JP4420782B2 - 吸音材とその吸音材を使用した消音器 - Google Patents

吸音材とその吸音材を使用した消音器 Download PDF

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Description

本発明は吸音材とその吸音材を使用した消音器に関する。
従来、内燃機関を動力源とする車両などに用いられる消音器として、多数の小孔を備えるとともに排気ガスが流通するインナパイプと、該インナパイプの外周に間隙部を備えるように配置されたハウジングと、間隙部に充填された繊維状の吸音材とを備えた消音器が知られている。
このような繊維状の吸音材を用いた消音器の製造方法として、次に挙げる方法が知られている。
消音器の製造方法において吸音材を圧縮空気と同時にノズルより、多数の小孔を有するインナパイプとハウジングとの間の空間に供給するとともに、インナパイプより空気を吸引することにより、消音器に吸音材を充填する(特許文献1参照)。これを第1の従来の技術とする。
消音器の製造方法において、多数本のグラスファイバーを集束剤で束ねた集束材を解繊してバルキー状にし、この解繊された繊維束を多数の小孔を備えるインナパイプの外周に巻設して、消音層を形成する方法(特許文献2参照)。これを第2の従来の技術とする。
また、繊維状の吸音材が飛散することを防止するため、吸音材とインナパイプの間に耐熱性繊維のクロスを介在させ、吸音材とクロスを全体的にコロダイルシリカにより結合した消音器が提案されている。また、その製造方法として、吸音材とクロスとをコロダイルシリカを用いて重層の平板に成形し、インナパイプに巻きつけて消音器を形成する(特許文献3参照)。これを第3の従来技術とする。
特公平4―56319号公報 特開2000−240426号公報 実登第2503232号公報
繊維状の吸音材を使用した消音器において、高い消音特性を発揮するためには、吸音材を適切な嵩密度で充填する必要がある。
しかし、前記第3の従来技術による製造方法では、コロダイルシリカにより吸音材とクロスを結合させるために適切な嵩密度で充填することが難しい。
一方、繊維状の吸音材の飛散防止のために、インナパイプと吸音材の間にクロスを設けることは良い手法である。
そのような消音器を製造するために、前記第1の従来技術を用いた場合、インナパイプと吸音材の間にクロスを設けたことで、吸引力の低下が生じ、吸音材を適切な嵩密度に充填することが困難である。
また、前記第2の従来技術においては、インナパイプに吸音材を巻設するため、インナパイプとハウジングとが同心円状のもの以外、例えばインナパイプとハウジングが偏心しているような場合には適用することが困難である。
そこで、本発明は、これらの問題を解決する吸音材とその吸音材を使用した消音器の提供することを目的とするものである。
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、繊維材料と、該繊維材料を覆う耐熱性材料からなる被覆部材とからなり、該被覆部材を接合して袋状に形成し、前記接合の少なくとも一部は、加熱されることにより離間するようにしたことを特徴とする吸音材である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記被覆部材は耐熱性材料からなる第1シート部材と耐熱性材料からなる第2シート部材で構成され、該第1シート部材と該第2シート部材とを接合して袋状に形成したことを特徴とする吸音材である。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記被覆部材は耐熱材料からなるシート部材で構成され、該シート部材を曲折し、その曲折部以外の3辺の辺縁部を接合して袋状に形成したことを特徴とする吸音材である。
請求項4記載の発明は、請求項1又は2又は3記載の発明において、前記被覆部材の接合を、非耐熱性の糸状部材による縫合により行なうことを特徴とする吸音材である。
請求項5記載の発明は、請求項1又は2又は3記載の発明において、前記被覆部材の接合を、非耐熱性の接着剤による接着により行なうことを特徴とする吸音材である。
