類収納槽
2の外側では送液口33cにシリンジ34が連結され、
手元側の端末部33bの開口部は手袋をした作業者の手
指35で閉塞されている。
【0055】また、各処置具類収納槽2の固定部材8の
基端部には固定部材8の位置の変化を把握する位置感知
センサー36が配設されている。この位置感知センサー
36は電磁弁制御手段30に接続されている。そして、
各処置具類収納槽2の内部に使用済みのテフロンシース
33が挿入されてセットされ、固定部材8の先端部がテ
フロンシース33の端末部33bの下部に当接して一時
的に仮固定した際に、位置感知センサー36によって各
処置具類収納槽2の内部へのテフロンシース33の有る
無しを判別するようになっている。
基端部には固定部材8の位置の変化を把握する位置感知
センサー36が配設されている。この位置感知センサー
36は電磁弁制御手段30に接続されている。そして、
各処置具類収納槽2の内部に使用済みのテフロンシース
33が挿入されてセットされ、固定部材8の先端部がテ
フロンシース33の端末部33bの下部に当接して一時
的に仮固定した際に、位置感知センサー36によって各
処置具類収納槽2の内部へのテフロンシース33の有る
無しを判別するようになっている。
【0056】そして、本変形例では図6に示すように処
置具類収納槽2にテフロンシース33が挿入部33aの
先端部側から下向きに挿入されてセットされ、固定部材
8によって一時的に仮固定された際に、テフロンシース
33の挿入部33aの外周面側は処置具類収納槽2内で
洗滌消毒することができる。
置具類収納槽2にテフロンシース33が挿入部33aの
先端部側から下向きに挿入されてセットされ、固定部材
8によって一時的に仮固定された際に、テフロンシース
33の挿入部33aの外周面側は処置具類収納槽2内で
洗滌消毒することができる。
【0057】さらに、処置具類収納槽2の外側ではテフ
ロンシース33の送液口33cにシリンジ34が連結さ
れ、手元側の端末部33bの開口部は手袋をした作業者
の手指35で閉塞されることにより、シリンジ34から
テフロンシース33内に洗滌液や、清浄水、消毒液等を
送液できる。これにより、テフロンシース33内も洗滌
液や、清浄水、消毒液等で洗滌消毒することができる。
ロンシース33の送液口33cにシリンジ34が連結さ
れ、手元側の端末部33bの開口部は手袋をした作業者
の手指35で閉塞されることにより、シリンジ34から
テフロンシース33内に洗滌液や、清浄水、消毒液等を
送液できる。これにより、テフロンシース33内も洗滌
液や、清浄水、消毒液等で洗滌消毒することができる。
【0058】したがって、本変形例ではチューブ内送液
が必要な長尺な内視鏡処置具類の洗滌・消毒性の向上を
図ることができる。さらに、手をぬらさないでテフロン
シース33内に送液できる効果もある。
が必要な長尺な内視鏡処置具類の洗滌・消毒性の向上を
図ることができる。さらに、手をぬらさないでテフロン
シース33内に送液できる効果もある。
【0059】なお、第1の実施の形態の医療器具用洗滌
消毒装置における処置具類収納槽2および付属品類収納
槽3は洗滌槽と消毒槽とを分けてもよい。さらに、洗滌
槽と消毒槽とを工程ごとにベルトコンベア式に移動する
構成にしてもよい。
消毒装置における処置具類収納槽2および付属品類収納
槽3は洗滌槽と消毒槽とを分けてもよい。さらに、洗滌
槽と消毒槽とを工程ごとにベルトコンベア式に移動する
構成にしてもよい。
【0060】また、図7は本発明の第2の実施の形態を
示すものである。本実施の形態は第1の実施の形態(図
1乃至図5参照)の医療器具用洗滌消毒装置の各処置具
類収納槽2の構成を次の通り変更したものである。
示すものである。本実施の形態は第1の実施の形態(図
1乃至図5参照)の医療器具用洗滌消毒装置の各処置具
類収納槽2の構成を次の通り変更したものである。
【0061】すなわち、本実施の形態の処置具類収納槽
41には細長い略円筒状の外ボトル42と、この外ボト
ル42内に取り外し可能に収納される内ボトル43とが
設けられている。この内ボトル43は滅菌可能なステン
レス等の金属材料で形成されている。さらに、外ボトル
42の底部には超音波振動子44が配設されている。
41には細長い略円筒状の外ボトル42と、この外ボト
ル42内に取り外し可能に収納される内ボトル43とが
設けられている。この内ボトル43は滅菌可能なステン
レス等の金属材料で形成されている。さらに、外ボトル
42の底部には超音波振動子44が配設されている。
【0062】そして、本実施の形態では内視鏡を使用す
る検査・処置中に、常時、超音波振動子44を駆動する
ことにより、鉗子45等の手術用器具の特に先端部46
を、処置具類収納槽41内の洗滌水中に挿入することに
より、超音波振動によって鉗子45等の器具の先端部4
6の汚れ、こげつき等をとることができる。
る検査・処置中に、常時、超音波振動子44を駆動する
ことにより、鉗子45等の手術用器具の特に先端部46
を、処置具類収納槽41内の洗滌水中に挿入することに
より、超音波振動によって鉗子45等の器具の先端部4
6の汚れ、こげつき等をとることができる。
【0063】さらに、鉗子45等の器具の先端部46の
洗滌中は鉗子45等の器具のハンドル等の操作部47は
処置具類収納槽41の外部で保持されている。そのた
