JP2010061166A - 配向膜印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷に使用されずに廃液受けに捨てられた配向液の廃液を再使用することによって原価上昇を抑制し、環境汚染を減少させる配向膜印刷装置を提供することを目的とする。
【解決手段】配向膜印刷装置は、原料供給容器と、配向膜原料をシリンジに移送する原料供給管と、原料を印刷手段に供給するシリンジと、原料を対象物の表面に印刷する印刷手段と、印刷に使用されなかった配向液の廃液を収集する第1集液容器と、収集された配向液の廃液の純度を検知する第1配向液純度測定手段と、配向液の廃液をフィルタリングするフィルタと、フィルタを通過した配向液を収集する第2集液容器と、フィルタリングされた配向液の純度を検知する第2配向液純度測定手段と、配向液の純度値によって第1、第2集液容器に収集された配向液の廃液を再使用するかまたは廃棄するかを制御する制御手段と、制御手段の制御信号によって第1、第2集液容器から原料供給容器に配向液の廃液を移送する移送手段とを含む。
【選択図】図6

Description

本発明は配向膜印刷装置に関する。さらに詳しくは、配向膜の印刷後に収集された配向液の廃液を再使用することができるようにする液晶表示機用配向膜印刷装置に関する。
液晶の物性定数は分子の配列状態に依存するので、電界などの外力に対する応答にも差異が発生する。従って、液晶分子の配列制御は液晶の物性研究は勿論、表示素子の構成においても必須の技術である。
しかし、液晶物質を単純にガラス基板の間に満たすことだけでは均一な分子配列を得ることが難しい。従って、ガラス基板に配向膜を形成するのが普通である。
配向膜には材質が無機物が主体であるものと有機物が主体であるもの及び両者併用であるものがあるが、実際の液晶表示素子の構成材料としては有機物が主に利用されている。
1972年にジャニング(Janning)によって提案されたSiOの四方蒸着から出発した液晶表示素子に対する配向制御技術は、表示素子の量産化と共に、液晶材料に対する特性変化が少なく、また、量産に適した有機高分子による配向制御技術に発展した。即ち、回転塗布法または印刷塗布法によって基板上に有機高分子の薄膜を形成し、硬化した後にラビング法で液晶分子の配向を制御する。
ラビング法は、ガラス基板を布などを使用して一定方向に擦ると擦った方向に液晶分子の長軸が整然と配向するという現象が1911年マウギン(Mauguin)によって観察されたことから始まった。その後、多くの研究者がラビング法に適した基板及び薄膜材料を探索してきたが、現在も材料の明確な選定基準が確立されていない。
ツイステッドネマチック型液晶表示素子の量産開始時点では、加水分解性の高いシーフベース(Schiff base)系液晶を使用していた。そのため、素子の信頼性を確保することができるガラスフリットシーリング(Frit sealing)が必須であり、高温処理工程で問題が発生しないポリイミド系材料が用いられた。その後、印刷性、ラビング性、配向制御能力及び化学的安定性の側面でもポリイミド系材料が他の有機高分子に比べて優れていることが確認され、現在も各種の液晶表示素子の配向膜材料として広く使用されている。
一般に、ポリイミド系高分子としては、ジアミン(Diamine)及びアシドアンハイドライド(Acid Anhydride)を溶媒内で反応させてポリアミックアシド(Polyamic acid)を合成する。印刷用材料はポリアミックアシドであり、印刷後に乾燥、加熱硬化の工程を経てポリイミドになる。
このようなポリイミドを利用して配向膜を形成する方法にはスピン、スプレイ、ディップ及び印刷方式などの多様な方式があり、量産性を考慮して現在は印刷法を主に使用している。
図1は印刷法を用いた配向膜塗布装置の概略的構成図であって、まず、塗布に必要な配向膜原料は配向膜原料供給部2から供給管3を経由し、シリンジ(Syringe)4によって回転しているドクタロール(Doctor roll)8とアニロックスロール(Anilox roll)6との間に滴下供給される。供給された配向膜原料は2つのロール6、8の間で練られ、その結果、アニロックスロール6の表面上には均一な液膜が形成される。銅板10はアニロックスロール6によって均一になった液膜を受け取り、移送プレート16上に安置されて移送された基板18上に液膜を転写する。
しかし、アニロックスロール6に滴下されたポリイミド溶液は約30%のみがガラス基板の印刷に使用され、残りの70%はアニロックスロール6上で揺れるドクタロール8に押されてアニロックスロール6の端から廃液受け12に落ちる。廃液受け12に溜まった廃液14は廃液チューブ20を通して廃液筒22に捨てられる。
このように、従来の配向膜印刷装置では、供給された配向膜原料の約70%の溶液が配向膜印刷に使用されずに浪費され、材料費増加による製造原価の上昇が誘発される。
さらに、配向液の廃液が特別な処理を行わずに捨てられると、環境汚染を誘発するおそれがある。
