JP2000214956A - 拡張装置 - Google Patents

拡張装置

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JP2000214956A
JP2000214956A JP11015063A JP1506399A JP2000214956A JP 2000214956 A JP2000214956 A JP 2000214956A JP 11015063 A JP11015063 A JP 11015063A JP 1506399 A JP1506399 A JP 1506399A JP 2000214956 A JP2000214956 A JP 2000214956A
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JP
Japan
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electrode
electronic device
switch
power supply
supply line
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JP11015063A
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English (en)
Inventor
Masami Honda
正実 本田
Kazuya Shibazaki
和也 柴崎
Hiroshi Nakamura
博 中村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、外部バッテリ装置の電極のショー
トを防ぎ、さらに、電子機器とバッテリとの活栓挿抜に
よるアーク放電の発生が防止できる拡張装置を得ること
にある。 【解決手段】 外部バッテリ装置(拡張装置)10の載
置面28にポータブルコンピュータ1が搭載されていな
い状態では、電極18とバッテリパックと16の電源ラ
インは切断されている。載置面にポータブルコンピュー
タ1が搭載されたとき電極18とバッテリパック16と
の電源ラインをトグルスイッチ110により接続する。
さらに載置面28よりポータブルコンピュータ1を取外
す際は、必ず電極18とバッテリパック16との電源ラ
インをトグルスイッチ110にて切断しないとポータブ
ルコンピュータの取外しを許可しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポータブルコンピ
ュータのような形態が可能な電子機器に接続されて、こ
の電子機器の機能を拡張する為の拡張装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ポータブルコンピュータや移動情報端末
等に代表される携帯型の電子機器は、近年ますます小型
・薄型化になり、持運びに便利なものとなっている。と
ころで、持運びを容易にするために、機器の筐体のが薄
く、小型に形成あれる程、バッテリユニット等の収容ス
ペースが制限され小型のバッテリユニットを装備してい
る。このため、最近のポータブルコンピュータ等におい
ては、小型のバッテリユニットによる駆動時間を延長す
る為に、外部第2のバッテリユニットと接続するための
電極を装備している。例えば、屋外等においては、機器
に第2のバッテリユニットを接続して利用時間の延長を
図っている。この種の第2のバッテリユニットはコンピ
ュータの電極と接続するための複数の電極が剥き出しに
形成されている。また、ポータブルコンピュータがON
状態であっても、物理的にバッテリを取外すことが可能
に構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の第2のバッテリ
ユニットは、ポータブルコンピュータの電極と直接接続
されるため、第2のバッテリユニットの複数の電極は筐
体から外部に露出されている。この場合、第2のバッテ
リユニットの複数の電極にクリップのような電気を導通
する物が接触した場合、第2のバッテリユニットの電極
がショートしてしまい、バッテリそのものが故障してし
まうという問題がある。
【0004】さらに、バッテリからポータブルコンピュ
ータには電源供給が行われている状態、あるいはポータ
ブルコンピュータからバッテリへ充電電圧が供給されて
いる状態で、不意にバッテリユニットをポータブルコン
ピュータから取外してしまうと、ポータブルコンピュー
タとバッテリユニットの電極間にアーク放電が発生し、
互いの電極が劣化し、電極の寿命が短くなってしまうと
いう問題がある。
【0005】本発明は、このような事情に基づいてなさ
れたもので、外部バッテリユニットの電極のショートに
よるバッテリの故障を防ぎ、さらに、ポータブルコンピ
ュータ等のような電子機器とバッテリとの活栓挿抜によ
るアーク放電の発生が防止できる拡張装置を得ることに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る本発明の拡張装置は、第1の電極を
有する電子機器に接続され、第2の電極を有するバッテ
リが内蔵された本体と、本体外部に露出して設けられ、
電子機器が接続される際、第1の電極と電気的に接続さ
れる第3の電極と、第2の電極と第3の電極との間に設
けられ、第2の電極と第3の電極との間の少なくとも電
源ラインの接続または切断を切替えるスイッチと、を具
備することを特徴とする。
【0007】また請求項2に係る本発明に係る拡張装置
は、第1の電極を有する電子機器に接続され、収容部を
有する本体と、収容部に着脱可能に内蔵され、第2の電
極を有するバッテリパックと、収容部に設けられ、バッ
テリパックが収容部に収容される際、第2の電極と電気
的に接続される第3の電極と、本体外部に露出して設け
られ、電子機器が接続される際、第1の電極と電気的に
接続される第4の電極と、第3の電極と第4の電極との
間に設けられ、第3の電極と第4の電極との間の少なく
とも電源ラインの接続または切断を切替えるスイッチ
と、を具備する事を特徴とする。
【0008】このような構成にすることで、バッテリの
電極と拡張装置の電極との間の電源ラインを切断するこ
とが可能となる。そのため、拡張装置にクリップ等の異
物等が接触してバッテリがショートすることを防止する
ことができる。
【0009】また、請求項3に係る本発明は、第1の電
極を有する電子機器が着脱可能に接続される接続部と第
2の電極を有するバッテリとを有する本体と、接続部に
設けられ、電子機器が接続部に接続される際、第1の電
極と電気的に接続される第3の電極と、接続部から突出
する突出位置と、電子機器が接続部に接続された際に突
