JP2000209642A - 加入者端末装置及び無線基地局認識方法 - Google Patents

加入者端末装置及び無線基地局認識方法

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JP2000209642A
JP2000209642A JP11010285A JP1028599A JP2000209642A JP 2000209642 A JP2000209642 A JP 2000209642A JP 11010285 A JP11010285 A JP 11010285A JP 1028599 A JP1028599 A JP 1028599A JP 2000209642 A JP2000209642 A JP 2000209642A
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Hirokazu Matsuura
寛和 松浦
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
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    • H04W84/10Small scale networks; Flat hierarchical networks
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定した位置で最良の無線基地局を自動認識
する。 【解決手段】 無線基地局検出手段1aは、連続受信モ
ード時に、電波の受信可能な無線基地局を検出する。エ
リア番号認識手段1bは、位置登録可能な無線基地局の
エリア番号を認識する。無線基地局抽出手段1cは、検
出した無線基地局の中から、エリア番号を持つ無線基地
局を抽出する。同期制御手段1dは、抽出された無線基
地局の中から、最大受信レベルの無線基地局と同期をと
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は加入者端末装置及び
無線基地局認識方法に関し、特に固定した位置で無線通
信を行う加入者端末装置及び固定した位置で無線通信を
行う加入者端末装置から無線基地局を認識する無線基地
局認識方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、無線通信は全国規模で無線周波数
有効利用が図られ、通信のディジタル化やパーソナル化
へ向けて急速に発展している。また、データ伝送やサー
ビスの多様化も図られ、需要も益々増大している。
【0003】また、近年では、従来有線で施設されてい
た加入者側交換機と加入者宅の間を無線にて実現するW
LL(Wireless Local Loop)が注目されている。図24
はWLLのシステム構成を示す図である。WLLシステ
ムは、交換機41を含む公衆網40、基地局制御装置5
0、複数のゾーンZ1、Z2a、Z2bから構成され
る。
【0004】ゾーンZ1は、無線基地局101と加入者
端末SU11を含む。ゾーンZ2aは、無線基地局20
1と加入者端末SU21を含む。ゾーンZ2bは、無線
基地局202と加入者端末SU22を含む。また、加入
者端末SU11、21、22には電話機が接続してい
る。
【0005】さらに、ゾーンには位置登録や課金に関わ
るエリア番号が付されており、ゾーンZ1はエリア10
0、ゾーンZ2a、Z2bはエリア200となってい
る。基地局制御装置50は、交換機41と無線基地局1
01、201、202と有線回線で接続し、無線基地局
101、201、202の制御を行う。加入者端末SU
11、21、22は無線基地局101、201、202
と無線回線でそれぞれ接続し、電話機を無線基地局10
1、201、202に無線接続するための加入者無線制
御を行う。
【0006】また、WLLシステムとしては、特にPH
S(Personal Handyphone System)のデータ伝送方式を
利用したPHS−WLLシステムが開発されている。こ
のため、従来の加入者端末は、PHSと同様な網主導型
の構成になっている。
【0007】例えば、加入者端末は、PHSで行われて
いるような、網側(基地局制御装置)からの待ち受け
(発着信を可能な状態)許可レベルや待ち受け選択レベ
ルを指定されて動作する構成となっている。
【0008】待ち受け許可レベルとは、端末を圏外にす
るか圏内にするかの規定レベルのことである。無線基地
局からの電波が規定レベルを満たせば圏内であるため通
話可能になる(例えば、PHSの表示画面でアンテナマ
ークが表示される)。また、規定レベルを下回ると圏外
となり、エラーレートが上がって通話品質が悪化するた
め通話不可能となる。
【0009】待ち受け選択レベルとは、周辺の無線基地
局をサーチにいく規定レベルのことである。無線基地局
からの電波の同期がはずれて、網側から通知されていた
規定レベルが下回った場合に、周辺の基地局をサーチに
