JP2005290682A - 構造物の支柱用プロテクター - Google Patents
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Abstract
【課題】ガードレール等構造物の支柱囲りの雑草の繁茂を防止し人手による刈取作業を不要とすると共に、草刈機で刈り取る際、支柱を損傷したり、刃こぼれを起こしたり、跳ね返り事故を未然に防止するための、構造物の支柱用プロテクターを提供する。
【解決手段】ゴムまたはエラストマー等の軟質素材からなり、支柱に装着・被覆される筒状部2と、該筒状部2の下部より水平方向に周設され、雑草繁茂を防止する鍔部3とから形成され、更に、筒状部2と鍔部3には、スリット状開口部4を設けている。支柱に装着する場合には、軟質素材及び形状の有する弾力性、復元力を利用し、筒状部2のスリット状開口部4を左右に開いて支柱を内部に取り込み、復元力により開口部4を閉鎖することにより簡単に装着できる。これによって、支柱回りの雑草繁茂が防止されるので刈取機による機械的刈取作業だけで済み、刈取機が筒状部に当たっても支柱は損傷せず、また刈取機の刃こぼれがなく、更に、刈取機の跳ね返り事故もなくなるので作業性が良く且つ安全である。
【選択図】図1
【解決手段】ゴムまたはエラストマー等の軟質素材からなり、支柱に装着・被覆される筒状部2と、該筒状部2の下部より水平方向に周設され、雑草繁茂を防止する鍔部3とから形成され、更に、筒状部2と鍔部3には、スリット状開口部4を設けている。支柱に装着する場合には、軟質素材及び形状の有する弾力性、復元力を利用し、筒状部2のスリット状開口部4を左右に開いて支柱を内部に取り込み、復元力により開口部4を閉鎖することにより簡単に装着できる。これによって、支柱回りの雑草繁茂が防止されるので刈取機による機械的刈取作業だけで済み、刈取機が筒状部に当たっても支柱は損傷せず、また刈取機の刃こぼれがなく、更に、刈取機の跳ね返り事故もなくなるので作業性が良く且つ安全である。
【選択図】図1
Description
本発明は、ガードレール、道路標識、信号や広告板等を支持する支柱周囲における雑草の繁殖を防止してガードレールや広告塔等の支柱を保護するとともに、支柱周囲の草刈作業の作業性や安全性を高めることのできる、構造物の支柱用プロテクターに関する。
高速道路や一般道路の路肩には支柱に支えられたガードレール、道路標識、信号、支柱に支えられた広告板や掲示板、電柱等が広範囲に設けられている。また、街の至る所にも公設・私設を問わず種々の構造物の支柱類が立設されている。そして、これら構造物の支柱の根元周辺には雑草が繁茂するので、その美観維持、環境良化のために主としてエンジンや電動駆動付きの草刈機を使って定期的に刈り取りが行われている。これらの草刈機による雑草の刈り取り作業は、特に延々と延びている高速道路沿いや、交通の不便な山間部においては、多大の労力と経費が掛かる。
このような機械による刈り取り作業においては、しばしば草刈機が支柱に当たり支柱を傷つけ外観を損なうばかりでなく、そこから発錆して支柱の耐久性を低下させるという問題を惹き起こす。同時に、草刈機においても刃こぼれを起こし、草刈機の耐久性を著しく低下させることになる。更には、草刈機が支柱に当たった際の跳ね返りにより、作業者はその反動でバランスを崩したり、転倒したり、また側の物や人に当たり、思わぬ事故に発展する危険性をはらんでいる。
このような危険を減らすために、草刈機による刈り取り作業は支柱からある程度離れた所までとし、支柱付近の刈り取りは作業者が手で鎌等を用いて刈り取るということが一般に行なわれている。しかしながら、この方法では機械的刈り取りと人力による刈り取りとの2作業が必要であるため作業効率が低いばかりでなく、特に、車道側を刈り取るような場合は身を危険に曝しながらの作業となり安全性において問題がある。
そこで、このような問題を解決せんとして、例えば、2分割に形成され支柱の周囲に対向して配設される一対の支柱保護用ブロックと、該一対の支柱保護用ブロックを接続するカスガイとからなり、支柱保護用ブロックのそれぞれに突き合わせ面を形成すると共に、各突き合わせ面の中央部に支柱の外周面の半部分を嵌合する嵌合用凹部を形成し、且つ該嵌合用凹部の側面側には前記カスガイの先端係止部を挿入して係止するための係止孔を備えてなる支柱保護具が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−111726号公報(図1、図2、図3)
