JP2000213258A - シャッタ―カ―テンの巻き取りホイ―ル - Google Patents

シャッタ―カ―テンの巻き取りホイ―ル

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JP2000213258A
JP2000213258A JP11020239A JP2023999A JP2000213258A JP 2000213258 A JP2000213258 A JP 2000213258A JP 11020239 A JP11020239 A JP 11020239A JP 2023999 A JP2023999 A JP 2023999A JP 2000213258 A JP2000213258 A JP 2000213258A
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JP
Japan
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winding
shaft insert
insert part
shaft
lubricating oil
Prior art date
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Pending
Application number
JP11020239A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Yoshino
野 真 司 吉
Tadashi Sasaki
々 木 正 佐
Masaaki Munakata
像 正 明 宗
Yoshihiro Kajiya
治 屋 啓 博 加
Katsutoshi Koiwa
岩 克 敏 小
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Shutter Corp
Original Assignee
Sanwa Shutter Corp
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Publication date
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】シャッターカーテンの巻き取りドラムを構成す
る巻き取りホイールとこれに嵌挿される支軸との間隙部
に塗布される潤滑油が、その組み付けの際除去されるこ
とを防止し、長期にわたって巻き取りホイールの円滑な
回転を確保するものである。 【解決手段】巻き取りホイールを両端が開口した円筒状
の軸挿通部と、該軸挿通部に直交して形成される円盤状
の巻き取り部で構成すると共に、軸挿通部の端部側の内
壁面にはその開口に面して潤滑油の収容部を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築用シャッター
のシャッターカーテン巻き取りドラムの支軸に回転自在
に設けられる巻き取りホイールに係り、特に支軸に対し
て長期間に亘って円滑な回転をさせることが出来るもの
である。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】一般
に建物開口部に設置される建築用シャッターのシャッタ
ーカーテンは、その上端部が上方に横架した巻き取りド
ラムに固定され、該巻き取りドラムの正逆回転により巻
き取り巻き戻しされることにより開口部を開閉するよう
になっている。そして、巻き取りドラムは、左右に配設
したブラケット間に両端を固定される支軸に貫通する円
筒状の軸挿通部と該軸挿通部に直交して形成した円盤状
の巻き取り部から成る巻き取りホイールを複数個離間配
設し、これら巻き取りホイール同志をバー材であるステ
ーで連結固定することによって支軸に対して一体的に回
転可能に構成されている。そこで、上記巻き取りホイー
ルを支軸に対し円滑に回転させるため、軸挿通部内壁面
にグリス等の潤滑油を塗布していた。
【0003】ところが、巻き取りドラムは各巻き取りホ
イールの軸挿通部に支軸を貫通して組み付け形成される
ものであることから、軸挿通部の内壁面に予めグリス等
が塗布してあっても、そこに支軸を挿通して移動させた
際に特に支軸の先端によってグリス等の大部分が除去さ
れてしまい組み付け後には支軸表面と軸挿通部内壁面と
の間にはほとんどグリスが塗布されていない状態となり
結果的に長期間に亘っての巻き取りドラムの円滑な回転
が損なわれることとなる。また、組み付け後においては
支軸表面と軸挿通部内壁との隙間は僅かしかないため、
そこにグリスを補充して塗布することは作業的にも困難
を極めるものであった。
【0004】そこで、実開昭58−27496号公報に
示すように油溝を設けた樹脂ブッシュを軸挿通部内に嵌
挿したものがあるが、このものにおいては軸嵌挿時にグ
リスが除去されることはないが樹脂で成形したブッシュ
を軸挿通部内に固定する手間を要するばかりか経時的に
摩耗したり、その組み付け後にはグリスを補充して塗布
出来ない問題を依然として有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、叙述の課題を
解決することを目的としてなされたものであって、支軸
に回転自在に設けられるシャッターカーテン巻き取りド
ラムを構成する巻き取りホイールであって、該ホイール
は両端が開口した円筒状の軸挿通部と、該軸挿通部に直
交して形成される円盤状の巻き取り部とで構成すると共
に、前記軸挿通部の端部側の内壁面にはその開口に面し
て潤滑油の収容部を形成したことを特徴とするものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】図1において、1はシャッターの
上方に設けられるシャッターカーテン巻き取りドラムで
あって、該巻き取りドラム1は両端を図示しない左右ブ
ラケットに固定したパイプ状の支軸2に複数の巻き取り
ホイール3,3,…を適宜間隔を存して回転自在に嵌挿
し、これら巻き取りホイール同志をその上下面に配した
ステー9により連結して支軸2に対して一体的に回転す
るように構成されており、これらはいづれも従来どおり
である。尚、4は一端側をボルト5よって支軸2に、他
端側はボルト6により巻き取りホイール3にそれぞれ固
定された付勢バネであり、また8は支軸2に対し巻き取
りドラム1の左右方向への移動を抑止するため、座金7
を介して支軸2を貫通して設けられたピンである。そし
て、シャッターカーテンの上端部を巻き取りホイール3
に固定して巻き取りドラム1の正逆回転によりシャッタ
ーカーテンを開閉するようになっている。
【0007】図2は、本発明に係る巻き取りホイールの
第一の実施の形態を示すものであり、該巻き取りホイー
ル3は、支軸2の外径より僅かに大きい内経を有し両端
が開口した円筒状の軸挿通部3aと該軸挿通部3aの一
端面に直交し外方に向けて一体成形された円盤状の巻き
取り部3bとで構成されている。また、巻き取り部3b
にはその外周面に沿って直角に折り曲げ形成して成る平
面部3cと、該平面部3cの対向した上下面にステー9
が取り付けられる凹溝がそれぞれ形成されている。3f
は付勢バネ4の一端を固定するボルト6の取り付け用
孔、3gはシャッターカーテンの上部を固定するボルト
取り付け用の孔、3hは付勢バネ4の付勢状態を仮保持
させる際にピンを挿入するための孔である。
【0008】また、軸挿通部3aの端部の内壁面には、
該軸挿通部3aの開口に面し他端側に向く複数の溝部か
ら成る潤滑油の収容部3eが形成されている。そして各
溝部は、端部側が深く他端側に至る程浅くなるように傾
斜状に形成してある。また、収容部3eは複数の溝部で
形成することなく、図3の第二の実施の形態に示すよう
に軸挿通部3aの一端側内壁面をその開口に向けて拡開
して平面状に形成してもよいものである。本実施の形態
においては、収容部3eが軸挿通部3aの内部側に向け
て傾斜状のものを示したが、このようにすれば潤滑油が
軸挿通部3a内に供給され易くなる。なお、収容部3e
は、軸挿通部3aのいづれの端部側に形成しても良く、
巻き取り部3bも軸挿通部3aの端部ではなく中間部に
設ける等本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が
できることは言うまでもない。
【0009】つぎに、この様に構成した巻き取りホイー
ル3に支軸2を嵌挿する場合の作用を図4に基づいて説
明する図4(A)に示すように収容部3eにあらかじめ
グリス等の潤滑油Gを塗布した巻き取りホイール3の軸
挿通部3aに対し、潤滑油Gが塗布されていない端部側
(矢印方向)から支軸2の先端側を挿入しても、潤滑油
Gは軸挿通部3a端部側に設けた収容部3eのみに塗布
してあるので除去されることがないばかりか、(B)に
示すように潤滑油Gは毛細管現象により支軸2と軸挿通
部3aとの間の僅かな間隙部Yに入り込み、間隙部Yに
は潤滑油Gが塗布された状態となって支軸2に対して巻
き取りホイール3の円滑な回転状態が確保されることと
なる。また支軸2に巻き取りホイール3を組み付けた後
においても必要に応じて収容部3eに潤滑油Gを追加的
に補充することができ、メンテナンス上も手間を要する
ことがなく都合がよい。
【0010】
【発明の効果】本発明は、叙述の如く構成したので、巻
き取りホイールを支軸に挿通する際グリス等の潤滑油が
支軸先端部によつて除去されることがないばかりか、軸
挿通部の端部に形成した収容部に塗布された潤滑油は支
軸と軸挿通部の間隙に少しずつ流入するので、巻き取り
ホイールの円滑な回転が長期にわたって確保される。し
かも、潤滑油が不足した場合には軸挿通部端部の収容部
に補充すればよく、その補充も容易に行うことができる
こととなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 巻き取りドラムを示す図であって(A)は正
面図、(B)は側面図である。
【図2】 本発明に係る第一の実施の形態を示す巻き取
りホイールであって(A)は正面図、(B)は側面図、
(C)は(A)のXーX断面図である。
【図3】 本発明に係る第二の実施の形態を示す巻き取
りホイールであって(A)は正面図、(B)は(A)の
ZーZ断面図である。
【図4】 本発明の巻き取りホイールに支軸を挿通する
場合の作用を示す断面図である。
【符号の説明】
1 巻き取りドラム 2 支軸 3 巻き取りホイール 3a 軸挿通部 3b 巻き取り部 3e 収容部 4 付勢バネ 9 ステー G 潤滑油 Y 間隙部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加 治 屋 啓 博 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 三和 シヤッター工業株式会社内 (72)発明者 小 岩 克 敏 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 三和 シヤッター工業株式会社内 Fターム(参考) 2E042 AA01 BA02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支軸に回転自在に設けられるシャッター
    カーテン巻き取りドラムを構成する巻き取りホイールで
    あって、該ホイールは両端が開口した円筒状の軸挿通部
    と、該軸挿通部に直交して形成される円盤状の巻き取り
    部とで構成すると共に、前記軸挿通部の端部側の内壁面
    にはその開口に面して潤滑油の収容部が形成されている
    ことを特徴とするシャッターカーテンの巻き取りホイー
    ル。
JP11020239A 1999-01-28 1999-01-28 シャッタ―カ―テンの巻き取りホイ―ル Pending JP2000213258A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11020239A JP2000213258A (ja) 1999-01-28 1999-01-28 シャッタ―カ―テンの巻き取りホイ―ル

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JP11020239A JP2000213258A (ja) 1999-01-28 1999-01-28 シャッタ―カ―テンの巻き取りホイ―ル

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JP2000213258A true JP2000213258A (ja) 2000-08-02

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ID=12021657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11020239A Pending JP2000213258A (ja) 1999-01-28 1999-01-28 シャッタ―カ―テンの巻き取りホイ―ル

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004360261A (ja) * 2003-06-03 2004-12-24 Bunka Shutter Co Ltd 巻取り装置

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Effective date: 20041202