JP2000215284A - 非接触icカ―ド - Google Patents

非接触icカ―ド

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JP2000215284A
JP2000215284A JP11015271A JP1527199A JP2000215284A JP 2000215284 A JP2000215284 A JP 2000215284A JP 11015271 A JP11015271 A JP 11015271A JP 1527199 A JP1527199 A JP 1527199A JP 2000215284 A JP2000215284 A JP 2000215284A
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JP
Japan
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electronic circuit
card
contact
antenna coil
insulating layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP11015271A
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English (en)
Inventor
Takahiro Ishikawa
貴啓 石川
Hironobu Kanazawa
宏信 金沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
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Priority to US09/490,632 priority patent/US6412702B1/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主面が平坦化され、容易に印刷することがで
きるとともに機械的に優れる非接触ICカードを提供す
る。 【解決手段】 少なくともICチップが実装された電子
回路部とこの電子回路部に接続されたアンテナコイルと
が基材上に形成されてなる非接触ICカードであって、
上記アンテナコイル上と上記基材の電子回路部が配設さ
れる領域を除く領域とに絶縁層を配設したことを特徴と
するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくともICチ
ップが実装された電子回路部と、この電子回路部に接続
されたアンテナコイルとが基材上に形成されてなる非接
触ICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ICチップが実装されたIC
カードとしては、端末装置との間での情報の授受を非接
触で行う、いわゆる非接触ICカードが注目されてる。
この非接触ICカードは、端末装置と非接触の状態で情
報を授受するため、ICチップの端子部分等の汚染や損
傷といった不都合を回避することができ、その需要が急
速に高まっている。
【0003】具体的に、この非接触ICカードでは、端
末装置との情報の授受を電磁波を媒体としている。すな
わち、この非接触ICカードでは、情報を電磁波に重畳
し、端末装置との間で情報の授受を行っている。このた
め、この非接触ICカードには、電磁波を受信するため
のアンテナコイルが形成されている。
【0004】このような従来の非接触ICカードは、図
3に示すように、いわゆる銅張積層板を構成する銅箔を
コイル形状にエッチングしてなるアンテナコイル100
と、このアンテナコイル100の内周側端部100aと
外周側端部100bとに接続された電子回路部101と
を有するような構成とされる。また、この非接触ICカ
ードにおいて、電子回路部101は、アンテナコイル1
00の外周側のコイルが形成されていない領域に実装さ
れている。
【0005】このとき、従来の非接触ICカードでは、
アンテナコイル100を横切るように内周側端部100
aから引出導線102を形成し、この引出導線102を
電子回路部101に接続していた。したがって、この非
接触ICカードでは、この引出導線102とアンテナコ
イル100との間が短絡しないように、アンテナコイル
100の所定の領域に絶縁層103を形成し、この絶縁
層103上に引出導線102を形成していた。
【0006】このように構成された従来のICカードで
は、外部に配された端末装置と電子回路部101との間
で、電磁波に重畳された情報を授受することができる。
このとき、この非接触ICカードでは、情報が重畳され
た電磁波をアンテナコイル100を介して受信及び送信
している。
【0007】このような非接触ICカードを製造する際
には、ポリイミド等の柔軟性を有する樹脂と銅等の導電
性を有する金属箔とが積層されてなる、いわゆる、銅張
積層板を用いる。具体的には、先ず、銅張積層板の金属
箔をコイル状にエッチングしてアンテナコイル100を
形成する。次に、このアンテナコイル100の腐食を防
止するため、当該アンテナコイル100を覆うように絶
縁層(図示せず。)を形成する。次に、アンテナコイル
100の端部との電気的な導通を図るために絶縁層にス
ルーホールを形成する。その後、この絶縁層上に、アン
テナコイルと電気的に接続するように電子回路部101
を実装する。最後に、これら絶縁層及び電子回路部10
1を覆うように化粧テープを貼り付けることによって、
上述したような非接触ICカードを製造する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように製造される非接触ICカードでは、絶縁層上に
電子回路部101が配設されることになるため、化粧テ
ープの主面上に大きな凹凸が形成されてしまう。すなわ
ち、従来の非接触ICカードは、主面に大きな凹凸が形
成されてしまい、外観的に問題となるばかりでなく、主
面上に印刷等を施せなかったり、段差部分で引っかかり
等が発生してしまい機械的に弱いといった問題が有っ
た。
【0009】そこで、本発明は、上述したような実状に
鑑みてなされたものであり、主面が平坦化され、容易に
印刷することができるとともに機械的にも強い非接触I
Cカードの提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決し
た本発明に係る非接触ICカードは、少なくともICチ
ップが実装された電子回路部とこの電子回路部に接続さ
れたアンテナコイルとが基材上に形成されてなる非接触
ICカードであって、上記アンテナコイル上と上記基材
の電子回路部が配設される領域を除く領域とに絶縁層を
配設したことを特徴とするものである。
【0011】以上のように構成された本発明に係る非接
触ICカードでは、直接基材上に電子回路部が実装さ
れ、この電子回路部の周囲に、アンテナコイルを覆うよ
うに絶縁層が形成されている。このため、この非接触I
Cカードでは、絶縁層と電子回路部との間に大きな段差
が形成されるようなことがないため、主面が平坦化され
ている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る非接触ICカ
ードの好ましい実施の形態について図面を参照しながら
詳細に説明する。
【0013】本実施の形態に示す非接触ICカードは、
図1に示すように、略矩形上に形成された基材1と、こ
の基材1上に形成されたアンテナコイル2と、このアン
テナコイル2と電気的に接続された電子回路部3とを備
えている。また、この図1におけるA−A線断面図であ
る図2に示すように、この非接触ICカードは、図1に
は図示しないが、アンテナコイル2を覆うように形成さ
れた絶縁層4と、この絶縁層4及び電子回路部3を覆う
ように形成された化粧テープ5とを備えている。
【0014】この非接触ICカードでは、略コイル状に
形成されたアンテナコイル2の外周側の端部2aが電子
回路部3の一方の端子3aと接続される。また、アンテ
ナコイル3は、屈曲点6で外周側に向かって屈曲され、
この屈曲部6から電子回路部3の他方の端子3bに向か
って導出され、他方の端子3bと接続されている。この
とき、非接触ICカードでは、屈曲点6と他方の端子3
bとの間に位置するアンテナコイル2上に絶縁膜(図示
せず。)が配設されている。
【0015】このため、屈曲点6及び他方の端子2bの
間に形成されたアンテナコイル2と屈曲点6から電子回
路部3の他方の端子3bに向かって導出されたアンテナ
コイル2とが短絡するようなことが防止される。
【0016】特に、この非接触ICカードでは、絶縁層
4がアンテナコイル3の略々全体を覆うとともに電子回
路部3を覆うようなことがない。言い換えると、この非
接触ICカードでは、電子回路部3上に絶縁層4が形成
されず、電子回路部3を除く領域を覆うように絶縁層4
が形成されている。
【0017】また、非接触ICカードにおいて、化粧テ
ープ5は、絶縁層4上及び電子回路部3上に形成されて
いる。この化粧テープ5は、非接触ICカードを外観的
に良好なものとしたり、電子回路部3を外部の湿気や衝
撃等から保護する役割を果たしている。このため、この
化粧テープ5は、非接触ICカードの略々全面に貼り付
けられている。
【0018】具体的に、この非接触ICカードを製造す
る際には、先ず、基板1と銅箔とが積層されてなる銅張
積層板の銅箔を、エッチング等の手法によりコイル状に
形成する。
【0019】次に、電子回路部3を配設する部分を除い
て絶縁層4を形成する。或いは、コイルパターンが形成
された面全体を覆うように絶縁材料を成膜し、その後、
電子回路部3を配設する部分の絶縁材料にエッチング等
の手法を用いて開口部を形成する。
【0020】次に、コイルパターンと電気的に接続する
ように電子回路部3を実装する。これにより、電子回路
部3の一主面と、絶縁層4の一主面とは略々同等な高さ
となる。言い換えると、上述した絶縁層4は、電子回路
部3が実装されたときに略々同じ高さとなるような厚み
で形成されることが好ましい。
【0021】次に、これら絶縁層4及び電子回路部3を
覆うように化粧テープ5を貼り付ける。そして、必要に
応じて化粧テープ5の一主面5a上に印刷等の加工を施
す。
【0022】以上のように構成された非接触ICカード
では、絶縁層4が電子回路部3上に形成されていないた
め、化粧テープ5の一主面5aが高度に平坦化されてい
る。これに対して、従来の非接触ICカードの如く、ア
ンテナコイル及び電子回路部を覆うように絶縁層を形成
した場合には、化粧テープが絶縁層上に形成されること
となる。この場合、化粧テープの一主面には、電子回路
部の厚みに相当する段差が形成されてしまう。
【0023】しかしながら、上述した非接触ICカード
では、電子回路部3が配設された部分とその他の部分と
の間に大きな段差が形成されるようなことがない。この
ため、化粧テープ5の一主面は、高度に平坦化されるこ
ととなる。したがって、この非接触ICカードでは、化
粧テープ5の一主面5aに、容易に印刷を施すことがで
きる。また、この印刷は、化粧テープ5の一主面5a上
に段差がないため、外観的に非常に美しいものとなる。
さらに、この非接触ICカードでは、化粧テープ5の一
主面5aに大きな段差がないため、外部の突起等に対し
て引っかかりが発生するようなことが防止されている。
このように、この非接触ICカードは、外観的に優れた
ものであるばかりでなく、機械的な強度にも優れたもの
となっている。
【0024】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
係る非接触ICカードは、電子回路部が配設される領域
を除く領域に絶縁層を配設しているため、一主面が高度
に平坦化される。このため、この非接触ICカードは、
外観的に優れた美しさを有するためでなく、機械的にも
優れた強度を有するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る非接触ICカードの一例を示す平
面図である。
【図2】非接触ICカードの要部断面図である。
【図3】従来の非接触ICカードの平面図である。
【符号の説明】
1 基材 2 アンテナコイル 3 電子回路部 4 絶縁層 5 化粧テープ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともICチップが実装された電子
    回路部と、この電子回路部に接続されたアンテナコイル
    とが基材上に形成されてなる非接触ICカードであっ
    て、 上記アンテナコイル上と上記基材の電子回路部が配設さ
    れる領域を除く領域とに絶縁層を配設したことを特徴と
    する非接触ICカード。
  2. 【請求項2】 上記絶縁層上及び上記電子回路部上に化
    粧テープを貼り付けてなることを特徴とする請求項1記
    載の非接触ICカード。
JP11015271A 1999-01-25 1999-01-25 非接触icカ―ド Pending JP2000215284A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11015271A JP2000215284A (ja) 1999-01-25 1999-01-25 非接触icカ―ド
US09/490,632 US6412702B1 (en) 1999-01-25 2000-01-24 Non-contact IC card having an antenna coil formed by a plating method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11015271A JP2000215284A (ja) 1999-01-25 1999-01-25 非接触icカ―ド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000215284A true JP2000215284A (ja) 2000-08-04

Family

ID=11884208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11015271A Pending JP2000215284A (ja) 1999-01-25 1999-01-25 非接触icカ―ド

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JP (1) JP2000215284A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040003514A (ko) * 2002-07-03 2004-01-13 미창테크 주식회사 박편 안테나 코일 제조 방법

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