いく。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
PHS−WLLシステムでは、加入者端末は固定局であ
るため、従来のPHSでは移動するという条件により制
約を受けなかった部分が、加入者端末に対しては問題と
なってしまう。
【0011】例えば、PHSでは、移動することで待ち
受け選択レベルが下回ると、周辺局をサーチする動作が
起動していた。ところが、加入者端末は移動しないた
め、周辺局サーチ機能が動作しない。このため、同期を
とっている無線基地局が停波すると、加入者端末は他の
基地局に同期を取り直すが、もとの無線基地局が復帰し
た場合に、加入者端末はその存在を認知できないといっ
た問題があった。
【0012】また、加入者端末の隣接地に無線基地局が
増設した場合、この増設した無線基地局に同期をとって
しまい、本来収容するべき加入者にサービスを提供でき
ないといった問題があった。
【0013】さらに、エリア番号の整理を行う場合(エ
リア番号の振り直し)、加入者端末にエリア番号の認識
機能がないため、位置登録を終了することができないと
いった問題があった。
【0014】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、常に網側から使用許可されている無線基地局
を認識し、かつ最良の無線基地局を自動認識する加入者
端末装置を提供することを目的とする。
【0015】また、本発明の他の目的は、常に網側から
使用許可されている無線基地局を認識し、かつ最良の無
線基地局を自動認識する無線基地局認識方法を提供する
ことである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、図1に示すような、固定した位置で無線
通信を行う加入者端末装置1において、連続受信モード
時に、電波の受信可能な無線基地局を検出する無線基地
局検出手段1aと、位置登録可能な無線基地局のエリア
番号を認識するエリア番号認識手段1bと、検出した無
線基地局の中から、エリア番号を持つ無線基地局を抽出
する無線基地局抽出手段1cと、抽出された無線基地局
の中から、最大受信レベルの無線基地局と同期をとる同
期制御手段1dと、を有することを特徴とする加入者端
末装置1が提供される。
【0017】ここで、無線基地局検出手段1aは、連続
受信モード時に、電波の受信可能な無線基地局を検出す
る。エリア番号認識手段1bは、位置登録可能な無線基
地局のエリア番号を認識する。無線基地局抽出手段1c
は、検出した無線基地局の中から、エリア番号を持つ無
線基地局を抽出する。同期制御手段1dは、抽出された
無線基地局の中から、最大受信レベルの無線基地局と同
期をとる。
【0018】また、図23に示すような、固定した位置
で無線通信を行う加入者端末装置から無線基地局を認識
する無線基地局認識方法において、連続受信モード時
に、電波の受信可能な無線基地局を検出し、位置登録可
能な無線基地局のエリア番号を認識し、検出した無線基
地局の中から、エリア番号を持つ無線基地局を抽出し、
抽出された無線基地局の中から、最大受信レベルの無線
基地局と同期をとることを特徴とする無線基地局認識方
法が提供される。
【0019】ここで、検出した無線基地局の中から、位
置登録可能なエリア番号を持つ無線基地局を抽出し、抽
出した無線基地局の中から最大受信レベルの無線基地局
と同期をとる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の加入者端末装置の
原理図である。加入者端末装置(SU:Subscriber Uni
t )1は、電話機2等に接続し(パソコン等の情報端末
機器と接続してもよい)、移動動作を行わず固定した位
置で無線通信を行う。
【0021】無線基地局検出手段1aは、連続受信モー
ド時に、電波の受信可能な無線基地局を検出(あらかじ
め検出すべき無線基地局数を設定しておく)し記憶す
る。具体的には、無線基地局の識別番号(以下、ID)
を検出する。そして、以降の各制御では、このIDにも
とづいて、無線基地局が認識される。
【0022】なお、連続受信モードとは、自己の着信群
に対して間欠受信モードに移行する前のモードであり、
この期間で各種の無線チャネル報知情報を受信する。エ
リア番号認識手段1bは、位置登録可能な無線基地局の
エリア番号を認識する。認識制御としては、無線基地局
検出手段1aにより検出されたIDを持つ無線基地局に
対して位置登録要求を行い、位置登録拒否信号を受信し
た場合はその無線基地局はエリア外とする。
【0023】また、位置登録受付信号を受信した場合
は、その無線基地局はエリア内として、エリア番号を認
識し記憶する。なお、記憶する際には、エリア番号とI
Dを対応づけて不揮発性メモリに書き込む。
【0024】無線基地局抽出手段1cは、検出したID
を持つ無線基地局の中から、記憶したエリア番号を持つ
無線基地局を抽出する。同期制御手段1dは、抽出され
た無線基地局の中から、最大受信レベルの無線基地局と
同期をとる。すなわち、位置登録を許可された無線基地
局の中で、最大受信レベルの無線基地局に同期をとる。
そして、待ち受け状態となる。
【0025】また、同期制御手段1dは、無線基地局抽
出手段1cで無線基地局が抽出されるまでは(すなわ
ち、位置登録可能で最大受信レベルの無線基地局が見つ
かるまでは)、検出したIDを持つ無線基地局の中か
ら、最大受信レベルの無線基地局と同期をとる。そし
て、この間にエリア番号認識手段1bが位置登録の制御
を行うことになる。
【0026】タイマー制御手段1eは、位置登録可能な
無線基地局が存在しない場合に、タイマーを起動させ
る。同期制御手段1dは、タイマーがタイムアウトする
まで、検出した無線基地局の中から最大受信レベルの無
線基地局と同期をとっておく。
【0027】エリア番号変更制御手段1fは、エリア番
号の変更を認識した場合に、エリア番号認識手段1bで
認識しているエリア番号の変更制御を行う。次に従来の
PHS−WLLシステムの問題点と対応させながら、本
発明の動作について詳しく説明する。図2〜図4は最大
受信レベルの無線基地局が停波した場合の従来のPHS
−WLLシステムの問題点を示す図である。
【0028】図2に対し、PHS−WLLシステムは、
交換機41を含む公衆網40、基地局制御装置50、無
線基地局101を含むエリア100、無線基地局201
と加入者端末SU(以降、接続している電話機等は図中
省略)を含むエリア200から構成される。
【0029】基地局制御装置50は、交換機41と無線
基地局101、201と有線回線で接続し、加入者端末
SUは無線基地局201と無線回線で接続している。す
なわち、加入者端末SUは、最大受信レベルの無線基地
局201と同期がとれている。
【0030】図3は無線基地局201が停波した場合の
図である。無線基地局201が停波したために、加入者
端末SUは無線基地局101と同期をとっている。図4
は無線基地局201が復旧した場合の図である。加入者
端末SUは、無線基地局101の受信レベルが規定レベ
ルを下回らないと、無線基地局101から離れられない
ので、無線基地局201が復旧後も無線基地局101と
同期をとることになる。
【0031】このため、無線基地局101が、本来収容
するべき加入者に十分なサービスを提供ができない。ま
た、加入者端末SUは、無線基地局101との受信レベ
ルが規定レベルを下回らないとしても、受信レベルが低
いため良好な通話品質を得ることができない。
【0032】次にエリア内に複数の無線基地局が配置さ
れ、最大受信レベルの無線基地局が停波、復旧した場合
の本発明の加入者端末装置1の動作について図5〜図8
を用いて説明する。
【0033】図5は加入者端末装置1が配置されたエリ
ア構成を示す図である。なお、公衆網や基地局制御装置
等は図中省略する。エリア10〜30内のそれぞれに無
線基地局11〜31が配置し、エリア40に無線基地局
41、42が配置する。また、加入者端末装置1が図に
示す位置に配置する。
【0034】そして、無線基地局41、42が、加入者
端末装置1に対して、網側(基地局制御装置)から位置
登録が許可されている基地局とする。また、無線基地局
41が停波して後に復旧する基地局とする。
【0035】図6は受信レベルを示す図である。縦軸に
RSSI(dBm)、横軸に時間tをとる。連続受信モ
ード100msの間に加入者端末装置1は、無線基地局
のIDを4つ検出するものとし、この場合の無線基地局
の受信レベルが図に示されている。受信レベルの高い順
に無線基地局31、無線基地局41、無線基地局21、
無線基地局42とする。
【0036】図7、図8は加入者端末装置1の動作手順
を示すフローチャートである。図5、図6にもとづいた
動作を示している。 〔S1〕加入者端末装置1は、電源投入時、100ms
間の連続受信モードになる。そして、無線基地局検出手
段1aは、この連続受信モード時に、電波の受信可能な
無線基地局のIDを検出する。ここでは、無線基地局2
1、31、41、42の4つのIDを検出し記憶する。
【0037】なお、無線基地局は、100ms間に必ず
1バースト制御信号(自己のID等の情報を含んでい
る)を送信する規格になっている(ARIB STD2
8規格)。 〔S2〕同期制御手段1dは、検出した無線基地局2
1、31、41、42の中から、最大受信レベルの無線
基地局31に同期をとる。 〔S3〕エリア番号認識手段1bは、位置登録可能な無
線基地局のエリア番号を認識するための制御を行う。制
御手順としてはまず、受信レベルの最も高い無線基地局
31に対して、位置登録要求を行う。
【0038】無線基地局31は、加入者端末装置1に対
して位置登録が許可されていない。したがって、加入者
端末装置1は位置登録拒否信号を受信し、無線基地局3
1はエリア外と認識する。
【0039】次にエリア番号認識手段1bは、2番目に
受信レベルの高い無線基地局41に位置登録要求を行
う。無線基地局41は加入者端末装置1に対して位置登
録が許可されている。したがって、加入者端末装置1は
位置登録受付信号を受信し、無線基地局41をエリア内
と認識する。
【0040】これらの操作を無線基地局21、42に対
しても行う。無線基地局21は位置登録が不許可、無線
基地局42は位置登録が許可されているので、結局、エ
リア番号認識手段1bは、無線基地局41、42がエリ
ア内にあると認識し、そのエリア番号40を認識する。
【0041】また、エリア番号40と無線基地局41、
42のIDを対応づけて不揮発性メモリに記憶する。 〔S4〕無線基地局抽出手段1cは、検出したIDを持
つ無線基地局21、31、41、42の中から、記憶し
たエリア番号40を持つ無線基地局41、42を抽出す
る。 〔S5〕同期制御手段1dは、抽出された無線基地局4
1、42の中から、最大受信レベルの無線基地局41と
同期をとり、待ち受け状態となる。 〔S6〕この状態で無線基地局41が停波したとする。
加入者端末装置1は無線基地局41に対し同期はずれの
状態になる。 〔S7〕加入者端末装置1は、連続受信モードに移行
し、無線基地局検出手段1aは、あらたに電波の受信可
能な無線基地局のIDを検出する。すなわち、無線基地
局21、31、42が検出される。 〔S8〕無線基地局抽出手段1cは、検出したIDを持
つ無線基地局21、31、42の中から、ステップS3
ですでに認識、記憶しているエリア番号40を持つ無線
基地局42を抽出する。 〔S9〕同期制御手段1dは、無線基地局42と同期を
とり、待ち受け状態となる。 〔S10〕この状態で着信があったとする。加入者端末
装置1は、無線基地局42を介して相手端末と通話状態
となる。 〔S11〕通話中に、停波していた無線基地局41が復
旧する。 〔S12〕通話終了後、加入者端末装置1は、連続受信
モードに移行する。100msの間、無線基地局検出手
段1aは、再び電波の受信可能な無線基地局のIDを検
出する。すなわち、無線基地局21、31、41、42
が検出される。 〔S13〕無線基地局抽出手段1cは、検出したIDを
持つ無線基地局21、31、41、42の中から、ステ
ップS3ですでに認識、記憶しているエリア番号40を
持つ無線基地局41、42を抽出する。 〔S14〕同期制御手段1dは、抽出された無線基地局
41、42の中から、最大受信レベルの無線基地局41
と同期をとり、待ち受け状態となる。
【0042】以上説明したように、本発明の加入者端末
装置1は、接続すべき無線基地局を自動認識できる構成
とした。これにより、固定局であってもPHSのような
周辺サーチを行うことができ、無線基地局が停波した
後、復旧した場合でも、再び復旧した無線基地局に同期
をとることが可能になる。
【0043】次にエリア内に1つだけ無線基地局が配置
され、この無線基地局が停波、復旧した場合の本発明の
加入者端末装置1の動作について図9〜図12を用いて
説明する。
【0044】図9は加入者端末装置1が配置されたエリ
ア構成を示す図である。エリア10〜40内のそれぞれ
に無線基地局11〜41が配置する。また、加入者端末
装置1が図に示す位置に配置する。
【0045】そして、無線基地局41が、加入者端末装
置1に対して、網側から位置登録が許可されている基地
局とする。また、無線基地局41が停波して後に復旧す
る基地局とする。
【0046】図10は受信レベルを示す図である。縦軸
にRSSI(dBm)、横軸に時間tをとる。連続受信
モード100msの間に加入者端末装置1は、無線基地
局のIDを4つ検出するものとし、この場合の無線基地
局の受信レベルが図に示されている。受信レベルの高い
順に無線基地局31、無線基地局41、無線基地局2
1、無線基地局11とする。
【0047】図11、図12は加入者端末装置1の動作
手順を示すフローチャートである。図9、図10にもと
づいた動作を示している。 〔S20〕加入者端末装置1は、電源投入時、100m
s間の連続受信モードになる。そして、無線基地局検出
手段1aは、この連続受信モード時に、電波の受信可能
な無線基地局のIDを検出する。ここでは、無線基地局
11、21、31、41の4つのIDを検出し記憶す
る。 〔S21〕同期制御手段1dは、検出した無線基地局1
1、21、31、41の中から、最大受信レベルの無線
基地局31に同期をとる。 〔S22〕エリア番号認識手段1bは、位置登録可能な
無線基地局のエリア番号を認識するための制御を行う
(図7のステップS3と同様な操作)。ここでは、無線
基地局41がエリア内にあると認識し、そのエリア番号
40を認識する。
【0048】また、エリア番号40と無線基地局41の
IDを対応づけて不揮発性メモリに記憶する。 〔S23〕無線基地局抽出手段1cは、検出したIDを
持つ無線基地局11、21、31、41の中から、記憶
したエリア番号40を持つ無線基地局41を抽出する。 〔S24〕同期制御手段1dは、抽出された無線基地局
41と同期をとり、待ち受け状態となる。 〔S25〕この状態で無線基地局41が停波したとす
る。加入者端末装置1は無線基地局41に対し同期はず
れの状態になる。 〔S26〕加入者端末装置1は、連続受信モードに移行
し、無線基地局検出手段1aは、あらたに電波の受信可
能な無線基地局のIDを検出する。すなわち、無線基地
局11、21、31が検出される。 〔S27〕無線基地局抽出手段1cは、検出したIDを
持つ無線基地局11、21、31の中から、ステップS
22ですでに認識、記憶しているエリア番号40を持つ
無線基地局41を抽出しようとするが見つからなくな
る。同期制御手段1dは、無線基地局11、21、31
の中で最大受信レベルの無線基地局31と同期をとる。 〔S28〕エリア番号認識手段1bは、位置登録可能な
無線基地局のエリア番号を認識するための制御を行う。
すなわち、受信レベルの高い方から無線基地局31、2
1、11の順で位置登録要求を行うが、ここではすべて
拒否される。 〔S29〕タイマー制御手段1eは、位置登録可能な無
線基地局が存在しないので、タイマー(例えば、100
秒)を起動させる。 〔S30〕同期制御手段1dは、タイマー起動中は、無
線基地局11、21、31の中で最大受信レベルの無線
基地局31と同期をとっておく。 〔S31〕タイムアウト後、再び上述したような無線基
地局の検出及び位置登録要求制御を行う。 〔S32〕停波していた無線基地局41が復旧する。 〔S33〕タイムアウトを契機に、連続受信モードで検
出した無線基地局の中に、復旧した無線基地局41が観
測できるようになる。したがって、もとの無線基地局4
1に対して同期を再びとり(ステップS20〜24と同
様の操作が行われる)待ち受け状態になる。
【0049】以上説明したように、本発明の加入者端末
装置1は、タイマー制御手段1eを設けて、タイマー起
動中は、検出した無線基地局の中から最大受信レベルの
無線基地局に対し同期をとっておき、タイムアウト後
に、再び接続すべき無線基地局の自動認識を行う構成と
した。
【0050】これにより、エリア内にある1つの位置登
録可能な無線基地局が停波した後、復旧した場合でも、
再び復旧した無線基地局に同期をとることが可能にな
る。次に加入者端末の隣接地に無線基地局が増設した場
合の問題点について説明する。図13、図14は加入者
端末の隣接地に無線基地局が増設した場合の従来のPH
S−WLLシステムの問題点を示す図である。
【0051】図13に対し、PHS−WLLシステム
は、交換機41を含む公衆網40、基地局制御装置5
0、無線基地局101と加入者端末SUを含むエリア1
00、無線基地局201を含むエリア200から構成さ
れる。
【0052】基地局制御装置50は、交換機41と無線
基地局101、201と有線回線で接続し、加入者端末
SUは無線基地局101と無線回線で接続する。そし
て、加入者端末SUは、無線基地局101と同期がとれ
ている。
【0053】図14は加入者端末SUの隣接に無線基地
局が増設した場合の図である。増設した無線基地局30
1はエリア300内に含まれる。そして、加入者端末S
Uに対し、無線基地局301の方が無線基地局101よ
りも受信レベルが高いので、加入者端末SUは無線基地
局301と同期をとってしまう。
【0054】このため、無線基地局301が本来収容す
るべき加入者にサービスを十分提供できない。次に隣接
に無線基地局が増設した場合の本発明の加入者端末装置
1の動作について説明する。図15は加入者端末装置1
が配置されたエリア構成を示す図である。エリア10に
無線基地局11と加入者端末装置1が含まれ、加入者端
末装置1は無線基地局11と同期をとっている。エリア
20に無線基地局21が含まれる。
【0055】また、加入者端末装置1の隣接地に無線基
地局31が増設する。無線基地局31はエリア30に含
まれる。図16は加入者端末装置1の動作手順を示すフ
ローチャートである。図15にもとづいた動作を示して
いる。 〔S40〕加入者端末装置1は、電源投入時、100m
s間の連続受信モードになる。そして、無線基地局検出
手段1aは、この連続受信モード時に、電波の受信可能
な無線基地局のIDを検出する。ここでは、無線基地局
11、21の2つのIDを検出し記憶する。 〔S41〕同期制御手段1dは、検出した無線基地局1
1に同期をとる。 〔S42〕エリア番号認識手段1bは、位置登録可能な
無線基地局のエリア番号を認識するための制御を行う。
ここでは、無線基地局11がエリア内にあると認識し、
そのエリア番号10を認識する。
【0056】また、エリア番号10と無線基地局11の
IDを対応づけて不揮発性メモリに記憶する。 〔S43〕無線基地局抽出手段1cは、検出したIDを
持つ無線基地局11、21の中から、記憶したエリア番
号10を持つ無線基地局11を抽出する。 〔S44〕同期制御手段1dは、抽出された無線基地局
11と同期をとり、待ち受け状態となる。 〔S45〕この状態で着信があったとする。加入者端末
装置1は、無線基地局11を介して相手端末と通話状態
となる。また、加入者端末装置1の隣接に無線基地局3
1が増設したとする。 〔S46〕通話終了後に、加入者端末装置1は、連続受
信モードに移行し、無線基地局検出手段1aは、あらた
に電波の受信可能な無線基地局のIDを検出する。すな
わち、無線基地局11、21、31が検出される。 〔S47〕無線基地局抽出手段1cは、検出したIDを
持つ無線基地局11、21、31の中から、ステップS
42ですでに認識、記憶しているエリア番号10を持つ
無線基地局11を抽出する。 〔S48〕同期制御手段1dは、無線基地局11と同期
をとり、待ち受け状態となる。
【0057】以上説明したように、本発明の加入者端末
装置1は、接続すべき無線基地局を自動認識できる構成
とした。これにより、隣接地に無線基地局が増設された
としても、本来接続すべき無線基地局に同期をとること
が可能になる。
【0058】次にエリア番号の整理を行った場合(エリ
ア番号の振り直し)の問題点について説明する。図1
7、図18はエリア番号の整理を行った場合の従来のP
HS−WLLシステムの問題点を示す図である。
【0059】図17に対し、PHS−WLLシステム
は、交換機41を含む公衆網40、基地局制御装置5
0、無線基地局101を含むエリア100、無線基地局
201と加入者端末SUを含むエリア200から構成さ
れる。
【0060】基地局制御装置50は、交換機41と無線
基地局101、201と有線回線で接続し、加入者端末
SUは無線基地局201と無線回線で接続する。そし
て、図では、加入者端末SUは、無線基地局201と同
期がとれていることを示している。
【0061】図18はエリア番号が変更した場合の図で
ある。エリア番号200がエリア番号200aに変更
(例えば、無線基地局が増設等して、整理のためにエリ
ア番号が降り直される)している。
【0062】すると、加入者端末SUは、位置登録を受
け付けた無線基地局201のエリアのエリア番号を20
0と記憶しているため、無線基地局201に対し同期が
とれなくなり見失ってしまう。
【0063】そして、加入者端末SUに対し、無線基地
局101の方が無線基地局201より受信レベルが高い
とすると、加入者端末SUは無線基地局101に対し位
置登録要求を上げつづけ、位置登録を終了することがで
きなくなってしまう。
【0064】次にエリア番号を整理した場合の本発明の
加入者端末装置1の動作について説明する。図19は加
入者端末装置1が配置されたエリア構成を示す図であ
る。エリア10〜30にそれぞれ無線基地局11〜31
が含まれる。
【0065】エリア40に無線基地局41と、無線基地
局41と同期をとる加入者端末装置1とが含まれ、その
後、エリア番号が降り直されて、エリア40からエリア
40aに変更したとする。
【0066】また、その変更内容は、基地局制御装置5
0に接続するデータベース50a中に格納される。図2
0、図21は加入者端末装置1の動作手順を示すフロー
チャートである。図19にもとづいた動作を示してい
る。 〔S50〕加入者端末装置1は、電源投入時、100m
s間の連続受信モードになる。そして、無線基地局検出
手段1aは、この連続受信モード時に、電波の受信可能
な無線基地局のIDを検出する。ここでは、無線基地局
11、21、31、41の4つのIDを検出し記憶す
る。 〔S51〕同期制御手段1dは、検出した無線基地局4
1に同期をとる。 〔S52〕エリア番号認識手段1bは、位置登録可能な
無線基地局のエリア番号を認識するための制御を行う。
ここでは、無線基地局41がエリア内にあると認識し、
そのエリア番号40を認識する。
【0067】また、エリア番号40と無線基地局41の
IDを対応づけて不揮発性メモリに記憶する。 〔S53〕無線基地局抽出手段1cは、検出したIDを
持つ無線基地局11、21、31、41の中から、記憶
したエリア番号40を持つ無線基地局41を抽出する。 〔S54〕同期制御手段1dは、抽出された無線基地局
41と同期をとり、待ち受け状態となる。 〔S55〕この状態でエリア番号が40から40aに変
更したとする。 〔S56〕エリア番号変更制御手段1fは、待ち受け時
に常時受信しているPCH(ページングチャネル)上で
エリア番号の変更を認識する。
【0068】すなわち、PCH情報のエリア番号が、記
憶しているエリア番号と異なることを認識する。具体的
には、PCHの中のスロット情報CS−IDによって認
識できる。 〔S57〕加入者端末装置1は、連続受信モードに移行
し、無線基地局検出手段1aは、あらたに電波の受信可
能な無線基地局のIDを検出する。すなわち、無線基地
局11、21、31、41が検出される。 〔S58〕無線基地局抽出手段1cは、検出したIDを
持つ無線基地局11、21、31、41の中から、ステ
ップS52ですでに認識、記憶しているエリア番号40
を持つ無線基地局41を抽出しようとするが見つからな
くなる。同期制御手段1dは、無線基地局11、21、
31、41の中で最大受信レベルの無線基地局41と同
期をとる。 〔S59〕エリア番号認識手段1bは、位置登録可能な
無線基地局のエリア番号を認識するための制御を行う。
制御手順としてはまず、受信レベルの最も高い無線基地
局41に対して、位置登録要求を行う。ここでは、無線
基地局41がエリア内にあると認識し、そのエリア番号
40aを認識する。
【0069】また、エリア番号40aと無線基地局41
のIDを対応づけて不揮発性メモリに記憶する。 〔S60〕無線基地局抽出手段1cは、検出したIDを
持つ無線基地局11、21、31、41の中から、記憶
したエリア番号40aを持つ無線基地局41を抽出す
る。 〔S61〕同期制御手段1dは、抽出された無線基地局
41と同期をとり、待ち受け状態となる。
【0070】図22はPCHのスロット構成を示す図で
ある。Rは4ビットで過渡応答用ランプビット、SSは
2ビットでスタートシンボル、UWは32ビットでユニ
ークワード(同期ビット)、CIは4ビットでチャネル
種別、CS−IDは42ビットで無線基地局ID、PS
−IDは42ビットで加入者端末ID、Iは34ビット
で情報、CRCは16ビットで巡回生成符号である。
【0071】また、CS−IDは事業者ID(9ビッ
ト)、エリア番号(18ビット)、付加ID(15ビッ
ト)から構成される。以上説明したように、本発明の加
入者端末装置1は、エリア番号変更制御手段1fを設け
て、エリア番号の整理があった場合に対しても対応でき
る構成とした。これにより、エリア番号の変更があった
場合でも、本来接続すべき無線基地局に同期をとること
が可能になる。
【0072】なお、上記の説明では、エリア番号変更制
御手段1fの変更制御として、エリア番号の変更を認識
後、連続受信モードに移行したが、エリア番号の変更を
認識したら記憶しているエリア番号を書き換えた後に連
続受信モードに移行して対応してもよい。このようにす
れば、エリア番号の認識制御を再び行わなくてもすむ。
【0073】次に本発明の無線基地局認識方法について
説明する。図23は本発明の無線基地局認識方法の処理
手順を示すフローチャートである。 〔S70〕連続受信モード時に、電波の受信可能な無線
基地局を検出する。 〔S71〕位置登録可能な無線基地局のエリア番号を認
識する。 〔S72〕検出した無線基地局の中から、エリア番号を
持つ無線基地局を抽出する。 〔S73〕抽出された無線基地局の中から、最大受信レ
ベルの無線基地局と同期をとる。
【0074】以上説明したように、本発明の加入者端末
装置1及び無線基地局認識方法は、検出した識別番号を
持つ無線基地局の中から、位置登録可能なエリア番号を
持つ無線基地局を抽出し、抽出した無線基地局の中から
最大受信レベルの無線基地局と同期をとる構成とした。
【0075】これにより、無線基地局の停波及び復旧、
無線基地局の増減設、またはエリア番号の整理があった
場合に対しても、自己が接続すべき最良の無線基地局を
自動認識することができ、良好な通話品質の確保及び安
定したサービスを提供することが可能になる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の加入者端
末装置は、検出した識別番号を持つ無線基地局の中か
ら、位置登録可能なエリア番号を持つ無線基地局を抽出
し、抽出した無線基地局の中から最大受信レベルの無線
基地局と同期をとる構成とした。これにより、網側から
使用許可されている最良の無線基地局を自動認識するこ
とが可能になる。
【0077】また、本発明の無線基地局認識方法は、検
出した識別番号を持つ無線基地局の中から、位置登録可
能なエリア番号を持つ無線基地局を抽出し、抽出した無
線基地局の中から最大受信レベルの無線基地局と同期を
とる方法とした。これにより、網側から使用許可されて
いる最良の無線基地局を自動認識することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加入者端末装置の原理図である。
【図2】最大受信レベルの無線基地局が停波した場合の
従来のPHS−WLLシステムの問題点を示す図であ
る。
【図3】最大受信レベルの無線基地局が停波した場合の
従来のPHS−WLLシステムの問題点を示す図であ
る。
【図4】最大受信レベルの無線基地局が停波した場合の
従来のPHS−WLLシステムの問題点を示す図であ
る。
【図5】加入者端末装置が配置されたエリア構成を示す
図である。
【図6】受信レベルを示す図である。
【図7】加入者端末装置の動作手順を示すフローチャー
トである。
【図8】加入者端末装置の動作手順を示すフローチャー
トである。
【図9】加入者端末装置が配置されたエリア構成を示す
図である。
【図10】受信レベルを示す図である。
【図11】加入者端末装置の動作手順を示すフローチャ
ートである。
【図12】加入者端末装置の動作手順を示すフローチャ
ートである。
【図13】加入者端末の隣接地に無線基地局が増設した
場合の従来のPHS−WLLシステムの問題点を示す図
である。
【図14】加入者端末の隣接地に無線基地局が増設した
場合の従来のPHS−WLLシステムの問題点を示す図
である。
【図15】加入者端末装置が配置されたエリア構成を示
す図である。
【図16】加入者端末装置の動作手順を示すフローチャ
ートである。
【図17】エリア番号の整理を行った場合の従来のPH
S−WLLシステムの問題点を示す図である。
【図18】エリア番号の整理を行った場合の従来のPH
S−WLLシステムの問題点を示す図である。
【図19】加入者端末装置が配置されたエリア構成を示
す図である。
【図20】加入者端末装置の動作手順を示すフローチャ
ートである。
【図21】加入者端末装置の動作手順を示すフローチャ
ートである。
【図22】PCHのスロット構成を示す図である。
【図23】本発明の無線基地局認識方法の処理順を示す
フローチャートである。
【図24】WLLのシステム構成を示す図である。
【符号の説明】
1 加入者端末装置 1a 無線基地局検出手段 1b エリア番号認識手段 1c 無線基地局抽出手段 1d 同期制御手段 1e タイマー制御手段 1f エリア番号変更制御手段 2 電話機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K033 CB03 CB15 DA02 DA17 DB11 DB12 EA07 5K051 AA04 CC01 DD15 FF04 FF13 GG06 HH17 5K067 AA33 BB04 DD19 EE02 EE10 EE23 FF16 GG01 GG11 JJ03 JJ52 JJ65 JJ70 LL02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定した位置で無線通信を行う加入者端
    末装置において、 連続受信モード時に、電波の受信可能な無線基地局を検
    出する無線基地局検出手段と、 位置登録可能な無線基地局のエリア番号を認識するエリ
    ア番号認識手段と、 検出した無線基地局の中から、前記エリア番号を持つ無
    線基地局を抽出する無線基地局抽出手段と、 抽出された無線基地局の中から、最大受信レベルの無線
    基地局と同期をとる同期制御手段と、 を有することを特徴とする加入者端末装置。
  2. 【請求項2】 前記無線基地局検出手段は、電波の受信
    可能な無線基地局の識別番号を検出することを特徴とす
    る請求項1記載の加入者端末装置。
  3. 【請求項3】 前記エリア番号認識手段は、検出した無
    線基地局に位置登録要求を行い、位置登録を拒否した無
    線基地局はエリア外とし、位置登録を受け付けた無線基
    地局はエリア内として、位置登録を受け付けた無線基地
    局のエリア番号を認識することを特徴とする請求項1記
    載の加入者端末装置。
  4. 【請求項4】 前記エリア番号認識手段は、無線基地局
    のエリア番号及び識別番号を不揮発性メモリに記憶する
    ことを特徴とする請求項1記載の加入者端末装置。
  5. 【請求項5】 前記無線基地局抽出手段は、前記エリア
    番号認識手段で前記エリア番号の認識後に前記連続受信
    モードに移行した場合、前記無線基地局検出手段があら
    たに検出した無線基地局の中から、すでに認識している
    前記エリア番号を持つ無線基地局を抽出することを特徴
    とする請求項1記載の加入者端末装置。
  6. 【請求項6】 前記同期制御手段は、位置登録可能で最
    大受信レベルの無線基地局と同期をとるまでは、前記無
    線基地局検出手段で検出した無線基地局の中から、最大
    受信レベルの無線基地局と同期をとることを特徴とする
    請求項1記載の加入者端末装置。
  7. 【請求項7】 位置登録可能な無線基地局が存在しない
    場合、タイマーを起動させるタイマー制御手段をさらに
    有することを特徴とする請求項1記載の加入者端末装
    置。
  8. 【請求項8】 前記同期制御手段は、前記タイマーがタ
    イムアウトするまで、検出した無線基地局の中から、最
    大受信レベルの無線基地局と同期をとることを特徴とす
    る請求項7記載の加入者端末装置。
  9. 【請求項9】 エリア番号の変更を認識した場合に、前
    記エリア番号認識手段で認識している前記エリア番号の
    変更制御を行うエリア番号変更制御手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1記載の加入者端末装置。
  10. 【請求項10】 固定した位置で無線通信を行う加入者
    端末装置から無線基地局を認識する無線基地局認識方法
    において、 連続受信モード時に、電波の受信可能な無線基地局を検
    出し、 位置登録可能な無線基地局のエリア番号を認識し、 検出した無線基地局の中から、前記エリア番号を持つ無
    線基地局を抽出し、 抽出された無線基地局の中から、最大受信レベルの無線
    基地局と同期をとることを特徴とする無線基地局認識方
    法。
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