JP3788877B2 - スプール型方向切換弁パイロットシステム - Google Patents

スプール型方向切換弁パイロットシステム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スプール型方向切換弁パイロットシステムに係り、特に、電磁比例弁を用いたスプール型方向切換弁パイロットシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電磁比例弁を用いたスプール型方向切換弁パイロットシステムとしては、例えば、特開平8−210305号公報や特開平8−209751号公報に記載されているものがある。これらの公知のシステムでは、制御装置からの信号により電磁比例弁を駆動し、指令値に応じた圧力を発生させ、この圧力をメインスプールの両端の圧力室に供給して、スプール型方向切換弁の方向を切り換えるようにしている。
【0003】
また、特開平5−195546号公報には、電気レバー変位相当の信号にレバー速度相当の信号を上乗せすることにより、スプール型方向切換弁パイロットシステムの応答性を改善する方法が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平8−210305号公報や特開平8−209751号公報に記載されている電磁比例弁を用いたスプール型方向切換弁では、切換速度が遅いという問題があった。切換速度が遅い理由は、レバー信号が入力されてから圧力が発生するまでの無駄時間と、パイロット圧力が上昇し目標圧力になるまでの立ち上がり時間があるためである。圧力発生までの無駄時間は、ソレノイドの励磁にかかる時間、電磁比例弁内のコントロールスプールの移動時間であり、これらはソレノイドそのものの特性である。また、圧力の立ち上がりの遅れは、電磁比例弁の圧力特性である。即ち、電磁比例弁ではメカニカルな圧力フィードバックを行っているため、圧力の上昇具合は電磁比例弁の圧力特性で決まってくる。従って、差圧が大きいとき電磁比例弁はフルオープンとなり圧力上昇とともに絞られ始める。しかし、方向切り替え弁のようにメインスプールが移動する場合は、圧力室の容積がスプールの移動とともに大きくなり、圧力上昇は鈍く、電磁比例弁の流すことができる最大流量が足りなくなるからである。
【0005】
また、特開平5−195546号公報に記載されている方法では、レバー速度を検出した後制御信号を形成するようにしているため、後追い制御となり、応答性が充分でないという問題があった。特に、アクチュエータに大流量を流す大型のスプール型方向切り替え弁ではスプール径を大きくする必要があり、スプールが移動する体積,即ち、パイロット圧力室への流量が増えるため、小型のスプール型方向切り替え弁に比べて立ち上がりの応答が著しく遅れるものであった。
【0006】
これらの問題に対して、例えば、高速応答で大流量を流すことのできる電磁比例弁を用いる方法も考えられるが、このような電磁比例弁は高価なものであり、実用的でないものである。
【0007】
また、高価な電磁比例弁に代えて電磁ON/OFF弁を用いる方法も考えられる。電磁ON/OFF弁は、安価であり、高速応答で大流量を流すことが可能であるが、パイロット室の圧力を制御するためには、PWM(Pluse Width Modulation:パルス幅変調)等の制御が必要であるとともに、PWM方式の電磁ON/OFF弁では、パイロット圧力の制御精度が低いものである。
【0008】
本発明の目的は、高速応答で、大流量を流すことが可能であるとともに、パイロット圧力の制御精度が高く、しかも、安価なスプール型方向切換弁パイロットシステムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
(1)上記目的を達成するために、本発明は、流体の方向を切り換えるメインスプールと、このメインスプールの両端部の圧力室とパイロット圧力を供給するパイロットポンプの間に配置された電磁比例弁と、電気レバー装置からの信号に応じて前記電磁比例弁を駆動する制御手段とを有するスプール型方向切換弁パイロットシステムにおいて、前記パイロットポンプと前記メインスプールのパイロット圧力室の間に、前記電磁比例弁に対して並列に電磁ON/OFF弁を配置し、前記制御手段は、前記電気レバー装置からの信号が変化したとき一時的に前記電磁ON/OFF弁を駆動し、前記パイロットポンプから前記電磁比例弁を介して前記メインスプールのパイロット圧力室に供給されるパイロット圧油に、前記電磁ON/OFF弁を介して供給されるパイロット圧油を合流するようにしたものである。かかる構成により、電気レバー装置からの信号が変化したとき一時的に前記電磁ON/OFF弁を駆動するようにしているので、パイロット圧力室への流量が増えた場合でも、高速応答で大流量を流すことにより、応答性を向上させることができ、また、電磁比例弁を駆動して、操作レバーの信号に比例してパイロット圧力の制御精度を高くしてスプール型方向切換弁の切換も行い得るとともに、安価に構成し得るものとなる。
