JP2000210827A - 工具交換方法 - Google Patents

工具交換方法

Info

Publication number
JP2000210827A
JP2000210827A JP11014744A JP1474499A JP2000210827A JP 2000210827 A JP2000210827 A JP 2000210827A JP 11014744 A JP11014744 A JP 11014744A JP 1474499 A JP1474499 A JP 1474499A JP 2000210827 A JP2000210827 A JP 2000210827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
magazine
stored
tools
replaced
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11014744A
Other languages
English (en)
Inventor
Misao Kotake
三佐夫 小竹
Mitsuru Wakinomaru
充 脇之丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP11014744A priority Critical patent/JP2000210827A/ja
Publication of JP2000210827A publication Critical patent/JP2000210827A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q3/00Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
    • B23Q3/155Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling
    • B23Q3/15503Processes characterized by special sequencing of operations or the like, e.g. for optimizing tool changing time or capacity in tool storage

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要な工具を効率的に交換できるようにす
る。 【解決手段】 次に使用する工具を指示し、最も近い工
具マガジンに収納され工具寿命でない工具を次に使用す
る工具として選択し、交換される工具を選択し、交換さ
れる工具が寿命であるかどうかを判断し、交換される工
具が寿命でなければ当該工具を最も近い空き工具マガジ
ンに収納する一方、交換される工具が寿命であれば当該
工具を工具交換装置または最も遠い空き工具マガジンに
収納し、選択された次に使用する工具を取り出して装着
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、必要な工具を効率
的に交換できるようにする工具交換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】FAに用いられる工作機械の大部分はマ
シニングセンタである。マシニングセンタには自動工具
交換装置(ATC)が設けられ、この自動工具交換装置
によって種々の工具を工具交換位置(工作主軸)に取り
付け、面削り、穴あけ、ネジ立て等の加工をする(特開
平10−34475号公報参照)。
【0003】自動工具交換装置には、工具を収納する多
数の工具マガジンが設けられ、一般的には、使用頻度の
高い工具から順に予め決定した手前側の工具マガジンに
収納し、ほとんど使用されることのない工具や予備工具
は、奥の工具マガジンに収納している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のマシニングセンタにあっては、それぞれの工
具マガジンに収納される工具の種類が予め決められてい
ることから、量産品の加工は非常に効率的にできるもの
の、たまたま使用頻度の少ない工具や予備工具を頻繁に
使用して加工をする場合には、工具交換に時間がかかる
ことになり、作業効率が低下してしまうという問題があ
る。
【0005】本発明は、このような従来の問題点を解消
するためになされたものであり、必要な工具を効率的に
交換できるようにする工具交換方法の提供を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、各請求項毎に次のように構成される。
【0007】請求項1に記載の発明は、次に使用する工
具を指示する段階と、最も近い工具マガジンに収納され
