JP2000217077A - ビデオサ―バ装置 - Google Patents

ビデオサ―バ装置

Info

Publication number
JP2000217077A
JP2000217077A JP11015382A JP1538299A JP2000217077A JP 2000217077 A JP2000217077 A JP 2000217077A JP 11015382 A JP11015382 A JP 11015382A JP 1538299 A JP1538299 A JP 1538299A JP 2000217077 A JP2000217077 A JP 2000217077A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
data
input
output
management means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11015382A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3614695B2 (ja
Inventor
Monta Nakatsuka
紋太 中塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP01538299A priority Critical patent/JP3614695B2/ja
Publication of JP2000217077A publication Critical patent/JP2000217077A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3614695B2 publication Critical patent/JP3614695B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動画像などの時間連続性を有する情報を圧縮
符号化して蓄積媒体に蓄積しておき、利用者の要求に従
い、蓄積映像を再生・提供するビデオサーバ装置におい
て、映像の時間連続性を保証する。 【解決手段】データ管理手段106は要求受信部102
の指示に従ってHDD104に対して圧縮符号化データ
の主記憶装置103の使用領域103aへの読み出しま
たは使用領域103aからの書き込みを行う。入出力管
理手段107は入出力部105を介して圧縮符号化デー
タを使用領域103aに入出力する。主記憶装置103
における使用領域103aの有効領域を可変する領域管
理手段108を付加し、使用領域103aの状態に応じ
てその有効領域を可変することにより、圧縮符号化デー
タの時間連続性を保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時間連続性を有す
る圧縮符号化データをネットワークを介して配送するビ
デオ・オン・デマンド(VOD)システムや、ビデオ・
ライブラリ・システムなどに用いられるビデオサーバ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、動画像や音声などの時間連続性を
有する情報を圧縮符号化して蓄積するビデオサーバ装置
と、そのビデオサーバ装置よりネットワークを介して受
信した圧縮符号化データを伸長復号化して動画像や音声
を再生する端末装置からなるVODシステムが開発され
ており、さまざまな分野で利用され始めている。
【0003】従来のビデオサーバ装置は、図3に示すよ
うに、圧縮符号化データを蓄積するハードディスク装置
(HDD)104と、蓄積された圧縮符号化データを読
み書きするデータ管理手段306と、圧縮符号化データ
を一旦保持しておく使用領域(ワーキングエリア)30
3aを備えた主記憶装置303と、外部インタフェース
と接続している入出力部105と、入出力部105に対
して圧縮符号化データの入出力を行う入出力管理手段3
07と、ビデオサーバ装置の入出力を制御するためのサ
ーバ制御手段101と、利用者からの要求を受け付ける
要求受信部302を備えている。
【0004】利用者からの入力要求があった場合の動作
は次のとおりである。要求受信部302はサーバ制御手
段101から利用者の入力要求を受け付けると、入出力
管理手段307に対して入出力部105より入力した圧
縮符号化データを主記憶装置303における使用領域3
03aに書き込むように指示を与えるとともに、データ
管理手段306に対して使用領域303aの圧縮符号化
データをHDD104に書き込むように指示を与える。
入出力管理手段307は入出力部105より入力される
圧縮符号化データを主記憶装置303における使用領域
303aに対して転送する。データ管理手段306は主
記憶装置303の使用領域303aに圧縮符号化データ
が保持されるようになったことを確認すると、その圧縮
符号化データをHDD104に転送して書き込む。
【0005】時間連続性を有するデータを扱う場合、入
出力部105からは一定レートで圧縮符号化データが入
ってくるため、入出力管理手段307は主記憶装置30
3における使用領域303aに次々と保持させる。デー
タ管理手段306が使用領域303aの圧縮符号化デー
タをHDD104に書き込む速度は入出力部105から
入ってくる速度よりも速いため、主記憶装置303の使
用領域303aにおいては、保持した圧縮符号化データ
の量が少ない状態が続く傾向がある。
【0006】また、利用者からの出力要求があった場合
の動作は次のとおりである。要求受信部302はサーバ
制御手段101から利用者の出力要求を受け付けると、
データ管理手段306に対してHDD104に蓄積され
ている圧縮符号化データの読み出しの指示を与えるとと
もに、入出力管理手段307に対して主記憶装置303
における使用領域303aから圧縮符号化データを読み
出すように指示を与える。データ管理手段306はHD
D104から読み出した圧縮符号化データを主記憶装置
303における使用領域303aに保持させ、入出力管
理手段307は主記憶装置303の使用領域303aに
圧縮符号化データが満たされたことを条件にして、その
使用領域303aが保持している圧縮符号化データの入
出力部105を介しての転送を開始し、入出力部105
より出力させる。
【0007】サーバ制御手段101から利用者の出力要
求を受け付けた場合、最初は、主記憶装置303におけ
る使用領域303aには圧縮符号化データが保持されて
いない状態であり、データ管理手段306がHDD10
4から読み出した圧縮符号化データが使用領域303a
に転送されて次第に蓄積され、やがて満たされる。入出
力管理手段307は主記憶装置303における使用領域
303aが圧縮符号化データで全て満たされたことを確
認すると、入出力部105への転送を開始する。
【0008】時間連続性を有するデータを扱う場合、入
出力部105への転送は一定レートで行われ、また通
常、HDD104からの読み出し速度は使用領域303
aから入出力部105への転送速度よりも速いため、主
記憶装置303における使用領域303aが一旦圧縮符
号化データで満たされると、その後は通常は使用領域3
03aは常に圧縮符号化データで満たされた状態を保つ
ことになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、HDDへの読
み書き速度が常に一定である保証はなく、実際に長時間
使用していると、稀ではあるが、読み書きに2秒以上要
するようなHDD応答遅延が発生する場合がある。これ
は、HDDの動作温度変動や経年変化によって起こるも
のであり、連続動作を保証しなければならないビデオサ
ーバ装置にとってはクリアしなければならない課題であ
る。
【0010】圧縮符号化データの出力中にHDD応答遅
延が発生したとすると、主記憶装置303における使用
領域303aに対してのHDD104からのデータ転送
が中断されることになるが、入出力管理手段307はそ
の中断中においてもどんどん圧縮符号化データを使用領
域303aから転送し続けるため、いずれ使用領域30
3aは空の状態になり、使用領域303aから入出力部
105へ転送されるべきデータが途切れるので、出力中
であるデータの時間連続性は失われてしまうことにな
る。
【0011】このような障害が発生した場合でも時間連