め、洗滌中にこの操作部47を操作することにより、鉗
子45等の器具の先端部46を処置具類収納槽41内の
洗滌水中で動かして洗滌効果を高めることができる。
洗滌中は鉗子45等の器具のハンドル等の操作部47は
処置具類収納槽41の外部で保持されている。そのた
め、洗滌中にこの操作部47を操作することにより、鉗
子45等の器具の先端部46を処置具類収納槽41内の
洗滌水中で動かして洗滌効果を高めることができる。
【0064】また、処置具類収納槽41は縦型のコンパ
クトな形状のために、鉗子45等の器具が一杯に並んで
いるオペ室内での設置スペースを小さくすることができ
る。さらに、鉗子45等の器具の先端部46の洗滌中、
重力を最大限に利用可能な為、血液等の汚れが鉗子45
等の器具の先端部46から下方に出て行き易い効果もあ
る。
クトな形状のために、鉗子45等の器具が一杯に並んで
いるオペ室内での設置スペースを小さくすることができ
る。さらに、鉗子45等の器具の先端部46の洗滌中、
重力を最大限に利用可能な為、血液等の汚れが鉗子45
等の器具の先端部46から下方に出て行き易い効果もあ
る。
【0065】また、図8は本発明の第3の実施の形態を
示すものである。本実施の形態は硬性鏡くもり止め装置
(テレスコープヒーターユニット)51に処置具類洗滌
ユニット52を取り付けた複合機能の医療器具用洗滌消
毒装置を設けたものである。ここで、本実施の形態の硬
性鏡くもり止め装置51には硬性鏡53を差し込む2つ
の硬性鏡装着穴54が設けられている。
示すものである。本実施の形態は硬性鏡くもり止め装置
(テレスコープヒーターユニット)51に処置具類洗滌
ユニット52を取り付けた複合機能の医療器具用洗滌消
毒装置を設けたものである。ここで、本実施の形態の硬
性鏡くもり止め装置51には硬性鏡53を差し込む2つ
の硬性鏡装着穴54が設けられている。
【0066】また、処置具類洗滌ユニット52には洗滌
液の入った洗滌槽55が設けられているとともに、この
洗滌槽55に処置具56を導く3つの処置具挿通穴57
が設けられている。さらに、洗滌槽55の底部には超音
波振動子58が配設されている。そのため、本実施の形
態でも手術用の処置具56を、手術に使用しながらあい
間をみてこの処置具56の先端付近を超音波洗滌でき
る。
液の入った洗滌槽55が設けられているとともに、この
洗滌槽55に処置具56を導く3つの処置具挿通穴57
が設けられている。さらに、洗滌槽55の底部には超音
波振動子58が配設されている。そのため、本実施の形
態でも手術用の処置具56を、手術に使用しながらあい
間をみてこの処置具56の先端付近を超音波洗滌でき
る。
【0067】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態では内視鏡下外科
手術に必須の硬性鏡のくもり止め装置51に、術中の処
置具56の汚れ、生体組織のこげ付き等を取り除く処置
具洗滌ユニット52を取り付けたので、くもり止め装置
51の保温機能を利用して、洗滌槽55内の液体を加温
することができる。
果を奏する。すなわち、本実施の形態では内視鏡下外科
手術に必須の硬性鏡のくもり止め装置51に、術中の処
置具56の汚れ、生体組織のこげ付き等を取り除く処置
具洗滌ユニット52を取り付けたので、くもり止め装置
51の保温機能を利用して、洗滌槽55内の液体を加温
することができる。
【0068】さらに、くもり止め装置51に処置具洗滌
ユニット52を合体させることにより、設置スペースを
小さくすることができるとともに、コスト的にも有利に
なる。
ユニット52を合体させることにより、設置スペースを
小さくすることができるとともに、コスト的にも有利に
なる。
【0069】なお、図8では、医療器具用洗滌消毒装置
が横置き状態に設置されているが、第1の実施の形態と
同様に医療器具用洗滌消毒装置が縦置きに設置される構
成にしてもよい。
が横置き状態に設置されているが、第1の実施の形態と
同様に医療器具用洗滌消毒装置が縦置きに設置される構
成にしてもよい。
【0070】また、図9および図10は本発明の第4の
実施の形態を示すものである。本実施の形態は手術用器
具61を、手術に使用しながらあい間をみて先端付近を
超音波洗滌できる超音波洗滌トレー(洗滌器)62を設
けたものである。
実施の形態を示すものである。本実施の形態は手術用器
具61を、手術に使用しながらあい間をみて先端付近を
超音波洗滌できる超音波洗滌トレー(洗滌器)62を設
けたものである。
【0071】本実施の形態の超音波洗滌トレー62には
手術用器具61を置くための傾斜面状の手術用器具載置
台63が設けられている。この手術用器具載置台63に
は傾斜面63aの底部に洗滌液の入った洗滌槽64が設
けられている。さらに、洗滌槽64の底部には超音波振
動子65が配設されている。
手術用器具61を置くための傾斜面状の手術用器具載置
台63が設けられている。この手術用器具載置台63に
は傾斜面63aの底部に洗滌液の入った洗滌槽64が設
けられている。さらに、洗滌槽64の底部には超音波振
動子65が配設されている。
【0072】そこで、上記構成の本実施の形態でも手術
用器具61を、手術に使用しながらあい間をみてこの手
術用器具61の先端付近を洗滌槽64の洗滌液中に浸漬
