JP2000207232A - マルチオペレ―ティングシステム制御装置および記録媒体 - Google Patents

マルチオペレ―ティングシステム制御装置および記録媒体

Info

Publication number
JP2000207232A
JP2000207232A JP11009031A JP903199A JP2000207232A JP 2000207232 A JP2000207232 A JP 2000207232A JP 11009031 A JP11009031 A JP 11009031A JP 903199 A JP903199 A JP 903199A JP 2000207232 A JP2000207232 A JP 2000207232A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main
slave
execution unit
instruction
microkernel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11009031A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Iguchi
薫 井口
Masahiro Urata
正博 浦田
Tatsuo Ito
達夫 伊藤
Hidetaka Tamura
英孝 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP11009031A priority Critical patent/JP2000207232A/ja
Publication of JP2000207232A publication Critical patent/JP2000207232A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、複数のオペレーティングシステム
(以下OSという)を制御するマルチオペレーティング
システム制御装置および記録媒体に関し、複数のOSで
プログラムの起動、環境設定、保守操作などのOSを利
用する操作において、主OSの操作知識で他の複数の従
OSの利用を実現することを目的とする。 【解決手段】 主となる主OSおよび従となる1つある
いは複数の従OSをインストールして動作する各システ
ムと、主OSに接続して各種操作指示を入力する操作画
面と、主OSの操作画面上で指示されたうちに従OSの
プログラム起動指示、従OSの環境設定指示、あるいは
従OSの保守操作指示があると、当該指示を取り込んで
該当従OSに通知して指示に対応した、プログラム起
動、環境設定あるいは保守操作を実行させるマイクロカ
ーネルとを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のオペレーテ
ィングシステム(以下OSという)を制御するマルチオ
ペレーティングシステム制御装置および記録媒体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のOS(オペレーティングシ
ステム)を使用してそのOS用の業務プログラムをそれ
ぞれ起動して処理を行い、その結果を受け取るような場
合、各OSやその業務プログラムの起動、環境設定、保
守操作などは、それぞれのOSに応じて固有の操作や設
定等を行うようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、複数の各O
S毎に異なる起動操作や環境設定などの操作に利用者が
習熟する必要があり、例えばそれぞれOSに対応する操
作画面を切り替えた場合に当該操作画面や表示される形
式が異なり、これを理解して操作を行えるように習熟す
る必要があり、不慣れなOSを利用した業務処理を行い
難いという問題があった。
【0004】本発明は、これらの問題を解決するため、
複数のOSでプログラムの起動、環境設定、保守操作な
どのOSを利用する操作において、主OSの操作知識で
他の複数の従OSの利用を実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、OS−A
は、主OSである。
【0006】OS−Bは、従OSであって、主OSから
利用するものである。端末11は、各種操作を行った
り、操作画面を表示したりなどするものである。
【0007】マイクロカーネル12は、主OSおよび複
数の従OSの間のデータの送受信および全体を統括管理
するものである。次に、動作を説明する。
【0008】マイクロカーネル12が主のOSーAの操
作画面上で指示されたうちに、従のOS−Bのプログラ
ム起動指示、従のOS−Bの環境設定指示、あるいは従
のOS−Bの保守操作指示があると、当該指示を取り込
んで従のOSーBに通知して指示に対応した、プログラ
ム起動、環境設定あるいは保守操作を実行させるように
している。
【0009】この際、主のOSーAの実行単位呼び出し
元と従のOSーBの実行単位呼び出し先を対応付けて登