出位置から退避する退避位置との間で移動可能な突出部
と、第2の電極と第3の電極との間に設けられ、第2の
電極と第3の電極との間の電源ラインを接続するON位
置と、第2の電極と第3の電極との間の電源ラインを切
断するOFF位置との間で切替え可能な第1のスイッチ
部材と、本体外部から操作可能に設けられ、スイッチを
OFF位置に保持する定常位置と、スイッチをOFF位
置からON位置へ切替える操作位置との間で移動可能な
第2のスイッチ部材と、突出部と第1のスイッチと第2
のスイッチとの間に設けられ、突出部が退避位置に移動
されたとき、第2のスイッチの定常位置から操作位置へ
の移動を許可する連動機構と、を具備する事を特徴とす
る。
【0010】このような構成にすることで、電子機器を
拡張装置に接続しないと、拡張装置の電極とバッテリの
電極との電源ラインを接続することはできない。そのた
め、拡張装置にクリップ等の異物等が接触してバッテリ
がショートすることを防止することができる。
【0011】請求項4に係る本発明に係る拡張装置は、
第1の電極を有する電子機器に接続され、第2の電極を
有するバッテリを有する本体と、本体外部に露出して設
けられ、第1の電極と電気的に接続される第3の電極
と、第2の電極と第3の電極との間に設けられ、第2の
電極と第3の電極との間の電源ラインを接続するON位
置と、第2の電極と第3の電極との間の電源ラインを切
断するOFF位置との間で切替え可能なスイッチ部材
と、本体外部から操作可能に設けられ、スイッチ部材を
ON位置からOFF位置へ移動させる操作部と、を具備
することを特徴とする。
【0012】このような構成にすることで、電子機器を
拡張装置から取外す前に拡張装置の電極とバッテリの電
極との電源ラインが切断される。そのため、電子機器を
拡張装置から取外す際、拡張装置の電極と電子機器の電
極との間のアーク放電を防止でき、このアーク放電にる
電極の劣化を防止することができる。
【0013】請求項5に係る本発明に係る拡張装置は、
第1の電極と嵌合凹部とを有する電子機器が着脱可能に
接続される接続部と第2の電極を有するバッテリとを有
する本体と、接続部に設けられ、電子機器が接続部に接
続される際、第1の電極と電気的に接続される第3の電
極と、接続部に設けられ、電子機器が接続部に接続され
る際、嵌合凹部に嵌合する嵌合位置と、嵌合凹部との嵌
合が解除される退避位置との間で移動可能な嵌合部材
と、第2の電極と第3の電極との間に設けられ、第2の
電極と第3の電極との間の電源ラインを接続するON位
置と、第2の電極と第3の電極との間の電源ラインを切
断するOFF位置との間で切替え可能なスイッチ部材
と、本体の外部から操作可能に設けられ、スイッチをO
FF位置またはON位置へ保持する定常位置と、スイッ
チをON位置からOFF位置へ切替える第1の操作位置
と、嵌合部材を嵌合位置から退避位置へ移動させる第2
の操作位置との間で移動可能な操作部と、を具備する事
を特徴とする。
【0014】このような構成にすることで、電子機器を
拡張装置から取外す前に拡張装置の電極とバッテリの電
極との電源ラインが切断され、その後、電子機器と拡張
装置とのロックが解除される。そのため、電子機器を拡
張装置から取外す際、確実に拡張装置の電極とバッテリ
装置の電極との電源ラインが切断され、拡張装置の電極
と電子機器の電極との間のアーク放電を防止でき、この
アーク放電にる電極の劣化を防止することができる。
【0015】請求項6に係る本発明に係る拡張装置は、
第1の電極を有する電子機器が着脱可能に接続される接
続部と第2の電極を有するバッテリとを有する本体と、
接続部に設けられ、電子機器が接続部に接続される際、
第1の電極と電気的に接続される第3の電極と、電子機
器が接続部に接続された際に突出位置から退避する退避
位置と、接続部から突出して電子機器を接続部から押出
す突出位置との間で移動可能な突出部材と、第2の電極
と第3の電極との間に設けられ、第2の電極と第3の電
極との間の電源ラインを接続するON位置と、第2の電
極と第3の電極との間の電源ラインを切断するOFF位
置との間で切替え可能なスイッチ部材と、本体の外部か
ら操作可能に設けられ、スイッチをOFF位置またはO
N位置へ保持する定常位置と、スイッチをON位置から
OFF位置へ切替えるとともに突出部の退避位置から突
出位置への移動を許可する操作位置と、の間で移動可能
な操作部と、を具備する事を特徴とする。
【0016】このような構成にすることで、電子機器を
拡張装置から取外す前に拡張装置の電極とバッテリの電
極との電源ラインが切断され、その後、電子機器が拡張
装置取出しやすいように押出される。そのため、電子機
器を拡張装置から取外す際、確実に拡張装置の電極とバ
ッテリ装置の電極との電源ラインが切断され、拡張装置
の電極と電子機器の電極との間のアーク放電を防止で
き、このアーク放電にる電極の劣化を防止することがで
きる。さらに電子機器を拡張装置から取出しやすくな
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を、ポー
タブルコンピュータ(電子機器)と、ポータブルコンピ
ュータに着脱可能に接続されて、ポータブルコンピュー
タの駆動電源として機能する拡張バッテリ装置(拡張装
置)に適用した図面に基づいて説明する。
【0018】図1は、ポータブルコンピュータの斜視図
である。図2は、ポータブルコンピュータの後部を示す
斜視図である。ポータブルコンピュータ1の本体2には
ヒンジ機構3を介してディスプレイユニット4が回動可
能に接続されている。本体2の上面にはキーボード5が
設けられている。本体1の前端部の下方には一対の係合
凹部6が形成されている。本体1の底面2aには外部バ
ッテリ装置の電極と接続される複数の電極から構成され
る電極(コネクタ)9が設けられる。本体1の背面2b
には外部電子機器等と接続可能な複数のコネクタ8が配
置されている。また、背面2bには1対の嵌合凹部7が
形成されている(一方の嵌合凹部のみ図示)。なお、図
示しないがポータブルコンピュータ1の本体2には着脱
可能なバッテリ(第1のバッテリ)が内蔵されており、
ポータブルコンピュータ1は外部商用電源の代りに内蔵
バッテリにより駆動する事が可能である。
【0019】図3は、拡張装置の斜視図である。図4
は、拡張装置の上面図である。図5は、拡張装置にポー
タブルコンピュータを接続する際の側面図である。図6
は、拡張装置にポータブルコンピュータを搭載した状態
を示す斜視図である。
【0020】図3、4に示すように、拡張装置10はポ
ータブルコンピュータ1の外部に接続されるセカンドバ
ッテリとして機能する(以下拡張装置10を外部バッテ
リ装置10と称する)。外部バッテリ装置10は上カバ
