JP2000214314A - 反射板 - Google Patents
反射板Info
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- JP2000214314A JP2000214314A JP11013776A JP1377699A JP2000214314A JP 2000214314 A JP2000214314 A JP 2000214314A JP 11013776 A JP11013776 A JP 11013776A JP 1377699 A JP1377699 A JP 1377699A JP 2000214314 A JP2000214314 A JP 2000214314A
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- reflectors
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Abstract
(57)【要約】
【課題】表面の耐擦傷性が高く優れた耐久性を有し、且
つ、支柱の側面に巻き付けたり、曲面状の部材に沿わす
等、任意の形状や大きさの箇所に容易にて取付けること
のできる反射板を提供する。 【解決手段】反射体4が設けられた厚肉部2と、折曲可
能な薄肉部3とを交互に形成する。曲げ応力をかけると
薄肉部3により容易に曲面状に折り曲げることができの
で、色々な径の支柱の側面に巻き付けたり、曲面状の部
材に沿わして取付けることができる。又反射体4が設け
られているのは厚肉部2であるために、径大のガラスビ
ーズや高さの高いプリズム等の耐擦傷性が高く且つ反射
性能の優れた反射体4を、この厚肉部2に埋設すること
ができる。従ってこれらの反射体4を埋設することによ
り、反射性能が優れると共に耐擦傷性を高め、耐久性を
向上させることができる。
つ、支柱の側面に巻き付けたり、曲面状の部材に沿わす
等、任意の形状や大きさの箇所に容易にて取付けること
のできる反射板を提供する。 【解決手段】反射体4が設けられた厚肉部2と、折曲可
能な薄肉部3とを交互に形成する。曲げ応力をかけると
薄肉部3により容易に曲面状に折り曲げることができの
で、色々な径の支柱の側面に巻き付けたり、曲面状の部
材に沿わして取付けることができる。又反射体4が設け
られているのは厚肉部2であるために、径大のガラスビ
ーズや高さの高いプリズム等の耐擦傷性が高く且つ反射
性能の優れた反射体4を、この厚肉部2に埋設すること
ができる。従ってこれらの反射体4を埋設することによ
り、反射性能が優れると共に耐擦傷性を高め、耐久性を
向上させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばドライバー
への注意喚起、視線誘導を行うため等に好適に用いられ
る反射板に関するものである。
への注意喚起、視線誘導を行うため等に好適に用いられ
る反射板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ドライバーへの注意喚起、視線誘
導を行うために、道路標識や視線誘導標等に、照射され
た車両のヘッドライト等の光を再帰反射する反射装置が
取付けられている。かかる反射装置としては、従来、板
状物の裏面等に多数のプリズム面を形成した合成樹脂成
形品からなるもの、板状物にやや径大のガラスビーズを
間隔をおいて埋設したもの、シート状物の裏面に微細な
多数のプリズム面を形成したり、シート状物に微細なガ
ラスビーズを埋設した反射シート等がある。
導を行うために、道路標識や視線誘導標等に、照射され
た車両のヘッドライト等の光を再帰反射する反射装置が
取付けられている。かかる反射装置としては、従来、板
状物の裏面等に多数のプリズム面を形成した合成樹脂成
形品からなるもの、板状物にやや径大のガラスビーズを
間隔をおいて埋設したもの、シート状物の裏面に微細な
多数のプリズム面を形成したり、シート状物に微細なガ
ラスビーズを埋設した反射シート等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、合成樹
脂成形品からなるものは、成形品であるために表面硬度
が高いために、表面の耐殺傷性が高く、優れた耐久性を
有しているものの、それ自体に剛性があるために、道路
標識の支柱の側面に巻き付けたり、曲面状の部材に沿わ
して取付けることができず、取付けられる箇所の形状や
大きさに合わせたものをそれぞれ作っておく必要があ
る。又板状物に径大のガラスビーズを埋設したものは、
