JP2000214646A - 電子写真画像形成装置 - Google Patents

電子写真画像形成装置

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JP2000214646A JP11018339A JP1833999A JP2000214646A JP 2000214646 A JP2000214646 A JP 2000214646A JP 11018339 A JP11018339 A JP 11018339A JP 1833999 A JP1833999 A JP 1833999A JP 2000214646 A JP2000214646 A JP 2000214646A
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shaft
photosensitive drum
drum
coupling shaft
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセスカートリッジの電子写真感光体ドラ
ムと、前記電子写真感光体ドラムを駆動するための駆動
ギアとの結合及び解除をカップリング軸を用いて確実に
行うことのできる電子写真画像形成装置を提供するこ
と。 【解決手段】 駆動ギヤ22と、この駆動ギヤ22の駆
動力をプロセスカートリッジBの電子写真感光体ドラム
7に伝達するカップリング軸18とが別体であり、前記
カップリング軸18のねじれた多角柱20が前記駆動ギ
ヤ22のねじれた多角形の穴21に嵌合し、前記電子写
真感光体ドラム7のねじれた多角形の突起16が前記カ
ップリング軸18のねじれた多角形の穴17に嵌合して
おり、前記各嵌合部において多角形の内接円直径差とし
て表されるガタ量を駆動ギヤ側の駆動側よりも電子写真
感光体ドラム7側の被駆動側を小さく、或いは等しくす
る構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロセスカートリ
ッジを着脱可能な電子写真画像形成装置に関するもので
ある。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するも
のである。そして、電子写真画像形成装置の例として
は、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例え
ばレーザープリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミ
リ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】また、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体
ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカートリッ
ジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とする
ものである。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手
段の少なくとも1つと電子写真感光体ドラムとを一体的
にカートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱
可能とするものである。更に、少なくとも現像手段と電
子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して電
子写真画像形成装置本体に着脱可能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】電子写真画像形成方式を用いた電子写真
画像形成装置は、帯電手段によって一様に帯電させた電
子写真感光体ドラムに画像情報に応じた選択的な露光を
行って静電潜像を形成する。そして、その潜像を現像手
段によってトナーを用いて現像してトナー像を形成す
る。その後、前記電子写真感光体ドラムに形成したトナ
ー像を転写手段によって記録媒体に転写して画像形成を
行う。
【0005】従来、電子写真画像形成プロセスを用いた
電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体ドラ
ム及び前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手
段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを
画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッ
ジ方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方
式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによら
ずにユーザー自身で行うことができるので、格段に操作
性を向上させることができた。そこでこのプロセスカー
トリッジ方式は、画像形成装置において広く用いられて
いる。
【0006】このようなプロセスカートリッジにあって
は、少なくとも電子写真感光体ドラムを駆動するため、
プロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着した際
に、画像形成装置本体側の駆動源につらなる動力伝達部
材と電子写真感光体ドラムとが連結される。
【0007】ここで、電子写真感光体ドラムを回転駆動
させるために、種々の方法が考えられてきた。その1つ
の方法は特開昭62−65049号公報に記載されてい
る通り、画像形成装置本体に設けられたギアの側面に固
設されたピンを、感光体ドラムに設けられたギアの側面
に設けられた凹部に嵌合させて、感光体ドラムを回転さ
せる方法である。
【0008】他の1つの方法は特開昭63−4252号
公報に記載されている通り、画像形成装置本体に設けら
れたはす歯ギアと嵌合させて感光体ドラムを回転させる
方法もある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の技術で説
明した公報に記載された技術は、いずれも感光体ドラム
に回転力を伝達する構成として非常に有効なものであ
る。本発明は前述した従来技術を更に発展させたもので
ある。
【0010】本発明の目的は、プロセスカートリッジの
電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムを
駆動するための駆動ギアとの結合及び解除をカップリン
グ軸を用いて確実に行うことのできる電子写真画像形成
装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の代表的な構成は、プロセスカートリッジを着
脱可能で、記録媒体に画像を形成するための電子写真画
像形成装置において、 a.電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラ
ムに作用するプロセス手段と、前記電子写真感光体ドラ
ムの長手方向の一端に設けられたねじれた多角柱の突起
と、を有するプロセスカートリッジを取り外し可能に装
着するためのカートリッジ装着手段と、 b.駆動源につらなり、中心に断面が多角形のねじれた
穴と丸穴を同軸上に有し、回転自在で軸方向に移動しな
いように支持された駆動ギアと、 c.前記駆動ギアのねじれた穴の軸方向に摺動してスラ
イドするねじれた多角柱を一端に有し、他端に前記電子
写真感光体ドラムの突起と係脱する、ねじれ角およびね
じれ方向が前記一端のねじれた多角柱と同一で、断面が
多角形のねじれた穴を有し、前記ねじれた多角柱の中心
に設けられた丸穴を中心に回転自在で軸方向に移動自在
に支持されたカップリング軸と、 d.前記駆動ギアの丸穴と前記カップリング軸の丸穴に
嵌合する軸を同軸上に有する固定軸と、 e.前記カップリング軸のねじれた穴が前記電子写真感
光体ドラムの長手方向の一端に設けられた多角柱の突起
と離脱した位置と、前記カップリング軸のねじれた穴が
前記電子写真感光体ドラムの長手方向の一端に設けられ
たねじれた多角柱の突起と係合する位置と、をとるよう