本発明は、前記従来の技術の問題点を解決するためのものであって、印刷に使用されずに廃液受けに捨てられた配向液の廃液を再使用することによって原価上昇を抑制し、環境汚染を減少させる配向膜印刷装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、(a)配向膜原料が入っている原料供給容器と、(b)一端は前記原料供給容器と連結され他端はシリンジと連結されて配向膜原料をシリンジに移送する原料供給管と、(c)前記原料供給管を通して移送された原料を印刷手段に供給するシリンジと、(d)前記原料供給手段から供給される原料を対象物の表面に印刷する印刷手段と、(e)前記印刷に使用されなかった配向液の廃液を収集する第1集液容器と、(f)前記第1集液容器内に設けられ、収集された配向液の廃液の純度を検知する第1配向液純度測定手段と、(g)前記第1集液容器から排出された配向液の廃液をフィルタリングするフィルタと、(h)前記フィルタを通過した配向液を収集する第2集液容器と、(i)前記第2集液容器内に設置されてフィルタリングされた配向液の純度を検知する第2配向液純度測定手段と、(j)前記第1、第2配向液純度測定手段から入力された配向液の純度値によって前記第1、第2集液容器に収集された配向液の廃液を再使用するかまたは廃棄するかを制御する制御手段と、(k)前記制御手段の制御信号によって前記第1、第2集液容器から前記原料供給容器に前記配向液の廃液を移送する移送手段とを含む配向膜印刷装置を提供する。
以下、本発明を詳しく説明する。
本発明の配向膜印刷装置は、配向膜原料を供給する原料供給手段と、前記原料供給手段から供給された前記原料を対象物に印刷する印刷手段と、前記印刷手段に供給された前記配向膜原料のうちの印刷に使用されずに捨てられる配向膜原料を前記原料供給手段に送る回収手段とを含む。本発明において前記原料供給手段は配向膜原料を供給する手段である。具体的には、原料供給手段は、印刷装置に原料を供給するために、液状の配向膜原料が入れられている原料供給容器と、原料供給容器と連結された原料供給管を通して移送された原料を印刷装置に供給するシリンジと、原料供給容器に供給される配向膜原料及び不活性ガスの供給時点及び供給量を調節する自動調節バルブとを含む。前記原料供給容器は低温維持装置によって配向膜原液を20℃以下に維持するのが好ましく、5℃以下に維持することがより好ましい。図2は、配向膜原料の温度及び保管日数による粘度の変化を示したものである。配向膜原液の粘度は印刷率に大きく影響を及ぼす。図2は、20℃以下に温度を維持することが配向膜原液の変質を防止し、5℃以下である場合には配向膜原液の変質がほぼないということを示す。
前記低温維持装置としては、冷却ジャケット(cooling jacket)を用いることが通常であるが、必ずしもこれに限定されるのではない。低温維持装置によって原料供給容器が低温に維持される場合には、配向膜原液の温度を20℃以下の低温から印刷に適した温度に、エージングユニット(aging unit)を用いて昇温させる。前記エージングユニットへの配向膜原液の供給時点及び供給量を調節するために自動調節バルブを使用するのが好ましい。
また、本発明の原料供給手段はガス排出管をさらに含むのが好ましい。前記ガス排出管は原料供給容器内に存在するガスの排出のための装置である。前記排出されるガスは空気または窒素ガスである。空気は水分を含有しているため、配向膜原料の加水分解を誘発させて変質を引き起こすので、原料供給容器内に存在するのは好ましくない。
前記空気排出管はチェックバルブ(check valve)の形態を有することによって内部から空気を排出することはできるが外部から空気が流入することはできないように形成されるのが好ましい。より好ましくは、前記空気排出管上の所定の部分に、排出されるガスの排出時点及び排出量を調節する自動調節バルブを含む。
本発明の前記印刷手段は、前記原料供給手段から供給される原料を表面に塗布する第1ロールと、前記第1ロールに塗布された原料が前記第1ロールの表面に均一に付着されるように制御する第2ロールと、前記第2ロールに塗布された原料を配向膜が塗布される対象物の表面に印刷する第3ロールとから構成される。
本発明の前記回収手段は、印刷装置に供給されても印刷に使用されずに落下する原料を収集する集液容器と、集液容器及び原料供給容器に連結される循環管と、前記循環管の所定の位置に設置されて前記集液容器に収集された廃液の供給時点及び供給量を調節する自動調節バルブとを含む。前記循環管の温度を低温維持装置によって20℃以下の恒温に維持することで配向膜廃液の変質を防止することが好ましく、5℃以下に維持するのがより好ましい。前記低温維持装置としては通常冷却ジャケットが用いられるが、必ずしもこれに限定されない。
