JP2000206533A - 配向膜印刷装置 - Google Patents

配向膜印刷装置

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洙 任 鄭
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷に使用されずに廃液受けに捨てられる配
向液を再使用することによって原価上昇を抑制し環境汚
染を減少させる。 【解決手段】 (a)配向膜原料を供給する原料供給手
段42、48、50、52と;(b)原料供給手段から
供給された前記原料を対象物に印刷する印刷手段54,
56,58と;(c)印刷手段に供給された前記配向膜
原料のうち印刷に使用されなかった配向膜原料62を、
原料供給手段42に送る回収手段72、74、76と;
を含む。供給及び回収される原料は、20℃以下、好ま
しくは5℃程度の低温に維持し、印刷手段に供給するに
先立ち印刷に適する温度に昇温すると良い。また、回収
した原料の純度に応じて再利用するか否かを決定する
と、配向膜の質の低下を防止することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は配向膜印刷装置に関
する。さらに詳しくは、配向膜の印刷後に収集された配
向液の廃液を再使用することができるようにする液晶表
示機用配向膜印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶の物性定数は分子の配列状態に依存
するので、電界などの外力に対する応答にも差異が発生
する。従って、液晶分子の配列制御は液晶の物性研究は
勿論、表示素子の構成においても必須の技術である。
【0003】しかし、液晶物質を単純にガラス基板の間
に満たすことだけでは均一な分子配列を得ることが難し
い。従って、ガラス基板に配向膜を形成するのが普通で
ある。
【0004】配向膜には材質が無機物が主体であるもの
と有機物が主体であるもの及び両者併用であるものがあ
るが、実際の液晶表示素子の構成材料としては有機物が
主に利用されている。
【0005】1972年にジャニング(Janning)によ
って提案されたSiOの四方蒸着から出発した液晶表示
素子に対する配向制御技術は、表示素子の量産化と共
に、液晶材料に対する特性変化が少なく、また、量産に
適した有機高分子による配向制御技術に発展した。即
ち、回転塗布法または印刷塗布法によって基板上に有機
高分子の薄膜を形成し、硬化した後にラビング法で液晶
分子の配向を制御する。
【0006】ラビング法は、ガラス基板を布などを使用
して一定方向に擦ると擦った方向に液晶分子の長軸が整
然と配向するという現象が1911年マウギン(Maugui
n)によって観察されたことから始まった。その後、多
くの研究者がラビング法に適した基板及び薄膜材料を探
索してきたが、現在も材料の明確な選定基準が確立され
ていない。
【0007】ツイステッドネマチック型液晶表示素子の
量産開始時点では、加水分解性の高いシーフベース(Sc
hiff base)系液晶を使用していた。そのため、素子の
信頼性を確保することができるガラスフリットシーリン
グ(Frit sealing)が必須であり、高温処理工程で問題
が発生しないポリイミド系材料が用いられた。その後、
印刷性、ラビング性、配向制御能力及び化学的安定性の
側面でもポリイミド系材料が他の有機高分子に比べて優
れていることが確認され、現在も各種の液晶表示素子の
配向膜材料として広く使用されている。
【0008】一般に、ポリイミド系高分子としては、ジ
アミン(Diamine)及びアシドアンハイドライド(Acid
Anhydride)を溶媒内で反応させてポリアミックアシド
(Polyamic acid)を合成する。印刷用材料はポリアミ
ックアシドであり、印刷後に乾燥、加熱硬化の工程を経
てポリイミドになる。
【0009】このようなポリイミドを利用して配向膜を
形成する方法にはスピン、スプレイ、ディップ及び印刷
方式などの多様な方式があり、量産性を考慮して現在は
印刷法を主に使用している。
【0010】図1は印刷法を用いた配向膜塗布装置の概
略的構成図であって、まず、塗布に必要な配向膜原料は
配向膜原料供給部2から供給管3を経由し、シリンジ
(Syringe)4によって回転しているドクタロール(Doc
tor roll)8とアニロックスロール(Anilox roll)6
との間に滴下供給される。供給された配向膜原料は2つ
のロール6、8の間で練られ、その結果、アニロックス
ロール6の表面上には均一な液膜が形成される。銅板1
0はアニロックスロール6によって均一になった液膜を
受け取り、移送プレート16上に安置されて移送された
基板18上に液膜を転写する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、アニロックス
ロール6に滴下されたポリイミド溶液は約30%のみが
ガラス基板の印刷に使用され、残りの70%はアニロッ
クスロール6上で揺れるドクタロール8に押されてアニ
ロックスロール6の端から廃液受け12に落ちる。廃液
受け12に溜まった廃液14は廃液チューブ20を通し
て廃液筒22に捨てられる。
【0012】このように、従来の配向膜印刷装置では、
供給された配向膜原料の約70%の溶液が配向膜印刷に
使用されずに浪費され、材料費増加による製造原価の上
昇が誘発される。さらに、配向液の廃液が特別な処理を
行わずに捨てられると、環境汚染を誘発するおそれがあ
る。
【0013】本発明は、前記従来の技術の問題点を解決
するためのものであって、印刷に使用されずに廃液受け
に捨てられた配向液の廃液を再使用することによって原
価上昇を抑制し、環境汚染を減少させる配向膜印刷装置
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、(a)配向膜原料を供給する原料供給手
段と;(b)前記原料供給手段から供給された前記原料
を対象物に印刷する印刷手段と;(c)前記印刷手段に
供給された前記配向膜原料のうち印刷に使用なかった配
向膜原料を前記原料供給手段に送る回収手段と;を含む
配向膜印刷装置を提供する。
【0015】また、本発明は、(a)低温維持装置によ
って20℃以下の低温に維持されて配向膜原料溶液が入
っている原料供給容器と、前記原料供給容器と一端が連
結され他端はシリンジと連結されて配向膜原料をシリン
ジに移送する原料供給管と、前記原料供給管の所定の部
分に設置されて配向膜原料の温度を印刷に適した温度に
昇温させるエージングユニットと、前記エージングユニ
ットに供給される配向膜原料の供給時点及び供給量を調
節するためのバルブと、前記原料供給管を通して移送さ
れた原料を印刷手段に供給するシリンジとを含む原料供
給手段と;(b)前記原料供給手段から供給される原料
を対象物の表面に印刷する印刷手段と;(c)前記印刷