【0010】
(2)上記(1)において、好ましくは、さらに、前記電磁ON/OFF弁と前記パイロット圧力室の間に逆流防止弁を設けるようにしたものである。
かかる構成により、電磁ON/OFF弁が閉位置にあるとき、電磁ON/OFF弁からのリークを防止し得るものとなる。
【0011】
(3)上記(1)において、好ましくは、前記制御手段は、前記電気レバー装置の操作レバーの操作速度に基づいて前記電磁ON/OFF弁の駆動時間を計算し、この時間だけ前記電磁ON/OFF弁を駆動するようにしたものである。
かかる構成により、操作レバーの操作速度に応じて、操作速度が大きいときは電磁ON/OFF弁の駆動時間が長くすることにより、大流量を流すことができ、応答性を向上し得るものとなる。
【0012】
(4)上記(1)において、好ましくは、前記制御手段は、前記電磁ON/OFF弁を一定時間駆動するようにしたものである。
かかる構成により、電磁ON/OFF弁を駆動時間は一定時間であるため、操作レバーの角度の変化量に対応するような駆動時間の演算処理が不要となり、制御装置の処理が容易となる。
【0013】
(5)上記(1)において、好ましくは、前記制御手段は、前記操作レバーの操作速度が一定以上のとき、前記電磁ON/OFF弁を駆動するようにしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図9を用いて、本発明の一実施形態によるスプール型方向切換弁パイロットシステムの構成及び動作について説明する。
最初に、図1を用いて、本実施形態によるスプール型方向切換弁パイロットシステムの構成について説明する。
【0015】
電気レバー装置10のレバー12を操作すると、レバー12の操作量に応じた操作信号が出力し、コントローラ20に入力する。コントローラ20は、電気レバー装置10からの操作信号を元に流体の流れる方向と流量を計算し、電磁比例弁30,32及び電磁ON/OFF弁40,42に、指令値(電流値或いは電圧値)を出力する。電磁比例弁30,32と電磁0N/0FF弁40,42は、パイロットポンプ50とタンク52につながっており、コントローラ20からの指令値に応じて2次側に圧力を発生させる。電磁比例弁30,32は、指令値に比例した圧力を発生させる。電磁0N/0FF弁40,42は、オンとオフだけの操作である。
【0016】
電磁比例弁30の2次側と電磁0N/0FF弁40の2次側は、パイロット用ホース70,72によって、メインスプール80の一端のパイロット室82につながっている。また、電磁比例弁32の2次側と電磁0N/0FF弁42の2次側は、パイロット用ホース74,76によって、メインスプール80の他端のパイロット室84につながっている。
【0017】
電磁0N/0FF弁40,42の2次側には、それぞれ、逆流防止弁であるチェック弁60,62が取付けられており、電磁ON/OFF弁40,42が未操作の場合、パイロット圧力室がタンク52に連通することを防いでいる。
【0018】
本実施形態においては、上記のように、電磁比例弁30,32の他に、電磁比例弁30,32に並列に接続された電磁0N/0FF弁40,42を備えるようにしている。その目的は、電磁比例弁30,32の無駄時間や圧力応答の遅れを、補正するためである。電磁ON/OFF弁40,42は、電磁比例弁30,32の2次側の圧力の立ち上がり時にだけオンし、流量を流すものであり、電磁比例弁30,32の2次側が圧力目標圧力に近づくと電磁比例弁30,32のみによって圧力を制御するようにしている。なお、電磁比例弁30,32及び電磁0N/0FF弁40,42の制御の詳細については、図3を用いて後述する。
【0019】
次に、図2を用いて、本実施形態に用いるコントローラ20の構成について説明する。