続性を保証するようにするために、従来のビデオサーバ
装置では主記憶装置303における使用領域303aを
予め充分に大きく取っておくようにしている。この場
合、平常時に使用領域303aに保持されているデータ
の量は充分に多く、したがって、突然にHDD応答遅延
が発生したとしても、使用領域303aがバッファの役
目をしており、貯められているデータがなくなるまでの
時間が充分に長いものとなっているから、事実上、使用
領域303aからデータがなくなってしまうことは回避
され、時間連続性を保つことができる。
【0012】ただし、この方法では、主記憶装置におけ
る使用領域を大きく取れば取るほど、出力開始の前提条
件としての使用領域をデータで満たすということに要す
る時間が余分に長くなり、実際に圧縮符号化データが出
力されるまでの間に長い時間がかかってしまうという欠
点を有していた。
【0013】また、主記憶装置における使用領域は有限
であり、いくら使用領域を大きく確保していたとして
も、HDD応答遅延がそれを上回る規模で発生した場合
は、やはり時間連続性を保証することはできない。
【0014】また、圧縮符号化データの入力中にHDD
応答遅延が発生したとすると、主記憶装置303におけ
る使用領域303aが圧迫され、使用領域303aが満
たされてしまうと、入出力管理手段307は入出力部1
05からの圧縮符号化データを使用領域303aに転送
できない状態になってしまう。
【0015】本発明は、HDDなどの蓄積手段に応答遅
延が発生した場合であっても、圧縮符号化データとして
時間連続性を失うことのない状態での入出力を可能とす
るビデオサーバ装置を提供することを目的としてなされ
たものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明にかかわるビデオ
サーバ装置は、主記憶装置または転送デバイス内の記憶
手段における使用領域の状態に応じてこの使用領域のサ
イズを可変するように構成してある。蓄積媒体に応答遅
延が発生し主記憶装置における使用領域が空(データゼ
ロ)の状態となって入出力部への圧縮符号化データの転
送ができなくなる可能性があるが、これに対処するため
に、蓄積媒体から転送した圧縮符号化データを一時的に
保持する記憶の使用領域の有効領域を拡張して余裕をも
たせておくことにより、使用領域に保持するデータ量を
充分なものとして応答遅延が発生しても使用領域が空
(データゼロ)となる事態を未然に回避するようにし、
もって蓄積媒体から記憶の使用領域を介しての入出力部
からの圧縮符号化データの読み出しを続行させ、圧縮符
号化データを途切れさせることなくその時間連続性を担
保する。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明にかかわる請求項1のビデ
オサーバ装置は、次の構成を前提としている。その前提
構成とは、サーバ制御手段を介して利用者からの要求を
受け付ける要求受信部と、圧縮符号化データを蓄積する
蓄積媒体と、外部インタフェースと接続する入出力部
と、前記入出力部から前記蓄積媒体へのまたは前記蓄積
媒体から前記入出力部への圧縮符号化データを使用領域
に一旦保持しておく主記憶装置と、前記要求受信部から
の指示に従って前記蓄積媒体に対して圧縮符号化データ
の前記主記憶装置の使用領域への読み出しまたは前記主
記憶装置の使用領域からの書き込みを行うデータ管理手
段と、前記要求受信部からの指示に従って前記入出力部
を介して圧縮符号化データの前記主記憶装置の使用領域
への入力または使用領域からの出力を行う入出力管理手
段とを備えているという構成である。この前提構成に付
加して、請求項1においては、前記主記憶装置における
使用領域の状態に応じてこの使用領域の有効領域を可変
する領域管理手段を備えている。すなわち、以下により
詳しく説明するように、データ入力モードにおいて蓄積
媒体に応答遅延が発生し主記憶装置における使用領域が
満杯となって入出力部からの圧縮符号化データの使用領
域に対する転送ができなくなる可能性が生じたときに、
使用領域を拡張することで回復させて、入出力部から主
記憶装置における使用領域を介しての蓄積媒体への圧縮
符号化データの書き込みを続行させる。また、データ出
力モードにおいて蓄積媒体に応答遅延が発生し主記憶装
置における使用領域が空(データゼロ)の状態となって
入出力部への圧縮符号化データの転送ができなくなる可
能性がある場合には、あらかじめ蓄積媒体から転送した
圧縮符号化データを一時的に保持する主記憶装置におけ
る使用領域の有効領域を拡張しておき、すなわち、あら
かじめ使用領域の有効領域に余裕をもたせておくことに
より、使用領域に保持するデータ量を充分なものとして
応答遅延が発生しても使用領域が空(データゼロ)とな
る事態を未然に回避するようにし、もって蓄積媒体から
主記憶装置における使用領域を介しての入出力部からの
圧縮符号化データの読み出しを途切れさせることなく続
行させる。
【0018】請求項の順番が前後するが、本発明にかか
わる請求項8のビデオサーバ装置は、次の構成を前提と
している。その前提構成とは、サーバ制御手段を介して
利用者からの要求を受け付ける要求受信部と、圧縮符号
化データを蓄積する蓄積媒体と、外部インタフェースと
接続する入出力部と、前記入出力部から前記蓄積媒体へ
のまたは前記蓄積媒体から前記入出力部への圧縮符号化
データを使用領域に一旦保持しておく記憶手段を内蔵し
た転送デバイスと、前記要求受信部からの指示に従って
前記蓄積媒体に対して圧縮符号化データの前記記憶手段
の使用領域への読み出しまたは前記記憶手段の使用領域
からの書き込みを行うデータ管理手段と、前記要求受信
部からの指示に従って前記入出力部を介して圧縮符号化
データの前記転送デバイス内の記憶手段の使用領域への
入力または使用領域からの出力を行う入出力管理手段と
を備えているという構成である。この前提構成に付加し
て、請求項8においては、前記転送デバイス内の記憶手
段における使用領域の状態に応じてこの使用領域の有効
領域を可変する領域管理手段を備えている。すなわち、
以下により詳しく説明するように、データ入力モードに
おいて蓄積媒体に応答遅延が発生し転送デバイス内の記
憶手段における使用領域が満杯となって入出力部からの
圧縮符号化データの使用領域に対する転送ができなくな
る可能性が生じたときに、使用領域を拡張することで回
復させて、入出力部から転送デバイス内の記憶手段にお
ける使用領域を介しての蓄積媒体への圧縮符号化データ
の書き込みを続行させる。また、データ出力モードにお
いて蓄積媒体に応答遅延が発生し転送デバイス内の記憶
手段における使用領域が空(データゼロ)の状態となっ
て入出力部への圧縮符号化データの転送ができなくなる
可能性がある場合には、あらかじめ蓄積媒体から転送し
た圧縮符号化データを一時的に保持する転送デバイス内
の記憶手段における使用領域の有効領域を拡張してお
き、すなわち、あらかじめ使用領域の有効領域に余裕を
もたせておくことにより、使用領域に保持するデータ量
を充分なものとして応答遅延が発生しても使用領域が空
(データゼロ)となる事態を未然に回避するようにし、
もって蓄積媒体から転送デバイス内の記憶手段における
使用領域を介しての入出力部からの圧縮符号化データの
読み出しを途切れさせることなく続行させる。
【0019】請求項2,9のビデオサーバ装置は、請求
項1,8において、入力要求を受けて入出力管理手段が
入出力部からの圧縮符号化データを主記憶装置または転
送デバイス内の記憶手段における使用領域に書き込もう
とする際に、前記使用領域が満杯で書き込むための領域
がなくなっていた場合は、領域管理手段に対して使用領
域の拡張を指示することを介して、前記領域管理手段が
前記主記憶装置または前記転送デバイス内の記憶手段に
おける使用領域の有効領域を拡張するように構成してあ
る。データ入力モードにおいて蓄積媒体に応答遅延が発
生し主記憶装置または転送デバイス内の記憶手段におけ
る使用領域が満杯となって入出力部からの圧縮符号化デ
ータの使用領域に対する転送ができなくなる可能性が生
じたときに、使用領域を拡張することで回復させて、入
出力部から主記憶装置または転送デバイス内の記憶手段
における使用領域を介しての蓄積媒体への圧縮符号化デ
ータの書き込みを途切れさせることなく続行させる。
【0020】請求項3,10のビデオサーバ装置は、請
求項1,2または請求項8,9において、出力要求を受
