JP2000211960A - 炭入りコンクリ―ト製品 - Google Patents
炭入りコンクリ―ト製品Info
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- JP2000211960A JP2000211960A JP11014964A JP1496499A JP2000211960A JP 2000211960 A JP2000211960 A JP 2000211960A JP 11014964 A JP11014964 A JP 11014964A JP 1496499 A JP1496499 A JP 1496499A JP 2000211960 A JP2000211960 A JP 2000211960A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B14/00—Use of inorganic materials as fillers, e.g. pigments, for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of inorganic materials specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
- C04B14/02—Granular materials, e.g. microballoons
- C04B14/022—Carbon
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
- C04B2111/00474—Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00
- C04B2111/00758—Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00 for agri-, sylvi- or piscicultural or cattle-breeding applications
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 木質炭化物を多量に含有させ、高い水及び空
気の浄化力を有し、しかも微生物・植物の着生力の高い
安価な炭入りコンクリート製品を提供する。 【解決手段】 ポルトランドセメント705kg/
m3,竹炭271kg/m3,砂235kg/m3,水3
50kg/m3の割合で混練し、型枠4に入れて数cm
厚みの炭入り表層板2を成型し、同表層板2を普通コン
クリート製間知ブロック本体1の表面に取付ける。
気の浄化力を有し、しかも微生物・植物の着生力の高い
安価な炭入りコンクリート製品を提供する。 【解決手段】 ポルトランドセメント705kg/
m3,竹炭271kg/m3,砂235kg/m3,水3
50kg/m3の割合で混練し、型枠4に入れて数cm
厚みの炭入り表層板2を成型し、同表層板2を普通コン
クリート製間知ブロック本体1の表面に取付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、竹炭・木炭・活性
炭等の粉粒状木質炭化物を多量に含有した炭入りコンク
リート製品であって、間知ブロック,空洞ブロック,側
溝ブロック,魚礁ブロック,魚巣ブロック,外装壁板,
歩道床ブロック,川床ブロック,栗石,ブロック表層,
物品表面の表層等に使用し、炭の機能で空気・水の浄化
を行い、又微生物・植物を着生させ易くして、生物的浄
化力も有するコンクリート製品に関する。
炭等の粉粒状木質炭化物を多量に含有した炭入りコンク
リート製品であって、間知ブロック,空洞ブロック,側
溝ブロック,魚礁ブロック,魚巣ブロック,外装壁板,
歩道床ブロック,川床ブロック,栗石,ブロック表層,
物品表面の表層等に使用し、炭の機能で空気・水の浄化
を行い、又微生物・植物を着生させ易くして、生物的浄
化力も有するコンクリート製品に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、河川・湖・池・海岸等ではその河
川・湖・池の水の汚れが大きくなり環境悪化させ、浄化
することが期待されている。河川・湖・池の堤体・護岸
に、又道路の法面に間知ブロック・護岸ブロック・堤体
ブロック等のコンクリートブロックが多く使用されてい
るが、間知ブロック,その他の土木建築に用いられてい
る普通のコンクリート製品は、環境浄化力が弱いもので
あって浄化を期待することは難しいものであった。この
点を解消すべく、特開平8−295578号公報,特開