また、前記回収手段は、前記集液容器内に設置されて収集された配向液廃液の純度を検知する配向液純度測定手段と、前記配向液純度測定手段から入力された配向液の純度値によって前記配向液の廃液を集液容器に送るか原料供給容器に送るかを決定する制御手段とをさらに含むことができる。前記純度測定手段及び制御手段を含む場合には、汚染または変質の著しい配向液の廃液を原料供給容器に送るのを未然に防止して配向液の汚染または変質を防止することができる。この場合にも配向液廃液を原料供給容器に移送する循環管は20℃以下の低温に維持するのが好ましく、5℃以下に維持するのがより好ましい。
また、前記回収手段は、前記印刷手段の第2ロールから下部に滴下される配向液の廃液を収集する第1集液容器と、前記第1集液容器内に設置されて収集された配向液の廃液の純度を検知する第1配向液純度測定手段と、前記第1集液容器から排出された配向液の廃液をフィルタリングするフィルタと、前記フィルタを通過した配向液を収集する第2集液容器と、前記第2集液容器内に設置されてフィルタリングされた配向液の純度を検知する第2配向液純度測定手段と、前記第1、第2配向液純度測定手段から入力された配向液の純度値によって前記第1、第2集液容器から配向液供給容器または集液容器のいずれに送るかを制御する制御手段とを含むこともできる。前記回収手段を使用する場合には、原料供給容器の配向液の変質を防止すると共に多量の配向液を得ることができる長所がある。この場合にも配向液の廃液を原料供給容器に送る循環管は20℃以下の低温を維持するのが好ましく、5℃以下に維持するのがより好ましい。
また、印刷方式を用いた配向膜形成方法は、配向膜の塗布、予備乾燥及び硬化過程からなり、場合に応じて配向膜の塗布過程の前に基板をローディングする過程と、基板を洗浄する過程とが追加され得、硬化過程の後に基板を硬化炉から分離するアンローディング過程が追加され得る。
以上のように、本発明は印刷のために印刷手段に供給されても印刷に使用されずに廃液筒に捨てられる既に使用された配向膜原料をそのまま回収したり、回収された廃液を純度測定を通して分離して回収したり、回収された廃液をフィルタリングして再使用することによって、廃液の発生を最小化すると共に原料の使用効率を高める。その結果、配向膜形成に所要される製造原価を実質的に減少させることができる。
図1は、従来の技術による配向膜印刷装置の概略的構成図である。 図2は、配向膜の原料の温度及び保管日数による粘度の変化を示した図面である。 図3は、本発明の一実施形態例による配向膜印刷装置の概略的構成図である。 図4は、本発明の他の実施形態例による配向膜印刷装置の概略的構成図である。 図5は、本発明の他の実施形態例による配向膜印刷装置の概略的構成図である。 図6は、本発明のまた他の実施形態例による配向膜印刷装置の概略的構成図である。
以下、添付図面に基づいて本発明の好ましい実施形態例を説明する。しかし、下記の実施形態例は本発明を例示するものであって、本発明は下記の実施形態例に限定されない。
<第1実施形態例>
図3は、本発明の第1実施形態例による配向膜印刷装置の概略的構成図であって、フレクソ(FLEXO)印刷方式を応用したものである。前記フレクソ印刷方式という用語は、フレキシブル板(Flexo板)を利用したことから由来している。
図3を参照すると、配向膜印刷装置は印刷に使用されずに廃液受け60に捨てられる配向膜原料を収集するための集液容器72と、集液容器72に一端が連結され他端が原料供給容器42に連結されて集液容器72に収集された配向膜原料を原料供給容器42に再移送するための循環管74と、循環管74の所定の位置に設置されて循環管74を通して移送される廃液の移送時点及び移送量を自動で調節する自動バルブ76とを含む。
原料供給容器42にはポリイミドを原料とする配向膜原料が入れられている。原料供給管46は、その一端が、配向膜原料が入れられている原料供給容器42に入っている。原料供給容器42に入れられている配向膜原料溶液を移送するためである。また、原料供給管46の他端には、原料供給容器42から原料供給管46を通して移送された液体状態の配向膜原料を注射するためのシリンジ48が連結されている。
原料供給容器42に入っている配向膜原料が原料供給管46を通して移送されるようにするために、供給ガスを原料供給容器42に吹き込む。これによって、高純度の窒素(N2)ガスが窒素ガス供給部(図示しない)からガス供給管43を通して原料供給容器42に供給される。窒素ガスが原料供給容器42に供給されると、配向膜原料は原料供給管46を通して移送される。
また、配向膜印刷は対象物が装着された間にのみ遂行されるので、ガス供給管43の所定の位置にはガスの供給時点及び供給量を調節するための自動バルブ(以下、第1自動バルブと称する)44が設置される。
シリンジ48から注射される配向膜原料は、多数の回転するロールから構成された印刷装置によって基板に印刷される。即ち、ロールの表面に1次として配向膜原料が均一に塗布され、ロールの下部に移送されてきたガラス基板の表面に2次として配向膜原料が印刷される。