けてデータ管理手段が圧縮符号化データを蓄積媒体から
主記憶装置または転送デバイス内の記憶手段における使
用領域に転送しさらに入出力管理手段が前記使用領域か
ら入出力部に転送するデータ出力モードにおいては、最
初に出力を開始した直後に領域管理手段に対して使用領
域の拡張を指示することを介して、前記領域管理手段が
主記憶装置または転送デバイス内の記憶手段における使
用領域の有効領域を拡張するように構成してある。デー
タ出力モードにおいて蓄積媒体に応答遅延が発生し主記
憶装置または転送デバイス内の記憶手段における使用領
域が空(データゼロ)の状態となって入出力部への圧縮
符号化データの転送ができなくなる可能性が生じてくる
が、蓄積媒体から転送した圧縮符号化データを一時的に
保持する主記憶装置または転送デバイス内の記憶手段に
おける使用領域の有効領域を拡張してあらかじめ使用領
域の有効領域に余裕をもたせておくことにより、使用領
域に保持するデータ量を充分なものとして応答遅延が発
生しても使用領域が空(データゼロ)となる事態を未然
に回避するようにし、もって蓄積媒体から主記憶装置ま
たは転送デバイス内の記憶手段における使用領域を介し
ての入出力部からの圧縮符号化データの読み出しを途切
れさせることなく続行させる。しかも、記憶の使用領域
の有効領域を拡張するタイミングを最初に出力を開始し
た直後としてあるので、出力要求から実際のデータ出力
開始までに余分な時間がかかることがなく、速やかな出
力開始を実現する。
【0021】請求項4,11のビデオサーバ装置は、請
求項1〜3または請求項8〜10において、入出力管理
手段が主記憶装置または転送デバイス内の記憶手段にお
ける使用領域から圧縮符号化データを入出力部に転送す
る際に、転送すべき圧縮符号化データが保持されていな
い場合は、時間連続性を持続するようなデータを転送す
るように構成してある。データ出力モードにおいて蓄積
媒体に応答遅延が発生し主記憶装置または転送デバイス
内の記憶手段における使用領域が空(データゼロ)の状
態となったときには、代替のデータを転送することによ
り、圧縮符号化データの時間連続性を失わないようにす
る。
【0022】請求項5,12のビデオサーバ装置は、請
求項1〜4または請求項8〜11において、データ管理
手段は主記憶装置または転送デバイス内の記憶手段にお
ける使用領域の圧縮符号化データの蓄積媒体に対する書
き込みに要する時間を測定し、その書き込み時間が規定
時間を超える場合に、前記蓄積媒体における別領域に書
き込むように構成してある。現書き込み領域への書き込
みに拘泥している場合の書き込み時間の無制限的な延長
という不都合な事態の発生を回避するするために、別領
域への書き込み状態に切り換えることにより所定時間で
の書き込み状態に回復させる。
【0023】請求項6,13のビデオサーバ装置は、請
求項1〜5または請求項8〜12において、データ管理
手段は蓄積媒体の圧縮符号化データの主記憶装置または
転送デバイス内の記憶手段における使用領域への読み出
しに要する時間を測定し、その読み出し時間が規定時間
を超える場合に、前記蓄積媒体から次に読み出すべき圧
縮符号化データに切り換えて読み出すように構成してあ
る。現読み出し領域からの読み出しに拘泥している場合
の読み出し時間の無制限的な延長という不都合な事態の
発生を回避するために、読み出し対象を次のデータへ切
り換えることにより所定時間での読み出し状態に回復さ
せる。
【0024】請求項7,14のビデオサーバ装置は、請
求項1〜6または請求項8〜13において、データ管理
手段は蓄積媒体の圧縮符号化データの主記憶装置または
転送デバイス内の記憶手段における使用領域への読み出
しに要する時間を測定し、その読み出し時間が規定時間
を超える場合に、入出力管理手段は代替データを入出力
部を介して転送するように構成してある。代替データの
転送により圧縮符号化データの時間連続性を失わないよ
うにする。
【0025】以下、本発明にかかるビデオサーバ装置の
具体的な実施の形態について、図を用いて説明する。
【0026】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1におけるビデオサーバ装置のブロック構成図であ
る。図中、細い矢印線は制御の流れを示し、太い線はデ
ータの入出力を示している。図1において、符号の10
1はビデオサーバ装置の入出力を制御するためのサーバ
制御手段、102はサーバ制御手段101より入出力な
どの要求を受け付ける要求受信部、103は主記憶装
置、103aは主記憶装置103における使用領域(ワ
ーキングエリア)、104はデータを蓄積するHDD
(ハードディスク装置)、105は外部インタフェース
と接続するための入出力部、106は要求受信部102
からの指示によりHDD104に蓄積されている圧縮符
号化データを主記憶装置103の使用領域103aに転
送したり、使用領域103aに保持されている圧縮符号
化データをHDD104に転送して書き込んだりするデ
ータ管理手段、107は要求受信部102からの指示に
より入出力部105から入ってくる圧縮符号化データを
主記憶装置103の使用領域103aに転送したり、使
用領域103aに保持されている圧縮符号化データを入
出力部105に転送したりする入出力管理手段、108
は主記憶装置103における使用領域103aの実使用
できる有効領域を可変制御する領域管理手段である。主
記憶装置103における使用領域103aは通常使用領
域103bと拡張領域103cとからなる。通常使用領
域103bはデータ入力モードにおいてHDD104に
応答遅延などのトラブルが発生しない平常状態で使用さ
れ、また、データ出力モードで最初にデータ転送をする
直前まで使用されるものであり、この場合に、拡張領域
103cは使用禁止となっている。また、拡張領域10
3cはデータ入力モードにおいて上記のトラブルが発生
したときに、また、データ出力モードで最初にデータ転
送をした直後から通常使用領域103bとともに使用さ
れるものである。従来の技術と比較してみると、本実施
の形態1の通常使用領域103bが従来の技術の使用領
域303aに相当し、したがって、拡張領域103cは
従来の技術の使用領域303aに対して容量を増加した
ものに相当するといえる。
【0027】以上のように構成されたビデオサーバ装置
について、その動作を以下に説明する。
【0028】まず、利用者からの入力要求があった場合
のデータ入力モードの動作を説明する。要求受信部10
2はサーバ制御手段101から利用者の入力要求を受け
付けると、入出力管理手段107に対して入出力部10
5より入力した圧縮符号化データを主記憶装置103に
おける使用領域103aに転送するように指示を与える
とともに、データ管理手段106に対して使用領域10
3aの圧縮符号化データをHDD104に転送して書き
込むように指示を与える。入出力管理手段107は入出
力部105より入力される圧縮符号化データを主記憶装
置103における使用領域103aに対して転送する。
データ管理手段106は主記憶装置103の使用領域1
03aに圧縮符号化データが保持されるようになったこ
とを確認すると、その圧縮符号化データをHDD104
に転送して書き込む。使用領域103aは平常状態では
初期容量の通常使用領域103bのみが使用可能であ
り、拡張領域103cは使用禁止となっている。
【0029】時間連続性を有する圧縮符号化データを扱
う場合、入出力管理手段107が入出力部105から主
記憶装置103における使用領域103aに対してデー
タ転送を行う速度は一定である。データ管理手段106
が使用領域103aのデータをHDD104に対して転
送して書き込む速度は入出力管理手段107が入出力部
105から使用領域103aに転送する速度よりも速
い。そのため、通常、主記憶装置103における通常使
用領域103bにおいては、蓄積されている圧縮符号化
データの量が少ない状態が続く傾向があり、通常使用領
域103bが圧縮符号化データで満杯になることはな
い。
【0030】しかし、何らかの原因でHDD104に応
答遅延が発生しHDD104に対して書き込むのに余分
な時間を要し、主記憶装置103における通常使用領域
103bが圧迫されて満杯になってしまったときは、そ
のままでは入出力管理手段107が通常使用領域103
bに圧縮符号化データを転送できない状態になってしま
