JP2000216419A - 太陽電池モジュ―ル - Google Patents
太陽電池モジュ―ルInfo
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
ないようにした太陽電池モジュールを提供する。 【解決手段】 太陽光発電素子と、この太陽光発電素子
の受光面側に配置された透光性を有する前面カバー部材
2と、太陽光発電素子を挟んで前面カバー部材2と対向
するように配置された裏面カバー部材3とを備え、前面
カバー部材2と裏面カバー部材3の対向する端部間を封
止剤4で封止した太陽電池モジュールであって、裏面カ
バー部材3を、少なくとも一部の端部がこれに対向する
前面カバー部材2の端部から外方に突出するように形成
し、この突出端部とこれに対向する前面カバー部材2の
端部の間に封止剤4を充填したことを特徴とする。
Description
システムに適した太陽電池モジュールに関するものであ
る。
いる太陽電池モジュールの構造別分類体系によると、太
陽電池モジュールは、スーパーストレートタイプ、サブ
ストレートタイプ、及び充填タイプの3種類に分類され
るが、ここでは、従来例として、現在最もよく用いられ
ているスーパーストレートタイプの太陽電池モジュール
について、図4、図5、及び図6を参照して説明する。
太陽電池モジュールの構造図であり、図5は図4のA面
での切断面構造を示す図である。また、図6は図5に示
す裏面カバー部材103の部分拡大断面図である。該図
から明らかなように、この太陽電池モジュール101
は、インターコネクタ104によって互いに電気的に直
列または並列に配線接続された複数の太陽電池セル(太
陽光発電素子)105を有し、該太陽電池セル105の
受光面側に透光性材料から成る前面カバー部材102を
配置してモジュールの支持材とし、その下に透明な充填
材料106と裏面カバー部材103を用いて複数の太陽
電池セル105を封入している。
スが適しており、特に光透過率や耐衝撃強度に優れてい
る白板強化ガラスがよく用いられている。透明な充填材
料106としては、紫外線による光透過率低下の少ない
PVB(Poly Vinyl Butylol)や、耐湿性に優れたEV
A(Ethylene Vinyl Acetate)等が主に使用されてい
る。また、裏面カバー部材103には、図6にその部分
拡大断面図を示すように、アルミニウム(Al)等の金
属フィルム103aをPET(Polyethylenetelepht--h
alate)等の耐候性樹脂フィルム103b、103cで
サンドウイッチした層構造を用い、耐候耐湿性と電気絶
縁性を持たせている。
ールでは、前面カバー部材102の端部の側面と裏面カ
バー部材103の端部の側面がほぼ面一となっており、
端部封止を行うために前面カバー部材102の端部とこ
れに対向する裏面カバー部材103の端部の間にシリコ
ーン系樹脂等より成る封止剤を塗る場合に液ダレが生じ
るため作業性が良くないという不都合が有った。
ものであって、その目的は、端部封止を行うための封止
剤の液ダレが生じないようにした太陽電池モジュールを
提供することにある。
ために、本発明は、太陽光発電素子と、この太陽光発電
素子の受光面側に配置された透光性を有する前面カバー
部材と、太陽光発電素子を挟んで前面カバー部材と対向
するように配置された裏面カバー部材とを備え、前面カ
バー部材と裏面カバー部材の対向する端部間を封止剤で
封止した太陽電池モジュールであって、裏面カバー部材
を、少なくとも一部の端部がこれに対向する前面カバー
部材の端部から外方に突出するように形成し、この突出
端部とこれに対向する前面カバー部材の端部の間に封止
剤を充填したことを特徴とするものである。
カバー部材の突出端部の上に載せた状態で設けられるた
め、液ダレが生じにくくなる。
に、前面カバー部材と裏面カバー部材を接触させ、封止
剤を、裏面カバー部材の突出端部と前面カバー部材の端
部の側面にまたがって充填することが好ましい。
カバー部材の突出端部の前面カバー部材の端部からの最
短突出距離を0.5mm以上にすることが好ましい。ま
た、この最短突出距離は、モジュールをコンパクトにす
るために、50mm以下であることが好ましい。
を図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の
実施形態を示しており、(a)は平面図、(b)は
(a)のB−B線断面図である。
素子(極めて薄いため図示せず)と、この太陽光発電素
子の受光面側に配置された透光性を有する前面カバー部
材2と、太陽光発電素子を挟んで前面カバー部材2と対
向するように配置された裏面カバー部材3とを備えてい
る。なお、本実施形態では太陽光発電素子の厚さが極め
て薄い(2〜3μm程度)ため、前面カバー部材2と裏
面カバー部材3が接触した状態となっている。
それぞれ矩形状に形成されており、裏面カバー部材3の
縦幅と横幅はそれぞれ前面カバー部材2の縦幅と横幅よ
りも10mmずつ長くなっており、前面カバー部材2と
裏面カバー部材3は、裏面カバー部材3の端部3a〜3
dがこれらに対向する前面カバー部材2の端部2a〜2
dからそれぞれ外方に5mmずつ突出するように組み合
わされている。
らに対向する前面カバー部材2の端部2a〜2bの側面
にまたがるように、全周にわたって加熱硬化性樹脂より
成る封止剤4が充填されている。このように、封止剤4
を裏面カバー部材3の端部3a〜3bの上に載せるよう
に設けることにより、封止剤4が液ダレしにくく、作業
性良く製造することができるものである。
樹脂であり、太陽電池モジュールの製造工程中の加熱工
程によって封止剤4が乾燥硬化するため、自然乾燥の場
合に比べてより液ダレが生じにくくなっている。
と裏面カバー部材3が接触しているため、裏面カバー部
材3の端部3a〜3dとこれらに対向する前面カバー部
材2の端部2a〜2dの間の隙間が極めて小さくなって
おり、かつ封止剤4が裏面カバー部材3の端部3a〜3
dと前面カバー部材2の端部2a〜2dの側面にまたが
って設けられているため、内部に水分等が侵入するのを
ほぼ完全に防止することができる。
明する。図2は本発明の第2の実施形態を示しており、
(a)は平面図、(b)は(a)のC−C線断面図であ
る。なお、以下の各実施形態において、第1の実施形態
と対応する部分には同一の符号を付してあり、同一の部
分については説明を省略してある。
ー部材2及び裏面カバー部材3は第1の実施形態と同様