印刷用ロールはシリンジ48から注射される配向膜原料を表面に塗布するアニロックスロール(第1ロール)54と、アニロックスロール54に塗布された原料がアニロックスロール54の表面に均一に付着するようにアニロックスロール54と微細な間隔をおいて回転するドクタロール(第2ロール) 56と、アニロックスロール54及びドクタロール56の相互回転によってアニロックスロール54の表面に均一に塗布された原料を受けて配向膜が塗布される対象物、即ち、液晶表示器用ガラス基板の表面に印刷する印刷ロール(第3ロール)58とを含む。
アニロックスロール54の表面には、供給された液膜を保有するために、凹溝が形成されている。
印刷する間にアニロックスロール54から印刷ロール58に供給されなかった配向膜原料は、アニロックスロール54の下側端から落下する。従って、アニロックスロール54の下部端には集液容器72が配設されている。集液容器72に収集された廃液を原料供給容器42に移送するための循環管74が集液容器72及び原料供給容器42に連結されている。循環管74を通して原料供給容器42に移送される配向膜原料の移送時点及び移送量を調節するための自動バルブ(以下、第2自動バルブと称する)76が、循環管74の所定の位置に設置される。
また、集液容器72の下部には、集液容器72から溢れた廃液やアニロックスロール54から集液容器72を外れて落下する廃液を収集する廃液受け60が配置されている。廃液受け60は、廃液チューブ68を通して廃液筒70に連結されている。
前記のように構成される配向膜印刷装置の印刷過程を図3に基づいて説明する。
まず、移送プレート64に安置された配向膜印刷のための対象物66、例えば薄膜トランジスタ基板またはカラー基板が印刷ロール58の下部に整列される。
第1自動バルブ44が開き、窒素ガスがガス供給管43を通して原料供給容器42に供給されると、液体状態の配向膜原料は配向膜原料供給容器42から供給管46を経由してシリンジ48のニードル50を通して回転しているドクタロール56とアニロックスロール54との間に供給される。ここで、第1自動バルブ44が開いている間は第2自動バルブ76は閉じた状態である。
塗布液は2つのロール56、54の間で練られてアニロックスロール54の表面上に均一な液膜を形成する。
均一な液膜を形成する方法としては、ドクタロール56によってアニロックスロール54の表面の液膜を写し取るブレード方式と、ドクタロールによってアニロックスロールの表面の液膜を練って入れる方式との2つが挙げられる。
アニロックスロール54に均一に塗布された液膜は、印刷ロール58に転写される。印刷ロール58は、アニロックスロール54からの転写を受けた液膜を基板66の表面に印刷する。
前記過程で1回のディスペンシングが完了すると、第1自動バルブ44は閉じられ、第2自動バルブ76が開かれる。これによって、アニロックスロール54から印刷ロール58に転写されずに集液容器72に落下した液膜は循環管74及び第2自動バルブ76を通して原料供給容器42に回収される。
前記第1実施形態例によると、印刷のためにアニロックスロール54に供給されても印刷に使用されなかった配向膜原料が収集されて再使用されるので配向膜原料の浪費が実質的に防止される。
また、印刷に使用されずに廃液筒70に捨てられる原料の量がほとんどなくなるので、廃液の処理に所要される時間及び費用を節減することができると共に廃配向膜によって発生する環境汚染を防止することができる。
<第2実施形態例>
一方、第1実施形態例で提示された装置は、再収集される配向膜原料の純度が、収集される過程で変質または汚染して配向膜原料の質的低下をもたらすおそれがある。従って、第2実施形態例では、循環管及び原料供給容器を冷却ジャケットを用いて5℃に維持し、原料供給容器内部の水分を含有した空気をガス排出管を通して原料供給容器の外に排出し、低温の配向膜原料を印刷装置に供給する時には印刷に適した温度に昇温させるエージングユニットを備えることによって、配向膜原料の変質及び汚染を防止することができる装置が設置された配向膜印刷装置を開示する。
図4は、本発明の第2実施形態例にかかる配向膜印刷装置の概略的構成図であって、図3の配向膜印刷装置と同一な構成要素を一部省略して示した図面である。
図4を参照すると、配向膜印刷装置は、印刷に使用されずに廃液受け60に捨てられる配向膜原料を収集するための集液容器72と、集液容器72に一端が連結され他端が原料供給容器42に連結されて冷却ジャケットによって5℃の恒温に維持され、集液容器72に収集された配向膜原料を原料供給容器42に再移送するための循環管74と、循環管74の所定の位置に設置されて循環管74を通して移送された廃液の移送時点及び移送量を自動で調節する第2自動バルブ76とを含む。
原料供給容器42は冷却ジャケットによって5℃の恒温に維持される。原料供給容器42に入れられた配向膜原料溶液を移送するために、原料供給管46の一側端は配向膜原料が入れられている原料供給容器42に入っている。原料供給管46の他端には原料供給容器42から原料供給管46を通して移送された液状の配向膜原料を注射するためのシリンジ48が連結されている。原料供給管46の一端には低温の配向膜原料を印刷に適した温度に昇温させるためのエージングユニット47とエージングユニット47への配向膜原料の供給時点及び供給量を調節する第3自動調節バルブ45とが設置されている。