表面硬度の高いガラスビーズを使用しているために、耐
殺傷性が高く、優れた耐久性を有しているものの、径大
のガラスビーズを埋設するために肉厚にせざるを得ない
ことから、必然的に剛性が高まり、これまた支柱の側面
に巻き付けたり、曲面状の部材に沿わして取付けにくい
ものである。一方反射シートは、柔軟性を有しているた
めに、容易に支柱の側面等に巻き付けて取付けることが
できるが、耐擦傷性が低く、耐久性に劣る。
脂成形品からなるものは、成形品であるために表面硬度
が高いために、表面の耐殺傷性が高く、優れた耐久性を
有しているものの、それ自体に剛性があるために、道路
標識の支柱の側面に巻き付けたり、曲面状の部材に沿わ
して取付けることができず、取付けられる箇所の形状や
大きさに合わせたものをそれぞれ作っておく必要があ
る。又板状物に径大のガラスビーズを埋設したものは、
表面硬度の高いガラスビーズを使用しているために、耐
殺傷性が高く、優れた耐久性を有しているものの、径大
のガラスビーズを埋設するために肉厚にせざるを得ない
ことから、必然的に剛性が高まり、これまた支柱の側面
に巻き付けたり、曲面状の部材に沿わして取付けにくい
ものである。一方反射シートは、柔軟性を有しているた
めに、容易に支柱の側面等に巻き付けて取付けることが
できるが、耐擦傷性が低く、耐久性に劣る。
【0004】そこで本発明は、上記の如き問題点を解決
し、表面の耐擦傷性が高く優れた耐久性を有し、且つ、
支柱の側面に巻き付けたり、曲面状の部材に沿わす等、
任意の形状や大きさの箇所に容易にて取付けることので
きる反射板を提供せんとするものである。
し、表面の耐擦傷性が高く優れた耐久性を有し、且つ、
支柱の側面に巻き付けたり、曲面状の部材に沿わす等、
任意の形状や大きさの箇所に容易にて取付けることので
きる反射板を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成としている。すなわち本発
明に係る反射板は、厚肉部と、折曲可能な薄肉部とが交
互に形成され、厚肉部に反射体が設けられていることを
特徴とするものである。
に、本発明は次のような構成としている。すなわち本発
明に係る反射板は、厚肉部と、折曲可能な薄肉部とが交
互に形成され、厚肉部に反射体が設けられていることを
特徴とするものである。
【0006】本発明によれば、反射体が設けられた厚肉
部と、折曲可能な薄肉部とが交互に形成されているの
で、曲げ応力をかけると薄肉部により容易に曲面状に折
り曲げることができので、色々な径の支柱の側面に巻き
付けたり、曲面状の部材に沿わして取付けることができ
る。
部と、折曲可能な薄肉部とが交互に形成されているの
で、曲げ応力をかけると薄肉部により容易に曲面状に折
り曲げることができので、色々な径の支柱の側面に巻き
付けたり、曲面状の部材に沿わして取付けることができ
る。
【0007】又薄肉部から容易にはさみ等で切断するこ
とができるので、予め長尺状で作製し、取付けられる箇
所の大きさに合わせて、現場で切断することもできるの
で、前記の如く容易に曲面状に折り曲げることができる
ことと相まって、取付けられる箇所に制約されず色々な
形状や大きさの箇所に容易に取付けることができ、極め
て汎用性の高いものである。
とができるので、予め長尺状で作製し、取付けられる箇
所の大きさに合わせて、現場で切断することもできるの
で、前記の如く容易に曲面状に折り曲げることができる
ことと相まって、取付けられる箇所に制約されず色々な
形状や大きさの箇所に容易に取付けることができ、極め
て汎用性の高いものである。
【0008】又反射体が設けられているのは厚肉部であ
るために、シート状の反射体を表面に被着する以外に、
径大のガラスビーズや高さの高いプリズム等の耐擦傷性
が高く且つ反射性能の優れた反射体を、この厚肉部に埋
設することができる。従ってこれらの反射体を埋設する
ことにより、反射性能が優れると共に耐擦傷性を高め、
耐久性を向上させることができる。
るために、シート状の反射体を表面に被着する以外に、
径大のガラスビーズや高さの高いプリズム等の耐擦傷性
が高く且つ反射性能の優れた反射体を、この厚肉部に埋
設することができる。従ってこれらの反射体を埋設する
ことにより、反射性能が優れると共に耐擦傷性を高め、
耐久性を向上させることができる。
【0009】なお、一方向に向けて互いに平行な複数の
直線状の薄肉部に対して、厚肉部がそれぞれ交互に形成
されていれば、この薄肉部に沿って均一な曲面状に容易
に折り曲げることができる。この場合、薄肉部が縦方向
