JP2000205204A - スプ―ル型方向切換弁パイロットシステム - Google Patents

スプ―ル型方向切換弁パイロットシステム

Info

Publication number
JP2000205204A
JP2000205204A JP11004273A JP427399A JP2000205204A JP 2000205204 A JP2000205204 A JP 2000205204A JP 11004273 A JP11004273 A JP 11004273A JP 427399 A JP427399 A JP 427399A JP 2000205204 A JP2000205204 A JP 2000205204A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
electromagnetic
lever
pilot
spool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11004273A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3788877B2 (ja
Inventor
Shuji Ohira
修司 大平
Hiroshi Watanabe
洋 渡邊
Hiroshi Ogura
弘 小倉
Masakazu Haga
正和 羽賀
Sadahisa Tomita
▲禎▼久 冨田
Toshihiro Kimura
敏宏 木村
Wataru Otsu
渉 大津
Hiroshi Matsuzaki
浩 松崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP00427399A priority Critical patent/JP3788877B2/ja
Publication of JP2000205204A publication Critical patent/JP2000205204A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3788877B2 publication Critical patent/JP3788877B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】高速応答で、大流量を流すことが可能であると
ともに、パイロット圧力の制御精度が高く、しかも、安
価なスプール型方向切換弁パイロットシステムを提供す
ることにある。 【解決手段】流体の方向を切り換えるメインスプール8
0の両端部の圧力室82,84とパイロット圧力を供給
するパイロットポンプ50の間には、電磁比例弁30,
32と、電磁ON/OFF弁40,42とが配置されて
いる。コントローラ20は、操作レバー10からの信号
に応じて電磁比例弁30,32及び電磁ON/OFF弁
40,42を駆動する。また、電磁ON/OFF弁4
0,42とパイロット圧力室82,84の間にチェック
弁60,62が配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スプール型方向切
換弁パイロットシステムに係り、特に、電磁比例弁を用
いたスプール型方向切換弁パイロットシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁比例弁を用いたスプール型方
向切換弁パイロットシステムとしては、例えば、特開平
8−210305号公報や特開平8−209751号公
報に記載されているものがある。これらの公知のシステ
ムでは、制御装置からの信号により電磁比例弁を駆動
し、指令値に応じた圧力を発生させ、この圧力をメイン
スプールの両端の圧力室に供給して、スプール型方向切
換弁の方向を切り換えるようにしている。
【0003】また、特開平5−195546号公報に
は、電気レバー変位相当の信号にレバー速度相当の信号
を上乗せすることにより、スプール型方向切換弁パイロ
ットシステムの応答性を改善する方法が記載されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−210305号公報や特開平8−209751号公
報に記載されている電磁比例弁を用いたスプール型方向
切換弁では、切換速度が遅いという問題があった。切換
速度が遅い理由は、レバー信号が入力されてから圧力が
発生するまでの無駄時間と、パイロット圧力が上昇し目
標圧力になるまでの立ち上がり時間があるためである。
圧力発生までの無駄時間は、ソレノイドの励磁にかかる
時間、電磁比例弁内のコントロールスプールの移動時間
であり、これらはソレノイドそのものの特性である。ま
た、圧力の立ち上がりの遅れは、電磁比例弁の圧力特性
である。即ち、電磁比例弁ではメカニカルな圧力フィー
ドバックを行っているため、圧力の上昇具合は電磁比例
弁の圧力特性で決まってくる。従って、差圧が大きいと
き電磁比例弁はフルオープンとなり圧力上昇とともに絞
られ始める。しかし、方向切り替え弁のようにメインス
プールが移動する場合は、圧力室の容積がスプールの移
動とともに大きくなり、圧力上昇は鈍く、電磁比例弁の
流すことができる最大流量が足りなくなるからである。
【0005】また、特開平5−195546号公報に記
載されている方法では、レバー速度を検出した後制御信
号を形成するようにしているため、後追い制御となり、
応答性が充分でないという問題があった。特に、アクチ
ュエータに大流量を流す大型のスプール型方向切り替え
弁ではスプール径を大きくする必要があり、スプールが
移動する体積,即ち、パイロット圧力室への流量が増え
るため、小型のスプール型方向切り替え弁に比べて立ち
上がりの応答が著しく遅れるものであった。