また、チェックバルブ形態の空気排出管40が設置されている。原料供給容器42には水分を含有した空気が存在するので、空気を原料供給容器42の外部に排出させるためである。排出ガス調節のために、第4自動調節バルブ41が設置されている。
原料供給容器42に入れられた配向膜原料が原料供給管46を通して移送されるようにするために、供給ガスを原料供給容器42に吹き込む。このために高純度の窒素(N2)ガスが窒素ガス供給部(図示しない)からガス供給管43を通して原料供給容器42に供給される。窒素ガスが原料供給容器42に供給される時に配向膜原料は原料供給管46を通して移送される。
また、配向膜印刷は対象物が装着されている間にのみ遂行されるので、ガス供給管43の所定の位置にはガスの供給時点及び供給量を調節するための第1自動バルブ44が設置される。
シリンジ48から注射される配向膜原料は回転するロールから構成される印刷装置によって基板に印刷される。即ち、多数のロールの表面に1次として配向膜原料が均一に塗布され、ロールの下部に移送されてきたガラス基板の表面に2次として印刷される。
印刷用ロールは、シリンジ48から注射される配向膜原料を表面に塗布するアニロックスロール54と、アニロックスロール54に塗布された原料がアニロックスロール54の表面に均一に付着するようにアニロックスロール54と微細な間隔をおいて回転するドクタロール56と、アニロックスロール54及びドクタロール56の相互回転によってアニロックスロール54の表面に均一に塗布された原料を受けて配向膜が塗布される対象物、即ち液晶表示器用ガラス基板の表面に印刷する印刷ロール58とを含む。
アニロックスロール54の表面には供給された液膜を保有するための凹溝が形成されている。
印刷する間にアニロックスロール54から印刷ロール58に供給されなかった配向膜原料は、アニロックスロール54の下側端から落下する。このため、アニロックスロール54の下部端には集液容器72が配設されている。集液容器72に収集された廃液を原料供給容器42に移送するための循環管74が、集液容器72及び原料供給容器42に連結されている。循環管74は、5℃に維持され、恒温維持のために冷却ジャケットで包み込まれている。循環管74を通して原料供給容器42に移送される配向膜原料の移送時点及び移送量を調節するための第2自動バルブ76が、循環管74の所定の位置に設置される。
また、集液容器72の下部には、集液容器72から溢れた廃液やアニロックスロール54から集液容器72を外れて落下する廃液を収集する廃液受け60が配置されている。廃液受け60は、廃液チューブ68を通して廃液筒70に連結される。
前記のように構成される配向膜印刷装置の印刷過程を図4に基づいて説明する。
まず、移送プレート64に安置された配向膜の印刷のための対象物66、例えば薄膜トランジスタ基板またはカラーフィルタ基板が、印刷ロール58の下部に整列される。
第1自動バルブ44が開いて窒素ガスがガス供給管43を通して原料供給容器42に供給されると、液体状態の配向膜原料は、配向膜原料供給容器42から原料供給管46を経由し、第3自動調節バルブ45を経てエージングユニット47で印刷に適した温度に昇温される。昇温された配向膜原料は原料供給管46に沿ってシリンジ48に伝達され、シリンジ48のニードル50によって回転しているドクタロール56とアニロックスロール54との間に滴下供給される。ここで、第1自動バルブ44及び第3自動調節バルブ45が開いている間は第2自動バルブ76及び第4自動調節バルブ41は閉じた状態である。
塗布液は2つのロール56、54の間で練られてアニロックスロール54の表面上に均一な液膜を形成する。
アニロックスロール54に均一に塗布された液膜は、印刷ロール58に転写され、印刷ロール58はアニロックスロール54から転写された液膜を基板66の表面に印刷する。
前記過程で1回のディスペンシングが完了すると、第3自動バルブ44は閉じ、第2自動バルブ76及び第4自動調節バルブ41は開く。これによって、アニロックスロール54から印刷ロール58に転写されずに集液容器72に落下した液膜は循環管74及び第2自動バルブ76を通して原料供給容器42に回収される。この時、第4自動調節バルブ41は原料供給容器42内の空気を除去するために開かれた状態である。
前記第2実施形態例によると、印刷に使用されずに収集される廃配向膜原料の変質及び汚染を防止することができると共に廃配向膜によって発生する環境汚染が防止される。
<第3実施形態例>
一方、第1実施形態例で提示された装置は、再収集される配向膜原料の純度を確認することができないので、原料供給容器に最初に入れられた原料と使用後に収集された原料との混合によって供給原料の純度が低下するおそれがある。従って、第3実施形態例では、集液容器に収集された配向膜の純度を確認することができる装置が設置された配向膜印刷装置を開示する。
図5は、本発明の第3実施形態例による配向膜印刷装置の概略的構成図であって、図3または4の配向膜印刷装置と同一な構成要素を一部省略して示した図面である。
図5を参照すると、配向膜印刷装置は、印刷に使用されずに廃液受け60に捨てられる配向膜原料を収集するための集液容器72内に設置されて収集された液状原料の純度を確認するための純度測定センサ82を含む。純度測定センサ82は、集液容器72に収集された配向膜原料を廃液筒70に送るか原料供給容器42に送るかを、入力された配向膜の純度値に基づいて判断する制御手段であるマイクロプロセッサ84に連結される。集液容器72の一端には分離装置86が設置される。分離装置86は、マイクロプロセッサ84の制御信号によって集液容器72に収集された配向膜原料を、廃液筒70または原料供給容器に移送するように、集液容器72から移送された配向膜原料を分離排出する。
分離装置86の一側の排出口には、分離された配向膜原料を廃液筒70に移送するための廃液チューブ88が連結され、他側の排出口には分離された配向膜原料を原料供給容器42に移送するための循環管74が連結される。循環管74の所定の位置には自動バルブ(第2自動バルブ)76が設置されて集液容器72から原料供給容器42に移送される配向膜原料の移送時点及び移送量を調節する。
図示してはいないが、原料供給容器に窒素ガスを供給するガス供給管と窒素ガスの供給量及び供給時点を調節する第1自動バルブとの構成は第1実施形態例と同一である。
前記のように構成される配向膜印刷装置の印刷過程を図5に基づいて説明する。
まず、第1自動バルブ(図示しない)が開いて窒素ガスがガス供給管(図示しない)を通して原料供給容器(図示しない)に供給されると、液状の配向膜原料は配向膜原料供給容器から供給管(図示しない)を経由してシリンジ(図示しない)のニードル(図示しない)を通して回転しているドクタロールとアニロックスロール54との間に滴下供給される。ここで、第1自動バルブが開いている間は第2自動バルブ76は閉じた状態である。
塗布液は2つのロールの間で練られてアニロックスロール54の表面上に均一な液膜を形成する。
アニロックスロール54に均一に塗布された液膜は、印刷ロール(図示しない)に転写される。印刷ロールは、アニロックスロール54から転写された液膜を基板の表面に印刷する。
前記過程で1回のディスペンシングが完了すると、第1自動バルブは閉じて第2自動バルブ76は開く。
ここで、アニロックスロール54から印刷ロールに転写されずに集液容器72に落下した液膜の純度は、純度測定センサ82によって測定される。測定された純度はマイクロプロセッサ84に入力される。マイクロプロセッサ84は、入力された純度が再使用のための許容値以上であれば、分離装置86の原料供給容器に連結された排出口を開放する。
排出口の開放により、集液容器に収集された液膜は循環管74を通して原料供給容器に移送される。
一方、純度測定センサ82からマイクロプロセッサ84に入力された純度値が許容値未満であれば、マイクロプロセッサ84の制御信号によって分離装置86の廃液筒70に連結された排出口が開放される。これによって、集液容器に収集された液膜80は、廃液チューブ88を通して廃液筒70に移送される。
第3実施形態例によると、印刷のためにアニロックスロール54に供給されても印刷に使用されずに集液容器に収集された液膜の純度測定が行われた後で再使用が決定されるので、収集された原料と使用されていない原料との混合による配向液の質の低下を防止する。その結果、純度低下による配向膜の不良が防止される。第3実施形態例においても、第2実施形態例と同様に、循環管74及び原料供給容器42を冷却ジャケットで包み込んで5℃以下の恒温を維持し、ガス排出管40を設置して原料供給容器内の水分を含有した空気を原料供給容器42の外部に排出させ、印刷時にはエージングユニット47を使用して昇温させると、配向液の質の低下をさらに防止することができる。
<第4実施形態例>
一方、第3実施形態例で提示された装置は、再収集された配向膜原料と新たな配向膜原料との混合による純度低下を防止することはできるが、第1実施形態例に比べて配向膜原料の再使用率が低い。従って、第4実施形態例は第3実施形態例の長所に加えて収集された配向膜原料の再使用率をより効果的に向上させることができる配向膜印刷装置を提供する。
図6は、本発明の第4実施形態例に係る配向膜印刷装置の概略的構成図であって、図3の配向膜印刷装置と同一な構成要素を一部省略して示した図面である。
図6を参照すると、配向膜印刷装置は、印刷に使用されずに廃液受け60に捨てられる配向膜原料を1次収集するための第1集液容器72内に設置されて収集された液状原料の純度を確認するための第1純度測定センサ82と、収集された液状原料を1次分離するための1次分離装置86と、1次分離装置86から排出された純度の低い原料をフィルタリングするフィルタ90と、フィルタ90によってフィルタリングされた原料を収集する第2集液容器92と、第2集液容器92内に設置されて2次収集された原料の純度を測定する第2純度測定センサ96と、第2集液容器92に収集された原料94を原料供給容器または廃液筒106に分離排出する第2分離装置100とを含む。