請求項6記載の発明は、耐熱性材料からなる第1シート部材と非耐熱性材料からなる第2シート部材を接合して袋状に形成した袋状部材と、該袋状部材内に充填した繊維材料とからなることを特徴とする吸音材である。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明において、前記第1シート部材と前記第2シート部材の接合を、糸状部材による縫合により行うことを特徴とする吸音材である。
請求項8記載の発明は、請求項6記載の発明において、前記第1シート部材と前記第2シート部材の接合を、接着剤による接着により行うことを特徴とする吸音材である。
請求項9記載の発明は、多数の小孔を備えたインナパイプをハウジングに貫設するとともに、ハウジングとインナパイプとの間に形成された間隙部に、
繊維材料と、該繊維材料を覆う耐熱性材料からなる被覆部材とからなり、該被覆部材を接合して袋状に形成し、前記接合の少なくとも一部は、加熱されることにより離間するようにした吸音材を装填したことを特徴とする消音器である。
請求項10記載の発明は、請求項9記載の発明において、前記被覆部材は耐熱性材料からなる第1シート部材と耐熱性材料からなる第2シート部材で構成され、該第1シート部材と該第2シート部材とを接合して袋状に形成し、該接合は、加熱されることにより離間するようにしたことを特徴とする消音器である。
請求項11記載の発明は、請求項9記載の発明において、前記被覆部材は耐熱材料からなるシート部材で構成され、該シート部材を曲折し、その曲折部以外の3辺の辺縁部を接合して袋状に形成したことを特徴とする消音器である。
請求項12記載の発明は、請求項9又は10又は11記載の発明において、前記被覆部材の接合を、非耐熱性の糸状部材による縫合により行なうことを特徴とする消音器である。
請求項13記載の発明は、請求項9又は10又は11記載の発明において、前記被覆部材の接合を、非耐熱性の接着剤による接着により行なうことを特徴とする消音器である。
請求項14記載の発明は、多数の小孔を備えたインナパイプをハウジングに貫設するとともに、ハウジングとインナパイプとの間に形成された間隙部に、
耐熱性材料からなる第1シート部材と非耐熱性材料からなる第2シート部材を接合して袋状に形成した袋状部材と、該袋状部材内に充填した繊維材料とからなる吸音材を装填したことを特徴とする消音器である。
請求項15記載の発明は、請求項14記載の発明において、前前記第1シート部材と前記第2シート部材の接合を、糸状部材による縫合により行うことを特徴とする消音器である。
請求項16記載の発明は、請求項14記載の発明において、前記第1シート部材と前記第2シート部材の接合を、接着剤による接着により行うことを特徴とする消音器である。
本発明によれば、繊維材料を被覆部材により覆うことで、消音器の製造時においては、インナパイプとハウジングとの間隙部に繊維材料を容易に装填でき、かつ、使用時においては、排気熱により被覆部材で覆われていた繊維材料が開放されて間隙部に適切な嵩密度で充填され、消音器の消音性能を向上することができる。
また、インナパイプと繊維材料との間には被覆部材である耐熱性材料が介在するため、繊維材料の飛散を抑制できる。
更に、吸音材が、柔軟性を有するとともに周方向の厚みを変えることができるためにインナパイプとハウジングが偏心しているような場合においても容易に吸音材(繊維材料)を装填することができる。また、吸音材の成形が容易である。
請求項2、10記載の発明によれば、更に、袋状に形成された吸音材が4方に離間することで、繊維材料が消音器内により充填しやすい。
本発明を実施するための最良の形態を図1乃至図5に示す実施例1及び2に基づいて説明する。
図1乃至図3は実施例1を示す。
図1は、吸音材1を示すもので、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は(b)のA−A線断面図である。
吸音材1は、被覆部材である第1シート部材2と、被覆部材である第2シート部材3と繊維材料4からなる。
被覆部材である第1シート部材2と第2シート部材3は、耐熱性材料であるガラス繊維を織って長方形の布状に形成された柔軟性を有し、かつ、通気性を有するシートである。第1シート部材2と第2シート部材3は同寸法に形成されている。
