JP2000215387A - 信号機の制御装置 - Google Patents

信号機の制御装置

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JP2000215387A
JP2000215387A JP11015415A JP1541599A JP2000215387A JP 2000215387 A JP2000215387 A JP 2000215387A JP 11015415 A JP11015415 A JP 11015415A JP 1541599 A JP1541599 A JP 1541599A JP 2000215387 A JP2000215387 A JP 2000215387A
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JP
Japan
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signal
route bus
bus
time
sensors
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JP11015415A
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English (en)
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Yoshiko Nishida
佳子 西田
Kenichi Nishi
健一 西
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号機の制御は路線バスの運行には関係なか
ったため、専用レーンなど特定のルートを走行する場合
を除いて、道路混雑時の路線バスの走行は一般車両の走
行と同様にノロノロ運転になり、運行ダイヤに遅れざる
を得なかった。 【解決手段】 T字路のまわりに路線バスのT字路への
到来を検知する一対のセンサとT字路の通過を検知する
センサを設け、「赤」信号を所定時間に短縮して路線バ
スがT字路をスムーズに通過し、通過後には信号機を通
常のタイムシーケンスで制御するように構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は路線バスが通行す
る道路の信号機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】路線バスは公共交通機関としてその重要
性は言うまでもないが、その利用率は年々低下してい
る。その主たる原因は道路の渋滞によって、運行ダイヤ
通りの運行ができないためである。運行ダイヤ通りの運
行ができないために路線バスの利用者は年々減少し、そ
の反対に自家用車の利用が増加している。自家用車の利
用は、道路の渋滞を一層ひどくし、それによって排気ガ
スによる地球環境の悪化にも拍車をかける要因にもなっ
ている。このような大きな問題を改善するには、自家用
車などの利用を少なくして、路線バスの利用率を高める
ことが何よりも重要であるが、そのためには路線バスが
できるだけスムーズに運行されるように、信号待ちを少
なくすることが望ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、信号機の制御は
路線バスの運行と連動していなかったため、専用レーン
など特定のルートを走行する場合を除いて、路線バスの
走行は一般車両の走行と何ら変らず、したがって例え
ば、朝夕の道路混雑時にはノロノロ運転にならざるを得
なかった。この発明は、このような従来の問題点を改善
し、路線バスの速度がある速度よりも遅い場合には道路
が混雑していると予想されるので、信号機の「赤」の点
灯時間を若干短縮することにより、路線バスが信号待ち
で一時停止している時間をできる限り短縮するようにし
た点を特徴とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明においては、
信号機の手前に一対のセンサを配置し、そのセンサによ
って走行してくる車の中から路線バスを特定し、かつ上
記一対のセンサの間を路線バスが移動する所要時間を計
測して、その時間からその路線バスの速度を算出し、上
記速度計測手段で路線バスの走行速度を計測して、予め
設定した速度よりも遅い場合には、「赤」信号の点灯時
間を所定の時間短縮して、路線バスの「赤」信号による
一時停止時間を短くして、路線バスの走行がスムーズに
行われるようにした。
【0005】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を示すもので、図において、1a,1bは
道路、2は道路1aと道路1bによるT字路である。3
は路線バスであって、道路1aをT字路2に向かって走
行しているものとする。4a〜4cはT字路2に設けら
れた信号機であって、路線バス3はT字路2において信
号機4aの点灯状態に従って進行したり、停止したりす
る。また、路線バス3はその路線経路によってT字路2
を直進、または左折する。5は信号機の制御機であっ
て、信号機4a〜4cの点灯を制御する。S1〜S5は
路線バス検知用のセンサであって、それぞれのセンサの
上を路線バスが通過した時のみセンサ信号を発するよう
になっている。センサS1,S2は信号機4aより手前
の所定位置(例えば信号機の手前50m)に互いに所定
の間隔L(例えば10m)をおいて配置され、センサS
3〜S5はT字路2を通り過ぎた先の所定位置(例えば
信号機の先5m)にそれぞれ配置されている。SS1〜
SS5はセンサS1〜S5それぞれから生じるセンサ信
号であって、制御機5に与えられる。このような構成に
おいて、路線バス3はこのまま矢印方向に走行してセン
サS1,S2上を通過し、その存在を検知される。これ
によって生じるセンサ信号SS1,SS2は制御機5に
与えられるが、センサ信号SS1,SS2が制御機5へ
それぞれ入力された際の時間差Tは、言いかえれば、路
線バス3がセンサS1上を通過してからセンサS2上を
通過するまでにかかった時間である。この時間Tとセン
サS1,S2の間隔Lから、路線バス3の走行速度Vが
算出できる。そして、この速度Vが予め設定された速度
V0より速い場合には、路線バス3はある程度スムーズ
に走行しているとみなして、信号機を4aは通常の制御
のままにする。しかし、路線バス3の走行速度Vが速度
V0より遅い場合には、路線バス3は渋滞によってノロ
ノロ運転をしているとみなして、路線バス3をよりスム
ーズに運行するために信号機4aを特別に制御する、つ
まり、信号機4aの「赤」信号の点灯時間を予め設定さ
れた時間に短縮する。渋滞の程度によっては1回の信号
待ちでは路線バス3がT字路2を通過できない可能性も
あるが、このような場合には、路線バス3がT字路2を
通過するまでの間、信号機4aの「赤」信号の点灯時間
を毎回予め設定された時間に短縮する。なお、路線バス
3はT字路2を通過すると、左折の場合にはセンサS
4、直進の場合にはセンサS3によって検知されるが、
これによって信号機4aは通常の制御に戻るようになっ
ている。
【0006】図2は、路線バス3と道路上に設置された
センサSの関係を示すものである。図において、路線バ
ス3の底部には発信器6が設けられていて、予め設定さ
れた信号7を下方に向かって出力する。センサSの上を
路線バス3が通過した時に、センサSは信号7が受信さ
れる、つまり、この時センサSは路線バス3を検知し、
センサ信号SSが出力される。この時出力されるセンサ
信号SSは論理的“1”として取扱われる。
【0007】図3は、「赤」信号の点灯を制御する制御
機5の要部を示すものであって、8は速度を算出する演
算回路であって、センサ信号SS1,SS2が入力され
るが、センサ信号SS1,SS2が演算回路8に入力さ
れた際の時間差Tを計測し、この時間TとセンサS1,
S2の配置間隔L(一定)から路線バス3の速度Vを算
出し、演算回路8に予め設定されている速度V0をこの
速度Vと比較する。9は演算回路8から出力される信号
であって、V<V0の場合にのみ論理的“1”である。
10は1ビットのメモリであって、このメモリ10は交
叉接続された2つの反転ゲートG1 ,G2 によって構成
されている。信号9は反転ゲートG1 の1つの入力信号
であり、センサ信号SS4は反転ゲートG2 の1つの入
力信号であり、11はメモリ10から出力される信号で
ある。(ここでは、路線バス3が交差点2を左折してセ
ンサS4に検知されると仮定している。)12は信号制
御回路であって、この信号制御回路12から信号13〜
15を信号機4aに出力して、信号機4aの点灯を制御
している。ここで、信号制御回路12に与えられた信号
11が論理的“1”の時、信号機4aは特別な制御にな
る。なお、ここで、13は「赤」信号についての信号、
14は「黄」信号についての信号、15は「青」信号に
ついての信号である。いま、路線バス3が速度V<V0
でセンサS1に検知された時、信号9は“0”→
“1”、センサ信号SS4は“0”なので、反転ゲート
G2 からの出力信号11は“0”→“1”になる。次に
路線バス3がセンサS4に検知された時に、信号9は
“0”、センサ信号SS4は“0”→“1”なので、そ
れまで“1”であった信号11は“0”になる。
【0008】図4は信号制御回路13の動作を示すフロ
ーチャートである。通常の信号機は、ステップ16に示
すように予め定められた所定の時間T1の間、ステップ
17に示すように「青」信号についての信号15を出力
することによって「青」信号を点灯する。それから、ス
テップ18に示すように予め定められた所定の時間T2
の間、ステップ19に示すように「黄」信号についての
信号14を出力することによって「黄」信号を点滅す
る。信号11は通常論理的“0”であるから、ステップ
20に示す判断はNOとなり、ステップ21に示すよう
に予め定められた所定の時間T3の間、ステップ23に
示すように「赤」信号についての信号13を出力するこ
とによって「赤」信号を点灯する。このようなループを
繰り返すような動作をしている。いま、信号11が
“0”→“1”になると、ステップ20に示す判断はY
ESになり、信号機4aの「赤」信号の点灯時間は短縮
されてT4になる。また、信号11が“1”→“0”に
なると、信号機4aの「赤」信号の点灯時間は通常のT
3になる。これをさらに詳しくのべると、ステップ20
に示すように「赤」信号についての信号13が出力され
ている間は常に、信号11が“1”であるかどうかを判
断する。信号13が出力され始めるときに信号11が既
に“1”であれば、ステップ22に示すように「赤」信
号の点灯時間はT4になる。信号13が出力されている
間に信号11が“0”→“1”になった場合、ステップ
21に示すように「赤」信号の点灯時間は直ちにT3→
T4になるが、信号13が出力され始めてからの経過時
間がT4よりも長ければ、直ちに信号13の代わって信
号15が出力され、「青」信号が点灯する。逆に信号1
3が出力されている間に信号11が“1”→“0”にな
った場合、「赤」信号の点灯時間はT3に戻る。
【0009】なお、上記の説明では、路線バス3が道路
1aをT字路2に向かって走行する場合を説明したが、
路線バス3が道路1bをT字路2に向かって走行する場
合についても、図1には示さなかったが、一対の路線バ
ス検知用のセンサを信号機4bの手前の所定位置に所定
の間隔をおいて配置することによって、同様に路線バス
の速度を算出できることは言うまでもない。
【0010】さらに、上記説明では、T字路のような位
置関係における信号機の制御方法を説明したが、交差点
のような位置関係においても、同様に信号を制御できる
ことは言うまでもない。
【0011】なお、図3の構成をマイクロプロセッサを
用いて機能化することは容易にできることは言うまでも
ない。また、センサとしては地上子タイプの例を上げた
が、それ以外の検知方法も有効であることは言うまでも
ない。
【0012】
【発明の効果】第1の発明においては、信号機の手前に
互いに所定の間隔をおいて配置され、信号機に向かって
走行してくる路線バスを検知し、かつ当該路線バスの走
行速度を検知するために用いる一対のセンサと、この一
対のセンサによるセンサ信号をもとに路線バスの速度を
算出する手段と、この速度算出手段によって算出した路
線バスの速度に基づき「赤」信号の点灯時間を短縮する
ように制御できる効果がある。
【0013】また、第2の発明においては、上記一対の
センサは、車両の走行方向に所定の間隔をおいて配置さ
れ、路線バスから出力される特定の信号を受信し、それ
によって路線バスであるか否かを判定することができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態を説明するための図で
ある。
【図2】 この発明の実施の形態を説明するための図で
ある。
【図3】 この発明の実施の形態を説明するための図で
ある。
【図4】 この発明の実施の形態を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
1 道路、2 T字路、3 路線バス、4 信号機、5
制御機、6 発信器、7 信号、8 演算回路、9
信号、10 メモリ、11 信号、12 信号制御回
路、13 信号、14 信号、15 信号、G 反転ゲ
ート、L 距離、S センサ、SS センサ信号、T
時間、V 速度。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号機の手前に互いに所定の間隔をおい
    て設けられ、走行してくる車両の中から路線バスを特定
    し、かつ当該路線バスの走行速度を検知するために用い
    る一対のセンサと、このセンサによるセンサ信号をもと
    に、路線バスの速度を算出する手段と、この速度算出手
    段によって算出した路線バスの速度に基づき「赤」信号
    の点灯時間を変化させる手段とを備えたことを特徴とす
    る信号機の制御装置。
  2. 【請求項2】 上記一対のセンサは、路線バスが走行す
    る道路に所定の間隔をおいて配置され、路線バスから出
    力される特定の信号を受信し、それによって路線バスか
    否かを判定するようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の信号機の制御装置。
  3. 【請求項3】 路線バスが検知された時、路線バスの走
    行速度が予め設定した値より遅い場合には、「赤」信号
    の点灯時間を所定の時間短縮するようにしたことを特徴
    とする請求項1又は2記載の信号機の制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108122420A (zh) * 2017-12-19 2018-06-05 长沙理工大学 一种路中型动态公交专用道清空距离设置方法
CN109035818A (zh) * 2018-08-24 2018-12-18 江苏大学 一种基于交叉口双站台的brt车辆优先控制方法

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