ー11および下カバー12とを有する本体13を具備す
る。本体13の上面には、ポータブルコンピュータ1の
底面2bとほぼ同じ大きさを有する載置面(接続部)2
8が形成されている。ポータブルコンピュータ1は載置
面28に着脱可能に搭載される。本体13の四隅にはポ
ータブルコンピュータ1が載置面に28に搭載されると
きポータブルコンピュータ1の四隅を支持する支持壁1
4a、b、c、dが形成されており、これら支持壁14
a、b、c、dは載置面28より上方に突出している。
【0021】本体13の前端には着脱可能にはバッテリ
パック16を着脱可能に収容する収容部15が形成され
ている。収容部15の両側にはバッテリパック16を着
脱可能に固定するためのロック部17a、bが設けられ
ている。収容されているバッテリパック16を本体13
から取出すときは一対のロック部17a、bのロックを
解除する事で容易に取出すことができる(ロック部の詳
細は通常ポータブルコンピュータに採用されるバッテリ
パックのロック機構とほぼ同じ為詳細説明は省略す
る。)。バッテリパック16の上面はほぼ載置面と面一
となるように収容されるため、バッテリパック16が収
容されている際は、バッテリパック16の外面も載置面
として機能する。載置面28のほぼ中央には、バッテリ
パック16の電極120と電気的に接続され、かつポー
タブルコンピュータ1が載置面28に搭載される際、ポ
ータブルコンピュータ1の電極9と電気的に接続される
電極(コネクタ)18が配置されている。電極18も電
極9と同様に複数の電極から構成されている。電極18
は載置面28より上向きに配置されている。電極18の
後方には、第2の電極を覆い、塵やクリップ等により電
極ショートを防止するためのカバー19が配置されてい
る。カバー19は図示しない回転軸により回動可能に本
体13に接続されており、通常は載置面28に形成され
た凹部(符号無し)に収容されている。
【0022】本体13の後端角に設けられている支持壁
に14a、bの前壁にはそれぞれ開口部25a、bが形
成されている。図7は、拡張装置の上カバーの内部構造
を示す平面図である。図8は、連結棒およびフック部材
を示す斜視図である。図9は、拡張装置内でのフック部
材の回動状態を示す断面図である。図17は、電源スイ
ッチが押されていない状態の連動機構の状態を示す平面
図である。
【0023】図3、4に示すように、開口部25a、b
からはフック部材(嵌合部材)21a、bが突出してい
る。また、図7、8、9に示すように、上カバー11の
後壁に沿って連結棒50が配置されている。連結棒50
の両端部52a、bにはフック部材21a、bが固定さ
れている。フック部材21a、bはそれぞれ固定部54
a、bを介して連結棒50に固定されている。フック部
材21a、bの先端には、載置面28に搭載されたポー
タブルコンピュータ1の嵌合凹部7にそれぞれ嵌合され
る嵌合爪が設けられる。連結棒50はバネ51により、
回転軸52b中心にして、本体13の前方方向へ付勢さ
れている。これにより、フック部材21a、bの嵌合爪
53a、bは支持壁14a、bに形成されている開口部
25a、bを介して突出する方向に付勢されている。こ
れにより、フック部材21a、bは開口部25a、bよ
り突出する突出位置(嵌合位置)と、突出位置から退避
する退避位置との間で移動(回動)可能に形成されてい
る。
【0024】図3、4、7に示すように、本体13の後
方側面にはバッテリパック16と電極18との電源ライ
ンをONするための電源スイッチ30が設けられてい
る。電源スイッチは30は突出部11a、bとほぼ面一
となる定常位置と外部バッテリ本体13内部方向へ押込
まれる操作位置との間で移動可能である。
【0025】電源スイッチ30の後方には、フック部2
1a、bを開口部25a、b内に退避させ、かつ電極1
8とバッテリパック16の電極120との間の電源ライ
ンをOFFするための操作部40が本体13の側面に沿
って摺動可能に配置されている。
【0026】電源スイッチ30の前方には操作部40を
摺動させるときのユーザーの指をかける事が可能な指掛
け部23が形成されている。指掛け部23は指にフィッ
トするように多少カーブを描いて形成されている。本体
13の指掛け部23が形成されている側面とは反対側の
側面には、載置面28からポータブルコンピュータ1を
取外す際、ポータブルコンピュータ1の底面2bに指を
かけるための第2の指掛け部24が形成されている。
【0027】載置面28の後方には、一対の検知ピン2
2a、bが配置されている。検知ピン22a、bは、ポ
ータブルコンピュータ1が載置面28に搭載されたとき
載置面28内に退避する。
【0028】本体13の前端角に設けられている支持壁
14c、dの内面にはポータブルコンピュータ1が搭載
されるときポータブルコンピュータ1のそれぞれの係合
凹部6と係合する係合突起20a、bが形成されてい
る。
【0029】図5に示すように、ポータブルコンピュー
タ1を外部バッテリ装置10に接続する際は、まずポー
タブルコンピュータ1を斜めにして、前端部に形成され
ている一対の係合凹部6を外部バッテリ装置10の係合
突起20c、dでそれぞれ係合させる。次に、ポータブ
ルコンピュータ1の後部を静かに載置面28上に搭載す
る。この時、ポータブルコンピュータ1の後端部は開口
部25a、bより突出しているフック部材21a、bを
バネ51の引張り力に反して開口部25a、b内に退避
させる。最終的にポータブルコンピュータ1を載置面に
搭載した状態では、ポータブルコンピュータ1の嵌合凹
部7とフック部材21a、bとが対向する。フック部材
21a、bの嵌合爪53a、bはバネ51の付勢力によ
り嵌合凹部7に嵌合される。この操作により、ポータブ
ルコンピュータ1は前端部を支持壁14c、dの係合突
起20a、bにより支持され、かつポータブルコンピュ
ータ1の後端部は嵌合爪53a、bにより支持される。
それぞれの支持壁14a、b、c、dはポータブルコン
ピュータ1の四隅の側壁を支持する。これにより、図6
に示すようにポータブルコンピュータ1は外部バッテリ
装置10に固定される。
【0030】図7、17に基づいて、外部バッテリ装置
10の上カバー11内部について説明する。収容部15
の両サイドにはロック部17a、bが保持されている。
上カバーには電極18が固定されており、電極18に隣
接して回路基板26が位置されている。回路基板26に
はバッテリパック16に電極と電気的に接続される電極
27が収容部15に突出するように実装されている。電
極27はバッテリパック16が収容部15に収容されて
いる際にバッテリパック16の電極120と電気的に接
続される。更に回路基板には後述するマイクロスイッチ