なお、本発明において耐熱材料とは、400℃以上、より望ましくは500℃以上の温度において、融解、焼失などの物性変化を起こさない材料をいう。また、本実施例1では、シート部材としてガラス繊維の織布を使用したが、耐熱性のあるセラミック材料、金属材料、カーボン材料等の繊維を使用した織布、不織布、ネットなど通気性を備えたシート状のものを使用してもよい。また、第1シート部材2及び第2シート部材3は、本発明の趣意を逸脱しない範囲で、集束材、有機バインダー、有機繊維などを含んでもよい。また、第1シート部材2の材料と第2シート部材3の材料とが異ってもよい。
第1シート部材2を下面、第2シート部材3を上面として、第1シート部材2及び第2シート部材3の各々の辺縁部2a、3aを、非耐熱性の高分子材料であるポリプロピレンの糸状部材5で縫合して、袋状の袋状部材6を形成する。なお、本発明において非耐熱材料とは、250℃以下、より望ましくは200℃以下の温度において、融解、焼失などの物性変化をおこす材料をいう。また、糸状部材5として、本実施例1のポリプロピレン以外に、ポリエチレンなどの高分子材料や有機材料など熱により融解または焼失する任意の非耐熱性の材料を使用しても良い。
また、本実施例1においては、第1シート部材と第2シート部材の辺縁部2a、3aの接合を、非耐熱性の糸状部材5による縫合で行ったが、非耐熱性の接着剤による接着で行っても良い。
また、本実施例1では、第1シート部材2と第2シート部材3を各々別のシート部材で形成したが、1つの耐熱性のシート部材(例えば、第1シート部材2のみ)を曲折して3辺の辺縁部を接合して、袋状部材6を形成してもよい。また、3以上の耐熱性のシート部材を適宜接合して袋状部材6としてもよい。
袋状部材6の内部には、繊維材料4である平均繊維約24μmのガラス長繊維が充填されている。なお、繊維材料4は、本実施例1のガラス長繊維以外にも耐熱性のあるガラス材料、セラミック材料、金属材料、カーボン材料などの短繊維や長繊維を使用しても良く、その繊維径は5乃至100μmの範囲で任意に選択できる。
袋状部材6の内部の繊維材料4の嵩密度は、後述するように、後に消音器20内で分散した場合に所定の嵩密度となるように設定される。
次に、上記吸音材1を内燃機関の消音器に用いた例について説明する。
消音器の構成部品11は、図2(a)に示すように、一般部と略同心円状に一端12aが縮径された円筒状で金属製のハウジング12に金属製のインナパイプ13の一端13aを嵌合し、ハウジング12とインナパイプ13の間に、他端部12bが開口した間隙部14を形成している。
ここで、ハウジング12とインナパイプ13は、図2(b)に示すように、略同心円状に配置され、間隙部14におけるハウジング12とインナパイプ13との間の距離が全周にわたって、同一又は略同一寸法になっている。なお、本実施例1においては、ハウジング12とインナパイプ13とが略同心円状に配置したものを用いたが、ハウジング12とインナパイプ13とが相対的に偏心状に配置され、間隙部14が、横断面において、ハウジング12とインナパイプ13の間隔が、周方向の一部において狭い狭小間隙部を有するものでもよい。
また、インナパイプ13には、その内部と前記間隙部14と連通する多数の小孔15が設けられている。
吸音材1の充填に際しては、上記消音器の構成部品11の間隙部14に、上記吸音材1を間隙部14の開口部14a側から、図3(a)、(b)に示すように、第1シート部材2又は第2シート部材3がインナパイプ13に沿うように装填する。吸音材1は、前述したようなシート部材等で形成されているため柔軟性を有し、間隙部14内に容易に挿入できる。また、シート部材が柔軟性を有するために、容易に消音材1を変形できるために、ハウジング12とインナパイプ13とが偏芯した消音器においても、間隙部14内に消音材1を容易に挿入できる。
なお、図3においては、消音器の構成部品11の間隙部14に、1個のみの吸音材1を充填したが、吸音材1を複数個を積層して充填しても良い。
間隙部14に吸音材1を装填後、ハウジング12の他端12bを任意の加工方法によるネッキング工程により縮径して、インナパイプ13の他端13bに接合(図3(c))し、消音器20を形成する。