に設けられたカップリング軸の軸方向移動手段と、 f.前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有
し、被駆動側カップリングについて、前記カップリング
軸の断面が多角形のねじれた穴の内接円直径φD1と、
前記電子写真感光体ドラムの長手方向の一端に設けられ
たねじれた多角柱の突起の内接円直径φD2との差(φ
D1−φD2)として表される被駆動側カップリングの
ガタ量、および、駆動側カップリングについて、前記駆
動ギアの断面が多角形のねじれた穴の内接円直径φD3
と、前記カップリング軸のねじれた多角柱の内接円直径
φD4との差(φD3−φD4)として表される駆動側
カップリングのガタ量の関係が (φD3−φD4)≦(φD1−φD2) である、ことを特徴とする電子写真画像形成装置であ
る。
【0012】(作用)上記電子写真画像形成装置にあっ
ては、駆動ギアの断面が多角形のねじれた穴の内接円直
径φD3と、カップリング軸のねじれた多角柱の内接円
直径φD4との内接円直径差(φD3−φD4)として
表される駆動側カップリングのガタ量を、カップリング
軸の断面が多角形のねじれた穴の内接円直径φD1と、
前記電子写真感光体ドラムの長手方向の一端に設けられ
たねじれた多角柱の突起の内接円直径φD2との内接円
直径差(φD1−φD2)として表される被駆動側カッ
プリングのガタ量に対して、小さく或いは等しくしてい
る。
【0013】それ故、駆動側カップリング軸のねじれた
穴が電子写真感光体ドラムの長手方向の一端に設けられ
たねじれた多角柱の突起と係合するカップリング結合時
において、駆動側カップリングについては、駆動ギアの
断面が多角形のねじれた穴と、カップリング軸のねじれ
た多角柱との内接円直径差(φD3−φD4)として表
される駆動側カップリングのガタ量を出来るだけ小さく
とれるため、カップリング軸は電子写真感光体ドラム側
へのスライドと同時に回転を始めるように作用する。
【0014】また、前記カップリング結合時において、
被駆動側カップリングについては、カップリング軸の断
面が多角形のねじれた穴と、電子写真感光体ドラムの長
手方向の一端に設けられたねじれた多角柱の突起との内
接円直径差(φD1−φD2)として表される被駆動側
カップリングのガタ量を出来るだけ大きくとれるため、
カップリング軸の断面が多角形のねじれた穴は、電子写
真感光体ドラムの長手方向の一端に設けられたねじれた
多角柱の突起に結合しやすくなって、カップリング軸が
電子写真感光体ドラム側にスライドするように作用す
る。
【0015】よって、カップリング軸の断面が多角形の
ねじれた穴は、電子写真感光体ドラムの長手方向の一端
に設けられたねじれた多角柱の突起を容易に結合でき
る。
【0016】また、カップリング軸のねじれた穴が電子
写真感光体ドラムの長手方向の一端に設けられた多角柱
の突起と離脱するカップリング解除時において、駆動側
カップリングについては、駆動ギアの断面が多角形のね
じれた穴と、カップリング軸のねじれた多角柱との内接
円直径差(φD3−φD4)として表される駆動側カッ
プリングのガタ量を出来るだけ小さくとれるため、カッ
プリング軸は駆動ギア側へのスライドと同時に回転を始
めるように作用する。
【0017】よって、カップリング軸の断面が多角形の
ねじれた穴は、電子写真感光体ドラムの長手方向の一端
に設けられたねじれた多角柱の突起から容易に解除でき
る。
【0018】
【発明の実施の形態】次に本発明に係る実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0019】以下の説明において長手方向とは記録媒体
の搬送方向に直角で記録媒体の表面に沿う方向であり、
感光体ドラムの軸線方向と一致している。
【0020】まず、本実施の形態に係るプロセスカート
リッジBおよびこれを取り外し可能に装着可能な電子写
真画像形成装置Aについて、図1から図13を参照して
具体的に説明する。ここでは説明の順序として、まず、
図1から図6を参照してプロセスカートリッジBおよび
これを装着して用いる電子写真画像形成装置Aの全体構
成を説明し、次に図7から図13を参照してプロセスカ
ートリッジBと画像形成装置本体13との駆動力伝達機
構である軸継手の構成について説明する。
【0021】{全体構成}図1はプロセスカートリッジ
Bを取り外し可能に装着した電子写真画像形成装置Aで
あるレーザービームプリンタの断面説明図である。
【0022】本実施の形態に係る電子写真画像形成装置
(レーザービームプリンタ)Aは、図1に示すように、
光学系1から画像情報に基づいたレーザー光をドラム形
状の電子写真感光体ドラム(以下「感光体ドラム」とい
う)7に照射して前記感光体ドラム7に静電潜像を形成
し、この潜像を現像剤であるトナーを用いて現像してト
ナー像を形成する。そして、トナー像の形成と同期し
て、記録紙、OHPシートなどの記録媒体2をカセット
3aからピックアップローラ3bおよび搬送ローラ対3
d等からなる搬送手段3で搬送し、かつ前記感光体ドラ
ム7に形成したトナー像を転写手段としての転写ローラ
4に電圧印加することによって記録媒体2に転写する。
そして、トナー像を転写した記録媒体2をガイド板3f
でガイドして定着手段5へと搬送する。定着手段5は駆
動ローラ5aおよびヒータ5bを内蔵する定着回転体5
cからなり、通過する記録媒体2に熱および圧力を印加
して転写トナー像を記録媒体2に定着する。そして記録
媒体2を排出ローラ対3gで搬送し、反転搬送経路3i
を通して排出部6へと排出する。
【0023】尚、本実施の形態に係る電子写真画像形成
装置Aは図示しない手差しトレイおよびローラによって
手差し給紙も可能である。
【0024】{プロセスカートリッジの構成}一方、前
記プロセスカートリッジBは、電子写真感光体ドラム
と、少なくとも1つのプロセス手段を備えたものであ
る。ここでプロセス手段としては、例えば電子写真感光
体ドラムを帯電させる帯電手段、電子写真感光体ドラム
に形成された潜像を現像する現像手段、電子写真感光体
ドラムの表面に残留するトナーをクリーニングするため
のクリーニング手段等がある。
【0025】本実施の形態のプロセスカートリッジB
は、図2に示すように、感光体ドラム7、帯電ローラ
8、露光開口9、現像手段10及びクリーニング手段1
1を有するものである。そして、このプロセスカートリ
ッジBは、電子写真画像形成装置Aの画像形成装置本体
(以下「装置本体」という)13から後述する本体軸継
手装置によって感光体ドラム7が回転される。そして、
その表面を帯電手段である帯電ローラ8への電圧印加に
よって一様に帯電し、前記光学系1からの情報光(レー
ザー光)を露光開口9を介して感光体ドラム7に露光し
て静電潜像を形成し、現像手段10によって現像する。
【0026】前記現像手段10は、トナー収納部10a
内のトナーをトナー送り部材10bで送り出す。そして
固定磁石10cを内蔵した現像ローラ10dを回転させ
ると共に、現像ブレード10eによって摩擦帯電電荷を
付与したトナー層を現像ローラ10dの表面に形成す
る。そしてそのトナーを前記潜像に応じて感光体ドラム
7へ転移させることによってトナー像を形成して可視像
化するものである。そして装置本体13に設けられた転
写ローラ4に前記トナー像と逆極性の電圧を印加してト
ナー像を記録媒体2に転写する。転写後の感光体ドラム
7は、クリーニング手段11によって残留トナーが除去
される。即ち、クリーニングブレード11aによって感
光体ドラム7の表面上の残留トナーが掻き落とされる。
前記クリーニングブレード11aにより掻き落とされた
トナーは、スクイシート11bによって除去トナー溜め
11cへ集められる。
【0027】尚、前記帯電ローラ8は感光体ドラム7に
当接しており、感光体ドラム7に従動回転する。また、
クリーニングブレード11aは感光体ドラム7に当接し
ている。
【0028】{プロセスカートリッジのハウジング構
成}前記プロセスカートリッジBは、トナーを収納する
トナー収納部10aを有するトナーフレーム12aと、
現像ローラ10d等の現像手段10を保持する現像フレ
ーム12bとを溶着(本実施の形態では超音波溶着)し
て現像ユニット12Uを構成する。そして、この現像ユ