平8−325076号公報等において知られるように、
セメントに木質系炭化物を混入して浄化力を保有させた
コンクリート製品を作る試みがなされているが、従来の
ポルトランドセメントに粉粒状の木質系炭化物を混入で
きる割合は多量に混入すると脆性と強度不足を生起し、
高々数重量%が限度であった。しかしながら数重量%の
木質系炭化物の混入では炭化物による浄化力は弱く実用
的でなかった。
川・湖・池の水の汚れが大きくなり環境悪化させ、浄化
することが期待されている。河川・湖・池の堤体・護岸
に、又道路の法面に間知ブロック・護岸ブロック・堤体
ブロック等のコンクリートブロックが多く使用されてい
るが、間知ブロック,その他の土木建築に用いられてい
る普通のコンクリート製品は、環境浄化力が弱いもので
あって浄化を期待することは難しいものであった。この
点を解消すべく、特開平8−295578号公報,特開
平8−325076号公報等において知られるように、
セメントに木質系炭化物を混入して浄化力を保有させた
コンクリート製品を作る試みがなされているが、従来の
ポルトランドセメントに粉粒状の木質系炭化物を混入で
きる割合は多量に混入すると脆性と強度不足を生起し、
高々数重量%が限度であった。しかしながら数重量%の
木質系炭化物の混入では炭化物による浄化力は弱く実用
的でなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来のこれらの問題点を解消し、多量の木
質炭化物を含有させることができ、水,空気及び環境を
浄化させることができる炭入りコンクリート製品を提供
することにある。
する課題は、従来のこれらの問題点を解消し、多量の木
質炭化物を含有させることができ、水,空気及び環境を
浄化させることができる炭入りコンクリート製品を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) ポルトランドセメント100重量部に対して、粉
粒状の木質炭化物を15〜35重量部,細骨材を40〜
15重量部の割合で配合し、所要量の水で混練して硬化
させた炭入りコンクリート製品 2) 所要量の水で混練して所要の型枠内に流し込んで
硬化させたコンクリートブロック状の前記1)記載の炭
入りコンクリート製品 3) 所要量の水で混練し、混練したものを他の物品の
表面に塗布又は吹付けして固着し、物品の表面に炭入り
層を形成させた前記1)記載の炭入りコンクリート製品 4) 木質炭化物が竹炭で、細骨材が砂である前記1)
〜3)記載の炭入りコンクリート製品 にある。
発明の構成は、 1) ポルトランドセメント100重量部に対して、粉
粒状の木質炭化物を15〜35重量部,細骨材を40〜
15重量部の割合で配合し、所要量の水で混練して硬化
させた炭入りコンクリート製品 2) 所要量の水で混練して所要の型枠内に流し込んで
硬化させたコンクリートブロック状の前記1)記載の炭
入りコンクリート製品 3) 所要量の水で混練し、混練したものを他の物品の
表面に塗布又は吹付けして固着し、物品の表面に炭入り
層を形成させた前記1)記載の炭入りコンクリート製品 4) 木質炭化物が竹炭で、細骨材が砂である前記1)
〜3)記載の炭入りコンクリート製品 にある。
【0005】
【作用】本発明は、ポルトランドセメント100重量部
に対して、木質炭化物を15〜35重量部、細骨材を4
0〜15重量部の割合で混合することで、従来の普通セ
メントでは混合できないとされた木質炭化物を多量混合
させることができ、しかも脆性もなく普通コンクリート
製品同等程度の強度を有させることができた。この多量
の木質炭化物によって、水・空気の浄化力が高くなり、
又多孔性の炭の構造から微生物の着生を促し、生物的浄
化力も高まる。
に対して、木質炭化物を15〜35重量部、細骨材を4
0〜15重量部の割合で混合することで、従来の普通セ
メントでは混合できないとされた木質炭化物を多量混合
させることができ、しかも脆性もなく普通コンクリート
製品同等程度の強度を有させることができた。この多量
の木質炭化物によって、水・空気の浄化力が高くなり、
又多孔性の炭の構造から微生物の着生を促し、生物的浄
化力も高まる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のポルトランドセメントに
は、普通ポルトランドセメント,早強セメント,高炉セ
メントが含まれる。W/C比は、ブロック,板,吹付け
等の用途目的に最適のものが選ばれる。ノースランプと
することもできる。又本発明の木質炭化物としては、竹
炭,木炭,活性炭等があり、資源回復力のある竹炭が好