う。このような場合、本実施の形態1においては、入出
力管理手段107は使用領域103aにおける通常使用
領域103bである有効領域が満杯状態となっているこ
とを確認したときは、領域管理手段108に対して主記
憶装置103における使用領域103aの拡張を指示す
る。その指示を受けた領域管理手段108は主記憶装置
103における使用領域103aを拡張し、通常使用領
域103bとともに拡張領域103cを使用可能な状態
にする。したがって、拡張された使用領域103aはデ
ータが満杯となることから逃れている。上記の使用領域
103aの拡張が行われた後において、さらに入出力管
理手段107が使用領域103aの有効領域の満杯状態
を確認すると、さらに領域管理手段108に対して拡張
を指示し、領域管理手段108は使用領域103aをさ
らに拡張する。このようにして、常に、使用領域103
aの有効領域が満杯になることを回避する。そして、入
出力管理手段107は拡張された使用領域103aに対
して引き続いて圧縮符号化データの転送を行う。その結
果として、入力されてくる圧縮符号化データの時間連続
性を持続することができる。
【0031】また、入出力管理手段107は入出力部1
05から入力されてくるデータに対して使用領域103
aの必要容量が初期容量に復帰したことを確認したとき
は、領域管理手段108に対して復帰を指示し、領域管
理手段108は使用領域103aを初期容量の通常使用
領域103bのみの使用状態に戻す。
【0032】また、データ管理手段106はHDD10
4に対する書き込みに要する時間を測定する時間測定機
能を備えており、そのHDD104に対する書き込み時
間が規定時間を超えているときは、データ管理手段10
6はHDD104における書き込み領域を別領域に切り
換えるようになっている。この別領域への書き込みに切
り換えることにより、現書き込み領域への書き込みに拘
泥している場合の書き込み時間の無制限的な延長という
不都合な事態の発生を回避する。この書き込み領域の転
換の結果として、入出力管理手段107が入力データに
対する使用領域103aの必要容量が初期容量に復帰し
たことを確認したときは、領域管理手段108に対して
復帰を指示し、領域管理手段108は使用領域103a
を初期容量の通常使用領域103bのみの使用状態に戻
す。
【0033】次に、利用者からの出力要求があった場合
のデータ出力モードの動作を説明する。要求受信部10
2はサーバ制御手段101から利用者の出力要求を受け
付けると、データ管理手段106に対してHDD104
に蓄積されている圧縮符号化データの読み出しの指示を
与えるとともに、入出力管理手段107に対して主記憶
装置103における使用領域103aから圧縮符号化デ
ータを読み出すように指示を与える。データ管理手段1
06はHDD104から圧縮符号化データを読み出し、
主記憶装置103における使用領域103aに対して転
送を行う。データ出力モードにおいても、平常状態で
は、使用領域103aは初期容量の通常使用領域103
bのみが使用可能であり、拡張領域103cは使用禁止
となっている。入出力管理手段107は主記憶装置10
3における使用領域103aの通常使用領域103bで
ある有効領域が圧縮符号化データで全て埋まるまで待
ち、満杯になったことを確認したときは、使用領域10
3aが保持している圧縮符号化データを入出力部105
に対して順次転送する。この場合に、本実施の形態1に
おいては、入出力管理手段107は最初にデータ転送を
開始した直後において、領域管理手段108に対して主
記憶装置103における使用領域103aの拡張を指示
する。その指示を受けた領域管理手段108は主記憶装
置103における使用領域103aを拡張する。つま
り、通常使用領域103bとともに拡張領域103cも
使用可能になし、使用領域103aの有効領域を増や
す。拡張の度合いは予想される読み出し時間遅延を目処
に決定する。つまり、何らかの原因でHDD104から
の読み出しに余分な時間がかかるようになったとして
も、そして、その間に主記憶装置103における使用領
域103aの有効領域から入出力部105にデータが転
送される結果、使用領域103aで保持されているデー
タ量が減少するようになったとしても、決してゼロまで
は減少しないような容量まで使用領域103aを拡張す
る。
【0034】圧縮符号化データの出力モードになったと
きは、主記憶装置103における使用領域103aの有
効領域を拡張して余裕をもたせているので、平常時にお
いて使用領域103aに保持されているデータ量は拡張
しないときよりも充分に増大している。つまり、使用領
域103aをバッファとして利用している。したがっ
て、圧縮符号化データの出力中に突然にHDD応答遅延
が発生したとしても、使用領域103aに貯められてい
るデータがなくなるまでの時間が充分に長いものとなっ
ているから、事実上、使用領域103aからデータがな
くなってしまうことは回避され、出力中の圧縮符号化デ
ータの時間連続性を保つことができる。
【0035】ここでさらに重要なことは、主記憶装置1
03における使用領域103aの有効領域を拡張するタ
イミングである。データ出力モードに切り換えられて、
HDD104から読み出し転送された圧縮符号化データ
が使用領域103aの通常使用領域103bで満杯とな
って最初にデータ転送が開始された直後において使用領
域103aの有効領域を拡張するようにしている。すな
わち、最初にデータ転送を開始する直前までは有効とな
っているのは通常使用領域103bのみであるので、そ
の通常使用領域103bがHDD104から転送されて
きた圧縮符号化データで満杯になるまでの時間が短くて
すみ、出力要求から実際のデータ出力開始までに余分な
時間がかかることがなく、速やかな出力開始を実現して
いる。
【0036】また、データ管理手段106はHDD10
4からの読み出しに要する時間を測定する時間測定機能
を備えており、そのHDD104からの読み出し時間が
規定時間を超えているときは、データ管理手段106は
HDD104からその時間が必要以上にかかっている圧
縮符号化データの読み出しを中断し、入出力管理手段1
07は読み出せなかった圧縮符号化データの代替データ
として直前に読み出した圧縮符号化データを再度にわた
って主記憶装置103における使用領域103aに保持
させるとともに、データ管理手段106は前記の中断に
代えて、次に読み出すべき圧縮符号化データの読み出し
に切り換えるようになっている。この新たなデータの読
み出しに切り換えることにより、現読み出し領域からの
読み出しに拘泥している場合の読み出し時間の無制限的
な延長という不都合な事態の発生を回避する。この読み
出し領域の転換の結果として、入出力管理手段107が
主記憶装置103における使用領域103aに保持され
る圧縮符号化データの量が増える側に回復したことをデ
ータ管理手段106が確認したときは、前記の代替デー
タの繰り返し使用の動作を停止して、元の状態に復帰す
る。
【0037】上記の代替データの再出力の機能は次のよ
うな利点をもたらす。主記憶装置における使用領域は有
限であり、いくら使用領域を大きく確保していたとして
も、単なる容量増大だけでは、HDD応答遅延の程度が
拡張した後の使用領域の容量ではまかない切れない大き
な規模なものであった場合には出力データに途切れが生
じ、時間連続性が失われる。しかし、代替データの再出
力を行うことにより、拡張領域103cの容量は相対的
に小さなレベルに抑えながら、出力データの途切れを回
避し、出力される圧縮符号化データの時間連続性を保証
することができるのである。
【0038】以上のように本実施の形態1のビデオサー
バ装置の場合においては、主記憶装置における使用領域
(ワーキングエリア)を管理する領域管理手段を備え、
データの入力途中に蓄積媒体(HDD)への書き込みに
応答遅延が発生して使用領域の有効領域が満杯になり入
出力部から使用領域への転送が行えなくなるような事態
になった場合は、逐次、主記憶装置における使用領域の
有効領域を拡張することにより使用領域が満杯になるこ
とを実質的に回避して、使用領域へのデータ転送を中断
することなく続行することができる。さらに、蓄積媒体
へのデータの書き込み時間を計測する時間計測機能をデ
ータ管理手段に備え、書き込み時間が規定時間を超えて
いるときは、書き込み領域を別領域に切り換えることに
より、現書き込み領域への書き込みに拘泥している場合