ニット12Uと、感光体ドラム7、帯電ローラ8、及び
クリーニング手段11等を支持するクリーニングフレー
ム12cとを互いに丸軸状の結合部材12dによって揺
動可能に結合すると共に、図示しない圧縮コイルばねに
より前記結合部材12dを中心に互いに付勢して、感光
体ドラム7と現像ローラ10d両端の大径部とを圧接し
ている。
【0029】そして、このプロセスカートリッジBは装
置本体13に設けた後述のカートリッジ装着手段に対し
使用者によって感光体ドラム7の長手方向(軸線方向)
に交差する方向から取り外し可能に装着される(図5、
図6参照)。尚、クリーニングフレーム12cの長手方
向の外側面には、図4に示すように、感光体ドラム7の
ドラム軸36a(図7参照)を支持する軸受12c2の
近傍に装着ガイド12c4が設けられている。前記軸受
12c2及び装着ガイド12c4はクリーニングフレー
ム12cに一体に突出形成されている。さらに、図3に
示すように、クリーニングフレーム12cに取り付けら
れた軸受34には装着ガイド12c5が一体成形されて
いる。そして、これらの装着ガイド12c4,12c5
はプロセスカートリッジBを装置本体13に装着する際
に、図5、図6に示すガイド部35a,35cにガイド
される。
【0030】{カートリッジ装着手段の構成}前記カー
トリッジ装着手段として、図5、図6に示すように、装
置本体13内に設けられたカートリッジ装着スペースS
の左右両側面にカートリッジ装着ガイド部材35が対向
して取り付けてある(図5は一方側面、図6は他方側面
を示す)。そして、この左右のガイド部材35には、プ
ロセスカートリッジBを装置本体13に装着するときの
ガイドとなるガイド部35a,35cが対向して設けて
ある。このガイド部35a,35cのうち、プロセスカ
ートリッジBの挿入方向から見て左側のガイド部35a
には前記プロセスカートリッジBの軸受12c2及び装
着ガイド12c4をガイドさせ、プロセスカートリッジ
Bの挿入方向から見て右側のガイド部35cには前記プ
ロセスカートリッジBの軸受34に一体に突出形成した
円筒形のボス34a(図7参照)及び装着ガイド12c
5をガイドさせて、装置本体13内にプロセスカートリ
ッジBを挿入する。そして円筒形のボス34aをガイド
部35cの奥側の終端部に設けたU溝35dで支持し、
軸受12c2をガイド部35aの奥側の終端部に設けた
U溝35bに嵌合させる。尚、前記装置本体13にプロ
セスカートリッジBを装着するには、図1に示す軸14
aを中心にして装置本体13に対して開閉可能な開閉カ
バー14を矢印O方向に開いて行う。そして、開閉カバ
ー14を矢印P方向に閉じることによってプロセスカー
トリッジBの装置本体13への装着が完了する。なお、
プロセスカートリッジBを装置本体13から取り外す際
にも、開閉カバー14を開く。
【0031】前記プロセスカートリッジBを装置本体1
3に装着すると、後述するように、前記開閉カバー14
の閉じ動作に連動してカートリッジ側軸継手部材と装置
本体側軸継手部材とが結合し、感光体ドラム7等は装置
本体13から駆動を受けて回転可能となる。
【0032】{軸継手およびその駆動構成}次に装置本
体13からプロセスカートリッジBへ駆動力を伝達する
駆動伝達機構である軸継手の構成について説明する。
【0033】図7、図8、図11に示すように、プロセ
スカートリッジBに取り付けられた感光体ドラム7の長
手方向の一方の端部にはプロセスカートリッジB側の軸
継手部材が設けてある。この軸継手部材は感光体ドラム
7の一方の端部に固定したドラムフランジ37にカップ
リング凸軸15(円柱形状)を設けたものであり、前記
カップリング凸軸15の先端面に突起としてのドラム軸
凸部16が形成してある。尚、このドラム軸凸部16の
端面16aはカップリング凸軸15の端面15aと平行
である。また、このカップリング凸軸15は感光体ドラ
ム7の回転軸として機能する。本実施の形態では、上記
ドラムフランジ37とカップリング凸軸15およびドラ
ム軸凸部16は一体に設けてある。
【0034】図7に示すように前記カップリング凸軸1
5及びドラム軸凸部16は、ドラムフランジ37が感光
体ドラム7の一端部に取り付けられた際に、感光体ドラ
ム7の軸心と同軸上に位置するようにドラムフランジ3
7に設けられている。尚、37bは嵌合部であって、ド
ラムフランジ37を感光体ドラム7に取り付ける際に、
ドラムシリンダ7aの内面に嵌合する部分である。この
ドラムフランジ37は感光体ドラム7に“かしめ”或い
は“接着”等によって取り付けられる。また、ドラムシ
リンダ7aの周囲には、感光層7bが被覆されている
(図7参照)。
【0035】また、この感光体ドラム7の他端側には、
ドラムフランジ36が固定されている。そして、このド
ラムフランジ36には、ドラム軸36aと平歯ギア36
bとが一体的に成型されている(図7参照)。
【0036】尚、プロセスカートリッジBを装置本体1
3に装着すると、前記軸受12c2が装置本体13のU
溝35b(図5参照)に嵌合して位置決めされ、且つ、
ドラムフランジ36と一体的に成型した平歯ギア36b
が転写ローラ4に駆動力を伝達するギア(図示せず)と
噛合する。
【0037】また、感光体ドラム7を中心として、クリ
ーニングフレーム12c側よりも現像ユニット12U側
が重いため、図3に示すように、クリーニングフレーム
12c上に設けたつき当て部12c1が装置本体13に
固設したつき当て部13aに当接し、更に開閉カバー1
4の裏面に設けた圧縮コイルばね14bにより、現像ユ
ニット12Uの上面を押圧する。
【0038】また、前記ドラムフランジ37,36の材
質としては、ポリアセタール(polyaceta
l)、ポリカーボネイト(polycarbonat
e)、ポリアミド(polyamide)、及び、ポリ
ブチレンテレフタレート(polybutylenet
erephthalate)等の樹脂材料を用いてい
る。但し、他の材質を適宜選択して用いても構わない。
【0039】また、プロセスカートリッジBのカップリ
ング凸軸15のドラム軸凸部16の回りには、カップリ
ング凸軸15と同芯円の円筒形のボス34aがクリーニ
ングフレーム12cに設けられている(図3、図7参
照)。このボス34aによって、プロセスカートリッジ
Bを着脱する際等にドラム軸凸部16は保護され、外力
による傷や変形等から守られている。そこで、ドラム軸
凸部16が損傷することによるカップリング駆動時のガ
タツキや振動を防止することができる。
【0040】また、前記ボス34aの形状は、本実施の
形態に示す円形に限定されることはなく、前記ガイド部
35cにガイドされること、また、前記U溝35dに支
持されることができればよく、例えば完全な円筒形でな
く欠円形の円弧形状であっても構わない。また、本実施
の形態では、カップリング凸軸15を回転可能に支持す
るための軸受34と円筒形のボス34aとを一体成型し
てクリーニングフレーム12cにねじ止め(図示せず)
しているが(図3、図7参照)、軸受34とボス34a
は別体であっても構わない。
【0041】また、本実施の形態では、クリーニングフ
レーム12cに設けられた軸受12c2に前記ドラム軸
36aが嵌合し(図4、図7参照)、前記クリーニング
フレーム12cに取り付けられた軸受34の内面に前記
カップリング凸軸15が嵌合して(図3、図7参照)、
前記感光体ドラム7はプロセスカートリッジBのクリー
ニングフレーム12に取り付けられている。そこで、感
光体ドラム7は、カップリング凸軸15、ドラム軸36
aを中心として回転する。尚、本実施の形態では、感光
体ドラム7は図7に示すように、クリーニングフレーム
12cに軸線方向に移動可能に取り付けられている。こ
れは、取り付け公差を考慮したためである。しかしなが
ら、これに限定されるものではなく、感光体ドラム7は
クリーニングフレーム12cに対して軸線方向に移動し
ないように取り付けてもよい。
【0042】即ち、ドラムフランジ37の端面37c
(はす歯ギア37aの端面)を軸受34の端面34bに
摺動自在に接せしめる共にドラムフランジ36の端面3
6c(平歯ギア36bの端面)をクリーニングフレーム
12cの内面12c6に摺動自在に接するように配設し
てもよい。
【0043】(ドラム軸凸部(突起)の構成)前記ドラ
