JP2000215401A - 磁気記録再生装置及び磁気記録再生方法 - Google Patents

磁気記録再生装置及び磁気記録再生方法

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JP2000215401A
JP2000215401A JP11018224A JP1822499A JP2000215401A JP 2000215401 A JP2000215401 A JP 2000215401A JP 11018224 A JP11018224 A JP 11018224A JP 1822499 A JP1822499 A JP 1822499A JP 2000215401 A JP2000215401 A JP 2000215401A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光スポット径よりも狭小なトラックでの記録
再生方法を実現でき、光スポット径を減少させずとも高
密度記録再生が可能な磁気記録再生方法を提供する。 【解決手段】 磁気記録媒体1に光ピックアップ3から
光ビームを照射しながら磁気ヘッド2より磁界を印加す
ることで情報を記録するとともに、磁気記録媒体に光ピ
ックアップ3から光ビームを照射しながら磁気ヘッド2
により磁界を読み取ることで情報を再生する。トラック
幅方向において、磁気ヘッド2の記録磁場作用領域9及
び磁気ヘッドの磁気信号検出領域が、光ピックアップ3
により磁気記録媒体上に形成される昇温領域4の一部の
みと重なるよう、光ピックアップ3,磁気ヘッド2が配
置されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱磁気記録を原理と
する磁気記録再生装置及び磁気記録再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、DVD(Digital-Versatile-Dis
k)や光磁気に代表される光メモリならびにハードディ
スク(以下HDDと略する)に代表される磁気メモリの
高密度化は著しく、それぞれ製品レベルでは2〜6Gb
it/in2、研究レベルでは10Gbit/in2(H
DD)以上の記録密度が報告されている。加えて、更な
る高密度化を目指し、光メモリ、磁気メモリの技術を融
合した新しい高密度メモリデバイスも提案されている。
【0003】このような磁気メモリにおいて遅滞なく高
密度化を推進するには、従来、磁気記録が得意としてき
た線密度を増加させることのみでは限界があるため、線
密度と同時にトラック密度を増加することが望まれてい
る。しかしながら、トラック密度を増加するには磁気ヘ
ッド、特に記録ヘッドのヘッド幅を1μm以下にするこ
とが必要とされるが、(1)加工技術の問題、(2)記
録用磁性材料の狭小化によるノイズ、等の問題を生じ、
その困難が指摘されている。
【0004】このような背景の下、磁気技術に光技術を
融合した新たな記録モードが提案されている。例えば、
特許公報(特許番号No.2617025)には、『室
温に補償点を有するフェリ磁性体を用いて、記録再生時
に光ビームを照射し昇温する』ことで、従来と同様に数
μm〜数十μm幅の磁気ヘッドを用いながら、光スポッ
ト径と同等な狭いトラックを記録し、再生時には磁気ヘ
ッド幅よりも狭いトラックピッチで記録したトラックを
クロストークなく再生することが記載されている。
【0005】この方式によれば、光スポット径とほぼ等
しい幅のトラックでの記録再生が実現され得る。すなわ
ち、実際に光メモリに用いられている光ピックアップの
光スポット径(光強度が1/e2になる範囲と規定す
る)が光学系などにより異なるが例えば波長780nm
の光ピックアップでは1.27μmφ、波長650nm
の光ピックアップでは1.1μmφという値であること
を鑑みると、上記方式により、1μm幅程度のトラック
においての記録再生の実現が可能とされると想定され
る。これにより、上述の磁気ヘッドの抱える問題に一切
関与せず、線密度を従来の磁気記録と同等に保ちなが
ら、なおかつトラック密度を光メモリと同レベルにまで
一気に増加し得るため、面密度として従来磁気記録の数
倍の高密度化が達成できると期待されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術による手法では、その記録再生を行うトラック幅
は光スポット径(より正確には光スポット径が形成する
昇温領域)により規定されるため、更にトラック密度を
高めるには光スポット径を小さくする必要があり、現状
では光ピックアップの光源である半導体レーザの短波長
