JP2000201840A - 食品カッタ―と食品カッタ―用食品保持具 - Google Patents

食品カッタ―と食品カッタ―用食品保持具

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JP2000201840A
JP2000201840A JP11007200A JP720099A JP2000201840A JP 2000201840 A JP2000201840 A JP 2000201840A JP 11007200 A JP11007200 A JP 11007200A JP 720099 A JP720099 A JP 720099A JP 2000201840 A JP2000201840 A JP 2000201840A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】刃板が取り付けられた擦り台上で食品を擦り動
かしてスライスする従来の食品カッターは、切れ刃が擦
り方向と直交する姿勢で設けられている場合はカット作
用が「押し切り」になり、切れ刃が斜めになっている場
合は食品が横滑りし易くなる。また、スライスの厚さを
調節できる機能が無かった。 【解決手段】食品45を擦り動かす擦り面35を有する
擦り台本体3と、略V字形をした切れ刃5aを有して前
記擦り面35より高いところに位置するように擦り台本
体3に取り付けられたスライス刃板5と、擦り面35の
擦り始め側領域29を担い擦り台本体3に昇降自在に支
持された可動擦り台7と、この可動擦り台7を昇降させ
る調節レバー9とで構成した。従って、切れ刃5aによ
るカット作用が「引き切り」になり、それでいて、食品
45は切れ刃5aの屈曲頂部の両側2箇所に当たるた
め、食品45を擦り動かす力が横方向へ案内される虞れ
は無い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品カッターと、
食品カッター用食品保持具に関する。詳しくは、野菜等
の食品を手操作で動かしてスライス(薄切り)したり千
切りしたりするための食品カッターと、この食品カッタ
ーで処理する食品を安全に保持するための食品保持具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば大根やトマト等の食品を手作業で
スライスしたり千切りしたりする食品カッターには、従
来から各種のものがあり、その一つに、擦り台の擦り面
に水平な姿勢の刃板を取り付けて、滑り面上で食品を滑
らせながら切れ刃に当てることで食品をスライスした
り、刃板の手前に垂直な姿勢の多数の千切り刃を配置し
て食品を千切りできるようにしたものがある。このタイ
プのものにおいては、通常、刃板の向きが、食品を滑ら
せる方向と直交する姿勢又は斜めに傾いた姿勢で設けら
れている。また、この種の食品カッターによる作業は、
手で掴んだ食品を切れ刃の上で擦り動かすという危険な
作業になってしまうことから、食品を安全に保持するた
めの保持具が用意されることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このタイプの従来の食
品カッターにあっては、食品を必ずしもきれいにスライ
スできないとか、食品が擦り面上で横移動してしまう等
の問題があった。例えば、刃板が食品を滑らせる方向と
直交する姿勢で設けられている場合は、切れ刃によるカ
ット作用が「押し切り」になってしまうため、抵抗が大
きく、従って、スライスするのにある程度強い力が必要
であり、切り口が汚なくなってしまい、特に、トマト等
のやわらかい食品にあっては、どうしてもつぶれてしま
うことが多い。
【0004】この点、刃板を斜めに構えたものにあって
は、切れ刃によるカット作用が、「引き切り」になるた
め、切り口はきれいになる。ところが、食品を滑らせる
方向に対して切れ刃が斜めになっている関係上、食品を
切れ刃に当てた力が、どうしても切れ刃の遠い側へ案内