しかしながら、上記支柱保護具においては、保護具自体が大がかりである上、支柱の周囲の地面を掘削した後で一対の支柱保護用ブロックを配設し、支柱を中心として一対の該支柱保護用ブロックを突き合わせた後に、ブロック側面に設けた係止孔にカスガイを挿入して係止し、更に、該支柱保護用ブロックの上面の部分を露出するようにして周囲に土を埋め戻すという多くの工数が必要であり、取付作業が極めて煩雑であり、また材料コストや作業コストの増大が避けられない。また、支柱保護用ブロックの表面には土砂が堆積し易く、土砂が堆積するとここに雑草が繁殖し、草刈作業が必要となり、再び上記した様々な問題が露呈されることになり、根本的解決には程遠いものである。
本発明は上記課題を解決するもので、支柱の根元周囲の雑草の繁茂を防止するとともに、その外周に繁茂する雑草を草刈機を使用して刈り取る際に、草刈機が当接した場合であっても支柱の損傷及び草刈機の刃こぼれを防ぎ、更には、草刈機の跳ね返りを防止し、支柱及び草刈機の耐久性を高めるとともに、草刈作業の安全性と作業性を向上させ、経済性に優れた構造物の支柱用プロテクターを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1は、軟質素材からなる筒状部と該筒状部の下部より該筒状部に対して略垂直方向に周設された鍔部とからなり、縦又は斜め方向にスリット状開口部を設けてなることを特徴とする構造物の支柱用プロテクターを内容とする。
本発明の請求項2は、スリット状開口部の背面部付近に、縦又は斜め方向に薄肉部を設けたことを特徴とする請求項1記載の支柱用プロテクターを内容とする。
本発明の請求項3は、スリット状開口部に接合手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の支柱用プロテクターを内容とする。
本発明の請求項4は、スリット状開口部の一端に、接合及び/又はサイズ調整用薄肉舌片を突設したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の支柱用プロテクターを内容とする。
本発明の請求項5は、スリット状開口部の一端に接合及び/又はサイズ調整用薄肉舌片を突設し、スリット状開口部の他端に該舌片の収容部を設けたことを特徴とする請求項4記載の支柱用プロテクターを内容とする。
本発明の請求項6は、スリット状開口部が合決り構造からなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の支柱用プロテクターを内容とする。
本発明の請求項7は、筒状部の上端に、先端に近づく程薄肉となるシール用舌片を斜め内側方向に延設したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の支柱用プロテクターを内容とする。
本発明の請求項8は、筒状部が円筒状であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の支柱用プロテクターを内容とする。
本発明の請求項9は、筒状部に蛍光塗料を塗布するか、又は蛍光テープを貼着したことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の支柱用プロテクターを内容とする。
本発明の請求項10は、軟質素材がゴム又はエラストマーであることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の支柱用プロテクターを内容とする。
本発明の支柱用プロテクターは、軟質素材を使って支柱と嵌合、被覆する筒状部と、該筒状部の下部から略水平状に周設された鍔部とから形成され、これら筒状部と鍔部に縦方向又は斜め方向にスリット状開口部を備えてなるものであり、素材及び形状の有する弾性力及び復元力を利用して、スリット状開口部を通じて支柱の横方向から容易に取り付けることができる。