【0006】これらの問題に対して、例えば、高速応答
で大流量を流すことのできる電磁比例弁を用いる方法も
考えられるが、このような電磁比例弁は高価なものであ
り、実用的でないものである。
【0007】また、高価な電磁比例弁に代えて電磁ON
/OFF弁を用いる方法も考えられる。電磁ON/OF
F弁は、安価であり、高速応答で大流量を流すことが可
能であるが、パイロット室の圧力を制御するためには、
PWM(Pluse Width Modulation:パルス幅変調)等の
制御が必要であるとともに、PWM方式の電磁ON/O
FF弁では、パイロット圧力の制御精度が低いものであ
る。
【0008】本発明の目的は、高速応答で、大流量を流
すことが可能であるとともに、パイロット圧力の制御精
度が高く、しかも、安価なスプール型方向切換弁パイロ
ットシステムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、流体の方向を切り換えるメインス
プールと、このメインスプールの両端部の圧力室とパイ
ロット圧力を供給するパイロットポンプの間に配置され
た電磁比例弁と、電気レバー装置からの信号に応じて前
記電磁比例弁を駆動する制御手段とを有するスプール型
方向切換弁パイロットシステムにおいて、前記パイロッ
トポンプと前記メインスプールのパイロット圧力室の間
に、前記電磁比例弁に対して並列に電磁ON/OFF弁
を配置し、前記制御手段は、前記電気レバー装置からの
信号が変化したとき一時的に前記電磁ON/OFF弁を
駆動するようにしたものである。かかる構成により、電
気レバー装置からの信号が変化したとき一時的に前記電
磁ON/OFF弁を駆動するようにしているので、パイ
ロット圧力室への流量が増えた場合でも、高速応答で大
流量を流すことにより、応答性を向上させることがで
き、また、電磁比例弁を駆動して、操作レバーの信号に
比例してパイロット圧力の制御精度を高くしてスプール
型方向切換弁の切換も行い得るとともに、安価に構成し
得るものとなる。
【0010】(2)上記(1)において、好ましくは、
さらに、前記電磁ON/OFF弁と前記パイロット圧力
室の間に逆流防止弁を設けるようにしたものである。か
かる構成により、電磁ON/OFF弁が閉位置にあると
き、電磁ON/OFF弁からのリークを防止し得るもの
となる。
【0011】(3)上記(1)において、好ましくは、
前記制御手段は、前記電気レバー装置の操作レバーの操
作速度に基づいて前記電磁ON/OFF弁の駆動時間を
計算し、この時間だけ前記電磁ON/OFF弁を駆動す
るようにしたものである。かかる構成により、操作レバ
ーの操作速度に応じて、操作速度が大きいときは電磁O
N/OFF弁の駆動時間が長くすることにより、大流量
を流すことができ、応答性を向上し得るものとなる。
【0012】(4)上記(1)において、好ましくは、
前記制御手段は、前記電磁ON/OFF弁を一定時間駆
動するようにしたものである。かかる構成により、電磁
ON/OFF弁を駆動時間は一定時間であるため、操作
レバーの角度の変化量に対応するような駆動時間の演算
処理が不要となり、制御装置の処理が容易となる。
【0013】(5)上記(1)において、好ましくは、
前記制御手段は、前記操作レバーの操作速度が一定以上
のとき、前記電磁ON/OFF弁を駆動するようにした
ものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図9を用いて、本発
明の一実施形態によるスプール型方向切換弁パイロット
システムの構成及び動作について説明する。最初に、図
1を用いて、本実施形態によるスプール型方向切換弁パ
イロットシステムの構成について説明する。
【0015】電気レバー装置10のレバー12を操作す
ると、レバー12の操作量に応じた操作信号が出力し、
コントローラ20に入力する。コントローラ20は、電
気レバー装置10からの操作信号を元に流体の流れる方
向と流量を計算し、電磁比例弁30,32及び電磁ON
/OFF弁40,42に、指令値(電流値或いは電圧
値)を出力する。電磁比例弁30,32と電磁0N/0
FF弁40,42は、パイロットポンプ50とタンク5
2につながっており、コントローラ20からの指令値に
応じて2次側に圧力を発生させる。電磁比例弁30,3
2は、指令値に比例した圧力を発生させる。電磁0N/
0FF弁40,42は、オンとオフだけの操作である。
【0016】電磁比例弁30の2次側と電磁0N/0F
F弁40の2次側は、パイロット用ホース70,72に
よって、メインスプール80の一端のパイロット室82
につながっている。また、電磁比例弁32の2次側と電
磁0N/0FF弁42の2次側は、パイロット用ホース
74,76によって、メインスプール80の他端のパイ
ロット室84につながっている。
【0017】電磁0N/0FF弁40,42の2次側に
は、それぞれ、逆流防止弁であるチェック弁60,62
が取付けられており、電磁ON/OFF弁40,42が
未操作の場合、パイロット圧力室がタンク52に連通す
ることを防いでいる。
【0018】本実施形態においては、上記のように、電
磁比例弁30,32の他に、電磁比例弁30,32に並
列に接続された電磁0N/0FF弁40,42を備える
ようにしている。その目的は、電磁比例弁30,32の
無駄時間や圧力応答の遅れを、補正するためである。電
磁ON/OFF弁40,42は、電磁比例弁30,32
の2次側の圧力の立ち上がり時にだけオンし、流量を流
すものであり、電磁比例弁30,32の2次側が圧力目
標圧力に近づくと電磁比例弁30,32のみによって圧
力を制御するようにしている。なお、電磁比例弁30,
32及び電磁0N/0FF弁40,42の制御の詳細に