させることにより、この手術用器具61の先端付近を超
音波洗滌できる。そのため、術中に手術用器具61の先
端付近の汚れ、こげつきを常時、超音波振動によりとる
ことができるので、従来の手術のように、使用した鉗子
類が血等で汚れたり、生体組織がこげついたりした場合
に、単なるトレーが使われ、常時ナース等がブラシやガ
ーゼでクリーニングしながら使用する場合に比べて手術
用器具61の先端付近を洗滌する作業を容易に行うこと
ができる。
用器具61を、手術に使用しながらあい間をみてこの手
術用器具61の先端付近を洗滌槽64の洗滌液中に浸漬
させることにより、この手術用器具61の先端付近を超
音波洗滌できる。そのため、術中に手術用器具61の先
端付近の汚れ、こげつきを常時、超音波振動によりとる
ことができるので、従来の手術のように、使用した鉗子
類が血等で汚れたり、生体組織がこげついたりした場合
に、単なるトレーが使われ、常時ナース等がブラシやガ
ーゼでクリーニングしながら使用する場合に比べて手術
用器具61の先端付近を洗滌する作業を容易に行うこと
ができる。
【0073】さらに、本実施の形態の超音波洗滌トレー
62では手術用器具61の先端付近の形状の識別が容易
であり、又有効長の異なる器具61も先端を超音波洗滌
トレー62の洗滌液中に浸す位置に置くだけで術中、常
時超音波洗滌される。
62では手術用器具61の先端付近の形状の識別が容易
であり、又有効長の異なる器具61も先端を超音波洗滌
トレー62の洗滌液中に浸す位置に置くだけで術中、常
時超音波洗滌される。
【0074】また、図11は本発明の第5の実施の形態
を示すものである。本実施の形態は縦置き型の2連式洗
滌槽本体71を設け、この2連式洗滌槽本体71内に内
視鏡洗滌槽72と、処置具類洗滌槽73とを設けたもの
である。さらに、2連式洗滌槽本体71内には内視鏡洗
滌槽72と、処置具類洗滌槽73との間の仕切り壁74
内に複数の超音波振動子75が配設されている。
を示すものである。本実施の形態は縦置き型の2連式洗
滌槽本体71を設け、この2連式洗滌槽本体71内に内
視鏡洗滌槽72と、処置具類洗滌槽73とを設けたもの
である。さらに、2連式洗滌槽本体71内には内視鏡洗
滌槽72と、処置具類洗滌槽73との間の仕切り壁74
内に複数の超音波振動子75が配設されている。
【0075】そして、2連式洗滌槽本体71の使用時に
は常時、超音波振動子75が駆動される。そのため、内
視鏡洗滌槽72内に使用済みの内視鏡、処置具類洗滌槽
73内には使用済みの処置具類をそれぞれ挿入すること
により、軟性内視鏡および処置具のそれぞれに適した超
音波洗滌が可能で、これらを同時に洗滌消毒できる。
は常時、超音波振動子75が駆動される。そのため、内
視鏡洗滌槽72内に使用済みの内視鏡、処置具類洗滌槽
73内には使用済みの処置具類をそれぞれ挿入すること
により、軟性内視鏡および処置具のそれぞれに適した超
音波洗滌が可能で、これらを同時に洗滌消毒できる。
【0076】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、従来、軟性内視鏡と処置具とで
は超音波洗滌に対する耐性が異なるため、同一の装置で
内視鏡と処置具とを同時に超音波洗滌の処理をする事が
できなかったが、本実施の形態では、超音波洗滌に対す
る耐性の異なる軟性内視鏡と処置具とを、同一の2連式
洗滌槽本体71で同時に超音波洗滌できる。さらに、縦
置き型の2連式洗滌槽本体71を設けたので、装置全体
がスリム化できる効果がある。
果を奏する。すなわち、従来、軟性内視鏡と処置具とで
は超音波洗滌に対する耐性が異なるため、同一の装置で
内視鏡と処置具とを同時に超音波洗滌の処理をする事が
できなかったが、本実施の形態では、超音波洗滌に対す
る耐性の異なる軟性内視鏡と処置具とを、同一の2連式
洗滌槽本体71で同時に超音波洗滌できる。さらに、縦
置き型の2連式洗滌槽本体71を設けたので、装置全体
がスリム化できる効果がある。
【0077】また、図12(A)は第5の実施の形態
(図11参照)の縦置き型の2連式洗滌槽本体71の第
1の変形例を示すものである。本変形例では縦置き型の
2連式洗滌槽本体71における内視鏡洗滌槽72と、処
置具類洗滌槽73との間の間の仕切り壁74内に2つの
超音波振動子76、77を配設し、これらの超音波振動
子76、77間に超音波を上記内視鏡洗滌槽72と、処
置具類洗滌槽73のどちらか一方、または両方のへ作用
させる振動子作動切替え部(スイッチ部)78を配設し
たものである。
(図11参照)の縦置き型の2連式洗滌槽本体71の第
1の変形例を示すものである。本変形例では縦置き型の
2連式洗滌槽本体71における内視鏡洗滌槽72と、処
置具類洗滌槽73との間の間の仕切り壁74内に2つの
超音波振動子76、77を配設し、これらの超音波振動
子76、77間に超音波を上記内視鏡洗滌槽72と、処
置具類洗滌槽73のどちらか一方、または両方のへ作用
させる振動子作動切替え部(スイッチ部)78を配設し
たものである。
【0078】そして、本変形例の2連式洗滌槽本体71
の使用時には振動子作動切替え部78によって2つの超
音波振動子76、77のうちのいずれか一方、或いは両
方がそれぞれ駆動される。
の使用時には振動子作動切替え部78によって2つの超