工具寿命でない工具を次に使用する工具として選択する
段階と、交換される工具を選択する段階と、交換される
工具が寿命であるかどうかを判断する段階と、交換され
る工具が寿命でなければ当該工具を最も近い空き工具マ
ガジンに収納する一方、交換される工具が寿命であれば
当該工具を工具交換装置または最も遠い空き工具マガジ
ンに収納する段階と、選択された次に使用する工具を取
り出して装着する段階とを有することを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、次に使用する工
具を指示する段階と、予め決められている最も近い工具
マガジンに収納され工具寿命でない工具を次に使用する
工具として選択する段階と、交換される工具を選択する
段階と、交換される工具が寿命であるかどうかを判断す
る段階と、交換される工具が寿命でなければ当該工具を
予め決められている最も近い空き工具マガジンに収納す
る一方、交換される工具が寿命であれば当該工具を工具
交換装置または予め決められている最も遠い空き工具マ
ガジンに収納する段階と、選択された次に使用する工具
を取り出して装着する段階とを有することを特徴とす
る。
【0009】
【発明の効果】以上のように構成された発明は、各請求
項毎に次のような効果を奏する。
【0010】請求項1に記載の発明にあっては、交換さ
れる工具が寿命でなければ当該工具を最も近い空き工具
マガジンに収納する一方、交換される工具が寿命であれ
ば当該工具を工具交換装置または最も遠い空き工具マガ
ジンに収納するようにしたので、工具マガジンには、工
具の交換状況に応じて流動的に使用頻度の高い順に工具
が整列されるようになり、工具交換を効率的に行なえる
ようになって、生産効率が向上する。
【0011】請求項2に記載の発明にあっては、交換さ
れる工具が寿命でなければ当該工具を予め決められた最
も近い空き工具マガジンに収納する一方、交換される工
具が寿命であれば当該工具を工具交換装置または予め決
められた最も遠い空き工具マガジンに収納するようにし
たので、工具マガジンには同じ種類の工具の中で工具寿
命でない工具が使用頻度の高い順に手前側に整列される
ようになり、工具交換を効率的に行なえるようになっ
て、生産効率が向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の工具交換方法を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明方法が適用されるマシニン
グセンタの概略構成図である。
【0014】マシニングセンタMのベース21には、ベ
ース21の面上をコラム22が前後左右方向に移動可能
に取り付けられ、コラム22には主軸ヘッド23が上下
動自在に取り付けられている。主軸24は主軸ヘッド2
3に回転可能に支持され、その先端にはドリル等の工具
25が着脱可能になっている。
【0015】主軸ヘッド23が図1に鎖線で示す下方の
加工位置に配置された状態で主軸24が回転され、コラ
ム22が図示しないテーブル上のワークに対して移動
し、ワークに所定の加工が施される。
【0016】フレーム26はベット21上に立設され、
工具交換アーム27は主軸24の上方に位置するよう
に、フレーム26の側面に主軸24の軸線と平行な軸線
回りで回動可能及び軸線方向に進退可能に支持され、そ
の両端には工具把持部28が形成されている。
【0017】主軸ヘッド23が図1に実線で示す上方位
置に配置された状態で、工具交換アーム27が軸線回り
に回動し軸線方向に移動することによって主軸24側の
工具25と工具マガジン29側から工具交換位置P3に
移送された工具25とが工具把持部28にて把持されて
同時に着脱交換される。
【0018】横長平板状の工具マガジン29は、工具交
換アーム27の後方に位置するように、フレーム26上
に固定され、主軸24の前後方向に伸びている。複数の
保持溝30は、工具マガジン29の上縁側に沿って前後
に伸びる水平な直線上に所定ピッチで配列され、それぞ
れ同一方向の上方に向けて開口されている。
【0019】工具ポット31は、工具マガジン29の各
保持溝30に着脱可能に保持され、その外面には保持溝
30の両側縁に係合する第1係合溝が形成されると共
に、この第1係合溝と隔離した位置には第1係合溝と溝
方向が90゜異なる第2係合溝が形成されている。工具
ポット31には、工具ローダLのフック部材56に係合
するピンが突設されている。
【0020】昇降体36は、工具マガジン29を介して
工具交換アーム27の反対側にガイドレール37を介し
て案内支持され、図示しない昇降用モータによりボール
ネジ38を介して昇降動作される。昇降体36上には、
工具収容部材41が取り付けられ、工具収容部材41
は、昇降体36の昇降により補助工具マガジン58の保
持溝60に対向する。図1の実線に示したように、昇降