の書き込み時間の無制限的な延長という不都合な事態の
発生を回避することができる。
【0039】また、圧縮符号化データの出力モードで
は、主記憶装置における使用領域の有効領域を拡張する
ことにより平常時での主記憶装置における使用領域に保
持されるデータ量を充分なものとなし、何らかの原因の
ために出力途中に蓄積媒体からの圧縮符号化データの読
み出しに通常以上の時間を要した場合でも、主記憶装置
における使用領域のデータ量がゼロまでは減少しないよ
うにしてあるので、蓄積媒体からの読み出し時間が過多
になって使用領域へのデータ転送が遅れがちとなって
も、出力中の圧縮符号化データの時間連続性を保つこと
ができる。特に、使用領域の有効領域の拡張のタイミン
グを最初にデータ転送が開始された直後としてあるの
で、そのデータ転送開始まででは有効領域となっている
のは通常使用領域のみであるので、出力開始までに要す
る待ち時間を不測に長くすることはなく、速やかな出力
開始を実現できる。さらに、蓄積媒体からのデータの読
み出し時間を計測する時間計測機能をデータ管理手段に
備え、読み出し時間が規定時間を超えているときは、そ
のデータの読み出しを中断し、代替データとして直前の
データを繰り返し保持して出力させるとともに、前記の
中断に代えて次に読み出すべきデータの読み出しに切り
換えるので、現読み出し領域からの読み出しに拘泥して
いる場合の読み出し時間の無制限的な延長という不都合
な事態の発生を回避することができる。
【0040】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2におけるビデオサーバ装置のブロック構成図であ
る。図中、細い矢印線は制御の流れを示し、太い線はデ
ータの入出力を示している。図1において、符号の10
1はビデオサーバ装置の入出力を制御するためのサーバ
制御手段、202はサーバ制御手段101より入出力な
どの要求を受け付ける要求受信部、104はデータを蓄
積するHDD(ハードディスク装置)、209はビデオ
サーバ装置の内部バス211に接続された転送デバイ
ス、210は転送デバイス209に備えられている記憶
手段、105は転送デバイス209と外部インタフェー
スとを接続するための入出力部である。転送デバイス2
09は、要求受信部202からの指示により入出力部1
05から入ってくる圧縮符号化データを内部の記憶手段
210の使用領域(ワーキングエリア)210aに書き
込んだり、使用領域210aに保持されている圧縮符号
化データを入出力部105に転送したりする機能を備え
ている。符号の206は要求受信部202からの指示に
よりHDD104に蓄積されている圧縮符号化データを
記憶手段210の使用領域210aに転送したり、使用
領域210aに保持されている圧縮符号化データをHD
D104に書き込んだりするデータ管理手段、208は
記憶手段210における使用領域210aの実使用でき
る有効領域を可変制御する領域管理手段である。転送デ
バイス209内の記憶手段210における使用領域21
0aは通常使用領域210bと拡張領域210cとから
なる。通常使用領域210bはデータ入力モードにおい
てHDD104に応答遅延などのトラブルが発生しない
平常状態で使用され、また、データ出力モードで最初に
データ転送をする直前まで使用されるものであり、この
場合に、拡張領域210cは使用禁止となっている。ま
た、拡張領域210cはデータ入力モードにおいて上記
のトラブルが発生したときに、また、データ出力モード
で最初にデータ転送をした直後から通常使用領域210
bとともに使用されるものである。
【0041】以上のように構成されたビデオサーバ装置
について、その動作を以下に説明する。
【0042】まず、利用者からの入力要求があった場合
のデータ入力モードの動作を説明する。要求受信部20
2はサーバ制御手段101から利用者の入力要求を受け
付けると、転送デバイス209に対して入出力部105
より入力した圧縮符号化データを記憶手段210におけ
る使用領域210aに書き込むように指示を与えるとと
もに、データ管理手段206に対して使用領域210a
の圧縮符号化データをHDD104に書き込むように指
示を与える。転送デバイス209は入出力部105より
入力される圧縮符号化データを記憶手段210における
使用領域210aに対して転送する。データ管理手段2
06は記憶手段210の使用領域210aに圧縮符号化
データが保持されるようになったことを確認すると、そ
の圧縮符号化データをHDD104に転送して書き込
む。使用領域210aは平常状態では初期容量の通常使
用領域210bのみが使用可能であり、拡張領域210
cは使用禁止となっている。
【0043】時間連続性を有する圧縮符号化データを扱
う場合、転送デバイス209が入出力部105から記憶
手段210における使用領域210aに対してデータ転
送を行う速度は一定である。データ管理手段206が使
用領域210aのデータをHDD104に対して書き込
む速度は転送デバイス209が入出力部105から使用
領域210aに転送する速度よりも速い。そのため、通
常、記憶手段210における使用領域210aにおいて
は、蓄積されている圧縮符号化データの量が少ない状態
が続く傾向があり、通常使用領域210bが圧縮符号化
データで満杯になることはない。
【0044】しかし、何らかの原因でHDD104に応
答遅延が発生しHDD104に対して書き込むのに余分
な時間を要し、記憶手段210における通常使用領域2
10bが圧迫されて満杯になってしまったときは、その
ままでは転送デバイス209が通常使用領域210bに
圧縮符号化データを転送できない状態になってしまう。
このような場合、本実施の形態2においては、転送デバ
イス209は使用領域210aにおける通常使用領域2
10bである有効領域が満杯状態となったことを確認し
たときは、領域管理手段208に対して記憶手段210
における使用領域210aの拡張を指示する。その指示
を受けた領域管理手段208は記憶手段210における
使用領域210aを拡張し、通常使用領域210bとと
もに拡張領域210cを使用可能な状態にする。したが
って、拡張された使用領域210aはデータが満杯とな
ることから逃れている。上記の使用領域210aの拡張
が行われた後において、さらに転送デバイス209が使
用領域210aの有効領域の満杯状態を確認すると、さ
らに領域管理手段208に対して拡張を指示し、領域管
理手段208は使用領域210aをさらに拡張する。こ
のようにして、常に、使用領域210aの有効領域が満
杯になることを回避する。そして、転送デバイス209
は拡張された使用領域210aに対して引き続いて圧縮
符号化データの転送を行う。その結果として、入力され
てくる圧縮符号化データの時間連続性を持続することが
できる。
【0045】また、転送デバイス209は入出力部10
5から入力されてくるデータに対して使用領域210a
の必要容量が初期容量に復帰したことを確認したとき
は、領域管理手段208に対して復帰を指示し、領域管
理手段208は使用領域210aを初期容量の通常使用
領域210bのみの使用状態に戻す。
【0046】また、データ管理手段206はHDD10
4に対する書き込みに要する時間を測定する時間測定機
能を備えており、そのHDD104に対する書き込み時
間が規定時間を超えているときは、データ管理手段20
6はHDD104における書き込み領域を別領域に切り
換えるようになっている。この別領域への書き込みに切
り換えることにより、現書き込み領域への書き込みに拘
泥している場合の書き込み時間の無制限的な延長という
不都合な事態の発生を回避する。この書き込み領域の転
換の結果として、転送デバイス209が入力データに対
する使用領域210aの必要容量が初期容量に復帰した
ことを確認したときは、領域管理手段208に対して復
帰を指示し、領域管理手段208は使用領域210aを
初期容量の通常使用領域210bのみの使用状態に戻
す。
【0047】次に、利用者からの出力要求があった場合
のデータ出力モードの動作を説明する。要求受信部20
2はサーバ制御手段101から利用者の出力要求を受け
付けると、データ管理手段206に対してHDD104
に蓄積されている圧縮符号化データの読み出しの指示を
与えるとともに、転送デバイス209に対して記憶手段
210における使用領域210aから圧縮符号化データ