ついては、図3を用いて後述する。
【0019】次に、図2を用いて、本実施形態に用いる
コントローラ20の構成について説明する。コントロー
ラ20は、RAM21と、ROM22と、CPU23
と、A/Dボード24と、D/Aボード25と、これら
を接続する共通バス26と、AMP27とから構成され
ている。
【0020】電気レバー装置10から入力する操作信号
は、A/Dボード24によってディジタル信号に変換さ
れ、RAM21に一時的に格納される。また、RAM2
1には、プログラム実行時に必要なデータが格納され
る。CPU23は、ROM22に格納された制御演算に
必要なプログラムを実行して、電気レバー装置10から
入力した操作信号に基づいて、電磁比例弁30,32及
び電磁0N/0FF弁40,42に対する指令値を演算
する。演算された指令値は、D/Aボード25によって
アナログ信号に変換された後、AMP27によって、電
磁比例弁30,32或いは電磁0N/0FF弁40,4
2の信号レベルに変換され、電磁比例弁30,32或い
は電磁0N/0FF弁40,42に出力される。各デー
タ,プログラムのやり取りは、共通バス26を介して行
われる。
【0021】次に、図3〜図8を用いて、本実施形態に
用いるコントローラ20の制御処理について説明する。
最初に、図3に示すフローチャートを用いて、コントロ
ーラ20の制御処理の流れについて説明する。
【0022】電磁弁の制御処理がスタートすると、最初
に、設定が必要なパラメータは書き込まれている。ステ
ップ110において、コントローラ20は、現在の電気
レバー装置10のレバー12のレバー角度θ1を検出す
る。レバー角度θ1は、エンコーダやポテンショ等で検
出することができる。本実施形態においては、ポテンシ
ョを用いて検出するものとして、レバー中立位置をポテ
ンショ信号OVの時とし、電気レバー装置10のレバー
12を+側に動かした場合は正の信号を、レバー12を
−側に倒した場合は負の信号が出力する。ここでは、レ
バー角度θ1を符号付きで読みとる。
【0023】次に、ステップ120において、前回のレ
バー角度θ0と、ステップ100において検出された現
在のレバー角度θ1に基づいて、レバー12の単位時間
辺りの変位量Δθを計算する。レバーの変位量Δθは、
Δθ=θ1−θ0として計算する。
【0024】次に、ステップ130において、電磁0N
/OFF弁の出力処理を実行する。
【0025】出力処理としては、ステップ132におい
て、電磁0N/OFF弁40,42の出力時間t_on
を決める。出力時間t_onは、レバー12の変位量Δ
θ(即ち、レバー12の操作速度)の関数となり、t_
on=f(Δθ)として求める。
【0026】ここで、図4〜図7を用いて、関数fを求
める方法について説明する。図4は、レバー角度θと電
磁弁出力Vpの関係を示している。本実施形態において
は、電磁比例弁30は、レバー角度θが負の時、電磁弁
出力Vpは出力0に保持し、レバー角度θが正の時、レ
バー角度θに対して電磁弁出力Vpがリニアとなる特性
を持たせている。電磁比例弁32は、電磁比例弁30と
は逆の特性を有しており、レバー角度θが正の時、電磁
弁出力Vpは出力0に保持し、レバー角度θが負の時、
レバー角度θに対して電磁弁出力Vpがリニアとなる特
性を持たせている。
【0027】次に、図5は、レバー角度θとパイロット
圧力Ppの関係を示している。電磁比例弁の出力Vpと
パイロット圧力Ppは、静的にはリニアな関係になるた
め、図4に示した特性に基づいて、図5に示すように書
き換えることができる。パイロット圧力Ppとレバー角
度θとの関係は、図示するように、不感帯を有してい
る。ここで、レバー角度θ0に相当するパイロット圧力
はP0であり、レバー角度θ1に相当するパイロット圧
力はP1である。例えば、前回のレバー角度がθ0であ
り、今回のレバー角度をθ1とすると、パイロット圧力
はP0からP1まで加圧すればよいことになる。
【0028】次に、図6は、パイロット圧Ppとメイン
スプール80の変位量xを示している。メインスプール
80はバネます系であるので、静的にはリニアであるが
クラッキング圧力が作用しているため、線形にはならな
いものである。例えば、前回のパイロット圧力がP0で
あり、今回のパイロット圧力がP1とすると、メインス
プールの変位xは、X0からX1まで変位させればよい
ことになる。
【0029】ここで、メインスプールの変位量xが分か
れば、そこに必要となる総流量,即ち、変位による体積
が求められる。体積をVo1とし、メインスプール80
の断面積をAsとし、前回のメインスプールの変位X0
と、今回のメインスプールの変位X1とから、 Vo1=As×(X1−X0) として、求められる。
【0030】一方、図7は、電磁0N/OFF弁40,
42を開いたときの流量特性を示している。電磁0N/
OFF弁40,42を開いたとき、パイロット圧力室8
2,84に流入する流入体積Cは時間tと共に、図示す
るように、暫次増加するので、スプールがX0からX1
まで移動するのに必要な流量Volは、流れ込む時間t
として求めることができる。
【0031】以上のようにして、ステップ132におい
て、レバーの変位量Δθから、電磁0N/OFF弁4
0,42の出力時間t_onを決めることができる。な
お、図7に示した流量特性は、スプールに外乱が加わら
ない場合の時間と容積の関係であり、実際のコントロー
ルバルブでは通油しているためフローフォースが働き、
もう少し長い時間が必要となる。また、フローフォース
は、メインのスプールを押し戻す方向に働くため、目標
指令値より少な目の移動量になる。図7を用いて求める
時間tは厳密でなくても良く、最終圧力は電磁比例弁3
0,32によって調整するようにしている。
【0032】次に、図3に戻り、ステップ133〜13