体36が最上方位置に移動されたとき工具収容部材41
が工具マガジン29とほぼ水平線上に配置されるように
なっている。
【0021】工具ローダLを構成する移動体47は、前
記最上方位置の工具収容部材41に対する工具受け渡し
位置P1と工具交換アーム27に対向する工具交換位置
P3との間においてボールネジ48及びガイドレールを
介してフレーム26上に前後方向に直線移動可能に支持
されている。ボールネジ48は、フレーム26上に回動
可能に支持され、このボールネジ48が移動用モータ4
9によって回転されることによって移動体47は前後方
向に移動される。工具ローダLを構成する回動体50
は、移動体47上に回動可能に支持される。
【0022】フック部材56と共に工具把持部を構成す
る一対の把持アーム53は、回転体50に垂設され、移
動体47の移動方向に所定の間隔をおいて配置されてい
る。移動体47が工具マガジン29の各保持溝30また
は工具収容部材41の収容部46に対応する位置に移動
したときに、各保持溝30または収容部46に保持され
た工具ポット31の第1係合溝に対して把持アーム53
が上方から対応配置される。
【0023】受け渡し用シリンダ54は、回転体50上
に配置されている。フック部材56は、受け渡し用シリ
ンダ54のピストンロッドに固定され、その前面には前
後方向に伸びる係合溝が形成されている。そして、シリ
ンダ54により、フック部材56が下方位置に配置され
た状態で移動体47が工具マガジン29の各保持溝30
または工具収容部材41の収容部46と対応する位置に
移動されたとき、工具ポット31上のピンがフック部材
56の係合溝に進入して係合される。その後、受け渡し
用シリンダ54にてフック部材56が上昇されることに
より工具ポット31が保持溝30または収容部46から
抜き取られて把持アーム53間に挿入把持される。
【0024】また、工具ローダLが工具ポット31を把
持した状態で移動体47の移動により工具マガジン29
の保持溝30または工具収容部材41の収容部46と対
応する位置に移動された後、受け渡し用シリンダ54に
てフック部材56が下降されることにより工具ポット3
1が保持溝30または収容部46に嵌挿保持される。そ
の後、工具ローダLが移動体47の移動により保持溝3
0または収容部46と対応する位置から離間移動される
ことにより工具ポット31のピンがフック部材56の係
合溝57から離脱される。
【0025】さらに、工具ローダLがフック部材56に
て工具ポット31を把持した状態で移動体47の移動に
より工具交換位置P3と対応する前進位置に移動された
ときには、工具ローダLの回動体50が反時計方向に回
動される。これにより、工具25はその軸線が主軸24
の軸線方向と合致した工具交換位置P3に位置される。
次に、工具交換アーム27の進退動作と回転動作によ
り、主軸24と工具ローダLの工具ポット31との間
で、工具25が同時に着脱交換される。その後、工具ロ
ーダLが移動体47の移動により後方位置に復帰する
と、カム溝の作用により、工具ローダL上の工具25が
その軸線が横向きになるように回動体50とともに回動
される。
【0026】工具入替位置P2において、補助工具マガ
ジン58は、工具収容部材41と対応するように、ブラ
ケット59を介してベース21上に配設され、工具収容
部材41の移動方向に沿って上下方向に伸びている。複
数の保持溝60は、補助工具マガジン58の一側縁に上
下に伸びる直線上に工具マガジン29の保持溝30とほ
ぼ同一ピッチで配列形成され、それぞれ同一方向の前方
に向かって開口されている。補助工具マガジン58の各
保持溝60には、工具25が工具ポット31の第2係合
溝との係合により保持されている。
【0027】補助工具マガジン58の保持溝60に保持
された工具25を取り出す場合には、シフト用シリンダ
によりピストンロッドを伸長させ、シフト部材を収容部
46に対応する位置から補助工具マガジン58の保持溝
60に対応する位置に移動させた後、ボールネジ38に
よって補助工具マガジン58の所定の保持溝60と対応
する位置まで下降させる。
【0028】昇降体36が最上方位置に移動された状態
で、工具ローダLのフック部材56上から工具収容部材
41の収容部46に受け渡された工具25を、補助工具
マガジン58の保持溝60に格納する場合には、昇降体
36が空の保持溝60と対応する位置まで下降される。
そして、工具25を嵌挿した工具ポット31が工具収容
部材41の収容部46から補助工具マガジン58の保持
溝60に受け渡される。この状態からさらに昇降体36
の移動によって次の取り出すべき工具25を保持した保
持溝60に対応して工具収容部材41を移動し、次の工
具25を補助工具マガジン58から受け取る。
【0029】カバー66は、工具交換装置のほぼ全体を
覆うようにベース21上に装着されている。入替用窓6