100及びトグルスイッチ110が実装されている。電
極18と、電極27とは回路基板26、マイクロスイッ
チ100及びトグルスイッチ110を介して電気的に接
続されている。それぞれを接続するケーブル等の接続手
段は図面の説明上省略している。マイクロスイッチ10
0の先端にはON/OFFを切替えるスイッチ部112
が形成されている。トグルスイッチ110先端にはON
/OFFを切替えるレバー111が形成されている。
【0031】本発明において、マイクロスイッチ100
がONされると、電極27を介して収容部15に収容さ
れているバッテリパック16の電気抵抗を検出しその値
によりバッテリパック16が収容部に存在する事を認識
し、電極9および電極18を介してポータブルコンピュ
ータ1へバッテリパック16が存在する事を通知する。
すなわち、バッテリパック16が収容部15に収容され
ていないときは、バッテリパック16の電気抵抗が検出
できない状態となり、この時はマイクロスイッチはバッ
テリパック16が存在しない事を認識し、ポータブルコ
ンピュータ1へ通知する。ポータブルコンピュータ1は
バッテリパック16が存在しないと言うことを認識す
る。
【0032】これによりバッテリパック16が収容部に
存在しないときポータブルコンピュータ1からのバッテ
リパック16への充電電圧等の供給防ぐことが可能であ
る。もしバッテリパック16が存在しないときポータブ
ルコンピュータ1から充電電圧が供給されたとき、ポー
タブルコンピュータ1へはエラー情報が返されてしまい
正常に動作しない原因となってしまう。
【0033】また、トグルスイッチ110がONされる
と、電極18と電極27との電源ラインとを電気的に接
続し、バッテリパック16からポータブルコンピュータ
1への電源供給が可能となる。すなわちトグルスイッチ
110がON状態でないと第2の電極と第3の電極(第
4の電極)との電源ラインは接続されていない。すなわ
ち、バッテリパック16の電圧は第2に電極へは供給さ
れていない状態である(電極27と電極120は接続状
態、電極18と電極27は切断状態)。
【0034】これにより、不意に載置面28に露出され
ている第2の電極上に金属製のクリップ等が接触したと
しても、第2の電極はショートする事はない。連結棒5
0は、前述したように、上カバー11にの後端壁に沿っ
て配置されており、その両端52a、bにはフック部材
21a、bが固定されている。
【0035】図15は、摺動部材および連動部材を示す
斜視図である。図16は、摺動板および連動部材の位置
関係を示す断面図である。図7、15、16に示すよう
に、マイクロスイッチ100、トグルスイッチ110に
隣接して、板状の摺動部材80が摺動可能に配置されて
いる。摺動部材80にはガイド孔84a、bが形成され
ている。摺動部材80は、それぞれのガイド孔84a、
bを介してネジ203、204にて上カバー11に保持
されている。ネジ203、204は摺動部材80を摺動
可能にするためにガイド孔84a、bにて摺動ガイドと
して機能する。摺動部材80の一端部81には、摺動さ
れたときマイクロスイッチ110のスイッチ部112を
操作してON/OFFを切替える折曲片81aが形成さ
れている。摺動部材80のほぼ中央には切欠き85が形
成されており、切欠き85に連続して押圧部85a、b
が形成される。切欠き85にはトグルスイッチのレバー
111が位置している。押圧部85a、bは、摺動部材
80が摺動したときトグルスイッチ110のレバー11
1を操作してON/OFFを切替える。摺動部材80の
他端部82には、摺動部材80の長手方向に対して所定
の角度を有して形成される第1のカム面82aと、この
第1のカム面に連続して形成され、かつ摺動部材80の
長手方向に垂直な方向に形成されるガイド面82bとを
一体的に有している。摺動部材80の中央付近には屈曲
部83が形成されている。屈曲部83は摺動部材80の
途中より上方に折れ曲り、再び下方に折れ曲ることで、
図15、16に示すような断面コ字状に形成されてい
る。屈曲部83の内面には互いに対向して、互い方向に
山形のカム面を有するガイド壁83a、bが形成されて
いる。
【0036】図23は、トグルスイッチを示した平面図
である。トグルスイッチ110のレバー111はOFF
状態では位置aに位置し、ON状態では位置cに位置す
る。レバー111は中立点bを左右に越えるを与えられ
ないとOFF位置aもしくはON位置cには移動できな
い。例えばOFF位置aから中立点bを越えるだけの力
を与えると、それ以降はレバーへ力を与えなくてもレバ
ー111は中立点bからON位置cへと自動的に移動す
る。本発明の場合、摺動部材80が摺動される力を、押
圧部85a、bを介してレバー111へ伝え、レバー1
11をOFF位置aもしくはOFF位置cへ移動させ
る。
【0037】このような構成により、摺動部材80が図
7において右方向に移動されると、折曲片81aおよび
押圧部85aがそれぞれマイクロスイッチ100のスイ
ッチ部112およびトグルスイッチ110のレバー11
1を操作し、マイクロスイッチ100およびトグルスイ
ッチ110をON状態にする。なお、摺動部材80が図
17において右方向に移動され、マイクロスイッチ10
0およびトグルスイッチ110をONさせる位置を起動
位置、摺動部材80が図17において左方向に移動さ
れ、マイクロスイッチ100およびトグルスイッチ11
0をOFF状態にする位置を定常位置と称する。
【0038】摺動部材80の下には、連動部材90が配
置されている。図16に示すように、連動部材90の両
側部には連動部材90の長手方向に沿って上方に折れ曲
る屈曲壁90a、bが形成されている。連動部材90と
摺動部材とを重ねて配置したとき、連動部材90の屈曲
壁90a、bは摺動部材80のガイド壁83a、bと当
接している状態になる。連動部材90の中央部よりやや
端部92よりには孔93が形成されている。孔93には
ネジ205が挿通され、連動部材90は上カバー11の
内面においてネジ205を中心に回動可能に保持されて
いる。連動部材90が回動されるとき屈曲壁90a、b
がそれぞれ摺動部材80のガイド壁83a、bを押圧す
る。そのため、摺動部材80は、ガイド孔84a、b及
びネジ203、204を介して左右に摺動される。連動
部材の他端部91の屈曲壁90b側には当接部91aが
形成される。
【0039】図7、15に示すように、上カバー11の
側部には電源スイッチ30が実装されている。電源スイ
ッチ30はボタン31を有している。ボタン31にはガ
イド棒32が形成されており、ボタン31と上カバー1
1との間にはバネ33が介在されている。バネ33は常
にボタン31を外方向に付勢している。ガイド棒32は
連動部材90の端部92側に形成されている屈曲壁90