ましい。木質炭化物の粒径は1mm以上が好ましく5m
/m前後が実用的である。本発明の細骨材としては砂が
一般的である。木質炭化物を多くすると細骨材の混合重
量割合を小さくするのがよい。本発明の炭入りコンクリ
ート製品は、所定の形状の種々のブロックに型枠で成形
するもの、モルタル状にして他の物品表面に塗布して表
面のみに形成させるもの、又は他の物品に吹付けて炭入
り層を形成する方法がある。
は、普通ポルトランドセメント,早強セメント,高炉セ
メントが含まれる。W/C比は、ブロック,板,吹付け
等の用途目的に最適のものが選ばれる。ノースランプと
することもできる。又本発明の木質炭化物としては、竹
炭,木炭,活性炭等があり、資源回復力のある竹炭が好
ましい。木質炭化物の粒径は1mm以上が好ましく5m
/m前後が実用的である。本発明の細骨材としては砂が
一般的である。木質炭化物を多くすると細骨材の混合重
量割合を小さくするのがよい。本発明の炭入りコンクリ
ート製品は、所定の形状の種々のブロックに型枠で成形
するもの、モルタル状にして他の物品表面に塗布して表
面のみに形成させるもの、又は他の物品に吹付けて炭入
り層を形成する方法がある。
【0007】
【実施例】以上、本発明の実施例について説明する。本
実施例は、セメントとして普通ポルトランドセメントを
使用し、木質炭化物として平均粒径が5m/m程度であ
り、又細骨材として砂を使用し、炭入り表層板を製造
し、これを普通コンクリート製の間知ブロック本体の表
面に接着材で貼着する岩風模様の炭入れ表装板の例であ
る。図中、1は普通ポルトランドセメントを用いた従来
製法通りの普通コンクリート製間知ブロック本体、2は
実施例の炭入り表層板、3は接着剤、4は型枠、5は実
施例の炭入りコンクリート、6は実施例の間知ブロック
である。本実施例の炭入り間知ブロックの製造方法は、
まず普通コンクリート製の間知ブロック本体1を製造
し、次に下記配合例NO1又はNO2の割合で混合し、
水で混練したコンクリートを型枠4内に流し込んで、黒
色の岩風凹凸表面形状模様で2〜3cm厚みの炭入り表
層板2を製造する。この炭入り表層板2の強度は下記配
合例のものと同様である。この炭入り表層板2を接着剤
3を用いて間知ブロック本体1の表面に貼り付けて間知
ブロックを完成する。図1,2は実施例の間知ブロック
表面への貼着の工程の説明図である。本実施例の炭入り
コンクリート製品の炭入り表装板2の配合として下記配
合例のNO1,NO2の2例で行った。 配合表(単位はkg/m3 である) 配合例 水量 セメント量 竹炭2号 砂 NO1 350 705 271 235 NO2 400 705 271 157 尚、セメント比重 =3.15 竹炭比重 =0.860 (気乾) 砂比重 =2.58 (表乾) 上記のNO1,NO2の練上げ単位重量(kg/リット
ル)と、材齢14日,28日の圧縮強度σ14,σ28の値
は下記の通りとなった。 配合例 練上げ単位重量 σ14(N/mm2) σ28(N/mm2) 単位質量 (kg/m3) (kg/m3) NO1 1.49 19.1 − 1.43 NO2 1.48 − 22.5 1.39 この結果表から分るように、材齢14,28日の圧縮強
度はNO1,NO2ともに普通ポルトランドセメントの
普通コンクリート製品と同程度の圧縮強度であり、本実
施例の炭入りコンクリート製品は略従来の普通コンクリ
ート製品と同程度の強度を有して、代替的に使用できる
ものであった。又炭が多数に入っているため、炭による
水及び空気の浄化力が高いものであった。又炭の表面に
微生物が付着し、生物生態の着生力が通常のコンクリー
ト製品に比べ3倍以上のものであった。本実施例の炭入
り層を普通コンクリート製間知ブロック本体1に形成す
る他の製造方法を図3に示している。この方法は、型枠
4内に炭入りコンクリート5を流し込み、次に普通ポル
トランドセメント製の間知ブロック本体1をその型枠4
の上方から嵌入し、その重さと加振によって炭入りコン
クリート5を加圧させ、炭入りコンクリート5が硬化す
ると、表面に炭入りの表層板2が間知ブロック本体1と
一体的に接合して形成される例である。これらの実施例
の間知ブロック6の河川の川床・堤体として利用した状
態を図4に示す。図4中、Eは微生物・植物の着生個所
を示す。本実施例の間知ブロックを水を浄化する河川の
堤体に使用すれば、河川の水質の浄化力があり、又水辺
の生態系ができて生物的浄化も高まるものであった。
尚、本実施例の間知ブロックを道路法面保護ブロックに
使用すれば、車両からの排気ガスを吸着して空気浄化力
も期待できるものである。尚、間知ブロックの表層だけ
炭入りコンクリートを使用したが、ブロック全体に使用
