JP2000207033A - 圧力センサ装置 - Google Patents

圧力センサ装置

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JP2000207033A
JP2000207033A JP11009432A JP943299A JP2000207033A JP 2000207033 A JP2000207033 A JP 2000207033A JP 11009432 A JP11009432 A JP 11009432A JP 943299 A JP943299 A JP 943299A JP 2000207033 A JP2000207033 A JP 2000207033A
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JP
Japan
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pressure
state
destruction
generating
solenoid valve
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JP11009432A
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Masachika Kimura
雅親 木村
Yoshiki Kagaya
孝樹 加賀谷
Minoru Sato
穣 佐藤
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Convum Ltd
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Myotoku Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空並びに正圧が測定できる圧力センサ装置
に、複数の制御機構を組み込んで真空発生機構や真空破
壊機構を制御し、外部機器の制御負担を軽減させると共
に測定された圧力状態を出力するための信号線を1本に
する。 【解決手段】 吸着/破壊指令信号のハイ状態からロー
状態への切替時T1に、真空電磁弁をオンする(破壊電磁
弁は閉塞)。圧力管内の負圧が吸着判定値H−v以上の
場合T2、吸着破壊確認出力をオンする。このときT2から
遅延時間t1経過した場合T3、真空電磁弁をオフする。圧
力管内の圧力が吸着判定値より所定値小さい値より小さ
い場合T4、吸着破壊確認出力をオフする。吸着/破壊指
令信号のロー状態からハイ状態への切替時から遅延時間
t3経過したときに、破壊電磁弁をオンする。圧力管内の
正圧が破壊判定値H−d以上の場合T6、吸着破壊確認出
力をハイ状態にする。このときT6から破壊時間bt経過し
た場合T7、破壊電磁弁をオフする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力センサ装置に
係り、より詳しくは、負圧を生成させるための負圧発生
弁により圧力管内を負圧にし、正圧を生成するための正
圧発生弁により圧力管内を正圧にする圧力発生装置に設
けられ、かつ、圧力管内の圧力を検出する圧力センサ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ワークに接続される圧力管内
を圧力発生装置により負圧(真空(完全真空ではな
い))にすることによりワークを吸着する圧力発生シス
テムが提案されている。なお、圧力発生装置は、圧力管
内の圧力(正圧及び負圧)を検出する圧力センサ装置を
備え、圧力管内の検出した圧力を表示している。
【0003】上記圧力発生システムでは、圧力管内を負
圧にするために、真空電磁弁を開放する。即ち、圧力発
生システムは、真空電磁弁を開放することにより、コン
プレッサ(一次側)から供給された圧縮空気をディフュ
ーザに流し、これに伴って、圧力管内(二次側)の空気
をディフューザに流して圧力管内を負圧にしている。
【0004】また、圧力発生システムでは、圧力管内を
正圧にするために、真空電磁弁を閉塞しかつ破壊電磁弁
を開放している。即ち、圧力発生システムは、真空電磁
弁を閉塞しかつ破壊電磁弁を開放することにより、コン
プレッサ(一次側)から供給された圧縮空気がディフュ
ーザに流れないようにすると共に該圧縮空気を圧力管内
に流して、圧力管内を正圧にしている。なお、このよう
に圧縮空気を圧力管内に流して圧力管内の真空状態を壊
すので、破壊という。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記真
空電磁弁及び破壊電磁弁を、圧力発生装置外のシーケン
サが直接制御している。このため、シーケンサの制御負
荷が大きい。特に、ワークの種類(重量や被吸着面の状
態)により真空電磁弁及び破壊電磁弁を種々制御する必
要がある場合には、各々の制御をシーケンサが行わなけ
ればならないので、制御負荷が益々大きくなる。
【0006】また、圧力センサ装置は、圧力管内の圧力
(正圧及び負圧)を検出し、検出した正圧がしきい値以
上となった場合には、正圧状態信号を第1の信号線を介
して出力し、検出した負圧がしきい値以上となった場合
には、負圧状態信号を第2の信号線を介して出力する。
即ち、圧力管内の圧力(正圧及び負圧)状態を出力する
ためには、2本の信号線を必要としている。
【0007】本発明は、上記事実に鑑み成されたもの
で、外部の制御負荷を減少させると共に圧力管内の圧力
状態を出力するための信号線を1本にすることの可能な
圧力センサ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため請求
項1記載の圧力センサ装置は、圧力発生装置に設けられ
ている。圧力発生装置は、負圧を生成させるための負圧
発生弁により圧力管内を負圧にし、正圧を生成するため
の正圧発生弁により圧力管内を正圧にする。そして、圧
力センサ装置は、圧力管内の正圧及び負圧の双方を検出
する。
【0009】入力手段は、指令信号を入力する。指令信
号は、ハイ状態及びロー状態の一方から他方への第1の
状態切替が負圧生成の指令を表すと共にハイ状態及びロ
ー状態の他方から一方への第2の状態切替が正圧生成の
指令を表すものである。
【0010】そして、制御手段は、入力手段により入力
された指令信号の第1の状態切替及び第2の状態切替に
基づいて、負圧発生弁及び正圧発生弁を制御する。
【0011】このように、圧力センサ装置が、指令信号
の第1の状態切替及び第2の状態切替に基づいて、負圧
発生弁及び正圧発生弁を制御するので、シーケンサ等の
外部の制御負荷を減少させることができる。
【0012】ここで、制御手段は、請求項2記載のよう
に、複数のオペレーションモードから選択されたオペレ
ーションモードに従って、負圧発生弁及び正圧発生弁を
制御するようにしてもよい。このように、圧力センサ装
置の制御手段が複数のオペレーションモードから選択さ
れたオペレーションモードに従って、負圧発生弁及び正
圧発生弁を制御するので、シーケンサ等の外部の制御負
荷をより減少させることができる。
【0013】また、制御手段は、請求項3のように、第
1の状態切替に基づいて負圧発生弁を開放し、負圧発生
弁の開放により圧力管内に生成された負圧の値が負圧側
のしきい値以上となってから第2の状態切替前の所定時
間経過後に、負圧発生弁を閉塞するようにしてもよい。
【0014】なお、上記しきい値及び所定時間の少なく
とも一方を設定可能としてもよい。
【0015】更に、制御手段は、請求項4のように、第
2の状態切替があったときから所定の遅延時間経過した
ときに、正圧発生弁を開放するようにしてもよい。ま
た、制御手段は、請求項5のように、第2の状態切替に
基づいて正圧発生弁を開放し、正圧発生弁の開放により
圧力管内に生成された正圧の値が正圧側のしきい値以上
となったときに、正圧発生弁を閉塞するようにしてもよ
い。
【0016】請求項6記載の圧力センサ装置は、負圧を
生成させるための負圧発生弁により圧力管内を負圧に
し、正圧を生成するための正圧発生弁により圧力管内を
正圧にする圧力発生装置に設けられ、かつ、圧力管内の
正圧及び負圧を検出する。
【0017】出力手段は、圧力管内の正圧及び負圧の状
態を表す圧力状態信号を1本の出力線を介して出力す
る。
【0018】このように、圧力管内の正圧及び負圧の状
態を表す圧力状態信号を1本の出力線を介して出力する
ので、簡易な配線にすることができる。
【0019】ここで、圧力状態信号を1本の出力線を介
して出力することにより、圧力管内の正圧及び負圧を次
のように表すことができる。
【0020】即ち、判断手段は、圧力管内の検出された
正圧が正圧側のしきい値以上か否かを判断すると共に圧
力管内の検出された負圧が負圧側のしきい値以上か否か
を判断する。
【0021】出力手段は、判断手段により、圧力管内の
検出された正圧が正圧側のしきい値以上と判断した場
合、圧力状態信号をハイ状態及びロー状態の一方から他
方に切り替え、圧力管内の検出された負圧が負圧側のし
きい値以上と判断した場合、圧力状態信号をハイ状態及
びロー状態の他方から一方に切り替えて出力する。
【0022】このように、圧力管内の正圧が正圧側のし
きい値以上と判断した場合、圧力状態信号をハイ状態及
びロー状態の一方から他方に切り替え、圧力管内の負圧
が負圧側のしきい値以上と判断した場合、圧力状態信号
をハイ状態及びロー状態の他方から一方に切り替えて出
力するので、圧力状態信号の状態により、圧力管内の正
圧及び負圧を表すことができる。
【0023】なお、しきい値を設定可能とすることがで
きる。
【0024】ここで、判断手段は、検出された正圧が正
圧側のしきい値以上と判断した場合、検出された正圧が
正圧側のしきい値より所定値小さい値以下か否かを更に
判断すると共に、検出された負圧が負圧側のしきい値以