音波振動子76、77のうちのいずれか一方、或いは両
方がそれぞれ駆動される。
【0079】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本変形例では振動子作動切替え
部78によって超音波を上記内視鏡洗滌槽72と、処置
具類洗滌槽73のどちらか一方、または両方へ作用させ
る切り換え機能を設けたので、内視鏡と処置具のそれぞ
れに適した超音波の強さに調節する機能を有する。さら
に、2つの超音波振動子76、77間に振動子作動切替
え部78を配置したので、省スペース、かつ効率的であ
る。
果を奏する。すなわち、本変形例では振動子作動切替え
部78によって超音波を上記内視鏡洗滌槽72と、処置
具類洗滌槽73のどちらか一方、または両方へ作用させ
る切り換え機能を設けたので、内視鏡と処置具のそれぞ
れに適した超音波の強さに調節する機能を有する。さら
に、2つの超音波振動子76、77間に振動子作動切替
え部78を配置したので、省スペース、かつ効率的であ
る。
【0080】また、図12(B)は第5の実施の形態
(図11参照)の縦置き型の2連式洗滌槽本体71の第
2の変形例を示すものである。本変形例では縦置き型の
2連式洗滌槽本体71における第1の変形例(図12
(A)参照)の振動子作動切替え部78の両側にそれぞ
れ複数の超音波振動子76、77を並設し、振動子作動
切替え部78によって駆動される超音波振動子76、7
7の数や、配置状態が任意に変えられる構成にしたもの
である。
(図11参照)の縦置き型の2連式洗滌槽本体71の第
2の変形例を示すものである。本変形例では縦置き型の
2連式洗滌槽本体71における第1の変形例(図12
(A)参照)の振動子作動切替え部78の両側にそれぞ
れ複数の超音波振動子76、77を並設し、振動子作動
切替え部78によって駆動される超音波振動子76、7
7の数や、配置状態が任意に変えられる構成にしたもの
である。
【0081】そして、本変形例の2連式洗滌槽本体71
の使用時には内視鏡洗滌槽72および処置具類洗滌槽7
3内に挿入される器具の超音波耐性に合わせて内視鏡洗
滌槽72および処置具類洗滌槽73に接触する各超音波
振動子76、77のオン、オフを制御することにより、
実際に駆動される超音波振動子76、77の数や、配置
状態を任意に変えることができる。
の使用時には内視鏡洗滌槽72および処置具類洗滌槽7
3内に挿入される器具の超音波耐性に合わせて内視鏡洗
滌槽72および処置具類洗滌槽73に接触する各超音波
振動子76、77のオン、オフを制御することにより、
実際に駆動される超音波振動子76、77の数や、配置
状態を任意に変えることができる。
【0082】そこで、上記構成のものにあっては内視鏡
洗滌槽72および処置具類洗滌槽73内に挿入される器
具の超音波耐性に合わせて内視鏡洗滌槽72および処置
具類洗滌槽73に接触する各超音波振動子76、77の
動作状態を好適な状態に調整することができるので、内
視鏡洗滌槽72および処置具類洗滌槽73内に挿入され
る器具の耐久性を高めることができる。
洗滌槽72および処置具類洗滌槽73内に挿入される器
具の超音波耐性に合わせて内視鏡洗滌槽72および処置
具類洗滌槽73に接触する各超音波振動子76、77の
動作状態を好適な状態に調整することができるので、内
視鏡洗滌槽72および処置具類洗滌槽73内に挿入され
る器具の耐久性を高めることができる。
【0083】また、図13は本発明の第6の実施の形態
を示すものである。本実施の形態は第5の実施の形態
(図11参照)の医療器具用洗滌消毒装置の構成を次の
通り変更したものである。
を示すものである。本実施の形態は第5の実施の形態
(図11参照)の医療器具用洗滌消毒装置の構成を次の
通り変更したものである。
【0084】すなわち、本実施の形態では2連式洗滌槽
本体71における内視鏡洗滌槽72と、処置具類洗滌槽
73との間の仕切り壁74内に回転軸81を中心に回転
可能な超音波振動子82を設けたものである。
本体71における内視鏡洗滌槽72と、処置具類洗滌槽
73との間の仕切り壁74内に回転軸81を中心に回転
可能な超音波振動子82を設けたものである。
【0085】そして、本実施の形態では1つの振動子8
2に回転軸81がついていて、振動子82が回転する事
で反対側の内視鏡洗滌槽72と、処置具類洗滌槽73の
うちのいずれか一方の壁面に振動子82が接触する。そ
のため、本実施の形態では2連式洗滌槽本体71内で使
用する振動子82の数が少なくてすむ。
2に回転軸81がついていて、振動子82が回転する事
で反対側の内視鏡洗滌槽72と、処置具類洗滌槽73の
うちのいずれか一方の壁面に振動子82が接触する。そ
のため、本実施の形態では2連式洗滌槽本体71内で使
用する振動子82の数が少なくてすむ。
【0086】また、図14は本発明の第7の実施の形態
を示すものである。本実施の形態はノズル91からのノ
ズル噴射により内視鏡用処置具類、手術用器具等の被洗
滌物92の洗滌消毒を行う構成の医療器具用洗滌消毒装
置を設けたものである。ここで、本実施の形態の医療器
具用洗滌消毒装置では洗滌消毒槽93内のノズル91と
洗滌消毒槽93の底面93aとの間に被洗滌物92が配
置されている。さらに、洗滌消毒槽93の底面93aの
両側には被洗滌物92に向けて傾斜させた反射面94が
