JP2000215690A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP2000215690A
JP2000215690A JP11016930A JP1693099A JP2000215690A JP 2000215690 A JP2000215690 A JP 2000215690A JP 11016930 A JP11016930 A JP 11016930A JP 1693099 A JP1693099 A JP 1693099A JP 2000215690 A JP2000215690 A JP 2000215690A
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voltage
power supply
level
boosted
semiconductor integrated
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Soichi Hatano
壮一 波多野
Yoshitaka Kinoshita
嘉隆 木下
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Hitachi Ltd
Hitachi Solutions Technology Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バーンインテスト時において、昇圧電源回路
における半導体素子を破壊させることなく、安定して昇
圧電圧を供給する。 【解決手段】 バーンインテストが設定されると、テス
ト制御信号SWがブースト切り替え制御部15に入力さ
れてインバータ22からHi信号が出力され、ノード
B,DがHiレベル固定される。よって、トランジスタ
32は、静電容量素子34だけでブーストされるシング
ルブーストレベルによって駆動されて昇圧電圧VPPを出
力する。また、通常の電源電圧VCCの場合には、テスト
制御信号SWがLoレベルとなり、静電容量素子33,
34によってブーストされたダブルブーストとなり、ダ
ブルブーストを用いてトランジスタ32をONさせるこ
とによって昇圧電圧VPPを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源供給の安定化
技術に関し、特に、DRAM(DynamicRand
om Access Memory)における昇圧電源
の安定供給に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明者が検討したところによれば、D
RAMなどの半導体集積回路装置においては、メモリセ
ルのS/N(Signal to Noise rat
io)を向上させるためにワード線電位を昇圧するワー
ド線昇圧方式がある。
【0003】このワード線昇圧方式の半導体集積回路装
置では、動作電圧である電源電圧VCCを、該半導体集積
回路装置内部に設けられた昇圧電源回路によって昇圧
し、ワード線電位VPPとして供給している。
【0004】また、昇圧電源回路は、リングオシレータ
により昇圧部に設けられたポンピングキャパシタを駆動
することによって負荷に電荷を供給し、レベルを上昇さ
せている。
【0005】このポンピングキャパシタによるブースト
は、電源電圧VCCの3倍程度までブーストアップ(3V
CC)されたレベルが用いられており、3VCCのレベルに
よってトランスファゲートをONさせる、いわゆるトラ
ンスファダブルブースト昇圧電源回路によって昇圧電圧
PPが生成されている。
【0006】なお、この種の半導体集積回路装置につい
て詳しく述べてある例としては、1994年11月5
日、株式会社培風館発行、伊藤清男(著)、「アドバン
ストエレクトロニクスI−9 超LSIメモリ」P31
5〜P322があり、この文献には、DRAMに設けら
れた昇圧電源回路方式が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な半導体集積回路装置では、次のような問題点があるこ
とが本発明者により見い出された。
【0008】半導体集積回路装置においては、小型化の
ために半導体素子が微細化され、トランジスタのゲート
酸化膜厚も薄膜化される傾向にある。
【0009】たとえば、3.3V程度の電源電圧VCC
供給される半導体集積回路装置の場合、バーンインテス
ト時には、定格を越える5.0V程度の電圧が電源電圧
CCとして印加されることになる。トランスファダブル
ブースト昇圧電源回路では、前述したように3VCCのレ
ベルがトランスファゲートに印加される。
【0010】よって、トランスファゲートであるMOS
(Metal Oxide Semiconducto
r)トランジスタのゲート−ソース間には2VCC/tO
Xの電界がかかることになり、該MOSトランジスタに
は、素子耐圧を越える強電界がかかる恐れが生じてしま
い、トランジスタの破壊などが発生し、半導体集積回路
装置の動作不良などが発生するという問題がある。
【0011】本発明の目的は、バーンインテスト時にお
いて、昇圧電源回路における半導体素子を破壊させるこ
となく、安定して昇圧電圧を供給することのできる半導
体集積回路装置を提供することにある。
【0012】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0014】すなわち、本発明の半導体集積回路装置
は、電源電圧よりも高い第1の電圧レベルによって高レ
ベル電圧を出力するトランスファゲートを駆動させ、電
源電圧から高レベル電圧を生成する第1の昇圧部と、第
1の電圧レベルよりも低い第2の電圧レベルによって高
レベル電圧を出力するトランスファゲートを駆動させ、
電源電圧から高レベル電圧を生成する第2の昇圧部とか
らなる昇圧電源部と、テスト制御信号に基づいて該昇圧
電源部に切り替え制御信号を出力し、第1の昇圧部また
は第2の昇圧部のいずれかを動作させるブースト切り替
え制御部とよりなる昇圧電源発生手段を備えたものであ
る。
【0015】また、本発明の半導体集積回路装置は、前
記第1、第2の昇圧部を1つの回路により構成したもの
である。
【0016】さらに、本発明の半導体集積回路装置は、
前記ブースト切り替え制御部に入力されるテスト制御信
号が、バーンインテストの設定の際に制御回路から出力
される信号よりなるものである。
【0017】また、本発明の半導体集積回路装置は、前
記第1の電圧レベルが電源電圧の3倍にブーストされた
レベルであり、前記第2の電圧レベルが電源電圧の2倍
にブーストされたレベルよりなるものである。
【0018】以上のことにより、バーンインテストなど
の通常よりも高い電源電圧が印加される場合には、通常
よりも低い電圧レベルである第2の電圧レベルを用いて
トランスファゲートを駆動させるので、昇圧電源部のト
ランジスタにかかる電界強度を耐圧以下にすることがで
きるので半導体集積回路装置の信頼性を向上することが
できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施の形態によるメモ
リのブロック図、図2は、本発明の一実施の形態による
メモリに設けられた昇圧電源回路の回路図である。
【0021】本実施の形態において、DRAMであるメ
モリ(半導体集積回路装置)1には、記憶の最小単位で
あるメモリセルが規則正しくアレイ状に並べられてメモ
リマット2が設けられている。
【0022】このメモリマット2には、ワードドライバ
3およびローデコーダ4が接続されており、ワードドラ
イバ3はローデコーダ4の出力を受けてワード線に選択
パルス電圧を与え、ローデコーダ4はメモリマット2の
内、ロー(行)方向のワード線を選択する。
【0023】また、メモリマット2には、センスアンプ
5が接続されており、このセンスアンプ5は、メモリマ
ット2のセル読み出し信号を増幅する。センスアンプ5
には、カラムドライバ6ならびにカラムデコーダ7が接
続されている。カラムドライバ6は、カラムデコーダ7
の出力を受けてビット線に選択パルス電圧を与え、カラ
ムデコーダ7は、カラム(列)方向のビット線を選択す
る。
【0024】また、ローデコーダ4には、ローアドレス
バッファ8が接続されており、このローアドレスバッフ
ァ8は、ロー方向のアドレス信号が入力され、それぞれ
の内部アドレス信号を発生させてローデコーダ4に出力
する。
【0025】さらに、カラムデコーダ7には、カラムア
ドレスバッファ9が接続されており、該カラムアドレス
バッファ9は、カラム方向のアドレス信号が入力され、
それぞれの内部アドレス信号を発生させてカラムデコー
ダ7に出力する。
【0026】また、センスアンプ5には、制御回路10
が接続されている。この制御回路10は、データ入力バ
ッファ11、データ出力バッファ12とも接続されてい
る。
【0027】制御回路10は、センスアンプ5、データ
入力バッファ11、およびデータ出力バッファ12にお
けるデータのやり取りの制御を行う。データ入力バッフ
ァ11は、入力データを所定のタイミングにより取り込
み、データ出力バッファ12は、出力データを所定のタ
イミングによって出力する。
【0028】さらに、メモリマット2、ロードライバ
3、およびローデコーダ4には、昇圧電源回路(昇圧電
源発生手段)13が接続されており、センスアンプ5に
は、降圧電源回路14が接続されている。昇圧電源回路
13は、メモリ1の動作電圧となる、たとえば、3.3
V程度の電源電圧VCCを昇圧して、たとえば、5.0V
程度の昇圧電圧(高レベル電圧)VPPを生成する。
【0029】この昇圧電圧VPPを前述したメモリマット
2、ロードライバ3、ローデコーダ4に供給され、ワー
ド線電位などに用いられる。また、降圧電源回路14
は、電源電圧VCCを降圧して降圧電圧VDLを生成し、メ
モリマット2に供給している。
【0030】次に、昇圧電源回路13の回路構成につい
て、図2を用いて説明する。
【0031】昇圧電源回路13は、図2に示すように、
ブースト切り替え制御部15、および昇圧回路(第1,
第2の昇圧部、昇圧電源部)16から構成されている。
ブースト切り替え制御部15は、メモリ1に設けられた
テスト時の制御を行うテスト制御回路から出力されたテ
スト制御信号SWに基づいて切り替え制御信号SCを出
力する。
【0032】昇圧回路16は、切り替え制御信号SCに
基づいてシングルブースト(第2の電圧レベル)による
ポンピング動作、またはダブルブースト(第1の電圧レ
ベル)によるポンピング動作を切り替えて昇圧を行い、
昇圧電圧VPPを生成する。
【0033】ブースト切り替え制御部15は、Pチャネ
ルMOSのトランジスタ17、NチャネルMOSである
トランジスタ18〜20、インバータ21,22、2入
力の否定論理積回路23、ならびに2入力の否定論理和
回路24から構成されている。
【0034】また、昇圧回路16は、PチャネルMOS
のトランジスタ25、NチャネルMOSのトランジスタ
26〜32、静電容量素子33〜36、およびインバー
タ37によって構成されている。
【0035】否定論理積回路23の一方の入力部には、
ディテクタによって動作制御されるリングオシレータに
よって生成された所定周波数のパルスOSCが入力され
るように接続されている。このパルスOSCは、否定論
理和回路24の他方の入力部にも入力されるように接続
されている。
【0036】否定論理積回路23の他方の入力部には、
前述したテスト制御回路から出力されるテスト制御信号
SWが入力されるように接続されている。このテスト制
御信号SWは、トランジスタ18のゲート、インバータ
21の入力部、および否定論理和回路24の一方の入力
部にも入力されるように接続されている。
【0037】否定論理和回路23の出力部には、トラン
ジスタ17のゲートが接続されており、トランジスタ1
7の一方の接続部には、電源電圧VCCが供給されてい
る。トランジスタ17の他方の接続部には、トランジス
タ18,19の一方の接続部が接続されている。
【0038】トランジスタ18の他方の接続部には、昇
圧回路16におけるトランジスタ30の他方の接続部、
トランジスタ31の一方の接続部、静電容量素子34の
他方の接続部がそれぞれ接続されている。
【0039】トランジスタ19のゲートには、電源電圧
CCが供給されており、他方の接続部には、トランジス
タ20の一方の接続部が接続されている。トランジスタ
20のゲートには、インバータ21の出力部が接続され
ており、該トランジスタ20の他方の接続部には基準電
位VSSが接続されている。
【0040】否定論理和回路24の出力部には、インバ
ータ22の入力部が接続されており、このインバータ2
2の出力部には、昇圧回路16における静電容量素子3
3の他方の接続部が接続されている。
【0041】また、昇圧回路16において、インバータ
37の入力部には、パルスOSCが入力されており、こ
のインバータ37の出力部には静電容量素子36の一方
の接続部、トランジスタ31のゲートが接続されてい
る。
【0042】静電容量素子36の他方の接続部には、ト
ランジスタ26の他方の接続部、トランジスタ27〜2
9のゲートが、それぞれ接続されている。トランジスタ
26〜29の一方の接続部には、電源電圧VCCが供給さ
れている。
【0043】トランジスタ26のゲートには、トランジ
スタ29の他方の接続部、トランジスタ(トランスファ
ゲート)32のゲート、ならびに静電容量素子34の一
方の接続部がそれぞれ接続されている。
【0044】トランジスタ27の他方の接続部には、ト
ランジスタ32の一方の接続部、静電容量素子35の一
方の接続部が接続されている。また、トランジスタ32
の他方の接続部が、昇圧電圧VPPの出力部となる。静電
容量素子35の他方の接続部には、パルスOSCが入力
されるように接続されている。
【0045】トランジスタ28の他方の接続部には、ト
ランジスタ25の一方の接続部静電容量素子33の一方
の接続部が接続されており、トランジスタ25,30の
ゲートには電源電圧VCCが供給されている。
【0046】トランジスタ25の他方の接続部には、ト
ランジスタ30の一方の接続部が接続されており、トラ
ンジスタ31の他方の接続部には基準電位VSSが接続さ
れている。
【0047】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。
【0048】まず、メモリ1がバーンインテストされる
場合、メモリ1には、外部クロック信号に同期した4つ
のコマンド制御信号組み合わせ(チップセレクト/ C
S、ローアドレスストローブ/RAS、カラムアドレス
ストローブ/CAS、ライトイネーブル/WE)による
MRS(Mode Resistor Set)コマン
ドと、特定のアドレス端子に入力される信号とによって
バーンインテストの設定が行われる。
【0049】この特定のアドレス端子は、たとえば、ア
ドレスA7が入力されるアドレス端子であり、このアド
レス端子にHi信号が入力されることによりバーンイン
テストが設定される。
【0050】MRSコマンドはテスト制御回路に入力さ
れ、該テスト制御回路からHiレベルのテスト制御信号
SWが、ブースト切り替え制御部15における否定論理
積回路23の他方の接続部、否定論理和回路24の一方
の接続部、およびトランジスタ18のゲートに入力され
る。
【0051】Hiレベルのテスト制御信号SWが他方の
接続部に入力された否定論理積回路23は、パルスOS
CがHiレベル、Loレベルのどちらでも、Loレベル
出力となり、インバータ22によって反転されたHiレ
ベルの信号が静電容量素子33の他方の接続部に入力さ
れ、ノードB,DがHiレベル固定される。
【0052】また、Hiレベルのテスト制御信号SWが
一方の接続部に入力された否定論理和回路24は、パル
スOSCの反転信号が出力され、トランジスタ18がO
Nとなるので、ノードE,FはパルスOSCによって電
源電圧VCC〜基準電位VSSまで振幅し、ノードGを電源
電圧VCC−Vth(トランジスタのしきい値)レベルま
で振幅させる。
【0053】その後、静電容量素子34によってブース
トされ、ノードCを2VCC−Vthまでレベルアップさ
せたブーストレベル、すなわち、シングルブーストレベ
ルによってトランスファゲートであるトランジスタ32
をONさせて昇圧電圧VPPを出力する。
【0054】よって、定格を越える電源電圧VCCが印加
されても、トランジスタ26,29のゲート−ソース
(他方の接続部)間にかかる電界強度はVCC/tOXと
なるので、ゲート耐圧マージンを向上することができ
る。
【0055】バーンインテストが終了し、メモリ1を通
常動作させる場合には、該メモリ1にテスト終了のMR
Sコマンドと、前述したアドレスA7のアドレス端子に
Loレベルの信号とを入力することによってバーンイン
テストモードを解除させる。
【0056】テスト制御回路からは、Loレベルのテス
ト制御信号SWが出力されるので、トランジスタ18が
OFFとなり、静電容量素子33の他方の接続部には、
否定論理和回路24,インバータ22を介してパルスO
SCが入力される。
【0057】このパルスOSCがLoレベルの場合、ト
ランジスタ26〜29はONとなり、ノードA,B,C
が電源電圧VCCに、ノードDが基準電位VSSにプリチャ
ージされる。
【0058】その後、パルスOSCがLoレベルからH
iレベルに遷移すると、トランジスタ26〜29がOF
Fし、静電容量素子34によってノードBが2VCCまで
ブーストされる。
【0059】このとき、トランジスタ31はOFFなの
で、ノードDは2VCC、ノードCは、静電容量素子34
によってブーストされて3VCC、すなわち、ダブルブー
ストされる。そして、3VCCのダブルブーストを用いて
トランジスタ32をONさせることによって昇圧電圧V
PPを出力する。
【0060】よって、通常時には高効率な昇圧が可能な
ダブルブーストによって昇圧電圧VPPを生成することが
できる。
【0061】それにより、本実施の形態によれば、昇圧
電源回路13を設けたことにより、バーンインテストな
どで定格を越えた電源電圧VCCがメモリ1に印加されて
も昇圧回路16のトランジスタ26,29におけるゲー
ト−ソース間にかかる電界強度を小さくすることができ
るので、昇圧電圧VPPを安定して供給でき、メモリ1の
信頼性を向上することができる。
【0062】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
【0063】たとえば、前記実施の形態においては、通
常のDRAMについて記載したが、たとえば、シンクロ
ナスDRAMなどの昇圧電圧が用いられる半導体集積回
路装置に前記実施の形態における昇圧電源回路を設ける
ようにしてもよい。これによっても、半導体集積回路装
置の信頼性を大幅に向上することができる。
【0064】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0065】(1)本発明によれば、通常よりも高い電
源電圧が印加される場合に通常よりも低い電圧レベルで
ある第2の電圧レベルを用いてトランスファゲートを駆
動させるので、昇圧電源部のトランジスタにかかる電界
強度を耐圧以下にすることができる。
【0066】(2)また、本発明では、第1、第2の昇
圧部を1つの回路によって構成することにより、半導体
チップのレイアウト面積を小さくすることができる。
【0067】(3)さらに、本発明においては、バーン
インテストの設定の際に制御回路から出力される信号に
基づいてテスト制御信号を生成することにより、バーン
インテストなどの高レベルの電源電圧が印加される際に
も自動的に第2の電圧レベルを用いてトランスファゲー
トを駆動させることができる。
【0068】(4)本発明によれば、上記(1)〜
(3)により、昇圧電源部におけるトランジスタの絶縁
膜破壊などを大幅に低減でき、半導体集積回路装置の信
頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるメモリのブロック
図である。
【図2】本発明の一実施の形態によるメモリに設けられ
た昇圧電源回路の回路図である。
【符号の説明】
1 メモリ(半導体集積回路装置) 2 メモリマット 3 ワードドライバ 4 ローデコーダ 5 センスアンプ 6 カラムドライバ 7 カラムデコーダ 8 ローアドレスバッファ 9 カラムアドレスバッファ 10 制御回路 11 データ入力バッファ 12 データ出力バッファ 13 昇圧電源回路(昇圧電源発生手段) 14 降圧電源回路 15 ブースト切り替え制御部 16 昇圧回路(第1,第2の昇圧部、昇圧電源部) 17〜20 トランジスタ 21,22 インバータ 23 否定論理積回路 24 否定論理和回路 25〜32 トランジスタ 33〜36 静電容量素子 37 インバータ SW テスト制御信号 SC 切り替え制御信号 OSC パルス VCC 電源電圧 VPP 昇圧電圧(高レベル電圧)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/04 9A001 21/822 (72)発明者 木下 嘉隆 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業本部内 Fターム(参考) 2G032 AA07 AB02 AE14 5B024 AA03 BA27 CA10 EA01 5F038 BB02 BE09 BG03 BG07 CD08 DF01 DF05 DF14 DF17 DT02 DT10 EZ20 5H410 BB04 CC02 DD02 EA11 EB01 EB37 5L106 AA01 DD36 EE02 FF01 GG05 9A001 BB03 BB05 KK31 LL05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワード線電位として動作電圧である電源
    電圧よりも高い高レベル電圧が供給される半導体集積回
    路装置であって、 電源電圧よりも高い第1の電圧レベルによって高レベル
    電圧を出力するトランスファゲートを駆動させ、電源電
    圧から高レベル電圧を生成する第1の昇圧部と、前記第
    1の電圧レベルよりも低い第2の電圧レベルによって高
    レベル電圧を出力するトランスファゲートを駆動させ、
    電源電圧から高レベル電圧を生成する第2の昇圧部とか
    らなる昇圧電源部と、 テスト制御信号に基づいて前記昇圧電源部に切り替え制
    御信号を出力し、前記第1の昇圧部または前記第2の昇
    圧部のいずれかを動作させるブースト切り替え制御部と
    よりなる昇圧電源発生手段を備えたことを特徴とする半
    導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路装置にお
    いて、前記第1の昇圧部、ならびに前記第2の昇圧部を
    1つの回路により構成したことを特徴とする半導体集積
    回路装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の半導体集積回路
    装置において、前記ブースト切り替え制御部に入力され
    るテスト制御信号が、バーンインテストの設定の際に制
    御回路から出力される信号であることを特徴とする半導
    体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の半
    導体集積回路装置において、前記第1の電圧レベルが、
    電源電圧の3倍にブーストされたレベルであり、前記第
    2の電圧レベルが、電源電圧の2倍にブーストされたレ
    ベルであることを特徴とする半導体集積回路装置。
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