に使用されなかった配向膜原料を収納する集液容器と、
前記集液容器の一端に連結され他端は原料供給手段に連
結されて前記集液容器に収集された配向膜原料を前記原
料供給手段に送り低温維持装置によって20℃以下の低
温に維持される循環管と、前記循環管の所定の部分に設
置されて前記集液容器から前記原料供給手段に移送され
る廃液原料の移送時点及び移送量を自動で調節する自動
バルブとを含む回収手段と;を含むことを特徴とする配
向膜印刷装置を提供する。
【0016】また、本発明は、(a)低温維持装置によ
って20℃以下の低温に維持されて配向膜原料溶液が入
っている原料供給容器と、前記原料供給容器内に配向膜
原料及び不活性ガスを供給するためのガス供給装置と、
前記原料供給容器と一端が連結され他端はシリンジと連
結されて配向膜原料をシリンジに移送する原料供給管
と、前記原料供給管の所定の部分に設置されて配向膜原
料の温度を印刷に適した温度に昇温させるエージングユ
ニットと、前記エージングユニットに供給される配向膜
原料の供給時点及び供給量を調節するためのバルブと、
前記原料供給管を通して移送された原料を印刷手段に供
給するシリンジとを含む原料供給手段と;(b)前記原
料供給手段から供給される原料を対象物の表面に印刷す
る印刷手段と;(c)前記印刷に使用されなかった配向
膜原料を収納する集液容器と、前記集液容器の一端に連
結され他端は原料供給手段に連結されて前記集液容器に
収集された配向膜原料を前記原料供給手段に送り低温維
持装置によって20℃以下の低温に維持される循環管
と、前記循環管の所定の部分に設置されて前記集液容器
から前記原料供給手段に移送される廃液原料の移送時点
及び移送量を自動で調節する自動バルブとを含む回収手
段と;を含むことを特徴とする配向膜印刷装置を提供す
る。
【0017】また、本発明は、(a)低温維持装置によ
って20℃以下の低温に維持されて配向膜原料溶液が入
っている原料供給容器と、前記原料供給容器内に配向膜
原料及び不活性ガスを供給するためのガス供給装置と、
前記原料供給容器内に存在するガスの排出のためのガス
排出管と、前記排出管の所定の部分に設置されて排出さ
れるガスの排出時点及び排出量を調節するバルブと、前
記原料供給容器と一端が連結され他端はシリンジと連結
されて配向膜原料をシリンジに移送する原料供給管と、
前記原料供給管の所定の部分に設置されて配向膜原料の
温度を印刷に適した温度に昇温させるエージングユニッ
トと、前記エージングユニットに供給される配向膜原料
の供給時点及び供給量を調節するためのバルブと、前記
原料供給管を通して移送された原料を印刷手段に供給す
るシリンジとを含む原料供給手段と;(b)前記原料供
給手段から供給される原料を対象物の表面に印刷する印
刷手段と;(c)前記印刷に使用されなかった配向膜原
料を収納する集液容器と、前記集液容器の一端に連結さ
れ他端は原料供給手段に連結されて前記集液容器に収集
された配向膜原料を前記原料供給手段に送り低温維持装
置によって20℃以下の低温に維持される循環管と、前
記循環管の所定の部分に設置されて前記集液容器から前
記原料供給手段に移送される廃液原料の移送時点及び移
送量を自動で調節する自動バルブとを含む回収手段と;
を含むことを特徴とする配向膜印刷装置を提供する。
【0018】また、本発明は、(a)配向膜原料が入っ
ている原料供給容器と;(b)一端は前記原料供給容器
と連結され他端はシリンジと連結されて配向膜原料をシ
リンジに移送する原料供給管と;(c)前記原料供給管
を通して移送された原料を印刷手段に供給するシリンジ
と;(d)前記原料供給手段から供給される原料を対象
物の表面に印刷する印刷手段と;(e)前記印刷に使用
されなかった配向液の廃液を収集する第1集液容器と;
(f)前記第1集液容器内に設置されて収集された配向
液の廃液の純度を検知する第1配向液純度測定手段と;
(g)前記第1集液容器から排出された配向液の廃液を
フィルタリングするフィルタと;(h)前記フィルタを
通過した配向液を収集する第2集液容器と;(i)前記
第2集液容器内に設置されてフィルタリングされた配向
液の純度を検知する第2配向液純度測定手段と;(j)
前記第1、第2配向液純度測定手段から入力された配向
液の純度値によって前記第1、第2集液容器に入れられ
た配向液の廃液を再使用するかまたは廃棄するかを制御
する制御手段と;(k)前記制御手段の制御信号によっ
て前記第1、第2集液容器から前記原料供給容器に前記
配向液の廃液を移送する移送手段と;を含むことを特徴
とする配向膜印刷装置を提供する。
【0019】以下、本発明を詳しく説明する。本発明の
配向膜印刷装置は、配向膜原料を供給する原料供給手段
と、前記原料供給手段から供給された前記原料を対象物
に印刷する印刷手段と、前記印刷手段に供給された前記
配向膜原料のうちの印刷に使用されずに捨てられる配向
膜原料を前記原料供給手段に送る回収手段とを含む。本
発明において前記原料供給手段は配向膜原料を供給する
手段である。具体的には、原料供給手段は、印刷装置に
原料を供給するために、液状の配向膜原料が入れられて
いる原料供給容器と、原料供給容器と連結された原料供
給管を通して移送された原料を印刷装置に供給するシリ
ンジと、原料供給容器に供給される配向膜原料及び不活
性ガスの供給時点及び供給量を調節する自動調節バルブ
とを含む。前記原料供給容器は低温維持装置によって配
向膜原液を20℃以下に維持するのが好ましく、5℃以
下に維持することがより好ましい。図2は、配向膜原料
の温度及び保管日数による粘度の変化を示したものであ
る。配向膜原液の粘度は印刷率に大きく影響を及ぼす。
図2は、20℃以下に温度を維持することが配向膜原液
の変質を防止し、5℃以下である場合には配向膜原液の
変質がほぼないということを示す。
【0020】前記低温維持装置としては、冷却ジャケッ
ト(cooling jacket)を用いることが通常であるが、必
ずしもこれに限定されるのではない。低温維持装置によ
って原料供給容器が低温に維持される場合には、配向膜
原液の温度を20℃以下の低温から印刷に適した温度
に、エージングユニット(aging unit)を用いて昇温さ
せる。前記エージングユニットへの配向膜原液の供給時
点及び供給量を調節するために自動調節バルブを使用す
るのが好ましい。
【0021】また、本発明の原料供給手段はガス排出管
をさらに含むのが好ましい。前記ガス排出管は原料供給
容器内に存在するガスの排出のための装置である。前記
排出されるガスは空気または窒素ガスである。空気は水
分を含有しているため、配向膜原料の加水分解を誘発さ
せて変質を引き起こすので、原料供給容器内に存在する
のは好ましくない。
【0022】前記空気排出管はチェックバルブ(check
valve)の形態を有することによって内部から空気を排
出することはできるが外部から空気が流入することはで