配置されている。なお、 (1)洗滌消毒槽93内の被洗滌物92とノズル91の
配置状態 (2)ノズル91からの洗滌/消毒液の出射角度 (3)洗滌消毒槽93の底面93aの両側の反射面94
の傾斜角度 は図14に示す関係に設定されている。
を示すものである。本実施の形態はノズル91からのノ
ズル噴射により内視鏡用処置具類、手術用器具等の被洗
滌物92の洗滌消毒を行う構成の医療器具用洗滌消毒装
置を設けたものである。ここで、本実施の形態の医療器
具用洗滌消毒装置では洗滌消毒槽93内のノズル91と
洗滌消毒槽93の底面93aとの間に被洗滌物92が配
置されている。さらに、洗滌消毒槽93の底面93aの
両側には被洗滌物92に向けて傾斜させた反射面94が
配置されている。なお、 (1)洗滌消毒槽93内の被洗滌物92とノズル91の
配置状態 (2)ノズル91からの洗滌/消毒液の出射角度 (3)洗滌消毒槽93の底面93aの両側の反射面94
の傾斜角度 は図14に示す関係に設定されている。
【0087】そして、本実施の形態では送液ノズル91
から被洗滌物92への流体の流れは図14中に矢印で示
す通りとなる。すなわち、送液ノズル91から噴射され
る流体の大部分は被洗滌物92へ向かって流れる。そし
て、被洗滌物92の両側を抜ける流体の流れは洗滌消毒
槽93の底面93aの両側の反射面94で被洗滌物92
へ向かって反射される。
から被洗滌物92への流体の流れは図14中に矢印で示
す通りとなる。すなわち、送液ノズル91から噴射され
る流体の大部分は被洗滌物92へ向かって流れる。そし
て、被洗滌物92の両側を抜ける流体の流れは洗滌消毒
槽93の底面93aの両側の反射面94で被洗滌物92
へ向かって反射される。
【0088】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、ノズル噴射により被洗滌物92
の洗滌消毒を行う際に、送液ノズル91から被洗滌物9
2に向けて噴射される流体の噴射に加えて洗滌消毒槽9
3の底面93aの両側の反射面94で被洗滌物92へ向
かって反射される噴射流体を被洗滌物92に噴射させる
ことができる。そのため、送液ノズル91から被洗滌物
92に向けて噴射される流体の噴射方向とは反対側から
も被洗滌物92へ向かって噴射流体を吹き付けることが
できるので、本実施の形態の医療器具用洗滌消毒装置で
はノズル91から噴射された洗滌/消毒液に被洗滌物9
2が直接あたらない部分がなく、より効果的な洗滌また
は消毒を行なうことができる。
果を奏する。すなわち、ノズル噴射により被洗滌物92
の洗滌消毒を行う際に、送液ノズル91から被洗滌物9
2に向けて噴射される流体の噴射に加えて洗滌消毒槽9
3の底面93aの両側の反射面94で被洗滌物92へ向
かって反射される噴射流体を被洗滌物92に噴射させる
ことができる。そのため、送液ノズル91から被洗滌物
92に向けて噴射される流体の噴射方向とは反対側から
も被洗滌物92へ向かって噴射流体を吹き付けることが
できるので、本実施の形態の医療器具用洗滌消毒装置で
はノズル91から噴射された洗滌/消毒液に被洗滌物9
2が直接あたらない部分がなく、より効果的な洗滌また
は消毒を行なうことができる。
【0089】さらに、本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形実施できることは勿論である。次に、本出願の他
の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。 記 (付記項1) 細長の内視鏡用処置具類を1本ずつ収納
可能な複数の細長状収納槽を備え、内視鏡用処置具類を
各槽毎に独立して運転し、洗滌または消毒工程ができる
第1モードと複数の槽を同時に運転し、洗滌または消毒
工程ができる第2モードとを備え、両者の切替えを可能
にしたことを特徴とする洗滌・消毒装置。
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形実施できることは勿論である。次に、本出願の他
の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。 記 (付記項1) 細長の内視鏡用処置具類を1本ずつ収納
可能な複数の細長状収納槽を備え、内視鏡用処置具類を
各槽毎に独立して運転し、洗滌または消毒工程ができる
第1モードと複数の槽を同時に運転し、洗滌または消毒
工程ができる第2モードとを備え、両者の切替えを可能
にしたことを特徴とする洗滌・消毒装置。
【0090】(付記項2) 上記複数の細長状収納槽を
横に1列乃至は2列に配置し、縦置き薄型にしたことを
特徴とする付記項1記載の洗滌・消毒装置。
横に1列乃至は2列に配置し、縦置き薄型にしたことを
特徴とする付記項1記載の洗滌・消毒装置。
【0091】(付記項3) 上記モードの切替えは、洗
滌・消毒装置に処置具類のある無しを判別する手段を設
け、判別手段からの信号に従って自動的に処置具類のあ
る槽を選定する自動判別モードと運転する槽を手動で選
ぶ手動選定モードの両方により行うことができることを
特徴とする付記項1乃至2記載の洗滌・消毒装置。
滌・消毒装置に処置具類のある無しを判別する手段を設
け、判別手段からの信号に従って自動的に処置具類のあ