コントローラ20は、RAM21と、ROM22と、CPU23と、A/Dボード24と、D/Aボード25と、これらを接続する共通バス26と、AMP27とから構成されている。
【0020】
電気レバー装置10から入力する操作信号は、A/Dボード24によってディジタル信号に変換され、RAM21に一時的に格納される。また、RAM21には、プログラム実行時に必要なデータが格納される。CPU23は、ROM22に格納された制御演算に必要なプログラムを実行して、電気レバー装置10から入力した操作信号に基づいて、電磁比例弁30,32及び電磁0N/0FF弁40,42に対する指令値を演算する。演算された指令値は、D/Aボード25によってアナログ信号に変換された後、AMP27によって、電磁比例弁30,32或いは電磁0N/0FF弁40,42の信号レベルに変換され、電磁比例弁30,32或いは電磁0N/0FF弁40,42に出力される。各データ,プログラムのやり取りは、共通バス26を介して行われる。
【0021】
次に、図3〜図8を用いて、本実施形態に用いるコントローラ20の制御処理について説明する。
最初に、図3に示すフローチャートを用いて、コントローラ20の制御処理の流れについて説明する。
【0022】
電磁弁の制御処理がスタートすると、最初に、設定が必要なパラメータは書き込まれている。
ステップ110において、コントローラ20は、現在の電気レバー装置10のレバー12のレバー角度θ1を検出する。レバー角度θ1は、エンコーダやポテンショ等で検出することができる。本実施形態においては、ポテンショを用いて検出するものとして、レバー中立位置をポテンショ信号OVの時とし、電気レバー装置10のレバー12を+側に動かした場合は正の信号を、レバー12を−側に倒した場合は負の信号が出力する。ここでは、レバー角度θ1を符号付きで読みとる。
【0023】
次に、ステップ120において、前回のレバー角度θ0と、ステップ100において検出された現在のレバー角度θ1に基づいて、レバー12の単位時間辺りの変位量Δθを計算する。レバーの変位量Δθは、Δθ=θ1−θ0として計算する。
【0024】
次に、ステップ130において、電磁0N/OFF弁の出力処理を実行する。
【0025】
出力処理としては、ステップ132において、電磁0N/OFF弁40,42の出力時間t_onを決める。出力時間t_onは、レバー12の変位量Δθ(即ち、レバー12の操作速度)の関数となり、
t_on=f(Δθ)
として求める。
【0026】
ここで、図4〜図7を用いて、関数fを求める方法について説明する。
図4は、レバー角度θと電磁弁出力Vpの関係を示している。
本実施形態においては、電磁比例弁30は、レバー角度θが負の時、電磁弁出力Vpは出力0に保持し、レバー角度θが正の時、レバー角度θに対して電磁弁出力Vpがリニアとなる特性を持たせている。電磁比例弁32は、電磁比例弁30とは逆の特性を有しており、レバー角度θが正の時、電磁弁出力Vpは出力0に保持し、レバー角度θが負の時、レバー角度θに対して電磁弁出力Vpがリニアとなる特性を持たせている。
【0027】
次に、図5は、レバー角度θとパイロット圧力Ppの関係を示している。
電磁比例弁の出力Vpとパイロット圧力Ppは、静的にはリニアな関係になるため、図4に示した特性に基づいて、図5に示すように書き換えることができる。パイロット圧力Ppとレバー角度θとの関係は、図示するように、不感帯を有している。ここで、レバー角度θ0に相当するパイロット圧力はP0であり、レバー角度θ1に相当するパイロット圧力はP1である。例えば、前回のレバー角度がθ0であり、今回のレバー角度をθ1とすると、パイロット圧力はP0からP1まで加圧すればよいことになる。
【0028】
次に、図6は、パイロット圧Ppとメインスプール80の変位量xを示している。
メインスプール80はバネます系であるので、静的にはリニアであるがクラッキング圧力が作用しているため、線形にはならないものである。例えば、前回のパイロット圧力がP0であり、今回のパイロット圧力がP1とすると、メインスプールの変位xは、X0からX1まで変位させればよいことになる。
【0029】
ここで、メインスプールの変位量xが分かれば、そこに必要となる総流量,即ち、変位による体積が求められる。体積をVo1とし、メインスプール80の断面積をAsとし、前回のメインスプールの変位X0と、今回のメインスプールの変位X1とから、
Vo1=As×(X1−X0)
として、求められる。
【0030】
一方、図7は、電磁0N/OFF弁40,42を開いたときの流量特性を示している。
電磁0N/OFF弁40,42を開いたとき、パイロット圧力室82,84に流入する流入体積Cは時間tと共に、図示するように、暫次増加するので、スプールがX0からX1まで移動するのに必要な流量Volは、流れ込む時間tとして求めることができる。
【0031】
以上のようにして、ステップ132において、レバーの変位量Δθから、電磁0N/OFF弁40,42の出力時間t_onを決めることができる。なお、図7に示した流量特性は、スプールに外乱が加わらない場合の時間と容積の関係であり、実際のコントロールバルブでは通油しているためフローフォースが働き、もう少し長い時間が必要となる。また、フローフォースは、メインのスプールを押し戻す方向に働くため、目標指令値より少な目の移動量になる。図7を用いて求める時間tは厳密でなくても良く、最終圧力は電磁比例弁30,32によって調整するようにしている。
【0032】
次に、図3に戻り、ステップ133〜136において、電磁0N/OFF弁40,42のどちらに出力するかを決める。すなわち、電磁0N/OFF弁40,42は、圧力信号立ち上がりに対して有効に働くように設定される。
具体的には、ステップ133において、レバー角θ1の符号が正か否かを確認して、正であればステップ135に進み、正でなければステップ134に進む。
さらに、ステップステップ134において、レバー角θ1の符号が負か否かを確認して、負であればステップ136に進み、負でなければステップ140に進む。
【0033】
レバー角θ1が正の場合は、オペレータがレバーを+側の領域で操作している状況を表している。
そこで、ステップ135において、レバー変位量Δθが正か否かを確認し、正であればステップ137に進み、そうでなければステップ140に進む。
【0034】
レバー変位量Δθが正の場合には、オペレータはレバーをさらに+側に押し込んでいる最中である。
そこで、ステップ137において、ステップ132において求めた電磁0N/OFF弁の出力時間t_onに基づいて、電磁0N/OFF弁40に指令電圧Vを出力する。この状態は、オペレータが操作レバーを+側に動かしている状況を表している。
【0035】
ここで、図8を用いて、電磁0N/OFF弁40に出力する指令電圧Vについて説明する。
電磁0N/OFF弁40に出力する指令電圧Vは、Vmaxと0の2値であり、ステップ132において求められた出力時間t_onの間だけ、指令電圧VをVmaxとする。
【0036】
また、レバー角θ1が負で、レバー変位量Δθが負の場合は、レバーをマイナス側で操作している状況を表している。
そこで、ステップ138において、ステップ132において求めた電磁0N/OFF弁の出力時間t_onに基づいて、電磁0N/OFF弁42に指令電圧Vを出力する。
【0037】
さらに、ステップ134,135,136における判定が「NO」の場合は、レバーを減速側に動かしているか、或いはレバーが中立の状態を表しいるため、電磁0N/0FF弁40,42による高速化は行わないため、電磁0N/0FF弁40,42への出力は行わずに、ステップ140にジャンプする。
【0038】
なお、電磁0N/0FF弁40,42への出力が終わると電磁0N/0FF40,42弁の2次圧はタンク圧になるが、パイロット圧力室82,84と電磁ON/0FF弁40,42の間に挿入したチェック弁60,62によって、パイロット室82,84がタンク52につながることはないものである。
【0039】
次に、ステップ140において、電磁比例弁30,32に、レバー角θ1に応じた出力Vpを行う。レバー角θ1と出力Vpの関係は、図4に示すようにする。このとき、ステップ137若しくはステップ138の処理により、パイロット室82,84の圧力は、ある程度上がっているため、この後の最終圧力の調整を電磁比例弁30,32で行うようにしている。パイロット室82,84の圧力が、目標圧力より小さければ電磁比例弁30,32が開き、圧油を供給し、目標圧より高ければタンク52に連通して減圧する。
【0040】
一方、レバー12を中立方向に戻した場合、加圧されていたパイロットは、電磁比例弁30,32のタンクポートのみを伝わり減圧される。そのため、減圧が滑らかになり、急停止における激しいショックを緩和することができる。
最後に、ステップ150において、現在のレバー角度θ1を、角度θ0として格納して、ステップ110に戻る。
【0041】
ここで、図9を用いて、メインスプールの位置の応答波形のシミュレーション結果について説明する。
図において、横軸は、時間(sec)を示しており、縦軸はメインスプールの位置(mm)を示している。
【0042】
時間0secにおいて、図8に示したステップ状の信号を電磁ON/OFF弁に印加するとともに、電磁ON/OFF弁の開口時間t_onを、▲1▼5msec,▲2▼7msec,▲3▼8msec,▲4▼10msecの4種類に変えた時のステップ応答を示している。また、参考のため、電磁ON/OFF弁を使用しない場合の応答特性を「ノーマル」として図示している。
【0043】
5種類の応答特性を比較すると明かなように、電磁ON/OFF弁の開口時間を一番長くした▲4▼(10msec)は、応答が最も早く見えるが、4.5mmの目標位置に対し、ストロークエンドの10mmまで行ってしまい、オーバーシュートが大きすぎるものである。また、▲1▼(5msec)では、途中でノーマルの方式と同じ応答になっている。しかし、いずれも電磁ON/OFF弁を使わない場合に比べ、応答特性が改善され、無駄時間が短くなっている。応答の早い、遅いの感覚はスプールが目標位置の100%になるまでの時間ではなく、無駄時間と目標の60〜80%になるまでの時間であるので、本実施形態によって、応答性を向上することができる。
【0044】
以上説明したように、本実施形態によれば、電気レバー装置からの信号が変化したとき一時的に前記電磁ON/OFF弁を駆動するようにしているので、パイロット圧力室への流量が増えた場合でも、高速応答で大流量を流すことにより、スプール型方向切換弁パイロットシステムの応答性を向上することができる。
また、最終圧力は、電磁比例弁を駆動して、操作レバーの信号に比例して制御するようにしているため、スプール型方向切換弁パイロットシステムの制御精度が低下することはないものである。
さらに、電磁比例弁自体は、従来程度の応答性を持つ安価なものを使用できるので、スプール型方向切換弁パイロットシステムを安価に構成することができる。
また、電磁ON/OFF弁とパイロット圧力室の間に逆流防止弁を設けるようにしているので、電磁ON/OFF弁が閉位置にあるとき、電磁ON/OFF弁からのリークを防止することができる。
また、さらに、電気レバー装置の操作レバーの操作速度に基づいて電磁ON/OFF弁の駆動時間を計算し、この時間だけ電磁ON/OFF弁を駆動するようにしているので、操作速度が大きいときは電磁ON/OFF弁の駆動時間が長くすることにより、大流量を流すことができ、応答性を向上することができる。
【0045】
次に、図10〜図12を用いて、本発明の第2の実施形態によるスプール型方向切換弁パイロットシステムの構成及び動作について説明する。
本実施形態によるスプール型方向切換弁パイロットシステムの全体構成は、図1に示したものと同様である。また、本実施形態に用いるコントローラの構成も、図2に示したものと同様である。
【0046】
本実施形態においては、電気レバー装置のレバーを操作する速度(レバー速度)(レバーの単位時間辺りの変位量)に基づいて、1回のレバー操作で、電磁ON/OFF弁を1回のみ開くようにしている。なお、「1回のレバー操作」については、図11を用いて後述する。
【0047】
最初に、図10に示すフローチャートを用いて、コントローラ20の制御処理の流れについて説明する。なお、図3に示したステップと同一符号のステップは、同一処理を行うものである。
【0048】
電磁弁の制御処理がスタートすると、最初に、設定が必要なパラメータは書き込まれている。
ステップ105において、電磁ON/OFF弁40,42の出力フラグflag_on/offを、オフにする。電磁ON/OFF弁40,42の出力フラグflag_on/offがオンのとき、電磁ON/OFF弁40,42が開くように制御されるため、最初に、出力フラグflag_on/offをオフにしてイニシャライズする。
【0049】
次に、図3と同様にして、ステップ110において、コントローラ20は、現在の電気レバー装置10のレバー12のレバー角度θ1を検出する。また、ステップ120において、前回のレバー角度θ0と、ステップ100において検出された現在のレバー角度θ1に基づいて、レバー12の変位量Δθを計算する。ここで、レバー12の変位量Δθは、単位時間辺りのレバー12の動きを示しているため、レバー12の速度を求めていることになる。
【0050】
ここで、図11を用いて、レバーの操作の実例について説明する。