又は横方向に形成されていれば、その方向と垂直な方向
に向けて曲面状に折り曲げることができるが、斜め方向
に形成されていれば、スパイラル状に折り曲げることが
できる。なお薄肉部は、反射体が設けられた面側に凹溝
を形成することにより形成されていてもよいし、反対面
側に凹溝を形成することにより形成されていてもよく、
又両面に凹溝を形成することにより形成されていてもよ
い。
直線状の薄肉部に対して、厚肉部がそれぞれ交互に形成
されていれば、この薄肉部に沿って均一な曲面状に容易
に折り曲げることができる。この場合、薄肉部が縦方向
又は横方向に形成されていれば、その方向と垂直な方向
に向けて曲面状に折り曲げることができるが、斜め方向
に形成されていれば、スパイラル状に折り曲げることが
できる。なお薄肉部は、反射体が設けられた面側に凹溝
を形成することにより形成されていてもよいし、反対面
側に凹溝を形成することにより形成されていてもよく、
又両面に凹溝を形成することにより形成されていてもよ
い。
【0010】又、一方向に向けて互いに平行な複数の直
線状の薄肉部と、その薄肉部と交差する他の方向に向け
た直線状の薄肉部とに対して、厚肉部がそれぞれ交互に
形成されていてもよく、又は、一方向に向けて互いに平
行な複数の直線状の薄肉部と、その薄肉部と交差する他
の方向に向けて互いに平行な複数の直線状の薄肉部とに
対して、厚肉部がそれぞれ交互に形成されていてもよ
い。かようになされていれば、二方向のいずれの向きか
らでも曲面状に折り曲げることができる。すなわち薄肉
部が縦横方向に形成されていれば、縦方向と横方向のい
ずれの方向にも折り曲げることができ、又二方向の薄肉
部が互いに斜め方向に形成されていれば、そのいずれの
方向にもスパイラル状に折り曲げることができる。
線状の薄肉部と、その薄肉部と交差する他の方向に向け
た直線状の薄肉部とに対して、厚肉部がそれぞれ交互に
形成されていてもよく、又は、一方向に向けて互いに平
行な複数の直線状の薄肉部と、その薄肉部と交差する他
の方向に向けて互いに平行な複数の直線状の薄肉部とに
対して、厚肉部がそれぞれ交互に形成されていてもよ
い。かようになされていれば、二方向のいずれの向きか
らでも曲面状に折り曲げることができる。すなわち薄肉
部が縦横方向に形成されていれば、縦方向と横方向のい
ずれの方向にも折り曲げることができ、又二方向の薄肉
部が互いに斜め方向に形成されていれば、そのいずれの
方向にもスパイラル状に折り曲げることができる。
【0011】本発明において、厚肉部に設けられる反射
体の種類は特に限定されるものではないが、厚肉である
ために、再帰反射性を有する径大なガラスビーズを埋設
することができ、かように再帰反射性を有する径大なガ
ラスビーズを埋設することにより、優れた反射性能を発
揮させることができ、又耐擦傷性を高めて耐久性を向上
させ、反射性能を長期間にわたって維持させることがで
きる。
体の種類は特に限定されるものではないが、厚肉である
ために、再帰反射性を有する径大なガラスビーズを埋設
することができ、かように再帰反射性を有する径大なガ
ラスビーズを埋設することにより、優れた反射性能を発
揮させることができ、又耐擦傷性を高めて耐久性を向上
させ、反射性能を長期間にわたって維持させることがで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の一形態につ
き図面に基づき具体的に説明する。図1は本発明に係る
反射板の実施の一形態を示し、(イ)は平面図、(ロ)
は側面図であり、図2はは本発明に係る反射板の実施の
他の形態を示し、(イ)は平面図、(ロ)は側面図であ
り、図3はは本発明に係る反射板の実施のさらに他の形
態を示し、(イ)は平面図、(ロ)は側面図であり、図
4はは本発明に係る反射板の実施のさらに他の形態を示
し、(イ)は平面図、(ロ)は側面図である。
き図面に基づき具体的に説明する。図1は本発明に係る
反射板の実施の一形態を示し、(イ)は平面図、(ロ)
は側面図であり、図2はは本発明に係る反射板の実施の
他の形態を示し、(イ)は平面図、(ロ)は側面図であ
り、図3はは本発明に係る反射板の実施のさらに他の形
態を示し、(イ)は平面図、(ロ)は側面図であり、図
4はは本発明に係る反射板の実施のさらに他の形態を示
し、(イ)は平面図、(ロ)は側面図である。
【0013】まず図1において、1は基板であり、その
基板1の長手方向に向けて一列に厚肉部2が複数形成さ
れ、その厚肉部2に対して、交互に直線状の薄肉部3
が、幅方向に向けてそれぞれ平行に形成されている。な