る槽を選定する自動判別モードと運転する槽を手動で選
ぶ手動選定モードの両方により行うことができることを
特徴とする付記項1乃至2記載の洗滌・消毒装置。
【0092】(付記項4) 上記判別手段は、収納槽の
口元付近にある処置具類の操作部下部を一時的に固定す
る固定部に連結したセンサー(固定部の位置の変化や固
定部の接触状態を感知するもの)を用いたことを特徴と
する付記項3記載の洗滌・消毒装置。
口元付近にある処置具類の操作部下部を一時的に固定す
る固定部に連結したセンサー(固定部の位置の変化や固
定部の接触状態を感知するもの)を用いたことを特徴と
する付記項3記載の洗滌・消毒装置。
【0093】(付記項5) 細長の内視鏡用処置具類を
1本ずつ収納可能な細長状収納槽を備えた洗滌・消毒装
置において、処置具類のハンドル、送液口等を備えた操
作部下部を一時的に固定する固定部を有し、操作部を固
定部に仮固定した状態で洗滌または消毒工程中に操作部
を操作可能にしたことを特徴とする洗滌・消毒装置。
1本ずつ収納可能な細長状収納槽を備えた洗滌・消毒装
置において、処置具類のハンドル、送液口等を備えた操
作部下部を一時的に固定する固定部を有し、操作部を固
定部に仮固定した状態で洗滌または消毒工程中に操作部
を操作可能にしたことを特徴とする洗滌・消毒装置。
【0094】(付記項6) 処置具類をほぼ直線状に収
納できる縦置き型の収納槽を備えたことを特徴とする付
記項5記載の洗滌・消毒装置。
納できる縦置き型の収納槽を備えたことを特徴とする付
記項5記載の洗滌・消毒装置。
【0095】(付記項7) 上記細長状収納槽を複数設
け、横に1列乃至は2列に配置し、縦置き薄型にしたこ
とを特徴とする付記項5記載の洗滌・消毒装置。
け、横に1列乃至は2列に配置し、縦置き薄型にしたこ
とを特徴とする付記項5記載の洗滌・消毒装置。
【0096】(付記項8) 手術用器具や内視鏡用処置
具類のハンドル等の操作部を浸漬することなく先端付近
のみを超音波洗滌可能な洗滌槽を備えたことを特徴とす
る洗滌装置。
具類のハンドル等の操作部を浸漬することなく先端付近
のみを超音波洗滌可能な洗滌槽を備えたことを特徴とす
る洗滌装置。
【0097】(付記項9) 上記洗滌槽は縦置き型であ
ることを特徴とする付記項8記載の洗滌装置。
ることを特徴とする付記項8記載の洗滌装置。
【0098】(付記項10) 上記洗滌槽は複数の器具
を同時に洗滌可能な形状をしていることを特徴とする付
記項8乃至9記載の洗滌装置。
を同時に洗滌可能な形状をしていることを特徴とする付
記項8乃至9記載の洗滌装置。
【0099】(付記項11) 内視鏡を洗滌する収納槽
と内視鏡用処置具類を洗滌する収納槽の間に両方の収納
槽内に超音波振動を作動可能な複数の超音波振動子を設
け、作動可能な振動子を任意に切替え可能にし、2つの
収納槽内の超音波の強度等の性質を任意に変更可能にし
たことを特徴とする洗滌装置。
と内視鏡用処置具類を洗滌する収納槽の間に両方の収納
槽内に超音波振動を作動可能な複数の超音波振動子を設
け、作動可能な振動子を任意に切替え可能にし、2つの
収納槽内の超音波の強度等の性質を任意に変更可能にし
たことを特徴とする洗滌装置。
【0100】(付記項12) 2つの収納槽を縦置き薄
型にしたことを特徴とする付記項11の洗滌装置。
型にしたことを特徴とする付記項11の洗滌装置。
【0101】(付記項1、2の従来技術) この発明は
主に細長の内視鏡用処置具類の洗滌・消毒装置に関する
発明です。実公昭58−50897は、ハンドピース等
の医療器具を収納し、超音波洗滌と消毒ができる装置で
ある。
主に細長の内視鏡用処置具類の洗滌・消毒装置に関する
発明です。実公昭58−50897は、ハンドピース等
の医療器具を収納し、超音波洗滌と消毒ができる装置で
ある。
【0102】(付記項1、2が解決しようとする課題)
これは、1ヶのみの収納しかできず、内視鏡検査・処
置のように、1症例中に複数の処置具類を使うものに対
して、検査後すぐに収納するためには同様の装置を複数
そろえる必要があり、設置場所が多くいる。複数そろえ
るのは金銭的に高価となりきびしいという不具合があ
る。
これは、1ヶのみの収納しかできず、内視鏡検査・処
置のように、1症例中に複数の処置具類を使うものに対
して、検査後すぐに収納するためには同様の装置を複数
そろえる必要があり、設置場所が多くいる。複数そろえ
るのは金銭的に高価となりきびしいという不具合があ
る。
【0103】従来は、処置具類を使い終ったところで、
検査室の流し台の流し場のおけに溜めた水の中にどんど
ん入れていき、複数本を検査終了後にまとめて洗ってい
た。このため、細長い処置具類がからみ合って座屈させ
たり損傷させることが良くあった。又、検査後まで洗滌
・消毒できないので、相当数の処置具類をそろえておく
必要があり、コスト的にきびしくなるという不具合を有
していた。
検査室の流し台の流し場のおけに溜めた水の中にどんど
ん入れていき、複数本を検査終了後にまとめて洗ってい
た。このため、細長い処置具類がからみ合って座屈させ
たり損傷させることが良くあった。又、検査後まで洗滌
・消毒できないので、相当数の処置具類をそろえておく
必要があり、コスト的にきびしくなるという不具合を有
していた。
【0104】(付記項1、2の効果) 洗滌・消毒液の