されてしまって、食品が横滑りし易くなる。このため、
力の入れ方が適当でないと案外上手く切れなかったり、
横滑りしないように無理な力を入れてしまうといった問
題がある。
【0005】また、従来のこの種の食品カッターにあっ
ては、スライスの厚さを調節できる機能が無かったた
め、使用範囲が限られてしまうという問題もあった。
【0006】更に、従来の食品保持具の多くは、互いに
対向する把持部に指を掛けて、この把持部で食品を掴む
構造になっていたので、指先に力を入れながら食品保持
具を動かすという作業になってしまう。従って、使用す
るにはある程度のコツが必要であるため扱いが案外面倒
で、特に、形が小さいものやニンニクのように不安定な
形をしている食品は非常に掴みにくく、やわらかいもの
は握りつぶしてしまうこともある。そして、把持部で掴
んだ部分はスライスできずに必ず残ってしまうので、食
品の全ての部分を処理し終えることがどうしてもできな
いという問題がある。
【0007】本発明は上記した従来の問題点に鑑みて為
されたものであり、カット作用が「引き切り」で行なわ
れ、しかも、食品を刃に当てた力が横方向へ案内される
ことの無い食品カッターを提供することを目的とする。
また、本発明はスライスの厚さを任意に調節できる食品
カッターを提供することを目的とする。更に、本発明
は、食品を保持するための力の入れ方が極く簡単で済
み、小さいものや不安定な形の食品でも安定に保持する
ことができ、しかも、保持した食品を殆ど残すこと無く
処理し終えることができる食品保持具を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に記載の食品カッターは、食品を擦り動か
す擦り面を有する擦り台と、切れ刃が前記擦り面より高
いところに位置するように擦り台に取り付けられたスラ
イス刃板とを備え、スライス刃板の切れ刃を、擦り面の
擦り始め側領域に向かって開いたほぼV字形にしたもの
である。
【0009】この食品カッターにあっては、食品を擦る
位置が擦り面の幅方向中央から側方へ完全にずれていな
い限り、その食品が切れ刃に当たる位置は、常に、切れ
刃の屈曲頂部を挾んだ左右両側2個所になり、この2個
所に加えられた力が逃げようとする方向は互いに屈曲頂
部に向かって打ち消し合うことになる。従って、食品が
切れ刃によって相対的に横方向へ振られることは決して
無く、切れ刃に対する食品の当たりは極めて安定したも
のになる。
【0010】そして、食品がこのようにして切れ刃に当
たった部位は、そのまま先へ直進するので、切れ刃が当
該食品に当たる位置は相対的に斜め側方へ移動する。従
って、切れ刃による食品の切断は「引き切り」で行われ
ることになり、このため、切り口がつぶれること無く、
きれいにスライスできる。
【0011】請求項2の発明は、食品を擦り動かす擦り
面を有する擦り台本体と、切れ刃が前記擦り面より高い
ところに位置するように擦り台本体に取り付けられたス
ライス刃板とを備えた食品カッターであって、擦り面の
擦り始め側領域を担う可動擦り台を擦り台本体に昇降自
在に支持させ、切れ刃に対する可動擦り台の高さを調節
する調節手段を設けたものである。
【0012】このようにすれば、擦り面と切れ刃との落
差を調節できるため、食品を所望の厚さでスライスでき
る。本発明を実施する場合、可動擦り台を擦り台本体に
対して傾斜した方向へ移動自在に支持させ、調節手段
は、水平面内で回動する調節レバーの動きが可動擦り台
を前後方向へ押圧するように構成すれば、調節手段を薄
型に構えることができる。
【0013】請求項3の発明は、請求項1又は2に記載
した食品カッターであって、擦り面のうちスライス刃板
の切れ刃に近接した位置から上方へ突出した多数の千切
り刃を等間隔で配置したものである。従って、食品の千
切りを安定に、且つ、きれいに行うことができる。
【0014】請求項4の発明は、請求項3に記載した食
品カッターにおいて、金属板から切り起こされた多数の
切起し片を千切り刃とする千切り刃板を複数上下に重ね