7は、補助工具マガジン58と対応するように、カバー
66の全面に形成され、この入替用窓67を通して補助
工具マガジン58の各保持溝60に対し、工具25を入
れ替えるようになっている。
【0030】以上のように構成されているマシニングセ
ンターは、本発明の工具の交換方法にしたがって、たと
えば図2に示すフローチャートのように動作する。この
動作を図3から図5の説明図を参照しながら説明する。
【0031】このフローチャートの動作の前提は、交換
される工具がT3(工具情報No3)、次に使用する工
具がT1(工具情報No1)、No3とNo7の工具マ
ガジン29が空、工具交換装置(図1では補助工具マガ
ジン58に相当する)は交換済み工具としてT7(工具
情報No7)の工具を把持しているものとする。
【0032】マシニングセンタMが次に使用する工具と
してT1(工具情報No1)を指示すると(S1)、工
具交換位置P3上の工具T3(工具情報No3)が寿命
でなければ(S2)、図3に示すように、現在空いてい
る工具マガジン(工具マガジンNo3とNo7)の中で
工具交換位置P3から最も近い工具マガジン(工具マガ
ジンNo3)へ工具T3を格納する(S3)。そして、
工具交換装置に(図1では補助工具マガジン58に相当
する)工具T7(工具情報No7)があり、この工具の
交換作業が済んでいれば、現在空いている工具マガジン
(工具マガジンNo1とNo7)の中で工具交換位置P
3から最も近い位置の工具マガジン(工具マガジンNo
7)にこの工具T7を格納する(S4〜S6)。そし
て、次に使用する工具T1のグループが寿命であれば、
これ以上加工を続けることができないので、サイクルを
停止し(S7)、工具T1のグループが寿命でなけれ
ば、同一工具グループ番号の中で最も優先順位の高い工
具T1が格納されている工具マガジンへ移動し、その工
具マガジンから工具T1を取り出し、取り出した工具を
持って工具交換位置P3に移動後、ツールチェンジして
マシニングセンタMで使用する(S8〜S10)。
【0033】以上の処理では、図3に示してあるよう
に、使用後の工具がNo3の工具マガジンに収納され、
交換作業済みの工具がNo7の工具マガジンに収納さ
れ、No1の工具マガジンから次に使用する工具が取り
出される。
【0034】ステップS2において、工具交換位置P3
にある工具T3が寿命であり、工具交換装置に工具T7
(工具情報No7)がある場合には、図4に示してある
ように、現在空いている工具マガジン(工具マガジンN
o3とNo7)の中で最も遠い工具マガジン(工具マガ
ジンNo7)に寿命となった工具T3を格納する(S1
1,S12)。なお、この場合には、工具T7は、次の
工具交換に備えてNo3の工具マガジンに格納されるこ
とになり、図3の場合とは逆の工具マガジンにそれぞれ
の工具が格納されることになる。
【0035】また、ステップS11において、工具交換
装置に工具T7がない場合には、図5に示すように、最
も遠い位置にある工具交換装置に工具T3を格納する
(S13)。
【0036】つまり、交換される工具が寿命でなければ
当該工具を最も近い空き工具マガジンに収納し、交換さ
れる工具が寿命であれば当該工具を工具交換装置または
最も遠い空き工具マガジンに収納している。
【0037】なお、自動工具交換位置と工具マガジンと
の距離は、工具マガジンNoの大小比較により行ない、
同一工具グループの判断は、工具グループNoが等しい
か否かにより行ない、工具グループ内の優先順位の判断
は、工具情報Noの大小比較により行なう。
【0038】図6は、工具グループを無視(同一工具別
に分類した工具グループNoを固定せずに)して本発明
の工具収納方法を適用した場合、使用頻度の高い工具順
に並んで行く様子を説明するための図である。
【0039】前提条件として、工具交換位置P3には工
具T2(工具情報No2)があり、工具マガジンNo2
が空、工具交換装置(図1では補助工具マガジン58に
相当する)には工具がないものとする。そして、使用さ
れる工具は、T2−T3−T2−T1−T5の順であ
る。
【0040】使用する工具としてまずT3(工具グルー
プNo3)が指示され、T2(工具グループNo2)が
工具寿命であるときには、工具ローダが工具T2を工具
交換装置に格納し、工具マガジンNo3とNo9に収納
されている工具T3(工具グループNo3)の内工具交
換位置P3に最も近い工具マガジンNo3に収納されて
いる工具T3を自動交換位置にセットする。そして、使
用後の工具T3を工具マガジンNo2の工具マガジンに
返却する。
【0041】次に、使用される工具T2が指示される
と、工具マガジンNo8と工具交換装置に収納されてい
る工具T2の内、工具交換位置P3に最も近い工具マガ
ジンNo8に収納されている工具T2を自動交換位置に
セットする。
【0042】次に、自動工具交換位置にある工具T8