を読み出すように指示を与える。データ管理手段206
はHDD104から圧縮符号化データを読み出し、記憶
手段210における使用領域210aに対して転送を行
う。データ出力モードにおいても、平常状態では、使用
領域210aは初期容量の通常使用領域210bのみが
使用可能であり、拡張領域210cは使用禁止となって
いる。転送デバイス209は記憶手段210における使
用領域210aの通常使用領域210bである有効領域
が圧縮符号化データで全て埋まるまで待ち、満杯になっ
たことを確認したときは、使用領域210aが保持して
いる圧縮符号化データを入出力部105に対して順次転
送する。この場合に、本実施の形態2においては、転送
デバイス209は最初にデータ転送が開始した直後にお
いて、領域管理手段208に対して記憶手段210にお
ける使用領域210aの拡張を指示する。その指示を受
けた領域管理手段208は記憶手段210における使用
領域210aを拡張する。つまり、通常使用領域210
bとともに拡張領域210cも使用可能になし、使用領
域210aの有効領域を増やす。拡張の度合いは予想さ
れる読み出し時間遅延を目処に決定する。つまり、何ら
かの原因でHDD104からの読み出しに余分な時間が
かかるようになったとしても、そして、その間に記憶手
段210における使用領域210aから入出力部105
にデータが転送される結果、使用領域210aで保持さ
れているデータ量が減少するようになったとしても、決
してゼロまでは減少しないような容量まで使用領域21
0aを拡張するのである。
【0048】圧縮符号化データの出力モードになったと
きは、記憶手段210における使用領域210aの有効
領域を拡張して余裕をもたせているので、平常時におい
て使用領域210aに保持されているデータ量は拡張し
ないときよりも充分に増大している。つまり、使用領域
210aをバッファとして利用している。したがって、
圧縮符号化データの出力中に突然にHDD応答遅延が発
生したとしても、使用領域210aに貯められているデ
ータがなくなるまでの時間が充分に長いものとなってい
るから、事実上、使用領域210aからデータがなくな
ってしまうことは回避され、出力中の圧縮符号化データ
の時間連続性を保つことができる。
【0049】ここでさらに重要なことは、転送デバイス
209の記憶手段210における使用領域210aの有
効領域を拡張するタイミングである。データ出力モード
に切り換えられて、HDD104から読み出し転送され
た圧縮符号化データが使用領域210aの通常使用領域
210bで満杯となって最初にデータ転送が開始された
直後において使用領域210aの有効領域を拡張するよ
うにしている。すなわち、最初にデータ転送を開始する
直前までは有効となっているのは通常使用領域210b
のみであるので、その通常使用領域210bがHDD1
04から転送されてきた圧縮符号化データで満杯になる
までの時間が短くてすみ、出力要求から実際のデータ出
力開始までに余分な時間がかかることがなく、速やかな
出力開始を実現している。
【0050】また、データ管理手段206はHDD10
4からの読み出しに要する時間を測定する時間測定機能
を備えており、そのHDD104からの読み出し時間が
規定時間を超えているときは、データ管理手段206は
HDD104からその時間が必要以上にかかっている圧
縮符号化データの読み出しを中断し、転送デバイス20
9は読み出せなかった圧縮符号化データの代替データと
して直前に読み出した圧縮符号化データを再度にわたっ
て記憶手段210における使用領域210aに保持させ
るとともに、データ管理手段206は前記の中断に代え
て、次に読み出すべき圧縮符号化データの読み出しに切
り換えるようになっている。この新たなデータの読み出
しに切り換えることにより、現読み出し領域からの読み
出しに拘泥している場合の読み出し時間の無制限的な延
長という不都合な事態の発生を回避する。この読み出し
領域の転換の結果として、転送デバイス209が記憶手
段210における使用領域210aに保持される圧縮符
号化データの量が増える側に回復したことをデータ管理
手段206が確認したときは、前記の代替データの繰り
返し使用の動作を停止して、元の状態に復帰する。
【0051】上記の代替データの再出力の機能は次のよ
うな利点をもたらす。記憶手段における使用領域は有限
であり、いくら使用領域を大きく確保していたとして
も、単なる容量増大だけでは、HDD応答遅延の程度が
拡張した後の使用領域の容量ではまかない切れない大き
な規模なものであった場合には出力データに途切れが生
じ、時間連続性が失われる。しかし、代替データの再出
力を行うことにより、拡張領域210cの容量は相対的
に小さなレベルに抑えながら、出力データの途切れを回
避し、出力される圧縮符号化データの時間連続性を保証
することができるのである。
【0052】以上のように本実施の形態2のビデオサー
バ装置の場合においては、転送デバイス内の記憶手段に
おける使用領域(ワーキングエリア)を管理する領域管
理手段を備え、データの入力途中に蓄積媒体(HDD)
への書き込みに応答遅延が発生して使用領域の有効領域
が満杯になり入出力部から使用領域への転送が行えなく
なるような事態になった場合は、逐次、記憶手段におけ
る使用領域の有効領域を拡張することにより使用領域が
満杯になることを実質的に回避して、使用領域へのデー
タ転送を中断することなく続行することができる。さら
に、蓄積媒体へのデータの書き込み時間を計測する時間
計測機能をデータ管理手段に備え、書き込み時間が規定
時間を超えているときは、書き込み領域を別領域に切り
換えることにより、現書き込み領域への書き込みに拘泥
している場合の書き込み時間の無制限的な延長という不
都合な事態の発生を回避することができる。
【0053】また、圧縮符号化データの出力モードで
は、転送デバイス内の記憶手段における使用領域の有効
領域を拡張することにより平常時での記憶手段における
使用領域に保持されるデータ量を充分なものとなし、何
らかの原因のために出力途中に蓄積媒体からの圧縮符号
化データの読み出しに通常以上の時間を要した場合で
も、記憶手段における使用領域のデータ量がゼロまでは
減少しないようにしてあるので、蓄積媒体からの読み出
し時間が過多になって使用領域へのデータ転送が遅れが
ちとなっても、出力中の圧縮符号化データの時間連続性
を保つことができる。特に、使用領域の有効領域の拡張
のタイミングを最初にデータ転送が開始された直後とし
てあるので、そのデータ転送開始まででは有効領域とな
っているのは通常使用領域のみであるので、出力開始ま
でに要する待ち時間を不測に長くすることはなく、速や
かな出力開始を実現できる。さらに、蓄積媒体からのデ
ータの読み出し時間を計測する時間計測機能をデータ管
理手段に備え、読み出し時間が規定時間を超えていると
きは、そのデータの読み出しを中断し、代替データとし
て直前のデータを繰り返し保持して出力させるととも
に、前記の中断に代えて次に読み出すべきデータの読み
出しに切り換えるので、現読み出し領域からの読み出し
に拘泥している場合の読み出し時間の無制限的な延長と
いう不都合な事態の発生を回避することができる。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、圧縮符号
化データの出力が開始されるまでの時間を長くすること
なく、圧縮符号化データの入力中または出力中に何らか
の原因で蓄積媒体に応答遅延が発生した場合でも、映像
や音声などの本来時間連続性を有している圧縮符号化デ
ータを途切れさせることなく入出力させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1のビデオサーバ装置を
示すブロック図
【図2】 本発明の実施の形態2のビデオサーバ装置を
示すブロック図
【図3】 従来の技術のビデオサーバ装置を示すブロッ
ク図
【符号の説明】
101…サーバ制御手段 102,202…要求受信部 103…主記憶装置 103a…主記憶装置における使用領域 103b…通常使用領域 103c…拡張領域 104…ハードディスク装置(HDD) 105…入出力部 106,206…データ管理手段 107…入出力管理手段 108,208…領域管理手段 209…転送デバイス 210…記憶手段 210a…記憶手段における使用領域 210b…通常使用領域 210c…拡張領域 211…内部バス