ムダをなくしたり、タイムリーに運転できるので、検査
前に準備しておく処置具類の数を少なくでき、効率的で
あるという効果がある。
ムダをなくしたり、タイムリーに運転できるので、検査
前に準備しておく処置具類の数を少なくでき、効率的で
あるという効果がある。
【0105】
【発明の効果】請求項1の発明によれば医療器具の洗滌
消毒装置本体内にそれぞれ独立に区分され、医療器具を
それぞれ個別に収納可能な複数の個別洗滌消毒槽を設け
るとともに、各個別洗滌消毒槽毎にそれぞれ独立に運転
して洗滌または消毒工程ができる第1運転モードと、複
数の個別洗滌消毒槽を同時に運転して洗滌または消毒工
程ができる第2運転モードとを選択的に切換える切換え
手段を設けたので、設置スペースを小さくすることがで
き、洗滌消毒作業中の処置具類の損傷を防止することが
できるとともに、1症例の検査中に使用済みの処置具類
を再び使用することができ、コスト的にも有利となる。
消毒装置本体内にそれぞれ独立に区分され、医療器具を
それぞれ個別に収納可能な複数の個別洗滌消毒槽を設け
るとともに、各個別洗滌消毒槽毎にそれぞれ独立に運転
して洗滌または消毒工程ができる第1運転モードと、複
数の個別洗滌消毒槽を同時に運転して洗滌または消毒工
程ができる第2運転モードとを選択的に切換える切換え
手段を設けたので、設置スペースを小さくすることがで
き、洗滌消毒作業中の処置具類の損傷を防止することが
できるとともに、1症例の検査中に使用済みの処置具類
を再び使用することができ、コスト的にも有利となる。
【0106】請求項2の発明によれば洗滌消毒装置本体
は縦置き薄型に形成し、洗滌消毒装置本体内に複数の上
記個別洗滌消毒槽を横に1列乃至2列に配置したので、
洗滌消毒装置本体の設置スペースを小さくし、各個別洗
滌消毒槽に細長の医療器具をそれぞれ個別に収納するこ
とにより、洗滌消毒作業中の処置具類の損傷を防止する
とともに、1症例の検査中に使用済みの処置具類を再び
使用することができる。
は縦置き薄型に形成し、洗滌消毒装置本体内に複数の上
記個別洗滌消毒槽を横に1列乃至2列に配置したので、
洗滌消毒装置本体の設置スペースを小さくし、各個別洗
滌消毒槽に細長の医療器具をそれぞれ個別に収納するこ
とにより、洗滌消毒作業中の処置具類の損傷を防止する
とともに、1症例の検査中に使用済みの処置具類を再び
使用することができる。
【0107】請求項3の発明によれば個別洗滌消毒槽に
医療器具を一時的に仮固定する固定部を設け、細長の内
視鏡用処置具類が個別洗滌消毒槽内に収納された際に、
ハンドル、送液口等を備えた処置具類の操作部を固定部
に一時的に仮固定した状態で、処置具類の洗滌または消
毒工程中に操作部のハンドル、送液口等を操作可能にし
たので、医療器具の洗滌消毒作業を一層行い易くするこ
とができる。
医療器具を一時的に仮固定する固定部を設け、細長の内
視鏡用処置具類が個別洗滌消毒槽内に収納された際に、
ハンドル、送液口等を備えた処置具類の操作部を固定部
に一時的に仮固定した状態で、処置具類の洗滌または消
毒工程中に操作部のハンドル、送液口等を操作可能にし
たので、医療器具の洗滌消毒作業を一層行い易くするこ
とができる。
【図1】 本発明の第1の実施の形態の医療器具用洗滌
消毒装置全体の概略構成を示す斜視図。
消毒装置全体の概略構成を示す斜視図。
【図2】 第1の実施の形態の医療器具用洗滌消毒装置
のシステム全体の概略構成図。
のシステム全体の概略構成図。
【図3】 第1の実施の形態の医療器具用洗滌消毒装置
における個別洗滌消毒槽内に収納された鉗子の挿入部の
洗滌状態を示す要部の縦断面図。
における個別洗滌消毒槽内に収納された鉗子の挿入部の
洗滌状態を示す要部の縦断面図。
【図4】 第1の実施の形態の医療器具用洗滌消毒装置
における個別洗滌消毒槽内に収納された鉗子全体の洗滌
状態を示す要部の縦断面図。
における個別洗滌消毒槽内に収納された鉗子全体の洗滌
状態を示す要部の縦断面図。
【図5】 第1の実施の形態の医療器具用洗滌消毒装置
におけるスイッチと各弁の動作状態を説明するための説
明図。
におけるスイッチと各弁の動作状態を説明するための説
明図。
【図6】 第1の実施の形態の医療器具用洗滌消毒装置
の変形例を示す要部の縦断面図。
の変形例を示す要部の縦断面図。
【図7】 本発明の第2の実施の形態の医療器具用洗滌
消毒装置を示す要部の斜視図。
消毒装置を示す要部の斜視図。
【図8】 本発明の第3の実施の形態の医療器具用洗滌
消毒装置を示す要部の斜視図。
消毒装置を示す要部の斜視図。
【図9】 本発明の第4の実施の形態の医療器具用洗滌
消毒装置を示す斜視図。
消毒装置を示す斜視図。
【図10】 第4の実施の形態の医療器具用洗滌消毒装
置の側面図。
置の側面図。
【図11】 本発明の第5の実施の形態の医療器具用洗
滌消毒装置を示す要部の縦断面図。
滌消毒装置を示す要部の縦断面図。
【図12】 (A)は第5の実施の形態の医療器具用洗
滌消毒装置の第1の変形例を示す要部の縦断面図、
(B)は第5の実施の形態の医療器具用洗滌消毒装置の
第2の変形例を示す要部の縦断面図。
滌消毒装置の第1の変形例を示す要部の縦断面図、
(B)は第5の実施の形態の医療器具用洗滌消毒装置の
第2の変形例を示す要部の縦断面図。
【図13】 本発明の第6の実施の形態の医療器具用洗