て設け、下側の千切り刃板の千切り刃を上側の千切り刃
板の切起し孔を通して上方へ突出させたものである。
【0015】このようにすれば、横一列(真横とは限ら
ない)に並ぶ状態の千切り刃の配列ピッチを可及的に小
さくすることができる。即ち、千切り刃を金属板から切
り起こす場合、その千切り刃の配列ピッチは、千切り刃
に必要とされる丈よりある程度長い寸法が最小のピッチ
として制約されてしまうが、本発明によれば、そのよう
に制約される最小ピッチの間に別の刃板の千切り刃を配
置させることができるので、千切り刃の位置を擦り方向
へ交互にずらせなくても、横一列(真横とは限らない)
に並ぶ状態で千切り刃の配列ピッチを可及的に小さくす
ることができる。
【0016】請求項5の発明は、食品を擦り動かす擦り
面を有する擦り台と、切れ刃が前記擦り面より高いとこ
ろに位置するように擦り台に取り付けられたスライス刃
板とを備え、前記擦り面上で食品を擦り動かすことで当
該食品が切れ刃によってスライスされるようにした食品
カッター用の食品保持具であって、擦り台の擦り面以外
の部位に摺動自在に乗るスライドベースと、このスライ
ドベースのうち擦り面と対応した領域に形成された孔の
周縁から上に突出した筒状の食品押え装着部と、下端面
に多数のスパイクが形成され前記食品押え装着部に上下
方向へ摺動自在に収納された食品押えとを備え、食品の
保持は食品押えの下端面と擦り台の擦り面との間で押え
て行うようにしたものである。
【0017】この食品カッター用食品保持具にあって
は、食品を保持するための力の入れ方は、食品押えを摺
り台に対して押しつけるだけのことで済むので、食品を
手で直に掴んで擦り動かす場合の力の入れ方と殆ど違い
が無い。従って、食品を指先で掴むようにしていた従来
の食品保持具に比べて操作が非常に簡単であり、小さい
ものや不安定な形をした食品であっても安定に保持する
ことができる。そして、食品のカットは、食品押えのス
パイクが切れ刃に当たる直前まで行うことができるの
で、スパイクが刺さった厚み分を除いて残らず処理する
ことができる。
【0018】この食品保持具を実施する場合は、食品押
さえと食品押え装着部との間に食品押えの回り止め手段
を設けたり、食品押えのスパイクが擦り面に当たる手前
の位置で食品押えがそれより下に下がらないように規制
するストッパーを設けると良い。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る食品カッタ
ーと、食品カッター用食品保持具を図面に示した各実施
の形態に従って説明する。図1から図4は、本発明の第
一の実施の形態に係る食品カッター1を示すものであ
る。この食品カッター1は、合成樹脂製の擦り台本体3
と、スライス刃板5と、可動擦り台7と、厚さ調節レバ
ー9等から構成される。
【0020】擦り台本体3は、下面全体が開口した薄い
ほぼ箱形をしており、前後方向(図1における右下方へ
向かう方向を前側とし、同図における左下方へ向かう方
向を左側とする。)に長い天板11と、この天板11の
外周縁全体から下方へ突出した丈の小さい周壁13とが
一体に形成されて構成されている。擦り台本体3の前端
部には楕円形のフック孔15が形成されている。この前
端部とその他の部分とが連続する部位は首のように幅が
やや狭くなっている。周壁13の左右両側部13aの上
端は、天板11より多少上に延びて脱落防止壁を形成し
ている。
【0021】天板11には大きな口17が形成され、こ
の口17は、天板11の前後両端側にある程度の領域を
残して設けられている。この口17の後端縁は、前方へ
向かって開いたほぼV字形を為し、口17の左右両端は
周壁13の左右両側部13aに達している。後端縁のV
字形の開き角はほぼ80°になっており、この後端縁に
沿って延びる細幅な領域は、その他の部分より僅かに低
い刃板装着部19になっていて、この刃板装着部19に
4つの刃板取付け孔21が形成されている。天板11の