6において、電磁0N/OFF弁40,42のどちらに
出力するかを決める。すなわち、電磁0N/OFF弁4
0,42は、圧力信号立ち上がりに対して有効に働くよ
うに設定される。具体的には、ステップ133におい
て、レバー角θ1の符号が正か否かを確認して、正であ
ればステップ135に進み、正でなければステップ13
4に進む。さらに、ステップステップ134において、
レバー角θ1の符号が負か否かを確認して、負であれば
ステップ136に進み、負でなければステップ140に
進む。
【0033】レバー角θ1が正の場合は、オペレータが
レバーを+側の領域で操作している状況を表している。
そこで、ステップ135において、レバー変位量Δθが
正か否かを確認し、正であればステップ137に進み、
そうでなければステップ140に進む。
【0034】レバー変位量Δθが正の場合には、オペレ
ータはレバーをさらに+側に押し込んでいる最中であ
る。そこで、ステップ137において、ステップ132
において求めた電磁0N/OFF弁の出力時間t_on
に基づいて、電磁0N/OFF弁40に指令電圧Vを出
力する。この状態は、オペレータが操作レバーを+側に
動かしている状況を表している。
【0035】ここで、図8を用いて、電磁0N/OFF
弁40に出力する指令電圧Vについて説明する。電磁0
N/OFF弁40に出力する指令電圧Vは、Vmaxと
0の2値であり、ステップ132において求められた出
力時間t_onの間だけ、指令電圧VをVmaxとす
る。
【0036】また、レバー角θ1が負で、レバー変位量
Δθが負の場合は、レバーをマイナス側で操作している
状況を表している。そこで、ステップ138において、
ステップ132において求めた電磁0N/OFF弁の出
力時間t_onに基づいて、電磁0N/OFF弁42に
指令電圧Vを出力する。
【0037】さらに、ステップ134,135,136
における判定が「NO」の場合は、レバーを減速側に動
かしているか、或いはレバーが中立の状態を表しいるた
め、電磁0N/0FF弁40,42による高速化は行わ
ないため、電磁0N/0FF弁40,42への出力は行
わずに、ステップ140にジャンプする。
【0038】なお、電磁0N/0FF弁40,42への
出力が終わると電磁0N/0FF40,42弁の2次圧
はタンク圧になるが、パイロット圧力室82,84と電
磁ON/0FF弁40,42の間に挿入したチェック弁
60,62によって、パイロット室82,84がタンク
52につながることはないものである。
【0039】次に、ステップ140において、電磁比例
弁30,32に、レバー角θ1に応じた出力Vpを行
う。レバー角θ1と出力Vpの関係は、図4に示すよう
にする。このとき、ステップ137若しくはステップ1
38の処理により、パイロット室82,84の圧力は、
ある程度上がっているため、この後の最終圧力の調整を
電磁比例弁30,32で行うようにしている。パイロッ
ト室82,84の圧力が、目標圧力より小さければ電磁
比例弁30,32が開き、圧油を供給し、目標圧より高
ければタンク52に連通して減圧する。
【0040】一方、レバー12を中立方向に戻した場
合、加圧されていたパイロットは、電磁比例弁30,3
2のタンクポートのみを伝わり減圧される。そのため、
減圧が滑らかになり、急停止における激しいショックを
緩和することができる。最後に、ステップ150におい
て、現在のレバー角度θ1を、角度θ0として格納し
て、ステップ110に戻る。
【0041】ここで、図9を用いて、メインスプールの
位置の応答波形のシミュレーション結果について説明す
る。図において、横軸は、時間(sec)を示してお
り、縦軸はメインスプールの位置(mm)を示してい
る。
【0042】時間0secにおいて、図8に示したステ
ップ状の信号を電磁ON/OFF弁に印加するととも
に、電磁ON/OFF弁の開口時間t_onを、5m
sec,7msec,8msec,10msec
の4種類に変えた時のステップ応答を示している。ま
た、参考のため、電磁ON/OFF弁を使用しない場合
の応答特性を「ノーマル」として図示している。
【0043】5種類の応答特性を比較すると明かなよう
に、電磁ON/OFF弁の開口時間を一番長くした
(10msec)は、応答が最も早く見えるが、4.5
mmの目標位置に対し、ストロークエンドの10mmま
で行ってしまい、オーバーシュートが大きすぎるもので
ある。また、(5msec)では、途中でノーマルの
方式と同じ応答になっている。しかし、いずれも電磁O
N/OFF弁を使わない場合に比べ、応答特性が改善さ
れ、無駄時間が短くなっている。応答の早い、遅いの感
覚はスプールが目標位置の100%になるまでの時間で
はなく、無駄時間と目標の60〜80%になるまでの時
間であるので、本実施形態によって、応答性を向上する
ことができる。
【0044】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、電気レバー装置からの信号が変化したとき一時的に
前記電磁ON/OFF弁を駆動するようにしているの
で、パイロット圧力室への流量が増えた場合でも、高速
応答で大流量を流すことにより、スプール型方向切換弁
パイロットシステムの応答性を向上することができる。
また、最終圧力は、電磁比例弁を駆動して、操作レバー
の信号に比例して制御するようにしているため、スプー
ル型方向切換弁パイロットシステムの制御精度が低下す
ることはないものである。さらに、電磁比例弁自体は、
従来程度の応答性を持つ安価なものを使用できるので、
スプール型方向切換弁パイロットシステムを安価に構成
することができる。また、電磁ON/OFF弁とパイロ
ット圧力室の間に逆流防止弁を設けるようにしているの