bに形成されているガイド孔94に挿通されて固定され
ている。ガイド棒32のボタン31に接続される一端は
ガイド棒32の径及びガイド孔94の径よりも大きい押
圧部32aが形成されている。この押圧部32の部分に
おいて屈曲壁90bとガイド棒30とが固定されてい
る。ボタン31を押したときガイド棒32の押圧部32
aにより連動部材の屈曲壁90bの側面を押す。これに
より連動部材90の端部92はネジ205を中心に図7
において時計回りに回動される。連動部材90が時計回
りに回動されると連動部材90の屈曲壁90bがガイド
壁83bを押す。これにより摺動部材80はガイド孔8
4a、bとネジ203、204を介して図7において右
方向に摺動される。
【0040】また、電源スイッチ30はバネ33により
定常位置へ付勢されているが、電源スイッチ30は連動
部材90を介して、摺動部材80の摺動に連動する事に
なる。バネ33の付勢力は、トグルスイッチ110のレ
バー111をON位置cから中立位置bを越えてOFF
位置aへ移動させるのに必要な力よりも弱く設定されて
いる。すなわち、一度電源スイッチ30が定常位置から
操作位置へ押し込まれた場合は、摺動部材80からトグ
ルスイッチ110に対して、トグルスイッチ110のレ
バー111がOFF位置cからON位置aへ移動させる
為の力が加わらないかぎり、電源スイッチ30は操作位
置に保持され続ける。
【0041】図12は、検出部材の斜視図である。図1
3(a)は、拡張装置にポータブルコンピュータが搭載
されていない状態の検出部材、連動部材、板バネの位置
関係を示す断面図である。図13(b)は、拡張装置に
ポータブルコンピュータが搭載された状態の検出部材、
連動部材、板バネの位置関係を示す断面図である。図1
4(a)は、拡張装置にポータブルコンピュータが搭載
されていない状態の検出部材および連動部材の位置関係
を示す平面図である。図13(b)は、拡張装置にポー
タブルコンピュータが搭載された状態の検出部材および
連動部材の位置関係を示す断面図である。
【0042】図7、12、13(a)、(b)、14
(a)、(b)に示すように、連動部材90の端部91
に隣接して薄板状の検出部材60が配置されている。検
出部材60の一端部に形成される固定端61は上カバー
11の内面に溶着により固定されている。検出部材60
の他端部62には、ほぼ連動部材90の端部91と隣接
して配置されている。端部62の上カバー11側には外
部バッテリ装置10の載置面28に突出する検知ピン
(突出部)22bが形成されている。検出部材60は薄
板状のため、載置面28にポータブルコンピュータ1が
搭載された場合は、ポータブルコンピュータ1の底面2
bが検知ピン22bを押すことで、検出部材60は固定
端を中心に撓むように構成されている。検出部材60の
端部62には、連動部材90の回動に連動する端部91
の当接部91aに当接して端部91の回動を規制する当
接面63が形成されている。当接面63は端部62より
上方に折れ曲って形成されている。検出部材60に重な
るようにバネ特性を有する板バネ70が配置されてい
る。持つ板バネ70はネジ202により上カバー11に
固定されており、板バネ70の端部は上カバー11に固
定される固定端71が形成されている。板バネ70の他
端部72は検出部材60の端部62にほぼ重なってお
り、ネジ202を中心に検出部材60の端部62を上カ
バー方向に押圧している。すなわち、検出部材60の端
部62に形成されている検出ピン22bは載置面28よ
り突出する方向に付勢されていることになる。電極18
を挟んで板バネ73が配置されている。板バネ73の一
端には上カバー11に溶着して固定される固定部74が
形成される。板バネ73はネジ201により上カバー1
1に固定される。板バネ73の先端75には検出ピン2
2aが形成されており、板バネ73により常時、載置面
28から突出する方向へ付勢されている。
【0043】このような構成により検出ピン22a、b
は載置面28から突出する突出位置とこの突出位置から
退避する退避位置との間で移動可能に支持されている。
次に、連動部材90、検出部材60、板バネ70、電源
スイッチとの関係について図7、13(a)、(b)、
14(a)、(b)に基づいて説明する。
【0044】載置面28に何も搭載されていない状態で
は、板バネ70の端部72が検出部材60の端部62を
上カバー11方向に付勢しているため、検出ピン22b
は突出位置に位置する(図13(a))。この状態で
は、当接面63は連動部材90の端部91に形成されて
いる当接部91aに当接している。
【0045】すなわち、載置面28上に何も搭載されて
いないときは、電源スイッチ30を押して連動部材90
を回動しようとしても、検出部材60の当接面63に連
動部材90の当接部91aが当接されていて、連動部材
90の時計回り方向の回動を規制している(図14
(a))。
【0046】従って、電源スイッチ30は押せない状態
である。なお、連動部材90が当接面63に当接してい
る状態を当接位置と称する。載置面28上にポータブル
コンピュータ1が搭載されたときの板バネ70、検出部
材60、連動部材90、電源スイッチ30との関係につ
いて説明する。
【0047】載置面28上にポータブルコンピュータ1
が搭載されるとポータブルコンピュータ1の底面2bが
検知ピン22a、bを押す。これにより検出ピンは突出
位置より退避位置に移動される。検出ピン22bが退避
位置へ移動されるのと同時に検出部材60の端部62お
よび当接面63は下方へ押される(図13(b))。こ
れにより当接面63が連動部材90の端部91よりも下
方に移動される。これにより当接面63が連動部材90
の当接部91aと当接することなく、電源スイッチ30
の操作に連動して図17中時計回り方向への連動部材9
0の回動を許可する状態となる(図14(b))。また
この時、端部91は上カバー11と当接部63との間に
位置している。これにより板バネ70による検出ピン2
2bの突出位置への移動を規制し、検出ピン22bを退
避位置へ規制する状態となる。なお、連動部材90が図
17において時計回り方向に回動された状態を回動位置
と称する。
【0048】図7、17に示すように、上カバー11側
面において電源スイッチ30の後方には操作部40が定
常位置と第1操作位置および第2操作位置との間で摺動
可能に配置されている。操作部40が定常位置から第1
操作位置へ摺動すると、操作部40は、起動位置に位置
する摺動部材80を定常位置へ移動させる。更に操作部
40を第1操作位置から第2操作位置へ移動させると、
操作部40は、フック部材21a、bを突出位置から退
避位置へ移動させる。
【0049】操作部40は、外部バッテリ装置10の側
