JP2000216165A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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Abstract
た絶縁膜を低温アニールによって改質し、また、製造装
置系の構成を簡素化する。 【解決手段】 基体1上に絶縁膜5を堆積したのち、触
媒からなる抵抗発熱体3に水素ガス2を吹きつけ、抵抗
発熱体3と水素ガス2との接触反応によって水素ガス2
の少なくとも一部を分解し、分解によって生成された活
性種4の雰囲気中に絶縁膜5を晒す。
Description
法に関するものであり、特に、半導体基板と絶縁膜との
界面状態及び絶縁膜の膜質を改善するための熱処理方法
に特徴のある半導体装置の製造方法に関するものであ
る。
微細化の進展に伴い、半導体集積回路装置を構成するM
ISFET(金属−絶縁体−半導体FET)も微細化が
要求され、微細化に伴って低電圧化が要請されるために
ゲート絶縁膜の厚さを薄くする必要が生じるが、ゲート
絶縁膜として従来のMISFETの様にSiO2 膜を用
いた場合、SiO2 膜を4nm程度まで薄膜化すると、
膜厚の均一性の保持が難しくなるのに加え、リーク電流
の増大やゲート電極にドープする不純物がチャネル領域
に突き抜ける現象などが顕在化し、MISFETの特性
に深刻な影響を及ぼすようになってきた。
縁膜として、SiO2 膜の代わりにSiO2 膜より比誘
電率の大きなシリコン窒化膜(SiNx 膜、化学量論比
的にはSi3 N4 膜)や、SiON膜の適用が検討され
ている。即ち、SiN膜或いはSiON膜は比誘電率が
大きいので、SiO2 膜より厚い膜厚のSiN膜或いは
SiON膜を用いても、同等のゲート特性を得ることが
できるためである。
2 Oガスを用いたものや、熱酸化膜を形成したのち、高
温の窒素雰囲気中に基板をさらす方法が用いられている
が、これらのプロセスは、いずれも800℃以上の高温
プロセスであるため、この様な高温プロセスによってゲ
ート絶縁膜となるSiON膜を形成した場合には、しき
い値電圧Vth調整用にチャネル領域にドープした不純物
をSiN膜の堆積工程において再分布させることにな
り、短チャネル効果の悪化、即ち、ソース−ドレイン領
域間のパンチスルーを誘発することになる。また、この
様な高温プロセスは、近年のウェハの大口径化に対して
は、ウェハの反りをもたらし、加工精度の低下を引き起
こすという問題もある。
温プロセスであるプラズマCVD(PCVD)法やJV
D(Jet Vapor Deposition)法の
適用が試みられており、例えばYale大学、Jet
Process Corp.、或いは、モトローラ社に
おいては、EOT(Equivalent Oxide
Thickness:等価酸化膜厚)換算で、2〜5
nmのSiN膜をJVD法で成膜することが研究されて
おり、特に、モトローラ社においては、0.35μmデ
バイスへの応用研究が行われ、良好な結果を示してい
る。なお、EOT(等価酸化膜厚)とは、比誘電率をS
iO2 膜と同じ3.9であるとして、C−V特性から算
出した絶縁膜の膜厚である。
温プロセス化のために触媒CVD法を用いたシリコン系
薄膜の堆積方法を提案しており(例えば、特開平8−2
50438号公報、特開平10−83988号公報、或
いは、応用物理,Vol.66,No.10,pp.1
094−1097,1997参照)、また、本発明者の
一人である和泉は、触媒CVD装置を用いた基板表面の
窒化法を提案している(Applied Physic
s Letters,Vol.71,No.10,p
p.1371−1372,September,199
7参照)。
或いは、触媒CVD法によって成膜したSiN膜或いは
SiON膜は、堆積しただけでは膜質が必ずしも良くな
く、C−V特性においてヒステリシスループが見られる
という問題がある。このC−V特性においてヒステリシ
スループが見られるということは、Si/SiN界面或
いはSi/SiON界面に活性な多数のダングリング・
ボンドが存在し、チャネル特性に影響を与えるというこ
とを意味する。
低温成長絶縁膜の膜質を改善するためには、800℃程
度の高温におけるN2 雰囲気中でアニールを行う必要が
生じ、結局は全体としては高温プロセスになってしまう
ことになる。
ために、プラズマプロセスを用いてSiON膜内へ窒素
を導入することも検討されているが、プラズマによるS
iON膜へのダメージ、或いは、シリコン基板へのダメ
ージが懸念されている。
酸化膜を用いた場合にも、しきい値電圧Vth調整用にチ
ャネル領域にドープした不純物の再分布による短チャネ
ル効果の悪化、即ち、ソース−ドレイン領域間のパンチ
スルーを防止するためには、SiO2 膜等の酸化膜を低
温で堆積させる必要があるが、そうすると上述の様にS
i/SiO2 膜の界面に多数の活性なダングリング・ボ
ンドが発生し、チャネル特性に影響を与えるという問題
が発生する。
として、低温成膜したSiN膜の膜質を改善するための
低温アニール方法を提案しているので、以下に説明す
る。まず、(100)面を主面とするn型シリコン基板
の表面をRCA洗浄によって清浄化したのち、触媒CV
D装置内において、n型シリコン基板の温度を300℃
とした状態で、原料ガスとしてSiH4 を1.1scc
m、NH3 を50〜60sccm流して真空容器内のガ
ス圧を0.01Torrとし、n型シリコン基板との間
隔が3.7cmとなるように配置したタングステン触媒
体に交流電源から680Wの交流電力を投入して180
0〜1900℃に加熱し、この加熱されたタングステン
触媒体にNH3 及びSiH4 を接触させることによって
NH3及びSiH4 を分解して活性種を生成し、この活
性種をn型シリコン基板の表面で反応させることによっ
てSiN膜を堆積させる。
itu)、SiH4 の供給を停止し、NH3 のみを50
〜60sccm供給してガス圧を0.013Torrと
した以外は成膜工程と同じ条件で、活性種を生成し、こ
の活性種を含む雰囲気中でSiN膜を、例えば、1時間
熱処理することによって改質されたSiN膜を形成す
る。なお、この場合の活性種は、NH3 が分解して形成
された各種のラジカル等から構成されており、その中で
も、Nラジカルが最も多く、次いで、N2 ラジカルが多
いものである。
を行わない前のSiN膜のEOTは4.06nmと見積
もられ、また、界面準位密度Du は8.63×1011c
m-2eV-1であるのに対して、NH3 による触媒アニー
ル処理を行った後のSiN膜のEOTは3.80nmと
見積もられ、履歴特性も改善されており、また、界面準
位密度Du は3.53×1011cm-2eV-1と処理前の
1/2以下に低減していた。
中での低温アニール処理の前のEOTが2.97nmの
SiN膜のリーク電流に比べて、低温アニール処理後の
EOTが2.78nmのSiN膜においては、2桁以上
電流密度が小さくなっており、また、絶縁耐圧も向上し
ている。
ダメージを伴わない絶縁膜の他の形成方法として、低温
プロセスで絶縁膜を成膜したのち触媒で活性化したガス
雰囲気中で400〜700℃の温度でアニールすること
が提案されている(例えば、特開平8−78695号公
報参照)。
内、或いは、それとは独立の反応室内にメッシュ状の触
媒を配置し、原料ガスをメッシュ状の触媒を透過させる
ことによって活性化し、活性化した活性種、即ち、ラジ
カルにより結晶性Si膜/酸化珪素膜界面のシリコン−
水素結合(Si−H)をシリコン−窒素結合(Si≡
N)に置き換えることによって、酸化膜の膜質を改善し
ようとするものであり、全体を700℃以下の低温プロ
セスで行うことができる。
成する結晶性Si膜の表面にプラズマCVD法によって
ゲート絶縁膜となる厚さ20〜150nm、例えば、1
00nmの酸化珪素膜を堆積させたのち、反応室内に水
素を導入し、350℃で2時間アニールしたのち、20
0〜600℃の温度において触媒となる還元ニッケル網
によって活性化したN2 Oを反応室内に導入し、400
〜700℃において1時間熱処理を行うことによって、
酸化珪素膜中、及び、酸化珪素膜と結晶性Si膜の界面
における水素を酸化或いは窒化によって減少させて酸化
珪素膜の膜質及び界面の特性を向上することが開示され
ている。
する結晶性Si膜の表面にスパッタリング法によってゲ
ート絶縁膜となる厚さ20〜150nm、例えば、10
0nmの酸化珪素膜を堆積させたのち、触媒となる白金
網によって活性化したN2 Oを用いて500〜650℃
において1時間熱処理を行うことによって、酸化珪素膜
中、及び、酸化珪素膜と結晶性Si膜の界面における水
素を酸化或いは窒化によって減少させて酸化珪素膜の膜
質及び界面の特性を向上することが開示されている。
成する結晶性Si膜の表面にECR−CVD法によって
ゲート絶縁膜となる厚さ120nmの酸化珪素膜を堆積
させたのち、触媒となるTiを吸着させた粒状或いは粉
状のシリカゲルによって、Arによって1〜5%に希釈
されたNH3 を活性化し、1時間のアニールを施すこと
によって酸化珪素膜を窒化し、次いで、触媒によって活
性化したN2 Oを用いて500〜650℃において1時
間熱処理を行うことによって、窒化された酸化珪素膜と
結晶性Si膜の界面の特性を向上することが開示されて
いる。
VD装置を用いたNH3 の活性種による低温熱処理の場
合には、SiN膜の膜質の改善或いは界面状態の改善に
ついてしか開示されておらず、SiO2 膜等の他の絶縁
膜の膜質或いは界面状態の改善については示唆されてい
ないものである。
されている触媒で活性化したガスを用いて低温アニール
する方法の場合には、基本的には窒化による膜質或いは
界面状態の改善を前提としているが、PCVD法やEC
R−CVD法によって堆積した酸化珪素膜を、メッシュ
状或いは粒状の触媒を備えた別の反応室内で400〜7
00℃の温度で熱処理するものであり、製造装置系の構
成が複雑化するとともに、低温プロセスといっても40
0℃以上の温度を必要とするという問題がある。
縁膜を低温アニールによって改質し、また、製造装置系
の構成を簡素化することを目的とする。
成の説明図であり、この図1を参照して本発明における
課題を解決するための手段を説明する。 図1参照 (1)本発明は、半導体装置の製造方法において、基体
1上に絶縁膜5を堆積したのち、触媒からなる抵抗発熱
体3に水素ガス2を吹きつけ、抵抗発熱体3と水素ガス
2との接触反応によって水素ガス2の少なくとも一部を
分解し、分解によって生成された活性種4の雰囲気中に
絶縁膜5を晒すことを特徴とする。
て、絶縁膜5が、SiO2 膜、SiON膜、CeO
2 膜、或いは、SiN膜の内のいずれかであることを特
徴とする。
り活性化した活性種4を用いてSiO2 膜、SiON
膜、CeO2 膜、或いは、SiN膜等の絶縁膜5をアニ
ールすることによって、例えば、300℃以下の低温プ
ロセスのみで、基体1−絶縁膜5の界面のダングリング
・ボンドをHによって終端させて界面特性を改善するこ
とができる。また、触媒を抵抗発熱体3によって構成す
ることによって、触媒をアニール処理装置内に設けるこ
とができ、それによって、製造装置系を簡素化すること
ができる。なお、本発明における基体1とは、シリコン
基板、基板上に成膜したシリコン堆積層、或いは、金属
を意味するものであり、また、水素ガス2の少なくも一
部を分解するとは、水素ガス2の一部をHラジカルやH
2 ラジカル等に分解しても良いし、或いは、水素ガス2
の全部をHラジカルやH2 ラジカル等に分解しても良い
ことを意味する。
方法において、基体1上に酸化膜を堆積したのち、触媒
からなる抵抗発熱体3に窒素含有ガスを吹きつけ、抵抗
発熱体3と窒素含有ガスとの接触反応によって窒素含有
ガスの少なくとも一部を分解し、分解によって生成され
た活性種4の雰囲気中に酸化膜を晒すことを特徴とす
る。
て、酸化膜が、SiO2 膜、SiON膜、或いは、Ce
O2 膜の内のいずれかであることを特徴とする。
り活性化した活性種4を用いてSiO2 膜、SiON
膜、或いは、CeO2 膜等の酸化膜をアニールすること
によって、例えば、300℃以下の低温プロセスのみ
で、基体1−酸化膜の界面にNを導入することができ、
それによって、界面のダングリング・ボンドをNによっ
て終端させて界面特性を改善することができる。
(4)のいずれかにおいて、窒素含有ガスが、アンモニ
ア、アジ化水素、窒素、窒素ハロゲン化物、或いは、窒
素酸化物の内のいずれかであることを特徴とする。
ール工程に用いる窒素含有ガスとしては、アンモニア
(NH3 )、アジ化水素(HN3 )、窒素、NHCl2
等の窒素ハロゲン化物、或いは、N2 O、NO、NO2
等の窒素酸化物のいずれを用いても良い。
(5)のいずれかにおいて、分解によって生成された活
性種4の雰囲気中に晒す工程が、ゲート電極の形成後で
あることを特徴とする。
温アニール処理をゲート電極の形成後に行うことによっ
て、PMA(ポスト・メタル・アニール)工程を兼ねる
ことができ、それによって、製造工程数を低減すること
ができる。
(5)のいずれかにおいて、分解によって生成された活
性種4の雰囲気中に晒す工程が、ゲート電極の側壁に側
壁酸化膜を形成した後であることを特徴とする。
面の窒化処理を、ゲート電極の側壁に側壁酸化膜、即
ち、サイドウォールを形成した後に行うことによって、
ゲート電極の両側のサイドウォールとシリコン基板との
界面の特性を改善することができ、それによって、耐圧
を改善することができる。
て、側壁酸化膜が、SiO2 膜、SiON膜、或いは、
TEOS(Tetra−Ethyl−Ortho−Si
licate)−NSG(Non Doped Sil
icate Glass)膜の内のいずれかであること
を特徴とする。
説明するが、各実施の形態の製造工程を説明する前に、
図2を参照して、本発明の実施の形態に用いる触媒CV
D装置を説明する。 図2参照 図2は、本発明の各実施の形態に用いる触媒CVD装置
の概念的構成図であり、反応室となる真空容器11には
弁12を介して拡散ポンプ13が接続されており、この
拡散ポンプ13によって反応生成物或いは未反応の原料
ガス19が排気される。
ホルダー14が設けられており、この基板ホルダー14
にはサセプタ等によって保持された試料15が固着され
ており、また、基板ホルダー14の凹部には試料を加熱
するためにヒーター16が設けられており、試料15の
温度は熱電対17によって監視される。
ス19を吹き出すためのノズルを有するガス供給管18
及びタングステン触媒体20を配置し、両者の間にシャ
ッター23を設けておき、タングステン触媒体20には
交流電源21から、700W程度、例えば、680Wの
交流電力が供給され、タングステン触媒体20の抵抗発
熱体線温度は1800〜1900℃程度の高温になる。
なお、タングステン触媒体20の抵抗発熱体線温度は、
コイル状のタングステン触媒体20の電気抵抗の温度依
存性からまず見積もられるが、真空容器11に設けた石
英窓(図示せず)を介して電子式の赤外放射温度計22
によって見積もられる。
ガス19が吹きつけられて、原料ガス19とタングステ
ン触媒体20とが接触することによって、原料ガス19
が分解してラジカル等の活性種が形成され、シャッター
23を開きこの活性種を含む雰囲気中に試料15が晒さ
れることによって、成膜或いはアニール処理が行われ
る。なお、この場合、タングステン触媒体20からの熱
輻射による基板温度の上昇が危惧されるが、試料15と
タングステン触媒体20との間の距離を5cm程度とし
た場合には、熱輻射による温度上昇は数10℃以内であ
るので、低温化の観点からは問題とならない(必要なら
ば、応用物理,Vol.66,No.10,pp.10
94−1097,1997参照)。
第1の実施の形態を説明するが、まず、図3を参照し
て、本発明の第1の実施の形態の製造工程を説明する。 図3(a)参照 まず、(100)面を主面とするn型シリコン基板31
の表面をRCA洗浄によって清浄化したのち、図2に示
した触媒CVD装置内において、n型シリコン基板31
の温度を300℃とした状態で、原料ガス19としてS
iH4 33を1.1sccm、NH3 32を50〜60
sccm流して真空容器11内のガス圧を0.01To
rrとし、n型シリコン基板31との間隔が3.7cm
となるように配置したタングステン触媒体20に交流電
源21から680Wの交流電力を投入して1800〜1
900℃に加熱し、この加熱されたタングステン触媒体
20にNH3 32及びSiH4 33を接触させることに
よってNH3 32及びSiH4 33を分解して活性種3
4,35を生成し、この活性種34,35をn型シリコ
ン基板31の表面で反応させることによって、厚さが、
例えば、5nmのNリッチのSiON膜36が堆積され
る。なお、この場合、SiN膜ではなくSiON膜36
が形成される理由は必ずしも明らかではないが、配管ガ
ス等に混入したO2 が原因であると推測される。
u)、NH3 32及びSiH4 33の供給を停止し、H
2 37を50sccm供給してガス圧を0.01Tor
rとした以外は成膜工程と同じ条件で、活性種38を生
成し、この活性種38を含む雰囲気中でSiON膜36
を、例えば、10分間熱処理することによって改質され
たSiON膜39を形成する。なお、この場合の活性種
38は、H2 37が分解して形成されたラジカル等から
構成されている。
施の形態のH2 処理による界面状態の改善効果を説明す
る。 図4(a)参照 図4(a)は、H2 による触媒アニール処理を行わない
前のSiON膜36のC−V特性を示す図であり、C−
V特性にヒステリシスループが見られるので、n型シリ
コン基板31とSiON膜36との界面に活性なダング
リング・ボンド等が発生し、界面準位密度が高密度にな
っていることが理解される。
のSiON膜39のC−V特性を示す図であり、このC
−V特性にヒステリシスループがほとんど見られないの
で、ダングリング・ボンドが活性化した水素によって終
端され、界面準位密度が大幅に低減していることが理解
される。なお、これらのC−V特性の測定に際しては、
Al電極を形成するだけで、PMA処理は行っていな
い。
によって分解して生成した活性種中での低温アニール処
理によって、n型シリコン基板/SiON膜界面のダン
グリング・ボンドがHによって終端されるので界面準位
密度を大幅に低減することができ、それによって、リー
ク電流が減少し、且つ、絶縁耐圧も向上するので、特性
の優れたMISFETを製造することができる。
ニール処理を400℃未満の低温で、特に、300℃以
下の低温において行うことができるので、しきい値電圧
制御のためにチャネル領域に注入した不純物の再分布を
抑制することができ、短チャネル効果の悪化を防止する
ことができる。
処理によってもSiON膜の界面状態の改質が可能にな
る理由は、必ずしも明らかでないが、従来例のような単
なるメッシュ状の触媒ではなく、1800〜1900℃
の高温になった抵抗発熱体のタングステン触媒体20を
用いたことにより、H2 が効率的に分解されるためと考
えられる。
ては、触媒アニール処理を行うSiON膜を触媒CVD
法によって成膜し、且つ、同じ装置内で引き続いて(i
n−situ)触媒アニール処理を行っているので、成
膜装置とアニール装置を共通化することができ、さら
に、触媒として抵抗発熱体を用いているので、触媒をア
ニール装置内に設けることができ、それによって、製造
装置系の構成を簡素化することができる。
の形態を説明するが、H2 処理の条件は上記の第1の実
施の形態と同様であるので、製造工程の図示は省略す
る。まず、(100)面を主面とするn型シリコン基板
の表面をRCA洗浄によって清浄化したのち、n型シリ
コン基板の温度を50℃とした状態で、スパッタリング
法によって厚さが10nmのSiO2 膜を堆積させる。
いて、n型シリコン基板の温度を300℃とした状態
で、原料ガスとしてH2 を50sccm供給して真空容
器内のガス圧を0.01Torrとし、n型シリコン基
板との間隔が3.7cmとなるように配置したタングス
テン触媒体に交流電源から680Wの交流電力を投入し
て1800〜1900℃に加熱し、この加熱されたタン
グステン触媒体にH2 を接触させて活性種を生成し、こ
の活性種を含む雰囲気中でSiO2 膜を、例えば、10
分間熱処理することによって改質されたSiO2 膜を形
成する。
前のSiO2 膜のC−V特性を示す図であり、C−V特
性にヒステリシスループが見られるので、n型シリコン
基板とSiO2 膜との界面に活性なダングリング・ボン
ド等は発生し、界面準位密度が高密度になっていること
が理解される。
の改質されたSiO2膜のC−V特性を示す図であり、
このC−V特性にヒステリシスループがほとんど見られ
ないので、ダングリング・ボンドが活性化した水素によ
って終端され、界面準位密度が大幅に低減していること
が理解され、また、C−V特性の形状自体からは、膜質
も改善されていることが理解される。なお、これらのC
−V特性の測定に際しては、Al電極を形成するだけ
で、PMA処理は行っていない。
に対しても効果的であることが理解され、したがって、
ゲート酸化膜としてSiO2 膜を用いた場合にも、触媒
によって活性化したH2 による低温処理によって、チャ
ネルドープした不純物を再分布させることなく界面準位
密度を大幅に低減することができ、それによって、リー
ク電流が減少し、且つ、絶縁耐圧も向上するので、特性
の優れたMOSFETを製造することができる。
の形態を説明するが、H2 処理の条件は上記の第1の実
施の形態と同様であるので、製造工程の図示は省略す
る。まず、(111)面を主面とするp型シリコン基板
の表面をRCA洗浄によって清浄化したのち、p型シリ
コン基板の温度を600℃とした状態で、スパッタリン
グ法によって厚さが20nmのCeO2 膜を堆積させ
る。
いて、p型シリコン基板の温度を300℃とした状態
で、原料ガスとしてH2 を50sccm供給して真空容
器内のガス圧を0.01Torrとし、p型シリコン基
板との間隔が3.7cmとなるように配置したタングス
テン触媒体に交流電源から680Wの交流電力を投入し
て1800〜1900℃に加熱し、この加熱されたタン
グステン触媒体にH2 を接触させて活性種を生成し、こ
の活性種を含む雰囲気中でCeO2 膜を、例えば、10
分間熱処理することによって改質されたCeO2 膜を形
成する。
前のCeO2 膜のC−V特性を示す図であり、C−V特
性にヒステリシスループが見られるので、p型シリコン
基板とCeO2 膜との界面に活性なダングリング・ボン
ド等は発生し、界面準位密度が高密度になっていること
が理解される。
の改質されたCeO2膜のC−V特性を示す図であり、
このC−V特性にヒステリシスループがほとんど見られ
ないので、ダングリング・ボンドが活性化した水素によ
って終端され、界面準位密度が大幅に低減していること
が理解され、また、C−V特性の曲線形状自体からは、
膜質も改善されていることが理解される。なお、これら
のC−V特性の測定に際しては、Al電極を形成するだ
けで、PMA処理は行っていない。
に対しても効果的であることが理解され、したがって、
ゲート酸化膜として比誘電率(≒12)の高いCeO2
膜を用いた場合にも、触媒によって活性化したH2 によ
る低温処理によって、チャネルドープした不純物を再分
布させることなく界面準位密度を大幅に低減することが
でき、それによって、リーク電流が減少し、且つ、絶縁
耐圧も向上する。したがって、膜厚の比較的厚いCeO
2 膜をゲート絶縁膜として用いることによって、微細で
特性の優れたMOSFETを再現性良く製造することが
できる。
を説明してきたが、H2 による触媒アニール処理は、S
iN膜とシリコン基板との界面状態の改善にも適用され
るものであり、また、H2 の代わりに、NH3 ,H
N3 ,N2 O等の窒素含有ガスを用いても良いものであ
り、窒素含有ガスを用いた場合には、SiON膜、Si
O 2 膜、或いは、CeO2 膜の界面状態を改善すること
ができるとともに、膜質も改善することが可能になる。
う時期に特徴のある第4及び第5の実施の形態を簡単に
説明するが、まず、図7(a)を参照して、触媒アニー
ルをゲート電極の形成後に行う本発明の第4の実施の形
態を説明する。図7(a)参照まず、p型シリコン基板
41をパッド酸化膜を介して設けた窒化膜パターン(い
ずれも図示せず)をマスクとして選択酸化することによ
って素子分離酸化膜42を形成したのち、窒化膜パター
ン及びパッド酸化膜を除去し、次いで、上記の第1の実
施の形態と同様に触媒CVD法を用いてゲート絶縁膜と
なる厚さが、例えば、5nmのSiON膜及び、ゲート
電極となるドープトポリシリコン膜を順次堆積させ、次
いで、ドープトポリシリコン膜及びSiON膜をパター
ニングすることによってゲート電極44及びゲート絶縁
膜43を形成する。
件において、H2 46を交流電源から680Wの交流電
力を投入して1800〜1900℃に加熱したタングス
テン触媒体45に接触させて活性種47を生成し、この
活性種47を含む雰囲気中でゲート絶縁膜43及びゲー
ト電極44を、例えば、10分間熱処理することによっ
て改質されたSiON膜からなるゲート絶縁膜43とす
るとともに、ゲート電極44のPMA処理とする。
いては、ゲート電極44に対するPMA処理を兼ねるH
2 処理によってp型シリコン基板41/ゲート絶縁膜4
3の界面準位密度を低減しているので、少ない製造工程
数で短チャネル効果の悪化のないMISFETを製造す
ることができる。
縁膜としてSiON膜を用いているが、ゲート絶縁膜と
して、SiO2 膜、CeO2 膜、或いは、SiN膜を用
いても良く、これらのSiO2 膜、CeO2 膜、或い
は、SiN膜をH2 による触媒アニールすることによっ
て界面特性を改善することができる。
限られるものではなく、アンモニア(NH3 )、アジ化
水素(HN3 )、窒素、NHCl2 等の窒素ハロゲン化
物、或いは、N2 O、NO、NO2 等の窒素酸化物等の
窒素含有ガスを用いても良いものであり、この様な窒素
含有ガスを用いることによって、界面のダングリング・
ボンドをNで終端することができ、且つ、ゲート絶縁膜
43の誘電率も高めることができる。
ルをサイドウォールの形成後に行う本発明の第5の実施
の形態を説明する。 図7(b)参照 まず、p型シリコン基板41をパッド酸化膜を介して設
けた窒化膜パターン(いずれも図示せず)をマスクとし
て選択酸化することによって素子分離酸化膜42を形成
したのち、窒化膜パターン及びパッド酸化膜を除去し、
次いで、上記の第1の実施の形態と同様に触媒CVD法
を用いてゲート絶縁膜となる厚さが、例えば、5nmの
SiON膜及び、ゲート電極となるドープトポリシリコ
ン膜を順次堆積させ、次いで、ドープトポリシリコン膜
及びSiON膜をパターニングすることによってゲート
電極44及びゲート絶縁膜43を形成する。
sイオンを注入することによって浅いn- 型のLDD
(Lightly Doped Drain)領域48
を形成したのち、低温CVD法を用いて全面にSiO2
膜を堆積させ、次いで、異方性エッチングを施すことに
よってゲート電極44の側壁にサイドウォール49を形
成する。
てAsイオンを深く注入することによってn+ 型ソース
・ドレイン領域50を形成したのち、NH3 51を50
〜60sccm供給してガス圧を0.013Torrと
した以外は上記の第1の実施の形態と同様の条件で18
00〜1900℃に加熱したタングステン触媒体45に
NH3 51を接触させて活性種52を生成し、この活性
種52を含む雰囲気中でサイドウォール49を、例え
ば、1時間熱処理することによってサイドウォール49
とp型シリコン基板41との界面のダングリング・ボン
ドをNによって終端させ、界面準位密度を低減するとと
もに、サイドウォール49の膜質も改善することがで
き、それによって、リーク電流を低減し、絶縁耐圧を高
めることができる。
アニールについては、上記の第1乃至第3の実施の形態
の様にゲート絶縁膜43の堆積直後に行っても良いし、
或いは、上記の第4の実施の形態の様にゲート電極44
のパターニング直後に行っても良いものであり、いずれ
の時点にも行わない場合には、サイドウォール49に対
する触媒アニール工程がゲート絶縁膜43に対する触媒
アニール工程を兼ねることになる。
触媒アニールの原料ガスとしてNH 3 を用いているがN
H3 に限られるものではなく、HN3 、窒素、NHCl
2 等の窒素ハロゲン化物、或いは、N2 O、NO、NO
2 等の窒素酸化物等の窒素含有ガスを用いても良いもの
である。
サイドウォール49をSiO2 膜によって形成している
が、SiO2 膜に限られるものではなく、触媒CVD法
等によって形成されたSiON膜、或いは、O3 −TE
OS(Tetra−Ethyl−Ortho−Sili
cate)ガスを用いたTEOS−NSG(NonDo
ped Silicate Glass)膜を用いても
良いものである。
ート絶縁膜としてSiON膜を用いているが、ゲート絶
縁膜として、SiO2 膜、CeO2 膜、或いは、SiN
膜を用いても良く、これらのSiO2 膜、CeO2 膜、
或いは、SiN膜に窒素含有ガスによる触媒アニールを
施すことによって、界面特性及び膜質を改善することが
できる。
たが、本発明においては、高温に加熱される抵抗発熱体
を触媒として用いているので、より低温におけるアニー
ル処理が可能となり、それによって、不純物の再分布を
問題にすることなく絶縁膜の膜質改善或いは界面状態の
改善が可能になる。また、触媒として抵抗発熱体を用い
ることによって触媒をアニール処理を行う真空容器内に
設けることができるので、装置構成が簡素化される。
・条件に限られるものではなく、各種の変更が可能であ
る。例えば、本発明の主要な特徴点は触媒アニール工程
にあるものであり、触媒アニール処理の対象となる絶縁
膜の堆積方法は、上記の各実施の形態に記載した方法に
限られるものではない。
は、触媒作用のある抵抗発熱体をタングステン触媒体に
よって構成しているが、タングステン(W)に限られる
ものではなく、トリア含有タングステン、Pt,Pa,
Mo,Si,Ta,Ti,Va,SiC、或いは、Ti
酸化物を用いても良いものである。
て、タングステン触媒体20は、コイル状になっている
が、インダクタンス特性を利用している訳ではないの
で、コイル状に限られるものではなく、また、印加電力
も交流電力に限られるものではなく、直流電力でも良
い。
は、n型シリコン基板或いはp型シリコン基板等のバル
クシリコン基板を用いているが、バルクシリコン基板に
限られるものではなく、シリコン基板等の基板上にエピ
タキシャル成長させた単結晶シリコン膜、或いは、絶縁
基板上に堆積させた多結晶シリコン膜或いはアモルファ
スシリコン膜をレーザアニールによって結晶化した結晶
性シリコン膜にも適用されるものであり、したがって、
TFTのゲート絶縁膜の形成工程等に適用されるもので
ある。
0℃以下の温度で行えるので、低温プロセス化により寄
与するものであるが、必ずしも、300℃以下に限られ
るものではなく、不純物の再分布等に関する条件が緩和
される場合には、300℃以上の温度で触媒アニール処
理を行っても良いものであり、例えば、PMA処理を兼
ねる場合には、400℃未満の温度で行えば良い。
発熱体からなる触媒によってH2 等の原料ガスを分解
し、分解によって生成した活性種の雰囲気中で低温アニ
ール処理することによって界面状態及び膜質を改善して
いるので、不純物の再分布を抑制することができ、それ
によって特性の優れたMISFETをバラツキなく製造
することが可能になり、高集積度半導体集積回路装置の
微細化・高性能化に寄与するところが大きい。
の概念的構成図である。
である。
面特性の改善効果の説明図である。
面特性の改善効果の説明図である。
面特性の改善効果の説明図である。
の説明図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 基体上に絶縁膜を堆積したのち、触媒か
らなる抵抗発熱体に水素ガスを吹きつけ、前記抵抗発熱
体と水素ガスとの接触反応によって水素ガスの少なくと
も一部を分解し、分解によって生成された活性種の雰囲
気中に前記絶縁膜を晒すことを特徴とする半導体装置の
製造方法。 - 【請求項2】 上記絶縁膜が、SiO2 膜、SiON
膜、CeO2 膜、或いは、SiN膜の内のいずれかであ
ることを特徴とする請求項2記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項3】 基体上に酸化膜を堆積したのち、触媒か
らなる抵抗発熱体に窒素含有ガスを吹きつけ、前記抵抗
発熱体と窒素含有ガスとの接触反応によって窒素含有ガ
スの少なくとも一部を分解し、分解によって生成された
活性種の雰囲気中に前記酸化膜を晒すことを特徴とする
半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 上記酸化膜が、SiO2 膜、SiON
膜、或いは、CeO2膜の内のいずれかであることを特
徴とする請求項3記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 上記窒素含有ガスが、アンモニア、アジ
化水素、窒素、窒素ハロゲン化物、或いは、窒素酸化物
の内のいずれかであることを特徴とする請求項3または
4に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 上記分解によって生成された活性種の雰
囲気中に晒す工程が、ゲート電極の形成後であることを
特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の半導
体装置の製造方法。 - 【請求項7】 上記分解によって生成された活性種の雰
囲気中に晒す工程が、ゲート電極の側壁に側壁酸化膜を
形成した後であることを特徴とする請求項3乃至5のい
ずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】 上記側壁酸化膜が、SiO2 膜、SiO
N膜、或いは、TEOS−NSG膜の内のいずれかであ
ることを特徴とする請求項7記載の半導体装置の製造方
法。
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