お各厚肉部2の大きさが同じになるように、薄肉部3は
長手方向に対して等ピッチで形成されている。4は再帰
反射性を有するガラスビーズからなる反射体であり、表
面を突出させた状態で一つの厚肉部2に対して2個づつ
幅方向に並べて埋設されている。
基板1の長手方向に向けて一列に厚肉部2が複数形成さ
れ、その厚肉部2に対して、交互に直線状の薄肉部3
が、幅方向に向けてそれぞれ平行に形成されている。な
お各厚肉部2の大きさが同じになるように、薄肉部3は
長手方向に対して等ピッチで形成されている。4は再帰
反射性を有するガラスビーズからなる反射体であり、表
面を突出させた状態で一つの厚肉部2に対して2個づつ
幅方向に並べて埋設されている。
【0014】本形態においては、直線状の薄肉部3が、
幅方向に向けてそれぞれ平行に形成されているので、そ
の方向に垂直な長手方向に対して容易に曲面状に折曲す
ることができる。又任意の薄肉部3で切断することによ
り、長さを適宜短くすることもできる。
幅方向に向けてそれぞれ平行に形成されているので、そ
の方向に垂直な長手方向に対して容易に曲面状に折曲す
ることができる。又任意の薄肉部3で切断することによ
り、長さを適宜短くすることもできる。
【0015】前記基板1の材質は、一般にはABS樹脂
やPC樹脂、PE樹脂やPP樹脂等のオレフイン系樹脂
等の合成樹脂材料が好適に用いられるが、特に限定され
るものではない。又夜間の視認性を高めるために、例え
ば蓄光材料を含有したオレフイン系樹脂等からなる合成
樹脂材料が用いられてもよい。
やPC樹脂、PE樹脂やPP樹脂等のオレフイン系樹脂
等の合成樹脂材料が好適に用いられるが、特に限定され
るものではない。又夜間の視認性を高めるために、例え
ば蓄光材料を含有したオレフイン系樹脂等からなる合成
樹脂材料が用いられてもよい。
【0016】なお、ガラスビーズからなる反射体4を前
記基板1の厚肉部2に埋設するには、合成樹脂材料から
なる基板1の成型時に、インサート成型することによ
り、埋設するのが好ましいが、厚肉部2に予め窪みを形
成し、その窪みに後工程で反射体4を挿着するようにし
てもよい。又厚肉部2と薄肉部3とは一体的に前記の如
き成型時に形成してもよいし、薄肉部3に対応する厚み
の基板1に厚肉部2を接着剤等で一体化してもよい。
記基板1の厚肉部2に埋設するには、合成樹脂材料から
なる基板1の成型時に、インサート成型することによ
り、埋設するのが好ましいが、厚肉部2に予め窪みを形
成し、その窪みに後工程で反射体4を挿着するようにし
てもよい。又厚肉部2と薄肉部3とは一体的に前記の如
き成型時に形成してもよいし、薄肉部3に対応する厚み
の基板1に厚肉部2を接着剤等で一体化してもよい。
【0017】次に図2に示す形態は、一つの厚肉部2に
対して再帰反射性を有するガラスビーズからなる反射体
4が長手方向に2個づつ並べて埋設されている点におい
て、図1の形態と相違するものであり、その他は同様で
ある。
対して再帰反射性を有するガラスビーズからなる反射体
4が長手方向に2個づつ並べて埋設されている点におい
て、図1の形態と相違するものであり、その他は同様で
ある。
【0018】さらに図3に示す形態は、二列で基板1の
長手方向に向けて複数の厚肉部2が形成され、各厚肉部
2にガラスビーズからなる反射体4が2個づつ幅方向に
並べて埋設されると共に、その厚肉部2の長手方向に対
しては、厚肉部2と交互に直線状の薄肉部3が、幅方向
に向けてそれぞれ平行に形成され、又前記幅方向の薄肉
部3と交差するように、二列の厚肉部2の列間には、長
手方向に向けて直線状の薄肉部3が形成されている。そ
の他は図1の形態と同様である。
長手方向に向けて複数の厚肉部2が形成され、各厚肉部
2にガラスビーズからなる反射体4が2個づつ幅方向に
並べて埋設されると共に、その厚肉部2の長手方向に対
しては、厚肉部2と交互に直線状の薄肉部3が、幅方向
に向けてそれぞれ平行に形成され、又前記幅方向の薄肉
部3と交差するように、二列の厚肉部2の列間には、長
手方向に向けて直線状の薄肉部3が形成されている。そ
の他は図1の形態と同様である。
【0019】この形態では、長手方向に対して折曲でき
ると共に、列間の薄肉部3により幅方向に対しても折曲
できる。又列間の薄肉部3で切断することにより、一列
にすることもできる。
ると共に、列間の薄肉部3により幅方向に対しても折曲
できる。又列間の薄肉部3で切断することにより、一列
にすることもできる。
【0020】さらに図4に示す形態は、前記図3の形態
が基板1の長手方向に向けて二列に厚肉部2が形成され