化、あるいは対物レンズの性能指標であるNA(開口
数)の拡大による光スポット径縮小の他には主たる手法
がない。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、光スポット径よりも狭小なトラックで
の記録再生方法を実現でき、光スポット径を減少させず
とも高密度記録再生が可能な磁気記録再生装置及び磁気
記録再生方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】発明者らは、トラック幅
が光スポット径で規定されるのではなく、昇温かつ磁気
的に励起される複合領域によってトラック幅が規定され
ることに着目し、光スポット径よりも狭小な幅の記録再
生が可能であることを見いだした。そして、以下に記す
磁気記録再生装置及び磁気記録再生方法により高密度な
記録再生を達成する。
【0009】すなわち、磁気記録媒体に光ピックアップ
から光ビームを照射しながら記録ヘッドより磁界を印加
することで情報を記録するとともに、磁気記録媒体に光
ピックアップから光ビームを照射しながら再生ヘッドに
より磁界を読み取ることで情報を再生する磁気記録再生
装置において、トラック幅方向において、記録ヘッドの
記録磁場作用領域及び再生ヘッドの磁気信号検出領域
が、光ピックアップにより磁気記録媒体上に形成される
昇温領域の一部のみと重なるよう、光ピックアップ,記
録ヘッド,再生ヘッドが配置されてなることを特徴とす
る磁気記録再生装置である。
【0010】また、磁気記録媒体に光ピックアップから
光ビームを照射しながら記録ヘッドより磁界を印加する
ことで情報を記録するとともに、磁気記録媒体に前記光
ピックアップから光ビームを照射しながら再生ヘッドに
より磁界を読み取ることで情報を再生する磁気記録再生
装置において、記録ヘッドの記録磁場作用領域の中心位
置及び再生ヘッドの磁気信号検出領域の中心位置をトラ
ックに対してトラック幅方向の一方側にずらすととも
に、光ピックアップにより磁気記録媒体上に形成される
昇温領域の中心位置をトラックに対してトラック幅方向
の反対側にずらすよう位置制御する制御手段を備えてな
ることを特徴とする磁気記録再生装置である。
【0011】さらに、上記磁気記録再生装置において、
記録ヘッドの昇温領域側の端部が、再生ヘッドの昇温領
域側の端部よりも、昇温領域側に位置していることを特
徴とする磁気記録再生装置である。
【0012】また、上記磁気記録再生装置において、光
ピックアップは、磁気記録媒体上に形成する昇温領域の
トラック幅方向の大きさを、記録時に大きく再生時に小
さくすることを特徴とする磁気記録再生装置である。
【0013】さらに、上記磁気記録再生装置において、
光ピックアップが、磁気記録媒体上の昇温領域の形成部
位を、再生時に、記録時よりも、記録ヘッド及び再生ヘ
ッドからトラック幅方向に離れた位置とすることを特徴
とする磁気記録再生装置である。
【0014】また、磁気記録媒体に光ピックアップから
光ビームを照射しながら記録ヘッドより磁界を印加する
ことで情報を記録するとともに、磁気記録媒体に光ピッ
クアップから光ビームを照射しながら再生ヘッドにより
磁界を読み取ることで情報を再生する磁気記録再生方法
において、記録ヘッドの記録磁場作用領域の中心位置及
び前記再生ヘッドの磁気信号検出領域の中心位置をトラ
ックに対してトラック幅方向の一方側にずらすととも
に、光ピックアップにより磁気記録媒体上に形成される
昇温領域の中心位置をトラックに対してトラック幅方向
の反対側にずらして、情報を記録再生することを特徴と
する磁気記録再生方法である。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係る磁気記録再生装置及
び磁気記録再生方法について、 (a)原理 (b)記録再生特性 (c)クロストーク低減方法 記録ヘッド端と再生ヘッド端のオフセット量を調整す
る手法 昇温領域のトラック幅方向長さを変える手法 昇温領域をトラック幅方向にずらす手法 (d)光ピックアップと磁気ヘッドの配置 の手順で説明する。なお、本実施の形態によって本発明
の趣旨が何ら制限を受けるものではない。
【0016】(a)原理 まず、本発明の磁気記録再生方法の原理について説明す
る。図1は本発明の磁気記録再生方法の原理を説明する
概略断面図である。ここでは、図1に示すように、磁気
記録媒体(磁気ディスク)1を挟み上部に磁気ヘッド
2、下部に光ピックアップ3を配置している。
【0017】記録時、磁気記録媒体1は、光ピックアッ
プ3から照射される光ビームにより昇温されると同時に
磁気記録ヘッド2から発生する記録磁場により磁気的に