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者からの要求を受け付ける要求受信
    部と、圧縮符号化データを蓄積する蓄積媒体と、外部イ
    ンタフェースと接続する入出力部と、前記入出力部から
    前記蓄積媒体へのまたは前記蓄積媒体から前記入出力部
    への圧縮符号化データを使用領域に一旦保持しておく主
    記憶装置と、前記要求受信部からの指示に従って前記蓄
    積媒体に対して圧縮符号化データの前記主記憶装置の使
    用領域への読み出しまたは前記主記憶装置の使用領域か
    らの書き込みを行うデータ管理手段と、前記要求受信部
    からの指示に従って前記入出力部を介して圧縮符号化デ
    ータの前記主記憶装置の使用領域への入力または使用領
    域からの出力を行う入出力管理手段と、前記主記憶装置
    における使用領域の状態に応じてこの使用領域の有効領
    域を可変する領域管理手段とを備えてなるビデオサーバ
    装置。
  2. 【請求項2】 入力要求を受けて入出力管理手段が入出
    力部からの圧縮符号化データを主記憶装置における使用
    領域に書き込もうとする際に、前記使用領域が満杯で書
    き込むための領域がなくなっていた場合は、領域管理手
    段に対して使用領域の拡張を指示することを介して、前
    記領域管理手段が前記主記憶装置における使用領域の有
    効領域を拡張するように構成してある請求項1に記載の
    ビデオサーバ装置。
  3. 【請求項3】 出力要求を受けてデータ管理手段が圧縮
    符号化データを蓄積媒体から主記憶装置における使用領
    域に転送しさらに入出力管理手段が前記使用領域から入
    出力部に転送するデータ出力モードにおいては、最初に
    出力を開始した直後に領域管理手段に対して使用領域の
    拡張を指示することを介して、前記領域管理手段が主記
    憶装置における使用領域の有効領域を拡張するように構
    成してある請求項1または請求項2に記載のビデオサー
    バ装置。
  4. 【請求項4】 入出力管理手段が主記憶装置における使
    用領域から圧縮符号化データを入出力部に転送する際
    に、転送すべき圧縮符号化データが保持されていない場
    合は、時間連続性を持続するようなデータを転送するよ
    うに構成してある請求項1から請求項3までのいずれか
    に記載のビデオサーバ装置。
  5. 【請求項5】 データ管理手段は主記憶装置における使
    用領域の圧縮符号化データの蓄積媒体に対する書き込み
    に要する時間を測定し、その書き込み時間が規定時間を
    超える場合に、前記蓄積媒体における別領域に書き込む
    ように構成してある請求項1から請求項4までのいずれ
    かに記載のビデオサーバ装置。
  6. 【請求項6】 データ管理手段は蓄積媒体の圧縮符号化
    データの主記憶装置における使用領域への読み出しに要
    する時間を測定し、その読み出し時間が規定時間を超え
    る場合に、前記蓄積媒体から次に読み出すべき圧縮符号
    化データに切り換えて読み出すように構成してある請求
    項1から請求項5までのいずれかに記載のビデオサーバ
    装置。
  7. 【請求項7】 データ管理手段は蓄積媒体の圧縮符号化
    データの主記憶装置における使用領域への読み出しに要
    する時間を測定し、その読み出し時間が規定時間を超え
    る場合に、入出力管理手段は代替データを入出力部を介
    して転送するように構成してある請求項1から請求項6
    までのいずれかに記載のビデオサーバ装置。
  8. 【請求項8】 利用者からの要求を受け付ける要求受信
    部と、圧縮符号化データを蓄積する蓄積媒体と、外部イ
    ンタフェースと接続する入出力部と、前記入出力部から
    前記蓄積媒体へのまたは前記蓄積媒体から前記入出力部
    への圧縮符号化データを使用領域に一旦保持しておく記
    憶手段を内蔵した転送デバイスと、前記要求受信部から
    の指示に従って前記蓄積媒体に対して圧縮符号化データ
    の前記記憶手段の使用領域への読み出しまたは前記記憶
    手段の使用領域からの書き込みを行うデータ管理手段
    と、前記要求受信部からの指示に従って前記入出力部を
    介して圧縮符号化データの前記転送デバイス内の記憶手
    段の使用領域への入力または使用領域からの出力を行う
    入出力管理手段と、前記記憶手段における使用領域の状
    態に応じてこの使用領域の有効領域を可変する領域管理
    手段とを備えてなるビデオサーバ装置。
  9. 【請求項9】 入力要求を受けて入出力管理手段が入出
    力部からの圧縮符号化データを転送デバイス内の記憶手
    段における使用領域に書き込もうとした際に、前記使用
    領域が満杯で書き込むための領域がなくなっていた場合
    は、領域管理手段に対して使用領域の拡張を指示するこ
    とを介して、前記領域管理手段が前記記憶手段における
    使用領域の有効領域を拡張するように構成してある請求
    項8に記載のビデオサーバ装置。
  10. 【請求項10】 出力要求を受けてデータ管理手段が圧
    縮符号化データを蓄積媒体から転送デバイス内の記憶手
    段における使用領域に転送しさらに入出力管理手段が前
    記使用領域から入出力部に転送するデータ出力モードに
    おいては、最初に出力を開始した直後に領域管理手段に
    対して使用領域の拡張を指示することを介して、前記領
    域管理手段が前記記憶手段における使用領域の有効領域
    を拡張するように構成してある請求項8または請求項9
    に記載のビデオサーバ装置。
  11. 【請求項11】 入出力管理手段が転送デバイス内の記
    憶手段における使用領域から圧縮符号化データを入出力
    部に転送する際に、転送すべき圧縮符号化データが保持
    されていない場合は、時間連続性を持続するようなデー
    タを転送するように構成してある請求項8から請求項1
    0までのいずれかに記載のビデオサーバ装置。
  12. 【請求項12】 データ管理手段は転送デバイス内の記
    憶手段における使用領域の圧縮符号化データの蓄積媒体
    に対する書き込みに要する時間を測定し、その書き込み
    時間が規定時間を超える場合に、前記蓄積媒体における
    別領域に書き込むように構成してある請求項8から請求
    項11までのいずれかに記載のビデオサーバ装置。
  13. 【請求項13】 データ管理手段は蓄積媒体の圧縮符号
    化データの転送デバイス内の記憶手段における使用領域
    への読み出しに要する時間を測定し、その読み出し時間
    が規定時間を超える場合に、前記蓄積媒体から次に読み
    出すべき圧縮符号化データに切り換えて読み出すように
    構成してある請求項8から請求項12までのいずれかに
    記載のビデオサーバ装置。
  14. 【請求項14】 データ管理手段は蓄積媒体の圧縮符号
    化データの転送デバイス内の記憶手段における使用領域
    への読み出しに要する時間を測定し、その読み出し時間
    が規定時間を超える場合に、入出力管理手段は代替デー
    タを入出力部を介して転送するように構成してある請求
    項8から請求項13までのいずれかに記載のビデオサー
    バ装置。
JP01538299A 1999-01-25 1999-01-25 ビデオサーバ装置 Expired - Fee Related JP3614695B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01538299A JP3614695B2 (ja) 1999-01-25 1999-01-25 ビデオサーバ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01538299A JP3614695B2 (ja) 1999-01-25 1999-01-25 ビデオサーバ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000217077A true JP2000217077A (ja) 2000-08-04
JP3614695B2 JP3614695B2 (ja) 2005-01-26