ているのに対して、六列に形成されている点において相
違し、厚肉部2の長手方向に対しては、厚肉部2と交互
に直線状の薄肉部3が、幅方向に向けてそれぞれ平行に
形成され、又前記幅方向の薄肉部3と交差するように、
各列の厚肉部2の列間には、長手方向に向けて互いに平
行な直線状の薄肉部3が形成されている。
が基板1の長手方向に向けて二列に厚肉部2が形成され
ているのに対して、六列に形成されている点において相
違し、厚肉部2の長手方向に対しては、厚肉部2と交互
に直線状の薄肉部3が、幅方向に向けてそれぞれ平行に
形成され、又前記幅方向の薄肉部3と交差するように、
各列の厚肉部2の列間には、長手方向に向けて互いに平
行な直線状の薄肉部3が形成されている。
【0021】なお上記形態では、厚肉部2が長手方向に
一列、二列、又は六列形成された場合が示されている
が、本発明においては、上記形態に限定されず、その他
の列数で形成されていてもよいのは勿論である。又厚肉
部2に埋設される反射体4の数も限定されず、各厚肉部
2の面積によって、上記2個以外に、1個でもよいし、
3個以上であってもよく、又各厚肉部2は同じ面積で同
じ数の反射体4が埋設されるようにしてもよいが、各厚
肉部2で面積が異なり、又反射体4の数が異なるように
してもよい。例えば、支柱等の側面に巻付けて所定の方
向に対しては最も反射輝度を高めたい場合は、その方向
に位置する厚肉部2に多数の反射体4を埋設し、その他
の方向に位置する厚肉部2には少数の反射体4を埋設す
ることもできる。
一列、二列、又は六列形成された場合が示されている
が、本発明においては、上記形態に限定されず、その他
の列数で形成されていてもよいのは勿論である。又厚肉
部2に埋設される反射体4の数も限定されず、各厚肉部
2の面積によって、上記2個以外に、1個でもよいし、
3個以上であってもよく、又各厚肉部2は同じ面積で同
じ数の反射体4が埋設されるようにしてもよいが、各厚
肉部2で面積が異なり、又反射体4の数が異なるように
してもよい。例えば、支柱等の側面に巻付けて所定の方
向に対しては最も反射輝度を高めたい場合は、その方向
に位置する厚肉部2に多数の反射体4を埋設し、その他
の方向に位置する厚肉部2には少数の反射体4を埋設す
ることもできる。
【0022】なお本発明反射板は、円形や角形等の適宜
断面形状の支柱の側面に巻き付けたり、曲面状の部材に
沿わすことができるので、従来では問題のあったこれら
の部材に取付けるのが最も効果的であるが、これらに限
定されず、平面状、凸面状、異形面状等、あらゆる形
状、大きさの部材に取付けることができる。なおこれら
の部材に取付けるには、接着剤、両面粘着テープ、ビス
止め等の任意の取付方法が可能である。
断面形状の支柱の側面に巻き付けたり、曲面状の部材に
沿わすことができるので、従来では問題のあったこれら
の部材に取付けるのが最も効果的であるが、これらに限
定されず、平面状、凸面状、異形面状等、あらゆる形
状、大きさの部材に取付けることができる。なおこれら
の部材に取付けるには、接着剤、両面粘着テープ、ビス
止め等の任意の取付方法が可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、反射体が設けられた厚
肉部と、折曲可能な薄肉部とが交互に形成されているの
で、曲げ応力をかけると薄肉部により容易に曲面状に折
り曲げることができので、色々な径の支柱の側面に巻き
付けたり、曲面状の部材に沿わして取付けることができ
る。
肉部と、折曲可能な薄肉部とが交互に形成されているの
で、曲げ応力をかけると薄肉部により容易に曲面状に折
り曲げることができので、色々な径の支柱の側面に巻き
付けたり、曲面状の部材に沿わして取付けることができ
る。
【0024】又薄肉部から容易にはさみ等で切断するこ
とができるので、予め長尺状で作製し、取付けられる箇
所の大きさに合わせて、現場で切断することもできるの
で、前記の如く容易に曲面状に折り曲げることができる
ことと相まって、取付けられる箇所に制約されず色々な
形状や大きさの箇所に容易に取付けることができ、極め
て汎用性の高いものである。
とができるので、予め長尺状で作製し、取付けられる箇
所の大きさに合わせて、現場で切断することもできるの
で、前記の如く容易に曲面状に折り曲げることができる
ことと相まって、取付けられる箇所に制約されず色々な
形状や大きさの箇所に容易に取付けることができ、極め
て汎用性の高いものである。
【0025】又反射体が設けられているのは厚肉部であ