うち口17から前側の部分は、口17から後側の部分よ
りやや低い。また、天板11のうち口17から後側の部
分における上面は擦り面22になっていて、この摺り面
22に前後方向へ延びる横滑り防止突条23が左右方向
へ多数形成されている。
【0022】周壁13の左右両側部13aの内側面に
は、口17と対応した部分のほぼ中間の位置と後端に、
可動擦り台係合溝25が形成されている。この可動擦り
台係合溝25は、天板11に対して前下がりにほぼ30
°傾斜しており、その上下両端は側部13aの上下両面
に開口している。天板11の口17から前側の部分にお
けるほぼ中央部から円筒状をした比較的小さなボス27
が下方へ突出している。
【0023】スライス刃板5は、その厚み方向から見て
ほぼV字形をしており、そのV字形の開き角は前記刃板
装着部19と同じ角度で、その幅は刃板装着部19の幅
の2倍程度になっている。スライス刃板5はその内側縁
が切れ刃5aになっており、その外側縁寄りの位置に4
つの取付け孔5bが形成されている。そして、このスラ
イス刃板5は、その外側縁寄りの半部が刃板装着部19
に載置した状態で擦り台本体3に固定される。従って、
スライス刃板5はその切れ刃5aが口17の後側縁を為
すように設けられる。
【0024】可動擦り台7も下面が開口した薄い箱形を
為し、厚み方向から見た大きさと形状は前記口17の大
きさ及び形状とほぼ等しく、その上面は食品を擦り動か
すための擦り面29になっている。この擦り面29に前
後方向へ延びる横滑り防止突条23´が左右方向へ多数
形成されている。そして、この可動擦り台7の左右両側
面の前端寄り位置と後端には前下がりに傾斜した係合突
部31が形成されている。この係合突部31の大きさと
傾斜度及び相互の位置関係は、擦り台本体3に形成され
た前記4つの可動擦り台係合溝25の大きさと傾斜及び
位置関係と一致している。
【0025】このような可動擦り台7は、その4つの係
合突部29が擦り台本体3の4つの可動擦り台係合溝2
5に各別に係合することで擦り台本体3に支持される。
従って、上方から見て、可動擦り台7は擦り台本体3の
口17を塞ぐように位置する。この擦り面29と擦り台
本体3の摺り面22とで食品カッター1の全擦り面35
が構成される。可動擦り台7の下面の後端寄り位置から
は円筒状の被押圧ピン33(図4参照)が垂直に突出し
ている。
【0026】厚さ調節レバー9は前後方向に長く、その
前端部中央にボス孔37が形成され、後端部にはほぼ左
右方向へ円弧状に延びる制御長孔39が形成されてい
る。この制御長孔39の上記ボス孔37からの距離は一
定で無く、この距離は、図3を見て分かるように、制御
長孔39の左端において一番長く、右側へ行くに従って
次第に短くなっている。
【0027】この厚さ調節レバー9は、その後半部が可
動擦り台7に下から重なるように位置すると共に、その
制御長孔39には可動擦り台7の被押圧ピン33が摺動
自在に係合され、ボス孔37には擦り台本体3の前記ボ
ス27が回動自在に挿通される。そして、このボス27
に挿入されたフランジ付きの抜け止めピン41がボス2
7に超音波溶着される。これにより、厚さ調節レバー9
が擦り台本体3の天板11の下面に水平方向へ回動自在
に支持される。
【0028】可動擦り台7は、その被押圧ピン33が厚
さ調節レバー9の制御長孔39に係合することで前後方
向への動きを阻止され、それにより、擦り台本体3に対
する高さ位置が規定される。換言すれば、厚さ調節レバ
ー9が回動したときは、その制御長孔39の縁が被押圧
ピン33を前後方向へ押圧するので、可動擦り台7が前
記可動擦り台係合溝25に沿って移動され、それによ
り、可動擦り台7の高さ位置が変更される。即ち、厚さ
調節レバー9が下方から見た時計回り方向へ回動する
と、制御長孔39の前側縁が被押圧ピン33を前方へ押
圧するので可動擦り台7が前下方へ変位し、逆に、厚さ
調節レバー9が下方から見た反時計回り方向へ回動する
と制御長孔39の前側縁が被押圧ピン33を前方へ押圧
