JP2000204924A - 消音器 - Google Patents

消音器

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JP2000204924A
JP2000204924A JP11000793A JP79399A JP2000204924A JP 2000204924 A JP2000204924 A JP 2000204924A JP 11000793 A JP11000793 A JP 11000793A JP 79399 A JP79399 A JP 79399A JP 2000204924 A JP2000204924 A JP 2000204924A
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JP11000793A
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Yukihiro Nakagawa
幸弘 中川
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Nakagawa Sangyo Co Ltd
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Nakagawa Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消音性能が高く、かつ容易かつ安価に製造で
きる消音器を提供する。 【解決手段】 長繊維のガラス繊維2を多数本集束した
集束材1を使用して組み重ねた組布4であって、該組布
4にバルキー性をもたせた消音材を、小孔5aを有する
排気管5の外周に巻き付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は消音器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の内燃機関の排気系には、
その上流側に位置してプリマフラ又はサブマフラが配置
されている。このプリマフラ又はサブマフラは浄化装置
の直後、すなわちメインマフラの上流側に配置されてい
ることから、そのプリマフラ又はサブマフラの排気管内
の排気ガス温度は高くかつ排気流速も高い。
【0003】このようなことから、プリマフラ又はサブ
マフラとして従来、図12に示すように、小孔102を
多数形成した排気管(インナパイプ)101の外周にス
テンレスウール或いはステンレスウールロープ103を
巻装し、その外周にグラスウール104を巻装し、その
外周をアウターパイプ105で被覆してそのグラスウー
ル104に消音機能をもたせ、耐熱性の高いステンレス
ウール或いはステンレスロープ103に、グラスウール
104が小孔102から排気管101内に吸引されない
ような飛散防止機能をもたせたものがある。
【0004】また、上記のステンレスウール或いはステ
ンレスロープ103の代わりにガラス繊維を平織したガ
ラスクロスを使用したものも知られている。更に、図1
3に示すように、消音器を構成するケース200のエン
ドプレート201に注入穴202を形成し、該注入穴2
02から長繊維のグラスウール状材料203をパンチン
グ管204とケース200との間の空間205内に注入
する方法も知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記図12に示す構造
のものにおいては、その使用するステンレスウール又は
ステンレスロープ103が材料上高価である上に、特殊
な加工方法を要し、特にグラスウールの飛散対策をより
完全なものにするためにはその使用量を増加させる必要
があることから、マフラの製造コストが高くなる問題が
ある。
【0006】また、ガラスクロスを使用した構造のもの
においては、そのガラスクロスの織り方が平織、綾織で
あるためその通気性を有する織り目が細かくなり、その
織目が排気ガスに含まれるスス等によって目詰まりを起
こし、消音性能が低下する問題がある上に、このような
平織や綾織は極めて生産性が低く、ガラス繊維を使用し
てもその生産コストが高くなり、その使用に適さない。
【0007】また、上記図13に示すようにグラスウー
ル状材料203を注入する方法においては、上記従来の
ものよりコスト低減を図ることができるが、グラスウー
ル状材料203の充填量(必要繊維量、密度)が不足し
やすく、また、充填量にバラツキが発生しやすい。この
ように充填量が不足すると、排気ガスに混在しているカ
ーボンがグラスウール状材料203のガラス繊維内に侵
入付着し、カーボン溜まりの発生から吸音効果を減少さ
せる上に、カーボンが発火して高温状態を招き、ガラス
繊維の硬化、劣化を起こしてガラス繊維が排気管内へ飛
散する問題がある。
【0008】更に、排気管内で発生する排気ガスの圧力