Family

ID=11887214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01538299A Expired - Fee Related JP3614695B2 (ja) 1999-01-25 1999-01-25 ビデオサーバ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3614695B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012065352A (ja) * 2001-10-17 2012-03-29 Panasonic Corp 符号化復号化装置および記録媒体
JP2013031075A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Toshiba Corp 映像送出装置及び映像送出装置で使用される制御方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012065352A (ja) * 2001-10-17 2012-03-29 Panasonic Corp 符号化復号化装置および記録媒体
JP2013211889A (ja) * 2001-10-17 2013-10-10 Panasonic Corp 符号化データ配信方法および配信システム
US8831100B2 (en) 2001-10-17 2014-09-09 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Moving picture coding method and moving picture decoding method
US9191669B2 (en) 2001-10-17 2015-11-17 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Moving picture coding method and moving picture decoding method
US9197894B2 (en) 2001-10-17 2015-11-24 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Moving picture coding method and moving picture decoding method
US9900616B2 (en) 2001-10-17 2018-02-20 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Moving picture coding method and moving picture decoding method
US9924195B2 (en) 2001-10-17 2018-03-20 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Moving picture coding method and moving picture decoding method
US10257537B2 (en) 2001-10-17 2019-04-09 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Moving picture coding method and moving picture decoding method
US10582216B2 (en) 2001-10-17 2020-03-03 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Moving picture coding method and moving picture decoding method
JP2013031075A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Toshiba Corp 映像送出装置及び映像送出装置で使用される制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3614695B2 (ja) 2005-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5489941A (en) Moving image processing method and apparatus
KR101059653B1 (ko) 정보 처리 장치, 정보 처리 방법, 및 기록 매체
KR20050118197A (ko) 스트림 버퍼 채널들에 대한 cpi 데이터
KR101121613B1 (ko) 영상 부호화 장치, 영상 부호화 제어 방법 및 영상 부호화 제어 프로그램을 기록한 컴퓨터로 판독가능한 기록 매체
US7613819B2 (en) Image reproduction apparatus, control method thereof, program and storage medium
JP3614695B2 (ja) ビデオサーバ装置
JPH08289251A (ja) マルチメディア処理装置
KR101491687B1 (ko) 버퍼 용량의 사용이 개선된 대량 저장 시스템
JPH09130749A (ja) 動画像データの復号方式
JP4532426B2 (ja) 映像情報処理装置
JPH0969027A (ja) マルチメディア用記録システム
JPH08171459A (ja) 情報処理システム
JP2008154018A (ja) 再生装置
JP2001177829A (ja) 動画像データの再生方法および動画画像データ再生装置
JP4488014B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP2921249B2 (ja) 画像再生装置および方法
JP2008177874A (ja) 記録装置、記録方法、プログラム、及び記憶媒体
JP2008112521A (ja) 情報処理装置、及びその節電運転用プログラム
JP2577705B2 (ja) 画像圧縮伸長装置及びその制御方法
JP2005278201A (ja) データ転送装置およびデータ転送方法
JP2983372B2 (ja) 画像再生装置および方法
JP2002091896A (ja) データ転送装置およびデータ転送方法
JPH1139234A (ja) データコピー装置
JP2003224800A (ja) 録画再生装置
JP2000149425A (ja) ディスク装置及び受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040420

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040621

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041019

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041027

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071112

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081112

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091112

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091112

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101112

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees