JP2000215600A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JP2000215600A
JP2000215600A JP11017789A JP1778999A JP2000215600A JP 2000215600 A JP2000215600 A JP 2000215600A JP 11017789 A JP11017789 A JP 11017789A JP 1778999 A JP1778999 A JP 1778999A JP 2000215600 A JP2000215600 A JP 2000215600A
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JP11017789A
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English (en)
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Yukio Kawamoto
幸生 河本
Hirotoshi Yamamoto
博俊 山本
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エラーが発生したとしてもダビングする情報
のモニタ出力が途切れないようにした上で、情報が途切
れることなくダビングすることができる情報記録再生装
置を提供する。 【解決手段】 エラーが発生している間は、記録だけを
一旦停止し、加えて、エラーが発生している間に記録す
べきデータ(CL2〜CLN)の記録領域(P1〜P2)
の確保を行い、エラー解消後に記録を再開し、その後、
ダビング対象である全てデータのダビングが終了する
と、エラー発生中に記録できなかったデータ(CL2
CLN)を再び再生し、エラー発生中に確保した記録領
域(P1〜P2)に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオ情報の
ような連続した情報のデジタルオーディオ信号から生成
されたオーディオデータを圧縮後、一旦メモリに格納
し、格納時のデータ転送速度より高い転送速度でメモリ
からオーディオデータを間欠的に読み出して記録媒体に
高密度記録を行う情報記録再生装置に関し、特に、1つ
の記録媒体から再生したデータを別の記録媒体に記録す
る情報記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ここ10年来で、オーディオ信号の記録
方式はアナログ方式からデジタル方式へと急速に移行し
つつある。民生用の記録媒体としては、デジタルオーデ
ィオ信号の再生専用光ディスクであるコンパクトディス
ク(以下、「CD」と称する)や、記録再生用磁気テー
プであるデジタルコンパクトカセットや、記録、再生、
及び、消去が可能な光磁気ディスクであるミニディスク
(以下、「MD」と称する)などが開発されている。M
DはCDよりさらに小型化され、直径がCDの約1/2
となっている。
【0003】また、MDに記録されるデジタルオーディ
オ信号は、CDと同程度の情報記録量を確保するため
に、ATRAC(Adaptive TRnsform Acoustic Coding)
と呼ばれるオーディオ高能率符号化方式によって、約1
/5にデータ圧縮されている。上記のような記録媒体を
扱う情報記録再生装置においても、2つ以上の記録媒体
を装着し、一方の記録媒体から他方の記録媒体へオーデ
ィオ情報を転記する(ダビングする)ことができる機能
が求められている。
【0004】しかし、一般的に、ダビングを行う場合、
理想的な記録媒体でない限り、記録媒体からのデータを
読み出しに関する再生エラー、または、記録媒体へのデ
ータの書き込みに関する記録エラーが発生してしまう可
能性がある。ダビング機能を有する従来の情報記録再生
装置では、記録媒体に記録するデータを圧縮後、一旦メ
モリに格納して、格納時のデータ転送速度より高い転送
速度でメモリからオーディオデータを間欠的に読み出し
て記録媒体に記録するようになっており、エラーが発生
した際には、メモリへの圧縮データの書き込みは続行さ
せたまま、記録媒体への記録動作を中止して、エラー解
消後にメモリから読み出して記録媒体へ書き込む記録動
作を再開することによって、エラーに対処するようにな
っていた。以下、このようにして、エラー発生中に記録
できなかったデータを記録することを「メモリを用いて
リトライ処理を行う」という。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
情報記録再生装置では、エラーがある一定時間以上にわ
たって連続したり、あるいは、エラーが頻繁に発生する
と、メモリがオーバーフローしてしまい、オーディオ情
報が途切れた状態でダビングされてしまうことになる。
【0006】これを防ぐためには、エラーが発生した時
点で記録動作と同じように再生動作も停止させるように
すればよいが、このようにすると、エラーが発生すると
ダビング中にモニタ出力される再生音が途切れてしまう
ことになり、エラーが発生すると音楽を楽しみながらダ
ビングを行うことは不可能となる。
【0007】そこで、本発明は、エラーが発生したとし
てもダビングする情報のモニタ出力が途切れないように
した上で、情報が途切れることなくダビングすることが
できる情報記録再生装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明では、第1の記録媒体に記録されているデジ
タルデータを再生し、この再生したデジタルデータを第
2の記録媒体に記録するとともに、この状態において前
記第1の記録媒体から再生したデジタルデータのモニタ
出力を行う情報記録再生装置において、前記第1の記録
媒体からの再生エラーまたは前記第2の記録媒体への記
録エラーの少なくとも一方のエラーが発生したとき、当
該エラーが発生している間は前記第2の記録媒体への記
録だけが一旦停止するとともに、当該エラーが発生して
いる間に記録すべきデータの記録領域の確保が行われ、
当該エラー解消後に記録が再開し一方、前記第1の記録
媒体からのデータの再生が終了したとき、当該エラー発
生中に記録できなかったデータが前記第1の記録媒体か
ら再生され、前記第2の記録媒体の当該エラー発生中に
確保された記録領域に記録されるように制御する制御手
段を設けている。
【0009】以上の構成により、ダビング中にエラーが
発生した場合には、エラーが発生している間は上記第2
の記録媒体への記録が停止し、その間に記録されなかっ
たデータについては、上記第2の記録媒体上に記録する
領域だけが確保され、ダビング対象であるデータが全て
再生された後に、上記第1の記録媒体から再び再生され
て上記確保された領域に記録される。
【0010】また、第1の記録媒体に記録されているデ
ジタルデータを再生し、この再生したデジタルデータを
第2の記録媒体に記録するとともに、この状態において
前記第1の記録媒体から再生したデジタルデータのモニ
タ出力を行う情報記録再生装置において、前記第1の記
録媒体からの再生エラーまたは前記第2の記録媒体への
記録エラーの少なくとも一方のエラーが発生したとき、
当該エラーが発生している間は前記第2の記録媒体への
記録だけが一旦停止し、当該エラー解消後に記録が再開
する一方、前記第1の記録媒体からのデータの再生が終
了したとき、当該エラー発生中に記録できなかったデー
タが前記第1の記録媒体から再生され、前記第2の記録
媒体の任意の領域に記録されるとともに、前記任意の領
域に記録されたデータが、当該エラーが発生して一旦記
録が停止する前後に前記第2の記録媒体に記録されたデ
ータの間に再生されるように、前記第2の記録媒体に記
録されたデータのリンクが修正されるように制御する制
御手段を設けている。
【0011】以上の構成により、ダビング中にエラーが
発生した場合には、エラーが発生している間は上記第2
の記録媒体への記録が停止し、その間に記録されなかっ
たデータについては、その他のデータが記録された後に
上記第2の記録媒体に記録され、その後、元のデータ順
となるようにリンクされる。
【0012】また、上記各構成において、前記エラー発
生中に記録できなかったデータの再生中に前記モニタ出
力を停止するように制御するモニタ出力制御手段を設け
るようにしても良い。
【0013】以上の構成により、エラーが発生したこと
で第2の記録媒体に記録されなかったデータが第1の記
録媒体から再び再生されるが、この再生されたデータは
モニタ出力されない。
【0014】また、上記各構成において、前記第1の記
録媒体から再生されたデジタルデータを圧縮する手段
と、該圧縮手段により圧縮されたデジタルデータである
圧縮データを格納するための記憶手段と、該記憶手段に
前記圧縮データを書き込むとともに、前記記憶手段に記
憶されている前記圧縮データを所定のデータ量の記録ブ
ロック毎に間欠的に読み出す読み書き手段と、該読み書
き手段によって間欠的に読み出された前記記録ブロック
を第2の記録媒体に順次記録する記録手段とを有する場
合については、前記記憶手段に記憶されているデータ量
を検出する記憶データ量検出手段と、該記憶データ量検
出手段が検出したデータ量に応じて前記第1及び第2の
記録制御手段、並びに、前記再生制御手段を動作させる
/させないを切り換えるリトライ制御手段を設けるよう
にしても良い。
【0015】以上の構成により、例えば、記憶手段に記
憶されているデータ量が予め設定された閾値よりも小さ
く、すぐにはオーバーフローするおそれがない場合は従
来通りメモリ(上記記憶手段)を用いてリトライを行う
ようにすることができ、このようにすれば、エラーが発
生したからといって必ずしもダビング対象のデータが再
生された後にエラー発生時のデータを再生してリトライ
を行わずに済むようになる。
【0016】また、上記各構成において、前記エラー発
生中に記録できなかったデータが前記第1の記録媒体か
ら再生されて前記第2の記録媒体に記録されているとき
には、その旨を知らしめる報知手段を設けている。
【0017】以上の構成により、リトライが行われてい
る間に記録媒体を移動させたり、あるいは、電源を切る
などのユーザの行為を防止することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、MDに対してオーデ
ィオ情報の記録及び再生を行う記録再生系1と、MDか
らオーディオ情報を再生する再生系2とを備えた、本発
明の一実施形態であるオーディオ情報記録再生装置のブ
ロック図である。
【0019】記録再生系1の各構成要素について説明す
る。11は記録再生系1に対して脱着自在なMDであ
る。12はMD11を回転させるスピンドルモータであ
る。13は再生時にはMD11に光を照射するととも
に、その反射光を取り込んで、ディスク1に記録された
RF信号(変調されたデータ)を読み出し、一方、記録
時には再生時よりも強い光をMD11に照射し、MD1
1上の記録領域の温度を局所的に上昇させる光ピックア
ップである。尚、記録時には、MD11上の温度が上昇
した領域には後出する記録ヘッド19により変調磁界が
印加されて、RF信号がディスク1に記録される。
【0020】14は光ピックアップ13をMD11の半
径方向に移送する送りモータである。15は後出するサ
ーボ回路17の制御の下、スピンドルモータ12、送り
モータ14、及び、MD11への光の照射及びMD11
からの反射光の入射に関与する、光ピックアップ13内
の対物レンズ(不図示)を移動させる不図示のアクチュ
エータを駆動するドライバ回路である。
【0021】16は光ピックアップ13により読み取ら
れたRF信号を増幅するとともに、RF信号からフォー
カスエラー信号やトラッキングエラー信号などの各種の
サーボ信号を生成するRFアンプである。17はRFア
ンプ16によって生成された各種のサーボ信号に基づい
て、後出するシステムコントロールマイクロコンピュー
タ(以下、「システムコントロールマイコン」と言う)
の制御の下、光ピックアップ13内の対物レンズとMD
11とのフォーカシング及びトラッキング、並びに、M
D11の回転速度にサーボをかけるように、ドライブ回
路15を制御するサーボ回路である。
【0022】18は再生時にはRFアンプ16で増幅さ
れたRF信号を復調するとともに、復調して得られたオ
ーディオデータに対して誤り訂正などの信号処理を行
い、一方、記録時には後出するメモリコントローラ21
から送られてくる記録ブロック毎のオーディオデータに
誤り訂正用の符号を付加した上で、オーディオデータを
変調するエンコーダ/デコーダ信号処理回路である。
【0023】19はMD11に磁界を印加する記録ヘッ
ドである。20は記録時にエンコーダ/デコーダ信号処
理回路18によりオーディオデータを変調して得られた
記録信号に基づいて記録ヘッド19によりMD11に印
加される磁界を制御するヘッド駆動回路である。これに
より、記録信号に応じた磁界がMD11に印加される。
【0024】21はシステムコントロールマイコン31
の制御の下、ショックプルーフメモリ22に対するオー
ディオデータの読み書きを制御するメモリコントローラ
である。具体的には、メモリコントローラ21は、再生
時には、エンコーダ/デコーダ信号処理回路18から送
られてくるオーディオデータをショックプルーフメモリ
22に格納するとともに、ショックプルーフメモリ22
に格納されているオーディオデータを読み出して後出す
る音声圧縮/伸長回路23へ出力し、一方、記録時に
は、音声圧縮/伸長回路23から送られてくるオーディ
オデータをショックプルーフメモリ22に格納するとと
もに、ショックプルーフメモリ22に格納されているオ
ーディオデータを所定のデータ量の記録ブロック毎に順
次間欠的に読み出してエンコーダ/デコーダ信号処理回
路18へ出力する。
【0025】尚、ショックプルーフメモリ22には、オ
ーディオデータを格納する領域以外に、オーディオデー
タに関する付加情報であるTOC情報を格納する領域が
設けられており、MD11が装着されると、直ちにMD
11からTOC情報が読み出され、オーディオデータと
同じ経路でショックプルーフメモリ22の所定の領域に
格納される。
【0026】また、メモリコントローラ21は、システ
ムコントロールマイコン31からの要求に応じて、必要
なTOC情報をショックプルーフメモリ22から読み出
し、システムコントロールマイコン31へ送るようにな
っている。システムコントロールマイコン31は、上記
TOC情報を基にMD11に対するデータの読み書き動
作を制御する。
【0027】23は再生時にはメモリコントローラ21
から入力するオーディオデータに対して所定のフォーマ
ットに従って伸長処理を施して圧縮を解き、D/Aコン
バータ24に供給する、一方、記録時には後出するA/
Dコンバータ27あるいは再生系2から入力するオーデ
ィオデータをATRAC(Adaptine TRansform Acousti
c Coding)と呼ばれるデータ圧縮技術により約1/5に
圧縮してメモリコントローラ21へ出力する音声圧縮/
伸長回路であり、この音声圧縮/伸長回路23は、A/
Dコンバータ27あるいは再生系2から入力するオーデ
ィオデータをデータ圧縮することなく、D/Aコンバー
タ24に供給する経路をも有している。
【0028】24は音声圧縮/伸長回路23から供給さ
れたオーディオデータをアナログに変換するD/Aコン
バータである。25はD/Aコンバータ24にてアナロ
グに変換されたオーディオ信号を出力するための音声出
力端子である。
【0029】26はアナログのオーディオ信号を入力す
るための音声入力端子である。27は音声入力端子26
から入力したアナログのオーディオ信号をデジタルに変
換するA/Dコンバータである。
【0030】28は音声圧縮/伸長回路23に入力する
データをA/Dコンバータ25から出力されるオーディ
オデータとするか、それとも、再生系2から出力される
オーディオデータとするかを切り換えるための切り換え
回路である。システムコントロールマイコン31が切り
換え回路28により音声圧縮/伸長回路23に入力する
データを切り換える。
【0031】尚、A/Dコンバータ25から音声圧縮/
伸長回路23へオーディオデータが転送される速度よ
り、再生系2から音声圧縮/伸長回路23へオーディオ
データが転送される速度の方が速い。これは、再生系2
の装着されたMD11を記録再生系1に装着されたMD
11にダビングするときには、再生系2でのMD11か
らの読み出し速度が通常の再生時よりも速くなるからで
ある。
【0032】29はユーザが当該装置に対して指令を入
力するための操作部である。30はシステムコントロー
ルマイコン31の制御の下、装置の動作状態、現在再生
されている曲名及び曲番号などを表示する表示部であ
る。
【0033】31は装置全体としての動作が操作部29
から入力された指令に応じたものとなるように、各部の
動作を制御するシステムコントロールマイコンである。
MD11にデータを記録する際には、システムコントロ
ールマイコン31は、TOC情報に基づいてMD11上
の記録可能な領域を認識し、その領域へ光ピックアップ
13が移動するようにサーボ回路17を制御する。
【0034】そして、記録が終了すると、システムコン
トロールマイコン31は、メモリコントローラ21を制
御して、ショックプルーフメモリ22に格納されている
TOC情報をMD11の現在の記録状況に応じたものに
書き換え、これを最新のTOC情報として利用すること
によって、MD11に記録されているデータを管理す
る。尚、MD11に記録されているTOC情報(通常、
MD11の内周側に設けられたTOC領域に記録されて
いる)も最新のTOC情報に書き換えられるようになっ
ている。
【0035】再生系2には、記録再生系1に備えられた
要素のうち、MD11に記録された情報を再生するのに
必要なもののみで構成されている。
【0036】さて、ダビング中に、記録側にて頻繁にエ
ラーが発生したり、あるいは、所定時間以上にわたって
エラーが解消しない場合は、図4に示すように、ショッ
クプルーフメモリがオーバーフローしてしまって、ショ
ックプルーフメモリを用いてリトライ処理を行うとデー
タが途切れた状態でMDに記録されてしまう。
【0037】また、ダビング中に、再生側にてエラーが
発生した場合は、ショックプルーフメモリに格納される
データ自体にエラーが発生しているので、ショックプル
ーフメモリを用いてリトライ処理を行うことはできな
い。
【0038】そこで、本第1実施形態の情報記録再生装
置では、再生系2に装着されたMD11から記録再生系
1に装着されたMD11へダビングしている間にエラー
が発生した場合、エラーが発生している間は、記録だけ
を一旦停止し、加えて、エラーが発生している間に記録
すべきデータの記録領域の確保を行い、エラー解消後に
記録を再開する。そして、ダビング対象である全てデー
タのダビングが終了すると、エラー発生中に記録できな
かったデータを再び再生し、エラー発生中に確保した記
録領域に記録する。以下、この処理について説明する。
【0039】図2の(a)はMD11に記録される圧縮
オーディオデータがショックプルーフメモリ22に格納
される流れを、図2の(b)は図2の(a)に対応する
記録動作の流れを、それぞれ時間軸上に示した図であ
る。図2の(c)、(d)は記録再生系1に装着された
MD11の記録領域のリトライ処理前の記録状況、リト
ライ処理後の記録状況をそれぞれ示す図である。
【0040】ショックプルーフメモリ22から間欠的に
順次読み出される記録ブロックをなす一固まりの圧縮オ
ーディオデータ(以下、「クラスタ」と言う)CL1
ショックプルーフメモリ22に書き込まれている間に、
クラスタCL1の記録開始位置へのアクセスが行われて
いる。
【0041】そして、ショックプルーフメモリ22への
クラスタCL1の格納が終了するとともに、クラスタC
2の書き込みが始まる時点で、ショックプルーフメモ
リ22から書き込みレートよりも高いレートでクラスタ
CL1が読み出され、MD11に記録される。以上の処
理が各クラスタ毎に行われ、順次MD11に記録され
る。図2の(b)中のTk(k=1、2、…、N、N+
1、…)はクラスタCLkが記録されている期間であ
る。
【0042】ここで、クラスタCL2がMD11に記録
されている間に、例えば衝撃などにより、記録再生系1
に装着されたMD11への記録、あるいは、再生系2に
装着されたMD11からの再生にエラーが発生した場合
について考えてみる。まず、システムコントロールマイ
コン31はエラーが発生したことを検知すると、MD1
1への記録を停止させ、エラーが解消するまで記録を行
わせない。
【0043】尚、このエラー発生中においてもシステム
コントロールマイコン31は、音声圧縮/伸長回路23
を制御してA/Dコンバータ27あるいは再生系2から
入力するオーディオデータを圧縮することなく、D/A
コンバータ24に供給させ続け、モニタ出力を継続させ
る。
【0044】そして、エラーが発生し始めたときにMD
11に記録していたクラスタであるクラスタCL2の先
頭が記録されている位置P1を記憶する。これは、別の
記憶手段を設けて記憶させるようにしてもよいが、シス
テムコントロールマイコン31のRAMなどに記憶する
ようにしてもよい。
【0045】その後、システムコントロールマイコン3
1は、エラーが解消したことを検知すると、エラーが発
生している間にMD11への記録を停止しなければ、エ
ラーが解消したときにMD11に記録されていたであろ
うクラスタであるクラスタCLNの末尾が記録されるM
D11上の位置P2を記憶する。そして、クラスタCL
Nの後にMD11に記録されるクラスタCLN+1、CL
N+2、…が位置P2から順次記録されてMD11への記
録が再開されるように制御する。
【0046】そして、システムコントロールマイコン3
1は、ダビングする対象であるデータが全て再生され、
記録再生系1に装着されたMD11へ記録されると、ク
ラスタCL2からクラスタCLNまでに対応するデジタル
データが再生系2に装着されたMD11から再び再生さ
れるように制御するとともに、この再び再生されたデジ
タルデータが圧縮されてなるクラスタCL2からクラス
タCLNまでが記録再生系1に装着されたMD11上の
位置P1から位置P2までの間に記録されるように制御
する。このようにして、リトライ処理、すなわち、エラ
ー発生中に記録されなかったデータの再記録が行われ
る。
【0047】尚、このリトライ処理中においてシステム
コントロールマイコン31は、音声圧縮/伸長回路23
を制御してA/Dコンバータ27あるいは再生系2から
入力するオーディオデータのD/Aコンバータ24への
供給を行わせず、すなわち、モニタ出力を停止させるよ
うになっており、このようにすることにより、不要な音
がモニタ出力されてしまうといった不具合を防止するこ
とができる。
【0048】以上より、記録フォーマットが同一である
記録媒体間でダビングを行う場合には、エラーが発生し
たとしても、モニタ出力される再生音が途切れることな
く、また、データが途切れることなく記録される。した
がって、エラーが発生したとしても、ユーザは再生され
る音楽を楽しむことができるとともに、正常にダビング
することができる。
【0049】尚、上記第1実施形態では、エラーが発生
している間に記録すべきデータの記録領域の確保を行
い、その確保した領域にエラー発生中に記録できなかっ
たデータを記録するようにしているが、これに限定され
るものではなく、後述する実施形態に示すように、エラ
ー発生中に記録できなかったデータを任意領域に記録
し、その後、データのリンクを修正するようにしても良
い。
【0050】以下に、本発明の第2実施形態である情報
記録再生装置について説明する。尚、構成的には、図1
に示したブロック図において、再生系2がMDではなく
CDを再生する構成となっているだけであるので、以下
の説明を適宜図1を用いて行うとともに、各構成ブロッ
クの説明については省略する。
【0051】本第2実施形態の情報記録再生装置では、
再生系2に装着されたCDから記録再生系1に装着され
たMD11へダビングしている間にエラーが発生した場
合、エラーが発生している間は、記録だけを一旦停止
し、エラー回復後に記録を再開する。そして、ダビング
対象の全てのデータのダビングが終了すると、エラー発
生中に記録できなかったデータを再び再生して最終記録
位置から記録し、その後、データのリンクを修正する。
以下、この処理について説明する。
【0052】ここで、問題となるのは、CDとMDとで
記録フォーマットが異なる点である。CDではアクセス
単位が1サブコードフレーム=588サンプリングデー
タであるのに対して、MDでは記録する際に圧縮した
後、一固まりとして取り扱うデータ量が1サウンドグル
ープ=512サンプリングデータとなっており、処理を
行い易いのは、ダビングするデジタルデータを時系列に
並べた場合に、サブフレーム毎の境目とサウンドグルー
プ毎の境目とが一致する位置である。この位置を以後
「リトライ位置」と言う。リトライ位置は588と51
2との最小公倍数である75264サンプリングデータ
毎、すなわち、CDでは128サブコードフレーム毎、
MDでは147サウンドグループ毎に出現する。尚、1
つのクラスタは176個のサウンドグループからなって
いる。
【0053】図3の(a)はMD11に記録される圧縮
オーディオデータがショックプルーフメモリ22に格納
される流れを、図3の(b)は図3の(a)に対応する
記録動作の流れを、それぞれ時間軸上に示した図であ
る。図3の(c)、(d)は記録再生系1に装着された
MD11の記録領域のリトライ処理前の記録状況、リト
ライ処理後の記録状況をそれぞれ示す図である。
【0054】クラスタCL1がショックプルーフメモリ
22に書き込まれている間に、クラスタCL1の記録開
始位置へのアクセスが行われている。そして、ショック
プルーフメモリ22へのクラスタCL1の格納が終了す
るとともに、クラスタCL2の書き込みが始まる時点
で、ショックプルーフメモリ22から書き込みレートよ
りも高いレートでクラスタCL1が読み出され、MD1
1に記録される。以上の処理が各クラスタ毎に行われ、
順次MD11に記録される。図3の(b)中のTk(k
=1、2、…、N、N+1、…)はクラスタCLkが記
録されている期間である。
【0055】ここで、クラスタCL2がMD11に記録
されている間に、例えば衝撃などにより、記録再生系1
に装着されたMD11への記録、あるいは、再生系2に
装着されたMD11からの再生にエラーが発生した場合
について考えてみる。まず、システムコントローラ31
はエラーが発生したことを検知すると、MD11への記
録を停止させ、エラーが解消するまで記録を行わせな
い。
【0056】尚、このエラー発生中においてもシステム
コントロールマイコン31は、音声圧縮/伸長回路23
を制御してA/Dコンバータ27あるいは再生系2から
入力するオーディオデータを圧縮することなく、D/A
コンバータ24に供給させ続け、モニタ出力を継続させ
る。
【0057】そして、エラーが発生し始めたときにMD
11に記録されていたクラスタであるクラスタCL2
先頭が記録されているMD11上の位置P3を記憶す
る。また、エラーが発生し始めたときに記録されていた
クラスタCL2の直前に記録されたクラスタCL1に含ま
れる最後のリトライ位置R1を記憶する。
【0058】その後、システムコントロールマイコン3
1は、エラーが解消したことを検知すると、エラーが発
生している間にMD11への記録が停止しなければ、エ
ラーが解消したときにMD11に記録されていたであろ
うクラスタであるクラスタCL4の直後にMD11に記
録されるクラスタCL5に含まれる最初のリトライ位置
R2を記憶する。これに加えて、位置P3からリトライ
位置R2以降のデータが順次記録されてMD11への記
録が再開されるように制御する。
【0059】そして、システムコントロールマイコン3
1は、ダビングする対象であるデータが全て再生され、
記録再生系1に装着されたMD11へ記録されると、リ
トライ位置R1からリトライ位置R2までに対応するデ
ジタルデータが再生系2に装着されたCDから再び再生
されるように制御するとともに、この再び再生されたデ
ジタルデータが記録再生系1に装着されたMD11上の
現在の最終記録位置P4からMD11に記録されるよう
に制御する。
【0060】尚、この処理が行われている間において
は、システムコントロールマイコン31は、音声圧縮/
伸長回路23を制御してA/Dコンバータ27あるいは
再生系2から入力するオーディオデータのD/Aコンバ
ータ24への供給を行わせず、すなわち、モニタ出力を
停止させるようになっており、このようにすることによ
り、不要な音がモニタ出力されてしまうといった不具合
を防止することができる。
【0061】次に、再度CDから再生されたリトライ位
置R1からリトライ位置R2までに対応するデジタルデ
ータ、すなわち、位置P4以降に記録されたデータがM
D11上の記録位置P3の直前に記録されたものとみな
されるようにする。具体的には、位置P4以降に記録さ
れたクラスタCL’XからクラスタCL’X+3までがクラ
スタCL’1が再生された後に再生され、その後、クラ
スタCL’2が再生されるように、MD11の再生手順
を示すTOC情報を書き換える。
【0062】この段階で、MD11に最後に記録された
リトライ位置R2が記録されているMD11上の位置P
5からMD11に最後に記録されたクラスタCL’X+3
の末尾が記録されている位置P6までは空白となってい
る。また、MD11上のリトライ位置R1が記録されて
いる位置P7から位置P3までに記録されているデータ
はクラスタCL’Xに重複して記録されている。
【0063】そこで、次の処理として、MD11上の位
置P5から位置P6まで、位置P7からP3までに、そ
れぞれ記録されているデータが無効となるようにMD1
1上の再生手順をしめすTOC情報を書き換える。
【0064】以上より、記録フォーマットが異なった記
録媒体間でダビングを行う場合、エラーが発生したとし
ても、途切れのない正常な記録が行われるだけでなく、
ダビング中においても正常な再生を楽しむことができ
る。
【0065】尚、本第2実施形態では、エラー発生中に
記録できなかったデータを任意領域に記録し、その後、
データのリンクを修正するようにしているが、これに限
定されるものではなく、上述した実施形態で示したよう
に、エラーが発生している間に記録すべきデータの記録
領域の確保を行い、その確保した領域にエラー発生中に
記録できなかったデータを記録するようにしても良い。
【0066】また、上記第1、第2実施形態において、
ショックプルーフメモリに記憶されているデータ量が予
め設定された閾値TH(図4参照)よりも小さく、ショ
ックプルーフメモリ22がオーバーフローするおそれが
ない場合は、上述したリトライ処理を行わず、従来行っ
ていたショックプルーフメモリを用いたリトライ処理を
行うようにしてもよい。このようにすることによって、
エラーが発生した際のダビングに要する時間が不必要に
長引くことがなくなる。
【0067】また、上記各実施形態において、上述した
リトライ処理を行っている間は、表示部30にその旨を
表示するようにしておけば、ユーザが誤って電源を切っ
たり、記録媒体を交換するなどして、リトライ処理が中
断されるといった不具合を防止することができる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1または3
に記載の情報記録再生装置によれば、記録フォーマット
が同一である記録媒体間でダビングを行う場合には、エ
ラーが発生したとしても、ダビングする情報のモニタ出
力が途切れることがないようにした上で、その情報が途
切れることなくダビングすることができる。
【0069】また、請求項2または4に記載の情報記録
再生装置によれば、記録フォーマットが異なる記録媒体
間でダビングを行う場合であっても、エラーが発生した
としても、ダビングする情報のモニタ出力が途切れるこ
とがないようにした上で、その情報が途切れることなく
ダビングすることができる。
【0070】また、請求項5に記載の情報記録再生装置
によれば、エラーが発生したことで第2の記録媒体に記
録されなかったデータが前記第1の記録媒体から再び再
生されるが、この再生されたデータはモニタ出力されな
いので、不要な音がモニタ出力されるという不具合を防
止することができる。
【0071】また、請求項6に記載の情報記録再生装置
によれば、ダビング動作が不必要に長引くことを防止す
ることができる。
【0072】また、請求項7に記載の情報記録再生装置
によれば、リトライ処理が中断されてしまうという不具
合を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である情報記録再生装置
のブロック図である。
【図2】(a)MDに記録される圧縮オーディオデータ
がショックプルーフメモリに格納される流れを時間軸上
に示す図である。 (b)図2の(a)に対応する記録動作の流れを示す図
である。 (c)MDの記録領域のリトライ処理前の記録状況を示
す図である。 (d)MDの記録領域のリトライ処理後の記録状況を示
す図である。
【図3】(a)MDに記録される圧縮オーディオデータ
がショックプルーフメモリに格納される流れを時間軸上
に示す図である。 (b)図3の(a)に対応する記録動作の流れを示す図
である。 (c)MDの記録領域のリトライ処理前の記録状況を示
す図である。 (d)MDの記録領域のリトライ処理後の記録状況を示
す図である。
【図4】 ショックプルーフメモリ22に記憶されてい
るデータ量の推移を示す図である。
【符号の説明】
1 記録再生系 2 再生系 11 MD 12 スピンドルモータ 13 光ピックアップ 14 送りモータ 15 ドライバ回路 16 RFアンプ 17 サーボ回路 18 エンコーダ/デコーダ信号処理回路 19 記録ヘッド 20 ヘッド駆動回路 21 メモリコントローラ 22 ショックプルーフメモリ 23 音声圧縮/伸長回路 24 D/Aコンバータ 25 音声出力端子 26 音声入力端子 27 A/Dコンバータ 28 切り換え回路 29 操作部 30 表示部 31 システムコントロールマイコン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の記録媒体に記録されているデジタ
    ルデータを再生し、この再生したデジタルデータを第2
    の記録媒体に記録するとともに、この状態において前記
    第1の記録媒体から再生したデジタルデータのモニタ出
    力を行う情報記録再生装置において、 前記第1の記録媒体からの再生エラーまたは前記第2の
    記録媒体への記録エラーの少なくとも一方のエラーが発
    生したとき、当該エラーが発生している間は前記第2の
    記録媒体への記録だけが一旦停止するとともに、当該エ
    ラーが発生している間に記録すべきデータの記録領域の
    確保が行われ、当該エラー解消後に記録が再開し一方、
    前記第1の記録媒体からのデータの再生が終了したと
    き、当該エラー発生中に記録できなかったデータが前記
    第1の記録媒体から再生され、前記第2の記録媒体の当
    該エラー発生中に確保された記録領域に記録されるよう
    に制御する制御手段を備えたことを特徴とする情報記録
    再生装置。
  2. 【請求項2】 第1の記録媒体に記録されているデジタ
    ルデータを再生し、この再生したデジタルデータを第2
    の記録媒体に記録するとともに、この状態において前記
    第1の記録媒体から再生したデジタルデータのモニタ出
    力を行う情報記録再生装置において、 前記第1の記録媒体からの再生エラーまたは前記第2の
    記録媒体への記録エラーの少なくとも一方のエラーが発
    生したとき、当該エラーが発生している間は前記第2の
    記録媒体への記録だけが一旦停止し、当該エラー解消後
    に記録が再開する一方、前記第1の記録媒体からのデー
    タの再生が終了したとき、当該エラー発生中に記録でき
    なかったデータが前記第1の記録媒体から再生され、前
    記第2の記録媒体の任意の領域に記録されるとともに、
    前記任意の領域に記録されたデータが、当該エラーが発
    生して一旦記録が停止する前後に前記第2の記録媒体に
    記録されたデータの間に再生されるように、前記第2の
    記録媒体に記録されたデータのリンクが修正されるよう
    に制御する制御手段を備えたことを特徴とする情報記録
    再生装置。
  3. 【請求項3】 第1の記録媒体に記録されているデジタ
    ルデータを再生する再生手段と、該再生手段によって再
    生されたデジタルデータを圧縮する圧縮手段と、該圧縮
    手段により圧縮されたデジタルデータである圧縮データ
    を格納するための記憶手段と、該記憶手段に前記圧縮デ
    ータを書き込むとともに、前記記憶手段に記憶されてい
    る前記圧縮データを所定のデータ量の記録ブロック毎に
    間欠的に読み出す読み書き手段と、該読み書き手段によ
    って間欠的に読み出された前記記録ブロックを第2の記
    録媒体に順次記録する記録手段と、前記第1の記録媒体
    から再生されるデジタルデータのモニタ出力を行うモニ
    タ手段とを有し、前記第1の記録媒体から再生されたデ
    ジタルデータを圧縮して前記第2の記録媒体に記録する
    とともに、この状態において前記第1の記録媒体から再
    生されるデジタルデータのモニタ出力を行う情報記録再
    生装置において、 前記再生手段による前記第1の記録媒体からのデータの
    再生に発生したエラーである再生エラー、または、前記
    記録手段による前記第2の記録媒体へのデータの記録に
    発生したエラーである記録エラーの少なくとも一方のエ
    ラーを検知するエラー検知手段と、 前記第1の記録媒体からデジタルデータを再生して前記
    第2の記録媒体に記録している間に前記エラーが発生す
    ると、前記エラーが発生している間は、前記第2の記録
    媒体への記録が停止し、その後、前記エラーが解消する
    と、前記エラーが発生している間に前記第2の記録媒体
    への記録が停止しなければ、前記エラーが解消したとき
    に記録されていた記録ブロックであるエラー解消時記録
    ブロックの末尾が記録される前記第2の記録媒体上の位
    置である記録再開位置から、前記エラー解消時記録ブロ
    ックの後に前記第2の記録媒体に記録される記録ブロッ
    クが順次記録されて前記第2の記録媒体への記録が再開
    するように制御する第1の記録制御手段と、 前記第1の記録媒体からデジタルデータを再生して前記
    第2の記録媒体に記録している間に前記エラーが発生す
    ると、前記第1の記録媒体から再生して前記第2の記録
    媒体に記録する対象である記録対象データの全てが再生
    された後、前記エラーが発生し始めたときに前記第2の
    記録媒体に記録されていた記録ブロックであるエラー発
    生時記録ブロックから前記エラー解消時記録ブロックま
    でに対応するデジタルデータが前記第1の記録媒体から
    再生されるように制御する再生制御手段と、 該再生制御手段の制御により前記第1の記録媒体から前
    記記録対象データに続いて再生されるデジタルデータ
    が、前記エラー発生時記録ブロックの先頭が記録されて
    いる前記第2の記録媒体上の位置から前記記録再開位置
    までに記録されるように制御する第2の記録制御手段を
    有することを特徴とする情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 第1の記録媒体に記録されているデジタ
    ルデータを再生する再生手段と、該再生手段によって再
    生されたデジタルデータを圧縮する圧縮手段と、該圧縮
    手段により圧縮されたデジタルデータである圧縮データ
    を格納するための記憶手段と、該記憶手段に前記圧縮デ
    ータを書き込むとともに、前記記憶手段に記憶されてい
    る前記圧縮データを所定のデータ量の記録ブロック毎に
    間欠的に読み出す読み書き手段と、該読み書き手段によ
    って間欠的に読み出された前記記録ブロックを第2の記
    録媒体に順次記録する記録手段と、前記第1の記録媒体
    から再生されるデジタルデータのモニタ出力を行うモニ
    タ手段とを有し、前記第1の記録媒体から再生されたデ
    ジタルデータを圧縮して前記第2の記録媒体に記録する
    とともに、この状態において前記第1の記録媒体から再
    生されるデジタルデータのモニタ出力を行う情報記録再
    生装置において、 前記再生手段による前記第1の記録媒体からのデータの
    再生に発生したエラーである再生エラー、または、前記
    記録手段による前記第2の記録媒体へのデータの記録に
    発生したエラーである記録エラーの少なくとも一方のエ
    ラーを検知するエラー検知手段と、 前記第1の記録媒体から再生され前記第2の記録媒体に
    圧縮されて記録されるデジタルデータを時系列に並べた
    場合に、前記第1の記録媒体上にて一固まりとして取り
    扱われるデジタルデータ毎の境目と、圧縮後に一固まり
    として取り扱われるデジタルデータ毎の境目とが一致す
    る位置をリトライ位置とすると、 前記第1の記録媒体からデジタルデータを再生して前記
    第2の記録媒体に記録している間に前記エラーが発生す
    ると、前記エラーが発生している間は、前記第2の記録
    媒体への記録が停止し、その後、前記エラーが解消する
    と、前記エラーが発生し始めたときに記録されていた記
    録ブロックの先頭が記録されている前記第2の記録媒体
    上の位置である記録再開位置から、前記エラーが発生し
    ている間に前記第2の記録媒体への記録が停止しなけれ
    ば、前記エラーが解消したときに記録されていた記録ブ
    ロックの直後に前記第2の記録媒体に記録される記録ブ
    ロックに含まれる最初のリトライ位置であるエラー解消
    後リトライ位置以降のデジタルデータが順次記録されて
    前記第2の記録媒体への記録が再開されるように制御す
    る第1の記録制御手段と、 前記第1の記録媒体からデジタルデータを再生して前記
    第2の記録媒体に記録している間に前記エラーが発生す
    ると、前記第1の記録媒体から再生して前記第2の記録
    媒体に記録する対象である記録対象データの全てが再生
    された後、前記エラーが発生し始めたときに記録されて
    いた記録ブロックの直前に記録された記録ブロックに含
    まれる最後のリトライ位置であるエラー発生前リトライ
    位置から、前記エラー解消後リトライ位置までのデジタ
    ルデータが前記第1の記録媒体から再生されるように制
    御する再生制御手段と、 前記再生制御手段の制御により前記第1の記録媒体から
    前記記録対象データに続いて再生されたデジタルデータ
    である未記録データの前記第2の記録媒体への記録が終
    了すると、前記未記録データが前記記録再開位置の直前
    に記録されたものとしてみなされるように制御するとと
    もに、前記第2の記録媒体に最後に記録されたリトライ
    位置が記録されている前記第2の記録媒体上の位置か
    ら、前記第2の記録媒体に最後に記録された記録ブロッ
    クの末尾が記録されている前記第2の記録媒体上の位置
    までに記録されているデータ、及び、前記エラー発生前
    リトライ位置が記録されている位置から前記記録再開位
    置までに記録されているデータが無効となるように制御
    する第2の記録制御手段を有することを特徴とする情報
    記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記エラー発生中に記録できなかったデ
    ータの再生中に前記モニタ出力を停止するように制御す
    るモニタ出力制御手段を有することを特徴とする請求項
    1乃至4のいずれか1つに記載の情報記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段に記憶されているデータ量
    を検出する記憶データ量検出手段と、該記憶データ量検
    出手段が検出したデータ量に応じて前記第1及び第2の
    記録制御手段、並びに、前記再生制御手段を動作させる
    /させないを切り換えるリトライ制御手段を有すること
    を特徴とする請求項3乃至5のいずれか1つに記載の情
    報記録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記エラー発生中に記録できなかったデ
    ータが前記第1の記録媒体から再生されて前記第2の記
    録媒体に記録されているときには、その旨を知らしめる
    報知手段を有することを特徴とする請求項1乃至6に記
    載の情報記録再生装置。
JP11017789A 1999-01-27 1999-01-27 情報記録再生装置 Pending JP2000215600A (ja)

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