は、上昇、下降を繰り返して脈動するため、上記のよう
に注入されたグラスウール状材料203は、上記の脈動
を直接受けて際限なく移動し、その繊維が折れ、パンチ
ング管204の小孔206から飛散する問題がある。
【0009】そこで本発明は、上記従来のステンレスを
使用するものに比べて極めて低廉に製造でき、かつ充填
されたグラスウールの排気管への飛散を阻止でき、更に
消音性能が高い消音器を提供することを目的とするもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の第1の発明は、長繊維のガラス繊
維を多数本集束した集束材を使用して組み重ねた組布で
あって、該組布にバルキー性をもたせた消音材を、小孔
を有する排気管の外周に巻き付けたことを特徴とするも
のである。
【0011】請求項2記載の第2の発明は、上記第1の
発明において、上記の組布が三軸又は四軸の組布である
ものである。請求項3記載の第3の発明は、上記第1又
は2の発明において、前記排気管に巻き付けた消音材の
外周に、ガラス繊維マットからなる消音部材を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1乃至図11に示す好ましい実
施例に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
【0013】図1乃至図6に示す第1実施例について説
明する。図1(a)は使用する1本の集束材の斜視図
で、図1(b)はその集束材の横断面図であり、これら
は、その構造を分かりやすくするために模式的に表され
ている。
【0014】この集束材1は、ガラス繊維を多数本集束
したガラス繊維層2の片面に樹脂繊維層3を配して形成
されている。上記ガラス繊維層2は、長繊維のガラス繊
維2aを多数本引き揃えて形成されている。この使用す
るガラス繊維2aは通常の径よりも太径のものを使用
し、熱等に対するタフネスの増大が図られている。ガラ
ス繊維は通常その1本の繊維径が最大22μmといわれ
ているが、本実施例におけるガラス繊維は、その1本の
ガラス繊維径を24μm以上とし、具体的には30〜3
5μmのものを使用している。
【0015】なお、本発明の目的からすれば、このガラ
ス繊維の1本の径は限定されず、24μm以下のもので
もよく、また24μm以上のものでもよいが、上記のよ
うに30〜35μmのものを使用するのが望ましい。
【0016】そして、上記のガラス繊維2aを多数本、
例えば2000〜4000本引き揃えて集束重合し、ガ
ラス繊維層2を形成している。上記樹脂繊維層3に使用
される樹脂繊維3aは、所定温度で加熱することにより
溶融するホットメルト繊維、例えばアクリル樹脂繊維を
使用している。この樹脂繊維3aの1本の径及び重合量
は、後述する集束材1相互の接着に適するように設定す
る。
【0017】次で、上記の集束材1を使用して組布機に
より図1(c)(d)に示すような三軸組布4を形成す
る。この三軸組布4は、上記集束材1からなるタテ方向
に配置した第1の集束材1a上に第2の集束材1bを斜
め方向に配置し、更に該第2の集束材1b上に、これと
反対の斜め方向に第3の集束材1cを配置し、すなわ
ち、三方向に60度の角度で配列し、これらの交点を接
着して構成されている。これにより、図1(c)に示す
ように三軸の正三角形の格子目5が形成される。この格
子目5は、その三軸組布4の表裏に貫通した通気穴とな
る。
【0018】また、その各集束材1の片面には上記のよ
うにホットメルト繊維からなる樹脂繊維層3が配置され
ているため、上記のように組まれた組布上を加熱ローラ
等の適宜加熱手段で、上記樹脂繊維3aが溶融する温度
に加熱することにより、樹脂繊維3aが溶融して上記各
交点が接着する。
【0019】上記のような三軸組布4の具体的な組み方
法としては、図2(a)に示すようにタテ方向に送り出
される多数本の第1の集束材1A上に、多数本の第2の
集束材1Bを図2(b)に示すようにジグザグ状に配置
し、更に、該第2の集束材1B上に多数本の第3の集束
材1Cを図2(c)に示すようにジグザグ状に配置し、
これらの交点を接着するものである。
【0020】上記のように組まれた三軸組布4の特性
は、平織等に比べて軸が1本多くなることにより、平織
等に比べてより等方向性が高く、破裂抵抗、引裂抵抗、
せん断抵抗、衝撃強さなどが高い。更に、その生産速度
は平織方法に比べて約10倍である。
【0021】次に、前記の三軸組布4に、ガラスニード
ルマットを生産する際に使用するニードルを突き刺して
ニードル加工し、その三軸組布4を構成する集束材1
a,1b,1cにバルキー性をもたせる。このようにニ
ードル加工してバルキー性をもたせた三軸組布4からな
る消音材4Aを図4に示す。
【0022】そして、前記のバルキー性をもたせた三軸
組布からなる消音材4Aを、図5に示すように、小孔5
aを多数形成した排気管(インナパイプ)5の外周に多
重に巻きつけ、排気管5の外周に消音材4Aからなる消
音層6を設ける。なお、この消音材4Aの巻き数は所望
に設定する。更に、この消音層6の密度は所望に設定す
るが、80〜100kg/m3 が最も効果的である。
【0023】そして、前記の消音層6を巻設した排気管
5を、図6に示すように、その消音層6を外筒(アウタ
パイプ)8内の空間内に一ぱいに充填されるようにして
外筒8に挿入する。
【0024】そして、消音器7を形成する一方の端板1
0と他方の端板11を前記の消音層6の両端部に配置し
て排気管5と外筒8に固定し、消音器7を形成する。な
お、予め一方の端板10と外筒8を固定しておき、前記
消音層6を巻設した排気管5を外筒8の他方から外筒8
内へ挿入し、排気管5の先端部を一方の端板10の穴1
0aに挿通するとともに消音層6を外筒8内に配置した
後に、他方の端板11を、その穴11aを通じて排気管
5に嵌合して排気管5と外筒8に固着してもよい。
【0025】次に上記消音層6を設けた図6に示す消音
器の作用について説明する。排気系に排気管5を接続し
た状態において、排気音が排気管5内に流入すると、そ
の排気音の一部は小孔5aを通じて消音層6内に入射
し、該消音層6で消音されるが、この消音材4Aがガラ
ス繊維2aを多数束ねた集束材1で形成されているとと
もにニードルによってバルキー性をもたせてあるため、
この消音材4Aによって消音性能が、前記従来のステン
レスウールやステンレスロープ、更にはガラスクロスに
比べて高くなる。したがって、この消音層6により消音
器7の消音量が高くなる。
【0026】また、排気管5内を流通する排気流によっ
て小孔5a部に負圧が生じ、該負圧によりガラス繊維2
aが小孔5a側へ吸引されるが、そのガラス繊維2aか
らなる集束材1a〜1cが三軸組布に形成され、かつそ
の集束材1a〜1cの交点が接着されているため、ガラ
ス繊維2aが小孔5aを通じて排気管5内へ吸引飛散す
ることが防止される。
【0027】更に、ガラス繊維2aを束ねた集束材1a
〜1cは三軸組布としてその配列が固定されているた
め、その集束材1a〜1cの排気管5へ巻装時及びこの
巻装後に外筒8へ挿入する際に、ガラス繊維2aの引き
揃え配列状態が崩れることが抑制され、前記の巻装及び
挿入が容易に行われる。
【0028】前記のようにバルキー状に形成した組布を
使用することにより、その多数のガラス繊維間の空隙が
多くなる。そのため、この組布を上記図6に示すように
排気管5の外周に巻設することにより、排気管5を通過
する際の排気音を入射しやすくし、音エネルギーを熱エ
ネルギーに換えることが容易になる。したがって、バル
キー性を有しないものに比べて、消音性能が一層高ま
る。
【0029】図7は上記消音材4Aをメインマフラに使
用した第2実施例を示す。すなわち、メインマフラ12
のアウトレットパイプ13における一部に小孔13aを
形成し、該小孔13aを形成した部分の外周に前記の消
音材4Aを多層巻きして消音層6を形成し、その外部を
外管14で被覆したものである。
【0030】この図7の実施例においても、前記図6の
実施例と同様に消音層6のみで消音させることができ
る。図8及び図9は第3実施例を示す。
【0031】本実施例のものは、先ず前記と同様の小孔
5aを形成した排気管5の外周に図8(a)(b)に示
すように前記と同様のニードル加工を施した消音材4A
を多層巻きして消音層6を形成する。また、別に、ガラ
ス繊維を層状にしてこれをニードル加工したガラス繊維
マットを、図8(c)(d)に示すように、前記消音層
6の外周径と略同径の筒状に形成した消音部材15を作
り、該消音部材15内に図6(e)(f)に示すよう
に、前記消音層6を挿入する。この消音部材15は、前
記消音層6の密度では消音されずに透過する周波数帯の
音を消音できるようにガラス繊維の密度等を設定する。
【0032】そして、前記排気管5の外周に、消音層6
及び消音部材15を備えたものを、図9に示すように、
消音器7を形成する外筒8内に、前記消音部材15の外
周面が外筒8の内面に一ぱいに嵌るようにして挿入す
る。
【0033】そして、前記と同様に両端板10,11を
排気管5と外筒8に、固定して消音器7を形成する。な
お、この消音部材15に消音層6を巻装したものを、前
記図7に示すメインマフラ12のアウトレットパイプ1
3の外周に巻装してもよい。
【0034】本第3実施例によれば、前記第1及び第2
実施例の消音層6のみでは消音できない周波数帯の音を
消音部材15により消音でき、より消音性能を向上させ
ることができる。
【0035】なお、前記各実施例の三軸組布4の代り
に、四軸組布を使用してもよい。この四軸組布は、図1
0に示すように、上記の集束材1からなるタテ方向に配
置した第1の集束材1aと、斜め方向に配置した第2の
集束材1bと、該第2の集束材1bと反対の斜め方向に
配置した第3の集束材1cと、更にヨコ方向に配置した
第4の集束材1dとからなり、これらを組布機で重合的
に組み、その各交点を前記と同様に加熱接着して固定し
たものである。
【0036】このような四軸組布17の具体的な組み方
法としては、図11(a)に示すように、タテ方向に送
り出される多数本の第1の集束材1A上に多数本の第2
の集束材1Bを図11(b)に示すようにZ状に配置
し、更に該第2の集束材1B上に多数本の第3の集束材
1Cを図11(c)に示すように、そのヨコ方向の集束
材1dが上記第2の集束材1Bのヨコ方向の集束材1d
とタテ方向の位置がずれるようにして逆Z状に配置し、
これらの交点を接着したものである。
【0037】この四軸組布17を使用して前記のように
ニードル加工してこれにバルキー性をもたせ、このバル
キー性をもたせた四軸組布17を前記のように排気管5
の外周に多層巻きして消音層6を形成し、これを前記と
同様に消音器内に嵌装する。このように四軸組布を使用
しても、前記第1実施例と同様の作用、効果を有する。
【0038】また、この四軸組布17の外周に前記図8
に示す消音部材15を嵌装してもよく、これにより前記
と同様にその消音部材15による消音効果を発揮でき
る。なお、前記実施例では、組布を排気管に直接巻き付
けたが、組布を排気管とは別に芯金等で巻いて筒状に
し、これを芯金から外して排気管に嵌装してもよい。
【0039】
【発明の効果】以上のようであるから、本発明の消音器
によれば、ガラス繊維の集束材からなる組布を使用し、
これにバルキー性をもたせたので、その消音材を形成す
る多数の繊維間の空隙が多くなり、高い消音機能を有す
る。そのため、前記従来のステンレスウールやステンレ
スロープ或いはグラスクロスを使用する消音器に比べて
消音性能が高い消音器を提供できる。
【0040】更に、上記消音材が、交点を接着固定した
組布で形成されているため、集束材の配列状態が崩れて
機能が低下することを防止できる。更に、組布は平織等
に比べて生産速度が速く安価に製造でき、かつ、その組
布を排気管に巻き付けることにより消音層を容易に形成
できるので、消音性の高い消音器を安価に製造できる。
【0041】更に、請求項3記載の発明においては、前
記組布からなる消音層で消音できない周波数帯の音を、
前記消音層の外周に設けた消音部材で消音できるため、
より一層消音性に優れた消音器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における三軸組布の製造工程を示すもの
で、(a)は集束材の斜視図、(b)はその横断面図、
(c)は集束材を三軸に組んで組布とした表面図で、一
部を模式的に示している。(d)はその組布の拡大横断
面図である。
【図2】図1の組布の組み方法を説明する図。
【図3】本発明における三軸組布の一部拡大表面図。
【図4】図3に示す組布をニードル加工した消音材の平
面図。
【図5】(a)は図4に示す消音材を排気管に巻き付け
る状態の斜視図、(b)は消音材を排気管に巻き付けて
消音層を形成した状態の端面図、(c)は(b)の縦断
面図。
【図6】図5に示す消音層付排気管を消音器内に装着し
た状態の消音器の断面図。
【図7】本発明をメインマフラに適用した第2実施例を
示す略断面図。
【図8】本発明の第3実施例を示すもので、(a)は消
音材を排気管に巻いた状態の端面図、(b)は(a)の
縦断面図、(c)は消音部材の端面図、(d)は(c)
の縦断面図、(e)は消音層を消音部材に挿入した端面
図、(f)は(e)の縦断面図。
【図9】図8に示す実施例の消音層及び消音部材を有す
る消音器の縦断面図。
【図10】本発明の消音層に使用する四軸組布を示す模
式図。
【図11】(a)(b)(c)は図10の四軸組布の組
み方法を説明する図。
【図12】従来の消音器の縦断面図。
【図13】従来の消音器において、グラスウールを充填
する方法を説明する図。
【符号の説明】
1 集束材 2 ガラス繊維 4 組布 4A 消音材 5 排気管 5a 小孔 15 消音部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長繊維のガラス繊維を多数本集束した集
    束材を使用して組み重ねた組布であって、該組布にバル
    キー性をもたせた消音材を、小孔を有する排気管の外周
    に巻き付けたことを特徴とする消音器。
  2. 【請求項2】 上記の組布が三軸又は四軸の組布である
    請求項1記載の消音器。
  3. 【請求項3】 前記排気管に巻き付けた消音材の外周
    に、ガラス繊維マットからなる消音部材を設けたことを
    特徴とする請求項1又は2記載の消音器。
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