するので可動擦り台7が後上方へ変位する。
【0029】高さ調節レバー9が図3に実線で示す位置
に来ているとき、可動擦り台7はその移動範囲における
一番高い位置に来ており、この状態では、可動擦り台7
の擦り面29はスライス刃板5の切れ刃5aより僅かに
低い高さにある。食品カッター1は以上のように構成さ
れている。
【0030】次に、この食品カッター1の使用方法と作
用を説明する。擦り台本体3をまな板や後述する補助台
などに置き、目的の食品45を握って可動擦り台7の擦
り面29上に乗せ、その食品45をスライス刃板5に押
し当てるように後方へ滑らせると、食品45の下端がス
ライス刃板5によってスライスされる。
【0031】この場合、スライス刃板5の切れ刃5aは
前方に向かって開いた、即ち、全擦り面35のうち擦り
始め側領域としての擦り面29側に向かって開いたV字
形をしているので、食品45が擦り面29の中央から側
方へ完全にずれていない限り、その食品45が切れ刃5
aに当たる個所は、切れ刃5aの屈曲頂部を挾んだ左右
両側に各別に対応した2個所になり、この2個所に加え
られた力が逃げようとする方向は、互いに切れ刃5aの
屈曲頂部に向かう方向になるため、この力は互いに打ち
消し合うことになる。従って、食品45が切れ刃5aに
よって相対的に横方向へ振られることは決して無く、食
品45の切れ刃5aに対する当たりは極めて安定したも
のになる。
【0032】そして、食品45がこのようにして切れ刃
5aに当たった個所は、そのまま後方へ直進するので、
切れ刃5aが当該食品45に当たる部位は相対的に斜め
側方へ移動する。従って、切れ刃5aが食品45を切る
作用は「引き切り」で行われることになるので、切り口
がつぶれること無く、きれいにスライスすることができ
る。
【0033】このようにしてスライスした食品45の厚
さが適当で無いときは、厚さ調節レバー9を動かして可
動擦り台7の高さ位置を調節する。即ち、スライスの厚
さが厚過ぎる場合は、厚さ調節レバー9を下方から見た
反時計回り方向へ回動させて可動擦り台7を上げれば、
可動擦り台7の上面である擦り面29とスライス刃板5
の切れ刃5aとの落差が小さくなるので薄くスライスで
きるようになる。これと反対に、スライスの厚さが薄過
ぎる場合は、厚さ調節レバー9を下方から見た時計回り
方向へ回動させて可動擦り台7を図4に二点鎖線で示す
ように下げれば、上記落差が大きくなるので厚めにスラ
イスできるようになる。
【0034】図5から図7は、本発明の実施の形態に係
る食品保持具51を示すものである。この食品保持具5
1は、主として、ニンニク等元々形の小さい食品や、使
われて薄く小さくなってしまった食品をスライスすると
きに使用するもので、スライドベース53と、食品押え
55とから構成される。
【0035】スライドベース53は、正方形の平板状を
したベースプレート57と、その左右両端から下垂状に
延びた壁状の直進ガイド59と、ベースプレート57の
中央部に形成された比較的大きな円形の孔57aの周縁
から立ち上がった円筒状の食品押え装填部61とが合成
樹脂で一体に形成されて成る。また、食品押え55は、
上面が開口した円筒状の押え本体63と、この押え本体
63にその上面を塞ぐように一体的に結合された円形の
キャップ65とから成り、押え本体63が前記食品押え
装填部61に摺動自在に収納される。キャップ65は押
え本体63に外嵌状に結合されていて、その下面は押え
本体63の外周面から張り出したフランジ様のストッパ
65aを形成している。
【0036】押え本体63の下端面には小さなスパイク
67が多数形成されている。また、押え本体63の外周
面には上下方向へ延びた回止め溝69が周方向へ4つ等
間隔で設けられている。これに対応して、スライドベー
ス53の食品押え装填部61の内周面には、上下方向へ
延びた回止め突条71が周方向へ4つ等間隔で設けられ
ている。食品押え装填部61内への押え本体63の収納
は、回止め突条71が回止め溝69に係合する状態で為