ム軸凸部16の形状は図8に示すように、感光体ドラム
7の回転方向(矢印Q方向)にねじれた多角柱、詳しく
は軸方向に向かって略正三角柱で軸方向に次第に回転方
向の位相が異なるようにねじれた形状であって、略正三
角柱の稜線は面取りされている。
【0044】(カップリング軸の構成)前記ドラム軸凸
部16と嵌合するカップリング軸凹部17はカップリン
グ軸18の一端に設けられている。カップリング軸凹部
17は感光体ドラム7の回転方向Qにおいて断面が多角
形で前記ドラム軸凸部16の軸方向に次第に回転方向の
位相が異なるようにねじれた穴である。このカップリン
グ軸凸部17のねじれ角およびねじれ方向は後述するね
じれた多角柱としてのカップリング軸凸部20のそれと
同一となっている。また、前記カップリング軸18は、
カップリング軸フランジ19を挟んだもう一端側にねじ
れた多角柱としてのカップリング軸凸部20を前記カッ
プリング軸凹部17と同軸上に有する。このカップリン
グ軸凸部20は同じく感光体ドラム7の回転方向Qにお
いて軸方向に従って回転方向の位相が異なるように同ピ
ッチでねじられた多角柱、詳しくは略正三角柱で略正三
角柱の角部は面取りされている形状となっている。
【0045】(ドラム駆動ギアの構成)前記カップリン
グ軸凸部20と嵌合するギア側カップリング凹部21は
ドラム駆動ギア22に設けられている。ギア側カップリ
ング凹部21はドラム駆動ギア22の回転方向(矢印R
方向)において断面が多角形で前記カップリング軸凸部
20の軸方向に次第に回転方向の位相が異なるようにね
じれた穴である。そして、このギア側カップリング凹部
21は装置本体13側の回転体として配設されるドラム
駆動ギア22の中心に設けられている。
【0046】尚、前記ギア側カップリング凹部21は、
断面が略正三角柱である前述のカップリング軸凸部20
が丁度嵌合するような、断面が略正三角形の穴である。
【0047】(駆動側カップリング及び被駆動側カップ
リングの説明)図9に示すように、駆動側カップリング
について、前記ドラム駆動ギア22のギア側カップリン
グ凹部21の断面形状である略正三角形穴の内接円直径
をφD3、前記カップング軸18のカップリング軸凸部
20の断面形状である略正三角柱の内接円直径をφD4
とすると、駆動側カップリングのガタは(φD3−φD
4)で表すことができる。
【0048】また、図10に示すように、被駆動側カッ
プリングについて、前記カップリンク凸軸15のドラム
軸凸部16の断面形状である略正三角柱の内接円直径を
φD2、前記カップング軸18のカップリング軸凹部1
7の断面形状である略正三角形穴の内接円直径をφD1
とすると、被駆動側カップリングのガタは(φD1−φ
D2)で表すことができる。
【0049】そして、前記各カップリング部の断面形状
で表されるガタ量は以下のような関係式とする。
【0050】 (φD3−φD4)≦(φD1−φD2)…(1) このような構成の軸継手装置は、装置本体13に設けら
れた駆動モータ(不図示)からの駆動力がギア列(不図
示)により前記ドラム駆動ギア22に伝達され、ドラム
駆動ギア22はその駆動力を前記プロセスカートリッジ
Bに伝達する。より詳しくは、駆動力はドラム駆動ギア
22から、ドラム駆動ギア22の中央部にあるギア側カ
ップリング凹部21と前記カップリング軸凸部20との
軸継手によりカップリング軸18へ伝達される。そし
て、カップリング軸凸部20とカップリング軸フランジ
19を挟んで一体化されているカップリング軸凹部17
は、ドラム軸凸部16と嵌合することによって駆動力を
プロセスカートリッジBへと伝達する。このようにし
て、ドラム駆動ギア22とプロセスカートリッジB内の
ドラム軸凸部16は一体的に回転する。
【0051】そこで、本実施の形態の構成においては、
プロセスカートリッジBが装置本体13に装着されて、
ドラム駆動ギア22とカップリング軸18とドラム軸凸
部16が各々嵌合され回転する際、略正三角柱のドラム
軸凸部16の各稜線とカップリング軸凹部17の内面及
びカップリング軸凸部20の各稜線とギア側カップリン
グ凹部21の内面とが等しく当接するため互いに軸心が
合致する。更に、そのねじれ形状によって各凹部17,
21が各凸部16,20を引き寄せる方向に力が作用し
て、前記ドラム軸凸部16の端面16aがカップリング
軸凹部17の底と当接する。そこで、ドラム軸凸部16
と一体の感光体ドラム7は装置本体13内で軸方向の位
置及びラジアル方向の位置が安定して決まる。
【0052】尚、本実施の形態において、感光体ドラム
7の側からみて、感光体ドラム7の回転方向Q(図8参
照)に対して、前記ドラム軸凸部16のねじれ方向はこ
のドラム軸凸部16の根本から先端に向かって反対方
向、また、カップリング軸凹部17のねじれ方向はこの
カップリング軸凹部17の入り口から内側に向かって反
対方向である。同様に、感光体ドラム7の側から見て、
感光体ドラム7の回転方向Qに対して、前記カップリン
グ軸凸部20のねじれ方向はこのカップリング軸凸部2
0の根本から先端に向かって反対方向、またギア側カッ
プリング凹部21のねじれ方向はこのギア側カップリン
グ凹部21の入り口から内側に向かって反対方向であ
る。
【0053】装置本体13には、前記カップリング軸1
8を感光体ドラム7の長手方向に相対的に移動させるた
めの軸方向移動手段としてのカムレバー28を有する本
体軸継手装置が設けてある。この本体軸継手装置は、プ
ロセスカートリッジBを装置本体13に装着したときの
感光体ドラム7の回転軸線と一致する位置にカップリン
グ軸18のカップリング軸凹部17が配設してある(図
6参照)。またカップリング軸18は図13に示すよう
に、駆動モータ(図示せず)の駆動力を感光体ドラム7
へと伝えるドラム駆動ギア22と更にカップリング結合
されている。
【0054】{軸継手の係脱装置の構成}次に、開閉カ
バー14の閉鎖動作に連動してギア側カップリング凹部
21に対するカップリング軸凸部20の移動およびカッ
プリング軸凹部17とドラム軸凸部16を嵌合させる本
体軸継手装置としての係脱装置の構成について、図11
から図13を参照して説明する。
【0055】図11から図13に係脱装置のドラム駆動
ギア22とカップリング軸18と段付カシメ軸25と圧
縮コイルばね26とカムレバー28の位置関係を示す。
図11は係脱装置の分解斜視図、図12および図13は
プロセスカートリッジBの感光体ドラム7と装置本体1
3の本体フレーム23と係脱装置の各構成部材の位置関
係を示す断面図である。
【0056】図11乃至図13に示すように、プロセス
カートリッジBおよび駆動系ユニットの位置決め部を形
成する装置本体13の本体フレーム23には係脱装置の
カップリング軸受27が嵌合固定されている。
【0057】前記駆動系ユニットを構成する駆動ギア列
の不図示のギア軸が加締め固定、支持される枠体材とし
て設けられた駆動板金24には、大小2つの径を同軸上
に持つ段付カシメ軸(固定軸)25の大径軸部25a側
の一端が加締められている。この段付カシメ軸25は、
大径軸部25aがドラム駆動ギア22内部の中心に形成
された大径丸穴22aと嵌合しており、更に、小径軸部
25bがカップリング軸18の中心を貫通し、且つ、カ
ップリング軸凹部17の底まで貫通する丸穴18aと嵌
合している。カップリング軸18とドラム駆動ギア22
のX−Y方向(軸直角方向)位置決めは、段付カシメ軸
25の大径軸部25aから小径軸部25bの長手方向の
長い範囲で嵌合位置決めされている。この固定軸である
段付カシメ軸25の大径軸部25aには、カップリング
軸18が入り込む凹部25dが設けられている。大径軸
部25aは中空円筒形であって小径軸部25bとは板状
ハブ25eによって結合されている。これによって、小
径軸部25bは大径軸部25aの内側に入り込み、カッ
プリング軸18と小径軸部25bとの嵌合長さを大とさ
れるのに寄与している。そして、前記カップリング軸1
8を感光体ドラム7側に付勢する圧縮コイルばね26は
図11に示すように、段付カシメ軸25に対して駆動板
金24を間にして反対側に配置されている。
【0058】圧縮コイルばね26は駆動板金24にねじ
止め固定されたばね受け部材40に一方の端部が当接
し、他端は駆動板金24と段付カシメ軸25を貫通して
設けられた貫通穴41を通じてカップリング軸18のね