図において、横軸は時間tを示しており、縦軸はレバー12の角度を示している。ここでは、4種類のレバー操作A,B,C,Dを例示している。
【0051】
レバー操作Aとレバー操作Bは、1回のレバー操作の例であり、レバー操作Cとレバー操作Dは、2回のレバー操作の例である。レバー操作がされた場合、ステップ120において、レバーの変位量Δθを検出している。レバーの変位量Δθは、レバー速度(図11におけるレバー操作の曲線の傾き)を表している。そして、例えば、レバー操作Aにおいては、時点A1においてレバー速度が第1の所定値を越えているとすると、この時点でレバー操作が開始されたと判断する。同様にして、レバー操作B,C,Dにおいては、時点B1,C1,D1においてこの時点でレバー操作が開始されたと判断する。なお、レバー速度が所定値以下の場合とは、例えば、手ブレ等により操作レバーが動いた場合であり、このような場合には、本実施形態による電磁ON/OFF弁がONすると、メインスプールの圧力室にかかる圧力が急激に増加して誤動作となるため、以下に述べるように、レバー操作が開始されていないものとして、電磁ON/OFF弁の制御を行わないようにしている。即ち、レバー速度が所定値以上となったことを検出することにより、オペレータの操作の意志を検出して、電磁ON/OFF弁を制御するようにしている。
【0052】
さらに、レバー操作の開始後、レバー速度が減少して第2の所定値以下になると、レバー操作の終了と判断する。例えば、レバー操作Aにおいては、時点a1においてレバー速度が第2の所定値以下になるとすると、この時点でレバー操作が終了したと判断する。従って、時点A1から時点a1までは1回のレバー操作ということになる。レバー操作Bにおいては、時点B2においてもレバー速度が第1の所定値を越えているが、この時点ではまだ時点B1以降レバー操作の終了が判断されていないため、まだ、1回目のレバー操作と判断しており、時点b1においてレバー速度が第2の所定値以下になるとすると、この時点でレバー操作が終了したと判断する。従って、時点B1から時点b1までは1回のレバー操作ということになる。また、レバー操作Cにおいては、時点C1から時点c1までは1回目のレバー操作であり、時点C2から時点c2までが2回目のレバー操作ということになる。同様にして、レバー操作Dにおいては、時点D1から時点d1までは1回目のレバー操作であり、時点D2から時点d2までが2回目のレバー操作ということになる。
【0053】
次に、図10に戻り、ステップ122において、レバー12の変位量Δθの絶対値Abs(Δθ)が、所定値Z1より大きいかどうかを判定する。ここで、所定値Z1は、上述したレバー操作の開始を判断するための第1の所定値に相当するものである。所定値Z1より大きいときはステップ124に進み、そうでないときはステップ126にジャンプする。
【0054】
レバー速度が所定値Z1より大きいときは、ステップ124において、電磁ON/OFF弁40,42の出力フラグflag_on/offを、オンにする。
【0055】
次に、ステップ126において、電磁ON/OFF弁40,42の出力フラグflag_on/offがオンか否かを判定し、オンであればステップ130Aに進み、電磁ON/OFF弁40,42の出力処理を行い、そうでなければステップ140にジャンプする。
【0056】
ここで、図12に示すフローチャートを用いて、電磁ON/OFF弁40,42の出力処理ステップ130Aの詳細について説明する。なお、図3に示したステップと同一符号のステップは、同一処理を行うものである。
本実施形態においては、ステップ135Aとステップ136Aの判定処理が、図3のステップ135とステップ136の判定処理とは異なっている。
【0057】
即ち、ステップ135Aにおいて、レバー変位量Δθ(レバー速度)が第2の所定値Z2よりも大きいか否かを判断する。ここで、第2の所定値Z2は、上述したレバー操作の終了を判断するための第2の所定値に相当するものである。所定値Z2より大きいときはステップ137に進み、ステップ132において求めた電磁0N/OFF弁の出力時間t_onに基づいて、電磁0N/OFF弁40に指令電圧Vを出力する。そうでない場合には、レバー操作が終了したものとして、ステップ130Aを抜けて、電磁0N/OFF弁40への出力を中止する。
【0058】
同様にして、ステップ136Aにおいて、レバー変位量Δθ(レバー速度)が第2の所定値Z2よりも大きいか否かを判断する。所定値Z2より大きいときはステップ138に進み、ステップ132において求めた電磁0N/OFF弁の出力時間t_onに基づいて、電磁0N/OFF弁42に指令電圧Vを出力する。そうでない場合には、レバー操作が終了したものとして、ステップ130Aを抜けて、電磁0N/OFF弁42への出力を中止する。
【0059】
次に、図10に戻り、ステップ139において、電磁ON/OFF弁40,42の出力フラグflag_on/offを、オフにする。
さらに、図3と同様にして、ステップ140において、電磁比例弁30,32に、レバー角θ1に応じた出力Vpを行い、ステップ150において、現在のレバー角度θ1を、角度θ0として格納して、ステップ110に戻る。
【0060】
以上のようにして、本実施形態においては、レバー速度に着目して、レバー操作の1回辺りに一度だけ電磁ON/OFF弁を駆動するため、1回のレバー操作の間中電磁ON/OFF弁が駆動し続けることがなくなり、メインスプール80が振動的に動作することを防止できるものである。
【0061】
なお、レバー操作の開始時を判定するための第1の所定値Z1と、終了時を判定するための第2の所定値Z2を異ならせているが、Z2をZ1に等しくしてもよいものである。このようにすることにより、図11に示す例において、レバー操作Bの場合、時点B1でレバー操作開始となった後、時点B2の前で終了となるため、時点B2をレバー操作開始と判断して電磁ON/OFF弁を駆動することができる。
【0062】
以上説明したように、本実施形態によれば、スプール型方向切換弁パイロットシステムの応答性を向上することができる。
また、スプール型方向切換弁パイロットシステムの制御精度が低下することはないものである。
さらに、スプール型方向切換弁パイロットシステムを安価に構成することができる。
また、メインスプールが振動的に動作することを防止できるものである。
【0063】
次に、図13を用いて、本発明の第3の実施形態によるスプール型方向切換弁パイロットシステムの構成及び動作について説明する。
本実施形態によるスプール型方向切換弁パイロットシステムの全体構成は、図1に示したものと同様である。また、本実施形態に用いるコントローラの構成も、図2に示したものと同様である。さらに、コントローラ20の制御処理の全体的な流れは、図10に示したものと同様である。
本実施形態においては、図10に示したステップ130Aの出力処理に代えて、図13に示した出力処理130Bを行うようにしている。なお、図10に示したステップと同一符号のステップは、同一処理を行うものである。
【0064】
本実施形態においては、ステップ132Bの処理が、図10のステップ132の処理とは異なっている。
即ち、ステップ132Bにおいて、電磁0N/OFF弁40,42の出力時間t_onを、一定時間constと設定する。図9の応答特性のシュミレーション結果において説明したように、電磁0N/OFF弁40,42を所定時間駆動することにより、電磁ON/OFF弁を使わない場合に比べ、応答特性が改善され、無駄時間が短くなっている。無駄時間と目標の60〜80%になるまでの時間であるので、本実施形態によって、応答性を向上することができる。
【0065】
そして、電磁0N/OFF弁40,42の出力時間t_onを決める処理を行わない分、コントローラ20の処理が容易となる。
【0066】
以上説明したように、本実施形態によれば、スプール型方向切換弁パイロットシステムの応答性を向上することができる。
また、スプール型方向切換弁パイロットシステムの制御精度が低下することはないものである。
さらに、スプール型方向切換弁パイロットシステムを安価に構成することができる。
また、メインスプールが振動的に動作することを防止できるものである。
さらに、コントローラの処理を容易にすることができる。
【0067】
なお、以上の各実施形態の説明は、圧力の立ち上がり応答を早める点について説明しているが、立ち下がり応答を早めたい場合には、メインスプール逆側に圧力を発生させるようにすればよいものである。
【0068】
【発明の効果】
本発明によれば、スプール型方向切換弁パイロットシステムの応答性を向上でき、パイロット圧力の制御精度が高く、しかも、安価にシステムを構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるスプール型方向切換弁パイロットシステムの構成を示す回路図である。