励起される。この記録時の様子を断面図図2(a)と平
面図図2(b)を用いて説明する。なお、ここで説明す
る磁気記録媒体1はガラス基板16、磁性膜17及び保
護膜18により構成されているものとする。
【0018】従来においては、光スポットにより昇温さ
れる領域4は(トラック幅方向に関して)全て磁気ヘッ
ド下にあり昇温される領域全てに記録磁場9が作用して
おり、形成されるトラック幅6は光スポット径によりほ
ぼ規定されていた。
【0019】一方、本発明では、図2(a)に示すよう
に光ピックアップ3により昇温される領域4(トラック
幅方向の長さWh)を、磁気ヘッド2により記録磁場9
が作用する領域5(トラック幅方向の長さWw)に対し
て相対的にずらしている。すなわち、磁気記録媒体1に
垂直な方向において、磁気ヘッド2が光スポットの一部
のみと重複するように配置している。なお、図2(a)
では、記録磁場作用領域5と昇温領域4が重なる領域の
トラック幅方向長さ(以下、記録トラック幅6と記す)
をWtwとして表している。
【0020】図2(a)に示すように、本発明では記録
磁場作用領域5と昇温領域4が重なる領域のトラック幅
方向長さWtwは光スポット径により昇温される領域の
トラック幅方向長さWhよりも狭いために(0<Wtw
<Wh)、記録トラック幅6は昇温されかつ磁気的に励
起された領域すなわち幅Wtwでほぼ規定されることに
なる。
【0021】この様子を図2(b)により再度説明す
る。磁気記録媒体1の回転により光スポットにより昇温
される領域4はトラック方向に伸びている。トラックが
形成される領域は磁気ヘッド直下であり、かつ昇温され
記録磁場以下に保持力が低下した領域であることから図
2(b)に示すような光スポットにより昇温される領域
のトラック幅方向長さWhよりも狭いトラック幅Wtw
が形成されることになる。
【0022】再生時、磁気記録媒体1は、光ピックアッ
プ3から照射される光ビームにより昇温されて相当量の
磁束を出し、磁気記録ヘッド2によりその磁束が読み取
られる。この再生時の様子を断面図図3(a)と平面図
図3(b)を用いて説明する。
【0023】図3(a)に示すように、上記記録手法に
より形成したトラックにおいて光ピックアップにより昇
温される領域4(トラック幅方向の長さWh)と磁気ヘ
ッド2の磁気信号検出領域7(トラック幅方向の長さW
r)とをずらして配置している。すなわち、磁気記録媒
体1に垂直な方向において、磁気ヘッド2が光スポット
の一部のみと重複するように配置している。ここで、昇
温される領域4と磁気信号検出領域7の重なる領域のト
ラック幅方向長さ(以下、再生トラック幅8と記す)を
Wtrとする。
【0024】この場合、図3(b)に示すように、光ス
ポット外の領域にあるトラックは磁気ヘッド直下にあっ
ても昇温されないためにトラックからの漏れ磁束はほぼ
0であり、一方、磁気ヘッド直下にない昇温領域4にあ
るトラックからは漏れ磁束10が発生するものの磁気ヘ
ッド下ではないために混入信号量としては僅かなものに
なる。結局、再生信号として寄与するのは重なり領域W
trからの磁束10のみとなり、クロストークのない信
号再生が可能になる。
【0025】なお、ここでは簡単のため記録トラック幅
6(Wtw)と再生トラック幅8(Wtr)が一致する
ものとして説明をすすめたが、よりクロストークを低減
するには、後述するように、記録トラック幅6(Wt
w)よりも再生時に光ピックアップにより昇温される領
域4(トラック幅方向の長さWh)と磁気信号検出領域
7(トラック幅方向の長さWr)が重なる領域のトラッ
ク幅方向長さWtrを狭くすればよい。
【0026】(b)記録再生特性 続いて、この記録再生方法を用いて実際に行った記録再
生実験の結果について説明する。
【0027】図4は、本実施の形態に述べる記録再生評
価に用いた評価装置の概略図である。磁気記録媒体1は
スピンドル11に装着され磁気記録媒体1を挟み上部に
磁気ヘッド2、下部に光ピックアップ3を配置してい
る。
【0028】磁気ヘッド2は、それを高さ方向に動かす
とともに光ピックアップ3とのアライメントを行うため
の磁気ヘッド用XYZステージ13、及び、磁気ヘッド
用XYピエゾステージ14に治具を介して装着されてい
る。光ピックアップ3は、焦点を調整するため及びディ
スクの回転中心にピックアップ中心を合わせるための光
ピックアップ用XYZステージ15に治具を介して装着
されている。これらのステージはX方向に可動するXス
ライドステージ12に取り付けられており、ディスク1
の外径からディスク中心に向かってその半径上の任意の
位置に移動することが可能である。
【0029】次に、記録再生に使用した磁気ヘッド2、
光ピックアップ3及び磁気記録媒体1について説明す
る。
【0030】磁気ヘッド2としては、複合MRヘッドを
用いた。記録ヘッド幅5μm、再生ヘッド幅4.5μ
m、記録ギャップ長0.35μm、再生ギャップ22長
0.22μmである。
【0031】光ピックアップ3としては、波長650n
m、トラック幅方向のビーム径1.1μmのものを用い
た。
【0032】磁気記録媒体1は、2.5”φ(外径6
5、内径20、厚さ0.635mm)のガラス基板16
上にRFマグネトロンスパッタリング法により磁性膜1
7を形成したものを用いた。磁性膜17としてはアモル
ファスのフェリ磁性体であるTb24Fe27Co49を用い
て約100nmの膜厚で作製した。図5にその断面図を
示すが、上部には保護膜18としてカーボン膜を20n
mの膜厚で形成し潤滑剤(図示せず)を塗布している。
【0033】作製した磁性膜17の磁気特性をVSM
(Vibrating-Sample-Magnetometer:振動試料型磁力
計)により温度を変えながら測定し、得られた磁性膜1
7の残留磁化Mr及び保磁力Hc(以下、Mr、Hcと
略記する)の温度依存性を図6に示す。図6は横軸に温
度をとり、縦軸にそれぞれMr、Hcをとっている。
【0034】Mrは室温25℃で11(emu/c
c)、100℃で97(emu/cc)、150℃で1
25(emu/cc)、200℃で148(emu/c
c)、250℃で165(emu/cc)といった温度
変化を示した。
【0035】Hcは室温25℃で10k(Oe)以上、
100℃で6.3k(Oe)、150℃で3.6k(O
e)、200℃で1.8k(Oe)、250℃で550
(Oe)といった温度変化を示しており、磁気的補償点
(Mr=0、Hcは理論的には無限大を示す温度を意味
する)はほぼ室温(25℃)近傍であることを確認して
いる。
【0036】上記の磁気ヘッド2、光ピックアップ3を
用いて上記の磁気記録媒体1に光照射を行いながら記録
再生の実験を行った。このときの条件としては、ディス
ク回転数は3600rpm、線速度は約10.93m/
s、記録周波数は10MHz、ヘッドの浮上量は約50
nmであった。
【0037】まず、図7(a)に示すように光スポット
により昇温される領域4がほぼ磁気ヘッド直下にあり、
トラック幅方向に関しては昇温される領域全てに記録磁
場9が作用するような配置(従来配置)に磁気ヘッド2
と光ピックアップ3の位置を調整し記録再生を行った。
尚、トラック方向の位置に関しては記録再生条件にあわ
せて最適な位置を設定すればよい(ここでは記録再生ギ
ャップ中心を光スポット中心にあわせている)。記録再
生時の光ビームのパワーは6mWとした。偏光顕微鏡に
より記録トラックを観察したところ、上記の記録条件で
は記録トラック幅6は約1.0μmであり、トラック幅
6はほぼ光スポット径により規定されることを確認し
た。このとき得られた再生信号はC/N(Carrier-to-N
oise ratio)として約36dBであった。
【0038】次いで、図7(b)〜(d)に示すように
トラック幅方向に関して磁気ヘッド2(記録磁場作用領
域及び磁気信号検出領域)と光スポットが重なる領域の
トラック幅方向長さが光スポットのトラック幅方向長さ
Whの約3/4、1/2、1/3となるように磁気ヘッ
ド2と光ピックアップ3の位置を調整し記録再生を行っ
た。このようにして形成したトラックを偏光顕微鏡によ
り観察したところ、磁気ヘッド2と光スポットが重なる
領域のトラック幅方向長さを光スポットの3/4とした
配置(b)ではトラック幅6は約0.8μm、1/2と
した配置(c)ではトラック幅6は約0.5μm、1/
3となるようにした配置(d)ではトラック幅6は約
0.35μmのものが得られた。
【0039】この結果から、光スポット径以下の磁気ヘ
ッド2と光スポットが重なる領域のトラック幅方向長さ
に相当する幅を有するトラックが形成されることが明ら
かとなった。また、このとき得られた再生信号はC/N
値として磁気ヘッド2と光スポットが重なる領域を光ス
ポットの3/4とした配置(b)では33dB、1/2
とした配置(c)では30dB、1/3となるようにし
た配置(d)では25dBが得られ、記録トラック幅6
が狭くなることによりC/Nは小さくなるものの光スポ
ットより狭い幅のトラックにおいて記録再生が可能であ
ることを確認した。
【0040】さらに、トラック幅方向に関して磁気ヘッ
ド2と光スポットが重なる領域のトラック幅方向長さが
光スポットの1/2となるように磁気ヘッド2と光ピッ
クアップの位置を調整した条件にてトラックピッチ0.
6μm(上述のように、この条件ではトラック幅6=約
0.5μmであるので、0.1μmのトラック間距離を
置いて記録を行っている)にて複数のトラックを形成し
た。
【0041】このとき、まず、記録周波数5MHzでト
ラックを形成し、次いで記録周波数2MHzで両サイド
に1本ずつトラックを形成した後、再度記録周波数5M
Hzで記録したトラック上に磁気ヘッドと光スポットが
重なる領域がくるように配置し信号再生を行ったとこ
ろ、5MHzの信号はC/N値として約32dBとシン
グルトラックの形成時とほぼ変わらぬ値が得られ、混入
信号である2MHzの信号はC/N値として約5dBと
十分低いクロストークであることがわかった。
【0042】以上述べたように、本発明により、光スポ
ットよりも狭小なトラックでの記録再生が可能となり、
光源の波長及びNAに左右されず従来光メモリのトラッ
ク密度を超えた高密度磁気メモリの開発が可能となる。
【0043】なお、ここでは、記録トラック幅Wtwと
再生時のトラック幅方向に関して磁気ヘッドと光スポッ
トが重なる領域Wtrが一致する条件での結果を示した
が、よりクロストークを低減するには記録トラック幅W
twよりも再生時に光ピックアップにより昇温される領
域(トラック幅方向の長さWh)と磁気信号検出領域W
rが重なる領域Wtrを狭くすればよい。
【0044】また、ここでアライメントに用いた磁気ヘ
ッドは複合MR(magneto resistance)ヘッドである
が、その他GMR(giant magneto resistance)ヘッド
やMIG(metal in gap)ヘッド、薄膜ヘッドなどを用
いた場合でも可能であることは明らかである。また、光
ピックアップの波長は650nmのものを例示したがそ
の他、780nm等他の波長の半導体レーザを用いた場
合にも適用可能である。
【0045】(c)クロストーク低減方法 以上説明した本願発明の磁気記録再生方法では、光ビー
ムの照射領域(昇温領域)と磁気ヘッドの磁気信号検出
領域をずらすことで高密度化を実現している。しかしな
がら、この場合、再生したいトラックに隣接するトラッ
クをも昇温領域に含まれてしまうため、その隣接トラッ
クからのクロストークが生じるおそれがある。以下で
は、それを解決する手法について述べる。
【0046】記録ヘッド端と再生ヘッド端のオフセッ
ト量を調整する手法 ここでは、記録ヘッド幅の端部と再生ヘッド幅の端部の
オフセット量を変えることによりクロストークを低減す
る方法を説明する。簡単のため,上述したように(図1
参照)磁気ヘッド2と光ピックアップ3を磁気記録媒体
1を挟んで対向配置した構成での例を説明する。
【0047】ここでは、磁気ヘッド2として複合MRヘ
ッドを用いた。記録ヘッド幅5μm、再生ヘッド幅4.
5μm、記録ギャップ長0.35μm、再生ギャップ長
0.22μmである。
【0048】図8は、記録ヘッド(記録磁場作用領域)
19と再生ヘッド(信号磁界印加領域)20の位置関係
を示す図である。この図に示すように、記録ヘッド19
の中心と再生ヘッド20の中心は揃っている。そして、
磁気ヘッド中心からの記録ヘッド19の端、再生ヘッド
20各々の中心から端の位置は、それぞれ2.5μm、
2.25μmとなる。
【0049】図9は、記録時,再生時における、光スポ
ット位置(昇温領域)と記録ヘッド20,再生ヘッド1
9及びトラック(記録トラック)の位置関係を示す図で
ある。なお、ここでは、光スポットと記録ヘッド19の
重複部分がトラック幅方向において光スポットの3/4
となるように磁気ヘッド2と光ピックアップ3の位置を
調整している。
【0050】以上説明したような光ピックアップ,磁気
ヘッドを使用した場合、記録されるトラック(記録トラ
ック幅Wtw)は、図9(a)に示すように、図中B方
向において光スポットによる昇温領域4により規定さ
れ、図中A方向において記録ヘッド19のトラック幅方
向長さにより規定される。一方、再生領域のトラック幅
方向の長さ(再生トラック幅Wtr)は、図9(b)に
示すように、図中B方向においては、上記と同様、光ス
ポットによる昇温領域4により規定され、図中A方向に
おいて再生ヘッド20のトラック幅方向長さにより規定
される。ここで、再生ヘッド20のA方向における端の
位置は記録ヘッド19の端の位置から0.25μmだけ
B方向よりの位置となるため、再生トラック幅のA方向
におけるエッジは記録トラックのA方向におけるエッジ
から0.25μmだけ内にずれた位置となる。
【0051】このため、再生ヘッド20が、昇温領域4
に含まれる隣接トラックからの情報を読み取ってしまう
ことを抑制できる。すなわち、クロストークを抑制でき
る。
【0052】なお、記録ヘッド19と再生ヘッド20の
ずれ量は、磁気ヘッド製造過程においてフォトリソグラ
フィーにより精度よく設定できる。
【0053】以上述べたように、本発明により、記録ヘ
ッドの端部と再生ヘッドの端部のオフセット量を変える
ことにより、クロストークを低減することが可能とな
る。
【0054】昇温領域のトラック幅方向長さを変える
手法 ここでは、記録、再生時に昇温領域のトラック幅方向長
さWhを変えることによりクロストークを低減する手法
を説明する。簡単のため上述したように(図1参照)磁
気ヘッド2と光ピックアップ3を磁気記録媒体1を挟ん
で対向配置した例を説明する。
【0055】上述したの手法では、図2中A方向に隣
接するトラック(記録トラック)からのクロストークを
低減することができるが、B方向に隣接するトラック
(記録トラック)からのクロストークを低減することは
できない。そこで、ここでは、B方向に隣接するトラッ
クからのクロストークをも低減できる手法について説明
する。
【0056】磁気ヘッド2としては上記で述べたもの
と同じものを用いる。光ピックアップ3としては、2焦
点タイプのもの、すなわち、光スポット径が1.1μm
φとなる第1焦点と、光スポット径が0.9μmφとな
る第2焦点を有する光ピックアップ3を用いる。そし
て、記録再生は、光スポット径が1.1μmφの時に記
録を行い、光スポット径が0.9μmφの時に再生を行
う。
【0057】図10は、その記録及び再生時における光
スポット(昇温領域4)と磁気ヘッド2(記録ヘッド1
9,再生ヘッド20)及びトラック(記録トラック)の
位置関係を示す平面図である。ここで、磁気ヘッド2と
光ピックアップ3は、トラック方向における光スポット
と記録ヘッド19が重なる領域のトラック幅方向長さ
(記録トラック幅)が光スポットのトラック幅方向の長
さの3/4となるように位置調整されている。
【0058】本手法では、図10(a)のように、記録
時にはスポット径の大きな第1焦点(スポット径=1.