される。従って、食品押え55は、食品押え装填部61
に対し回止めされて、上下方向へのみ移動自在になるよ
うに装填される。
【0037】この食品保持具51は次のように使用する
(図6参照)。先ず、前記食品カッター1を補助台75
に乗せる。この補助台75は、左右の側壁77と、これ
ら側壁77を連結した水平な台板79を有し、台板79
には大きな口79aが形成されている。この台板79上
に食品カッター1の擦り台本体3を乗せる。
【0038】そして、食品保持具51の左右の直進ガイ
ド59が補助台75を股ぐようにして、ベースプレート
57を擦り台本体3に乗せ、目的の食品81(例えばニ
ンニク)を食品押え装填部61を通して食品カッター1
の可動擦り台7上に落とし、この食品押え装填部61に
食品押え55の押え本体63を挿入して、スパイク67
を食品81に軽く刺す。この状態から、食品押え装填部
61とキャップ65を掴む。この掴み方は、キャップ6
5が掌に収まるようにするか、あるいは人差指や中指を
キャップ65に掛けてその他の指で食品押え装填部61
を握るようにすると良い。
【0039】これにより、当該食品81が擦り面22又
は29と食品押え55とで押えられて保持され、この保
持状態は、食品押え55を下方へ適度に押し続けるだけ
で保たれる。この場合、食品81の形が不安定であって
も、食品押え55に加えた力の方向はスライドベース5
3によって垂直方向に規制されるため、フラフラするこ
とは無い。
【0040】このようにして食品保持具51及びキャッ
プ65を掴んで前後に移動させると、当該食品81がス
ライス刃板5によってスライスされる。そして、当該食
品81がスライスされて行くに従って、食品押え55は
スライドベース53に対して次第に沈んで行って、最終
的には、前記ストッパ65aが食品押え装填部61の上
端に当接する。この当接は、スパイク67が可動擦り台
7の擦り面29に当たる直前で為される。このように食
品81はスパイク67が刺さった僅かな部分だけを残し
て全てスライスされる。
【0041】図8から図11は本発明の第二の実施の形
態に係る食品カッター85を示すものである。この食品
カッター85は千切り用のもので、擦り台3Aと、食品
カッター1におけるものと同じスライス刃板5と、千切
り刃板87と、刃板押え89とから構成される。
【0042】擦り台3Aの基本的な形状は、食品カッタ
ー1の擦り台本体3と同じであり、天板が大きな口を有
しない点だけが相違する。従って、この相違点を除き、
擦り台3Aについては、食品カッター1の擦り台本体3
の各部に付した符号と同じ符号を図面に付することで説
明を省略する(このような符号の使い方とその意味は、
後述する第三の実施の形態においても同様とする)。こ
の擦り台3Aにおいては、天板11のうち刃板装着部1
9から前側の領域11aがこの刃板装着部19近くまで
延びていて、この領域11aと刃板装着部19との間に
刃板装着部19と平行に延びるスリット91を形成して
いる。この前側領域11aは刃板装着部19から後側の
領域よりやや低くなっている。
【0043】そして、天板11の前側領域11aの後端
部には、前後方向に延びる短い切溝93が多数形成され
ている。これら切溝93の配列は、全体として見て、ス
ライス刃板5と平行な方向へ、即ち、V字形を呈するよ
うに為され、その配列ピッチは一定になっている。天板
11のうち切溝93が形成された領域の下面には千切り
刃板装着凹部95(図10参照)が形成されている。
【0044】千切り刃板87は、厚さ約0.1ミリメー
トルのステンレススチール製の板材により形成され、ス
ライス刃5とほぼ同じ大きさのV字形をした母材97
と、この母材97から切起し法によって立ち上げ形成さ
れた多数の千切り刃99とから成る。千切り刃99は前
後方向へ延びる姿勢で立ち上がっていて、左右方向から
見た形状は図10に示すようにほぼ五角形をしており、
母材97の長手方向へ等間隔で配列されている。左右方
向における千切り刃99の配列ピッチP(図11参照)
