JP2000207294A - 磁気ディスク装置及びこれを用いたｓｃｓｉシステム - Google Patents
磁気ディスク装置及びこれを用いたｓｃｓｉシステムInfo
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- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
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- G06F3/0601—Interfaces specially adapted for storage systems
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- G06F3/0668—Interfaces specially adapted for storage systems adopting a particular infrastructure
- G06F3/0671—In-line storage system
- G06F3/0673—Single storage device
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ＳＣＳＩバス上の複数のハードディスクの内
の１つを特定して制御でき、他のＨＤＤに対しては影響
を与えることのない磁気ディスク装置及びこれを用いた
ＳＣＳＩシステムを提供する。 【解決手段】 磁気ディスク処理装置５０にＳＣＳＩバ
ス４０−１〜−Ｎを介して接続された磁気ディスク装置
３０は、複数のＨＤＤ２０−１〜−Ｎと、これらと共通
のＳＣＳＩバス４０−１〜−Ｎとの間に接続されたリセ
ット制御回路１０−１〜−Ｎを備える。リセット制御回
路１０−１〜−Ｎは、磁気ディスク処理装置５０に接続
されたシリアル回線６０からコマンドデータが与えら
れ、このデータを解析してＨＤＤ２０−１〜−Ｎとを結
ぶＳＣＳＩバス４０−１〜−Ｎのリセット信号をアクテ
ィブにする。このリセット信号を受けたＨＤＤ（２０−
１〜−Ｎ）はリセットコンディションを発生させ、シー
ケンスを停止する。
の１つを特定して制御でき、他のＨＤＤに対しては影響
を与えることのない磁気ディスク装置及びこれを用いた
ＳＣＳＩシステムを提供する。 【解決手段】 磁気ディスク処理装置５０にＳＣＳＩバ
ス４０−１〜−Ｎを介して接続された磁気ディスク装置
３０は、複数のＨＤＤ２０−１〜−Ｎと、これらと共通
のＳＣＳＩバス４０−１〜−Ｎとの間に接続されたリセ
ット制御回路１０−１〜−Ｎを備える。リセット制御回
路１０−１〜−Ｎは、磁気ディスク処理装置５０に接続
されたシリアル回線６０からコマンドデータが与えら
れ、このデータを解析してＨＤＤ２０−１〜−Ｎとを結
ぶＳＣＳＩバス４０−１〜−Ｎのリセット信号をアクテ
ィブにする。このリセット信号を受けたＨＤＤ（２０−
１〜−Ｎ）はリセットコンディションを発生させ、シー
ケンスを停止する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク装置
及びこれを用いたＳＣＳＩシステムに関し、特に、コン
ピュータ等の機器にＳＣＳＩ（ Small Computer System
Interface）バス（ｂｕｓ）を用いて複数のハードディ
スクが接続される磁気ディスク装置及びこれを用いたＳ
ＣＳＩシステムに関する。
及びこれを用いたＳＣＳＩシステムに関し、特に、コン
ピュータ等の機器にＳＣＳＩ（ Small Computer System
Interface）バス（ｂｕｓ）を用いて複数のハードディ
スクが接続される磁気ディスク装置及びこれを用いたＳ
ＣＳＩシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】ハードディスク（ＨＤＤ）は記憶容量が
大きいことから、コンピュータに必須の機器となってい
る。そして、ＨＤＤの転送速度が高められること及び増
設が容易であることから、ＳＣＳＩによる接続が多用さ
れている。一般に、ＳＣＳＩバス上に複数のＨＤＤを接
続して多重に動作をさせた場合、その中の１台のＨＤＤ
が障害を生じてＳＣＳＩバスを占有してしまうと、他の
ＨＤＤは占有状態が解除されない限り次のシーケンスに
移れない。そこで、ＳＣＳＩバスに接続された複数のＨ