【図2】本発明の一実施形態によるスプール型方向切換弁パイロットシステムに用いるコントローラの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態によるスプール型方向切換弁パイロットシステムに用いるコントローラの制御処理を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施形態によるスプール型方向切換弁パイロットシステムに用いるコントローラの制御処理の説明図である。
【図5】本発明の一実施形態によるスプール型方向切換弁パイロットシステムに用いるコントローラの制御処理の説明図である。
【図6】本発明の一実施形態によるスプール型方向切換弁パイロットシステムに用いるコントローラの制御処理の説明図である。
【図7】本発明の一実施形態によるスプール型方向切換弁パイロットシステムに用いるコントローラの制御処理の説明図である。
【図8】本発明の一実施形態によるスプール型方向切換弁パイロットシステムに用いるコントローラの制御処理の説明図である。
【図9】本発明の一実施形態によるスプール型方向切換弁パイロットシステムにおけるシュミレーション結果の説明図である。
【図10】本発明の第2の実施形態によるスプール型方向切換弁パイロットシステムに用いるコントローラの制御処理を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第2の実施形態によるスプール型方向切換弁パイロットシステムにおけるレバー操作の説明図である。
【図12】本発明の第2の実施形態によるスプール型方向切換弁パイロットシステムにおける電磁ON/OFF弁の出力処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】本発明の第3の実施形態によるスプール型方向切換弁パイロットシステムに用いるコントローラの出力制御処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…電気レバー装置
12…レバー
20…コントローラ
30,32…電磁比例弁
40,42…電磁ON/OFF弁
50…パイロットポンプ
52…タンク
60,62…チェック弁
70,72…パイロット用ホース
80…メインスプール
82,84…パイロット室

Claims (5)

  1. 流体の方向を切り換えるメインスプールと、このメインスプールの両端部の圧力室とパイロット圧力を供給するパイロットポンプの間に配置された電磁比例弁と、電気レバー装置からの信号に応じて前記電磁比例弁を駆動する制御手段とを有するスプール型方向切換弁パイロットシステムにおいて、
    前記パイロットポンプと前記メインスプールのパイロット圧力室の間に、前記電磁比例弁に対して並列に電磁ON/OFF弁を配置し、前記制御手段は、前記電気レバー装置からの信号が変化したとき一時的に前記電磁ON/OFF弁を駆動し、前記パイロットポンプから前記電磁比例弁を介して前記メインスプールのパイロット圧力室に供給されるパイロット圧油に、前記電磁ON/OFF弁を介して供給されるパイロット圧油を合流することを特徴とするスプール型方向切換弁パイロットシステム。
  2. 請求項1記載のスプール型方向切換弁パイロットシステムにおいて、
    さらに、前記電磁ON/OFF弁と前記パイロット圧力室の間に逆流防止弁を設けたことを特徴とするスプール型方向切換弁パイロットシステム。
  3. 請求項1記載のスプール型方向切換弁パイロットシステムにおいて、
    前記制御手段は、前記電気レバー装置の操作レバーの操作速度に基づいて前記電磁ON/OFF弁の駆動時間を計算し、この時間だけ前記電磁ON/OFF弁を駆動することを特徴とするスプール型方向切換弁パイロットシステム。
  4. 請求項1記載のスプール型方向切換弁パイロットシステムにおいて、
    前記制御手段は、前記電磁ON/OFF弁を一定時間駆動することを特徴とするスプール型方向切換弁パイロットシステム。
  5. 請求項1記載のスプール型方向切換弁パイロットシステムにおいて、
    前記制御手段は、前記操作レバーの操作速度が一定以上のとき、前記電磁ON/OFF弁を駆動することを特徴とするスプール型方向切換弁パイロットシステム。
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