録する実行単位関連テーブル21を設け、マイクロカー
ネル12が実行単位関連テーブル21を参照して、プロ
グラム起動指示のあった主のOSーAの実行単位呼び出
し元に対応する従のOSーBの実行単位呼び出し先を呼
び出して起動し、実行させるようにしている。
【0010】また、実行単位関連テーブル21に登録さ
れた主のOS−Aの実行単位呼び出し元および従のOS
−Bの実行単位呼び出し先から参照する共通の実行単位
の環境設定ファイル22を設け、実行単位の起動時に環
境設定ファイル22に環境を登録、あるいは環境設定フ
ァイル22に登録されていたときはそれを参照して処理
を実行するようにしている。
【0011】また、主のOS−Aおよび従のOSーBの
各ユーザ名を含むユーザ情報を登録する管理テーブル2
3を主のOS−A内に設け、主のOSーAおよび従のO
S−Bが必要なときに主のOS−Aに管理テーブル23
に登録されているユーザ情報を問い合わせるようにして
いる。
【0012】また、マイクロカーネル12が従のOS−
Bから通知のあったメッセージを、主のOS−Aに通知
するようにしている。また、主のOS−Aのメッセージ
コードと従のOS−Bのメッセージコードを対応付けて
登録する結果コード変換テーブル24を設け、マイクロ
カーネル12が結果コード変換テーブル24を参照し
て、従のOS−Bから通知のあったメッセージコード
を、主のOS−Aのメッセージコードに変換して主のO
S−Aに通知するようにしている。
【0013】また、マイクロカーネル12が主のOS−
Aの起動時あるいは任意の指示時に通知を受けた時刻
を、従のOSーBに通知して設定して一致させるように
している。
【0014】また、保守情報の待避指示があると、主の
OS−Aの保守情報を外部記憶装置に待避および従のO
SーBの保守情報を外部記憶装置に待避あるいは従のO
S−Bに指示して保守情報を外部記憶装置に待避させる
ようにしている。
【0015】従って、複数のOSでプログラムの起動、
環境設定、保守操作などのOSを利用する操作におい
て、主のOS−Aの操作知識で他の複数の従のOS−B
などの利用を実現することが可能となる。
【0016】
【実施例】次に、図1から図9を用いて本発明の実施の
形態および動作を順次詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明のシステム構成図を示す。
図1において、コンピュータシステム1は、各種処理を
行うものであって、ここでは、複数のOS(主のOS−
A、従のOS−B)と、これら複数のOS間のデータの
送受信および統括制御するマイクロカーネル12などか
ら構成されるものである。
【0018】OS−Aは、主のOS(オペレーティング
システム)であって、端末11あるいはディスプレイ1
1を接続して操作画面を表示し、各種操作指示やデータ
などを入力して各種処理および従のOS−Bのプログラ
ムを起動したり、環境を設定したり、保守を行ったりな
どするものである。
【0019】OS−Bは、従の異なるOSであって、主
のOS−Aからの指示により、プログラムを起動した
り、各種環境を設定したり、保守情報を待避したりなど
の各種処理を行うものである。
【0020】端末11あるいはディスプレイ11は、主
のOS−Aに接続して操作画面を表示し、各種操作指示
やデータを入力したりなどするものである。マイクロカ
ーネル12は、主のOS−Aおよび従の異なるOS−B
などの間のデータの送受信を行ったり、本発明に係る各
種制御を主のOS−Aからの指示に従い従のOS−Bに
通知してプログラムを起動したり、環境設定したり、情
報を待避したりなどするものである。
【0021】デバイスドライバ13は、マイクロカーネ
ル12を構成するものであって、OS−AとOS−Bと
の間で各種データの送受信を行うものである。次に、図
2のフローチャートの順番に従い図1の構成の動作を詳
細に説明する。
【0022】図2は、本発明の動作説明フローチャート
(実行)を示す。図2において、S1は、実行コマンド
を入力する。これは、図1の端末11の操作画面上から
キーボードを操作して実行コマンドとして、例えば「S
TR I/O」を入力する。
【0023】S2は、実行単位の処理開始する。これ
は、S1の実行コマンドの入力に対応して、OS−A上
で対応する実行処理X(業務プログラム)が処理を開始
する。S3は、STR I/Oを出力する。
【0024】S4は、マイクロカーネル12がI/O受
信する。これらS3、S4は、S3でOS−Aの実行単
位XがSTR I/OをI/Oインターフェースを介し
てマイクロカーネル12に送信し、当該マイクロカーネ
ル12がSTR I/Oを受信する。
【0025】S5は、実行単位関連テーブル21に登録
されているか判別する。YESの場合には、S10に進
む。NOの場合には、S6からS8を実行した後にS1
0に進む。
【0026】S6は、環境情報を参照する。これは、S
5のNOで実行単位関連テーブル21に登録されていな
いと判明、例えば後述する図3の実行単位関連テーブル
21に実行単位呼び出し元および実行単位呼び出し先が
登録されていないと判明したので、環境情報を参照して
実行するために必要な各種環境情報を得る。
【0027】S7は、OS−Bの実行単位を起動する。
これは、S6で参照した環境情報をもとに、OS−Bの
該当実行単位(業務プログラム)を起動する。S8は、
環境情報を設定する。例えば図3の実行単位関連テーブ
ル21に示す下記の情報を少なくとも設定する。
【0028】・実行単位呼び出し元: ・実行単位呼び出し先と先頭アドレス: ・その他: S9は、S7のOS−Bの実行単位の起動に対応して、
OS−Bの実行単位(実行単位Y)が起動される。
【0029】S10は、実行指示を行う。S11は、S
10の実行指示に対応して、OS−Bで実行単位(実行
単位Y)が実行を開始する。
【0030】S12は、実行結果をマイクロカーネル1
2に返却する。S13は、コード変換を行う。これは、
S12でOS−Bの実行単位Yから返却を受けた実行結
果について、マイクロカーネル12が後述する図6の結
果コード変換テーブル24を参照してOS−Aで認識可
能なコードに変換する。
【0031】S14は、OS−Aが実行結果を受信す
る。S15は、結果をもとに処理を行う。以上によっ
て、利用者が習熟した主のOS−Aの操作画面上から実
行コマンド(例えばSTR I/O)を入力するのみ
で、OS−Aの実行単位XがI/Oインタフェースを介
してマイクロカーネル12に通知し、マイクロカーネル
12は実行単位関連テーブル21を参照して既に登録さ
れていればその従のOS−Bの実行単位Yに実行させ、
一方、実行単位関連テーブル21に登録されていない場
合には登録すると共に従のOS−Bの該当実行単位Yを
起動して実行させ、その結果を受信した後、結果コード
変換テーブル24を参照してOS−Aの認識可能なコー
ドに変換してOS−Aの実行単位Xに渡して画面上に表
示したり処理を続行したりすることにより、利用者は未
習熟の従のOS−Bの操作を知らなくても自動的に当該
OS−Bの該当する実行単位Yを利用して実行しその結
果を利用することが可能となる。以下順次詳細に説明す
る。
【0032】図3は、本発明の実行単位関連テーブル例
を示す。この実行単位関連テーブル21は、マイクロカ
ーネル12がいずれのOSの実行単位に処理依頼するか
の関連を登録して管理するものであり、図示の下記の情
報を少なくと登録して管理する。
【0033】・実行単位呼び出し元: ・実行単位呼び出し先とその先頭アドレス: ・その他 図4は、本発明の説明図(実行単位の環境)を示す。
【0034】図4において、実行単位Xは、主OS上で
動作する実行単位(業務プログラム)であって、ユーザ
名に対応づけてPATH(主OSおよび従OSに共通の
共通ファイル16中の該当環境設定ファイル22へのパ
ス)を保存したものである。
【0035】実行単位Yは、従OS上で動作する実行単
位(業務プログラム)であって、ユーザ名に対応づけて
PATH(主OSおよび従OSに共通の共通ファイル1
6中の該当環境設定ファイル22へのパス)を保存した
ものである。
【0036】マイクロカーネル12は、図1で既述した
マイクロカーネル12と同じであって、ここでは、実行
コマンド(STR I/O)を受信したときに主OS−
Aの実行単位X(例えば実行単位呼び出し元の実行単位
X)および従OS−Bの実行単位Y(例えば実行単位呼
び出し先の実行単位Y)中のユーザ名(ユーザID)に
対応するPATHをもとに、共通ファイル16中から該
当する同一の環境設定ファイル22を参照するものであ
る。
【0037】以上のように、主OS−Aの実行単位Xか
らの処理依頼を受信した時、および従OS−Bの実行単
位Yの起動時に、マイクロカーネル12が共通ファイル
16中のパス(例えばPATH)でそれぞれ指定される
同一の環境設定ファイル22を参照したり、変更したり
などすることにより、同じ利用者からの処理を行う場合
に常に共通ファイル16中の同一の環境設定ファイル2
2を参照、更新などでき、主OS上の実行単位Xの環境
と従OS上の実行単位Yの環境とを同一に保持すること
が可能となる。
【0038】図5は、本発明の説明図(ユーザ管理)を
示す。図5において、ユーザ管理テーブル(ユーザ管理
情報)23は、ユーザ管理情報をOS−Aで管理できる
ように登録したものであって、ここでは、図示の下記の
情報を登録したものである。
【0039】・プロフィール名:AAA ・ユーザID :BBB ・実行単位のサイズ:100KB ・その他 : 実行単位Yは、従OS−Bの実行単位であって、ここで
は、参照関数を発行して当該参照関数本体処理の中で主
OS−Aにユーザ情報を問い合せることで、主OS−A
が管理する管理テーブル23を参照、更新するものであ
る。
【0040】以上のように、主OS−Aのみにユーザ管
理テーブル23を設けたことで、従OS−Bの実行単位
Yは主OS−Aの実行単位Xに問い合わせてユーザ情報
を取得することにより、ユーザ情報を一元管理(登録、
更新などは主OS−A内の管理テーブル23内のユーザ
情報について行うことで一元管理)して主OS−Aある
いは従OS−Bのいずれの実行単位がユーザ情報を参照
あるいは更新しても常に一致させることが可能となる。
【0041】図6は、本発明の説明図(コード変換)を
示す。図6の(a)は、結果コード変換テーブル例を示
す。これは、OS−AとOS−Bとの間で処理結果のコ
ードをやり取りするときに変換するテーブルであって、
例えばOS−Bの実行単位Yが実行した処理結果コード
が「コードYYYY」のとき、OS−Aの実行単位Xが認
識(利用)できる結果コード「コードXXXX」に変換す
るためのものである。
【0042】図6の(b)は、エラーメッセージ例を示
す。ここでは、処理依頼を受けた従OS−Bの実行単位
Yが ・エラーメッセージ YYYY・・・・・(補足情報) をマイクロカーネル12に通知し、マイクロカーネル1
2は図6の(a)の結果コード変換テーブル24を参照
して ・エラーメッセージ XXXX・・・・・(補足情報) に変換して主OS−Aの実行単位Xに通知する。この
際、システムエラーレベルのメッセージの場合、エラー
の原因を調査するために、補足情報を文字コード変換し
て通知するようにしている。
【0043】図6の(c)は、システム構成図を示す。
ここでは、処理依頼を受けた従OS−Bの実行単位Yが
エラーメッセージ ・エラーメッセージ YYYY・・・・(補足情報) をマイクロカーネル12のバックグラウンドプロセス
(メッセージ通知用)に通知すると、これを受け取り、
図6の(a)の結果コード変換テーブル24を参照して
コード変換し、更に、システムエラーレベルのメッセー
ジか判別してそのときは補足情報も一緒にそのまま付加
してOS−Aの実行単位Xにエラーメッセージ ・エラーメッセージ XXXX・・・・(補足情報) を通知し、画面上に表示などする。
【0044】以上によって、従OS−Bの実行単位Yの
処理結果のメッセージについて、マイクロカーネル12
が結果コード変換テーブル24を参照してコード変換し
た後に主OS−Aの実行単位に通知することにより、利
用者は主OS−Aの操作画面上で実行コマンドを入力し
て処理指示するのみで、異なる従OS−Bの実行単位Y
に自動的に処理依頼した結果のメッセージについて自動
的に主OS−Aのコードに変換されてその結果のみが操
作画面上に表示されることとなり、異なる未習熟の従O
S−Bの処理結果のメッセージを認識することが可能と
なる。
【0045】図7は、本発明の説明図(時刻)を示す。
図7の(a)は、IPL時に主OS−Aおよび従OS−
Bの時刻を一致させる場合の手順例を示す。
【0046】図7の(a)において、S21は、主OS
−AのIPLプロセスが自システムの時刻の設定を行
う。これは、図示外のシステムが持つ一意のタイマから
現在の時刻を取得して自システム(主OS−A)の時刻
として設定する。
【0047】S22は、他システムへの時刻の通知を行
う。S23は、S22でマイクロカーネル12を経由し
て、従OS−BのIPLプロセスが時刻を受け取る。
【0048】S24は、自システムの時刻の設定を行
う。以上によって、主OS−Aおよび従OS−BのIP
L時に同じ時刻がそれぞれに設定され、時刻の一致を図
ることが可能となる。
【0049】図7の(b)は、所定時間毎に時刻の監視
と再設定を行って時刻を一致させる場合の手順例を示
す。図7の(b)において、S31は、主OS−Aの時
刻監視プロセスが所定時間毎に自システムの時刻の監視
を行う。
【0050】S32は、S31の時刻の監視の結果、時
刻が正しいか判別する。これは、システム全体が持つ正
しい時刻を計時する基準タイマの時刻と、OS−Aに設
定した時刻とを比較し、時刻が正しいか判別する。YE
Sの場合には、S34に進む。NOの場合には、OS−
Aの時刻が正しくないと判明したので、S33で自シス
テム(OS−A)の時刻の再設定を行い、S34に進
む。
【0051】S34は、他システムへのプロセス起動す
る。S35は、他システムへの時刻の通知を行う。S4
1は、S34で起動され、S35で正しい時刻の通知を
受けた他のシステムである従OS−Bの時刻再設定プロ
セスが正しい時刻を受け取る。
【0052】S42は、時刻設定プロセスが自システム
の時刻の再設定行う。以上によって、主OS−Aおよび
従OS−Bの時刻が随時同じ正しい時刻にそれぞれに設
定され、時刻の一致を図ることが可能となる。
【0053】図8は、本発明の説明図(性能情報の一本
化)を示す。図8において、性能情報テーブル25は、
マイクロカーネル12内に設けて主OS−Aおよび従O
S−Bから参照可能であって、主OS−Aの実行単位
(プロセスA,B,C)および従OS−Bの実行単位
(プロセスD,E,F)の実行性能を収集して設定した
ものであり、図示の下記の情報を収集して設定したもの
である。
【0054】・実行単位:A,B,C,D,E,F ・性能情報1: ・性能情報2: ・・・ ・性能情報n: 性能ツール26は、各実行単位毎に設けて各実行単位
(プロセス)の性能を採取して性能情報テーブル25に
収集するものである。
【0055】以上によって、主OS−Aの各実行単位
(プロセス)および従OS−Bの実行単位(プロセス)
毎に性能を採取して性能情報テーブル25に設定して共
通管理し、主OS−Aあるいは従OS−Bが参照して処
理依頼する最も適した実行単位を選択などすることが可
能となる。
【0056】図9は、本発明の説明図(保守情報)を示
す。図9において、は、端末11上の操作画面から保
守情報の待避コマンドが入力されると、主OS−Aの待
避プロセスが起動されて、保守情報を矢印で示すように
外部媒体に格納して待避する。
【0057】は、同様に、主OS−Aの待避プロセス
がOS−Bの保守情報(直接アクセス可のOS−Bの保
守情報)を矢印で示すように外部媒体に格納して待避す
る。は、OS−Bの保持情報待避を実行させる。これ
により、OS−Bで待避プロセスを矢印のように起動
し、起動された待避プロセスがOS−Bの保守情報(O
S−Aから直接アクセス不可のOS−Bの保守情報)を
矢印で示すように外部媒体に格納して待避する(この
際、の待避を行うことなく、の待避で従OS−Bの
保守情報を一括して待避するようにしてもよい)。
【0058】以上によって、主OS−Aおよび従OS−
Bの保守情報を外部媒体に一本化して待避することが可
能となる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のOSでプログラムの起動、環境設定、保守操作な
どのOSを利用する操作において、主のOS−Aの操作
知識で他の複数の従のOS−Bなどの利用を実現でき、
利用者は未習熟の従OS−Bのプログラム起動(実行単
位、プロセスの起動)、各種環境の設定/更新、および
保守情報の一本化を自動的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】本発明の動作説明フローチャート(実行)であ
る。
【図3】本発明の実行単位関連テーブル例である。
【図4】本発明の説明図(実行単位の環境)である。
【図5】本発明の説明図(ユーザ管理)である。
【図6】本発明の説明図(コード変換)である。
【図7】本発明の説明図(時刻)である。
【図8】本発明の説明図(性能情報の一本化)である。
【図9】本発明の説明図(保守情報)である。
【符号の説明】
1:コンピュータシステム 11:端末(ディスプレイ装置) 12:マイクロカーネル 13:デバイスドライバ 14:主OS−Aの実行単位X 15:従OS−Bの実行単位Y 16:共通ファイル 22:環境設定ファイル 23:管理テーブル 24:結果コード変換テーブル OS−A:主OS OS−B:従OS
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 達夫 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 田村 英孝 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B098 GA02 GC01 GC16 HH04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のオペレーティングシステム(以下O
    Sという)を制御するマルチオペレーティングシステム
    制御装置において、 主となる主OSおよび従となる1つあるいは複数の従O
    Sをインストールして動作する各システムと、 上記主OSに接続して各種操作指示を入力する操作画面
    と、 上記主OSの操作画面上で指示されたうちに上記従OS
    のプログラム起動指示、従OSの環境設定指示、あるい
    は従OSの保守操作指示があると、当該指示を取り込ん
    で該当従OSに通知して指示に対応した、プログラム起
    動、環境設定あるいは保守操作を実行させるマイクロカ
    ーネルとを備えたことを特徴とするマルチオペレーティ
    ングシステム制御装置。
  2. 【請求項2】上記主OSの実行単位呼び出し元と上記従
    OSの実行単位呼び出し先を対応付けて登録したテーブ
    ルを設け、 上記マイクロカーネルが上記テーブルを参照して、プロ
    グラム起動指示のあった主OSの実行単位呼び出し元に
    対応する従OSの実行単位呼び出し先を呼び出して起動
    し、実行させることを特徴とする請求項1記載のマルチ
    オペレーティングシステム制御装置。
  3. 【請求項3】上記テーブルに登録された主OSの実行単
    位呼び出し元および従OSの実行単位呼び出し先から参
    照する共通の実行単位の環境設定ファイルを設け、 実行単位の起動時に上記環境設定ファイルに環境を登
    録、あるいは環境設定ファイルに登録されていたときは
    それを参照して処理を実行することを特徴とする請求項
    2記載のマルチオペレーティングシステム制御装置。
  4. 【請求項4】上記主OSおよび従OSの各ユーザ名を含
    むユーザ情報を登録する、主OS内にテーブルを設け、 上記主OSおよび上記従OSが必要なときに主OSに上
    記テーブルに登録されているユーザ情報を問い合わせる
    ことを特徴とする請求項1記載のマルチオペレーティン
    グシステム。
  5. 【請求項5】上記マイクロカーネルが従OSから通知の
    あったメッセージを、主OSに通知することを特徴とす
    る請求項1記載のマルチオペレーティングシステム。
  6. 【請求項6】上記主OSのメッセージコードと上記従O
    Sのメッセージコードを対応付けて登録したテーブルを
    設け、 上記マイクロカーネルが上記テーブルを参照して、従O
    Sから通知のあったメッセージコードを、主OSのメッ
    セージコードに変換して主OSに通知することを特徴と
    する請求項5記載のマルチオペレーティングシステム制
    御装置。
  7. 【請求項7】上記マイクロカーネルが主OSの起動時あ
    るいは任意の指示時に通知を受けた時刻を、従OSに通
    知して設定して一致させることを特徴とする請求項1記
    載のマルチオペレーティングシステム制御装置。
  8. 【請求項8】上記マイクロカーネルが主OSおよび従O
    Sの実行単位が実行した性能情報を採取して一括してテ
    ーブルに保存し、主OSおよび従OSが当該テーブルを
    共通に参照することを特徴とする請求項1記載のマルチ
    オペレーティングシステム制御装置。
  9. 【請求項9】上記主OSおよび従OSの保守情報を待避
    する手段を主OS内に設け、 保守情報の待避指示があると、上記手段が主OSの保守
    情報を外部記憶装置に待避および上記手段が従OSの保
    守情報を外部記憶装置に待避あるいは上記手段が従OS
    に指示して保守情報を外部記憶装置に待避させることを
    特徴とする請求項1記載のマルチオペレーティングシス
    テム制御装置。
  10. 【請求項10】主となる主OSおよび従となる1つある
    いは複数の異なる従OSをインストールして各システム
    として動作させる手段と、 上記主OSに接続して各種操作指示を入力する操作画面
    を表示する手段と、 上記主OSの操作画面上で上記従OSのプログラム起動
    指示、従OSの環境設定指示、あるいは従OSの保守操
    作指示があると、当該指示を取り込んで該当従OSに通
    知して指示に対応した、プログラム起動、環境設定ある
    いは保守操作を実行させるマイクロカーネルとして機能
    させるプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記
    録媒体。
JP11009031A 1999-01-18 1999-01-18 マルチオペレ―ティングシステム制御装置および記録媒体 Pending JP2000207232A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11009031A JP2000207232A (ja) 1999-01-18 1999-01-18 マルチオペレ―ティングシステム制御装置および記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11009031A JP2000207232A (ja) 1999-01-18 1999-01-18 マルチオペレ―ティングシステム制御装置および記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000207232A true JP2000207232A (ja) 2000-07-28

Family

ID=11709297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11009031A Pending JP2000207232A (ja) 1999-01-18 1999-01-18 マルチオペレ―ティングシステム制御装置および記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000207232A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011197853A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Fuji Xerox Co Ltd 機能提供装置及びプログラム
JP2013541769A (ja) * 2010-09-30 2013-11-14 チャイナ モバイル コミュニケーションズ コーポレーション 入力ツール呼出システム、方法およびプロキシ装置
EP2854016A1 (en) 2013-09-30 2015-04-01 Fujitsu Limited Information processing apparatus, storage control apparatus, and program
WO2023143039A1 (zh) * 2022-01-28 2023-08-03 华为技术有限公司 一种数据处理方法及装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011197853A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Fuji Xerox Co Ltd 機能提供装置及びプログラム
JP2013541769A (ja) * 2010-09-30 2013-11-14 チャイナ モバイル コミュニケーションズ コーポレーション 入力ツール呼出システム、方法およびプロキシ装置
EP2854016A1 (en) 2013-09-30 2015-04-01 Fujitsu Limited Information processing apparatus, storage control apparatus, and program
US9547501B2 (en) 2013-09-30 2017-01-17 Fujitsu Limited Information processing apparatus, storage control apparatus, and computer-readable recording medium having stored program
WO2023143039A1 (zh) * 2022-01-28 2023-08-03 华为技术有限公司 一种数据处理方法及装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10630857B2 (en) Electronic apparatus and method to update firmware of the electronic apparatus when adding a web application to the electronic apparatus
JP3880915B2 (ja) 遠隔家電機器アップデート方法及びシステム
JP3984895B2 (ja) 情報処理装置およびサーバ装置およびドライバ更新方法およびコンピュータが読み取り可能な記憶媒体およびプログラム
JP5152242B2 (ja) 端末装置及びコンピュータプログラム
JP6390708B2 (ja) システムおよび情報処理方法
JP5174268B1 (ja) ネットワークシステム及びクライアント装置とその方法
JP2003051056A (ja) 自動販売機管理システム
JP4641530B2 (ja) 情報処理装置、ドライバ処理方法、プログラム
JP2016118983A (ja) 情報処理装置、印刷制御方法、およびプログラム
JPH11161441A (ja) プリンタ
JP2000207232A (ja) マルチオペレ―ティングシステム制御装置および記録媒体
JP5725946B2 (ja) サーバ装置、サーバ装置の制御方法、及びプログラム
JPH10254662A (ja) 印刷システム、及びそのシステムを使用する印刷制御方法
JP2015114842A (ja) 情報処理装置及びその制御方法、プログラム
JP2018005836A (ja) 情報処理装置、プログラム及び制御方法
JP7528725B2 (ja) 表示制御プログラム、管理装置、中継装置および表示制御方法
US10929074B2 (en) Information processing apparatus capable of executing a common control program for controlling, management apparatus, information processing system, and non-transitory computer readable medium with common control program therein
JP5966523B2 (ja) 情報処理装置、プログラム及び記録媒体
JP7408918B2 (ja) 情報処理プログラム及び情報処理方法
JP2007072654A (ja) サービス検索装置及びサービス検索システム
JP2000293461A (ja) ネットワークデバイスの情報の取得・表示を行う情報処理装置及びネットワークシステム、その情報処理方法、及びその情報処理プログラムを格納した記録媒体
JPH05334272A (ja) 複数電子計算機システムの監視操作方法
JP2002063035A (ja) 情報処理装置の遠隔保守方法
JP2002023983A (ja) ネットワーク端末装置およびネットワークシステム
JPH11149383A (ja) プロセス間通信制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060404

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060808