ＤＤの内、１台のＨＤＤとのデータ交換が正常に終了し
なかった場合、イニシエータ（ｉｎｉｔｉａｔｏｒ）側
から強制的にＳＣＳＩバス上のリセット信号をアクティ
ブにし、当該ＨＤＤのＳＣＳＩバスの占有を切り離すよ
うにしている。この場合、ＳＣＳＩバスのバスフェーズ
を制御しているのはターゲット（ｔａｒｇｅｔ）側のＨ
ＤＤであるため、特定のＨＤＤによるＳＣＳＩバスの占
有の切り離しは、ＳＣＳＩバス上のリセット信号をアク
ティブにすることにより行うしかない。しかし、ＳＣＳ
Ｉプロトコル上、ＳＣＳＩバス上のリセット信号がアク
ティブになると、同じＳＣＳＩバス上に接続されている
他のＨＤＤに対しても進行中の処理が同時にクリアされ
る。したがって、クリアされてしまったＨＤＤに対して
の転送を行うには、設定値を再度設定することになる。
大きいことから、コンピュータに必須の機器となってい
る。そして、ＨＤＤの転送速度が高められること及び増
設が容易であることから、ＳＣＳＩによる接続が多用さ
れている。一般に、ＳＣＳＩバス上に複数のＨＤＤを接
続して多重に動作をさせた場合、その中の１台のＨＤＤ
が障害を生じてＳＣＳＩバスを占有してしまうと、他の
ＨＤＤは占有状態が解除されない限り次のシーケンスに
移れない。そこで、ＳＣＳＩバスに接続された複数のＨ
ＤＤの内、１台のＨＤＤとのデータ交換が正常に終了し
なかった場合、イニシエータ（ｉｎｉｔｉａｔｏｒ）側
から強制的にＳＣＳＩバス上のリセット信号をアクティ
ブにし、当該ＨＤＤのＳＣＳＩバスの占有を切り離すよ
うにしている。この場合、ＳＣＳＩバスのバスフェーズ
を制御しているのはターゲット（ｔａｒｇｅｔ）側のＨ
ＤＤであるため、特定のＨＤＤによるＳＣＳＩバスの占
有の切り離しは、ＳＣＳＩバス上のリセット信号をアク
ティブにすることにより行うしかない。しかし、ＳＣＳ
Ｉプロトコル上、ＳＣＳＩバス上のリセット信号がアク
ティブになると、同じＳＣＳＩバス上に接続されている
他のＨＤＤに対しても進行中の処理が同時にクリアされ
る。したがって、クリアされてしまったＨＤＤに対して
の転送を行うには、設定値を再度設定することになる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のＳＣＳ
Ｉコントローラによると、イニシエータ側から強制的に
１ＣＳＩバス上のリセット信号がアクティブにすると、
ＳＣＳＩバスに接続されている他のＨＤＤに対してもリ
セット状態が発生する。この状態が発生した場合、イニ
シエータとデータ交換を行うために設定されていた取り
決めが無効になるため、最初から取り決めを設定し直さ
なければならない。また、イニシエータ側からのＳＣＳ
Ｉコマンドを実行中のＨＤＤドライブは、処理を中断し
てしまう。この結果、リセット信号をアクティブにする
にはＳＣＳＩプロトコルに付随して各ＨＤＤに対するリ
トライ処理が多く発生し、データ交換に時間を要するよ
うになる。
Ｉコントローラによると、イニシエータ側から強制的に
１ＣＳＩバス上のリセット信号がアクティブにすると、
ＳＣＳＩバスに接続されている他のＨＤＤに対してもリ
セット状態が発生する。この状態が発生した場合、イニ
シエータとデータ交換を行うために設定されていた取り
決めが無効になるため、最初から取り決めを設定し直さ
なければならない。また、イニシエータ側からのＳＣＳ
Ｉコマンドを実行中のＨＤＤドライブは、処理を中断し
てしまう。この結果、リセット信号をアクティブにする
にはＳＣＳＩプロトコルに付随して各ＨＤＤに対するリ
トライ処理が多く発生し、データ交換に時間を要するよ
うになる。
【０００４】したがって、本発明の目的は、ＳＣＳＩバ
ス上の複数の磁気ディスク媒体の内の１つを特定して制
御でき、他の磁気ディスク媒体に対して影響を与えない
ようにすることのできる磁気ディスク装置及びこれを用
いたＳＣＳＩシステムを提供することにある。
ス上の複数の磁気ディスク媒体の内の１つを特定して制
御でき、他の磁気ディスク媒体に対して影響を与えない
ようにすることのできる磁気ディスク装置及びこれを用
いたＳＣＳＩシステムを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、第１の特徴として、複数の磁気ディスク
媒体と外部とのデータの授受を共通のＳＣＳＩ（ Small
Computer System Interface）バスを用いて行う磁気デ