上と判断した場合、検出された負圧が負圧側のしきい値
より所定値小さい値以下か否かを更に判断し、出力手段
は、判断手段により、検出された正圧が正圧側のしきい
値より所定値小さい値以下と判断した場合、圧力状態信
号をハイ状態及びロー状態の他方から一方に切り替え、
判断手段により、検出された負圧が負圧側のしきい値よ
り所定値小さい値以下と判断した場合、圧力状態信号を
ハイ状態及びロー状態の一方から他方に切り替えて出力
するようにしてもよい。なお、この所定値を設定可能と
することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0026】図1に示すように、真空発生システムは、
圧縮空気を供給するコンプレッサ14、レギュレータ1
6を介してコンプレッサ14から供給された圧縮空気で
圧力管17内に負圧((真空(完全真空ではない))を
生成する圧力発生装置としての真空発生装置(以下、
「コンバム」(登録商標))18、及び、コンバム18
に圧力管17によりフィルタ20及び分岐管22を介し
て接続された複数のバキュームパッド24を備えてい
る。
【0027】コンバム18は、後述するように、シーケ
ンサ19により制御されると共に、圧力センサ装置2
6、負圧発生弁としての真空電磁弁62、正圧発生弁と
しての破壊電磁弁64(図3も参照)を備えている。
【0028】図2(A)及び図2(B)に示すように、
コンバム18に設けられた圧力センサ装置26は、圧力
導入ポート41及び操作表示部28を備えている。圧力
導入ポート41内部には圧力(正圧及び負圧)を検出す
る圧力検出素子80を備えている。操作表示部28に
は、upキー30、downキー32、3桁のLEDで構成さ
れた表示部36、モードキー34、及びLED40を備
えている。なお、3桁のLEDで構成された表示部36
の各桁には、小数点用のLEDが配置され、図2の右端
の小数点用のLED38は、後述する吸着/破壊信号表
示用とされており、吸着/破壊指令信号がロー状態の場
合に点灯するようにしている。LED40は、後述する
吸着破壊確認信号がオン状態の場合に点灯するようにし
ている。また、圧力センサ装置26は、圧力導入ポート
41を圧力管17に接続することにより、コンバム18
に結合される。更に、圧力センサ装置26には、外部接
続用コネクタ42が設けられている。外部接続用コネク
タ42には、電源用配線44A、比較出力(圧力状態信
号)用配線44B、吸着/破壊指令入力(指令信号)用
配線44C、接地用配線44Dが接続されている。加え
て、圧力センサ装置26は、図2(B)に示すように、
電磁弁接続用コネクタ43が設けられている。電磁弁接
続用コネクタ43には、真空電磁弁62への電力供給線
43A、真空電磁弁62の接地線43B、破壊電磁弁6
4への電力供給線43C、及び破壊電磁弁64への接地
線43Dが接続されている。
【0029】図3に示すように、圧力センサ装置26
は、主回路46を備えている。主回路46には、電源用
配線44Aが接続され、フォトカプラ48を介して、吸
着/破壊指令入力用配線44Cが接続され、比較出力用
トランジスタ50を介して比較出力用配線44Bが接続
されており、更に、接地用配線44Dが接続されてい
る。比較出力用配線44Bは、シーケンサ19内の負荷
(圧力管17の圧力状態を検出するための電気回路等)
に接続されている。吸着/破壊指令入力用配線44C
は、シーケンサ19内の吸着/破壊指令スイッチ56
(トランジスタで構成してもよい)に接続されている。
なお、電源用配線44A及び接地用配線44Dは、コン
バム18(圧力センサ装置26)外に設けられた電源6
0に接続されている。また、主回路46には、真空電磁
弁用トランジスタ52を介して真空電磁弁62の接地線
43Bが接続され、破壊電磁弁用トランジスタ54を介
して破壊電磁弁64への接地線43Dが接続されてい
る。
【0030】図4に示すように、圧力センサ装置26の
主回路46は、マイクロコンピュータ66を備えてい
る。マイクロコンピュータ66は、CPU68、ROM
70、RAM72、及び入出力ポート76を備え、これ
らは、バス74により相互に接続可能に構成されてい
る。入出力ポート76には、操作表示部28、アナログ
/デジタル変換器78を介して、圧力管内の圧力(正圧
及び負圧)を検出する圧力検出素子80が接続されてい
る。なお、入出力ポート76には、図4では省略してい
るが、フォトカプラ48、比較出力用トランジスタ5
0、真空電磁弁用トランジスタ52、破壊電磁弁用トラ
ンジスタ54が接続されている。
【0031】図5を参照して、コンバム18の真空発生
の機構を説明する。なお、図5に示した例はあくまで原
理を説明するための概念図であり、実際の真空発生の機
構はもっと複雑な構造となっている。
【0032】コンバム18の真空発生の機構は、コンプ
レッサ14からの圧縮空気が供給される一次側管82を
備えている。一次側管82は拡散室86まで伸び、先端
部は、拡散室86に近づくにつれて径が狭くなったノズ
ル84となっている。拡散室86には、ディフューザ8
8及び圧力管17が接続されている。圧力管17には圧
力センサ装置26が圧力導入ポート41を介して接続さ
れている。一次側管82と圧力管17とは、拡散室86
を介さないで、接続管92でも接続されている。一次側
管82内の、接続管92の接続部82Pとノズル84と
の間には、真空電磁弁62が設けられている。接続管9
2内には、破壊電磁弁64が設けられている。
【0033】真空電磁弁62が開放されると、コンプレ
ッサ14からの圧縮空気が一次側管82に供給される。
なお、破壊電磁弁64は閉塞されて、圧縮空気が接続管
に92に流入しないようにする。圧縮空気が一次側管8
2に供給されると、ノズル84で絞られて、拡散室86
に放出される。圧縮空気は、拡散室に放出されると膨張
し、高速度でディフューザ88に流入する。この高速流
により拡散室86の圧力が低下する(真空の生成)。拡
散室86及び圧力管17の圧力差により、圧力管17内
の空気がディフューザ88に流入する。ディフューザ8
8に流入した圧力管17内の空気は、コンプレッサ14
からの圧縮空気と共に、ディフューザ88を通って排気
される。以上のように圧力管17内が真空に維持され
る。
【0034】一方、真空を破壊するためには、真空電磁
弁62を閉塞するだけでもよいが、これでは、圧力管1
7の圧力が元に戻るまでに時間がかかる。そこで、本実
施の形態では、真空電磁弁62を閉塞しかつ破壊電磁弁
64を開放する。これにより、コンプレッサ14からの
圧縮空気が接続管92を介して圧力管17に流入して、
圧力管17の圧力が元に戻るまでの時間を減少させてい
る。
【0035】ところで、本実施の形態に係る真空発生シ
ステムは、種々のワークの吸着・搬送に利用可能であ
る。
【0036】図6には、本真空発生システムにより1回
の吸着動作により確実に吸着可能なワーク(自動車のフ
ロントガラス)を吸着している様子を示している。ま
た、図7には、本真空発生システムにより表面が粗い重
いワーク(材木)を吸着している様子を示している。更
に、図8及び図9には、本真空発生システムにより表面
が粗い軽いワーク(ゴルフボール)を吸着している様子
を示している。
【0037】以上のように、本真空発生システムにより
吸着・搬送に利用可能なワークの種類は、1回の吸着動
作により確実に吸着可能なワーク、表面が粗い重いワー
ク、表面が粗い軽いワーク等が適用可能であると共に、
これらのワークに対応して、複数(本実施の形態では、
3(3に限定されない))のオペレーションモードで、
真空電磁弁62及び破壊電磁弁64を制御可能となって
いる。即ち、複数のオペレーションモードのプログラム
をROM70に記憶している。
【0038】ところで、ワークの吸着及び離脱の際は、
ワークを正しく吸着・離脱できているかを確認する必要
がある。この確認のために、オペレータがワークの吸着
・離脱状態を実際に目でみて判断するのは煩わしい。
【0039】一方、コンプレッサ14からの圧縮空気の
圧力を、例えば、300kPaとすると、ワークが正し
く吸着されていると、圧力管17内の圧力は、−90k
Pa程度となるのに対し、ワークが正しく吸着されてい
ないと、圧力管17内の圧力は、−5kPa程度とな
る。また、ワークが正しく離脱されていると、圧力管1
7内の圧力は、300kPa程度となるのに対し、ワー
クが正しく離脱されていないと、圧力管17内の圧力
は、−90kPa〜0kPaとなる。
【0040】そこで、圧力管17内の検出された圧力
が、−90kPaより負圧側で吸着判定値(しきい値)
H−v以上であれば、ワークが正しく吸着されていると
判定することができる。本実施の形態では、図10に示
すように、負圧側のしきい値H−vを、−80kPaと
設定している。なお、本実施の形態では、吸着判定値H
−vより負圧側で所定値小さい値として−75kPaを
設定している。同様に、圧力管17内の検出された圧力
が、300kPaより正圧側で破壊判定値(しきい値)
H−d以上であれば、ワークが正しく吸着されていると
判定することができる。本実施の形態では、図10に示
すように、正圧側の破壊判定値H−dを、200kPa
と設定している。なお、本実施の形態では、破壊判定値
H−dより正圧側で所定値小さい値として180kPa
を設定している。
【0041】以上の負圧側及び正圧側各々の判定値等の
設定は、モードキー34の操作によりしきい値設定モー
ドにして、upキー30、downキー32を操作して、設定
する。なお、上記判定値等の設定値は、一例であり、種
々の値に設定することができる。
【0042】前述したように、本真空発生システムで
は、種々のワークに対応して、3つのオペレーションモ
ードで、真空電磁弁62及び破壊電磁弁64を制御可能
となっているが、何れのモードで制御するかは、モード
キー34の操作により設定される。
【0043】最初に、モードキー34の操作により、オ
ペレーションモード2が選択された場合の作用を説明す
る。
【0044】吸着破壊のオペレーションモード2(図1
5参照)は、吸着/破壊指令信号の状態が、ハイ状態か
らロー状態に切り替わったとき及びロー状態からハイ状
態に切り替わったときの各々のときにスタートし、図1
1のステップ102で、吸着/破壊指令信号の状態がハ
イ状態からロー状態に切り替わったか否かを判断する。
なお、吸着/破壊指令信号は、ハイ状態からロー状態へ
の切り替えにより、吸着指令を表し、ロー状態からハイ
状態への切り替えにより、破壊指令を表す。
【0045】ステップ102で、吸着/破壊指令信号が
ハイ状態からロー状態に切り替わったと判断した場合に
は、吸着指令であるので、ステップ104で吸着処理を
実行し、ステップ102で、吸着/破壊指令信号がハイ
状態からロー状態に切り替わったと判断されなかった場
合、即ち、吸着/破壊指令信号がロー状態からハイ状態
に切り替わった場合には、破壊指令であるので、ステッ
プ106で破壊処理を実行する。
【0046】次に、図12及び図15を参照して、ステ
ップ104の吸着処理を説明する。即ち、吸着/破壊指
令信号がハイ状態からロー状態に切り替わったとき(T
1)に、ステップ112で、真空電磁弁62をオン(開
放)する(なお、破壊電磁弁64は閉塞状態で維持)。
これにより、前述したように圧力管17内を真空にす
る。なお、吸着/破壊指令信号がロー状態の場合には、
前述したように、LED38を点灯する。ステップ11
4で、圧力検出素子80により検出された圧力管17内
の圧力(負圧)が吸着判定値H−v以上か否かを判断す
る。圧力管17内の圧力(負圧)が吸着判定値H−v以
上の場合(絶対値としては大きい又は同じ)(T2)、
正確にワークを吸着できていると判断でき、ステップ1
16で、吸着破壊確認出力をオン(ハイ状態)する。こ
れにより、外部(シーケンサ等)で、正確にワークを吸
着できていると判断することができる。なお、前述した
ように、吸着破壊確認出力がオン(ハイ状態)の場合に
は、LED40が点灯する(以下も同様である)。
【0047】ステップ118で、吸着破壊確認出力をオ
ンしたとき(T2)から、設定された遅延時間t1経過
したか否かを判断する。吸着破壊確認出力をオンしたと
き(T2)から、設定された遅延時間t1経過した場合
(T3)、真空電磁弁62をオフする。
【0048】このように、真空電磁弁62をオフするこ
とにより、その後の圧縮空気の消費量を抑えることがで
きる。
【0049】このように、真空電磁弁62をオフする
と、ディフューザ88側から圧力管17に空気が流入し
て、図15(T3以後参照)に示すように、圧力(負
圧)が小さくなる(絶対値として小さくなる)。ステッ
プ122で、圧力管17内の圧力が吸着判定値H−vよ
り所定値小さい値より小さい(絶対値として小さい)か
否かを判断する。圧力管17内の圧力が吸着判定値H−
vより所定値小さい値より小さい(絶対値として小さ
い)場合(T4)、ステップ124で、吸着破壊確認出
力をオフ(ロー状態)する。
【0050】次に、図13及び図15を参照して、ステ
ップ106の破壊処理を説明する。即ち、吸着/破壊指
令信号がロー状態からハイ状態に切り替わったときに、
ステップ130で、所定の遅延時間t3経過したか否か
を判断し、所定の遅延時間t3経過したとき(T5)、
ステップ132で、破壊電磁弁64をオン(開放)(な
お、このとき(T5)は、図15に示すように、真空電
磁弁62はオフ(閉塞)である)する。これにより、前
述したように圧力管17に圧縮空気を流入させて正圧に
する。
【0051】ここで、吸着/破壊指令信号がロー状態か
らハイ状態に切り替わったときから遅延時間t3が経過
したとき(T5)に、破壊電磁弁64をオン(開放)し
ているのは、吸着/破壊指令信号がロー状態からハイ状
態に切り替わったときに直ちに、破壊電磁弁64をオン
して、圧力管17に圧縮空気を流入させて正圧にする
と、軽いワークを吸着している場合、軽いワークがどこ
かに飛び出てしまう虞があるからである。そこで、吸着
/破壊指令信号がロー状態からハイ状態に切り替わった
ときから、圧力管17内の圧力が大気圧に近くなるまで
の時間(上記遅延時間t3)を待って、破壊電磁弁64
をオンするようにしている。
【0052】ステップ134で、圧力検出素子80によ
り検出された圧力管17内の圧力(正圧)が破壊判定値
以上か否かを判断する。圧力管17内の圧力(正圧)が
破壊判定値H−d以上の場合(絶対値としては大きい又
は同じ)(T6)、正確にワークを離脱できていると判
断でき、吸着破壊確認出力をオン(ハイ状態)する。こ
れにより、外部(シーケンサ等)で、正確にワークを離
脱できていると判断することができる。
【0053】ステップ138で、破壊電磁弁64をオン
したとき(T5)から、設定された破壊時間bt経過し
たか否かを判断する。破壊電磁弁64をオンしたとき
(T5)から、設定された破壊時間bt経過した場合
(T7)、破壊電磁弁64をオフする。
【0054】このように、破壊電磁弁64をオフする
と、ディフューザ88側から圧力管17に空気が流入し
て、図15(T7以後参照)に示すように、圧力(正
圧)が小さくなる(絶対値として小さくなる(大気圧に
近づく))。ステップ142で、圧力管17内の圧力が
破壊判定値H−dより所定値小さい値より小さい(絶対
値として小さい)か否かを判断する。圧力管17内の圧
力が破壊判定値H−dより所定値小さい値より小さい
(絶対値として小さい)場合(T8)、ステップ144
で、吸着破壊確認出力をオフ(ロー状態)する。
【0055】以上のように、圧力管17内の圧力(負
圧)が吸着判定値H−v以上となってから遅延時間t1
経過したとき(T3)、真空電磁弁62をオフして、そ
の後の圧縮空気の消費量を抑えるので、オペレーション
モード2は、図6に示すように、1回の吸着動作により
確実に吸着可能なワーク(自動車のフロントガラス)の
吸着に適用するのが好ましい。
【0056】次に、オペレーションモード1,3を説明
するが、オペレーションモード2と同様な部分があるの
で、同様な部分については詳細な説明を省略する。
【0057】オペレーションモード3(図16参照)
は、吸着/破壊指令信号がハイ状態からロー状態に切り
替わったときに、真空電磁弁62をオンする。圧力管1
7内の圧力(負圧)が吸着判定値H−v以上の場合(絶
対値としては大きい又は同じ)、吸着破壊確認出力をオ
ン(ハイ状態)する。オペレーションモード3は、オペ
レーションモード2と異なり、吸着破壊確認出力をオン
したときから遅延時間経過しても真空電磁弁62をオフ
しない。一方、吸着/破壊指令信号がロー状態からハイ
状態に切り替わったときに真空電磁弁62をオフ(閉
塞)し、吸着/破壊指令信号がロー状態からハイ状態に
切り替わったときから所定の遅延時間t3経過したとき
に、破壊電磁弁64をオン(開放)する。これにより、
圧力管17内に圧縮空気が流入し、圧力管17内の圧力
が吸着判定値H−vより所定値小さい値より小さくなり
(絶対値として小さい)、吸着破壊確認出力をオフ(ロ
ー状態)する。圧力管17内の圧力(正圧)が破壊判定
値H−d以上となった場合(絶対値としては大きい又は
同じ)、吸着破壊確認出力をオン(ハイ状態)する。破
壊電磁弁64をオンしたときから、設定された破壊時間
bt経過したとき、破壊電磁弁64をオフする。
【0058】以上のように、オペレーションモード3
は、図16に示すように、吸着/破壊指令信号がハイ状
態からロー状態に切り替わったときに、真空電磁弁62
をオンし、吸着/破壊指令信号がロー状態からハイ状態
に切り替わるまで、真空電磁弁62をオン状態に維持す
るので、図7に示すように、表面が粗い重いワーク(材
木)を吸着する場合に適している。
【0059】オペレーションモード1(図14参照)
は、吸着/破壊指令信号がハイ状態からロー状態に切り
替わったときに、真空電磁弁62をオン(開放)する。
圧力管17内の圧力(負圧)が吸着判定値H−v以上と
なった場合、吸着破壊確認出力をオン(ハイ状態)す
る。吸着破壊確認出力をオンしたときから、遅延時間t
1経過した場合、真空電磁弁62をオフする。このよう
に、真空電磁弁62をオフすると、ディフューザ88側
から圧力管17に空気が流入して、圧力(負圧)が小さ
くなる(絶対値として小さくなる)。圧力管17内の圧
力が吸着判定値H−vより所定値小さい値より小さくな
った場合(絶対値として小さい)、吸着破壊確認出力を
オフ(ロー状態)する。オペレーションモード1は、オ
ペレーションモード2と異なり、この吸着破壊確認出力
をオフしたときから、設定された遅延時間t2経過した
場合、真空電磁弁62を再度オン(開放)し、以上を繰
り返す。なお、オペレーションモード1の破壊処理は、
オペレーションモード3の破壊処理と同様であるので、
その説明を省略する。
【0060】以上のように、オペレーションモード1
は、吸着処理の間、真空電磁弁62のオン・オフを繰り
返すので、図8及び図9に示すように、表面が粗い軽い
ワーク(例えば、ゴルフボール)を吸着する場合に適し
ている。なお、この場合でも、吸着/破壊指令信号がロ
ー状態からハイ状態に切り替わったときから、圧力管1
7内の圧力が大気圧に近くなるまでの時間(上記遅延時
間t3)を待って、破壊電磁弁をオンして、軽いワーク
がどこかに飛び出てしまうことを防止しているので、ゴ
ルフボールのような軽いワークを吸着する場合に適して
いるオペレーションモード1では、特に好ましい。
【0061】なお、上記オペレーションモード1〜3に
あっては、必ずしも、吸着/破壊指令信号がロー状態か
らハイ状態に切り替わったときから遅延時間t3を待つ
必要もなく、吸着/破壊指令信号がロー状態からハイ状
態に切り替わったときに直ちに破壊電磁弁64をオンす
るようにしてもよい。
【0062】なお、上記各オペレーションモード1〜3
にあっては、破壊電磁弁64をオンしたときから、設定
された破壊時間bt経過した場合に破壊電磁弁64をオ
フしているが、図17に示すように、破壊電磁弁64を
オンした後に破壊電磁弁64をオフするタイミングは破
壊時間btを用いずに、吸着破壊信号(破壊側のオン)
と同期させて(即ち、圧力管17内の圧力(正圧)が破
壊判定値H−d以上となったときに)、破壊電磁弁64
をオフするようにしてもよい。
【0063】なお、上記各オペレーションモード1〜3
では、遅延時間t1、t2、t3、破壊時間btは、モ
ードキー34、upキー30、downキー32の操作によ
り、任意に設定可能である。また、上記各オペレーショ
ンモード1〜3では、表示部36には、圧力管17内の
検出された圧力値が表示される。
【0064】以上説明したように本実施の形態は、圧力
センサ装置が、吸着/破壊指令信号のハイ状態及びロー
状態の切り替えに基づいて、真空電磁弁及び破壊電磁弁
を制御するので、シーケンサ等の外部の制御負荷を減少
させることができる。
【0065】また、本実施の形態では、圧力管内の検出
された正圧又は負圧が判定値以上の場合、吸着破壊信号
の状態をロー状態からハイ状態に切り替えるので、吸着
破壊信号のみで、圧力管内の正圧及び負圧が判定値以上
となったことを出力することができ、圧力管内の圧力状
態を出力するための信号線を1本にすることができる。
【0066】以上説明したように実施の形態では、吸着
/破壊指令信号がハイ状態からロー状態のときに真空電
磁弁をオンし、吸着/破壊指令信号がロー状態からハイ
状態のときに破壊電磁弁をオンしているが、本発明はこ
れに限定されず、吸着/破壊指令信号がロー状態からハ
イ状態のときに真空電磁弁をオンし、吸着/破壊指令信
号がハイ状態からロー状態のときに破壊電磁弁をオンし
てもよい。
【0067】また、前述した実施の形態では、圧力管内
の検出された正圧又は負圧が判定値以上の場合、吸着破
壊信号の状態をロー状態からハイ状態に切り替えている
が、本発明はこれに限定されず、圧力管内の検出された
正圧又は負圧が判定値以上の場合、吸着破壊信号の状態
をハイ状態からロー状態に切り替えてもよい。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、圧力セン
サ装置が、指令信号の第1の状態切替及び第2の状態切
替に基づいて、負圧発生弁及び正圧発生弁を制御するの
で、シーケンサ等の外部の制御負荷を減少させることが
できる、という効果を有する。
【0069】また、本発明は、圧力管内の検出された正
圧又は負圧がしきい値以上と判断した場合、出力手段に
より出力された圧力状態信号の状態をハイ状態及びロー
状態の一方から他方に切り替えるので、圧力状態信号の
みで、圧力管内の検出された正圧及び負圧がしきい値以
上となったことを出力することができ、圧力管内の圧力
状態を出力するための信号線を1本にすることができ
る、という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】真空発生システムの構成を示した図である。
【図2】圧力センサ装置を示した図である。
【図3】圧力センサ装置のブロック図である。
【図4】圧力センサ装置の主回路のブロック図である。
【図5】真空発生の機構を示した概念図である。
【図6】真空発生システムにより1回の吸着動作により
確実に吸着可能なワーク(自動車のフロントガラス)を
吸着している様子を示した図である。
【図7】真空発生システムにより表面が粗い重いワーク
(材木)を吸着している様子を示した図である。
【図8】真空発生システムにより表面が粗い軽いワーク
(ゴルフボール)を吸着している様子を示した図であ
る。
【図9】表面が粗い軽いワーク(ゴルフボール)を吸着
している様子を示した図である。
【図10】設定するしきい値を示した図である。
【図11】吸着破壊のオペレーションモード2の制御ル
ーチンを示したフローチャートである。
【図12】図11のステップ104のサブルーチンを示
したフローチャートである。
【図13】図11のステップ106のサブルーチンを示
したフローチャートである。
【図14】吸着破壊のオペレーションモード1のタイミ
ングチャートを示した図である。
【図15】吸着破壊のオペレーションモード2のタイミ
ングチャートを示した図である。
【図16】吸着破壊のオペレーションモード3のタイミ
ングチャートを示した図である。
【図17】オペレーションモード1〜3の変形例のタイ
ミングチャートを示した図である。
【符号の説明】 62 真空電磁弁(負圧発生弁) 17 圧力管 64 破壊電磁弁(正圧発生弁) 18 コンバム(圧力発生装置) 26 圧力センサ装置 48 フォトカプラ(入力手段) 68 CPU(制御手段) 50 比較出力用トランジスタ(出力手段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月2日(1999.12.
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】入力手段は、圧力発生装置外部から、指令
信号を入力する。指令信号は、相対的に値が大きいハイ
状態及び相対的に値が小さいロー状態の一方から他方へ
の第1の状態切替が負圧生成の指令を表すと共にハイ状
態及びロー状態の他方から一方への第2の状態切替が正
圧生成の指令を表すものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】吸着破壊のオペレーションモード2(図1
5参照)は、吸着/破壊指令信号の状態が、ハイ状態
(相対的に値が高い状態)からロー状態(相対的に値が
低い状態)に切り替わったとき及びロー状態からハイ状
態に切り替わったときの各々のときにスタートし、図1
1のステップ102で、吸着/破壊指令信号の状態がハ
イ状態からロー状態に切り替わったか否かを判断する。
なお、吸着/破壊指令信号は、ハイ状態からロー状態へ
の切り替えにより、吸着指令を表し、ロー状態からハイ
状態への切り替えにより、破壊指令を表す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 穣 東京都大田区矢口3−33−9 株式会社妙 徳内 Fターム(参考) 2F055 AA39 BB08 BB10 BB19 CC60 DD20 EE40 FF43 GG31 3H079 AA18 AA23 CC30 DD42 DD48 5H316 BB02 CC04 DD11 EE04 EE08 EE30 ES02 FF01 GG06 GG11 GG12 HH01 HH12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負圧を生成させるための負圧発生弁によ
    り圧力管内を負圧にし、正圧を生成するための正圧発生
    弁により圧力管内を正圧にする圧力発生装置に設けら
    れ、かつ、圧力管内の正圧及び負圧を検出する圧力セン
    サ装置であって、 ハイ状態及びロー状態の一方から他方への第1の状態切
    替が負圧生成の指令を表すと共にハイ状態及びロー状態
    の他方から一方への第2の状態切替が正圧生成の指令を
    表す指令信号を入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された指令信号の第1の状態切
    替及び第2の状態切替に基づいて、負圧発生弁及び正圧
    発生弁を制御する制御手段と、 を含む圧力センサ装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、複数のオペレーション
    モードから選択されたオペレーションモードに従って、
    前記負圧発生弁及び前記正圧発生弁を制御することを特
    徴とする請求項1記載の圧力センサ装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、第1の状態切替に基づ
    いて負圧発生弁を開放し、負圧発生弁の開放により圧力
    管内に生成された負圧の値が負圧側のしきい値以上とな
    ってから第2の状態切替前の所定時間経過後に、負圧発
    生弁を閉塞することを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載の圧力センサ装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、第2の状態切替があっ
    たときから所定の遅延時間経過したときに、前記正圧発
    生弁を開放することを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載の圧力センサ装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、第2の状態切替に基づ
    いて正圧発生弁を開放し、正圧発生弁の開放により圧力
    管内に生成された正圧の値が正圧側のしきい値以上とな
    ったときに、正圧発生弁を閉塞することを特徴とする請
    求項1又は請求項2記載の圧力センサ装置。
  6. 【請求項6】 負圧を生成させるための負圧発生弁によ
    り圧力管内を負圧にし、正圧を生成するための正圧発生
    弁により圧力管内を正圧にする圧力発生装置に設けら
    れ、かつ、圧力管内の正圧及び負圧を検出する圧力セン
    サ装置であって、 前記圧力管内の正圧及び負圧の状態を表す圧力状態信号
    を1本の出力線を介して出力する出力手段を備えた圧力
    センサ装置。
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