また、スリット状開口部の背面部付近に、縦又は斜め方向に薄肉部を設けることにより、スリット状開口部を開くのが容易となり取付工事が簡単になる。
また、スリット状開口部に例えば接着剤や面ファスナー等の接合手段を設けることにより、支柱に簡単に装着できると共に、容易に又は不用意には取り外せないので窃盗やいたづら等が防止される。
また、スリット状開口部の一端に、接合及び/又はサイズ調整用の薄肉舌片を突設することにより、支柱の直径が異なっていても所定範囲内で調整して容易に対応することが可能となる。
また、スリット状開口部の他端に該舌片の嵌入できる収容部を設けることにより、例えば接着剤等を舌片に貼着しておけば接着面積が増えるので一層強固に固定できるとともに、外観も良好となる。
また、スリット状開口部が合決り構造からなるようにしても、前述の薄肉舌片の形態と同様、支柱の直径が少々異なっても調整して容易に取付ることができる。
また、筒状部の上端に、先端に近づく程薄肉となるシール用舌片を斜め内側方向に延設することにより、該先端部分と支柱との密着性が一層良くなり、プロテクターの筒状部と支柱との間に雑草が繁殖したり、雨水が侵入したりするのを防止することができる。
また、筒状部を円筒状に形成することにより、数の多い既製の支柱に対して広範囲に対応することが可能となる。
また、筒状部に蛍光塗料を塗布するか、又は蛍光テープを貼着することにより、夜間の視認性を発揮できるので、例えばガードレール支柱であれば車のライトによって輝き、注意喚起のメッセージとなって交通安全対策に寄与することができる。
また、軟質素材がゴム又はエラストマーである場合には、柔軟性と同時に適度な硬性も有しているので取付施工性に優れ、且つ草刈機の刃等が当接した場合でも刃こぼれを防ぎ、また、その優れた衝撃吸収力によって草刈機の跳ね返りを防止することができる。
本発明の構造物の支柱用プロテクターは、軟質素材からなり、支柱の下方部分を包み込む状態で装着される筒状部と、該筒状部の下部から水平状に周設され、実質的に雑草の繁殖を防ぐための鍔部とを備え、更に、該筒状部と鍔部とには縦方向又は斜め方向にスリット状開口部を設けている。該スリット状開口部は軟質素材及び形状の有する弾性力及び復元力を利用し、該開口部から容易に開閉できるので、既設の支柱であってもこの開口部が開いた状態で支柱の横方向から支柱に抱着させた後、復元力により自動的に閉鎖することにより簡単に装着可能である。
本発明のプロテクターにおいて、鍔部は雑草の生育や繁殖を防止するためのものである。従って、従来支柱周辺の手で行っていた刈り取り作業が実質的に不要となり、刈取機を用いた機械的刈り取り作業だけでよいから作業性が大巾に向上する。また、道路側の手による刈取作業も当然不要又は減少するため、従来の危険性の問題が解消される。
一方、筒状部は、刈取機を用いて機械的に刈取作業をする際に、刈取機が当たって支柱を損傷するのを防止すると同時に、草刈機の刃こぼれを防止し、更には、草刈機が支柱に当たった際の衝撃を緩和し、跳ね返り等を防止するためのものである。
従って、支柱及び刈取機の耐久性が向上するととも、跳ね返りによる転倒等の事故等が防止されるので機械的刈取作業を安全に行うことができる。
従って、支柱及び刈取機の耐久性が向上するととも、跳ね返りによる転倒等の事故等が防止されるので機械的刈取作業を安全に行うことができる。
軟質素材としては適度な剛性と弾性力、復元力があって、支柱に装着し易く、草刈機の刃が万一当接するようなことがあっても刃を損傷することがなく、また刃が当接した場合の衝撃を吸収して草刈機の跳ね返りを防止するとともに、加工性に優れ、且つコスト的にも有利なゴムまたはエラストマーが好適である。なお、円筒部の内面に独立気泡を有する発泡ゴムやポリウレタン等のクッション部材を設けてもよく、このようにすれば支柱装着時の密着性は一層良好となり、プロテクターと支柱間での雑草の繁殖や雨水の侵入が防止される。
筒状部の断面形状は支柱の形状により決定され、一般には円形が主であるが、四角形、楕円形等であっても良く、またそのサイズも支柱により決定され、支柱と略同じか僅かに大き目のものが好ましい。鍔部のサイズは特に制限されず、支柱の周りに雑草の繁殖を防止したい所望の範囲により適宜決定すればよい。一例を挙げると、例えば円筒部の形態では、円筒部の内径は30〜200mm、円筒部の肉厚は10〜100mm、円筒部の高さは50〜300mm、また鍔部の厚みは2〜10mm程度のものが好適である。
そして、スリット状開口部の背面部付近に、特に筒状部の肉厚が厚い場合には縦又は斜め方向に薄肉部を設けて開口部を開き易くしたり、スリット状開口部に例えば接着剤や面ファスナー等の接合手段を設け、支柱に装着した後の窃盗やいたずらなどによる取り外しを防止する。尚、本発明において、斜め方向とは、45度程度までが作業性の点で好ましい。
また、スリット状開口部の一端に、接合及び/又はサイズ調整用の薄肉舌片を突設したり、スリット状開口部を合決り構造にすることによって、少々支柱の直径が異なっていても調整して容易に対応できるので好ましい。
また、筒状部の上端に、先端に近づく程薄肉となるシール用舌片を斜め内側方向に延設し、該先端部分と支柱との密着性を一層良くすることにより、プロテクターの筒状部と支柱との間の雑草の繁殖や雨水の侵入を防止できるので好ましい。
さらにまた、筒状部に蛍光塗料を塗布したり、蛍光テープを貼着して、支柱の配設場所が夜間に確認できるようにすると共に、これらの蛍光テープなどは夜間の視認性に優れているので、例えばガードレールの支柱であれば交通安全対策の一つとしても役立つ。
また、筒状部の上端に、先端に近づく程薄肉となるシール用舌片を斜め内側方向に延設し、該先端部分と支柱との密着性を一層良くすることにより、プロテクターの筒状部と支柱との間の雑草の繁殖や雨水の侵入を防止できるので好ましい。
さらにまた、筒状部に蛍光塗料を塗布したり、蛍光テープを貼着して、支柱の配設場所が夜間に確認できるようにすると共に、これらの蛍光テープなどは夜間の視認性に優れているので、例えばガードレールの支柱であれば交通安全対策の一つとしても役立つ。
以下、実施例を挙げて本発明を詳述するが、本発明はかかる実施例のみに制限されないことは云うまでもない。
実施例1
本実施例の構造物の支柱用プロテクター1は、図1(a)、(b)に示すように、ゴムまたはエラストマー等の軟質素材からなり、筒状部2と該筒状部2の下部より略水平方向に周設された鍔部3とから形成され、支柱用プロテクター1の一側面が外力を加えれば開口するように、縦方向又は斜め方向にスリット状開口部4を設けたことを基本構造としている。
本実施例の構造物の支柱用プロテクター1は、図1(a)、(b)に示すように、ゴムまたはエラストマー等の軟質素材からなり、筒状部2と該筒状部2の下部より略水平方向に周設された鍔部3とから形成され、支柱用プロテクター1の一側面が外力を加えれば開口するように、縦方向又は斜め方向にスリット状開口部4を設けたことを基本構造としている。
支柱(図示せず)に装着する場合には、このプロテクター1の筒状部2及び鍔部3のスリット状開口部4を左右に開いて支柱を内部に取り込めば筒状部2及び鍔部3の弾性力、復元力により、プロテクター1を支柱に簡単に装着することができる。
実施例2
本実施例の構造物の支柱用プロテクター1は、図2に示したように、スリット状開口部4に予め設けた接着剤、面ファスナー、磁石等の接合手段5を設けた構成からなる。プロテクター1を支柱に装着した後、接合手段5によりスリット状開口部4を接合すればプロテクター1はしっかりと支柱に固定される。接合手段5が面ファスナー、磁石等からなる場合は、着脱自在で取り替えや移動等が容易であり、また接着剤からなる場合は盗難を防止するのに有効である。
本実施例の構造物の支柱用プロテクター1は、図2に示したように、スリット状開口部4に予め設けた接着剤、面ファスナー、磁石等の接合手段5を設けた構成からなる。プロテクター1を支柱に装着した後、接合手段5によりスリット状開口部4を接合すればプロテクター1はしっかりと支柱に固定される。接合手段5が面ファスナー、磁石等からなる場合は、着脱自在で取り替えや移動等が容易であり、また接着剤からなる場合は盗難を防止するのに有効である。
実施例3
本実施例の構造物の支柱用プロテクター1は、図3に示すように、スリット状開口部4が容易に開けられるようにするため、その背面部に縦方向に薄肉部6を形成した構成からなる。薄肉部6は、特に筒状部2の肉厚が厚くなる場合に有効である。必要に応じ、図4に示すように、例えば粘着テープ(又は蛍光粘着テープ)8を筒状部2に巻回することもでき、更に薄肉部6には充填部材7を充填することもできる。この場合はプロテクター1を支柱にしっかりと装着できるとともに、美観的にも良好である。巻回するテープとして蛍光粘着テープを用いた場合には、特に夜間ドライバーの注意を喚起して安全性の向上にも寄与できる。
なお、粘着テープ8を巻回する形態では、該粘着テープ8が接合手段として作用するので、前述した接着剤、面ファスナー、磁石等は省略することができる。
本実施例の構造物の支柱用プロテクター1は、図3に示すように、スリット状開口部4が容易に開けられるようにするため、その背面部に縦方向に薄肉部6を形成した構成からなる。薄肉部6は、特に筒状部2の肉厚が厚くなる場合に有効である。必要に応じ、図4に示すように、例えば粘着テープ(又は蛍光粘着テープ)8を筒状部2に巻回することもでき、更に薄肉部6には充填部材7を充填することもできる。この場合はプロテクター1を支柱にしっかりと装着できるとともに、美観的にも良好である。巻回するテープとして蛍光粘着テープを用いた場合には、特に夜間ドライバーの注意を喚起して安全性の向上にも寄与できる。
なお、粘着テープ8を巻回する形態では、該粘着テープ8が接合手段として作用するので、前述した接着剤、面ファスナー、磁石等は省略することができる。
実施例4
本実施例の構造物の支柱用プロテクター1は、図5(a)、(b)に示すように、筒状部2と鍔部3のスリット状開口部4の一方の端部から薄肉状の筒舌片9と鍔舌片10がそれぞれ突設され、筒舌片9は筒状部2の内面に沿うように、また、鍔舌片10はスリット状開口部4の鍔部3の下面に重なるような成形されている。なお、図5においては筒舌片9と鍔舌片10との厚さ寸法を分かりやすくするため極端に厚く描いている。
また、鍔舌片10を厚くする必要がある場合には、この鍔舌片10と重なる部分の鍔部3の一部を鍔舌片10の厚さだけ切り欠いて形成した切欠部11に納まるように形成し表面が面一となるようにしても良い。同様に、筒舌片9も重なる部分の筒状部2の内面にその厚さだけ切り欠いた切欠部に収め、筒状部2の内径に変動を来さないようにしても良い。スリット状開口部4には剥離紙付きの接着剤、面ファスナー等の接合手段5が設けられている。
本実施例の構造物の支柱用プロテクター1は、図5(a)、(b)に示すように、筒状部2と鍔部3のスリット状開口部4の一方の端部から薄肉状の筒舌片9と鍔舌片10がそれぞれ突設され、筒舌片9は筒状部2の内面に沿うように、また、鍔舌片10はスリット状開口部4の鍔部3の下面に重なるような成形されている。なお、図5においては筒舌片9と鍔舌片10との厚さ寸法を分かりやすくするため極端に厚く描いている。
また、鍔舌片10を厚くする必要がある場合には、この鍔舌片10と重なる部分の鍔部3の一部を鍔舌片10の厚さだけ切り欠いて形成した切欠部11に納まるように形成し表面が面一となるようにしても良い。同様に、筒舌片9も重なる部分の筒状部2の内面にその厚さだけ切り欠いた切欠部に収め、筒状部2の内径に変動を来さないようにしても良い。スリット状開口部4には剥離紙付きの接着剤、面ファスナー等の接合手段5が設けられている。
そして、支柱のサイズが大きい場合には、図6に示したように筒舌片9、鍔舌片10が外側にづれてスリット状開口部4がW寸法広がった状態で装着され、接合手段5によって固定される。
このように本実施例の支柱用プロテクター1は支柱のサイズが異なっていても調節して対応することができるので極めて施工性が良く、また経済的である。なお、接合手段としての接着剤や面ファスナーは、必ずしも筒舌片9、鍔舌片10それぞれの全体に亘って且つ連続的に設ける必要はなく、部分的に又は断続的に設けても良い。
このように本実施例の支柱用プロテクター1は支柱のサイズが異なっていても調節して対応することができるので極めて施工性が良く、また経済的である。なお、接合手段としての接着剤や面ファスナーは、必ずしも筒舌片9、鍔舌片10それぞれの全体に亘って且つ連続的に設ける必要はなく、部分的に又は断続的に設けても良い。
実施例5
本実施例の構造物の支柱用プロテクター1は、図7に示したように、スリット状開口部4の筒状部2と鍔部3のそれぞれの一端に、前述と同様の接合とサイズ調整とを兼ねた薄肉舌片13を突設すると共に、対向するスリット状開口部4の他端に該薄肉舌片13の嵌入する収容部14を設けたものである。
本例のプロテクター1は、図8、図9に示すように、支柱が所定寸法の場合にはスリット状開口部4を閉じた状態となり(図8)、支柱が少し大きめの場合はスリット状開口部4が広げられた状態となり(図9)、薄肉舌片13の長さの範囲内で任意に調節して対応することが可能である。
なお、本実施例の形態では、薄肉舌片13を収容部14に嵌入する際、面ファスナーは嵌入しにくいので、接合手段としては、接着剤や磁石等が好ましい。
本実施例の構造物の支柱用プロテクター1は、図7に示したように、スリット状開口部4の筒状部2と鍔部3のそれぞれの一端に、前述と同様の接合とサイズ調整とを兼ねた薄肉舌片13を突設すると共に、対向するスリット状開口部4の他端に該薄肉舌片13の嵌入する収容部14を設けたものである。
本例のプロテクター1は、図8、図9に示すように、支柱が所定寸法の場合にはスリット状開口部4を閉じた状態となり(図8)、支柱が少し大きめの場合はスリット状開口部4が広げられた状態となり(図9)、薄肉舌片13の長さの範囲内で任意に調節して対応することが可能である。
なお、本実施例の形態では、薄肉舌片13を収容部14に嵌入する際、面ファスナーは嵌入しにくいので、接合手段としては、接着剤や磁石等が好ましい。
実施例6
本実施例の構造物の支柱用プロテクター1は、図10(a)に示すように、スリット状開口部4が、筒状部2の肉厚部を縦斜め方向に切断して斜め合決り15の構造に形成したものである。一方、鍔部3の方は通常、円筒部2よりも薄く形成されるので、その部分は上記実施例4の図6に示す如く、単純に2枚重ねの構造にするのが実質的であるが、本例では、鍔部3にも斜め合決り15を設けた場合を示している。
本例のプロテクター1によれば、図10(b)、(c)に示すように、支柱が所定の寸法の場合の、スリット状開口部4が閉じた状態(図10(b))から、斜め合決り15の部分が外側にずれた状態(図10(c))まで、即ち、斜め合決り15構造の接合部の長さの範囲内で自由に筒状部2の径を調整することができる。また、本構造のスリット状開口部4における接合手段については、接着剤、面ファスナー、磁石、両面粘着テープ等のいずれでもよい。
本実施例の構造物の支柱用プロテクター1は、図10(a)に示すように、スリット状開口部4が、筒状部2の肉厚部を縦斜め方向に切断して斜め合決り15の構造に形成したものである。一方、鍔部3の方は通常、円筒部2よりも薄く形成されるので、その部分は上記実施例4の図6に示す如く、単純に2枚重ねの構造にするのが実質的であるが、本例では、鍔部3にも斜め合決り15を設けた場合を示している。
本例のプロテクター1によれば、図10(b)、(c)に示すように、支柱が所定の寸法の場合の、スリット状開口部4が閉じた状態(図10(b))から、斜め合決り15の部分が外側にずれた状態(図10(c))まで、即ち、斜め合決り15構造の接合部の長さの範囲内で自由に筒状部2の径を調整することができる。また、本構造のスリット状開口部4における接合手段については、接着剤、面ファスナー、磁石、両面粘着テープ等のいずれでもよい。
実施例7
本実施例の構造物の支柱用プロテクター1は、図11(a)、(b)、(c)に示すように、スリット状開口部4を前述の斜め合決り15に代え、段状合決り16にした以外は前述と同様である。この場合も、(b)、(c)に示すように、段状合決り16の接合部の長さの範囲内で自由に筒状部2の径を調整可能である。
本実施例の構造物の支柱用プロテクター1は、図11(a)、(b)、(c)に示すように、スリット状開口部4を前述の斜め合決り15に代え、段状合決り16にした以外は前述と同様である。この場合も、(b)、(c)に示すように、段状合決り16の接合部の長さの範囲内で自由に筒状部2の径を調整可能である。
実施例8
本実施例の構造物の支柱用プロテクター1は、図12に示すように、筒状部2の上端に、先端に近づく程薄肉となるシール用舌片17を斜め内側方向に延設して、先端のサイズは取り付ける支柱18のサイズより僅かに小さく形成した構造からなる。
本実施例のプロテクター1によれば、図13に示すように、シール舌片17の先端が弾性変形し、支柱18外表面に隙間無く密着した状態で取り付けられるので、プロテクター1と支柱18との間隙に雑草が繁殖したり、雨水が侵入したりすることが防止される。