に形成され、同様に組み合わされている。そして、裏面
カバー部材3の端部3a〜3dとこれらに対向する前面
カバー部材の端部2a〜2bの側面にまたがるように、
全周にわたってブチル系ゴムより成る封止剤4が充填さ
れている。
あり、流動性が極めて低いため、タレることが殆どな
い。
明する。図3は本発明の第3の実施形態を示しており、
(a)は平面図、(b)は(a)のD−D線断面図、
(c)は裏面図である。
ー部材2は矩形状に形成されており、裏面カバー部材3
は略矩形状で四つの隅部がそれぞれ矩形状に切り欠かれ
ており、+型を成している。裏面カバー部材3の縦幅と
横幅は、それぞれ前面カバー部材2の縦幅と横幅よりも
10mmずつ長くなっており、前面カバー部材2と裏面
カバー部材3は、裏面カバー部材3の端部3a〜3dが
これらに対向する前面カバー部材2の端部2a〜2dか
らそれぞれ外方に5mmずつ突出するように組み合わさ
れている。
より製造され、ラミネート時の圧力によって裏面カバー
部材3の端部3a〜3dが前面カバー部材2の側面の下
端縁に沿って上方に折れ曲がっている。そして、折れ曲
がった端部3a〜3dとこれらに対向する前面カバー部
材の端部2a〜2bの側面にまたがるように、略全周に
わたってシリコーン樹脂より成る封止剤4が充填されて
いる。このように、本実施形態では、端部3a〜3bが
上方に折れ曲がっているため封止剤4を塗る際の液ダレ
がより生じにくくなっている。
部材の端部が全周にわたって前面カバー部材の端部から
外方に突出し、封止剤を全周にわたって設けた場合につ
いて説明したが、裏面カバー部材を、その端部の一部が
これに対向する前面カバー部材の端部から外方に突出す
るように形成し、この突出端部とこれに対向する前面カ
バー部材の端部の間に封止剤を設けるようにしてもよ
い。
ジュールは、封止剤が裏面カバー部材の突出端部の上に
載せた状態で設けられるため、液ダレが生じにくく、製
造時の作業性が良い。
るときは、前面カバー部材と裏面カバー部材を接触さ
せ、封止剤を裏面カバー部材の突出端部と前面カバー部
材の端部の側面にまたがって充填するようにしたことに
より、前面カバー部材の突出端部とこれに対向する裏面
カバー部材の端部の間の隙間が極めて小さいため、端部
封止の確実性が向上する。
るときは、裏面カバー部材の突出端部の前面カバー部材
の端部からの最短突出距離を0.5mm以上としたこと
により、封止剤を裏面カバー部材の突出端部の上に設け
易いため、作業性がより良好となる。
(a)は平面図、(b)は(a)のB−B線断面図。
(a)は平面図、(b)は(a)のC−C線断面図。
(a)は平面図、(b)は(a)のD−D線断面図、
(c)は裏面図。
表的なスーパーストレートタイプ太陽電池モジュールの
構造図。
断面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 太陽光発電素子と、この太陽光発電素子
の受光面側に配置された透光性を有する前面カバー部材
と、前記太陽光発電素子を挟んで前記前面カバー部材と
対向するように配置された裏面カバー部材とを備え、前
記前面カバー部材と前記裏面カバー部材の対向する端部
間を封止剤で封止した太陽電池モジュールであって、前
記裏面カバー部材を、少なくとも一部の端部がこれに対
向する前記前面カバー部材の端部から外方に突出するよ
うに形成し、この突出端部とこれに対向する前記前面カ
バー部材の端部の間に前記封止剤を充填したことを特徴
とする太陽電池モジュール。 - 【請求項2】 前記前面カバー部材と前記裏面カバー部
材を接触させ、前記封止剤を前記裏面カバー部材の突出
端部と前記前面カバー部材の端部の側面にまたがって充
填したことを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジ
ュール。 - 【請求項3】 前記裏面カバー部材の突出端部の前記前
面カバー部材の端部からの最短突出距離が0.5mm以
上であることを特徴とする請求項1または請求項2に記
載の太陽電池モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01707299A JP3492931B2 (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 太陽電池モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01707299A JP3492931B2 (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 太陽電池モジュール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000216419A true JP2000216419A (ja) | 2000-08-04 |
JP3492931B2 JP3492931B2 (ja) | 2004-02-03 |
Family
ID=11933792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01707299A Expired - Fee Related JP3492931B2 (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 太陽電池モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3492931B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013118321A (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | Nisshinbo Holdings Inc | 太陽電池モジュールおよびその製造方法 |
-
1999
- 1999-01-26 JP JP01707299A patent/JP3492931B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013118321A (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | Nisshinbo Holdings Inc | 太陽電池モジュールおよびその製造方法 |
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