JP2000201998A - 指圧具 - Google Patents

指圧具

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JP2000201998A
JP2000201998A JP11004412A JP441299A JP2000201998A JP 2000201998 A JP2000201998 A JP 2000201998A JP 11004412 A JP11004412 A JP 11004412A JP 441299 A JP441299 A JP 441299A JP 2000201998 A JP2000201998 A JP 2000201998A
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acupressure
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bag
bamboo
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JP11004412A
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English (en)
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Akira Kitahara
晃 北原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指圧球の不所望な動きを制限するとともに使
用者が指圧球を動かそうとする場合には容易に指圧球の
位置を動かすことができる指圧具を提供する。 【解決手段】 指圧具10は、収容部である袋11の内
部に複数の指圧粒13を転動可能に収容してなる。袋1
1は布などの可撓性シートを縫い目などの接合部12に
よって袋状に構成したものであり、袋11の内部には複
数の指圧粒13が或る程度余裕を持って収容されてい
る。各指圧粒13は竹材で形成された多面体形状を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は指圧具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、体躯の各所をマッサージするた
めの指圧具やマッサージ装置は従来から多くの種類が開
発されているが、特に指圧球を用いて人体の各部位を指
圧し、マッサージ効果を得ようとするものがある。この
種の指圧具の中には指圧球を袋などの内側に転動自在に
収容したものがあり、例えば特開平9−94101号公
報や登録実用新案第3039667号公報に記載された
ものがある。これらは指圧球として鋼球やガラス玉又は
セラミック玉を用いており、指圧球が転動することによ
って指圧の位置や指圧の程度を調節できるように構成さ
れている。一方、指圧球を袋などの内部に転動自在に収
容することなく、サンダルや指圧台の表面上に直接に露
出させたものや、指圧球に相当する突起などを固定した
ものも各種提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように指圧球を転動自在に収容した各種指圧器具におい
ては、指圧球を袋などに余裕を持って収容すると指圧球
が容易に動きすぎ、例えば足の裏などに装着したり、足
の裏と靴下や靴との間に介挿したりして用いる場合に、
使用者の意志に反して指圧球が移動し、予想していない
部位に強い衝撃を受けたり、足元が不安定になったりす
るという問題点がある。一方、指圧球が余計に動きすぎ
ないように指圧球を密集状態で収容したり、或いは、指
圧球の動きを制限するためのキルティング状の縫い込み
部などを形成すると、指圧部位に応じた指圧球の再配列
に対する順応性が制限されるとともに、使用者による指
圧球の位置調整が妨げられるという問題点があった。ま
た、各種器具に用いられている指圧球は金属製、セラミ
ックス製、ガラス製などのものが多く、装着していると
汗などが付着して滑りやすくなったり、雑菌が繁殖して
不衛生になったりするという問題点もある。
【0004】本発明は、斯かる実情に鑑み、指圧球の不
所望な動きを制限するとともに使用者が指圧球を動かそ
うとする場合には容易に指圧球の位置を動かすことがで
きる指圧具を提供しようとするものである。また、汗な
どにより指圧球が滑りやすくなったり雑菌が繁殖したり
することの少ない指圧具を提供しようとするものであ
る。さらに、従来の指圧器具により得られた指圧効果以
上の優れた生体に対する効果を得ることのできる指圧具
を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る指圧具は、
可撓性素材からなる被覆を有する収容部内に多面体形状
を備えた指圧粒を転動可能に収容したことを特徴とす
る。この手段によれば、多面体形状によって指圧粒の動
きが適度に制限され、不所望な指圧粒の動きにより思っ
てもいなかった部位に強い衝撃を受けたり、指圧粒が滑
ったりすることを防止でき、指圧部位を保持し、使用者
の安定性を確保することができるとともに、指圧部位の
形状に対して指圧粒の位置及び配列状態が順応するよう
にしたり、意識的に指圧粒を移動させたりすることなど
を妨げることがない。
【0006】また、可撓性素材からなる被覆を有する収