滌消毒装置を示す要部の縦断面図。
滌消毒装置を示す要部の縦断面図。
【図14】 本発明の第7の実施の形態の医療器具用洗
滌消毒装置を示す要部の縦断面図。
滌消毒装置を示す要部の縦断面図。
1 洗滌消毒装置本体 2 処置具類収納槽(個別洗滌消毒槽) 4 生検鉗子(医療器具) 26 切換え手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 和孝 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 金子 昌史 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 志賀 明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 菊地 康彦 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 安久井 伸章 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 永井 由紀 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 黒島 尚士 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 森下 耕治 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大明 義直 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 3B201 AA46 AB42 BB02 BB03 BB23 BB33 BB62 BB85 BB91 CC01 CC12 CD42 CD43 4C058 AA15 BB07 CC06 DD11 DD13 EE30 4C061 GG05 GG10
Claims (3)
- 【請求項1】 医療器具の洗滌消毒槽内に収納された医
療器具を洗滌、消毒する医療器具用洗滌消毒装置におい
て、 上記医療器具の洗滌消毒装置本体内にそれぞれ独立に区
分され、医療器具をそれぞれ個別に収納可能な複数の個
別洗滌消毒槽を設けるとともに、 上記各個別洗滌消毒槽毎にそれぞれ独立に運転して洗滌
または消毒工程ができる第1運転モードと、 複数の上記個別洗滌消毒槽を同時に運転して洗滌または
消毒工程ができる第2運転モードとを設け、 上記第1運転モードと第2運転モードとを選択的に切換
える切換え手段を設けたことを特徴とする医療器具用洗
滌消毒装置。 - 【請求項2】 上記洗滌消毒装置本体は縦置き薄型に形
成し、 上記洗滌消毒装置本体内に複数の上記個別洗滌消毒槽を
横に1列乃至2列に配置したことを特徴とする請求項1
に記載の医療器具用洗滌消毒装置。 - 【請求項3】 上記個別洗滌消毒槽は上記医療器具を一
時的に仮固定する固定部を有し、 細長の内視鏡用処置具類によって形成される上記医療器
具が上記個別洗滌消毒槽内に収納された際に、ハンド
ル、送液口等を備えた上記処置具類の操作部を上記固定
部に一時的に仮固定した状態で、上記処置具類の洗滌ま
たは消毒工程中に上記操作部のハンドル、送液口等を操
作可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の医療器
具用洗滌消毒装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11024931A JP2000217781A (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | 医療器具用洗滌消毒装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11024931A JP2000217781A (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | 医療器具用洗滌消毒装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000217781A true JP2000217781A (ja) | 2000-08-08 |
Family
ID=12151846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11024931A Withdrawn JP2000217781A (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | 医療器具用洗滌消毒装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000217781A (ja) |
Cited By (44)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN105214980A (zh) * | 2014-05-30 | 2016-01-06 | 重庆润泽医药有限公司 | 智能医用电凝镊擦拭底座 |
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