上記のように形成された消音器20を自動車等に装着する。自動車等の初めての使用時に、消音器20内の吸音材1に使用した非耐熱性材料の糸状部材5や接着剤が、自動車等の排気熱により加熱されて溶解する。糸状部材5や接着剤が溶解すると、第1シート部材2と第2シート部材3が相互に離間して、袋状部材6の内部に充填された繊維材料4が、図3(d)に示すように、消音器20の間隙部14内に分散して適切な嵩密度で充填される。
繊維材料4が、適切な嵩密度で充填されたことで、消音器20は良好な消音性能を発揮することができる。
一方、第1シート部材2や第2シート部材3は、耐熱性材料からなるために、排気熱により溶融せず、繊維材料4が消音器20のインナパイプ13の小孔15から消音器の外部へ飛散することが防止される。
また、非耐熱材料は糸状部材5や接着剤のみに使用し少量であるために、排気エミッションへの影響も小さい。
図4は実施例2を示す。
図4は、吸音材21を示すもので、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は(b)のB−B線断面図である。
吸音材21は、被覆部材である第1シート部材2と、被覆部材である第2シート部材23と繊維材料4からなる。
第1シート部材2は、耐熱性材料であるガラス繊維を織って長方形の布状に形成された通気性を有するシートである。また、第2シート部材23は、非耐熱材料であるポリプロピレンを長方形のシート状に形成したものである。なお、第2シート部材23は、ポリプロピレン以外にも、実施例1の糸状部材5と同様の非耐熱材料を使用しても良い。
第1シート部材2と第2シート部材23は同寸法に形成されている。
第1シート部材2を下面、第2シート部材23を上面として、第1シート部材2及び第2シート部材23の各々の辺縁部2a、23aを、加熱により融着接合して袋状の袋状部材26を形成する。なお、第1シート部材2と第2シート部材23の接合を、糸状部材による縫合や、接着剤による接着で行っても良い。
袋状部材26の内部には、前記実施例1と同様な繊維材料4が充填されている。
次に、上記吸音材21を内燃機関の消音器に用いた例について説明する。
図2(a)、(b)に示す構成部品11の間隙部14に、上記吸音材21を図5(a)に示すように、耐熱材料からなる第1シート部材2がインナパイプ13の外面に、非耐熱材料からなる第2シート部材23がハウジング12の内面に沿うようにして装填する。
間隙部14に吸音材21を装填後、ハウジング12の他端12bを任意の加工方法によるネッキング工程により縮径して、インナパイプ13の他端13bに接合(図5(a))し、消音器30を形成する。
上記のように形成された消音器30を自動車等に装着する。自動車等の初めての使用時に、消音器30内の吸音材21に使用した非耐熱性材料の第2シート部材23が、自動車等の排気熱により加熱されて溶解する。第2シート部材23が溶解することにより、袋状部材26の内部に充填された繊維材料4が、図5(b)に示すように、消音器30の間隙部14内に分散して適切な嵩密度で充填される。
一方、第1シート部材2は、耐熱性材料からなるために、排気熱により溶融せず、繊維材料4が消音器30のインナパイプ13の小孔15から消音器30の外部へ飛散することが防止される。
前記以外の部材及び構成は、実施例1と同様であるため、実施例1と同様の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
本実施例2においても、前記実施例1と同様の作用、効果を奏する上に、実施例1の様に第1シート部材2と第2シート部材23を非耐熱性の糸状部材5や非耐熱性の接着剤を用いて接合する必要がなく、加熱による融着で接合でき、実施例1よりも製作工程が簡略化できる。また、製作コストを実施例1よりも低くすることができる。
一方、実施例1に比べて非耐熱材料の使用量が多くなることから、エミッションに及ぼす影響を小さくするために、第2シート部材23に複数の孔を設けたり、ネット状にするなど非耐熱材料を減らすことが望ましい。
その他の実施例
実施例1及び実施例2においては、袋状部材6、26を1層のみに形成した実施例について説明したが、袋状部材を複層に形成し、各層に同じ種類、もしくは、異なる種類の繊維材料を充填して吸音材としてもよい。
本発明の実施例1の吸音材を示すもので、(a)はその上面図、(b)はその側面図、(c)は(b)におけるA−A線断面図。 本発明の実施例1の消音器構成部材を示すもので、(a)はその軸方向断面図、(b)は(a)における軸に直交する断面図。 (a)は本発明の実施例1の消音器構成部材に吸音材を装填した軸方向断面図、(b)は(a)における軸に直交する断面図、(c)は本発明の実施例1の製造時における消音器の軸方向断面図、(d)は本発明の実施例1の使用時における消音器の軸方向断面図。 本発明の実施例2の吸音材を示すもので、(a)はその上面図、(b)はその側面図、(c)は(b)におけるB−B線断面図。 (a)は本発明の実施例2の製造時における消音器の軸方向断面図、(b)は本発明の実施例2の使用時における消音器の軸方向断面図。
符号の説明
1、21 吸音材
2 第1シート部材(被覆部材)
3、23 第2シート部材(被覆部材)
4 繊維部材
5 糸状部材
6、26 袋状部材
12 ハウジング
13 インナパイプ
14 間隙部
15 小孔
20、30 消音器

Claims (16)

  1. 繊維材料と、該繊維材料を覆う耐熱性材料からなる被覆部材とからなり、該被覆部材を接合して袋状に形成し、前記接合の少なくとも一部は、加熱されることにより離間するようにしたことを特徴とする吸音材。
  2. 前記被覆部材は耐熱性材料からなる第1シート部材と耐熱性材料からなる第2シート部材で構成され、該第1シート部材と該第2シート部材とを接合して袋状に形成したことを特徴とする請求項1記載の吸音材。
  3. 前記被覆部材は耐熱材料からなるシート部材で構成され、該シート部材を曲折し、その曲折部以外の3辺の辺縁部を接合して袋状に形成したことを特徴とする請求項1記載の吸音材。
  4. 前記被覆部材の接合を、非耐熱性の糸状部材による縫合により行なうことを特徴とする請求項1又は2又は3記載の吸音材。
  5. 前記被覆部材の接合を、非耐熱性の接着剤による接着により行なうことを特徴とする請求項1又は2又は3記載の吸音材。
  6. 耐熱性材料からなる第1シート部材と非耐熱性材料からなる第2シート部材を接合して袋状に形成した袋状部材と、該袋状部材内に充填した繊維材料とからなることを特徴とする吸音材。
  7. 前記第1シート部材と前記第2シート部材の接合を、糸状部材による縫合により行うことを特徴とする請求項6記載の吸音材。
  8. 前記第1シート部材と前記第2シート部材の接合を、接着剤による接着により行うことを特徴とする請求項6記載の吸音材。
  9. 多数の小孔を備えたインナパイプをハウジングに貫設するとともに、ハウジングとインナパイプとの間に形成された間隙部に、
    繊維材料と、該繊維材料を覆う耐熱性材料からなる被覆部材とからなり、該被覆部材を接合して袋状に形成し、前記接合の少なくとも一部は、加熱されることにより離間するようにした吸音材を装填したことを特徴とする消音器。
  10. 前記被覆部材は耐熱性材料からなる第1シート部材と耐熱性材料からなる第2シート部材で構成され、該第1シート部材と該第2シート部材とを接合して袋状に形成し、該接合は、加熱されることにより離間するようにしたことを特徴とする請求項9記載の消音器。
  11. 前記被覆部材は耐熱材料からなるシート部材で構成され、該シート部材を曲折し、その曲折部以外の3辺の辺縁部を接合して袋状に形成したことを特徴とする請求項9記載の消音器。
  12. 前記被覆部材の接合を、非耐熱性の糸状部材による縫合により行なうことを特徴とする請求項9又は10又は11記載の消音器。
  13. 前記被覆部材の接合を、非耐熱性の接着剤による接着により行なうことを特徴とする請求項9又は10又は11記載の消音器。
  14. 多数の小孔を備えたインナパイプをハウジングに貫設するとともに、ハウジングとインナパイプとの間に形成された間隙部に、
    耐熱性材料からなる第1シート部材と非耐熱性材料からなる第2シート部材を接合して袋状に形成した袋状部材と、該袋状部材内に充填した繊維材料とからなる吸音材を装填したことを特徴とする消音器。
  15. 前記第1シート部材と前記第2シート部材の接合を、糸状部材による縫合により行うことを特徴とする請求項14記載の消音器。
  16. 前記第1シート部材と前記第2シート部材の接合を、接着剤による接着により行うことを特徴とする請求項14記載の消音器。
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