することも可能である。
実施例は、セメントとして普通ポルトランドセメントを
使用し、木質炭化物として平均粒径が5m/m程度であ
り、又細骨材として砂を使用し、炭入り表層板を製造
し、これを普通コンクリート製の間知ブロック本体の表
面に接着材で貼着する岩風模様の炭入れ表装板の例であ
る。図中、1は普通ポルトランドセメントを用いた従来
製法通りの普通コンクリート製間知ブロック本体、2は
実施例の炭入り表層板、3は接着剤、4は型枠、5は実
施例の炭入りコンクリート、6は実施例の間知ブロック
である。本実施例の炭入り間知ブロックの製造方法は、
まず普通コンクリート製の間知ブロック本体1を製造
し、次に下記配合例NO1又はNO2の割合で混合し、
水で混練したコンクリートを型枠4内に流し込んで、黒
色の岩風凹凸表面形状模様で2〜3cm厚みの炭入り表
層板2を製造する。この炭入り表層板2の強度は下記配
合例のものと同様である。この炭入り表層板2を接着剤
3を用いて間知ブロック本体1の表面に貼り付けて間知
ブロックを完成する。図1,2は実施例の間知ブロック
表面への貼着の工程の説明図である。本実施例の炭入り
コンクリート製品の炭入り表装板2の配合として下記配
合例のNO1,NO2の2例で行った。 配合表(単位はkg/m3 である) 配合例 水量 セメント量 竹炭2号 砂 NO1 350 705 271 235 NO2 400 705 271 157 尚、セメント比重 =3.15 竹炭比重 =0.860 (気乾) 砂比重 =2.58 (表乾) 上記のNO1,NO2の練上げ単位重量(kg/リット
ル)と、材齢14日,28日の圧縮強度σ14,σ28の値
は下記の通りとなった。 配合例 練上げ単位重量 σ14(N/mm2) σ28(N/mm2) 単位質量 (kg/m3) (kg/m3) NO1 1.49 19.1 − 1.43 NO2 1.48 − 22.5 1.39 この結果表から分るように、材齢14,28日の圧縮強
度はNO1,NO2ともに普通ポルトランドセメントの
普通コンクリート製品と同程度の圧縮強度であり、本実
施例の炭入りコンクリート製品は略従来の普通コンクリ
ート製品と同程度の強度を有して、代替的に使用できる
ものであった。又炭が多数に入っているため、炭による
水及び空気の浄化力が高いものであった。又炭の表面に
微生物が付着し、生物生態の着生力が通常のコンクリー
ト製品に比べ3倍以上のものであった。本実施例の炭入
り層を普通コンクリート製間知ブロック本体1に形成す
る他の製造方法を図3に示している。この方法は、型枠
4内に炭入りコンクリート5を流し込み、次に普通ポル
トランドセメント製の間知ブロック本体1をその型枠4
の上方から嵌入し、その重さと加振によって炭入りコン
クリート5を加圧させ、炭入りコンクリート5が硬化す
ると、表面に炭入りの表層板2が間知ブロック本体1と
一体的に接合して形成される例である。これらの実施例
の間知ブロック6の河川の川床・堤体として利用した状
態を図4に示す。図4中、Eは微生物・植物の着生個所
を示す。本実施例の間知ブロックを水を浄化する河川の
堤体に使用すれば、河川の水質の浄化力があり、又水辺
の生態系ができて生物的浄化も高まるものであった。
尚、本実施例の間知ブロックを道路法面保護ブロックに
使用すれば、車両からの排気ガスを吸着して空気浄化力
も期待できるものである。尚、間知ブロックの表層だけ
炭入りコンクリートを使用したが、ブロック全体に使用
することも可能である。
【0008】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば広く使用さ
れているポルトランドセメントに多量の木質炭化物を含
有することができ、しかも充分な強度を有するもので多
量の木質炭化物を含有したコンクリート製品を実用的な
ものにした。又この多量の木質系炭化物によって水・空
気の浄化を行えるとともに、微生物・小生物のすみか・
環境を整えて生物の着生力を高め、生物による浄化力も
高められる。しかも本発明の炭入りコンクリート製品は
普通コンクリート製品と同程度のコストで製造でき安価
に提供できるものとした。
れているポルトランドセメントに多量の木質炭化物を含
有することができ、しかも充分な強度を有するもので多
量の木質炭化物を含有したコンクリート製品を実用的な
ものにした。又この多量の木質系炭化物によって水・空
気の浄化を行えるとともに、微生物・小生物のすみか・
環境を整えて生物の着生力を高め、生物による浄化力も
高められる。しかも本発明の炭入りコンクリート製品は
普通コンクリート製品と同程度のコストで製造でき安価
に提供できるものとした。