じれた多角柱のカップリング軸凸部20の端面、即ちカ
ップリング軸18の後端面18fを摺動部材であるワッ
シャ42を介して押圧している押圧部材43の端面に当
接して縮設するように構成される。
【0059】このワッシャ42は、例えば焼入鋼板であ
って、摺動面となるカップリング軸18側の面と押圧部
材43側の面とは表面粗度を良好とするように例えば鏡
面仕上されている。このワッシャ42は摺動面となる上
記両面を夫々単一平面とすると、カップリング軸18の
後端面18f(カップリング軸凸部20の先端面)及び
押圧部材43の後述するスライドバー43bの先端の何
れに対しても摺動可能である。また、スライドバー43
bの先端が嵌合する凹部をワッシャ42表面に設ける
と、ワッシャ42は押圧部材43に対して非回転であ
り、カップリング軸18とは摺動する。また、カップリ
ング軸18の後端面18fにダボを設けて、このダボの
嵌入する凹部をワッシャ42表面に設けると、ワッシャ
42はカップリング軸18に対して非回転であって、押
圧部材43のスライドバー43bの先端と摺動する。
【0060】図11に示すように押圧部材43は、圧縮
コイルばね26の一端の座巻部が接する正三角形のばね
座43aと、このばね座43aの正三角形の頂点近くか
ら延出されたスライドバー43bとを有する。スライド
バー43bは駆動板金24の穴41及び段付カシメ軸2
5の大径軸部25aに設けられた軸方向に貫通する穴2
5a1に移動自在に嵌合している。そしてスライドバー
43bの先端はワッシャ42の表面に当接している。
【0061】なお、圧縮コイルばね26を保持するた
め、圧縮コイルばね26の内径に挿入される不図示の円
筒軸が押圧部材43またはばね受け部材40に一体また
は固定して設けられている。
【0062】そして、前記カップリング軸18の内部に
形成された丸穴18aと同軸上にあるカップリング軸1
8のドラム側丸軸18eは、カップリング軸受27のラ
ジアル軸受部27bと嵌合される。
【0063】更に、前記カップリング軸受27のラジア
ル軸受部27bと同軸上にある前記カップリング軸受2
7の軸部27f(図12、図13参照)は本体フレーム
23の位置決め基準穴23aに嵌合されて取り付けられ
ている。
【0064】前記駆動板金24に加締められた段付カシ
メ軸25には、カップリング軸18が回転自在に、かつ
スラスト方向に摺動自在に嵌合している。詳しくは、駆
動板金24側に断面が略正三角形でねじれた柱状で形成
された駆動側カップリング軸凸部20を位置させ、感光
体ドラム7側には断面が略正三角形でねじれた三角柱の
突起である前記ドラム軸凸部16と嵌合し結合するカッ
プリング軸凹部17を位置させた状態に、前記カップリ
ング軸18が前記段付カシメ軸25の小径軸部25bに
回転自在に、かつスラスト方向に摺動自在に嵌合してい
る。こうして段付カシメ軸25の小径軸部25bに取り
付けられたカップリング軸18は、前記後端面18fが
段付カシメ軸25の大径軸部25a側で押圧部材43と
ばね受け部材40との間に挿入縮設された圧縮コイルば
ね26により押圧部材43及びワッシャ42を介して感
光体ドラム7側に押圧付勢されている。
【0065】前述した駆動系ユニットの駆動モータ(図
示せず)からの駆動回転力を前記カップリング軸18を
介して前記感光体ドラム7に伝達するはす歯ギアである
ドラム駆動ギア22は、カップリング軸受27の端面で
ある後述のスラスト軸受部27dに摺動可能に接してい
る。前記ドラム駆動ギア22は、既に述べたように、中
央にギア側カップリング凹部21を有し、このギア側カ
ップリング凹部21には前記カップリング軸18の断面
が略正三角形でねじれた柱状に形成された駆動側カップ
リング軸凸部20がねじれながら摺動してスライドする
ようになっている。
【0066】前記カップリング軸受27は、前記本体フ
レーム23に固定支持されるフランジ部27aを有す
る。このフランジ部27aの中心にはラジアル軸受部2
7bが配設されている。このラジアル軸受部27bには
前記カップリング軸18のカップリング軸凹部17を中
心に有するドラム側丸軸18eが前記感光体ドラム7の
長手方向に相対的に移動可能に、かつ回転自在に嵌合し
ている。従って、このラジアル軸受部27bは前記カッ
プリング軸18が本体フレーム23を貫通してドラム軸
凸部16と嵌合するときの案内をする。また、前記カッ
プリング軸受27は、フランジ部27aから少なくとも
上下部が開放されるようにドラム駆動ギア22側にカッ
プリング軸18の軸方向に延びる横架材27cを設け、
この横架材27cの先端に前記ドラム駆動ギア22のス
ラスト面を支持するスラスト軸受部27d(図11参
照)を一体で有する。横架材27c間の開口部27e
(図11参照)には上方からカムレバー28が挿入され
ている。
【0067】カムレバー28は前記カップリング軸受2
7の開口部27eを上下方向に貫通している。前記カム
レバー28は、その中央に上下方向に延びる丸長穴部2
8bを有し、この丸長穴部28bには前記カップリング
軸18のドラム側丸軸18eが貫通している。前記丸長
穴部28bの幅方向の両サイドにはカム部28Aが設け
られている。カム部28Aは、丸長穴部28bの両サイ
ドの上と下に設けられた上下方向の垂直な面の低部28
cおよび頂部28dと、前記低部28cと頂部28dに
つづくカム形状のスロープ28aとからなっている。そ
して、このカムレバー28は前記圧縮コイルばね26に
よって感光体ドラム7側に付勢される前記カップリング
軸18のカップリング軸フランジ19のドラム側丸軸1
8eにつづく側面が前記スロープ28a、低部28c、
頂部28dと接するようになっている。また、カムレバ
ー28は前記スロープ28aを設けた側と反対側が上下
の全長にわたり垂直面28eとなってカップリング軸受
27のフランジ部27aに摺動可能に接している(図1
2参照)。また、カムレバー28には、前記低部28c
からカップリング軸18のカップリング軸フランジ19
の厚さよりわずかに大きな距離だけ離れた位置にスペー
サ部39が設けられている。このスペーサ部39はカム
レバー28が下降することによってカップリング軸フラ
ンジ19とカップリング軸受27dとの間に入り込むよ
うになっている。
【0068】本実施の形態に示すカムレバー28は、装
置本体13に固設した上下方向の図示しない案内部材に
案内されるようになっており、上端に設けたピン28f
と装置本体13に軸14aで枢着した開閉カバー14に
一端が枢着された不図示のリンクの他端が結合されてい
る。ただし、カムレバー28をカップリング軸受27の
横架材27c間で上下動自在に案内してもよい。
【0069】{軸継手の係脱動作の説明}先ず、着脱可
能なプロセスカートリッジBが装置本体13からの駆動
回転力をカップリング結合で伝達される電子写真画像形
成装置Aにおいて、プロセスカートリッジBを挿入する
前の軸継手が解除された状態を図12で説明する。
【0070】ドラム駆動ギア22は駆動モータ(不図
示)からのギア列(不図示)で連結され、更にドラム駆
動ギア22からは記録媒体2の給送、搬送系のギア列
(不図示)にも連結されている。
【0071】カムレバー28は装置本体13のプロセス
カートリッジBのカートリッジ装着部を開閉する開閉カ
バー14の開閉と連動して上下動作する。
【0072】第一に、プロセスカートリッジBを装置本
体13に装着するときには、装置本体13の開閉カバー
14が開放された状態であり、カップリング軸受27の
フランジ部27aとカップリング軸18のカップリング
軸フランジ19の間にあるカムレバー28は図12に示
すように上昇位置にある。そして、カムレバー28は、
その上昇位置でカム部28Aのカム形状高さの高い頂部
28dによってカップリング軸フランジ19を圧縮コイ
ルばね26を圧縮する方向に押している。
【0073】そのため、装置本体13内側のプロセスカ
ートリッジBが位置決めされる位置において、カップリ
ング軸18は本体フレーム23よりも駆動側に引っ込ん
だ状態にあり、プロセスカートリッジB装着の邪魔には
ならない。
【0074】第二に、図12に示すように、プロセスカ
ートリッジBが装置本体13に装着され、プロセスカー
トリッジBのカップリング凸軸15が本体フレーム23
に固定したカップリング軸受27との位置決め位置に収
まると開閉カバー14は閉じることができるようにな
る。
【0075】カップリング軸受27のフランジ部27a
とカップリング軸18のカップリング軸フランジ19の
間にあるカムレバー28は、開閉カバー14が閉じると
図13に示すように連動して押し下げられ、カム部28
Aの頂部28dとその背部の垂直面28eがカップリン
グ軸フランジ19とカップリング軸受27のフランジ部
27aを摺動し乍ら下降する。そして、カムレバー28
のスロープ28aがカップリング軸フランジ19と接す
るようになると、圧縮コイルばね26のばね力によりカ
ップリング軸18は感光体ドラム7側へ移動する。この
とき、カップリング軸18は、カムレバー28のカム部
28Aのカム形状の高低差を連結するスロープ28aを
摺動しながらカム形状高さの低い低部28cまでカップ
リング軸フランジ19が前進する。
【0076】そのため、カップリング軸18の駆動側の
カップリング軸凹部17は装置本体13内側に装着され
ているプロセスカートリッジBのドラム軸凸部16に押
し付けられる状態となる。
【0077】この時、ドラム駆動ギア22は負荷の掛か
った各ローラ軸を駆動するための多数のギア列(不図
示)と噛み合っているために回転しない。ここで、本実
施の形態では、前記ギア側カップリング凹部21の断面
形状である略正三角形穴の内接円直径φD3と前記カッ
プリング軸凸部20の断面形状である略正三角形柱の内
接円直径φD4の関係は、前述した式(1)に示したよ
うに、その内接円直径差(φD3−φD4)を、前記ド
ラム軸凸部16の断面形状である略正三角柱の内接円直
径φD2と前記カップリング軸凹部17の断面形状であ
る略正三角形穴の内接円直径φD1との内接円直径差
(φD1−φD2)に対して、小さく、或いは等しくな
るように設定している。
【0078】このため、ドラム駆動ギア22の断面が多
角形のねじれたギア側カップリング凹部21穴と、カッ
プリング軸18のねじれたカップリング軸凸部20との
内接円直径差(φD3−φD4)として表される駆動側
カップリングのガタ量を出来るだけ小さくとることがで
きる。これにより、前記内接円直径差(φD3−φD
4)が極めて小さくなって前記ギア側カップリング凹部
21と前記カップリング軸凸部20のガタ量をほとんど
無くすることが可能となる。これによりカップリング軸
18は、ドラム駆動ギア22の略正三角形のねじれた形
状のギア側カップリング凹部21に沿って段付カシメ軸
25の小径軸部25b上を回転しながら感光体ドラム7
側にスライドしていく。その結果、カップリング軸凹部
17とドラム軸凸部16は結合する。
【0079】前記カップリング軸凹部17とドラム軸凸
部16が結合するとき、図10に示すようにカップリン
グ軸凹部17の内接円直径φD1はドラム軸凸部16の
内接円直径φD2よりも大きい方が結合が容易である。
すなわち、前述した式(1)に示したように、前記カッ
プリング軸凹部17の断面形状である略正三角形穴の内
接円直径φD1と、前記ドラム軸凸部16の断面形状で
ある略正三角形柱の内接円直径φD2との内接円直径差
である(φD1−φD2)は前記カップリング軸凹部1
7とドラム軸凸部16が噛合う範囲で出来るだけ大きい
方がカップリングが容易である。なお、図10において
αはドラム軸凸部16とカップリング軸凹部17のバッ
クラッシ角度である。
【0080】本実施の形態では、前記カップリング軸凹
部17の断面形状である略正三角形穴の内接円直径φD
1と前記ドラム軸凸部16の断面形状である略正三角形
柱の内接円直径φD2の関係は、前述した式(1)に示
したように、その内接円直径差(φD1−φD2)を、
前記ギア側カップリング凹部21の断面形状である略正
三角形穴の内接円直径φD3と前記カップリング軸凸部
20の断面形状である略正三角形柱の内接円直径φD4
との内接円直径差(φD3−φD4)に対して、大き
く、或いは等しくなるように設定している。
【0081】このため、前記カップリング軸18の断面
が多角形のねじれたカップリング軸凹部17と、前記感
光体ドラムの長手方向の一端に設けられたねじれた多角
柱のドラム軸凸部16との内接円直径差(φD1−φD
2)として表される被駆動側カップリングのガタ量を出
来るだけ大きくとることができる。これにより、前記カ
ップリング軸凹部17とドラム軸凸部16が結合すると
き、前記カップリング軸18の断面が多角形のねじれた
カップリング軸凹部17は、感光体ドラム7の長手方向
の一端に設けられたねじれた多角柱のドラム軸凸部16
に結合しやすくなって、前記カップリング軸18が感光
体ドラム7側にスライドするようになる。従って、前記
カップリング軸18の断面が多角形のねじれたカップリ
ング軸凹部17は、前記感光体ドラム7の長手方向の一
端に設けられたねじれた多角柱のドラム軸凸部16を容
易に結合できる。
【0082】更にカムレバー28が押し下げられると、
カムレバー28のカム部28Aの低部28cからカップ
リング軸18のカップリング軸フランジ19の厚さより
わずかに大きな距離だけ離れてカムレバー28に設けら
れたスペーサ部39は図13に示すように、カップリン
グ軸フランジ19とカップリング軸受27dとの間に入
る。これによって、前記ドラム軸凸部16とカップリン
グ軸凹部17のねじれ角によるスラスト反力、または駆
動回転による反力がカップリング軸18に結合を外す方
向に働いたとしても、スペーサ部39があることにより
カップリング軸18はスラスト方向には動けず軸継手の
結合は外れない。
【0083】本実施の形態で示す軸継手は既に述べたよ
うに、ねじれた略正三角柱の軸と穴の組み合わせである
ため、カップリング軸18のカップリング軸凹部17が
ドラム軸凸部16を回転によって軸方向に引き込む。こ
の状態でプロセスカートリッジBと装置本体13の駆動
伝達系における軸継手は結合され、プロセスカートリッ
ジBの感光体ドラム7の駆動伝達が可能となる。
【0084】第三に、プロセスカートリッジBの交換や
ジャム(紙づまりをいう)処理等でプロセスカートリッ
ジBを装置本体13から取り出すときの作用を説明す
る。
【0085】プロセスカートリッジBを装置本体13か
ら取り出すためには軸継手の結合を解除しなければなら
ない。
【0086】カップリング軸18に形成されたカップリ
ング軸凹部17がドラム軸凸部16を駆動回転によって
軸方向に引き込む方向にねじられている。このため、軸
継手の結合は前記カップリング軸18を駆動回転方向と
は逆方向に回転させなければ前記カップリング軸凹部1
7にねじ込んだ前記ドラム軸凸部16が解除されない。
【0087】本実施の形態ではプロセスカートリッジB
を抜き取るときにカートリッジ装着部用の開閉カバー1
4を開くと、前記開閉カバー14に連動してカムレバー
28が引き上げられる。このため、カップリング軸18
のカップリング軸フランジ19の軸方向を軸継手の結合
が外れないように規制していたスペーサ部39もカップ
リング軸受27外へ引き上げられるので、カップリング
軸18は段付カシメ軸25の小径軸部25b上をスラス
ト方向に動けるようになる。
【0088】更にカムレバー28が引き上げられると、
共にカム部28Aのカム形状のスロープ28aが引き上
げられる。カム形状のスロープ28aが引き上げられる
ことにより、カム形状のスロープ28aが低部28cか
ら頂部28dまでのリフトを持つので、カップリング軸
18のカップリング軸フランジ19がスロープ28aの
引き上げによって圧縮コイルばね26のばね力に抗して
ドラム駆動ギア22側に押される。これにより、前記カ
ップリング軸18は圧縮コイルばね26を圧縮する方向
であるドラム駆動ギア22側に引き戻される。このと
き、ドラム駆動ギア22は段付カシメ軸25の大径軸部
25aに軸方向に不動に支持されており、且つ負荷の掛
かった多数のギア列(不図示)と噛合い、容易には回転
しない。
【0089】そのため、前記カップリング軸18の前記
カップリング軸凸部20は駆動回転時に当接していた前
記ギア側カップリング凹部21のねじれた略正三角形穴
壁面とは反対の面に当接して(図9参照)、このねじれ
た略正三角形穴壁面に沿って駆動方向とは逆方向に回転
しながら、駆動板金24方向にスライドして前記ドラム
駆動ギア22の中心にねじれ込んでいく。
【0090】このとき、前記カップリング軸凸部20に
おいて駆動回転時に当接していた前記ギア側カップリン
グ凹部21のねじれた略正三角形穴壁面とは反対の面に
当接するまでの移動量は出来るだけ小さい方が良い。つ
まり、前記ギア側カップリング凹部21の略正三角形穴
と前記カップリング軸凸部20の略正三角形柱とのガタ
量は出来るだけ小さい方がカップリング解除に有効であ
る。なお、図9においてβはカップリング軸凸部20と
ギア側カップリング凹部21のバックラッシ角度であ
る。
【0091】本実施の形態では、前記ギア側カップリン
グ凹部21の断面形状である略正三角形穴の内接円直径
φD3と前記カップリング軸凸部20の断面形状である
略正三角形柱の内接円直径φD4の関係は、前述した式
(1)に示したように、その内接円直径差(φD3−φ
D4)を、前記ドラム軸凸部16の断面形状である略正
三角柱の内接円直径φD2と前記カップリング軸凹部1
7の断面形状である略正三角形穴の内接円直径φD1と
の内接円直径差(φD1−φD2)に対して、小さく、
或いは等しくなるように設定している。
【0092】このため、ドラム駆動ギア22の断面が多
角形のねじれたギア側カップリング凹部21穴と、カッ
プリング軸18のねじれたカップリング軸凸部20との
内接円直径差(φD3−φD4)として表される駆動側
カップリングのガタ量を出来るだけ小さくとることがで
きる。これにより、前記内接円直径差(φD3−φD
4)が極めて小さくなって前記ギア側カップリング凹部
21と前記カップリング軸凸部20のガタ量をほとんど
無くすることが可能となる。
【0093】そのため、カム形状のスロープ28aが引
き上げられることにより、カップリング軸フランジ19
が段付カシメ軸25の小径軸部25b上でスラスト方向
にスライドすると、前記カップリング軸凸部20は駆動
回転時に当接していた前記ギア側カップリング凹部穴2
1のねじれた壁面から反対の面に素早く当接する。この
ため、段付カシメ軸25の小径軸部25b上でのカップ
リング軸フランジ19のスラスト方向へのスライドと同
時にカップリング軸18は駆動方向とは逆方向に回転す
る。
【0094】このように、前記カップリング軸18は駆
動回転方向とは逆回転方向にねじれ込んでドラム駆動ギ
ア22側へ引っ込んでいくため、前記ドラム軸凸部16
と前記カップリング軸凹部17との軸継手の結合は前記
開閉カバー14を開放するだけの作業で解除され、前記
カップリング軸18のドラム側丸軸18eも前記本体フ
レーム23よりも駆動側に引っ込んだ位置に退避するの
でプロセスカートリッジBは長手方向に直交する方向の
動作以外の動作を必要とせずに装置本体13から取出す
ことができる。
【0095】また、本実施の形態によれば、被駆動側カ
ップリングであるドラム軸凸部16とカップリング軸凹
部17の接触部におけるねじれ角度と、駆動側カップリ
ングであるカップリング軸凸部20とギア側カップリン
グ凹部穴21との接触部におけるねじれ角が等しい場
合、駆動側カップリングについて、前記ギア側カップリ
ング凹部21の断面形状である略正三角形穴の内接円直
径をφD3、前記カップリング軸凸部20の断面形状で
ある略正三角柱の内接円直径をφD4として、駆動側カ
ップリングのガタを(φD3−φD4)で表し、被駆動
側カップリングについて、前記ドラム軸凸部16の断面
形状である略正三角柱の内接円直径をφD2、前記カッ
プリング軸凹部17の断面形状である略正三角形穴の内
接円直径をφD1として、被駆動側カップリングのガタ
を(φD1−φD2)で表し、各カップリング部の断面
形状で表されるガタ量を以下のような関係式 (φD3−φD4)≦(φD1−φD2)…(1) とすると、軸継手を構成する前記ドラム軸凸部16と前
記カップリング軸凹部17との結合を解除する際に、ド
ラム駆動ギア22につらなるギア列の抵抗が大で、且つ
感光体ドラム7の回転抵抗およびはす歯ギア37aにつ
らなるギア列の抵抗が大きくても、ドラム駆動ギア22
および感光体ドラム7が不動のまま、カップリング軸1
8を感光体ドラム7側から駆動板金24側へ移動できる
ので、開閉カバー14に加わる開く際の負荷が小さい。
【0096】従って、ドラム軸凸部16とカップリング
軸凹部17、およびカップリング軸凸部20とギア側カ
ップリング凹部21における各ねじれた面のねじれ角を
大きくとれる(ねじれが強い)。このねじれ角を大きく
とれるということは、画像形成時に感光体ドラム7を軸
線方向でドラム駆動ギア22側へ強く引きつけることに
なり、感光体ドラム7の軸線方向の位置を正確なものと
する効果が大きい。更にドラム駆動ギア22が軸方向に
移動しないので、装置本体13内の軸継手装置の占める
空間が小さく、装置本体13の小型化に寄与する。
【0097】以上説明したように、本実施の形態に示す
電子写真画像形成装置Aは、プロセスカートリッジBの
感光体ドラム7と、この感光体ドラム7を駆動するため
のドラム駆動ギア22との結合及び解除をカップリング
軸18を用いて確実に行うことができる。
【0098】また、プロセスカートリッジBの感光体ド
ラム7への回転伝達速度の安定化が図れる。
【0099】また、プロセスカートリッジBの感光体ド
ラム7に駆動力の伝達を行う際に、カップリング軸18
を感光体ドラム7側またはドラム駆動ギア22側へ運転
時に推力を発生させて付勢することができるので、プロ
セスカートリッジの装置本体に対する位置決め精度を向
上させ、その結果、画像品質を向上させることができ
る。
【0100】また、プロセスカートリッジBの感光体ド
ラム7を駆動する駆動時には、カップリング軸18を感
光体ドラム7のドラム軸凸部16側に移動させることに
よって確実な連結状態を実現し、更にカップリング軸1
8とドラム軸凸部16との結合を解除する際には、駆動
側カップリング(カップリング軸凸部20とギア側カッ
プリング凹部21)、および被駆動側カップリング(ド
ラム軸凸部16とカップリング軸凹部17)に回転力を
加えないようにカップリング軸18の移動を可能とする
本体軸継手装置を備えているので、カップリング軸18
の移動を開閉カバーの開閉動作と連動して行うことが可
能となり、電子写真画像形成装置Aの操作性の向上を図
ることができる。
【0101】また、カップリング軸18と、このカップ
リング軸18を駆動するドラム駆動ギア22は、段付カ
シメ軸25により同軸上に配置されているので、カップ
リング軸18とドラム駆動ギア22との回転中心位置精
度、及びプロセスカートリッジBの感光体ドラム7に対
するカップリング軸18の回転中心位置精度を向上さ
せ、その結果、画像品質を向上させることができる。
【0102】{他の実施の形態}前述した実施の形態で
示した電子写真画像形成装置は単色画像を形成する場合
を例示したが、本発明はこれに限定する必要はなく、現
像手段を複数設け、複数色の画像(2色画像、3色画像
あるいはフルカラー等)を形成する電子写真画像形成装
置にも好適に適用することができる。
【0103】また、プロセスカートリッジの電子写真感
光体ドラムとしては、前記感光体ドラムに限定されるこ
となく、例えば次のものが含まれる。先ず感光体ドラム
としては光導電体が用いられ、光導電体としては例えば
アモルファスシリコン、アモルファスセレン、酸化亜
鉛、酸化チタン及び有機光導電体(OPC)等が含まれ
る。また前記感光体を搭載する形状としては、例えばド
ラム形状またはベルト状のものが用いられており、例え
ばドラムタイプの感光体にあっては、アルミ合金等のシ
リンダ上に光導電体を蒸着或いは塗工等を行ったもので
ある。
【0104】また、現像方法としても、公知の2成分磁
気ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0105】また、帯電手段の構成も、前述した実施の
形態では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として
従来から知られているタングステンワイヤーの三方周囲
にアルミ等の金属シールドを施し、前記タングステンワ
イヤーに高電圧を印加することによって生じた正または
負のイオンを感光体ドラムの表面に移動させ、該ドラム
表面を一様に帯電する構成を用いてもよいことは当然で
ある。
【0106】なお、前記帯電手段としては前記ローラ型
以外にも、ブレード(帯電ブレード)、バッド型、ブロ
ック型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0107】また、感光体ドラムに残像するトナーのク
リーニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁
気ブラシ等を用いてクリーニング手段を構成しても良
い。
【0108】また、前述したプロセスカートリッジと
は、例えば電子写真感光体と、少なくともプロセス手段
の1つを備えたものである。従って、そのプロセスカー
トリッジの態様としては、前述した実施形態のもの以外
にも、例えば電子写真感光体と帯電手段とを一体的にカ
ートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの。電子
写真感光体と現像手段とを一体的にカートリッジ化し、
装置本体に着脱可能にするもの。電子写真感光体とクリ
ーニング手段とを一体的にカートリッジ化し、装置本体
に着脱可能にするもの。更には電子写真感光体と、前記
プロセス手段の2つ以上のものを組み合わせて一体的に
カートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの等が
ある。
【0109】即ち、前述したプロセスカートリッジと
は、帯電手段、現像手段又はクリーニング手段と電子写
真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリ
ッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするもので
ある。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少
なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッ
ジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものであ
る。更に少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体
的にカートリッジ化して装置本体に着脱可能とするもの
をいう。そして、このプロセスカートリッジは、使用者
自身が装置本体に着脱することができる。そこで、装置
本体のメンテナンスを使用者自身で行うことができる。
【0110】更に、前述した実施の形態では、電子写真
画像形成装置としてレーザービームプリンタを例示した
が、本発明はこれに限定する必要はなく、例えば、電子
写真複写機、フャクシミリ装置、或いはワードプロセッ
サ等の電子写真画像形成装置に使用することも当然可能
である。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電子
写真画像形成装置は、プロセスカートリッジの電子写真
感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムを駆動する
ための駆動ギアとの結合及び解除をカップリング軸を用
いて確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係る電子写真画像形成装置の縦
断面図である。
【図2】 プロセスカートリッジの縦断面である。
【図3】 プロセスカートリッジを装着方向に向かって
見た右上からの斜視図である。
【図4】 プロセスカートリッジを装着方向に向かって
見た左上からの斜視図である。
【図5】 画像形成装置本体のカートリッジ装着部の左
側の斜視図である。
【図6】 画像形成装置本体のカートリッジ装着部の右
側の斜視図である。
【図7】 プロセスカートリッジの感光体ドラムの縦断
面図である。
【図8】 軸継手の分解斜視図である。
【図9】 ドラム駆動ギアのギア側カップリング凹部と
カップリング軸のカップリング軸凸部との結合態様を示
す説明図である。
【図10】 感光体ドラムのドラム軸凸部とカップリン
グ軸のカップリング軸凹部との結合態様を示す説明図で
ある。
【図11】 本体軸継手装置の分解斜視図である。
【図12】 感光体ドラムとカップリング軸の結合解除
状態を示す説明図である。
【図13】 感光体ドラムとカップリング軸の結合状態
を示す説明図である。
【符号の説明】
2 記録媒体 3 搬送手段 7 電子写真感光体ドラム 8 帯電ローラ(帯電手段) 10 現像手段 11 クリーニング手段 16a ドラム軸凸部(突起) 17 カップリング軸凹部(ねじれた穴) 18 カップリング軸 20 カップリング軸凸部(ねじれた多角柱) 21 ギア側カップリング凹部(ねじれた穴) 22 ドラム駆動ギア 22a 大径丸穴 25 段付カシメ軸(固定軸) 28 カムレバー(軸方向移動手段) 35 カートリッジ装着手段 A 電子写真画像形成装置 B プロセスカートリッジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセスカートリッジを着脱可能で、記
    録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置に
    おいて、 a.電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラ
    ムに作用するプロセス手段と、前記電子写真感光体ドラ
    ムの長手方向の一端に設けられたねじれた多角柱の突起
    と、を有するプロセスカートリッジを取り外し可能に装
    着するためのカートリッジ装着手段と、 b.駆動源につらなり、中心に断面が多角形のねじれた
    穴と丸穴を同軸上に有し、回転自在で軸方向に移動しな
    いように支持された駆動ギアと、 c.前記駆動ギアのねじれた穴の軸方向に摺動してスラ
    イドするねじれた多角柱を一端に有し、他端に前記電子
    写真感光体ドラムの突起と係脱する、ねじれ角およびね
    じれ方向が前記一端のねじれた多角柱と同一で、断面が
    多角形のねじれた穴を有し、前記ねじれた多角柱の中心
    に設けられた丸穴を中心に回転自在で軸方向に移動自在
    に支持されたカップリング軸と、 d.前記駆動ギアの丸穴と前記カップリング軸の丸穴に
    嵌合する軸を同軸上に有する固定軸と、 e.前記カップリング軸のねじれた穴が前記電子写真感
    光体ドラムの長手方向の一端に設けられた多角柱の突起
    と離脱した位置と、前記カップリング軸のねじれた穴が
    前記電子写真感光体ドラムの長手方向の一端に設けられ
    たねじれた多角柱の突起と係合する位置と、をとるよう
    に設けられたカップリング軸の軸方向移動手段と、 f.前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有
    し、被駆動側カップリングについて、前記カップリング
    軸の断面が多角形のねじれた穴の内接円直径φD1と、
    前記電子写真感光体ドラムの長手方向の一端に設けられ
    たねじれた多角柱の突起の内接円直径φD2との差(φ
    D1−φD2)として表される被駆動側カップリングの
    ガタ量、および、駆動側カップリングについて、前記駆
    動ギアの断面が多角形のねじれた穴の内接円直径φD3
    と、前記カップリング軸のねじれた多角柱の内接円直径
    φD4との差(φD3−φD4)として表される駆動側
    カップリングのガタ量の関係が (φD3−φD4)≦(φD1−φD2) である、ことを特徴とする電子写真画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記プロセスカート
    リッジは、プロセス手段として、少なくとも、前記電子
    写真感光体ドラムに帯電を行う帯電手段、前記電子写真
    感光体ドラムに形成された静電潜像を現像剤により現像
    するための現像手段、前記電子写真感光体ドラムに残留
    する現像剤を除去するためのクリーニング手段の何れか
    一つを有する、ことを特徴とする電子写真画像形成装
    置。
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