で、電磁ON/OFF弁が閉位置にあるとき、電磁ON
/OFF弁からのリークを防止することができる。ま
た、さらに、電気レバー装置の操作レバーの操作速度に
基づいて電磁ON/OFF弁の駆動時間を計算し、この
時間だけ電磁ON/OFF弁を駆動するようにしている
ので、操作速度が大きいときは電磁ON/OFF弁の駆
動時間が長くすることにより、大流量を流すことがで
き、応答性を向上することができる。
【0045】次に、図10〜図12を用いて、本発明の
第2の実施形態によるスプール型方向切換弁パイロット
システムの構成及び動作について説明する。本実施形態
によるスプール型方向切換弁パイロットシステムの全体
構成は、図1に示したものと同様である。また、本実施
形態に用いるコントローラの構成も、図2に示したもの
と同様である。
【0046】本実施形態においては、電気レバー装置の
レバーを操作する速度(レバー速度)(レバーの単位時
間辺りの変位量)に基づいて、1回のレバー操作で、電
磁ON/OFF弁を1回のみ開くようにしている。な
お、「1回のレバー操作」については、図11を用いて
後述する。
【0047】最初に、図10に示すフローチャートを用
いて、コントローラ20の制御処理の流れについて説明
する。なお、図3に示したステップと同一符号のステッ
プは、同一処理を行うものである。
【0048】電磁弁の制御処理がスタートすると、最初
に、設定が必要なパラメータは書き込まれている。ステ
ップ105において、電磁ON/OFF弁40,42の
出力フラグflag_on/offを、オフにする。電
磁ON/OFF弁40,42の出力フラグflag_o
n/offがオンのとき、電磁ON/OFF弁40,4
2が開くように制御されるため、最初に、出力フラグf
lag_on/offをオフにしてイニシャライズす
る。
【0049】次に、図3と同様にして、ステップ110
において、コントローラ20は、現在の電気レバー装置
10のレバー12のレバー角度θ1を検出する。また、
ステップ120において、前回のレバー角度θ0と、ス
テップ100において検出された現在のレバー角度θ1
に基づいて、レバー12の変位量Δθを計算する。ここ
で、レバー12の変位量Δθは、単位時間辺りのレバー
12の動きを示しているため、レバー12の速度を求め
ていることになる。
【0050】ここで、図11を用いて、レバーの操作の
実例について説明する。図において、横軸は時間tを示
しており、縦軸はレバー12の角度を示している。ここ
では、4種類のレバー操作A,B,C,Dを例示してい
る。
【0051】レバー操作Aとレバー操作Bは、1回のレ
バー操作の例であり、レバー操作Cとレバー操作Dは、
2回のレバー操作の例である。レバー操作がされた場
合、ステップ120において、レバーの変位量Δθを検
出している。レバーの変位量Δθは、レバー速度(図1
1におけるレバー操作の曲線の傾き)を表している。そ
して、例えば、レバー操作Aにおいては、時点A1にお
いてレバー速度が第1の所定値を越えているとすると、
この時点でレバー操作が開始されたと判断する。同様に
して、レバー操作B,C,Dにおいては、時点B1,C
1,D1においてこの時点でレバー操作が開始されたと
判断する。なお、レバー速度が所定値以下の場合とは、
例えば、手ブレ等により操作レバーが動いた場合であ
り、このような場合には、本実施形態による電磁ON/
OFF弁がONすると、メインスプールの圧力室にかか
る圧力が急激に増加して誤動作となるため、以下に述べ
るように、レバー操作が開始されていないものとして、
電磁ON/OFF弁の制御を行わないようにしている。
即ち、レバー速度が所定値以上となったことを検出する
ことにより、オペレータの操作の意志を検出して、電磁
ON/OFF弁を制御するようにしている。
【0052】さらに、レバー操作の開始後、レバー速度
が減少して第2の所定値以下になると、レバー操作の終
了と判断する。例えば、レバー操作Aにおいては、時点
a1においてレバー速度が第2の所定値以下になるとす
ると、この時点でレバー操作が終了したと判断する。従
って、時点A1から時点a1までは1回のレバー操作と
いうことになる。レバー操作Bにおいては、時点B2に
おいてもレバー速度が第1の所定値を越えているが、こ
の時点ではまだ時点B1以降レバー操作の終了が判断さ
れていないため、まだ、1回目のレバー操作と判断して
おり、時点b1においてレバー速度が第2の所定値以下
になるとすると、この時点でレバー操作が終了したと判
断する。従って、時点B1から時点b1までは1回のレ
バー操作ということになる。また、レバー操作Cにおい
ては、時点C1から時点c1までは1回目のレバー操作
であり、時点C2から時点c2までが2回目のレバー操
作ということになる。同様にして、レバー操作Dにおい
ては、時点D1から時点d1までは1回目のレバー操作
であり、時点D2から時点d2までが2回目のレバー操
作ということになる。
【0053】次に、図10に戻り、ステップ122にお
いて、レバー12の変位量Δθの絶対値Abs(Δθ)
が、所定値Z1より大きいかどうかを判定する。ここ
で、所定値Z1は、上述したレバー操作の開始を判断す
るための第1の所定値に相当するものである。所定値Z
1より大きいときはステップ124に進み、そうでない
ときはステップ126にジャンプする。
【0054】レバー速度が所定値Z1より大きいとき
は、ステップ124において、電磁ON/OFF弁4
0,42の出力フラグflag_on/offを、オン
にする。
【0055】次に、ステップ126において、電磁ON
/OFF弁40,42の出力フラグflag_on/o
ffがオンか否かを判定し、オンであればステップ13
0Aに進み、電磁ON/OFF弁40,42の出力処理
を行い、そうでなければステップ140にジャンプす
る。
【0056】ここで、図12に示すフローチャートを用
いて、電磁ON/OFF弁40,42の出力処理ステッ
プ130Aの詳細について説明する。なお、図3に示し
たステップと同一符号のステップは、同一処理を行うも
のである。本実施形態においては、ステップ135Aと
ステップ136Aの判定処理が、図3のステップ135
とステップ136の判定処理とは異なっている。
【0057】即ち、ステップ135Aにおいて、レバー
変位量Δθ(レバー速度)が第2の所定値Z2よりも大
きいか否かを判断する。ここで、第2の所定値Z2は、
上述したレバー操作の終了を判断するための第2の所定
値に相当するものである。所定値Z2より大きいときは
ステップ137に進み、ステップ132において求めた
電磁0N/OFF弁の出力時間t_onに基づいて、電
磁0N/OFF弁40に指令電圧Vを出力する。そうで
ない場合には、レバー操作が終了したものとして、ステ
ップ130Aを抜けて、電磁0N/OFF弁40への出
力を中止する。
【0058】同様にして、ステップ136Aにおいて、
レバー変位量Δθ(レバー速度)が第2の所定値Z2よ
りも大きいか否かを判断する。所定値Z2より大きいと
きはステップ138に進み、ステップ132において求
めた電磁0N/OFF弁の出力時間t_onに基づい
て、電磁0N/OFF弁42に指令電圧Vを出力する。
そうでない場合には、レバー操作が終了したものとし
て、ステップ130Aを抜けて、電磁0N/OFF弁4
2への出力を中止する。
【0059】次に、図10に戻り、ステップ139にお
いて、電磁ON/OFF弁40,42の出力フラグfl
ag_on/offを、オフにする。さらに、図3と同
様にして、ステップ140において、電磁比例弁30,
32に、レバー角θ1に応じた出力Vpを行い、ステッ
プ150において、現在のレバー角度θ1を、角度θ0
として格納して、ステップ110に戻る。
【0060】以上のようにして、本実施形態において
は、レバー速度に着目して、レバー操作の1回辺りに一
度だけ電磁ON/OFF弁を駆動するため、1回のレバ
ー操作の間中電磁ON/OFF弁が駆動し続けることが
なくなり、メインスプール80が振動的に動作すること
を防止できるものである。
【0061】なお、レバー操作の開始時を判定するため
の第1の所定値Z1と、終了時を判定するための第2の
所定値Z2を異ならせているが、Z2をZ1に等しくし
てもよいものである。このようにすることにより、図1
1に示す例において、レバー操作Bの場合、時点B1で
レバー操作開始となった後、時点B2の前で終了となる
ため、時点B2をレバー操作開始と判断して電磁ON/
OFF弁を駆動することができる。
【0062】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、スプール型方向切換弁パイロットシステムの応答性
を向上することができる。また、スプール型方向切換弁
パイロットシステムの制御精度が低下することはないも
のである。さらに、スプール型方向切換弁パイロットシ
ステムを安価に構成することができる。また、メインス
プールが振動的に動作することを防止できるものであ
る。
【0063】次に、図13を用いて、本発明の第3の実
施形態によるスプール型方向切換弁パイロットシステム
の構成及び動作について説明する。本実施形態によるス
プール型方向切換弁パイロットシステムの全体構成は、
図1に示したものと同様である。また、本実施形態に用
いるコントローラの構成も、図2に示したものと同様で
ある。さらに、コントローラ20の制御処理の全体的な
流れは、図10に示したものと同様である。本実施形態
においては、図10に示したステップ130Aの出力処
理に代えて、図13に示した出力処理130Bを行うよ
うにしている。なお、図10に示したステップと同一符
号のステップは、同一処理を行うものである。
【0064】本実施形態においては、ステップ132B
の処理が、図10のステップ132の処理とは異なって
いる。即ち、ステップ132Bにおいて、電磁0N/O
FF弁40,42の出力時間t_onを、一定時間co
nstと設定する。図9の応答特性のシュミレーション
結果において説明したように、電磁0N/OFF弁4
0,42を所定時間駆動することにより、電磁ON/O
FF弁を使わない場合に比べ、応答特性が改善され、無
駄時間が短くなっている。無駄時間と目標の60〜80
%になるまでの時間であるので、本実施形態によって、
応答性を向上することができる。
【0065】そして、電磁0N/OFF弁40,42の
出力時間t_onを決める処理を行わない分、コントロ
ーラ20の処理が容易となる。
【0066】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、スプール型方向切換弁パイロットシステムの応答性
を向上することができる。また、スプール型方向切換弁
パイロットシステムの制御精度が低下することはないも
のである。さらに、スプール型方向切換弁パイロットシ
ステムを安価に構成することができる。また、メインス
プールが振動的に動作することを防止できるものであ
る。さらに、コントローラの処理を容易にすることがで
きる。
【0067】なお、以上の各実施形態の説明は、圧力の
立ち上がり応答を早める点について説明しているが、立
ち下がり応答を早めたい場合には、メインスプール逆側
に圧力を発生させるようにすればよいものである。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、スプール型方向切換弁
パイロットシステムの応答性を向上でき、パイロット圧
力の制御精度が高く、しかも、安価にシステムを構成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるスプール型方向切換
弁パイロットシステムの構成を示す回路図である。
【図2】本発明の一実施形態によるスプール型方向切換
弁パイロットシステムに用いるコントローラの構成を示
すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態によるスプール型方向切換
弁パイロットシステムに用いるコントローラの制御処理
を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施形態によるスプール型方向切換
弁パイロットシステムに用いるコントローラの制御処理
の説明図である。
【図5】本発明の一実施形態によるスプール型方向切換
弁パイロットシステムに用いるコントローラの制御処理
の説明図である。
【図6】本発明の一実施形態によるスプール型方向切換
弁パイロットシステムに用いるコントローラの制御処理
の説明図である。
【図7】本発明の一実施形態によるスプール型方向切換
弁パイロットシステムに用いるコントローラの制御処理
の説明図である。
【図8】本発明の一実施形態によるスプール型方向切換
弁パイロットシステムに用いるコントローラの制御処理
の説明図である。
【図9】本発明の一実施形態によるスプール型方向切換
弁パイロットシステムにおけるシュミレーション結果の
説明図である。
【図10】本発明の第2の実施形態によるスプール型方
向切換弁パイロットシステムに用いるコントローラの制
御処理を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第2の実施形態によるスプール型方
向切換弁パイロットシステムにおけるレバー操作の説明
図である。
【図12】本発明の第2の実施形態によるスプール型方
向切換弁パイロットシステムにおける電磁ON/OFF
弁の出力処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】本発明の第3の実施形態によるスプール型方
向切換弁パイロットシステムに用いるコントローラの出
力制御処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…電気レバー装置 12…レバー 20…コントローラ 30,32…電磁比例弁 40,42…電磁ON/OFF弁 50…パイロットポンプ 52…タンク 60,62…チェック弁 70,72…パイロット用ホース 80…メインスプール 82,84…パイロット室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小倉 弘 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 羽賀 正和 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 冨田 ▲禎▼久 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 木村 敏宏 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 大津 渉 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 松崎 浩 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 2D003 AB07 BA01 BA02 BB02 CA02 DA03 DB04 3H089 AA60 BB17 CC01 DB46 DB49 DB75 EE13 EE17 EE22 EE35 GG02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体の方向を切り換えるメインスプール
    と、このメインスプールの両端部の圧力室とパイロット
    圧力を供給するパイロットポンプの間に配置された電磁
    比例弁と、電気レバー装置からの信号に応じて前記電磁
    比例弁を駆動する制御手段とを有するスプール型方向切
    換弁パイロットシステムにおいて、 前記パイロットポンプと前記メインスプールのパイロッ
    ト圧力室の間に、前記電磁比例弁に対して並列に電磁O
    N/OFF弁を配置し、 前記制御手段は、前記電気レバー装置からの信号が変化
    したとき一時的に前記電磁ON/OFF弁を駆動するこ
    とを特徴とするスプール型方向切換弁パイロットシステ
    ム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のスプール型方向切換弁パイ
    ロットシステムにおいて、さらに、 前記電磁ON/OFF弁と前記パイロット圧力室の間に
    逆流防止弁を設けたことを特徴とするスプール型方向切
    換弁パイロットシステム。
  3. 【請求項3】請求項1記載のスプール型方向切換弁パイ
    ロットシステムにおいて、 前記制御手段は、前記電気レバー装置の操作レバーの操
    作速度に基づいて前記電磁ON/OFF弁の駆動時間を
    計算し、この時間だけ前記電磁ON/OFF弁を駆動す
    ることを特徴とするスプール型方向切換弁パイロットシ
    ステム。
  4. 【請求項4】請求項1記載のスプール型方向切換弁パイ
    ロットシステムにおいて、 前記制御手段は、前記電磁ON/OFF弁を一定時間駆
    動することを特徴とするスプール型方向切換弁パイロッ
    トシステム。
  5. 【請求項5】請求項1記載のスプール型方向切換弁パイ
    ロットシステムにおいて、 前記制御手段は、前記操作レバーの操作速度が一定以上