容部内に竹製の指圧粒を転動可能に収容したことを特徴
とする。この手段によれば、竹製の指圧粒は適度な摩擦
係数を呈するために動きが制限され、不所望な指圧粒の
動きにより思ってもいなかった部位に強い衝撃を受けた
り、指圧粒が滑ったりすることを防止でき、指圧部位を
保持し、使用者の安定性を確保することができるととも
に、竹材の抗菌作用、抗炎症作用、止痒作用などによっ
て、指圧具における雑菌の繁殖を抑制し、また、指圧部
位の各種症状の緩解を促すことができる。
【0007】請求項1又は請求項2において、前記被覆
は通気性を備えた素材を用いて構成されていることが好
ましい。通気性を備えた被覆によって雑菌の繁殖を抑制
できる。特に竹製或いは木製の指圧粒を用いる場合に
は、指圧粒の湿度調整作用を有効に利用できる。
【0008】請求項1において、前記指圧粒は竹製であ
ることが好ましい。
【0009】請求項1から請求項4までのいずれか1項
において、前記収容部の内面上にそれぞれ取り付けら
れ、少なくとも一方が前記被覆の内面に取り付けられた
相互に対向する一対の面ファスナーが相互に接合可能に
設けられていることが望ましい。対向する一対の面ファ
スナーを接合させたり離反させたり接合面積を変えたり
することによって収容部の収容容積を増減させることが
できるので、指圧粒の転動具合を調整することができ、
また、複数の指圧粒が収容されている場合には指圧粒の
密集度合や指圧具の厚さなどを調整することもできる。
【0010】上記各手段においては、収容部内に複数個
の前記指圧粒を収容することが好ましく、さらに、これ
らの指圧粒の大きさや形状にばらつきを持たせることが
望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本実施形態の指圧具
の外観を示す概略斜視図である。この指圧具10は、袋
11の内部に複数の指圧粒13を転動可能に収容してな
る。収容部である袋11は布などの可撓性シートを縫い
目などの接合部12によって袋状に構成したものが好ま
しく、被覆である可撓性シートとしては通気性のあるも
の、特に布、その中でも綿や麻などを用いたものである
ことが望ましい。このような袋11の内部には指圧粒1
3が或る程度余裕を持って収容されている。
【0012】本実施形態における指圧粒13としては、
球形状ではなく、図4に示すように多面体形状を備えて
いるものが好ましい。多面体形状としては正多面体であ
る必要はないが、各面がほぼ均等な面積を備えているも
のが望ましい。多面体の面数としては、特に7〜30面
程度であることが好ましい。特に10〜20面であるこ
とが指圧粒13における位置修正時の移動性と指圧時の
安定性とを両立させるために望ましい。
【0013】図4に示す指圧粒13は竹材をカットする
ことによって各面13aを形成したものである。本実施
形態では指圧粒として木材や竹材などの比較的硬質の自
然有機素材を用いることによって後述する効果を発揮す
ることができる。木材や竹材には抗菌作用があるととも
に水分を吸収し、適度に発散させる機能を備えているた
め雑菌の繁殖を抑制することができるとともに、適度な
摩擦係数を有することもあって、装着感の悪化や汗など
による滑りを低減できる。特に竹材を用いることによっ
て足裏を刺激するために適度な堅さが得られるととも
に、抗菌、抗炎症、止痒などの作用があるために雑菌の
増殖抑制効果が高く、特に水虫などを改善する効果が得
られる。しかも、竹材を切断することによって形成した
面13aは適度な摩擦係数を備えており、不所望な指圧
粒の急激な移動を有効に妨げることができる。
【0014】また、指圧粒13の粒径は、後述するよう
に足裏の土踏まずの部分に適用するものとしては5〜1
5mm程度であることが好ましく、特に、装着感と指圧
効果とを両立するために7〜12mmの範囲内であるこ
とが望ましい。
【0015】指圧粒13は、すべて同一の粒径、同一の
多面体形状であってもよいが、図示のように、粒径に多
少の大小があり、また、多面体形状もそれぞれ異なった
ものが混入していることにより、指圧時の刺激及び効果
をより高めることができる。
【0016】本実施形態の指圧具10においては、袋1
1の内面上に一対の面ファスナー14,15を取り付け
てある。図2に示すように、面ファスナー14と15は
収容部の内部にて相互に対向するように取り付けられて
おり、対向面同士が相互に接合するように構成されてい
る。面ファスナー14と15の取り付け位置は、収容部
の一方の端部側(図示左端側)に寄せるように偏って配
置されている。
【0017】このような構造によって、図3に示すよう
に、収容部内の指圧粒13を収容部の他方の端部側(図
示右端側)へ偏在させた状態を、面ファスナー14と1
5を互いに接合させることにより保持できる。図3にお
いて実線で示す状態は、指圧粒13を相互に平面的に密
集する程度に寄せて面ファスナー14と15とを図示左
右方向の三分の一程度だけ接合させたものである。ま
た、図3において点線で示す状態は、指圧粒13を図示
右端側へ積み重なるように密集させ、面ファスナー14
と15をほぼ全面的に接合させたものである。このよう
に、面ファスナー14,15の接合状態によって収容部
の内容積を増減させることができ、指圧粒13の密集状
態を粗密に調整したり、指圧具10の厚さを増減したり
することができる。したがって、土踏まずの深さに合わ
せて、或いは、望まれる指圧強度に併せて指圧具の状態
を適宜に調整することができる。