ィスク装置において、前記共通のＳＣＳＩバスと接続さ
れた固有のＳＣＳＩバスによって前記複数の磁気ディス
ク媒体のそれぞれと接続され、外部から与えられたコマ
ンドデータが自機宛であるとき、前記自機に接続されて
いる前記固有のＳＣＳＩバスのリセット信号線のリセッ
ト信号をアクティブにする複数のリセット制御回路を備
えることを特徴とする磁気ディスク装置を提供する。
達成するため、第１の特徴として、複数の磁気ディスク
媒体と外部とのデータの授受を共通のＳＣＳＩ（ Small
Computer System Interface）バスを用いて行う磁気デ
ィスク装置において、前記共通のＳＣＳＩバスと接続さ
れた固有のＳＣＳＩバスによって前記複数の磁気ディス
ク媒体のそれぞれと接続され、外部から与えられたコマ
ンドデータが自機宛であるとき、前記自機に接続されて
いる前記固有のＳＣＳＩバスのリセット信号線のリセッ
ト信号をアクティブにする複数のリセット制御回路を備
えることを特徴とする磁気ディスク装置を提供する。
【０００６】この構成によれば、リセット制御回路はホ
スト等の外部からのコマンドデータを解析し、それが自
機宛であるとき、そのリセット制御回路と磁気ディスク
媒体とを接続している固有のＳＣＳＩバスのリセット信
号線のリセット信号をアクティブにする。これにより、
リセット制御回路に接続された磁気ディスク媒体にリセ
ットコンディションを発生させてシーケンスを止めるこ
とができ、また、リセット制御回路と共通のＳＣＳＩバ
スに接続されている他の磁気ディスク媒体の処理を妨げ
ることがない。
スト等の外部からのコマンドデータを解析し、それが自
機宛であるとき、そのリセット制御回路と磁気ディスク
媒体とを接続している固有のＳＣＳＩバスのリセット信
号線のリセット信号をアクティブにする。これにより、
リセット制御回路に接続された磁気ディスク媒体にリセ
ットコンディションを発生させてシーケンスを止めるこ
とができ、また、リセット制御回路と共通のＳＣＳＩバ
スに接続されている他の磁気ディスク媒体の処理を妨げ
ることがない。
【０００７】また、本発明は、上記の目的を達成するた
め、第２の特徴として、複数のターゲットとの間でデー
タの授受を共通のＳＣＳＩ（ Small Computer System I
nterface）バスを用いて行うイニシエータとしての磁気
ディスク処理装置と、前記磁気ディスク処理装置との間
で前記共通のＳＣＳＩバスを介してデータの授受を行う
前記複数のターゲットとしての複数の磁気ディスク媒体
と、前記共通のＳＣＳＩバスと接続された固有のＳＣＳ
Ｉバスによって前記複数の磁気ディスク媒体のそれぞれ
と接続され、前記磁気ディスク処理装置から与えられた
コマンドデータに応じて前記固有のＳＣＳＩバスのリセ
ット信号線を制御する複数のリセット制御回路とを備
え、前記リセット制御回路は、前記磁気ディスク処理装
置から与えられたコマンドデータが自機宛であるとき、
前記自機に接続されている前記固有のＳＣＳＩバスのリ
セット信号線のリセット信号をアクティブにすることを
特徴とするＳＣＳＩシステムを提供する。
め、第２の特徴として、複数のターゲットとの間でデー
タの授受を共通のＳＣＳＩ（ Small Computer System I
nterface）バスを用いて行うイニシエータとしての磁気
ディスク処理装置と、前記磁気ディスク処理装置との間
で前記共通のＳＣＳＩバスを介してデータの授受を行う
前記複数のターゲットとしての複数の磁気ディスク媒体
と、前記共通のＳＣＳＩバスと接続された固有のＳＣＳ
Ｉバスによって前記複数の磁気ディスク媒体のそれぞれ
と接続され、前記磁気ディスク処理装置から与えられた
コマンドデータに応じて前記固有のＳＣＳＩバスのリセ
ット信号線を制御する複数のリセット制御回路とを備
え、前記リセット制御回路は、前記磁気ディスク処理装
置から与えられたコマンドデータが自機宛であるとき、
前記自機に接続されている前記固有のＳＣＳＩバスのリ
セット信号線のリセット信号をアクティブにすることを
特徴とするＳＣＳＩシステムを提供する。
【０００８】このシステムによれば、リセット制御回路
は磁気ディスク処理装置からのコマンドデータを解析
し、それが自機宛であるとき、そのリセット制御回路と
磁気ディスク媒体とを接続している固有のＳＣＳＩバス
のリセット信号線のリセット信号をアクティブにする。
これにより、リセット制御回路に接続された磁気ディス
ク媒体にリセットコンディションを発生させてシーケン
スを止めることができ、また、リセット制御回路と外部
接続用の共通のＳＣＳＩバスに接続されている他の磁気
ディスク媒体の処理を妨げることがない。
は磁気ディスク処理装置からのコマンドデータを解析
し、それが自機宛であるとき、そのリセット制御回路と
磁気ディスク媒体とを接続している固有のＳＣＳＩバス
のリセット信号線のリセット信号をアクティブにする。
これにより、リセット制御回路に接続された磁気ディス
ク媒体にリセットコンディションを発生させてシーケン
スを止めることができ、また、リセット制御回路と外部
接続用の共通のＳＣＳＩバスに接続されている他の磁気
ディスク媒体の処理を妨げることがない。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を基に説明する。図１は、本発明による磁気ディ
スク装置及びこれを用いたＳＣＳＩシステムの構成を示
す。本発明によるリセット（ＲＥＳＥＴ）制御回路１０
−１，１０−２，・・・１０−Ｎは同一仕様および同一
構成であり、磁気ディスク媒体としての複数のハードデ
ィスク（ＨＤＤ）２０−１〜２０−Ｎのそれぞれに１対
１の関係で接続されている。これらリセット制御回路１
０−１〜１０−ＮとＨＤＤ２０−１〜２０−Ｎは、磁気
ディスク装置３０に内蔵されている。この磁気ディスク
装置３０には、ＳＣＳＩバス４０−１，４０−２，・・
・４０−Ｎを介して磁気ディスク処理装置５０が接続さ
れている。ＳＣＳＩバス４０−１〜４０−Ｎのそれぞれ
には、ＨＤＤ２０の内の少なくとも１台がリセット制御
回路１０を介して接続されている。さらに、磁気ディス
ク処理装置５０とリセット制御回路１０−１〜１０−Ｎ
のそれぞれには、シリアル回線６０が接続されている。
て図面を基に説明する。図１は、本発明による磁気ディ
スク装置及びこれを用いたＳＣＳＩシステムの構成を示
す。本発明によるリセット（ＲＥＳＥＴ）制御回路１０
−１，１０−２，・・・１０−Ｎは同一仕様および同一
構成であり、磁気ディスク媒体としての複数のハードデ
ィスク（ＨＤＤ）２０−１〜２０−Ｎのそれぞれに１対
１の関係で接続されている。これらリセット制御回路１
０−１〜１０−ＮとＨＤＤ２０−１〜２０−Ｎは、磁気
ディスク装置３０に内蔵されている。この磁気ディスク
装置３０には、ＳＣＳＩバス４０−１，４０−２，・・
・４０−Ｎを介して磁気ディスク処理装置５０が接続さ
れている。ＳＣＳＩバス４０−１〜４０−Ｎのそれぞれ
には、ＨＤＤ２０の内の少なくとも１台がリセット制御
回路１０を介して接続されている。さらに、磁気ディス
ク処理装置５０とリセット制御回路１０−１〜１０−Ｎ
のそれぞれには、シリアル回線６０が接続されている。
【００１０】リセット制御回路１０−１〜１０−Ｎは、
シリアル回線６０を通して磁気ディスク処理装置５０か
ら制御信号を入力すると、ＳＣＳＩバス４０−１〜４０
−Ｎに接続されているＨＤＤ２０−１〜２０−ＮのＳＣ
ＳＩバス４０−１〜４０−Ｎ上のリセット信号のアクテ
ィブ／インアクティブ状態を制御する。このように、リ
セット制御回路１０−１〜１０−Ｎを磁気ディスク処理
装置５０から制御できるので、以下に列挙するような障
害が発生しても、複数のＨＤＤが影響を受けることのな
いようにすることができる。
シリアル回線６０を通して磁気ディスク処理装置５０か
ら制御信号を入力すると、ＳＣＳＩバス４０−１〜４０
−Ｎに接続されているＨＤＤ２０−１〜２０−ＮのＳＣ
ＳＩバス４０−１〜４０−Ｎ上のリセット信号のアクテ
ィブ／インアクティブ状態を制御する。このように、リ
セット制御回路１０−１〜１０−Ｎを磁気ディスク処理
装置５０から制御できるので、以下に列挙するような障
害が発生しても、複数のＨＤＤが影響を受けることのな
いようにすることができる。
【００１１】（１）或るＨＤＤとのデータ交換を行って
いる最中に、インターフェース障害が発生した場合、
（２）データエラー検出等で或るＨＤＤがＳＣＳＩバス
を占有した状態のままでいる場合、（３）磁気ディスク
処理装置５０でタイムアウトを検出した場合、等におい
て、障害の発生したＨＤＤに対してのみ処理を中止させ
ること、および、状態の回復をＲＥＳＥＴ制御回路から
ＳＣＳＩバス上のリセット信号をアクティブにすること
により任意のＨＤＤにリセットコンディションを発生さ
せてシーケンスを止めることができる。しかも、ＳＣＳ
Ｉバスに接続されている他のＨＤＤの処理を妨げること
がないという特長を有している。
いる最中に、インターフェース障害が発生した場合、
（２）データエラー検出等で或るＨＤＤがＳＣＳＩバス
を占有した状態のままでいる場合、（３）磁気ディスク
処理装置５０でタイムアウトを検出した場合、等におい
て、障害の発生したＨＤＤに対してのみ処理を中止させ
ること、および、状態の回復をＲＥＳＥＴ制御回路から
ＳＣＳＩバス上のリセット信号をアクティブにすること
により任意のＨＤＤにリセットコンディションを発生さ
せてシーケンスを止めることができる。しかも、ＳＣＳ
Ｉバスに接続されている他のＨＤＤの処理を妨げること
がないという特長を有している。
【００１２】図２は、リセット制御回路と外部との接続
関係を示す。ここでは、リセット制御回路１０−１につ
いてのみ示している。リセット制御回路１０−１と磁気
ディスク処理装置５０は、上記したように、ＳＣＳＩバ
ス４０−１とシリアル回線６０により接続されている。
一方、ＨＤＤ２０−１とは、ＳＣＳＩバス２０ａとリセ
ット（ＲＥＳＥＴ）信号線２０ｂにより接続されてい
る。このリセット信号線２０ｂはＳＣＳＩバス２０ａの
内の信号線の１本として扱われる。また、ＳＣＳＩバス
４０−１〜４０−Ｎとリセット信号線２０ｂはリセット
信号２０ｂを除いて、相互に影響を与えない。
関係を示す。ここでは、リセット制御回路１０−１につ
いてのみ示している。リセット制御回路１０−１と磁気
ディスク処理装置５０は、上記したように、ＳＣＳＩバ
ス４０−１とシリアル回線６０により接続されている。
一方、ＨＤＤ２０−１とは、ＳＣＳＩバス２０ａとリセ
ット（ＲＥＳＥＴ）信号線２０ｂにより接続されてい
る。このリセット信号線２０ｂはＳＣＳＩバス２０ａの
内の信号線の１本として扱われる。また、ＳＣＳＩバス
４０−１〜４０−Ｎとリセット信号線２０ｂはリセット
信号２０ｂを除いて、相互に影響を与えない。
【００１３】図３はリセット制御回路の詳細構成を示
す。リセット制御回路１０は、シリアル回線６０が接続
されたコマンドデータ解析部１００と、ＳＣＳＩバス４
０−１〜４０，２０ａおよびリセット信号線２０ｂが接
続された実行処理部２００とを備えて構成されている。
コマンドデータ解析部１００は、シリアル回線６０から
のデータを解析し、そのデータが自分宛てに出されたと
判断した場合、実行処理部２００に対してリセット実行
を指示する。実行処理部２００は、ＳＣＳＩバス２０ａ
に含むリセット信号線２０ｂのリセット信号をアクティ
ブ／インアクティブにする。
す。リセット制御回路１０は、シリアル回線６０が接続
されたコマンドデータ解析部１００と、ＳＣＳＩバス４
０−１〜４０，２０ａおよびリセット信号線２０ｂが接
続された実行処理部２００とを備えて構成されている。
コマンドデータ解析部１００は、シリアル回線６０から
のデータを解析し、そのデータが自分宛てに出されたと
判断した場合、実行処理部２００に対してリセット実行
を指示する。実行処理部２００は、ＳＣＳＩバス２０ａ
に含むリセット信号線２０ｂのリセット信号をアクティ
ブ／インアクティブにする。
【００１４】次に、図１および図３を参照して本発明に
よる磁気ディスク装置及びこれを用いたＳＣＳＩシステ
ムの動作を説明する。磁気ディスク処理装置５０は、磁
気ディスク装置３０の中にあるＨＤＤ２０−１〜２０−
Ｎとの間で、公知のＳＣＳＩプロトコルおよびシーケン
スを用いてデータ交換を行っている。磁気ディスク処理
装置５０、は磁気ディスク装置３０の中にあるＨＤＤ２
０−１〜２０−Ｎに対して、ＳＣＳＩのプロトコルを使
ってデータ交換を多重に行っている。例えば、ＨＤＤ２
０−１とのシーケンスを行っている時に、磁気ディスク
処理装置５０で、ＨＤＤ２０−１とのシーケンスを打ち
切りたい時や、ＨＤＤ２０−１でＳＣＳＩバスＳＣＳＩ
バス４０−１上のシーケンスの続行ができなくなってい
る場合には、イニシエータ側である磁気ディスク処理装
置５０からは、シリアル回線６０を通してリセット制御
回路１０−１に対してコマンドデータを送信する。リセ
ット制御回路１０−１は、コマンドデータ解析部１００
によって当該コマンドデータが自己に対して出されたも
のと判断し、実行処理部２００によりリセット信号線２
０ｂのリセット信号をアクティブにする。そして、一定
時間後にリセット信号をインアクティブにする。ＨＤＤ
２０−１はＳＣＳＩプロトコルに従ってリセット・コン
ディションになり、ＳＣＳＩバス４０−１の占有を解放
する。
よる磁気ディスク装置及びこれを用いたＳＣＳＩシステ
ムの動作を説明する。磁気ディスク処理装置５０は、磁
気ディスク装置３０の中にあるＨＤＤ２０−１〜２０−
Ｎとの間で、公知のＳＣＳＩプロトコルおよびシーケン
スを用いてデータ交換を行っている。磁気ディスク処理
装置５０、は磁気ディスク装置３０の中にあるＨＤＤ２
０−１〜２０−Ｎに対して、ＳＣＳＩのプロトコルを使
ってデータ交換を多重に行っている。例えば、ＨＤＤ２
０−１とのシーケンスを行っている時に、磁気ディスク
処理装置５０で、ＨＤＤ２０−１とのシーケンスを打ち
切りたい時や、ＨＤＤ２０−１でＳＣＳＩバスＳＣＳＩ
バス４０−１上のシーケンスの続行ができなくなってい
る場合には、イニシエータ側である磁気ディスク処理装
置５０からは、シリアル回線６０を通してリセット制御
回路１０−１に対してコマンドデータを送信する。リセ
ット制御回路１０−１は、コマンドデータ解析部１００
によって当該コマンドデータが自己に対して出されたも
のと判断し、実行処理部２００によりリセット信号線２
０ｂのリセット信号をアクティブにする。そして、一定
時間後にリセット信号をインアクティブにする。ＨＤＤ
２０−１はＳＣＳＩプロトコルに従ってリセット・コン
ディションになり、ＳＣＳＩバス４０−１の占有を解放
する。
【００１５】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明による磁気デ
ィスク装置及びこれを用いたＳＣＳＩシステムによれ
ば、磁気ディスク装置に内蔵の複数の磁気ディスク媒体
のそれぞれにリセット制御回路を設け、このリセット制
御回路をコマンドデータによって制御し、そのリセット
制御回路と磁気ディスク媒体とを接続しているＳＣＳＩ
バスのリセット信号をアクティブにできるため、リセッ
ト制御回路に接続された磁気ディスク媒体を他の磁気デ
ィスク媒体が共用しているＳＣＳＩバスから切り離すこ
とができる。すなわち、シーケンスを止めることがで
き、また、リセット制御回路と外部接続用のＳＣＳＩバ
スに接続されている他の磁気ディスク媒体の処理を妨げ
ることがないので、処理を継続させることができる。
ィスク装置及びこれを用いたＳＣＳＩシステムによれ
ば、磁気ディスク装置に内蔵の複数の磁気ディスク媒体
のそれぞれにリセット制御回路を設け、このリセット制
御回路をコマンドデータによって制御し、そのリセット
制御回路と磁気ディスク媒体とを接続しているＳＣＳＩ
バスのリセット信号をアクティブにできるため、リセッ
ト制御回路に接続された磁気ディスク媒体を他の磁気デ
ィスク媒体が共用しているＳＣＳＩバスから切り離すこ
とができる。すなわち、シーケンスを止めることがで
き、また、リセット制御回路と外部接続用のＳＣＳＩバ
スに接続されている他の磁気ディスク媒体の処理を妨げ
ることがないので、処理を継続させることができる。
【図１】本発明による磁気ディスク装置及びこれを用い
たＳＣＳＩシステムの構成を示す接続図である。
たＳＣＳＩシステムの構成を示す接続図である。
【図２】リセット制御回路と外部との接続関係を示す回
路図である。
路図である。
【図３】本発明にかかるリセット制御回路の詳細構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
１０−１〜１０−Ｎ リセット制御回路 ２０−１〜２０−Ｎ ハードディスク（ＨＤＤ） ２０ａ ＳＣＳＩバス ２０ｂ リセット信号線 ３０ 磁気ディスク装置 ４０−１〜４０−Ｎ ＳＣＳＩバス ５０ 磁気ディスク処理装置 ６０ シリアル回線 １００ コマンドデータ解析部 ２００ 実行処理部
Claims (4)
- 【請求項１】 複数の磁気ディスク媒体と外部とのデー
タの授受を共通のＳＣＳＩ（ Small Computer System I
nterface）バスを用いて行う磁気ディスク装置におい
て、 前記共通のＳＣＳＩバスと接続された固有のＳＣＳＩバ
スによって前記複数の磁気ディスク媒体のそれぞれと接
続され、外部から与えられたコマンドデータが自機宛で
あるとき、前記自機に接続されている前記固有のＳＣＳ
Ｉバスのリセット信号線のリセット信号をアクティブに
する複数のリセット制御回路を備えることを特徴とする
磁気ディスク装置。 - 【請求項２】 前記リセット制御回路は、前記コマンド
データを解析して自機宛であるかどうかを判断するコマ
ンドデータ解析部と、 前記コマンドデータ解析部の解析結果により自機宛であ
ると判断されたとき、前記リセット信号線のリセット信
号を所定の時間だけアクティブにする実行処理部とを備
えることを特徴とする請求項１記載の磁気ディスク装
置。 - 【請求項３】 複数のターゲットとの間でデータの授受
を共通のＳＣＳＩ（Small Computer System Interfac
e）バスを用いて行うイニシエータとしての磁気ディス
ク処理装置と、 前記磁気ディスク処理装置との間で前記共通のＳＣＳＩ
バスを介してデータの授受を行う前記複数のターゲット
としての複数の磁気ディスク媒体と、前記共通のＳＣＳ
Ｉバスと接続された固有のＳＣＳＩバスによって前記複
数の磁気ディスク媒体のそれぞれと接続され、前記磁気
ディスク処理装置から与えられたコマンドデータに応じ
て前記固有のＳＣＳＩバスのリセット信号線を制御する
複数のリセット制御回路とを備え、 前記リセット制御回路は、前記磁気ディスク処理装置か
ら与えられたコマンドデータが自機宛であるとき、前記
自機に接続されている前記固有のＳＣＳＩバスのリセッ
ト信号線のリセット信号をアクティブにすることを特徴
とするＳＣＳＩシステム。 - 【請求項４】 前記リセット制御回路は、前記コマンド
データを解析して自機宛であるかどうかを判断するコマ
ンドデータ解析部と、 前記コマンドデータ解析部の解析結果により自機宛であ
ると判断されたとき、前記リセット信号線のリセット信
号を所定の時間だけアクティブにする実行処理部とを備
えることを特徴とする請求項３記載のＳＣＳＩシステ
ム。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11008998A JP2000207294A (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | 磁気ディスク装置及びこれを用いたｓｃｓｉシステム |
| US09/487,389 US6519713B1 (en) | 1999-01-18 | 2000-01-18 | Magnetic disk drive and SCSI system employing the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11008998A JP2000207294A (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | 磁気ディスク装置及びこれを用いたｓｃｓｉシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000207294A true JP2000207294A (ja) | 2000-07-28 |
Family
ID=11708366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11008998A Pending JP2000207294A (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | 磁気ディスク装置及びこれを用いたｓｃｓｉシステム |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6519713B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000207294A (ja) |
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-
1999
- 1999-01-18 JP JP11008998A patent/JP2000207294A/ja active Pending
-
2000
- 2000-01-18 US US09/487,389 patent/US6519713B1/en not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| US6519713B1 (en) | 2003-02-11 |
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