第1純度測定センサ82及び第2純度測定センサ96は、制御手段であるマイクロプロセッサ84に連結される。マイクロプロセッサ84は、第1、第2純度測定センサ82、96から入力された配向膜の純度値に基づいて、第1、第2集液容器72、92に収集された配向膜原料を廃液筒106に送るか、それとも原料供給容器に送るかを判断し、第1、第2分離装置86、100を制御する。
第1分離装置86は、マイクロプロセッサ84の制御信号によって第1集液容器72に収集された配向膜原料をフィルタ90または原料供給容器に移送するように、第1集液容器72から移送された配向膜原料を分離排出する。第2分離装置100は、マイクロプロセッサ84の制御信号によって第2集液容器92に収集された配向膜原料を、廃液筒106または原料供給容器に移送するように、第2集液容器92から移送された配向膜原料を分離排出する。
第1分離装置86の一側の排出口には分離された配向膜原料をフィルタ90に移送するための廃液チューブ88が連結され、他側の排出口には分離された配向膜原料を原料供給容器42に移送するための循環管74が連結される。循環管74の所定の位置には自動バルブ(第2自動バルブ)76が設置され、第1集液容器72から原料供給容器42に移送される配向膜原料の移送時点及び移送量を調節する。
第2分離装置100の一側の排出口には、分離された配向膜原料を廃液筒106に移送するための廃液チューブ104が連結され、他側の排出口には分離された配向膜原料を原料供給容器42に移送するための2次循環管108が連結される。前記2次循環管108は、1次分離装置の循環管74と連通するように第1分離装置86と第2自動バルブ76との間に連結される。
図示してはいないが、原料供給容器に窒素ガスを供給するガス供給管及び窒素ガスの供給量及び供給時点を調節する第1自動バルブの構成は第1実施形態例と同一である。
前記のように構成される配向膜印刷装置の印刷過程を図6に基づいて説明する。
まず、配向膜を塗布する過程は第1実施形態例ないし第3実施形態例と同一であるのでここではその説明を省略する。
1回のディスペンシングが完了すると、第1自動バルブは閉じて第2自動バルブ76が開く。
ここで、アニロックスロール54から印刷ロールに転写されずに第1集液容器72に落下した液膜の純度が、第1純度測定センサ82によって測定される。測定された純度はマイクロプロセッサ84に入力される。マイクロプロセッサ84は、入力された純度が再使用のための許容値以上であれば、第1分離装置86の原料供給容器に連結された排出口を開放する。
排出口の開放によって、第1集液容器72に収集された液膜は循環管74を通して原料供給容器に移送される。
一方、第1純度測定センサ82からマイクロプロセッサ84に入力された純度値が許容値未満であれば、マイクロプロセッサ84の制御信号によって第1分離装置86の他の排出口が開放される。第1集液容器72に収集された配向液の廃液80は、廃液チューブ88を通してフィルタ90でフィルタリングされる。
フィルタ90を通過した原料は第2集液容器92に収集される。第2純度測定センサ96は収集された原料の純度を測定する。第2純度測定センサ96で測定された純度値は、マイクロプロセッサ84に入力される。マイクロプロセッサ84は、入力された純度値が許容値以上であれば排出口を開放し、第2集液容器92に収集された原料を2次循環管108を通して原料供給容器に移送する。入力された純度値が許容値未満であれば、他の排出口を開放し、第2集液容器92に収集された原料を廃液チューブ98及び排出管104を通して廃液筒106に排出する。
第4実施形態例によると、印刷のためのアニロックスロール54に供給されても印刷に使用されずに集液容器に収集された液膜の純度測定が行われた後で再使用が決定されるので、収集された原料と使用されていない原料との混合による配向膜の質の低下を防止する。その結果、純度低下による配向膜不良が防止される。第4実施形態例でも第2実施形態例と同様に、循環管74、108及び原料供給容器42を冷却ジャケットで包み込んで5℃以下の恒温を維持し、ガス排出管40を設置して原料供給容器内の水分を含有した空気を原料供給容器42の外部に排出させ、印刷時にはエージングユニット47を使用して昇温させることによって配向液の質の低下をさらに防止することができる。
40 空気排出管
41 第4自動調節バルブ
42 原料供給容器
43 ガス供給管
44 第1自動バルブ
45 第3自動調節バルブ
46 原料供給管
47 エージングユニット
48 シリンジ
50 ニードル
54 アニロックスロール
56 ドクタロール
58 印刷ロール
60 廃液受け
64 移送プレート
66 対象物
68 廃液チューブ
70、106 廃液筒
72 集液容器
74、108 循環管
76 第2自動バルブ
82 第1純度測定センサ