は3.4ミリメートルになっている。前記した切溝93
の左右方向における配列ピッチは、千切り刃99の配列
ピッチPと一致している。
【0045】このような千切り刃板87は、その千切り
刃99の三角形状をした上半部が切溝93を通して上に
突出し、且つ、母材97が千切り刃板装着凹部95に収
められる。そして、この母材97の下に刃板押え89が
重ねられ、この刃板押え89は天板11に超音波溶着さ
れる。このようにしてスライス刃板5の手前に多数の千
切り刃99が配置される。従って、擦り面35上で食品
45を擦り動かすと、その食品45の下端部は千切り刃
99によって多数の溝を切られた直後にスライス刃板5
によってスライスされ、それにより千切りされる。
【0046】図12から図14は本発明の第三の実施の
形態に係る食品カッター85Aを示すものである。この
食品カッター85Aは細千切り用のもので、前記第二の
実施の形態で示した食品カッター85と比較して相違す
る点は、主として、第一、第二の2枚の千切り刃板を有
する点だけである。
【0047】101は第一の千切り刃板を示す。この第
一の千切り刃板101は、千切り刃板87と殆ど同じ形
態のもので、母材97と21枚の千切り刃99を備える
と共に、真中の千切り刃99から2分の1ピッチP左側
へ寄った位置に切り溝101aが形成されている。千切
り刃99の最高丈は4.2ミリメートルになっている。
【0048】103は第二の千切り刃板を示す。この第
二の千切り刃板103も、第一の千切り刃板101とほ
ぼ同様で、母材97と千切り刃99´を備えているが、
この千切り刃99´は、数が23枚である点と母材97
に対する配列位相が第一の千切り刃板101におけるも
のと相違する。即ち、第一の千切り刃板87の千切り刃
99の配列位相は、一番後ろのものが母材97のV字の
屈曲頂部と丁度対応した位置にあり、この位置の千切り
刃99を挾んで左右両側にそれぞれ10個互いに対称に
配置された位相になっている。第二の千切り刃板103
の千切り刃99´の配列位相は、一番後ろのものが母材
97のV字の屈曲頂部と対応した位置から左右両側へ丁
度2分の1ピッチP(1.7ミリメートル)ずれた位置
にあって、その母材97を第一の千切り刃板101の母
材97に重ねたとき、千切り刃99´が第一の千切り刃
板101における千切り刃99の切り起こし孔97aと
切溝101aに各別に対応する位相になっている。千切
り刃99´の最高丈は4.3ミリメートル(千切り刃9
9の最高丈に母材97の板厚を加えた寸法)になってい
る。
【0049】この食品カッター85Aにおいては、擦り
台3Aに形成された切り溝93が、第一の千切り刃板1
01の千切り刃99と、第二の千切り刃板103の千切
り刃99´にそれぞれに対応した位置に設けられてい
る。そして、第一の千切り刃板101は、千切り刃板8
7と同様、千切り刃99を切溝93に通しながら、母材
97を擦り台3Aの千切り刃板装着凹部95に納め、第
二の千切り刃板103は、第一の千切り刃板101に下
から重ねるように装着する。即ち、第二の千切り刃板1
03は、その千切り刃99´を第一の千切り刃板101
の切起し孔97a及び切溝101aと擦り台3Aの切溝
93に通しながら、母材97を第一の千切り刃板101
の母材97に下から重ねる。そして、この第二の千切り
刃板103の母材97に下から前記刃板押え89を重ね
て擦り台3Aに超音波溶着する。
【0050】従って、第一の千切り刃板101の千切り
刃99と第二の千切り刃板103の千切り刃99´が、
2分の1ピッチPで交互に並んで、擦り台3Aの切溝9
3を通して上に突出するので、カットされる食品の線巾
は食品カッター85による線幅の半分になる。
【0051】前記したように、第一の千切り刃板101
の千切り刃99の最高丈は4.2ミリメートルであり、
これを一枚の母材97から切り起こす場合の最小ピッチ
は、配列方向が真横である場合は5ミリメートル程度が
ぎりぎりであり、配列方向がV字形に傾いていても、せ