本実施例の構造物の支柱用プロテクター1は、図12に示すように、筒状部2の上端に、先端に近づく程薄肉となるシール用舌片17を斜め内側方向に延設して、先端のサイズは取り付ける支柱18のサイズより僅かに小さく形成した構造からなる。
本実施例のプロテクター1によれば、図13に示すように、シール舌片17の先端が弾性変形し、支柱18外表面に隙間無く密着した状態で取り付けられるので、プロテクター1と支柱18との間隙に雑草が繁殖したり、雨水が侵入したりすることが防止される。
以上、本発明の構造物の支柱用プロテクターの好ましい例について説明したが、必要に応じ、本発明のプロテクターと支柱との間隙にシール材を充填したり、プロテクターと支柱とを接着して、上記シール材と同様の効果の他に、盗難を防止することも可能である。また、プロテクターの全体又は部分(特に、鍔部)に雑草忌避剤を塗布したり、練り込んだりすることもできる。更に、紫外線吸収剤や酸化防止剤、安定剤を塗布したり練り込んでプロテクターの耐久性を高めることも可能である。
叙上のとおり、本発明の構造物の支柱用プロテクターは、構造物の支柱及び草刈機の耐久性を向上させ、極めて経済的であるとともに、人手による刈取作業を実質的に不要として機械的刈取作業だけでよいから、刈取作業性を大巾に向上させることができる。また、刈取機の跳ね返りが防止されるので、安全に刈取作業を行うことが可能である。
1 支柱用プロテクター
2 筒状部
3 鍔部
4 スリット状開口部
5 接合手段
6 薄肉部
7 充填部材
8 粘着テープ
9 筒舌片
10 鍔舌片
11 切欠部
12 凹部
13 薄肉舌片
14 収容部
15 斜め合決り
16 段状合決り
17 シール用舌片
18 支柱
2 筒状部
3 鍔部
4 スリット状開口部
5 接合手段
6 薄肉部
7 充填部材
8 粘着テープ
9 筒舌片
10 鍔舌片
11 切欠部
12 凹部
13 薄肉舌片
14 収容部
15 斜め合決り
16 段状合決り
17 シール用舌片
18 支柱
Claims (10)
- 軟質素材からなる筒状部と該筒状部の下部より略水平方向に周設された鍔部とからなり、縦又は斜め方向にスリット状開口部を設けてなることを特徴とする構造物の支柱用プロテクター。
- スリット状開口部の背面部付近に、縦又は斜め方向に薄肉部を設けたことを特徴とする請求項1記載の支柱用プロテクター。
- スリット状開口部に接合手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の支柱用プロテクター。
- スリット状開口部の一端に、接合及び/又はサイズ調整用薄肉舌片を突設したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の支柱用プロテクター。
- スリット状開口部の一端に接合及び/又はサイズ調整用薄肉舌片を突設し、スリット状開口部の他端に該舌片の収容部を設けたことを特徴とする請求項4記載の支柱用プロテクター。
- スリット状開口部が合決り構造からなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の支柱用プロテクター。
- 筒状部の上端に、先端に近づく程薄肉となるシール用舌片を斜め内側方向に延設したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の支柱用プロテクター。
- 筒状部が円筒状であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の支柱用プロテクター。
- 筒状部に蛍光塗料を塗布するか、又は蛍光テープを貼着したことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の支柱用プロテクター。
- 軟質素材がゴム又はエラストマーであることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の支柱用プロテクター。
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