84 マイクロプロセッサ
86 分離装置(第1分離装置)
88、98 廃液チューブ
90 フィルタ
92 第2集液容器
94 原料
96 第2純度測定センサ
100 第2分離装置
104 移送管(排出管)

Claims (11)

  1. (a)配向膜原料が入っている原料供給容器と、
    (b)一端は前記原料供給容器と連結され他端はシリンジと連結されて配向膜原料をシリンジに移送する原料供給管と、
    (c)前記原料供給管を通して移送された原料を印刷手段に供給するシリンジと、
    (d)前記原料供給手段から供給される原料を対象物の表面に印刷する印刷手段と、
    (e)前記印刷に使用されなかった配向液の廃液を収集する第1集液容器と、
    (f)前記第1集液容器内に設けられ、収集された配向液の廃液の純度を検知する第1配向液純度測定手段と、
    (g)前記第1集液容器から排出された配向液の廃液をフィルタリングするフィルタと、
    (h)前記フィルタを通過した配向液を収集する第2集液容器と、
    (i)前記第2集液容器内に設置されてフィルタリングされた配向液の純度を検知する第2配向液純度測定手段と、
    (j)前記第1、第2配向液純度測定手段から入力された配向液の純度値によって前記第1、第2集液容器に収集された配向液の廃液を再使用するかまたは廃棄するかを制御する制御手段と、
    (k)前記制御手段の制御信号によって前記第1、第2集液容器から前記原料供給容器に前記配向液の廃液を移送する移送手段と、
    を含むことを特徴とする配向膜印刷装置。
  2. 前記移送手段は、
    前記第1集液容器の一端に連結されて前記制御手段の制御信号に従って前記集液容器から移送された前記配向液の廃液を分離排出する第1分離手段と、
    前記第1分離手段の一端に連結されて前記第1分離手段から移送された前記配向膜原料を前記原料供給容器に送る第1移送管と、
    前記第1移送管の所定の部分に設置されて前記第1集液容器から前記原料供給容器に移送される前記廃配向膜原料の移送時点及び移送量を調節する配向膜原料調節バルブと、
    前記第2集液容器の一端に連結されて前記制御手段の制御信号に従って前記第2集液容器から移送された前記配向液の廃液を分離排出する第2分離手段と、
    前記第2分離手段の一端に連結されて前記第2分離手段から移送された前記配向膜原料を前記原料供給容器に送る第2移送管と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の配向膜印刷装置。
  3. 前記第2移送管は、前記第1分離手段と前記配向膜調節バルブとの間の所定の位置で前記第1移送管と連通することを特徴とする、請求項2に記載の配向膜印刷装置。
  4. 前記原料供給容器、前記第1移送管及び/または前記第2移送管は、低温維持装置によって20℃以下の低温に維持され、
    前記原料供給手段は、
    前記原料供給管の所定の部分に設置されて配向膜原料の温度を印刷に適した温度に昇温させるエージングユニットと、
    前記エージングユニットに供給される配向膜原料の供給時点及び供給量を調節するためのバルブとをさらに含むことを特徴とする、請求項2または3に記載の配向膜印刷装置。
  5. 前記原料供給容器、前記第1移送管及び/または前記第2移送管の温度が5℃であることを特徴とする、請求項4に記載の配向膜印刷装置。
  6. 前記低温維持装置は冷却ジャケットであることを特徴とする、請求項4に記載の配向膜印刷装置。
  7. 前記原料供給手段は、前記原料供給容器内に存在するガスの排出のためのガス排出管と、排出されるガスの排出時点及び排出量を調節するためのバルブとをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の配向膜印刷装置。
  8. 前記原料供給手段は、前記原料供給容器に配向膜原料及び不活性ガスを供給するためのガス供給手段をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の配向膜印刷装置。
  9. 前記ガス供給手段は、
    ガス供給部と、
    前記ガス供給部から供給されるガスを前記原料供給手段に移送するガス移送管と、
    前記ガス移送管の所定の位置に設置されて前記ガスの供給時点及び供給量を調節するガス調節用バルブと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の配向膜印刷装置。
  10. 前記ガスは窒素ガスであることを特徴とする、請求項8または9に記載の配向膜印刷装置。
  11. 前記配向膜原料調節用バルブ及び前記窒素ガス調節用バルブは前記制御手段に連結され、前記制御手段の制御信号によって開閉程度が調節される自動バルブであることを特徴とする、請求項9に記載の配向膜印刷装置。
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