【図1】実施例の間知ブロック表面への貼着の工程の説
明図である。
明図である。
【図2】実施例の間知ブロック表面への貼着の工程の説
明図である。
明図である。
【図3】実施例の間知ブロックの他の製造方法を示す説
明図である。
明図である。
【図4】実施例の間知ブロックの使用状態を示す説明図
である。
である。
1 普通コンクリート製間知ブロック本体 2 実施例の炭入り表装板 3 接着剤 4 型枠 5 炭入りコンクリート 6間知ブロック E 微生物植物着生個所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神垣 三次 福岡県福岡市中央区地行3丁目27番14号 (72)発明者 吉村 定 福岡県粕屋郡須恵町大字上須恵字平原42− 3 有限会社ダイニチ内 (72)発明者 野田 和孝 福岡県福岡市東区原田4丁目24番55号 株 式会社野田ブロック工業内 (72)発明者 倉富 伸一 福岡県福岡市東区名島1丁目12−14−201 Fターム(参考) 2D018 EA04 2D051 AA05 AB03 AF01 AF03 AF10 DA02 DB02 4G012 PA04 PA12 PC11
Claims (4)
- 【請求項1】 ポルトランドセメント100重量部に対
して、粉粒状の木質炭化物を15〜35重量部,細骨材
を40〜15重量部の割合で配合し、所要量の水で混練
して硬化させた炭入りコンクリート製品。 - 【請求項2】 所要量の水で混練して所要の型枠内に流
し込んで硬化させたコンクリートブロック状の請求項1
記載の炭入りコンクリート製品。 - 【請求項3】 所要量の水で混練し、混練したものを他
の物品の表面に塗布又は吹付けして固着し、物品の表面
に炭入り層を形成させた請求項1記載の炭入りコンクリ
ート製品。 - 【請求項4】 木質炭化物が竹炭で、細骨材が砂である
請求項1〜3記載の炭入りコンクリート製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11014964A JP2000211960A (ja) | 1999-01-22 | 1999-01-22 | 炭入りコンクリ―ト製品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11014964A JP2000211960A (ja) | 1999-01-22 | 1999-01-22 | 炭入りコンクリ―ト製品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000211960A true JP2000211960A (ja) | 2000-08-02 |
Family
ID=11875672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11014964A Pending JP2000211960A (ja) | 1999-01-22 | 1999-01-22 | 炭入りコンクリ―ト製品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000211960A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107662280A (zh) * | 2017-09-15 | 2018-02-06 | 李博远 | 一种新型鹅卵石预制件的生产工艺 |
CN114149216A (zh) * | 2021-12-09 | 2022-03-08 | 重庆交通大学 | 一种竹碎屑水泥混凝土慢行道铺面的制造方法 |
-
1999
- 1999-01-22 JP JP11014964A patent/JP2000211960A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107662280A (zh) * | 2017-09-15 | 2018-02-06 | 李博远 | 一种新型鹅卵石预制件的生产工艺 |
CN114149216A (zh) * | 2021-12-09 | 2022-03-08 | 重庆交通大学 | 一种竹碎屑水泥混凝土慢行道铺面的制造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081119 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081125 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090318 |