(工具情報No8)を工具交換位置P3から最も近い工
具マガジンNo3に返却する。次に使用する工具T1が
指示されると、工具マガジンNo1とNo7に収納され
ている工具T1(工具グループNo1)の内、工具交換
位置P3に最も近い工具マガジンNo1に収納されてい
る工具T1を交換位置P3にセットする。
【0043】現在工具交換装置内に収納されている工具
T2は、工具寿命となっているものであるから、この工
具T2を新しい工具T2と交換する。そして、この工具
T2を工具交換装置から最も近い工具マガジンNo8に
返却する。
【0044】次に、工具T5が要求されると、現在工具
交換位置にある工具T1が工具寿命でないかを判断し、
工具寿命になっていなければ、この工具T1を最も近い
工具マガジンNo1に収納する。そして、工具マガジン
No5とNo11に格納されている工具T5(工具グル
ープNo5)の内、工具交換位置P3に最も近い工具マ
ガジンNo5に収納されている工具T5を工具交換位置
P3にセットする。
【0045】このような手順で工具の取出し、収納を繰
り返すと、図6に示すように、工具はT1−T3−T2
−T4の順に並ぶことになり、最終的には、工具交換位
置に最も近い工具マガジン(No1〜No11)から順
番に、現時点において使用頻度の高い工具が収納されて
行くことになる。
【0046】図7は、工具グループを固定(同一工具別
に分類した工具グループNoを固定)して本発明の工具
収納方法を適用した場合、使用頻度の高い工具順に並ん
で行く様子を説明するための図である。
【0047】前提条件として、自動工具交換位置には工
具T2があり、工具マガジンNo2が空、工具交換装置
には工具がないものとする。そして、使用される工具
は、T2−T3−T2−T1−T5の順である。
【0048】使用する工具としてまずT3(工具グルー
プNo3)が指示され、T2が工具寿命であるときに
は、工具ローダが工具T2を工具交換装置に格納し、工
具マガジンNo3とNo9に収納されている工具T3の
内自動工具交換位置に最も近い工具マガジンNo3に収
納されている工具T3を自動交換位置にセットする。そ
して、使用後の工具T3を工具マガジンNo3の工具マ
ガジンに返却する。
【0049】次に使用される工具T2(工具グループN
o2)が指示されると、工具マガジンNo8と工具交換
装置に収納されている工具T2の内、工具交換位置P3
に最も近い工具マガジンNo8に収納されている工具T
2を工具交換位置P3にセットする。そして、この工具
T2の使用後には、工具T8(工具情報No8)を同一
工具グループの工具グループNo2の工具マガジンNo
2に返却する。次に使用する工具T1(工具グループN
o1)が指示されると、工具マガジンNo1とNo7に
収納されている工具T1の内、自動工具交換位置に最も
近い工具マガジンNo1に収納されている工具T1を工
具交換位置P3にセットする。
【0050】現在工具交換装置内に収納されている工具
T2は、工具寿命となっているものであるから、この工
具T2を新しい工具T2と交換する。そして、この工具
T2を工具交換装置から最も近い工具マガジンNo8に
返却する。
【0051】次に、工具T5が要求されると、現在工具
交換位置にある工具T1が工具寿命でないかを判断し、
工具寿命になっていなければ、この工具T1を最も近い
マガジンNo1に収納する。そして、工具マガジンNo
5とNo11に格納されている工具T5の内、工具交換
位置P3に最も近い工具マガジンNo5に収納されてい
る工具T5を工具交換位置P3にセットする。
【0052】このような手順で工具の取出し、収納を繰
り返すと、図7に示すように、工具はT1−T2−T3
−T4の順に並ぶことになり、最終的には、工具交換位
置に最も近い工具マガジン(No1〜No6)から順番
に、現時点において使用頻度の高い工具が収納されて行
くことになる。
【0053】なお、工具マガジン内に工具があるかない
かの判断は、交互情報Noが0であるかどうかによって
判断する。
【0054】図8には、マシニングセンタMに設けられ
ているディスプレイの一例を示してある。このディスプ
レイの表示内容は、工具交換位置、各工具マガジン、そ
して工具交換装置に、図9に示すような工具情報No、
工具グループNoの工具が収納されているときのもので
ある。
【0055】このディスプレイを見れば、どの工具マガ
ジンに現在どのような工具が入っているのか、または入
っていないのかが一目瞭然にわかるようになる。
【0056】以上の説明により明らかなように、本発明
の工具交換方法によれば、工具グループを可変にした場
合には、交換される工具が寿命でなければ当該工具を最
も近い空き工具マガジンに収納する一方、交換される工
具が寿命であれば当該工具を工具交換装置または最も遠
い空き工具マガジンに収納するようにしたので、工具マ
ガジンには、工具の交換状況に応じて流動的に使用頻度
の高い順に工具が整列されるようになり、工具交換を効
率的に行なえるようになって、生産効率が向上すること
になる。
【0057】工具グループを固定にした場合には、交換
される工具が寿命でなければ当該工具を予め決められた
最も近い空き工具マガジンに収納する一方、交換される
工具が寿命であれば当該工具を工具交換装置または予め
決められた最も遠い空き工具マガジンに収納するように
したので、工具マガジンには同じ種類の工具の中で工具
寿命でない工具が使用頻度の高い順に手前側に整列され
るようになり、工具交換を効率的に行なえるようになっ
て、生産効率が向上することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明方法が適用されるマシニングセンタの
概略構成図である。
【図2】 本発明の工具交換方法の一例を示すフローチ
ャートである。
【図3】 図2のフローチャートの動作説明に供する図
である。
【図4】 図2のフローチャートの動作説明に供する図
である。
【図5】 図2のフローチャートの動作説明に供する図
である。
【図6】 工具グループを可変とした場合の連続動作説
明に供する図である。
【図7】 工具グループを固定とした場合の連続動作説
明に供する図である。
【図8】 マシニングセンタに設けられているディスプ
レイの一例を示す図である。
【図9】 図8のディスプレイに対応する工具の収納状
態の説明図である。
【符号の説明】
M マシニングセンタ P3 工具交換位置 25 工具 30,60 保持溝 58 補助工具マガジン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次に使用する工具を指示する段階と、 最も近い工具マガジンに収納され工具寿命でない工具を
    次に使用する工具として選択する段階と、 交換される工具を選択する段階と、 交換される工具が寿命であるかどうかを判断する段階
    と、 交換される工具が寿命でなければ当該工具を最も近い空
    き工具マガジンに収納する一方、交換される工具が寿命
    であれば当該工具を工具交換装置または最も遠い空き工
    具マガジンに収納する段階と、 選択された次に使用する工具を取り出して装着する段階
    とを有することを特徴とする工具交換方法。
  2. 【請求項2】 次に使用する工具を指示する段階と、 予め決められている最も近い工具マガジンに収納され工
    具寿命でない工具を次に使用する工具として選択する段
    階と、 交換される工具を選択する段階と、 交換される工具が寿命であるかどうかを判断する段階
    と、 交換される工具が寿命でなければ当該工具を予め決めら
    れている最も近い空き工具マガジンに収納する一方、交
    換される工具が寿命であれば当該工具を工具交換装置ま
    たは予め決められている最も遠い空き工具マガジンに収
    納する段階と、 選択された次に使用する工具を取り出して装着する段階
    とを有することを特徴とする工具交換方法。
JP11014744A 1999-01-22 1999-01-22 工具交換方法 Pending JP2000210827A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11014744A JP2000210827A (ja) 1999-01-22 1999-01-22 工具交換方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11014744A JP2000210827A (ja) 1999-01-22 1999-01-22 工具交換方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000210827A true JP2000210827A (ja) 2000-08-02

Family

ID=11869635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11014744A Pending JP2000210827A (ja) 1999-01-22 1999-01-22 工具交換方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000210827A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009297867A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Mori Seiki Co Ltd 工具マガジン装置における工具配置替え方法およびその装置
JP2009297868A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Mori Seiki Co Ltd 工具マガジン装置における工具配置替え方法およびその装置
EP2777873A1 (de) * 2013-03-12 2014-09-17 Maschinenfabrik Berthold Hermle AG Vertikales Bearbeitungszentrum in Gantry-Bauform mit einem maschinenseitig integrierten Werkzeugmagazinspeicher und Verfahren zur Werkzeugumladung
JP7039752B1 (ja) 2021-06-07 2022-03-22 Dmg森精機株式会社 情報出力システムおよび情報出力方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009297867A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Mori Seiki Co Ltd 工具マガジン装置における工具配置替え方法およびその装置
JP2009297868A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Mori Seiki Co Ltd 工具マガジン装置における工具配置替え方法およびその装置
EP2777873A1 (de) * 2013-03-12 2014-09-17 Maschinenfabrik Berthold Hermle AG Vertikales Bearbeitungszentrum in Gantry-Bauform mit einem maschinenseitig integrierten Werkzeugmagazinspeicher und Verfahren zur Werkzeugumladung
JP7039752B1 (ja) 2021-06-07 2022-03-22 Dmg森精機株式会社 情報出力システムおよび情報出力方法
JP2022187261A (ja) * 2021-06-07 2022-12-19 Dmg森精機株式会社 情報出力システムおよび情報出力方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8672820B2 (en) Tool stocker, machine tool system, and tool damage detecting apparatus
JP2005518947A (ja) 特別な工具クリップを有する工作機械システム用可動アーム式工具交換装置
JP2000233335A (ja) 工作機械
EP2251138B1 (en) Tool magazine
US5885200A (en) Tool change device
JP4706445B2 (ja) 工作機械及びその工具交換方法
CN113508006A (zh) 自动刀具更换装置与其的控制方法以及包含其的机床
JP2000210827A (ja) 工具交換方法
JP3872291B2 (ja) マシニングセンター用の工具交換装置
CN214186402U (zh) 快速换刀的五轴加工中心
JP3170471B2 (ja) 工具交換装置
KR102200029B1 (ko) 확장 수납구조를 갖는 머시닝 센터용 자동공구교환장치
JP2004136412A (ja) 工作機械における工具交換装置
EP0175305B1 (en) Tool transfer mechanism for machine tools
JPH11239940A (ja) マガジン工具交換方法及びマガジン工具交換装置
JP3865329B2 (ja) マトリックス型工具マガジンの工具搬送方法及びマトリックス型工具マガジン
JPH09290339A (ja) 工具交換装置
JPH09300158A (ja) 工作機械の工具転送装置
JP3781649B2 (ja) 自動工具交換装置
JP2023174310A (ja) 工作機械
JP3002625U (ja) 工作機械の工具交換装置
JP2010131708A (ja) 工作機械システム
JP2000061759A (ja) 自動工具交換装置
JP4834056B2 (ja) 工具ストッカ
US20240165761A1 (en) Tool magazine

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050322

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050513

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051213