1μmφ)の光と記録ヘッド19により、情報記録を行
う。また、図10(b)のように、再生時には、光スポ
ット径1.1μmφで形成した記録トラック内におい
て、第2焦点(スポット径=0.9μmφ)の光により
トラックエッジを除いた部分を昇温し、その部分と再生
ヘッド20の信号検出領域との重複部分(再生領域:ト
ラック方向の幅=Wtr)から信号を検出する。
【0059】ここで、本手法による再生トラック幅Wt
rは、図10中A方向においては再生ヘッド20のトラ
ック幅方向の長さ(端部の位置)によって制限され、B
方向においては光スポットによる昇温領域4により制限
されて、記録トラック幅6(Wtw)よりも狭くなる。
これにより、トラック幅方向の両方向(図10中のA方
向,B方向)においてトラックエッジを除いた領域が再
生されることになるため、クロストークを抑制すること
ができる。また、ノイズ源となるトラックエッジ部分を
再生しないため、低ノイズ化を実現できる。
【0060】なお、ここでは、2焦点のピックアップを
用いて光スポットの幅を変化させたが、光スポットの幅
を変化させることができるものであればこれに限るもの
ではない。
【0061】昇温領域をトラック幅方向にずらす手法 次に、再生時の昇温領域を記録時の昇温領域から記録媒
体のトラック幅方向にずらすことによりクロストークを
低減する手法を説明する。簡単のため上記したように
(図1参照)磁気ヘッド2と光ピックアップ3を磁気記
録媒体1を挟んで対向配置した構成での例を説明する。
【0062】上述したの手法では、図2中A方向に隣
接するトラックからのクロストークを低減することがで
きるが、B方向に隣接するトラックからのクロストーク
を低減することはできない。そこで、ここでは、上記
と同様に、B方向に隣接するトラックからのクロストー
クをも低減できる手法について説明する。
【0063】磁気ヘッド2,光ピックアップ3は上記
で述べたものと同じものを用いる。但し、光ピックア
ップ3は光スポット位置を磁気ヘッド2に対して相対的
に移動できるものを用いる。
【0064】図11は、その記録及び再生時における光
スポット(昇温領域4)と磁気ヘッド2(記録ヘッド1
9,再生ヘッド20)及びトラック(記録トラック)の
位置関係を示す平面図である。
【0065】本手法では、図11(a)のように、記録
時には、光ピックアップ3は、トラック方向における光
スポットと記録ヘッド19が重なる領域のトラック幅方
向長さ(記録トラック幅)が光スポットの3/4となる
ように光照射を行って、情報記録を行う。また、図11
(b)のように、再生時には、光ピックアップ3は光ス
ポット位置を図中A方向に約0.1μmほど移動させ
て、再生ヘッド20の信号検出領域との重複部分(トラ
ック幅方向の長さである再生トラック幅はWtr)から
信号を検出する。
【0066】ここで、本手法による再生トラック幅は、
図11中A方向においては再生ヘッド20のトラック方
向の幅によって制限され、B方向においては光スポット
による昇温領域4により制限されて、記録トラック幅6
(Wtw)よりも狭くなる。これにより、トラック幅方
向の両方向(図11中のA方向,B方向)においてトラ
ックエッジを除いた領域が再生されることになるため、
クロストークを抑制することができる。また、ノイズ源
となるトラックエッジ部分を再生しないため、低ノイズ
化を実現できる。
【0067】(d)光ピックアップと磁気ヘッドの配置 以上説明した本発明の磁気記録再生方法では、光ピック
アップが磁気記録媒体上に生成する光スポットと磁気ヘ
ッド(記録ヘッド,再生ヘッド)とがトラック幅方向に
ずれるように、配置される。そして、光スポットの中心
位置が走査トラックのトラック幅方向の一方側に、磁気
ヘッドの中心位置が反対側にずれた状態で、制御手段
(図示していない)によりトラック走査がなされる。本
発明では、上記位置関係によって高密度記録を実現する
ため、光ピックアップと磁気ヘッドとの位置関係の制御
が特に重要である。
【0068】位置制御は、例えば、以下のようにして行
える。 (i)光ピックアップと磁気ヘッドとを一体に構成し、
それを一体に動作させる。この場合、かなり精度良く光
スポット位置と磁気ヘッドの位置を制御できる。特に、
磁気記録媒体に対して同一方向に光ピックアップと磁気
ヘッドを配置する場合には、一体構成が容易であり、且
つ、位置精度も高い。 (ii)光ピックアップと磁気ヘッドとを別個に位置制御
する。すなわち、光ピックアップによる光スポットの中
心位置が走査トラックに対して一方方向にずれた位置を
辿り、磁気ヘッドがそれとは反対方向にずれた位置を辿
るようにサーボ制御する。これは、例えば、光ピックア
ップ及び磁気ヘッドのサーボ信号にそれぞれ反対方向の
オフセットを予め与えておくことにより実現できる。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、光スポットよりも狭小
なトラックでの記録再生が可能となり、高密度記録が実
現できる。
【0070】また、記録ヘッドの端部と再生ヘッドの端
部をずらして配置することにより、昇温された隣接トラ
ックからのクロストークを抑制して信号再生することが
可能となる。
【0071】また、記録時と再生時で光スポットの大き
さを変化することで、再生領域を記録領域より狭くする
ことができ、トラックエッジからのノイズを抑制でき
る。
【0072】さらに、記録時と再生時で光スポットの位
置を変化することで、再生領域を記録領域に対してずら