【0018】本実施形態の指圧具10は、通常足裏の土
踏まずの部分に当てた状態で用いるように構成されてい
る。この場合、図5に示すように、靴20を履いた状態
で足裏と靴底との間に介挿してもよく、また、靴下の内
部に挿入して用いてもよい。また、本実施形態では収容
部を袋11として構成しているが、靴の中敷き、靴下、
サンダル、指圧台などの他の部材上に指圧粒13を配置
し、その上を布などの可撓性シートの被覆によって覆う
構造など、結果的に指圧粒13が何らかの可撓性材料で
構成された被覆を有する収容部に転動可能に収容されて
いればよい。
【0019】本実施形態では、指圧粒13が多面体形状
に形成されていることから、使用者の意図無しでは指圧
粒13が移動しにくくなるように構成されている。した
がって、足裏などに当てる場合に指圧粒13の安定性が
確保され、より効果的に用いることができる。また、指
圧粒13の多面体形状自体によって球状の指圧粒よりも
刺激が大きくなり、指圧効果が増大する。さらに、多面
体形状の指圧粒13を用いることにより、使用者が指圧
粒13の位置を修正し、指圧粒13の指圧位置や指圧粒
13の偏り若しくは分布状態などを変更しようと意図し
た場合には容易に指圧粒13を移動させることが可能に
なる。
【0020】本実施形態において指圧粒13の素材とし
て竹材を用いていることにより、竹材の吸湿作用、放湿
作用によって装着感が向上し、汗などによって滑りが発
生して十分な指圧効果が得られないという事態の発生を
抑制できる。また、靴内の湿度を調整する作用もある。
さらに、竹材の抗菌作用、抗炎症作用、止痒作用などに
よって、雑菌の繁殖を抑制し、接触する人体の皮膚炎な
どを緩解させ、さらに水虫などを治療する効果が得られ
る。
【0021】心臓弁膜症、白内障、痔、慢性下痢、水虫
などの症状を呈する人に本実施形態を実際に靴の内部に
入れて効果を調べたところ、それぞれの症状は数日から
数週間のうちに緩解し、明白な効果が得られた。なお、
本発明の指圧具は、上述の図示例にのみ限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種
々変更を加え得ることは勿論である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る指圧具
によれば、多面体形状若しくは竹製の指圧粒を用いるこ
とにより、指圧粒の動きが適度に制限され、不所望な指
圧粒の動きにより思ってもいなかった部位に強い衝撃を
受けたり、指圧粒が滑ったりすることを防止でき、指圧
部位を保持し、使用者の安定性を確保することができる
という優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る指圧具の実施形態の外観を示す概
略斜視図である。
【図2】同実施形態の縦断面図である。
【図3】同実施形態において面ファスナーの一部を接合
させた状態を示す縦断面図である。
【図4】同実施形態における指圧粒の形状例を示す拡大
図である。
【図5】同実施形態の使用状態の例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
10 指圧具 11 袋 12 接合部 13 指圧粒 14,15 面ファスナー 20 靴

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性素材からなる被覆を有する収容部
    内に多面体形状を備えた指圧粒を転動可能に収容したこ
    とを特徴とする指圧具。
  2. 【請求項2】 可撓性素材からなる被覆を有する収容部
    内に竹製の指圧粒を転動可能に収容したことを特徴とす
    る指圧具。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、前記被
    覆は通気性を備えた素材を用いて構成されていることを
    特徴とする指圧具。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記指圧粒は竹製で
    あることを特徴とする指圧具。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    項において、前記収容部の内面上にそれぞれ取り付けら
    れ、少なくとも一方が前記被覆の内面に取り付けられた
    相互に対向する一対の面ファスナーが相互に接合可能に
    設けられていることを特徴とする指圧具。
JP11004412A 1999-01-11 1999-01-11 指圧具 Pending JP2000201998A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010083786A (ko) * 2001-04-02 2001-09-03 김권헌 양발바닥 마사지용 발판에 열을 가감토록 담아 만든 한쌍의 작은 조약돌 발판과 이의 제작방법.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010083786A (ko) * 2001-04-02 2001-09-03 김권헌 양발바닥 마사지용 발판에 열을 가감토록 담아 만든 한쌍의 작은 조약돌 발판과 이의 제작방법.

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