JP2000216391A - Soi型半導体装置の製造方法 - Google Patents

Soi型半導体装置の製造方法

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JP2000216391A
JP2000216391A JP11015779A JP1577999A JP2000216391A JP 2000216391 A JP2000216391 A JP 2000216391A JP 11015779 A JP11015779 A JP 11015779A JP 1577999 A JP1577999 A JP 1577999A JP 2000216391 A JP2000216391 A JP 2000216391A
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soi
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Yuji Komatsu
裕司 小松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】素子分離領域の厚さの減少を出来る限り抑制で
き、しかも、ゲート絶縁膜の信頼性を低下させることが
無く、安定した特性を有する溝ゲート型のSOI型半導
体装置を製造し得る方法を提供する。 【解決手段】SOI型半導体装置の製造方法は、(イ)
支持体上の絶縁層上に設けられた半導体層のチャネル形
成領域を形成すべき領域の厚さを薄くする工程と、
(ロ)チャネル形成領域及びソース/ドレイン領域を形
成すべき半導体層の領域を取り囲むように、絶縁層上に
素子分離領域を形成する工程と、(ハ)半導体層にトラ
ンジスタ素子を形成する工程を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SOI型半導体装
置の製造方法に関し、より詳しくは、チャネル形成領域
が形成されたSOI層(支持体上の絶縁層上に設けられ
た半導体層)の領域の厚さがソース/ドレイン領域が形
成されたSOI層の領域の厚さよりも薄い、所謂、溝ゲ
ート型のSOI型半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】SOI(Semiconductor On Insulator)
技術によって、素子間同士の分離が容易となり、しか
も、ソフトエラーやCMOSトランジスタに特有のラッ
チアップの制御が可能となることが知られている。そし
て、比較的早くから、0.5μm程度の厚さを有するS
OI層にトランジスタ素子を形成することによって、C
MOSトランジスタ素子の高速化、高信頼性化の検討が
行われてきた。
【0003】最近、SOI層を0.1μm程度まで薄く
し、更に、チャネル形成領域の不純物濃度を比較的低濃
度に制御して、チャネルを誘起するSOI層の部分全体
が空乏化するような条件にすると、短チャネル効果の抑
制、MOSトランジスタ素子の電流駆動能力の向上な
ど、一層優れた性能が得られることが判ってきた。
【0004】ところで、次世代以降の微細な完全空乏型
のSOI型半導体装置においては、短チャネル効果をS
OI層の厚さで抑制しようとしている。それ故、SOI
層の厚さを、ゲート長Lgの縮小に伴い、益々薄くする
ことが要求され、一般に、ゲート長Lgの1/5〜1/
10にすることが必要とされる。従って、ゲート長Lg
を0.18μmとした場合、SOI層の厚さを36nm
以下にする必要がある。SOI層の厚さばらつきを考慮
した場合、この36nmがSOI層の最大厚さとなるの
で、実際にはそれよりもSOI層の厚さを薄くする必要
がある。
【0005】このようにSOI層の薄層化を進めると、
トランジスタ特性に影響を与える寄生効果が無視できな
くなる。その1つが、例えばソース/ドレイン領域の寄
生抵抗の増大である。即ち、例えばシリコンから成るS
OI層の厚さが50nm程度と比較的厚い場合であって
も、SOI層へのサリサイド形成を行わないときには、
n型不純物を含有するソース/ドレイン領域のシート抵
抗は150Ω/□前後、p型不純物を含有するソース/
ドレイン領域のシート抵抗は300Ω/□前後にもな
り、場合によっては、トランジスタ素子のチャネル抵抗
の数十%にもなってしまう。
【0006】サリサイド形成、即ち、自己整合的なシリ
サイド層の形成は、SOI層表面に金属層を形成した
後、SOI層を構成するSi原子と金属層を構成する原
子を熱処理に基づき反応させることによって行われる。
然るに、SOI層を消費することによってシリサイド層
を形成するので、SOI層の厚さが薄くなるに従い、S
OI層の表面にシリサイド層を形成することが非常に困
難になりつつある。しかも、チタンシリサイド層を形成
するためには厚さ15nm以上のチタン層をSOI層表
面に形成する必要がある。チタン層の厚さを15nm以
上にしないと、Ti原子とSi原子とを熱処理によって
反応させるとき、チタン層に凝集が生じ、低抵抗化が図
れなくなるからである。チタン層の厚さの下限にこのよ
うな制約があるが故に、SOI層の厚さを薄くすること
は一層困難である。
【0007】更には、SOI層の厚さを薄くすると、S
OI層にソース/ドレイン領域を形成するためにSOI
層にイオン注入を施したとき、SOI層に結晶破壊が生
じるといった問題も生じる。また、ソース/ドレイン領
域上にコンタクトホールを形成する場合、全面に層間絶
縁層を形成し、ソース/ドレイン領域の上方の層間絶縁
層に開口部を形成する。このとき、ソース/ドレイン領
域が削られる場合があるが、SOI層の厚さが薄いと削
れの影響が大きく、最悪の場合、ソース/ドレイン領域
の一部が失われてしまう。
【0008】これらの問題を解決するための方策とし
て、チャネル形成領域が形成されたSOI層の領域の厚
さがソース/ドレイン領域が形成されたSOI層の領域
の厚さよりも薄い、所謂、溝ゲート型のSOI型半導体
装置が、例えば、"Extremely Thin Film (10nm) SOI MO
SFET Characteristics Including Inversion Layer toA
ccumulation Layer Tunneling", J. H. Choi, et al.,
IEDM 94 pp645-648 (27.1.1-27.1.4)から知られてい
る。この溝ゲート型のSOI型半導体装置においては、
チャネル形成領域が形成されたSOI層の領域の厚さを
薄くするので、効果的に短チャネル効果の抑制を図るこ
とができる。しかも、ソース/ドレイン領域が形成され
たSOI層の領域の厚さが厚いので、上述の問題の発生
を回避することができるし、場合によっては、サリサイ
ド形成を行うこと無く、ソース/ドレイン領域のシート
抵抗を比較的低い値に維持することが可能となる。
【0009】以下、かかる溝ゲート型のSOI型半導体
装置の製造方法の概要を、図10〜図15を参照して説
明する。
【0010】[工程−10]先ず、SIMOX法等によ
って製造されたSOI基板を準備する。このSOI基板
は、シリコン半導体基板から成る支持体10と支持体上
に設けられたSiO 2から成る絶縁層11と、絶縁層1
1上に設けられたシリコンから成る半導体層(SOI層
に相当する)12から構成されている。そして、半導体
層12の表面に、厚さ約5nmのSiO2から成るパッ
ド酸化膜121を熱酸化法にて形成し、次いで、全面に
厚さ約100nmのSiNから成る素子分離領域形成用
マスク層122をCVD法にて形成する(図10の
(A)参照)。
【0011】その後、リソグラフィ技術に基づき、素子
分離領域形成用マスク層122上にパターニングされた
レジスト層(図示せず)を設け、かかるレジスト層をエ
ッチング用マスクとして素子分離領域形成用マスク層1
22をエッチングし、更に、パッド酸化膜121、半導
体層12をエッチングした後、レジスト層を除去する
(図10の(B)参照)。こうして、チャネル形成領域
及びソース/ドレイン領域を形成すべき半導体層12の
領域以外の領域は、素子分離領域形成用マスク層122
によって被覆される。
【0012】[工程−20]その後、素子分離領域形成
用マスク層122上を含む、露出した絶縁層11上にS
iO2から成る素子分離領域形成用の絶縁膜123をC
VD法によって製膜する(図11の(A)参照)。そし
て、素子分離領域形成用マスク層122をストッパ層と
して、化学的・機械的研磨法(CMP法)にて絶縁膜1
23を研磨する。こうして、図11の(B)に示すよう
に、素子分離領域123Aを得ることができる。そし
て、素子分離領域形成用マスク層122及びパッド酸化
膜121を除去する(図12の(A)参照)。
【0013】[工程−30]次に、半導体層12の表面
にパッド酸化膜113を熱酸化法にて形成した後、全面
にSiNから成るマスク層115をCVD法にて形成す
る(図12の(B)参照)。そして、リソグラフィ技術
に基づき、マスク層115上にパターニングされたレジ
スト層(図示せず)を設け、かかるレジスト層をエッチ
ング用マスクとしてマスク層115をエッチングした
後、レジスト層を除去する(図13の(A)参照)。エ
ッチングされたマスク層115によって被覆されていな
い半導体層12の領域が、チャネル形成領域を形成すべ
き半導体層12の領域に相当する。
【0014】次に、マスク層115で被覆されていない
半導体層12の領域を、その表面から所定の深さまで酸