    のとき、前記電磁ON/OFF弁を駆動することを特徴
    とするスプール型方向切換弁パイロットシステム。
JP00427399A 1999-01-11 1999-01-11 スプール型方向切換弁パイロットシステム Expired - Fee Related JP3788877B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00427399A JP3788877B2 (ja) 1999-01-11 1999-01-11 スプール型方向切換弁パイロットシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00427399A JP3788877B2 (ja) 1999-01-11 1999-01-11 スプール型方向切換弁パイロットシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000205204A true JP2000205204A (ja) 2000-07-25
JP3788877B2 JP3788877B2 (ja) 2006-06-21

Family

ID=11579944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00427399A Expired - Fee Related JP3788877B2 (ja) 1999-01-11 1999-01-11 スプール型方向切換弁パイロットシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3788877B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100402867C (zh) * 2003-07-18 2008-07-16 庄海 数字化线性比例流量并联控制阀
JP2017067153A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 コベルコ建機株式会社 建設機械の油圧回路
FR3064621A1 (fr) * 2017-04-03 2018-10-05 Fluigent Dispositif microfluidique

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100402867C (zh) * 2003-07-18 2008-07-16 庄海 数字化线性比例流量并联控制阀
JP2017067153A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 コベルコ建機株式会社 建設機械の油圧回路
FR3064621A1 (fr) * 2017-04-03 2018-10-05 Fluigent Dispositif microfluidique
WO2018184971A1 (fr) * 2017-04-03 2018-10-11 Fluigent Dispositif microfluidique
US11338289B2 (en) 2017-04-03 2022-05-24 Fluigent Microfluidic device

Also Published As

Publication number Publication date
JP3788877B2 (ja) 2006-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0190703A1 (en) Control system for hydraulic circuit
EP1403528A1 (en) Hydraulic circuit device
KR920001091A (ko) 로드센싱유압구동회로의 제어장치
AU664519B2 (en) Hydraulic control system
JP5614914B2 (ja) アクチュエータに捕捉された圧力を解放するための機構を有する油圧システム
JP2000205204A (ja) スプ―ル型方向切換弁パイロットシステム
WO2021187132A1 (ja) 制御装置、及びそれを備える液圧システム
CN110296113B (zh) 一种基于流量电液伺服阀的施力系统及其控制方法
JP3213247B2 (ja) 弁開度制御装置
JPH03157501A (ja) 油圧回路装置
JPS61206803A (ja) 液圧アクチユエ−タの制御装置
JP3099538B2 (ja) 方向制御弁の切換制御装置
JPH11336135A (ja) 建設機械の油圧制御回路
JPH09282006A (ja) 位置制御装置
JPS6179003A (ja) 油圧回路
JPH06117411A (ja) 建設機械の制御回路
CN105003477A (zh) 电动机协同控制的先导型电液阀
JPH01283408A (ja) アクティブサスペンションのための制御バルブ装置
JP2531264Y2 (ja) 油圧機器に於ける慣性体制御装置
JPH0667559U (ja) 建設機械の制御回路
JPS6078101A (ja) 電気一油圧フイ−ドバツク制御における速度制御装置
JP3363629B2 (ja) 油圧ポンプの制御装置
JP3593401B2 (ja) 油圧制御回路
JPH03163202A (ja) 油圧回路
JP2737779B2 (ja) 油圧駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060324

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees