JP2000207316A - 情報収集装置 - Google Patents

情報収集装置

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JP2000207316A
JP2000207316A JP11009980A JP998099A JP2000207316A JP 2000207316 A JP2000207316 A JP 2000207316A JP 11009980 A JP11009980 A JP 11009980A JP 998099 A JP998099 A JP 998099A JP 2000207316 A JP2000207316 A JP 2000207316A
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JP11009980A
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English (en)
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Akira Masachika
明 政近
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報処理装置を構成する各構成要素がログ情
報の収集機能を重複して有さなくても、各構成要素の依
頼に基づくログ情報の収集を可能にする。 【解決手段】 所定の情報処理を行う複数の情報処理手
段11と、これらの状態に関する情報をログ情報として
記憶または出力するログ処理手段13,14とを具備す
る情報処理装置にて用いられる情報収集装置に、前記複
数の情報処理手段11とは別にログ収集手段15を設
け、このログ収集手段15が各情報処理手段12,1
2′からの依頼に応じてログ情報の収集を行うととも
に、収集したログ情報を前記ログ処理手段13,14に
記憶または出力させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等の
情報処理装置にてログ情報の収集を行う情報収集装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンピュータ等の情報処理装置
では、その情報処理装置を構成するハードウェアやソフ
トウェア(アプリケーションプログラム等)といった構
成要素から、各構成要素の状態に関する情報を、ログ情
報として収集することが行われている。これは、収集し
たログ情報を用いて、例えば情報処理装置の障害管理と
いった所定の機能を実現させるためである。
【0003】従来、このようなログ情報の収集は、情報
処理装置を構成する各ソフトウェアが、ログ情報の使用
目的に応じてそれぞれ個別に行っている。すなわち、情
報処理装置の構成要素である各ソフトウェアは、それぞ
れが以下のような手順によりログ情報の収集を行う機能
を有している。
【0004】ログ情報の収集を行うソフトウェアは、先
ず、他の構成要素からその状態に関する情報を取得す
る。そして、これを各構成要素について繰り返し、必要
な情報をすべて取得すると、続いて、そのソフトウェア
は、取得した情報と自ソフトウェアについての情報とを
組み合わせて、出力すべきログ情報の作成を行う。この
ようにしてログ情報を作成すると、そのソフトウェア
は、作成したログ情報を当該情報処理装置の一構成要素
である記憶装置へ送出して、その記憶装置に記憶保持さ
せる。また、そのログ情報を出力する必要がある場合に
は、そのソフトウェアは、記憶装置内に記憶保持された
ログ情報を取り出して、当該情報処理装置の一構成要素
である表示装置等に送出して出力させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては、ログ情報の収集を行うのにあた
って、その収集を行うソフトウェアのそれぞれが独自に
関連あるすべての構成要素(他のソフトウェア、ハード
ウェア等)から情報を取得する機能を有していなければ
ならない。つまり、ログ情報の収集を行う各ソフトウェ
アは、それぞれが個別に他の構成要素にアクセスし得る
ものでなければならない。さらに、各ソフトウェアは、
それぞれが記憶装置または表示装置等にもアクセスし得
るものでなければならない。
【0006】したがって、各ソフトウェアは、ログ情報
の収集を行うための機能をそれぞれが重複して有するこ
ととなり、結果としてこれらの各ソフトウェアを構成要
素とする情報処理装置のプログラム容量等の増大を招い
てしまうこととなる。
【0007】そこで、本発明は、各ソフトウェアがログ
情報の収集を行う必要がある場合であっても、各ソフト
ウェアがログ情報の収集を行うための機能を有する必要
がなく、ログ情報の収集を行うことを可能にする情報収
集装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために案出された情報収集装置で、所定の情報処
理を行う複数の情報処理手段と、前記情報処理手段の状
態に関する情報をログ情報として記憶または出力するロ
グ処理手段とを具備する情報処理装置にて用いられるも
のであって、前記複数の情報処理手段とは別に設けら
れ、各情報処理手段からの依頼に応じてログ情報の収集
を行うとともに、収集したログ情報を前記ログ処理手段
に記憶または出力させるログ収集手段を備えたことを特
徴とするものである。
【0009】上記構成の情報収集装置によれば、複数の
情報処理手段とは別にログ収集手段が設けられており、
そのログ収集手段は、各情報処理手段からの依頼に応じ
て必要なログ情報の収集を行い、収集したログ情報をロ
グ処理手段に記憶または出力させる。したがって、各情
報処理手段がログ情報の収集を行ったりログ処理手段に
アクセスする機能を有していなくても、ログ収集手段へ
の依頼さえ行えばログ情報が収集されるようになる。つ
まり、ログ収集手段によって、各情報処理手段がログ情
報を収集する機能を重複して持たなくてもログ情報の収
集が行えるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係わ
る情報収集装置について説明する。
【0011】〔第1の実施の形態〕ここでは、請求項1
記載の発明に係わる情報収集装置について説明する。図
1は、本発明に係る情報収集装置の第1の実施の形態の
概要を示すブロック図である。
【0012】本実施の形態における情報収集装置は、コ
ンピュータ等の情報処理装置にて用いられるものであ
る。そこで、先ず、その情報収集装置が用いられる情報
処理装置について詳しく説明する。
【0013】情報処理装置は、図1に示すように、デバ
イス・ソフトウェア群11と、ログ収集依頼ソフトウェ
ア12と、記憶装置群13と、出力装置群14と、ログ
収集ソフトウェア15と、を備えて構成されたものであ
る。
【0014】デバイス・ソフトウェア群11には、各種
プロセッサやメモリ等からなるデバイス(ハードウェ
ア)A,B…と、情報処理装置にインストールされてい
るアプリケーションプログラム等のソフトウェアA,B
…とが含まれる。すなわち、デバイス・ソフトウェア群
11は、それぞれが所定の情報処理を行うものであり、
本発明における情報処理手段として機能するものであ
る。
【0015】ログ収集依頼ソフトウェア12は、ログ収
集ソフトウェア15に対して、ログ情報の収集を依頼す
るものである。ここでいうログ情報とは、デバイス・ソ
フトウェア群11内の各構成要素(デバイスA,B…、
ソフトウェアA,B…)の状態に関する情報を意味す
る。なお、ログ収集依頼ソフトウェア12には、デバイ
ス・ソフトウェア群11内のいずれかのソフトウェア
A,B…がなる。すなわち、これらのソフトウェアA,
B…のうち、その状態の変化等によりログ情報を必要と
するものが、ログ収集依頼ソフトウェア12となる。
【0016】記憶装置群13は、ハードディスク装置等
からなる記憶装置A,B…によって構成されるもので、
ログ情報を始めとした各種情報の記憶保持を行うもので
ある。すなわち、記憶装置群13は、本発明におけるロ
グ処理手段の一つとして機能するものである。
【0017】出力装置群14は、ディスプレイ装置等か
らなる出力装置A,B…によって構成されるもので、ロ
グ情報を始めとした各種情報の表示出力を行うものであ
る。すなわち、出力装置群14も、本発明におけるログ
処理手段の一つとして機能するものである。
【0018】ログ収集ソフトウェア15は、デバイス・
ソフトウェア群11内のソフトウェアA,B…とは別に
情報処理装置内にインストールされているもので、ログ
収集依頼ソフトウェア12からの依頼に応じて、必要な
ログ情報の収集をデバイス・ソフトウェア群11から行
うとともに、収集したログ情報を記憶装置群13に記憶
させ、または出力装置群14に出力させるものである。
すなわち、ログ収集ソフトウェア15は、デバイス・ソ
フトウェア群11、記憶装置群13および出力装置群1
4にアクセスすることで、本発明におけるログ収集手段
として機能するものである。
【0019】これらのことから、本実施の形態では、ロ
グ収集ソフトウェア15が情報処理装置のCPU(Cent
ral Processing Unit)等で実行されることによって、情
報収集装置としての機能が実現されるようになってい
る。
【0020】ここで、以上のように構成された情報処理
装置において、ログ収集ソフトウェア15がログ情報の
収集を行う場合の処理動作例について説明する。
【0021】例えば、デバイス・ソフトウェア群11の
状態に変化等が生じログ情報の取得が必要となった場合
には、デバイス・ソフトウェア群11内のソフトウェア
A,B…のうちのいずれか(ログ情報の取得が必要とな
ったもの)がログ収集依頼ソフトウェア12となり、ロ
グ収集ソフトウェア15に対してログ情報の収集依頼を
発行する。この依頼発行は、コマンドの通知等によって
行えばよい。
【0022】さらに、このとき、ログ収集依頼ソフトウ
ェア12は、ログ情報の収集依頼と共に、ログ情報の収
集に必要な情報をも併せて通知する。ログ情報の収集に
必要な情報としては、例えば、自ソフトウェアの状態に
関する情報(ない場合もある)、ログ取得の対象となる
デバイスA,B…およびソフトウェアA,B…を特定す
る情報(例えば名称やアドレス)、収集したログ情報を
記憶させる記憶装置A,B…を特定する情報(例えば名
称やアドレス)等がある。なお、ログ情報の収集に必要
な情報として、どのような内容の情報を通知するかは、
予め各ソフトウェアA,B…毎に設定されているものと
する。
【0023】ログ収集依頼ソフトウェア12からの通知
があると、ログ収集ソフトウェア15は、その通知内容
に従って、デバイス・ソフトウェア群11からのログ情
報の収集を開始する。例えば、ログ取得の対象としてデ
バイスBとソフトウェアA,Bとが指定された場合に
は、これらのそれぞれから、その状態に関する情報を取
得する。そして、必要な情報をすべて取得すると、取得
した情報とログ収集依頼ソフトウェア12から通知され
た情報(ない場合もある)とを組み合わせて、出力すべ
きログ情報の作成を行う。
【0024】このようにしてログ情報を作成すると、続
いて、ログ収集ソフトウェア15は、ログ収集依頼ソフ
トウェア12からの通知内容に従って、作成したログ情
報を記憶装置群13に記憶させる。例えば、ログ情報の
記憶先として記憶装置Aが指定された場合には、作成し
たログ情報をその記憶装置Aに送出して記憶保持させ
る。
【0025】なお、出力装置群14での出力が指定され
た場合には、ログ収集ソフトウェア15は、一旦記憶装
置群13に記憶させたログ情報を読み出した後に出力装
置群14に出力させるか、あるいは作成したログ情報を
直接出力装置群14に出力させるようにすればよい。
【0026】以上のように、この情報処理装置では、ロ
グ収集ソフトウェア15がログ情報の収集を行うことに
よって、ログ収集依頼ソフトウェア12がログ取得の対
象となるデバイス・ソフトウェア群11内の各構成要素
から直接情報を取得する機能を持つ必要がなくなる。つ
まり、ログ収集依頼ソフトウェア12は、論理的にログ
収集ソフトウェア15への依頼を行えば、デバイス・ソ
フトウェア群11内の各構成要素にアクセスしなくて
も、ログ情報の収集が可能となる。
【0027】さらには、ログ収集ソフトウェア15がロ
グ情報を記憶装置群13に記憶または出力装置群14に
出力させることによって、ログ収集依頼ソフトウェア1
2が記憶装置群13または出力装置群14にアクセスす
る機能を持つ必要もなくなる。つまり、ログ収集依頼ソ
フトウェア12が論理的にログ収集ソフトウェア15へ
の依頼を行えば、ログ情報の記憶または出力が可能とな
る。
【0028】したがって、このログ収集ソフトウェア1
5を用いてログ情報の収集を行うようにすれば、従来は
ログ収集ソフトウェア15となり得る各構成要素がそれ
ぞれ個別に持つ必要があったログ情報の収集機能を、ロ
グ収集ソフトウェア15を設けることで一つに集約でき
るので、各構成要素がログ情報の収集機能を重複して有
する必要がなくなり、結果として情報処理装置のプログ
ラム容量等の増大を抑えることができるようになる。
【0029】〔第2の実施の形態〕次に、請求項2記載
の発明に係わる情報収集装置について説明する。図2
は、本発明に係る情報収集装置の第2の実施の形態の概
要を示すブロック図である。なお、ここでは、上述した
第1の実施の形態と同一の構成要素については、同一の
符号を与えてその説明を省略するものとする。
【0030】図例のように、本実施の形態では、第1の
実施の形態の場合に加えて、ログ収集ソフトウェア15
がログ管理テーブル16にアクセスし得るように構成さ
れている。
【0031】ログ管理テーブル16は、ログ収集ソフト
ウェア15がログ情報を収集するにあたっての属性情報
を管理するためのものであり、ログ収集ソフトウェア1
5がアクセスし得る場所、例えば記憶装置群13内の所
定アドレスに、予め格納されているものである。
【0032】このログ管理テーブル16が管理する属性
情報としては、例えば、処理内容を識別するための認識
ID、その処理がログ情報の取得であるか表示であるか
を特定する取得形式、ログ取得の対象となるデバイス
A,B…またはソフトウェアA,B…を特定する取得対
象、ログ情報を記憶させる記憶装置A,B…を特定する
記憶先、ログ情報を出力させる出力装置A,B…を特定
する表示先等がある。つまり、属性情報は、ログ収集ソ
フトウェア15での処理内容を特定するのに必要となる
情報である。
【0033】このような属性情報を管理することで、ロ
グ管理テーブル16は、本発明におけるログ管理手段と
して機能する。すなわち、ログ管理テーブル16は、ロ
グ収集ソフトウェア15と共に、本実施の形態における
情報収集装置を構成するものである。
【0034】ここで、ログ収集ソフトウェア15がログ
管理テーブル16にアクセスしつつ、ログ情報の収集を
行う場合の処理動作例について説明する。
【0035】例えば、デバイス・ソフトウェア群11の
状態に変化等が生じログ情報の取得が必要となった場合
には、デバイス・ソフトウェア群11内のソフトウェア
A,B…のうちのいずれか(ログ情報の取得が必要とな
ったもの)がログ収集依頼ソフトウェア12となり、ロ
グ収集ソフトウェア15に対してログ情報の収集依頼を
発行する。
【0036】このとき、ログ収集依頼ソフトウェア12
は、第1の実施の形態の場合と異なり、自ソフトウェア
の状態に関する情報(ない場合もある)および認識ID
を、ログ収集ソフトウェア15に通知する。この認識I
Dは、ログ管理テーブル16に登録されている認識ID
の中のいずれかに該当するものである。なお、ログ収集
依頼ソフトウェア12がどの認識IDを通知するかは、
予め各ソフトウェアA,B…毎に設定されているものと
する。ただし、例えばユーザによる操作(指示)等に従
って任意に設定し得るようにしてもよい。
【0037】ログ収集依頼ソフトウェア12から認識I
Dが通知されると、ログ収集ソフトウェア15は、ログ
管理テーブル16にアクセスして、その認識IDに対応
するログ情報の取得対象および記憶先を認識する。そし
て、ログ収集ソフトウェア15は、その認識結果に基づ
いて、必要なログ情報の収集を行い、収集したログ情報
を記憶装置群13に記憶させる。
【0038】また、例えば、ログ情報の表示が必要とな
った場合には、デバイス・ソフトウェア群11内のソフ
トウェアA,B…のうちのいずれか(ログ情報の表示が
必要となったもの)がログ表示依頼ソフトウェア12′
となり、ログ収集ソフトウェア15に対してログ情報の
表示依頼を発行する。なお、ログ表示依頼ソフトウェア
12′は、ログ収集依頼ソフトウェア12と依頼内容の
みが異なり、他は同様であるものである。
【0039】このとき、ログ表示依頼ソフトウェア1
2′は、上述の場合と同様に、ログ収集ソフトウェア1
5に認識IDを通知する。認識IDが通知されると、ロ
グ収集ソフトウェア15は、ログ管理テーブル16にア
クセスして、その認識IDに対応する表示対象および表
示先を認識する。さらには、ログ管理テーブル16内の
属性情報から、認識した表示対象についての記憶先を認
識する。
【0040】そして、ログ収集ソフトウェア15は、そ
の認識結果に基づいて、表示対象となるログ情報を、記
憶先である記憶装置群13内から読み出して、その読み
出したログ情報を表示先である出力装置群14に送出し
て表示させる。
【0041】以上のように、本実施の形態では、ログ収
集依頼ソフトウェア12またはログ表示依頼ソフトウェ
ア12′(以下、これらを単に「依頼ソフトウェア」と
称す)が認識IDを通知すれば、ログ収集ソフトウェア
15がログ管理テーブル16にアクセスしつつ、適正か
つ確実にログ情報の収集を行うようになっている。つま
り、依頼ソフトウェア12,12′は、認識IDの通知
さえを行えば、ログ情報の収集に必要な情報を通知する
必要がなくなる。
【0042】したがって、ログ収集ソフトウェア15お
よびログ管理テーブル16を用いてログ情報の収集を行
うようにすれば、ログ管理テーブル16での属性情報の
一括管理が可能となるので、依頼ソフトウェア12,1
2′が予め把握しておくべき情報量を削減することでき
る。そのため、依頼ソフトウェア12,12′を構成要
素とする情報処理装置に対しては、より一層プログラム
容量等の増大を抑えることができるようになる。さら
に、各依頼ソフトウェア12,12′に対しては、ログ
収集ソフトウェア15に対する依頼発行の迅速化および
簡易化が図れるようになる。
【0043】〔第3の実施の形態〕次に、請求項3記載
の発明に係わる情報収集装置について説明する。図3
は、本発明に係る情報収集装置の第3の実施の形態の概
要を示すブロック図である。なお、ここでも、上述した
第1および第2の実施の形態と同一の構成要素について
は、同一の符号を与えてその説明を省略するものとす
る。
【0044】図例のように、本実施の形態では、ログ収
集ソフトウェア15およびログ管理テーブル16を備え
た情報処理装置(以下「第1の処理装置」と称す)10
が、LAN(ローカルエリアネットワーク)または公衆
回線網等のネットワーク20を介して、他の情報処理装
置(以下「第2の処理装置」と称す)30と接続されて
いる。なお、ネットワーク20上には、さらに他の情報
処理装置が接続されていてもよい。
【0045】第2の処理装置30は、第1の処理装置1
0と同様に、ログ収集ソフトウェア35およびログ管理
テーブル36を備えて構成されている。すなわち、第1
の処理装置10および第2の処理装置30は、共に、第
2の実施の形態の場合と同様に構成されている。
【0046】ただし、第1の処理装置10と第2の処理
装置30とは互いにネットワーク20を介して接続され
ているので、これらが備える各ログ収集ソフトウェア1
5,35は、それぞれが、第2の実施の形態の場合に加
えて、後述するような通信機能を有している。
【0047】ここで、以上のように構成された第1の処
理装置10および第2の処理装置30において、ログ収
集ソフトウェア15,35がログ情報の収集を行う場合
の処理動作例について説明する。
【0048】例えば、第1の処理装置10で収集したロ
グ情報を、第2の処理装置30内で保存する場合に、第
1の処理装置10のログ収集ソフトウェア15は、第2
の実施の形態で説明したように、ログ収集依頼ソフトウ
ェア12から通知される認識IDに応じて、ログ管理テ
ーブル16にアクセスしつつ、デバイス・ソフトウェア
群11から必要な情報を取得してログ情報の作成を行
う。
【0049】そして、ログ情報を作成すると、ログ収集
ソフトウェア15は、第2の実施の形態の場合とは異な
り、作成したログ情報とログ収集依頼ソフトウェア12
から通知された認識IDとを、ネットワーク20を介し
て第2の処理装置30へ転送する。これらを転送するの
は、通知された認識IDによって、ログ情報の記憶先と
して、第2の処理装置30の記憶装置群33が指定され
ているからである。
【0050】一方、第2の処理装置30側では、第1の
処理装置10からログ情報および認識IDが転送されて
くると、ログ収集ソフトウェア35がこれらを受け取る
とともに、受け取った認識IDに対応する取得対象およ
び記憶先を、第2の処理装置30のログ管理テーブル3
6にアクセスして認識する。そして、ログ収集ソフトウ
ェア35は、その認識結果に基づいて、第2の処理装置
30のデバイス・ソフトウェア群31から必要なログ情
報の収集を行った後に、そのログ情報と第1の処理装置
10から受け取ったログ情報とを合わせて、第2の処理
装置30の記憶装置群33に記憶させる。なお、第2の
処理装置30側においてもログ収集ソフトウェア35が
ログ情報の収集を行うのは、第2の処理装置30側にお
ける状態に関する情報(例えば記録時間など)を収集す
るためであり、またそのときの処理手順を他の処理の場
合と統一するためである。
【0051】このようにして記憶装置群33内に記憶保
持されたログ情報を、第2の処理装置30にて表示出力
する場合には、上述した第2の実施の形態の場合と同様
の処理を、第2の処理装置30側で行うことで実現する
ことができる。
【0052】これに対し、第2の処理装置30の記憶装
置群33内のログ情報を、第1の処理装置10の出力装
置群14で表示する場合には、第1の処理装置10側で
以下のような処理が行われる。この場合、第1の処理装
置10側では、第2の実施の形態で説明したように、ロ
グ表示依頼ソフトウェア12′から通知される認識ID
に応じて、ログ収集ソフトウェア15がログ管理テーブ
ル16にアクセスしつつ、その認識IDに対応する表示
対象、表示先およびその表示対象の記憶先を認識する。
ここで、記憶先として第2の処理装置30の記憶装置群
33が設定されていると、ログ収集ソフトウェア15
は、ログ表示依頼ソフトウェア12′から通知された認
識IDを、ネットワーク20を介して第2の処理装置3
0へ転送する。
【0053】一方、第2の処理装置30側では、第1の
処理装置10から認識IDが転送されてくると、ログ収
集ソフトウェア35がこれらを受け取るとともに、受け
取った認識IDに対応する表示対象、表示先およびその
表示対象の記憶先を、第2の処理装置30のログ管理テ
ーブル36にアクセスして認識する。そして、ログ収集
ソフトウェア35は、その認識結果に基づいて、記憶先
である記憶装置群33から、表示対象であるログ情報を
読み出して、そのログ情報を表示先である第2の処理装
置30側へネットワーク20を介して転送する。
【0054】これにより、第1の処理装置10のログ収
集ソフトウェア15は、第2の処理装置30から表示対
象であるログ情報を受け取ることとなるので、そのログ
情報を表示先である出力装置群14に送出して表示させ
る。
【0055】以上のように、本実施の形態では、第1の
処理装置10および第2の処理装置30における各ログ
収集ソフトウェア15,35が、ログ情報の転送を行う
通信機能を有している。したがって、第1の処理装置1
0と第2の処理装置30がネットワーク20を介して接
続されていれば、自装置におけるログ情報を他装置に記
憶保持させたり、他装置におけるログ情報を自装置で記
憶保持および表示出力するといったことが可能となる。
つまり、ログ情報を表示出力をする必要のある処理装置
10,30において、そのログ情報を保存することが可
能となる。
【0056】したがって、ログ収集ソフトウェア15,
35が上述した通信機能を有していれば、ネットワーク
環境下において他装置のログ情報が必要になって場合で
あっても、その他装置のログ情報が自装置のものと同等
の処理作業量(操作等も含む)およびスピードで得られ
るようになる。すなわち、ログ収集ソフトウェア15,
35の通信機能によって、ログ情報の収集と転送とを併
せて行うことが可能となるので、従来のようにこれらを
別個に行っていた場合に比べて、処理作業の簡略化およ
び迅速化が図れるようになる。
【0057】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の情報収
集装置は、情報処理装置の構成要素である情報処理手段
とは別にログ収集手段を設けることにより、従来は各情
報処理手段がそれぞれ個別に持つ必要があったログ情報
の収集機能を、一つに集約することができる。つまり、
各情報処理手段がログ情報の収集を行ったりログ処理手
段にアクセスする機能を有していなくても、ログ収集手
段への依頼さえ行えばログ情報が収集されるようにな
る。したがって、この情報収集装置を用いれば、各情報
処理手段がログ情報を収集する機能を重複して持たなく
てもログ情報の収集が行えるようになるので、結果とし
て情報処理装置のプログラム容量等の増大を抑えること
ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる情報収集装置の第1の実施の形
態の概要を示すブロック図である。
【図2】本発明に係わる情報収集装置の第2の実施の形
態の概要を示すブロック図である。
【図3】本発明に係わる情報収集装置の第3の実施の形
態の概要を示すブロック図である。
【符号の説明】
10,30 情報処理装置(第1の処理装置,第2の処
理装置) 11,31 デバイス・ソフトウェア群 12,32 ログ収集依頼ソフトウェア 12′ ログ表示依頼ソフトウェア 13,33 記憶装置群 14,34 出力装置群 15,35 ログ収集ソフトウェア 16,36 ログ管理テーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の情報処理を行う複数の情報処理手
    段と、前記情報処理手段の状態に関する情報をログ情報
    として記憶または出力するログ処理手段とを具備する情
    報処理装置にて用いられる情報収集装置であって、 前記複数の情報処理手段とは別に設けられ、各情報処理
    手段からの依頼に応じてログ情報の収集を行うととも
    に、収集したログ情報を前記ログ処理手段に記憶または
    出力させるログ収集手段を備えたことを特徴とする情報
    収集装置。
  2. 【請求項2】 前記ログ情報を収集するにあたっての属
    性情報を管理するログ管理手段を備えるとともに、 前記ログ収集手段は、前記ログ管理手段に管理されてい
    る属性情報に基づいて、必要なログ情報の収集を行うも
    のであることを特徴とする請求項1記載の情報収集装
    置。
  3. 【請求項3】 前記情報処理装置がネットワークを介し
    て外部装置と接続している場合に、前記ログ収集手段
    は、前記ログ管理手段に管理されている属性情報に基づ
    いて、収集したログ情報を前記外部装置に転送する機能
    を有したものであることを特徴とする請求項2記載の情
    報収集装置。
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JP11009980A Pending JP2000207316A (ja) 1999-01-19 1999-01-19 情報収集装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002088976A1 (fr) * 2001-04-18 2002-11-07 Kabushikikaisha Teamgia Procede et systeme de traitement des sessions de communication
JP2006107217A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、ログ転送方法およびログ転送システム

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