すことができ、トラックエッジからのノイズを抑制でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気記録再生方法を説明する概略断面
図である。
【図2】本発明の記録方法を説明する図である。
【図3】本発明の再生方法を説明する図である。
【図4】実施の形態において記録再生特性評価に使用し
た評価装置の概略図である。
【図5】実施の形態において使用した磁気記録媒体の断
面図である。
【図6】実施の形態において使用したTbFeCo膜の
残留磁化Mr、保磁力Hcの温度依存性を示す図であ
る。
【図7】本発明の光スポットと磁気ヘッドとの位置関係
を説明する平面図である。
【図8】記録ヘッドと再生ヘッドの位置関係の一例を示
す平面図である。
【図9】トラック(記録トラック)と磁気ヘッド、光ス
ポットの位置関係の一例を示す平面図である。
【図10】トラック(記録トラック)と磁気ヘッド、光
スポットの位置関係の他の例を示す平面図である。
【図11】トラック(記録トラック)と磁気ヘッド、光
スポットの位置関係の更に他の例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 磁気記録媒体(磁気ディスク) 2 磁気ヘッド 3 光ピックアップ 4 光スポットによる昇温領域 5 記録磁場作用領域 6 記録トラック幅(Wtw) 7 磁気信号検出領域 8 再生トラック幅(Wtr) 9 記録磁場 10 漏洩磁束 19 記録ヘッド 20 再生ヘッド
フロントページの続き (72)発明者 片山 博之 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5D075 AA03 CC08 CC11 CE04 CF06 FF01 5D091 AA08 CC26 DD30 GG33 HH20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体に光ピックアップから光ビ
    ームを照射しながら記録ヘッドより磁界を印加すること
    で情報を記録するとともに、磁気記録媒体に前記光ピッ
    クアップから光ビームを照射しながら再生ヘッドにより
    磁界を読み取ることで情報を再生する磁気記録再生装置
    において、 トラック幅方向において、前記記録ヘッドの記録磁場作
    用領域及び前記再生ヘッドの磁気信号検出領域が、前記
    光ピックアップにより磁気記録媒体上に形成される昇温
    領域の一部のみと重なるよう、前記光ピックアップ,前
    記記録ヘッド,前記再生ヘッドが配置されてなることを
    特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 磁気記録媒体に光ピックアップから光ビ
    ームを照射しながら記録ヘッドより磁界を印加すること
    で情報を記録するとともに、磁気記録媒体に前記光ピッ
    クアップから光ビームを照射しながら再生ヘッドにより
    磁界を読み取ることで情報を再生する磁気記録再生装置
    において、 前記記録ヘッドの記録磁場作用領域の中心位置及び前記
    再生ヘッドの磁気信号検出領域の中心位置をトラックに
    対してトラック幅方向の一方側にずらすとともに、前記
    光ピックアップにより磁気記録媒体上に形成される昇温
    領域の中心位置をトラックに対してトラック幅方向の反
    対側にずらすよう位置制御する制御手段を備えてなるこ
    とを特徴とする磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の磁気記
    録再生装置において、 前記記録ヘッドの前記昇温領域側の端部が、前記再生ヘ
    ッドの前記昇温領域側の端部よりも、前記昇温領域側に
    位置していることを特徴とする磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の磁気記録再生装置において、 前記光ピックアップは、磁気記録媒体上に形成する昇温
    領域のトラック幅方向の大きさを、記録時に大きく再生
    時に小さくすることを特徴とする磁気記録再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の磁気記録再生装置において、 前記光ピックアップは、磁気記録媒体上の昇温領域の形
    成部位を、再生時に、記録時よりも前記記録ヘッド及び
    前記再生ヘッドから離れた位置とすることを特徴とする
    磁気記録再生装置。
  6. 【請求項6】 磁気記録媒体に光ピックアップから光ビ
    ームを照射しながら記録ヘッドより磁界を印加すること
    で情報を記録するとともに、磁気記録媒体に前記光ピッ
    クアップから光ビームを照射しながら再生ヘッドにより
    磁界を読み取ることで情報を再生する磁気記録再生方法
    において、 前記記録ヘッドの記録磁場作用領域の中心位置及び前記
    再生ヘッドの磁気信号検出領域の中心位置をトラックに
    対してトラック幅方向の一方側にずらすとともに、前記
    光ピックアップにより磁気記録媒体上に形成される昇温
    領域の中心位置をトラックに対してトラック幅方向の反
    対側にずらして、情報を記録再生することを特徴とする
    磁気記録再生方法。
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