きないように形成されるのが好ましい。より好ましく
は、前記空気排出管上の所定の部分に、排出されるガス
の排出時点及び排出量を調節する自動調節バルブを含
む。
【0023】本発明の前記印刷手段は、前記原料供給手
段から供給される原料を表面に塗布する第1ロールと、
前記第1ロールに塗布された原料が前記第1ロールの表
面に均一に付着されるように制御する第2ロールと、前
記第2ロールに塗布された原料を配向膜が塗布される対
象物の表面に印刷する第3ロールとから構成される。
【0024】本発明の前記回収手段は、印刷装置に供給
されても印刷に使用されずに落下する原料を収集する集
液容器と、集液容器及び原料供給容器に連結される循環
管と、前記循環管の所定の位置に設置されて前記集液容
器に収集された廃液の供給時点及び供給量を調節する自
動調節バルブとを含む。前記循環管の温度を低温維持装
置によって20℃以下の恒温に維持することで配向膜廃
液の変質を防止することが好ましく、5℃以下に維持す
るのがより好ましい。前記低温維持装置としては通常冷
却ジャケットが用いられるが、必ずしもこれに限定され
ない。
【0025】また、前記回収手段は、前記集液容器内に
設置されて収集された配向液廃液の純度を検知する配向
液純度測定手段と、前記配向液純度測定手段から入力さ
れた配向液の純度値によって前記配向液の廃液を集液容
器に送るか原料供給容器に送るかを決定する制御手段と
をさらに含むことができる。前記純度測定手段及び制御
手段を含む場合には、汚染または変質の著しい配向液の
廃液を原料供給容器に送るのを未然に防止して配向液の
汚染または変質を防止することができる。この場合にも
配向液廃液を原料供給容器に移送する循環管は20℃以
下の低温に維持するのが好ましく、5℃以下に維持する
のがより好ましい。
【0026】また、前記回収手段は、前記印刷手段の第
2ロールから下部に滴下される配向液の廃液を収集する
第1集液容器と、前記第1集液容器内に設置されて収集
された配向液の廃液の純度を検知する第1配向液純度測
定手段と、前記第1集液容器から排出された配向液の廃
液をフィルタリングするフィルタと、前記フィルタを通
過した配向液を収集する第2集液容器と、前記第2集液
容器内に設置されてフィルタリングされた配向液の純度
を検知する第2配向液純度測定手段と、前記第1、第2
配向液純度測定手段から入力された配向液の純度値によ
って前記第1、第2集液容器から配向液供給容器または
集液容器のいずれに送るかを制御する制御手段とを含む
こともできる。前記回収手段を使用する場合には、原料
供給容器の配向液の変質を防止すると共に多量の配向液
を得ることができる長所がある。この場合にも配向液の
廃液を原料供給容器に送る循環管は20℃以下の低温を
維持するのが好ましく、5℃以下に維持するのがより好
ましい。
【0027】また、印刷方式を用いた配向膜形成方法
は、配向膜の塗布、予備乾燥及び硬化過程からなり、場
合に応じて配向膜の塗布過程の前に基板をローディング
する過程と、基板を洗浄する過程とが追加され得、硬化
過程の後に基板を硬化炉から分離するアンローディング
過程が追加され得る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の好ましい実施形態例を説明する。しかし、下記の実施
形態例は本発明を例示するものであって、本発明は下記
の実施形態例に限定されない。
【0029】<第1実施形態例>図3は、本発明の第1
実施形態例による配向膜印刷装置の概略的構成図であっ
て、フレクソ(FLEXO)印刷方式を応用したものであ
る。前記フレクソ印刷方式という用語は、フレキシブル
板(Flexo板)を利用したことから由来している。
【0030】図3を参照すると、配向膜印刷装置は印刷
に使用されずに廃液受け60に捨てられる配向膜原料を
収集するための集液容器72と、集液容器72に一端が
連結され他端が原料供給容器42に連結されて集液容器
72に収集された配向膜原料を原料供給容器42に再移
送するための循環管74と、循環管74の所定の位置に
設置されて循環管74を通して移送される廃液の移送時
点及び移送量を自動で調節する自動バルブ76とを含
む。
【0031】原料供給容器42にはポリイミドを原料と
する配向膜原料が入れられている。原料供給管46は、
その一端が、配向膜原料が入れられている原料供給容器
42に入っている。原料供給容器42に入れられている
配向膜原料溶液を移送するためである。また、原料供給
管46の他端には、原料供給容器42から原料供給管4
6を通して移送された液体状態の配向膜原料を注射する
ためのシリンジ48が連結されている。
【0032】原料供給容器42に入っている配向膜原料
が原料供給管46を通して移送されるようにするため
に、供給ガスを原料供給容器42に吹き込む。これによ
って、高純度の窒素(N2)ガスが窒素ガス供給部(図
示しない)からガス供給管43を通して原料供給容器4
2に供給される。窒素ガスが原料供給容器42に供給さ
れると、配向膜原料は原料供給管46を通して移送され
る。
【0033】また、配向膜印刷は対象物が装着された間
にのみ遂行されるので、ガス供給管43の所定の位置に
はガスの供給時点及び供給量を調節するための自動バル
ブ(以下、第1自動バルブと称する)44が設置され
る。
【0034】シリンジ48から注射される配向膜原料
は、多数の回転するロールから構成された印刷装置によ
って基板に印刷される。即ち、ロールの表面に1次とし
て配向膜原料が均一に塗布され、ロールの下部に移送さ
れてきたガラス基板の表面に2次として配向膜原料が印
刷される。
【0035】印刷用ロールはシリンジ48から注射され
る配向膜原料を表面に塗布するアニロックスロール(第
1ロール)54と、アニロックスロール54に塗布され
た原料がアニロックスロール54の表面に均一に付着す
るようにアニロックスロール54と微細な間隔をおいて
回転するドクタロール(第2ロール) 56と、アニロ
ックスロール54及びドクタロール56の相互回転によ
ってアニロックスロール54の表面に均一に塗布された
原料を受けて配向膜が塗布される対象物、即ち、液晶表
示器用ガラス基板の表面に印刷する印刷ロール(第3ロ
ール)58とを含む。
【0036】アニロックスロール54の表面には、供給
された液膜を保有するために、凹溝が形成されている。
【0037】印刷する間にアニロックスロール54から
印刷ロール58に供給されなかった配向膜原料は、アニ
ロックスロール54の下側端から落下する。従って、ア
ニロックスロール54の下部端には集液容器72が配設
されている。集液容器72に収集された廃液を原料供給
容器42に移送するための循環管74が集液容器72及
び原料供給容器42に連結されている。循環管74を通
して原料供給容器42に移送される配向膜原料の移送時
点及び移送量を調節するための自動バルブ(以下、第2
自動バルブと称する)76が、循環管74の所定の位置
に設置される。
【0038】また、集液容器72の下部には、集液容器
72から溢れた廃液やアニロックスロール54から集液
容器72を外れて落下する廃液を収集する廃液受け60
が配置されている。廃液受け60は、廃液チューブ68
を通して廃液筒70に連結されている。
【0039】前記のように構成される配向膜印刷装置の
印刷過程を図3に基づいて説明する。
【0040】まず、移送プレート64に安置された配向
膜印刷のための対象物66、例えば薄膜トランジスタ基
板またはカラー基板が印刷ロール58の下部に整列され
る。
【0041】第1自動バルブ44が開き、窒素ガスがガ
ス供給管43を通して原料供給容器42に供給される
と、液体状態の配向膜原料は配向膜原料供給容器42か
ら供給管46を経由してシリンジ48のニードル50を
通して回転しているドクタロール56とアニロックスロ
ール54との間に供給される。ここで、第1自動バルブ
44が開いている間は第2自動バルブ76は閉じた状態
である。
【0042】塗布液は2つのロール56、54の間で練
られてアニロックスロール54の表面上に均一な液膜を
形成する。
【0043】均一な液膜を形成する方法としては、ドク
タロール56によってアニロックスロール54の表面の
液膜を写し取るブレード方式と、ドクタロールによって
アニロックスロールの表面の液膜を練って入れる方式と
の2つが挙げられる。
【0044】アニロックスロール54に均一に塗布され
た液膜は、印刷ロール58に転写される。印刷ロール5
8は、アニロックスロール54からの転写を受けた液膜
を基板66の表面に印刷する。
【0045】前記過程で1回のディスペンシングが完了
すると、第1自動バルブ44は閉じられ、第2自動バル
ブ76が開かれる。これによって、アニロックスロール
54から印刷ロール58に転写されずに集液容器72に
落下した液膜は循環管74及び第2自動バルブ76を通
して原料供給容器42に回収される。
【0046】前記第1実施形態例によると、印刷のため
にアニロックスロール54に供給されても印刷に使用さ
れなかった配向膜原料が収集されて再使用されるので配
向膜原料の浪費が実質的に防止される。
【0047】また、印刷に使用されずに廃液筒70に捨
てられる原料の量がほとんどなくなるので、廃液の処理
に所要される時間及び費用を節減することができると共
に廃配向膜によって発生する環境汚染を防止することが
できる。
【0048】<第2実施形態例>一方、第1実施形態例
で提示された装置は、再収集される配向膜原料の純度
が、収集される過程で変質または汚染して配向膜原料の
質的低下をもたらすおそれがある。従って、第2実施形
態例では、循環管及び原料供給容器を冷却ジャケットを
用いて5℃に維持し、原料供給容器内部の水分を含有し
た空気をガス排出管を通して原料供給容器の外に排出
し、低温の配向膜原料を印刷装置に供給する時には印刷
に適した温度に昇温させるエージングユニットを備える
ことによって、配向膜原料の変質及び汚染を防止するこ
とができる装置が設置された配向膜印刷装置を開示す
る。
【0049】図4は、本発明の第2実施形態例にかかる
配向膜印刷装置の概略的構成図であって、図3の配向膜
印刷装置と同一な構成要素を一部省略して示した図面で
ある。
【0050】図4を参照すると、配向膜印刷装置は、印
刷に使用されずに廃液受け60に捨てられる配向膜原料
を収集するための集液容器72と、集液容器72に一端
が連結され他端が原料供給容器42に連結されて冷却ジ
ャケットによって5℃の恒温に維持され、集液容器72
に収集された配向膜原料を原料供給容器42に再移送す
るための循環管74と、循環管74の所定の位置に設置
されて循環管74を通して移送された廃液の移送時点及
び移送量を自動で調節する第2自動バルブ76とを含
む。
【0051】原料供給容器42は冷却ジャケットによっ
て5℃の恒温に維持される。原料供給容器42に入れら
れた配向膜原料溶液を移送するために、原料供給管46
の一側端は配向膜原料が入れられている原料供給容器4
2に入っている。原料供給管46の他端には原料供給容
器42から原料供給管46を通して移送された液状の配
向膜原料を注射するためのシリンジ48が連結されてい
る。原料供給管46の一端には低温の配向膜原料を印刷
に適した温度に昇温させるためのエージングユニット4
7とエージングユニット47への配向膜原料の供給時点
及び供給量を調節する第3自動調節バルブ45とが設置
されている。
【0052】また、チェックバルブ形態の空気排出管4
0が設置されている。原料供給容器42には水分を含有
した空気が存在するので、空気を原料供給容器42の外
部に排出させるためである。排出ガス調節のために、第
4自動調節バルブ41が設置されている。
【0053】原料供給容器42に入れられた配向膜原料
が原料供給管46を通して移送されるようにするため
に、供給ガスを原料供給容器42に吹き込む。このため
に高純度の窒素(N2)ガスが窒素ガス供給部(図示し
ない)からガス供給管43を通して原料供給容器42に
供給される。窒素ガスが原料供給容器42に供給される
時に配向膜原料は原料供給管46を通して移送される。
【0054】また、配向膜印刷は対象物が装着されてい
る間にのみ遂行されるので、ガス供給管43の所定の位
置にはガスの供給時点及び供給量を調節するための第1
自動バルブ44が設置される。
【0055】シリンジ48から注射される配向膜原料は
回転するロールから構成される印刷装置によって基板に
印刷される。即ち、多数のロールの表面に1次として配
向膜原料が均一に塗布され、ロールの下部に移送されて
きたガラス基板の表面に2次として印刷される。
【0056】印刷用ロールは、シリンジ48から注射さ
れる配向膜原料を表面に塗布するアニロックスロール5
4と、アニロックスロール54に塗布された原料がアニ
ロックスロール54の表面に均一に付着するようにアニ
ロックスロール54と微細な間隔をおいて回転するドク
タロール56と、アニロックスロール54及びドクタロ
ール56の相互回転によってアニロックスロール54の
表面に均一に塗布された原料を受けて配向膜が塗布され
る対象物、即ち液晶表示器用ガラス基板の表面に印刷す
る印刷ロール58とを含む。
【0057】アニロックスロール54の表面には供給さ
れた液膜を保有するための凹溝が形成されている。
【0058】印刷する間にアニロックスロール54から
印刷ロール58に供給されなかった配向膜原料は、アニ
ロックスロール54の下側端から落下する。このため、
アニロックスロール54の下部端には集液容器72が配
設されている。集液容器72に収集された廃液を原料供
給容器42に移送するための循環管74が、集液容器7
2及び原料供給容器42に連結されている。循環管74
は、5℃に維持され、恒温維持のために冷却ジャケット
で包み込まれている。循環管74を通して原料供給容器
42に移送される配向膜原料の移送時点及び移送量を調
節するための第2自動バルブ76が、循環管74の所定
の位置に設置される。
【0059】また、集液容器72の下部には、集液容器
72から溢れた廃液やアニロックスロール54から集液
容器72を外れて落下する廃液を収集する廃液受け60
が配置されている。廃液受け60は、廃液チューブ68
を通して廃液筒70に連結される。
【0060】前記のように構成される配向膜印刷装置の
印刷過程を図4に基づいて説明する。まず、移送プレー
ト64に安置された配向膜の印刷のための対象物66、
例えば薄膜トランジスタ基板またはカラーフィルタ基板
が、印刷ロール58の下部に整列される。
【0061】第1自動バルブ44が開いて窒素ガスがガ
ス供給管43を通して原料供給容器42に供給される
と、液体状態の配向膜原料は、配向膜原料供給容器42
から原料供給管46を経由し、第3自動調節バルブ45
を経てエージングユニット47で印刷に適した温度に昇
温される。昇温された配向膜原料は原料供給管46に沿
ってシリンジ48に伝達され、シリンジ48のニードル
50によって回転しているドクタロール56とアニロッ
クスロール54との間に滴下供給される。ここで、第1
自動バルブ44及び第3自動調節バルブ45が開いてい
る間は第2自動バルブ76及び第4自動調節バルブ41
は閉じた状態である。
【0062】塗布液は2つのロール56、54の間で練
られてアニロックスロール54の表面上に均一な液膜を
形成する。
【0063】アニロックスロール54に均一に塗布され
た液膜は、印刷ロール58に転写され、印刷ロール58
はアニロックスロール54から転写された液膜を基板6
6の表面に印刷する。
【0064】前記過程で1回のディスペンシングが完了
すると、第3自動バルブ44は閉じ、第2自動バルブ7
6及び第4自動調節バルブ41は開く。これによって、
アニロックスロール54から印刷ロール58に転写され
ずに集液容器72に落下した液膜は循環管74及び第2
自動バルブ76を通して原料供給容器42に回収され
る。この時、第4自動調節バルブ41は原料供給容器4
2内の空気を除去するために開かれた状態である。
【0065】前記第2実施形態例によると、印刷に使用
されずに収集される廃配向膜原料の変質及び汚染を防止
することができると共に廃配向膜によって発生する環境
汚染が防止される。
【0066】<第3実施形態例>一方、第1実施形態例
で提示された装置は、再収集される配向膜原料の純度を
確認することができないので、原料供給容器に最初に入
れられた原料と使用後に収集された原料との混合によっ
て供給原料の純度が低下するおそれがある。従って、第
3実施形態例では、集液容器に収集された配向膜の純度
を確認することができる装置が設置された配向膜印刷装
置を開示する。
【0067】図5は、本発明の第3実施形態例による配
向膜印刷装置の概略的構成図であって、図3または4の
配向膜印刷装置と同一な構成要素を一部省略して示した
図面である。
【0068】図5を参照すると、配向膜印刷装置は、印
刷に使用されずに廃液受け60に捨てられる配向膜原料
を収集するための集液容器72内に設置されて収集され
た液状原料の純度を確認するための純度測定センサ82
を含む。純度測定センサ82は、集液容器72に収集さ
れた配向膜原料を廃液筒70に送るか原料供給容器42
に送るかを、入力された配向膜の純度値に基づいて判断
する制御手段であるマイクロプロセッサ84に連結され
る。集液容器72の一端には分離装置86が設置され
る。分離装置86は、マイクロプロセッサ84の制御信
号によって集液容器72に収集された配向膜原料を、廃
液筒70または原料供給容器に移送するように、集液容
器72から移送された配向膜原料を分離排出する。
【0069】分離装置86の一側の排出口には、分離さ
れた配向膜原料を廃液筒70に移送するための廃液チュ
ーブ88が連結され、他側の排出口には分離された配向
膜原料を原料供給容器42に移送するための循環管74
が連結される。循環管74の所定の位置には自動バルブ
(第2自動バルブ)76が設置されて集液容器72から
原料供給容器42に移送される配向膜原料の移送時点及
び移送量を調節する。
【0070】図示してはいないが、原料供給容器に窒素
ガスを供給するガス供給管と窒素ガスの供給量及び供給
時点を調節する第1自動バルブとの構成は第1実施形態
例と同一である。
【0071】前記のように構成される配向膜印刷装置の
印刷過程を図5に基づいて説明する。まず、第1自動バ
ルブ(図示しない)が開いて窒素ガスがガス供給管(図
示しない)を通して原料供給容器(図示しない)に供給
されると、液状の配向膜原料は配向膜原料供給容器から
供給管(図示しない)を経由してシリンジ(図示しな
い)のニードル(図示しない)を通して回転しているド
クタロールとアニロックスロール54との間に滴下供給
される。ここで、第1自動バルブが開いている間は第2
自動バルブ76は閉じた状態である。
【0072】塗布液は2つのロールの間で練られてアニ
ロックスロール54の表面上に均一な液膜を形成する。
【0073】アニロックスロール54に均一に塗布され
た液膜は、印刷ロール(図示しない)に転写される。印
刷ロールは、アニロックスロール54から転写された液
膜を基板の表面に印刷する。
【0074】前記過程で1回のディスペンシングが完了
すると、第1自動バルブは閉じて第2自動バルブ76は
開く。
【0075】ここで、アニロックスロール54から印刷
ロールに転写されずに集液容器72に落下した液膜の純
度は、純度測定センサ82によって測定される。測定さ
れた純度はマイクロプロセッサ84に入力される。マイ
クロプロセッサ84は、入力された純度が再使用のため
の許容値以上であれば、分離装置86の原料供給容器に
連結された排出口を開放する。
【0076】排出口の開放により、集液容器に収集され
た液膜は循環管74を通して原料供給容器に移送され
る。
【0077】一方、純度測定センサ82からマイクロプ
ロセッサ84に入力された純度値が許容値未満であれ
ば、マイクロプロセッサ84の制御信号によって分離装
置86の廃液筒70に連結された排出口が開放される。
これによって、集液容器に収集された液膜80は、廃液
チューブ88を通して廃液筒70に移送される。
【0078】第3実施形態例によると、印刷のためにア
ニロックスロール54に供給されても印刷に使用されず
に集液容器に収集された液膜の純度測定が行われた後で
再使用が決定されるので、収集された原料と使用されて
いない原料との混合による配向液の質の低下を防止す
る。その結果、純度低下による配向膜の不良が防止され
る。第3実施形態例においても、第2実施形態例と同様
に、循環管74及び原料供給容器42を冷却ジャケット
で包み込んで5℃以下の恒温を維持し、ガス排出管40
を設置して原料供給容器内の水分を含有した空気を原料
供給容器42の外部に排出させ、印刷時にはエージング
ユニット47を使用して昇温させると、配向液の質の低
下をさらに防止することができる。
【0079】<第4実施形態例>一方、第3実施形態例
で提示された装置は、再収集された配向膜原料と新たな
配向膜原料との混合による純度低下を防止することはで
きるが、第1実施形態例に比べて配向膜原料の再使用率
が低い。従って、第4実施形態例は第3実施形態例の長
所に加えて収集された配向膜原料の再使用率をより効果
的に向上させることができる配向膜印刷装置を提供す
る。
【0080】図6は、本発明の第4実施形態例に係る配
向膜印刷装置の概略的構成図であって、図3の配向膜印
刷装置と同一な構成要素を一部省略して示した図面であ
る。
【0081】図6を参照すると、配向膜印刷装置は、印
刷に使用されずに廃液受け60に捨てられる配向膜原料
を1次収集するための第1集液容器72内に設置されて
収集された液状原料の純度を確認するための第1純度測
定センサ82と、収集された液状原料を1次分離するた
めの1次分離装置86と、1次分離装置86から排出さ
れた純度の低い原料をフィルタリングするフィルタ90
と、フィルタ90によってフィルタリングされた原料を
収集する第2集液容器92と、第2集液容器92内に設
置されて2次収集された原料の純度を測定する第2純度
測定センサ96と、第2集液容器92に収集された原料
94を原料供給容器または廃液筒106に分離排出する
第2分離装置100とを含む。
【0082】第1純度測定センサ82及び第2純度測定
センサ96は、制御手段であるマイクロプロセッサ84
に連結される。マイクロプロセッサ84は、第1、第2
純度測定センサ82、96から入力された配向膜の純度
値に基づいて、第1、第2集液容器72、92に収集さ
れた配向膜原料を廃液筒106に送るか、それとも原料
供給容器に送るかを判断し、第1、第2分離装置86、
100を制御する。
【0083】第1分離装置86は、マイクロプロセッサ
84の制御信号によって第1集液容器72に収集された
配向膜原料をフィルタ90または原料供給容器に移送す
るように、第1集液容器72から移送された配向膜原料
を分離排出する。第2分離装置100は、マイクロプロ
セッサ84の制御信号によって第2集液容器92に収集
された配向膜原料を、廃液筒106または原料供給容器
に移送するように、第2集液容器92から移送された配
向膜原料を分離排出する。
【0084】第1分離装置86の一側の排出口には分離
された配向膜原料をフィルタ90に移送するための廃液
チューブ88が連結され、他側の排出口には分離された
配向膜原料を原料供給容器42に移送するための循環管
74が連結される。循環管74の所定の位置には自動バ
ルブ(第2自動バルブ)76が設置され、第1集液容器
72から原料供給容器42に移送される配向膜原料の移
送時点及び移送量を調節する。
【0085】第2分離装置100の一側の排出口には、
分離された配向膜原料を廃液筒106に移送するための
廃液チューブ104が連結され、他側の排出口には分離
された配向膜原料を原料供給容器42に移送するための
2次循環管108が連結される。前記2次循環管108
は、1次分離装置の循環管74と連通するように第1分
離装置86と第2自動バルブ76との間に連結される。
【0086】図示してはいないが、原料供給容器に窒素
ガスを供給するガス供給管及び窒素ガスの供給量及び供
給時点を調節する第1自動バルブの構成は第1実施形態
例と同一である。
【0087】前記のように構成される配向膜印刷装置の
印刷過程を図6に基づいて説明する。まず、配向膜を塗
布する過程は第1実施形態例ないし第3実施形態例と同
一であるのでここではその説明を省略する。1回のディ
スペンシングが完了すると、第1自動バルブは閉じて第
2自動バルブ76が開く。
【0088】ここで、アニロックスロール54から印刷
ロールに転写されずに第1集液容器72に落下した液膜
の純度が、第1純度測定センサ82によって測定され
る。測定された純度はマイクロプロセッサ84に入力さ
れる。マイクロプロセッサ84は、入力された純度が再
使用のための許容値以上であれば、第1分離装置86の
原料供給容器に連結された排出口を開放する。
【0089】排出口の開放によって、第1集液容器72
に収集された液膜は循環管74を通して原料供給容器に
移送される。
【0090】一方、第1純度測定センサ82からマイク
ロプロセッサ84に入力された純度値が許容値未満であ
れば、マイクロプロセッサ84の制御信号によって第1
分離装置86の他の排出口が開放される。第1集液容器
72に収集された配向液の廃液80は、廃液チューブ8
8を通してフィルタ90でフィルタリングされる。
【0091】フィルタ90を通過した原料は第2集液容
器92に収集される。第2純度測定センサ96は収集さ
れた原料の純度を測定する。第2純度測定センサ96で
測定された純度値は、マイクロプロセッサ84に入力さ
れる。マイクロプロセッサ84は、入力された純度値が
許容値以上であれば排出口を開放し、第2集液容器92
に収集された原料を2次循環管108を通して原料供給
容器に移送する。入力された純度値が許容値未満であれ
ば、他の排出口を開放し、第2集液容器92に収集され
た原料を廃液チューブ98及び排出管104を通して廃
液筒106に排出する。
【0092】第4実施形態例によると、印刷のためのア
ニロックスロール54に供給されても印刷に使用されず
に集液容器に収集された液膜の純度測定が行われた後で
再使用が決定されるので、収集された原料と使用されて
いない原料との混合による配向膜の質の低下を防止す
る。その結果、純度低下による配向膜不良が防止され
る。第4実施形態例でも第2実施形態例と同様に、循環
管74、108及び原料供給容器42を冷却ジャケット
で包み込んで5℃以下の恒温を維持し、ガス排出管40
を設置して原料供給容器内の水分を含有した空気を原料
供給容器42の外部に排出させ、印刷時にはエージング
ユニット47を使用して昇温させることによって配向液
の質の低下をさらに防止することができる。
【0093】
【発明の効果】以上のように、本発明は印刷のために印
刷手段に供給されても印刷に使用されずに廃液筒に捨て
られる既に使用された配向膜原料をそのまま回収した
り、回収された廃液を純度測定を通して分離して回収し
たり、回収された廃液をフィルタリングして再使用する
ことによって、廃液の発生を最小化すると共に原料の使
用効率を高める。その結果、配向膜形成に所要される製
造原価を実質的に減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術による配向膜印刷装置の概略的構成
図である。
【図2】配向膜の原料の温度及び保管日数による粘度の
変化を示した図面である。
【図3】本発明の一実施形態例による配向膜印刷装置の
概略的構成図である。
【図4】本発明の他の実施形態例による配向膜印刷装置
の概略的構成図である。
【図5】本発明の他の実施形態例による配向膜印刷装置
の概略的構成図である。
【図6】本発明のまた他の実施形態例による配向膜印刷
装置の概略的構成図である。
【符号の説明】
40 空気排出管 41 第4自動調節バルブ 42 原料供給容器 43 ガス供給管 44 第1自動バルブ 45 第3自動調節バルブ 46 原料供給管 47 エージングユニット 48 シリンジ 50 ニードル 54 アニロックスロール 56 ドクタロール 58 印刷ロール 60 廃液受け 64 移送プレート 66 対象物 68 廃液チューブ 70、106 廃液筒 72 集液容器 74、108 循環管 76 第2自動バルブ 82 第1純度測定センサ 84 マイクロプロセッサ 86 分離装置(第1分離装置) 88、98 廃液チューブ 90 フィルタ 92 第2集液容器 94 原料 96 第2純度測定センサ 100 第2分離装置 104 移送管(排出管)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 キム,ギ−ピュン 大韓民国ソウル市江西区禾谷2洞870−67 ダェウング301号 (72)発明者 リー,クン−ジョン 大韓民国ソウル市麻浦区城山2洞市営アパ ート2棟506号 (72)発明者 周 振 豪 大韓民国ソウル市麻浦区桃花2洞現代2次 アパート207棟1604号 (72)発明者 鄭 洙 任 大韓民国京畿道龍仁市器興邑農書里山24番 地 (72)発明者 李 鳳 雨 大韓民国忠清南道牙山市陰峰面山東里427 −1サムイルアパート102棟811号

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配向膜原料を供給する原料供給手段と、 前記原料供給手段から供給された前記原料を対象物に印
    刷する印刷手段と、 前記印刷手段に供給された前記配向膜原料のうちの印刷
    に使用されなかった配向膜原料を、前記原料供給手段に
    送る回収手段と、 を含む配向膜印刷装置。
  2. 【請求項2】前記原料供給手段は、配向膜原料が入って
    いる原料供給容器と、一端は前記原料供給容器と連結さ
    れ他端はシリンジと連結されて配向膜原料をシリンジに
    移送する原料供給管と、前記原料供給管を通して移送さ
    れた原料を印刷手段に供給するシリンジと、前記原料供
    給容器に供給される配向膜原料及び不活性ガスの供給時
    点及び供給量を調節する自動調節バルブとを含み、 前記印刷手段は、前記原料供給手段から供給される原料
    を表面に塗布する第1ロールと、前記第1ロールに塗布
    された原料が前記第1ロールの表面に均一に付着される
    ように制御する第2ロールと、前記第2ロールに塗布さ
    れた原料を配向膜が塗布される対象物の表面に印刷する
    第3ロールとを含み、 前記回収手段は、前記印刷に使用されなかった前記配向
    膜原料を収納する集液容器と、前記集液容器の一端に連
    結されて前記集液容器に収集された配向膜原料を前記原
    料供給手段に送る循環管と、前記循環管の所定の部分に
    設置されて前記集液容器から前記原料供給手段に移送さ
    れる廃液原料の移送時点及び移送量を自動で調節する自
    動バルブとを含むことを特徴とする、請求項1に記載の
    配向膜印刷装置。
  3. 【請求項3】(a)低温維持装置によって20℃以下の
    低温に維持される、配向膜原料溶液を収納する原料供給
    容器と、前記原料供給容器と一端が連結され他端はシリ
    ンジと連結されて配向膜原料をシリンジに移送する原料
    供給管と、前記原料供給管の所定の部分に設置されて配
    向膜原料の温度を印刷に適した温度に昇温させるエージ
    ングユニットと、前記エージングユニットに供給される
    配向膜原料の供給時点及び供給量を調節するためのバル
    ブと、前記原料供給管を通して移送された原料を印刷手
    段に供給するシリンジとを含む原料供給手段と、 (b)前記原料供給手段から供給される原料を対象物の
    表面に印刷する印刷手段と、 (c)前記印刷に使用されなかった配向膜原料を収納す
    る集液容器と、前記集液容器の一端に連結され他端は原
    料供給手段に連結されて前記集液容器に収集された配向
    膜原料を前記原料供給手段に送り低温維持装置によって
    20℃以下の低温に維持される循環管と、前記循環管の
    所定の部分に設置されて前記集液容器から前記原料供給
    手段に移送される廃液原料の移送時点及び移送量を自動
    で調節する自動バルブとを含む回収手段と、 を含むことを特徴とする配向膜印刷装置。
  4. 【請求項4】(a)低温維持装置によって20℃以下の
    低温に維持され配向膜原料溶液を収納する原料供給容器
    と、前記原料供給容器内に配向膜原料及び不活性ガスを
    供給するためのガス供給装置と、前記原料供給容器と一
    端が連結され他端はシリンジと連結されて配向膜原料を
    シリンジに移送する原料供給管と、前記原料供給管の所
    定の部分に設置されて配向膜原料の温度を印刷に適した
    温度に昇温させるエージングユニットと、前記エージン
    グユニットに供給される配向膜原料の供給時点及び供給
    量を調節するためのバルブと、前記原料供給管を通して
    移送された原料を印刷装置に供給するシリンジとを含む
    原料供給手段と、 (b)前記原料供給手段から供給される原料を対象物の
    表面に印刷する印刷手段と、 (c)前記印刷に使用されなかった配向膜原料を収納す
    る集液容器と、前記集液容器の一端に連結され他端は原
    料供給手段に連結されて前記集液容器に収集された配向
    膜原料を前記原料供給手段に送り低温維持装置によって
    20℃以下の低温に維持される循環管と、前記循環管の
    所定の部分に設置されて前記集液容器から前記原料供給
    手段に移送される廃液原料の移送時点及び移送量を自動
    で調節する自動バルブとを含む回収手段と、 を含むことを特徴とする配向膜印刷装置。
  5. 【請求項5】(a)低温維持装置によって20℃以下の
    低温に維持され配向膜原料溶液を収納する原料供給容器
    と、前記原料供給容器内に配向膜原料及び不活性ガスを
    供給するためのガス供給装置と、前記原料供給容器内に
    存在するガスの排出のためのガス排出管と、前記排出管
    の所定の部分に設置されて排出されるガスの排出時点及
    び排出量を調節するバルブと、前記原料供給容器と一端
    が連結され他端はシリンジと連結されて配向膜原料をシ
    リンジに移送する原料供給管と、前記原料供給管の所定
    の部分に設置されて配向膜原料の温度を印刷に適した温
    度に昇温させるエージングユニットと、前記エージング
    ユニットに供給される配向膜原料の供給時点及び供給量
    を調節するためのバルブと、前記原料供給管を通して移
    送された原料を印刷手段に供給するシリンジとを含む原
    料供給手段と、 (b)前記原料供給手段から供給される原料を対象物の
    表面に印刷する印刷手段と、 (c)前記印刷に使用されなかった配向膜原料を収納す
    る集液容器と、前記集液容器の一端に連結され他端は原
    料供給手段に連結されて前記集液容器に収集された配向
    膜原料を前記原料供給手段に送り低温維持装置によって
    20℃以下の低温に維持される循環管と、前記循環管の
    所定の部分に設置されて前記集液容器から前記原料供給
    手段に移送される廃液原料の移送時点及び移送量を自動
    で調節する自動バルブとを含む回収手段と、 を含むことを特徴とする配向膜印刷装置。
  6. 【請求項6】前記原料供給容器及び前記循環管の温度は
    5℃であることを特徴とする、請求項3〜5のいずれか
    に記載の配向膜印刷装置。
  7. 【請求項7】前記低温維持装置は冷却ジャケットである
    ことを特徴とする、請求項3〜5のいずれかに記載の配
    向膜印刷装置。
  8. 【請求項8】前記ガス供給装置は、ガス供給部と、前記
    ガス供給部から供給されるガスを前記原料供給装置に移
    送するガス移送管と、前記ガス移送管の所定の位置に設
    置されて前記ガスの供給時点及び供給量を調節するガス
    調節用バルブとをさらに含むことを特徴とする、請求項
    4または5に記載の配向膜印刷装置。
  9. 【請求項9】前記ガスは窒素ガスであることを特徴とす
    る、請求項4または5に記載の配向膜印刷装置。
  10. 【請求項10】(a)配向膜原料が入っている原料供給
    容器と、 (b)一端は前記原料供給容器と連結され他端はシリン
    ジと連結されて配向膜原料をシリンジに移送する原料供
    給管と、 (c)前記原料供給管を通して移送された原料を印刷手
    段に供給するシリンジと、 (d)前記原料供給手段から供給される原料を対象物の
    表面に印刷する印刷手段と、 (e)前記印刷に使用されなかった配向液の廃液を収集
    する第1集液容器と、 (f)前記第1集液容器内に設けられ、収集された配向
    液の廃液の純度を検知する第1配向液純度測定手段と、 (g)前記第1集液容器から排出された配向液の廃液を
    フィルタリングするフィルタと、 (h)前記フィルタを通過した配向液を収集する第2集
    液容器と、 (i)前記第2集液容器内に設置されてフィルタリング
    された配向液の純度を検知する第2配向液純度測定手段
    と、 (j)前記第1、第2配向液純度測定手段から入力され
    た配向液の純度値によって前記第1、第2集液容器に収
    集された配向液の廃液を再使用するかまたは廃棄するか
    を制御する制御手段と、 (k)前記制御手段の制御信号によって前記第1、第2
    集液容器から前記原料供給容器に前記配向液の廃液を移
    送する移送手段と、 を含むことを特徴とする配向膜印刷装置。
  11. 【請求項11】前記移送手段は、 前記第1集液容器の一端に連結されて前記制御手段の制
    御信号に従って前記集液容器から移送された前記配向液
    の廃液を分離排出する第1分離手段と、 前記第1分離手段の一端に連結されて前記第1分離手段
    から移送された前記配向膜原料を前記原料供給容器に送
    る第1移送管と、 前記第1移送管の所定の部分に設置されて前記第1集液
    容器から前記原料供給容器に移送される前記廃配向膜原
    料の移送時点及び移送量を調節する配向膜原料調節バル
    ブと、 前記第2集液容器の一端に連結されて前記制御手段の制
    御信号に従って前記第2集液容器から移送された前記配
    向液の廃液を分離排出する第2分離手段と、 前記第2分離手段の一端に連結されて前記第2分離手段
    から移送された前記配向膜原料を前記原料供給容器に送
    る第2移送管と、 を含むことを特徴とする請求項10に記載の配向膜印刷
    装置。
  12. 【請求項12】前記第2移送管は、前記第1分離手段と
    前記配向膜調節バルブとの間の所定の位置で前記第1移
    送管と連通することを特徴とする、請求項11に記載の
    配向膜印刷装置。
  13. 【請求項13】前記原料供給容器、前記第1移送管及び
    /または前記第2移送管は、低温維持装置によって20
    ℃以下の低温に維持され、 前記原料供給手段は、 前記原料供給管の所定の部分に設置されて配向膜原料の
    温度を印刷に適した温度に昇温させるエージングユニッ
    トと、 前記エージングユニットに供給される配向膜原料の供給
    時点及び供給量を調節するためのバルブとをさらに含む
    ことを特徴とする、請求項11または12に記載の配向
    膜印刷装置。
  14. 【請求項14】前記原料供給容器、前記第1移送管及び
    /または前記第2移送管の温度が5℃であることを特徴
    とする、請求項13に記載の配向膜印刷装置。
  15. 【請求項15】前記低温維持装置は冷却ジャケットであ
    ることを特徴とする、請求項13に記載の配向膜印刷装
    置。
  16. 【請求項16】前記原料供給手段は、前記原料供給容器
    内に存在するガスの排出のためのガス排出管と、排出さ
    れるガスの排出時点及び排出量を調節するためのバルブ
    とをさらに含むことを特徴とする、請求項10に記載の
    配向膜印刷装置。
  17. 【請求項17】前記原料供給手段は、前記原料供給容器
    に配向膜原料及び不活性ガスを供給するためのガス供給
    手段をさらに含むことを特徴とする、請求項10に記載
    の配向膜印刷装置。
  18. 【請求項18】前記ガス供給手段は、 ガス供給部と、 前記ガス供給部から供給されるガスを前記原料供給手段
    に移送するガス移送管と、 前記ガス移送管の所定の位置に設置されて前記ガスの供
    給時点及び供給量を調節するガス調節用バルブと、 をさらに含むことを特徴とする請求項17に記載の配向
    膜印刷装置。
  19. 【請求項19】前記ガスは窒素ガスであることを特徴と
    する、請求項17または18に記載の配向膜印刷装置。
  20. 【請求項20】前記配向膜原料調節用バルブ及び前記窒
    素ガス調節用バルブは前記制御手段に連結され、前記制
    御手段の制御信号によって開閉程度が調節される自動バ
    ルブであることを特徴とする、請求項18に記載の配向
    膜印刷装置。
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