化する。具体的には、所謂、LOCOS法に基づき、マ
スク層115で被覆されていない半導体層12の領域に
SiO2から成る酸化層116を形成する(図13の
(B)参照)。酸化層116の下の半導体層12の厚さ
は、形成すべき酸化層116の厚さによって制御するこ
とができる。その後、マスク層115を熱リン酸を用い
て除去し、更に、パッド酸化膜113及び酸化層116
をフッ酸を用いて除去する。こうして、図14に示すよ
うに、支持体10上の絶縁層11上に設けられた半導体
層12のチャネル形成領域を形成すべき領域の厚さを薄
くすることができる。尚、このような領域を、図14に
おいては凹部120Aで表す。
【0015】[工程−40]以降、通常のMOS型FE
Tの製造方法に基づき、半導体層12にトランジスタ素
子を形成すればよい。具体的には、厚さ30nm程度の
犠牲酸化膜を熱酸化法にて半導体層12の表面に形成し
た後、犠牲酸化膜をエッチングし、次いで、半導体層1
2の表面に熱酸化法にてゲート絶縁膜30を形成する。
その後、例えば、不純物を含有するポリシリコン層及び
シリサイド層の2層から構成されたゲート電極31を形
成する。尚、図においては、ゲート電極を1層で表し
た。その後、露出している半導体層12に低濃度の不純
物含有領域をイオン注入法にて形成し、絶縁材料から成
るゲートサイドウオール32をゲート電極31の側壁に
形成する。その後、露出している半導体層12に高濃度
の不純物含有領域をイオン注入法にて形成し、イオン注
入された不純物の活性化アニール処理を行うことによっ
て、半導体層12にソース/ドレイン領域33を形成す
る。ソース/ドレイン領域33で挟まれた半導体層12
の領域がチャネル形成領域34に相当する。
【0016】こうして、図15の(A)及び(B)に示
す構造を得ることができる。尚、図15の(A)は、ゲ
ート電極31の延びる方向と直角の方向の垂直面で半導
体層12等を切断したときの模式的な一部断面図であ
り、図15の(B)は、ゲート電極31の延びる方向と
平行な方向であってゲート電極31を含む垂直面で半導
体層12等を切断したときの模式的な一部断面図であ
る。
【0017】その後、例えばSiO2から成る層間絶縁
層を全面にCVD法にて製膜し、ソース/ドレイン領域
33の上方の層間絶縁層に開口部をRIE法にて形成
し、開口部内を含む層間絶縁層上に配線材料層を堆積さ
せる。そして、配線材料層をパターニングすることによ
って、層間絶縁層上に配線を得ることができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の溝ゲート型のSOI型半導体装置の製造方法におい
ては、チャネル形成領域及びソース/ドレイン領域を形
成すべき半導体層12の領域を取り囲むように、絶縁層
11上に素子分離領域123Aを形成する([工程−1
0]〜[工程−20])。そして、その後、支持体10
上の絶縁層11上に設けられた半導体層12のチャネル
形成領域を形成すべき領域を選択酸化し、この選択酸化
された半導体層の領域を除去することによって、チャネ
ル形成領域を形成すべき半導体層12の領域の厚さを薄
くする([工程−30])。
【0019】そのため、[工程−30]において、パッ
ド酸化膜113及び酸化層116をフッ酸を用いて除去
したとき、素子分離領域123Aを構成する絶縁膜12
3も厚さ方向に一部分が除去されてしまい、素子分離領
域123Aの厚さが薄くなる(図14参照)。その結
果、素子分離領域123Aの頂面の水準は、ソース/ド
レイン領域を形成すべき半導体層12の領域(図14で
は参照番号120Bで表す)の頂面の水準よりも低くな
ってしまう。
【0020】このように、素子分離領域123Aの厚さ
が薄くなると、素子分離領域123A上に延びるゲート
電極31の延在部と支持体10との間の寄生容量が増加
するといった問題が生じる。また、素子分離領域123
Aの頂面の水準がソース/ドレイン領域を形成すべき半
導体層12の領域120Bの頂面の水準よりも低くなっ
てしまうので、半導体層12の端部(図15の(B)に
おいて「X」で示す)にゲート電極の電界が集中する結
果、ゲート絶縁膜30の信頼性が低下し、ゲート耐圧が
劣化する。そればかりか、場合によっては、寄生MOS
が半導体層12の端部近傍に形成され、例えばnチャネ
ル型トランジスタ素子においては閾値電圧Vthが低下
し、トランジスタ素子のオフ特性が劣化するといった問
題が生じる。また、半導体層12の端部におけるゲート
電極の幅にばらつきが生じ易いといった問題もある。
【0021】従って、本発明の目的は、素子分離領域の
厚さの減少を出来る限り抑制でき、しかも、ゲート絶縁
膜の信頼性を低下させることが無く、安定した特性を有
する溝ゲート型のSOI型半導体装置を製造し得る方法
を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のSOI型半導体装置の製造方法は、(A)
支持体上に設けられた絶縁層、(B)絶縁層上に設けら
れた半導体層、(C)半導体層を取り囲むように絶縁層
上に形成された素子分離領域、並びに、(D)半導体層
に形成されたチャネル形成領域及びソース/ドレイン領
域、半導体層の表面に形成されゲート絶縁膜、並びに、
ゲート絶縁膜を介してチャネル形成領域の上方に形成さ
れたゲート電極とを備えたトランジスタ素子、から成る
SOI型半導体装置の製造方法であって、(イ)支持体
上の絶縁層上に設けられた半導体層のチャネル形成領域
を形成すべき領域の厚さを薄くする工程と、(ロ)チャ
ネル形成領域及びソース/ドレイン領域を形成すべき半
導体層の領域を取り囲むように、絶縁層上に素子分離領
域を形成する工程と、(ハ)半導体層にトランジスタ素
子(例えばMIS型FETあるいはMOS型FET)を
形成する工程、を具備することを特徴とする。
【0023】本発明のSOI型半導体装置の製造方法に
おいては、前記工程(イ)は、(イ−1)チャネル形成
領域を形成すべき半導体層の領域以外の領域をマスク層
で被覆する工程と、(イ−2)マスク層で被覆されてい
ない半導体層の領域を、その表面から所定の深さまで除
去する工程から成ることが好ましい。尚、ソース/ドレ
イン領域を形成すべき半導体層の領域の一部分がマスク
層で被覆されていてもよい。ここで、工程(イ−2)
は、マスク層で被覆されていない半導体層の領域を、そ
の表面から所定の深さまで酸化する工程と、マスク層を
除去し、且つ、半導体層の酸化された部分を除去する工
程から成ることが好ましい。尚、マスク層を除去した後
に半導体層の酸化された部分を除去してもよいし、半導
体層の酸化された部分を除去した後にマスク層を除去し
てもよい。但し、これらの工程に限定するものではな
く、例えば、反応性イオンエッチング(RIE)法にて
半導体層をエッチングすることによって、チャネル形成
領域を形成すべき半導体層の領域の厚さを薄くしてもよ
い。
【0024】また、本発明のSOI型半導体装置の製造
方法においては、前記工程(ロ)は、(ロ−1)チャネ
ル形成領域及びソース/ドレイン領域を形成すべき半導
体層の領域を素子分離領域形成用マスク層で被覆し、素
子分離領域を形成すべき半導体層を除去する工程と、
(ロ−2)露出した絶縁層上に素子分離領域形成用の絶
縁膜を形成し、以て、チャネル形成領域及びソース/ド
レイン領域を形成すべき半導体層の領域を取り囲むよう
に絶縁層上に素子分離領域を形成する工程(トレンチ形
成工程)と、(ロ−3)素子分離領域形成用マスク層を
除去し、以て、ソース/ドレイン領域を形成すべき半導
体層の領域の頂面よりも高い頂面を有する素子分離領域
を得る工程から成ることが好ましい。但し、素子分離領
域の形成はこのようなトレンチ形成法に限定するもので
はなく、LOCOS法に基づき形成することもできる。
また、工程(ロ−2)は、素子分離領域形成用マスク層
上を含む露出した絶縁層上に素子分離領域形成用の絶縁
膜を製膜した後、素子分離領域形成用マスク層をストッ
パ層として化学的・機械的研磨法によって絶縁膜を研磨
する工程から成ることが好ましいが、このような工程に
限定するものではなく、例えば、エッチバック法に基づ
いてもよい。
【0025】更には、本発明のSOI型半導体装置の製
造方法においては、工程(イ)に先立ち、マスク位置合
わせの基準となるマスク位置合わせ基準パターンを、少
なくとも半導体層及び絶縁層に形成しておくことが好ま
しい。尚、マスク位置合わせ基準パターンは、半導体層
及び絶縁層のみならず、支持体にまでも形成しておいて
もよい。マスク位置合わせ基準パターンは、例えばスク
ラブ・ライン上等の半導体装置を形成しない領域に形成
すればよい。マスク位置合わせ基準パターンは、リソグ
ラフィ技術及びエッチング技術に基づき形成することが
できる。このようにマスク位置合わせ基準パターンを形
成することによって、半導体層のチャネル形成領域を形
成すべき領域の厚さを薄くした後、各種のプロセスを実
行するときのリソグラフィ工程におけるマスク位置合わ
せを確実なものとすることができる。
【0026】支持体上に設けられた絶縁層、及び、絶縁
層上に設けられた半導体層の形成方法は、所謂、SIM
OX(Separation by IMplanted OXygen)法としてもよ
いし、所謂、基板張り合わせ法としてもよい。尚、SI
MOX法にて形成した場合には、支持体は、例えばシリ
コン半導体基板から構成される。基板張り合わせ法にて
形成した場合には、支持体は、例えばシリコン半導体基
板から成る支持基板から構成される。半導体層は、シリ
コンから構成されていてもよいし、例えばシリコン−ゲ
ルマニウム混晶系から構成されていてもよい。
【0027】本発明においては、支持体上の絶縁層上に
設けられた半導体層のチャネル形成領域を形成すべき領
域の厚さを薄くした後に絶縁層上に素子分離領域を形成
するので、素子分離領域の厚さの減少を抑制できる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、発明の実
施の形態(以下、実施の形態と略称する)に基づき本発
明のSOI型半導体装置の製造方法を説明する。尚、図
1に本発明のSOI型半導体装置の製造方法及び従来の
SOI型半導体装置の製造方法の概要の対比を示す。
【0029】[工程−100]先ず、SIMOX法等に
よって製造されたSOI基板を準備する。このSOI基
板は、シリコン半導体基板の内部に酸素イオンをイオン
注入した後、熱処理を施すことによって得ることがで
き、図2の(A)に示すように、シリコン半導体基板か
ら成る支持体10と支持体上に設けられたSiO2から
成り厚さ約110nmの絶縁層11と、絶縁層11上に
設けられた厚さ約170nmのシリコンから成る半導体
層(SOI層に相当する)12から構成されている。
【0030】そして、半導体層12の表面に、厚さ約5
nmのSiO2から成るパッド酸化膜13を熱酸化法に
て形成し、次いで、全面に厚さ約55nmのポリシリコ
ン層14をCVD法にて形成し、更に、全面に厚さ約1
00nmのSiNから成るマスク層15をCVD法にて
形成する(図2の(B)参照)。尚、パッド酸化膜13
は、半導体層12に欠陥が発生することを防止するため
に形成する。また、ポリシリコン層14は、後述する
[工程−120]において酸化層を形成するときの変換
差を小さくするために形成する。尚、場合によっては、
ポリシリコン層14を形成しなくともよい。
【0031】[工程−110]その後、チャネル形成領
域を形成すべき半導体層12の領域以外の領域をマスク
層15で被覆する。具体的には、リソグラフィ技術に基
づき、マスク層15上にパターニングされたレジスト層
(図示せず)を設け、かかるレジスト層をエッチング用
マスクとしてマスク層15をRIE法にてエッチングし
た後、レジスト層を除去する(図3の(A)参照)。エ
ッチングされたマスク層15によって被覆されていない
半導体層12の領域が、チャネル形成領域を形成すべき
半導体層12の領域に相当する。
【0032】[工程−120]次に、マスク層15で被
覆されていない半導体層12の領域を、その表面から所
定の深さまで除去する。具体的には、先ず、マスク層1
5で被覆されていない半導体層12の領域を、その表面
から所定の深さまで酸化する。実施の形態においては、
所謂、LOCOS法に基づき、マスク層15で被覆され
ていない半導体層12の領域に厚さ約200nmのSi
2から成る酸化層16を形成する(図3の(B)参
照)。酸化層16の下の半導体層12の厚さは約80n
mである。酸化層16の下の半導体層12の厚さは、形
成すべき酸化層16の厚さによって制御することができ
る。
【0033】[工程−130]その後、マスク層15を
除去し、且つ、半導体層12の酸化された部分である酸
化層16を除去する。具体的には、熱リン酸によってS
iNから成るマスク層15を除去し、更に、ポリシリコ
ン層14をドライエッチングによって除去し、パッド酸
化膜13をフッ酸系溶液によって除去する(図4の
(A)参照)。次いで、酸化層16をフッ酸系溶液を用
いてエッチングする(図4の(B)参照)。ここで、酸
化層16のエッチングは、酸化層16の下に存在する層
が半導体層12であるが故に、かかる半導体層12のフ
ッ酸によるエッチングは十分に無視できる程度の量であ
る。従って、酸化層16のエッチングを確実に行うこと
ができる。
【0034】こうして、支持体10上の絶縁層11上に
設けられた半導体層12のチャネル形成領域を形成すべ
き領域の厚さを薄くすることができる。尚、厚さが薄く
なった、チャネル形成領域を形成すべき半導体層12の
領域を、以下、凹部20と呼ぶ場合がある。
【0035】[工程−140]次いで、チャネル形成領
域及びソース/ドレイン領域を形成すべき半導体層12
の領域を取り囲むように、絶縁層11上に素子分離領域
23Aを形成する。具体的には、先ず、半導体層12上
にパッド酸化膜21を熱酸化法にて形成し、次いで、全
面にSiNから成る素子分離領域形成用マスク層22を
CVD法にて形成する(図5の(A)参照)。その後、
リソグラフィ技術に基づき、素子分離領域形成用マスク
層22上にパターニングされたレジスト層(図示せず)
を設け、かかるレジスト層をエッチング用マスクとし
て、素子分離領域形成用マスク層22、パッド酸化膜2
1及び半導体層12をエッチングした後、レジスト層を
除去する(図5の(B)参照)。こうして、チャネル形
成領域及びソース/ドレイン領域を形成すべき半導体層
12の領域を素子分離領域形成用マスク層22で被覆
し、且つ、素子分離領域を形成すべき半導体層を除去す
ることができる。
【0036】[工程−150]その後、露出した絶縁層
11上に素子分離領域形成用の絶縁膜23を形成し、以
て、チャネル形成領域及びソース/ドレイン領域を形成
すべき半導体層の領域を取り囲むように絶縁層11上に
素子分離領域23Aを形成する。具体的には、CVD法
によって全面にSiO2から成る絶縁膜23を製膜する
(図6の(A)参照)。そして、素子分離領域形成用マ
スク層22をストッパ層として、化学的・機械的研磨法
(CMP法)にて絶縁膜23を研磨する。こうして、図
6の(B)に示す構造を得ることができる。
【0037】その後、素子分離領域形成用マスク層22
を除去し、以て、ソース/ドレイン領域を形成すべき半
導体層12の領域の頂面よりも高い頂面を有する素子分
離領域23Aを得る。具体的には、素子分離領域形成用
マスク層22上に僅かに残された絶縁膜23をフッ酸を
用いて除去し、更に、素子分離領域形成用マスク層22
及びパッド酸化膜21を、それぞれ、熱リン酸及びフッ
酸を用いて除去する。こうして、図7に示す構造を得る
ことができる。尚、素子分離領域23Aの頂面の水準
は、ソース/ドレイン領域を形成すべき半導体層12の
領域の頂面の水準よりも高い。この水準差は、主に、パ
ッド酸化膜21及び素子分離領域形成用マスク層22の
厚さによって制御することができる。
【0038】[工程−160]以降、通常のMOS型F
ETの製造方法に基づき、半導体層12にトランジスタ
素子を形成すればよい。具体的には、厚さ30nm程度
の犠牲酸化膜を熱酸化法にて半導体層12の表面に形成
した後、犠牲酸化膜をエッチングし、次いで、半導体層
12の表面に熱酸化法にてゲート絶縁膜30を形成す
る。その後、例えば、不純物を含有するポリシリコン層
及びシリサイド層の2層から構成されたゲート電極31
を形成する。尚、図においては、ゲート電極を1層で表
した。その後、露出している半導体層12に低濃度の不
純物含有領域をイオン注入法にて形成し、絶縁材料から
成るゲートサイドウオール32をゲート電極31の側壁
に形成する。その後、露出している半導体層12に高濃
度の不純物含有領域をイオン注入法にて形成し、イオン
注入された不純物の活性化アニール処理を行うことによ
って、半導体層12にソース/ドレイン領域33を形成
する。ソース/ドレイン領域33で挟まれた半導体層1
2の領域がチャネル形成領域34に相当する。ソース/
ドレイン領域33が形成された半導体層12の領域の厚
さは約150nm、チャネル形成領域34が形成された
半導体層12の領域の厚さは約60nmである。
【0039】こうして、図8の(A)及び(B)に示す
構造を得ることができる。尚、図8の(A)は、ゲート
電極31の延びる方向と直角の方向の垂直面で半導体層
12等を切断したときの模式的な一部断面図であり、図
8の(B)は、ゲート電極31の延びる方向と平行な方
向であってゲート電極31を含む垂直面で半導体層12
等を切断したときの模式的な一部断面図である。
【0040】その後、例えばSiO2から成る層間絶縁
層35を全面にCVD法にて製膜し、ソース/ドレイン
領域33の上方の層間絶縁層35に開口部をRIE法に
て形成し、開口部内を含む層間絶縁層35上に配線材料
層を堆積させる。そして、配線材料層をパターニングす
ることによって、層間絶縁層35上に配線36を得るこ
とができる(図9参照)。
【0041】こうして、支持体10上に設けられた絶
縁層11、絶縁層11上に設けられた半導体層12、
半導体層12を取り囲むように絶縁層11上に形成さ
れた素子分離領域23A、並びに、半導体層12に形
成されたチャネル形成領域34及びソース/ドレイン領
域33、半導体層12の表面に形成されゲート絶縁膜3
0、並びに、ゲート絶縁膜30を介してチャネル形成領
域34の上方に形成されたゲート電極31とを備えたト
ランジスタ素子から成り、チャネル形成領域34が形成
された半導体層12の領域の平均厚さは、ソース/ドレ
イン領域33が形成された半導体層12の領域の平均厚
さよりも薄く、ソース/ドレイン領域33が形成された
半導体層12の領域の頂面よりも素子分離領域23Aの
頂面の方が高いSOI型半導体装置を得ることができ
る。
【0042】以上、本発明を、発明の実施の形態に基づ
き説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
い。[工程−130]において形成された凹部20の段
差が小さい場合、以降の工程において、リソグラフィ工
程におけるマスク位置合わせが困難となる場合がある。
このような場合には、[工程−100]に先立ち、リソ
グラフィ技術及びエッチング技術に基づき、マスク位置
合わせの基準となるマスク位置合わせ基準パターンを半
導体層及び絶縁層、必要に応じて更に支持体10にまで
形成しておけばよい。マスク位置合わせ基準パターン
は、例えばスクラブ・ライン上に形成すればよい。
【0043】また、ソース/ドレイン領域33のシート
抵抗の低抵抗化を図る場合には、サリサイド形成を行え
ばよい。この場合、ゲート電極31を、不純物を含有す
るポリシリコン層、シリサイド層、SiO2層の3層か
ら構成する。そして、[工程−160]においてソース
/ドレイン領域33を形成した後、例えばチタン層を全
面に製膜する。その後、アニール処理を施し、チタン層
を構成するTi原子と半導体層12を構成するSi原子
とを反応させる。次いで、素子分離領域23Aやゲート
電極31、ゲートサイドウオール32上の未反応のチタ
ン層をアンモニア過水(NH4OHとH22の混合水溶
液)によって除去し、再びアニール処理を施す。これに
よって、ソース/ドレイン領域33の表面にチタンシリ
サイド層を形成することができる。ソース/ドレイン領
域が形成された半導体層12の領域の層厚が十分に厚い
ので、サリサイド形成においても何ら問題が生じない。
【0044】
【発明の効果】本発明のSOI型半導体装置の製造方法
によれば、素子分離領域の厚さの減少を抑制できる。そ
の結果、素子分離領域上に延びるゲート電極の延在部と
支持体との間の寄生容量が増加するといった問題の発生
を回避することができる。また、素子分離領域の頂面の
水準がソース/ドレイン領域が形成された半導体層の領
域の頂面の水準よりも高いので、半導体層の端部にゲー
ト電極の電界が集中することが無くなり、ゲート絶縁膜
の信頼性が低下することが無く、高いゲート耐圧を保持
することができるし、寄生MOSが半導体層の端部近傍
に形成されることも無い。従って、安定した特性を有す
る溝ゲート型のSOI型半導体装置を製造することがで
きる。また、半導体層の端部におけるゲート電極の幅に
ばらつきが生じ易いといった問題の発生も回避すること
ができる。加えて、酸化層の下に存在する層が半導体層
であるが故に、例えば、酸化層のエッチングを十分に行
うことができ、プロセスマージンを広げることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のSOI型半導体装置の製造方法と従来
のSOI型半導体装置の製造方法を対比した図表であ
る。
【図2】本発明のSOI型半導体装置の製造方法を説明
するための、支持体等の模式的な一部断面図である。
【図3】図2に引き続き、本発明のSOI型半導体装置
の製造方法を説明するための、支持体等の模式的な一部
断面図である。
【図4】図3に引き続き、本発明のSOI型半導体装置
の製造方法を説明するための、支持体等の模式的な一部
断面図である。
【図5】図4に引き続き、本発明のSOI型半導体装置
の製造方法を説明するための、支持体等の模式的な一部
断面図である。
【図6】図5に引き続き、本発明のSOI型半導体装置
の製造方法を説明するための、支持体等の模式的な一部
断面図である。
【図7】図6に引き続き、本発明のSOI型半導体装置
の製造方法を説明するための、支持体等の模式的な一部
断面図である。
【図8】図7に引き続き、本発明のSOI型半導体装置
の製造方法を説明するための、支持体等の模式的な一部
断面図である。
【図9】図8に引き続き、本発明のSOI型半導体装置
の製造方法を説明するための、支持体等の模式的な一部
断面図である。
【図10】従来のSOI型半導体装置の製造方法を説明
するための、支持体等の模式的な一部断面図である。
【図11】図10に引き続き、従来のSOI型半導体装
置の製造方法を説明するための、支持体等の模式的な一
部断面図である。
【図12】図11に引き続き、従来のSOI型半導体装
置の製造方法を説明するための、支持体等の模式的な一
部断面図である。
【図13】図12に引き続き、従来のSOI型半導体装
置の製造方法を説明するための、支持体等の模式的な一
部断面図である。
【図14】図13に引き続き、従来のSOI型半導体装
置の製造方法を説明するための、支持体等の模式的な一
部断面図である。
【図15】図14に引き続き、従来のSOI型半導体装
置の製造方法を説明するための、支持体等の模式的な一
部断面図である。
【符号の説明】 10・・・支持体、11・・・絶縁層、12・・・半導
体層(SOI層に相当する)、13・・・パッド酸化
膜、14・・・ポリシリコン層、15・・・、マスク
層、16・・・酸化層、20・・・凹部、21・・・パ
ッド酸化膜、22・・・素子分離領域形成用マスク層、
23・・・絶縁膜、23A・・・素子分離領域、30・
・・ゲート絶縁膜、31・・・ゲート電極、32・・・
ゲートサイドウオール、33・・・ソース/ドレイン領
域、34・・・チャネル形成領域、35・・・層間絶縁
層、36・・・配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F048 AA07 AC03 BA16 BB05 BB08 BB19 BC11 BC16 BF06 BG07 BG12 DA25 5F110 AA02 AA06 AA12 BB06 CC02 DD05 DD13 EE05 EE09 EE14 EE31 EE44 FF02 FF23 GG01 GG02 GG12 GG22 GG24 GG25 GG35 GG42 HJ13 HJ23 HK05 HK40 HL04 NN02 NN23 NN35 NN62 NN74 QQ02 QQ10 QQ11 QQ17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)支持体上に設けられた絶縁層、 (B)絶縁層上に設けられた半導体層、 (C)半導体層を取り囲むように絶縁層上に形成された
    素子分離領域、並びに、 (D)半導体層に形成されたチャネル形成領域及びソー
    ス/ドレイン領域、半導体層の表面に形成されゲート絶
    縁膜、並びに、ゲート絶縁膜を介してチャネル形成領域
    の上方に形成されたゲート電極とを備えたトランジスタ
    素子、から成るSOI型半導体装置の製造方法であっ
    て、 (イ)支持体上の絶縁層上に設けられた半導体層のチャ
    ネル形成領域を形成すべき領域の厚さを薄くする工程
    と、 (ロ)チャネル形成領域及びソース/ドレイン領域を形
    成すべき半導体層の領域を取り囲むように、絶縁層上に
    素子分離領域を形成する工程と、 (ハ)半導体層にトランジスタ素子を形成する工程、を
    具備することを特徴とするSOI型半導体装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】前記工程(イ)は、 (イ−1)チャネル形成領域を形成すべき半導体層の領
    域以外の領域をマスク層で被覆する工程と、 (イ−2)マスク層で被覆されていない半導体層の領域
    を、その表面から所定の深さまで除去する工程、 から成ることを特徴とする請求項1に記載のSOI型半
    導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】前記工程(イ−2)は、 マスク層で被覆されていない半導体層の領域を、その表
    面から所定の深さまで酸化する工程と、 マスク層を除去し、且つ、半導体層の酸化された部分を
    除去する工程、 から成ることを特徴とする請求項2に記載のSOI型半
    導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】前記工程(ロ)は、 (ロ−1)チャネル形成領域及びソース/ドレイン領域
    を形成すべき半導体層の領域を素子分離領域形成用マス
    ク層で被覆し、素子分離領域を形成すべき半導体層を除
    去する工程と、 (ロ−2)露出した絶縁層上に素子分離領域形成用の絶
    縁膜を形成し、以て、チャネル形成領域及びソース/ド
    レイン領域を形成すべき半導体層の領域を取り囲むよう
    に絶縁層上に素子分離領域を形成する工程と、 (ロ−3)素子分離領域形成用マスク層を除去し、以
    て、ソース/ドレイン領域を形成すべき半導体層の領域
    の頂面よりも高い頂面を有する素子分離領域を得る工
    程、から成ることを特徴とする請求項1に記載のSOI
    型半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】前記工程(ロ−2)は、素子分離領域形成
    用マスク層上を含む露出した絶縁層上に素子分離領域形
    成用の絶縁膜を製膜した後、素子分離領域形成用マスク
    層をストッパ層として化学的・機械的研磨法によって絶
    縁膜を研磨する工程から成ることを特徴とする請求項4
    に記載のSOI型半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】工程(イ)に先立ち、マスク位置合わせの
    基準となるマスク位置合わせ基準パターンを、少なくと
    も半導体層及び絶縁層に形成しておくことを特徴とする
    請求項1に記載のSOI型半導体装置の製造方法。
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