面に露出してユーザーにより手動で操作可能な操作レバ
ー41を一体に有している。操作部40は押圧部43を
一体に有している。押圧部43はバネ44により定常位
置方向へ付勢されている。操作部40は、操作レバー4
1とは反対面に第2のカム面46を有している。第2の
カム面46は操作部40が定常位置から第1の操作位置
へ操作されたとき、起動位置に位置する摺動部材80の
第1のカム面82aを押圧し、摺動部材80を起動位置
から定常位置へ移動させる。
【0050】図10は、フック部材および操作部材の通
常位置を示す断面図である。図11は、操作部によりフ
ック部材が回動された状態を示す断面図である。操作部
40の端部には、操作部が第1の操作位置から第2の操
作位置へ操作されたとき、フック部材21bの突出部5
5に引っ掛かってフック部材21a、bをバネ51の力
に反して退避位置へ回動させるフック42が一体に形成
されている。図18は、電源スイッチが押された状態の
連動機構を示す平面図である。図19は、操作部材が電
源OFF位置に操作された時の連動機構の状態を示す平
面図である。図20は、操作部材が電源OFF位置に操
作された時の操作部材とフック部材との関係を示す断面
図である。図21は、操作部材がポータブルコンピュー
タを離脱させる位置に操作された時の連動機構の状態を
示す平面図である。図22は、操作部材がポータブルコ
ンピュータを離脱させる位置に操作された時の操作部材
とフック部材との関係を示す平面図である。図17乃至
22に基づいて電源スイッチ30、連動部材90、摺動
部材80、検出部材60、操作部40の一連の動作につ
いて説明する。
【0051】図17に示すように、載置部28にポータ
ブルコンピュータ1が搭載されていない状態は、電源ス
イッチ30、連動部材90、摺動部材80、操作部40
は何れもそれぞれの定常位置に位置する、フック部材2
1a、b及び検出ピン22a、bは何れも突出位置に位
置している。このような状態の時、マイクロスイッチ1
00及びトグルスイッチ110はOFF状態である。ま
た、検出ピん22a、bが突出位置へ位置しているた
め、連動部材90の端部91の当接部91aは検出部材
60の当接面63に当接されており、連動部材90は定
常位置へ規制されている。これにより、電源スイッチ3
0は定常位置から操作位置への移動が規制されている。
【0052】このような構成により、カバー19によ
り、載置面28上に露出されている電極18が覆われて
いない状態のとき、電極18にクリップ等が接触したと
しても、ショートを起すことが無くバッテリパック16
に維持できる。
【0053】次に載置面28上にポータブルコンピュー
タ1を搭載した後、電源スイッチ30を定常位置から操
作位置へ押したときの、連動部材90、摺動部材80、
検出部材60の一連の動きについて説明する。この場
合、検出ピン22a、bはポータブルコンピュータ1の
底面2bにより突出位置から退避位置へ移動されている
ため、検出部材60による連動部材90の規制はなく自
由に回動可能な状態となる。
【0054】図18に示すように、まず電源スイッチ3
0を定常位置から操作位置へ押込む(図中矢印A)。電
源スイッチ30の操作に連動して連動部材90は当接位
置から回動位置へ回動される。すなわち、連動部材90
の端部92はネジ205を中心に時計方向に回動される
(図中矢印B)。同時に、連動部材90の端部91もネ
ジ205を中心に時計方向へ回動される(図中矢印
C)。連動部材90の回動に連動して、摺動部材80は
定常位置から起動位置へ摺動される(図中矢印D)。こ
の摺動部80の摺動によりマイクロスイッチ100及び
トグルスイッチ110はON状態にされる。これによ
り、マイクロスイッチ100がバッテリパック16が存
在することを認識しポータブルコンピュータ1へ電極
9、電極18、電極27を介して通知し、ポータブルコ
ンピュータ1はこの通知に伴う所定の処理を行う。ま
た、ポータブルコンピュータ1の第1の電極18と外部
バッテリ装置10の電極18とが接触された後に、トグ
ルスイッチ110がONされるため、安全に電源ライン
を接続する事が可能となり、正常にポータブルコンピュ
ータ1への電力供給等の所定の処理が行われる。また、
摺動部材80には起動位置から定常位置へ摺動させる力
は加わらないため、電源スイッチ30は操作位置へ保持
されたままとなり、外部バッテリ装置10の外部からで
も、電極18とバッテリパック16との電源ラインが導
通している状態と認識可能である。
【0055】また操作部40は定常位置に位置してい
る。摺動部材80が起動位置にあり、操作部が定常位置
に位置する時は、摺動部材80の第1のカム面82aと
操作部40の第2のカム面46とが当接している状態と
なる。
【0056】次にポータブルコンピュータ1から外部バ
ッテリ装置10を取外す際の一連の動作を図19乃至2
2に基づいて説明する。まず、図19に示すように、操
作部40の操作レバーを操作して、定常位置から第1の
操作位置へ移動させる(図中矢印E)。この操作部40
の操作により、操作部40の第2のカム面46から第1
のカム面82aを介して摺動部材80を起動位置から定
常位置へ移動させる力が加わる。これにより摺動部材8
0は起動位置から定常位置へ摺動される(図中矢印
H)。これによりマイクロスイッチ100、トグルスイ
ッチ110はOFF状態となる。すなわち、操作部40
を定常位置から第1の操作位置へ操作することにより、
トグルスイッチ110をOFFさせ、第1の電極18と
バッテリパック16の電極との電源ラインの導通を切断
する。
【0057】また、摺動部材80の起動位置から定常位
置への移動に連動して、連動部材90の端部91はネジ
205を中心に矢印F方向へ回動され、端部92は矢印
G方向へ回動され、当接位置へ移動される。これによ
り、電源スイッチ30はガイド棒32を介して操作位置
から定常位置へ復帰する。また、端部91が当接位置へ
移動する。これにより検出部材60の検出ピン22a、
bは板バネ70、73により突出位置方向へ押し出され
ようとする。しかしながら、図20に示すように、フッ
ク部材21a、bがポータブルコンピュータ1の嵌合凹
部7に嵌合した状態となっているため、突出位置へは復
帰できない状態である。
【0058】次に、図21に示すように、操作部40を
第1の操作位置からさらに第2の操作位置へ操作する
(矢印J)。これに連動して、操作部40のフック42
は、フック部材21bと一体に形成されている突出部5
5に引っ掛かりフック部材21bを突出位置から退避位
置へ回動させる(矢印K方向)。フック部材21bとポ
ータブルコンピュータ1の嵌合凹部7との嵌合が解除さ
れると、ポータブルコンピュータ1の載置面28上への
ロックが解除されるため、検出ピン22a、bは突出位
置へ突出する。なお、板バネ70、74のバネ力は充分
ポータブルコンピュータ1をホップアップさせる力を有
している。また、電極9と電極18とは複数の電極が互
いに接触しているだけであり、コネクタのような嵌合力
は有していない。
【0059】従って、操作部40を第1の操作位置から
第2の操作位置へ移動するのに連動してポータブルコン
ピュータ1は検出ピン22a、b突出位置への復帰力に
より載置面上からホップアップされる。この状態でユー
ザーは外部バッテリ装置10の第1の指掛け部23およ
び第2の指掛け部24からポータブルコンピュータ1の
底面2bに指をかけることにより容易に外部バッテリ装
置10からポータブルコンピュータ1を取外すことが可
能となる。なお、本発明においては、操作部40が第2
の操作位置に移動されたときフック部材21bを突出
(嵌合)位置から退避位置へ移動させるが、操作部40
を第1の操作位置へ移動した際に、トグルスイッチ11
0のOFF制御、フック部材21bの退避位置への移動
を行っても良い。この場合操作部40の1回の操作で、
ポータブルコンピュータ1を安全に外部バッテリ装置1
0から取外すことが可能になる。
【0060】また、操作部40を定常位置から第1の操
作位置へ移動することにより既に電極18とバッテリパ
ック16との電源ラインはトグルスイッチ110により
切断されているので、ポータブルコンピュータ1を外部
バッテリ装置10より取外す際に電極9と電極18との
間にアーク放電が発生しないようになっている。このこ
とにより、電極9と電極18との間のアーク放電による
電極の劣化を防ぐことが可能である。さらに電極9と電
極18との電極の寿命を延すことが可能となり、常時良
好な電極の接続が可能である。
【0061】なお、本発明においては、セカンドバッテ
リ装置について説明したが、ポータブルコンピュータに
内蔵される着脱可能なバッテリパック自体に本構造を適
用しても良い。
【0062】本発明においては、外部バッテリ装置から
バッテリパックを着脱可能としたが、バッテリを着脱不
可の内蔵型とし、外部バッテリユニットそのものに本構
造を適用しても良い。
【0063】また、本発明においては、機能として外部
バッテリのみであるが、バッテリの他にポータブルコン
ピュータと外部電子機器とを接続するインタフェース、
拡張機能、拡張コネクタ等を更に具備させた拡張装置に
適用しても良い。
【0064】さらに、本発明においては、ポータブルコ
ンピュータの底面に接続する外部バッテリ装置について
適用したが、ポータブルコンピュータの側部(背部、左
右側部、前部)に接続される外部バッテリ装置に適用し
ても良い。
【0065】
【発明の効果】以上詳述した発明によれば、外部バッテ
リ装置(拡張装置)の筐体外部に露出されている電極に
金属製の異物が接触したとしても、ショートすることが
ない。ポータブルコンピュータに外部バッテリ装置より
バッテリの有無情報を通知するため、ポータブルコンピ
ュータにおける安定した処理が行われる。さらに、ポー
タブルコンピュータより外部バッテリ装置を取外す際
は、バッテリとの電源ラインは切断されている状態のた
め、アーク放電による電極の劣化が無く、電極の寿命を
延すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポータブルコンピュータの斜視図。
【図2】ポータブルコンピュータの後部を示す斜視図。
【図3】拡張装置の斜視図。
【図4】拡張装置の上面図。
【図5】拡張装置にポータブルコンピュータを接続する
際の側面図。
【図6】拡張装置にポータブルコンピュータを搭載した
状態を示す斜視図。
【図7】拡張装置の上カバーの内部構造を示す平面図。
【図8】連結棒およびフック部材を示す斜視図。
【図9】拡張装置内でのフック部材の回動状態を示す断
面図。
【図10】フック部材および操作部材の通常位置を示す
断面図。
【図11】操作部によりフック部材が回動された状態を
示す断面図。
【図12】検出部材の斜視図。
【図13】(a)拡張装置にポータブルコンピュータが
搭載されていない状態の検出部材、連動部材、板バネの
位置関係を示す断面図。 (b)拡張装置にポータブルコンピュータが搭載された
状態の検出部材、連動部材、板バネの位置関係を示す断
面図。
【図14】(a)拡張装置にポータブルコンピュータが
搭載されていない状態の検出部材および連動部材の位置
関係を示す平面図。 (b)拡張装置にポータブルコンピュータが搭載された
状態の検出部材および連動部材の位置関係を示す断面
図。
【図15】摺動部材および連動部材を示す斜視図。
【図16】摺動板および連動部材の位置関係を示す断面
図。
【図17】電源スイッチが押されていない状態の連動機
構の状態を示す平面図。
【図18】電源スイッチが押された状態の連動機構を示
す平面図。
【図19】操作部材が電源OFF位置に操作された時の
連動機構の状態を示す平面図。
【図20】操作部材が電源OFF位置に操作された時の
操作部材とフック部材との関係を示す断面図。
【図21】操作部材がポータブルコンピュータを離脱さ
せる位置に操作された時の連動機構の状態を示す平面
図。
【図22】操作部材がポータブルコンピュータを離脱さ
せる位置に操作された時の操作部材とフック部材との関
係を示す平面図。
【図23】トグルスイッチを示した平面図。
【符号の説明】
1…ポータブルコンピュータ 2…本体 2a…底面 2b…背面 3…ヒンジ部 4…ディスプレイ 5…キーボード 6…係合凹部 7…嵌合凹部 8…コネクタ群 9、18、27、120…電極 10…外部バッテリ装置 11…上カバー 11a、b…突出部 12…下カバー 13…本体 14a、b、c、d…支持壁 15…収容部 16…バッテリパック 17a、b…ロック部 19…カバー 20a、b…係合突起 21a、b…フック部材 22a、b…検知ピン 23…第1の指掛け部 24…第2の指掛け部 25a、b…開口部 26…回路基板 28…載置面 30…電源スイッチ 31…ボタン 32…ガイド棒 32a…押圧部 40、44、51…バネ 41…操作レバー 42…フック 43…押圧部 45…連結部 46…第2のカム面 50…連結棒 52a、b、62、81、82…端部 53a、b…係合爪 54a、b…固定部 55…突出部 60…検出部材 61、71…固定端 63…当接面 70、73…板バネ 72…押え端 74…固定部 75…先端 80…摺動部材 81a…折曲片 82a…第1のカム面 82b…ガイド面 83…屈曲面 83a、b…ガイド壁 84a、b、94…ガイド孔 90…連結部材 90a、b…屈曲壁 91、92…端部 91a…当接部 93…孔 100…マイクロスイッチ 110…トグルスイッチ 111…レバー 112…スイッチ部 201、202、203、204、205、206…ネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 博 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内 Fターム(参考) 5B011 DA07 DB11 DB16 DB19 DB22 EA04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の電極を有する電子機器に接続される
    拡張装置において、 第2の電極を有するバッテリが内蔵された本体と、 前記本体外部に露出して設けられ、前記電子機器が接続
    される際、前記第1の電極と電気的に接続される第3の
    電極と、 前記第2の電極と前記第3の電極との間に設けられ、前
    記第2の電極と前記第3の電極との間の少なくとも電源
    ラインの接続または切断を切替えるスイッチと、 を具備することを特徴とする拡張装置。
  2. 【請求項2】第1の電極を有する電子機器に接続される
    拡張装置において、 収容部を有する本体と、 前記収容部に着脱可能に内蔵され、第2の電極を有する
    バッテリパックと、 前記収容部に設けられ、前記バッテリパックが前記収容
    部に収容される際、前記第2の電極と電気的に接続され
    る第3の電極と、 前記本体外部に露出して設けられ、前記電子機器が接続
    される際、前記第1の電極と電気的に接続される第4の
    電極と、 前記第3の電極と前記第4の電極との間に設けられ、前
    記第3の電極と前記第4の電極との間の少なくとも電源
    ラインの接続または切断を切替えるスイッチと、 を具備する事を特徴とする拡張装置。
  3. 【請求項3】第1の電極を有する電子機器に接続される
    拡張装置において、 前記電子機器が着脱可能に接続される接続部と、第2の
    電極を有するバッテリと、を有する本体と、 前記接続部に設けられ、前記電子機器が前記接続部に接
    続される際、前記第1の電極と電気的に接続される第3
    の電極と、 前記接続部から突出する突出位置と、前記電子機器が前
    記接続部に接続された際に前記突出位置から退避する退
    避位置との間で移動可能な突出部と、 前記第2の電極と前記第3の電極との間に設けられ、前
    記第2の電極と前記第3の電極との間の電源ラインを接
    続するON位置と、前記第2の電極と前記第3の電極と
    の間の電源ラインを切断するOFF位置との間で切替え
    可能な第1のスイッチ部材と、 前記本体外部から操作可能に設けられ、前記スイッチを
    前記OFF位置に保持する定常位置と、前記スイッチを
    前記OFF位置から前記ON位置へ切替える操作位置と
    の間で移動可能な第2のスイッチ部材と、 前記突出部と前記第1のスイッチと前記第2のスイッチ
    との間に設けられ、前記突出部が前記退避位置に移動さ
    れたとき、前記第2のスイッチの前記定常位置から前記
    操作位置への移動を許可する連動機構と、 を具備する事を特徴とする拡張装置。
  4. 【請求項4】第1の電極を有する電子機器に接続される
    拡張装置において、 第2の電極を有するバッテリを有する本体と、 前記本体外部に露出して設けられ、前記第1の電極と電
    気的に接続される第3の電極と、 前記第2の電極と前記第3の電極との間に設けられ、前
    記第2の電極と前記第3の電極との間の電源ラインを接
    続するON位置と、前記第2の電極と前記第3の電極と
    の間の電源ラインを切断するOFF位置との間で切替え
    可能なスイッチ部材と、 前記本体外部から操作可能に設けられ、前記スイッチ部
    材を前記ON位置から前記OFF位置へ移動させる操作
    部と、 を具備することを特徴とする拡張装置。
  5. 【請求項5】第1の電極と嵌合凹部とを有する電子機器
    に接続される拡張装置において、 前記電子機器が着脱可能に接続される接続部と、第2の
    電極を有するバッテリと、を有する本体と、 前記接続部に設けられ、前記電子機器が前記接続部に接
    続される際、前記第1の電極と電気的に接続される第3
    の電極と、 前記接続部に設けられ、前記電子機器が前記接続部に接
    続される際、前記嵌合凹部に嵌合する嵌合位置と、前記
    嵌合凹部との嵌合が解除される退避位置との間で移動可
    能な嵌合部材と、 前記第2の電極と前記第3の電極との間に設けられ、前
    記第2の電極と前記第3の電極との間の電源ラインを接
    続するON位置と、前記第2の電極と前記第3の電極と
    の間の電源ラインを切断するOFF位置との間で切替え
    可能なスイッチ部材と、 前記本体の外部から操作可能に設けられ、前記スイッチ
    を前記OFF位置または前記ON位置へ保持する定常位
    置と、前記スイッチを前記ON位置から前記OFF位置
    へ切替える第1の操作位置と、前記嵌合部材を前記嵌合
    位置から前記退避位置へ移動させる第2の操作位置との
    間で移動可能な操作部と、 を具備する事を特徴とする拡張装置。
  6. 【請求項6】第1の電極を有する電子機器に接続される
    拡張装置において、 前記電子機器が着脱可能に接続される接続部と、第2の
    電極を有するバッテリと、を有する本体と、 前記接続部に設けられ、前記電子機器が前記接続部に接
    続される際、前記第1の電極と電気的に接続される第3
    の電極と、 前記電子機器が前記接続部に接続された際に前記突出位
    置から退避する退避位置と、前記接続部から突出して前
    記電子機器を前記接続部から押出す突出位置との間で移
    動可能な突出部材と、 前記第2の電極と前記第3の電極との間に設けられ、前
    記第2の電極と前記第3の電極との間の電源ラインを接
    続するON位置と、前記第2の電極と前記第3の電極と
    の間の電源ラインを切断するOFF位置との間で切替え
    可能なスイッチ部材と、 前記本体の外部から操作可能に設けられ、前記スイッチ
    を前記OFF位置または前記ON位置へ保持する定常位
    置と、前記スイッチを前記ON位置から前記OFF位置
    へ切替えるとともに、前記突出部の前記退避位置から前
    記突出位置への移動を許可する操作位置と、の間で移動
    可能な操作部と、 を具備する事を特徴とする拡張装置。
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