るために、径大のガラスビーズや高さの高いプリズム等
の耐擦傷性が高く且つ反射性能の優れた反射体を、この
厚肉部に埋設することができる。従ってこれらの反射体
を埋設することにより、反射性能が優れると共に耐擦傷
性を高め、耐久性を向上させることができる。
るために、径大のガラスビーズや高さの高いプリズム等
の耐擦傷性が高く且つ反射性能の優れた反射体を、この
厚肉部に埋設することができる。従ってこれらの反射体
を埋設することにより、反射性能が優れると共に耐擦傷
性を高め、耐久性を向上させることができる。
【図1】本発明に係る反射板の実施の一形態を示し、
(イ)は平面図、(ロ)は側面図である。
(イ)は平面図、(ロ)は側面図である。
【図2】本発明に係る反射板の実施の他の形態を示し、
(イ)は平面図、(ロ)は側面図である。
(イ)は平面図、(ロ)は側面図である。
【図3】本発明に係る反射板の実施のさらに他の形態を
示し、(イ)は平面図、(ロ)は側面図である。
示し、(イ)は平面図、(ロ)は側面図である。
【図4】本発明に係る反射板の実施のさらに他の形態を
示し、(イ)は平面図、(ロ)は側面図である。
示し、(イ)は平面図、(ロ)は側面図である。
1 基板 2 厚肉部 3 薄肉部 4 反射体
Claims (5)
- 【請求項1】 厚肉部と、折曲可能な薄肉部とが交互に
形成され、厚肉部に反射体が設けられていることを特徴
とする反射板。 - 【請求項2】 一方向に向けて互いに平行な複数の直線
状の薄肉部に対して、厚肉部がそれぞれ交互に形成され
たことを特徴とする請求項1に記載の反射板。 - 【請求項3】 一方向に向けて互いに平行な複数の直線
状の薄肉部と、その薄肉部と交差する他の方向に向けた
直線状の薄肉部とに対して、厚肉部がそれぞれ交互に形
成されたことを特徴とする請求項1に記載の反射板。 - 【請求項4】 一方向に向けて互いに平行な複数の直線
状の薄肉部と、その薄肉部と交差する他の方向に向けて
互いに平行な複数の直線状の薄肉部とに対して、厚肉部
がそれぞれ交互に形成されたことを特徴とする請求項1
に記載の反射板。 - 【請求項5】 反射体は、再帰反射性を有するガラスビ
ーズであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1
項に記載の反射板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11013776A JP2000214314A (ja) | 1999-01-22 | 1999-01-22 | 反射板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11013776A JP2000214314A (ja) | 1999-01-22 | 1999-01-22 | 反射板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000214314A true JP2000214314A (ja) | 2000-08-04 |
Family
ID=11842655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11013776A Pending JP2000214314A (ja) | 1999-01-22 | 1999-01-22 | 反射板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000214314A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005290682A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Tamotsu Kizukuri | 構造物の支柱用プロテクター |
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1999
- 1999-01-22 JP JP11013776A patent/JP2000214314A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005290682A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Tamotsu Kizukuri | 構造物の支柱用プロテクター |
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