いぜい3.5〜4ミリメートル程度に制約される。これ
は、図14を見て分かるように、これ以上小さいピッチ
にすることは不可能である。この点、本発明において
は、千切り刃99の切り起こし孔97aを利用して、千
切り刃99の間に別の千切り刃板103の千切り刃99
´を配置する構成を採ることで、千切り刃の配列ピッチ
を縮めることを可能にした。
【0052】以上、本発明の実施の形態について詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設
計の変更などがあっても本発明に含まれる。特に、スラ
イス刃板のV字形について、実施の形態においてはV字
の屈曲点の左右両側が互いにぴったり対称を為す形にし
たが、このV字形は必ずしも完全な左右対称でなくても
良い。また、実施の形態に示したスライス刃板のV字の
開き角や、千切り刃の形状や寸法等はあくまでも一例で
あって、本発明の必須要件で無いことは勿論である。
【0053】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載した食品
カッターにあっては、スライス刃板の切れ刃がほぼV字
形になっているので、食品が切れ刃によって相対的に横
方向へ振られることは決して無く、切れ刃に対する食品
の当たりは極めて安定したものになる。しかも、切れ刃
による食品の切断は「引き切り」で行われることになる
ため、切り口がつぶれること無く、きれいにスライスで
きる。
【0054】請求項2の発明によれば、食品を所望の厚
さでスライスできる。尚、実施の形態では、可動擦り台
を擦り台本体に対して傾斜した方向へ移動自在に支持さ
せると共に、水平面内で回動する調節レバーの動きに従
って可動擦り台を前後方向へ押圧されるようにしたの
で、調節手段をかなり薄型に構えることができる。
【0055】請求項3の発明によれば、食品の千切りを
安定に、且つ、きれいに行うことができる。
【0056】請求項4の発明によれば、千切り刃の位置
を擦り方向へ交互にずらせなくても、横一列(真横とは
限らない)に並ぶ状態で千切り刃の配列ピッチを可及的
に小さくすることができる。
【0057】請求項5の発明によれば、食品を指先で掴
むようにしていた従来の食品保持具に比べて操作が非常
に簡単であり、小さいものや不安定な形をした食品であ
っても安定に保持することができる。そして、食品のカ
ットは、食品押えのスパイクが切れ刃に当たる直前まで
行うことができるので、スパイクが刺さった厚み分を除
いて残らず処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態に係る食品カッター
を示す斜視図である。
【図2】図1に示す食品カッターの分解斜視図である。
【図3】図1に示す食品カッターの拡大底面図である。
【図4】図3のA−A線に沿って切断した拡大断面図で
ある。
【図5】本発明の実施の形態に係る食品保持具の斜視図
である。
【図6】図5に示す食品保持具を、図1に示す食品カッ
ター等に乗せた状態における垂直断面図である。
【図7】図6のB−B線に沿って切断した端面図であ
る。
【図8】本発明の第二の実施の形態に係る食品カッター
を示す斜視図である。
【図9】図8に示す食品カッターの千切り刃板と刃板押
えを示す斜視図である。
【図10】図8に示す食品カッターの要部を拡大した垂
直断面図である。
【図11】図10のC−C線に沿って切断した拡大断面
図である。
【図12】本発明の第三の実施の形態に係る食品カッタ
ーにおける要部を拡大した平面図である。
【図13】図12のD−D線に沿って切断した拡大断面
図である。
【図14】図12に示す食品カッターの2種類の千切り
刃板を示す図である。
【符号の説明】
1 食品カッター 3 擦り台(擦り台本体) 5 スライス刃板 5a 切れ刃 7 可動擦り台 9、33 調節手段 22 擦り面 29 擦り面(擦り始め領域) 35 擦り面 45 食品 51 食品カッター用食品保持具 53 スライドベース 55 食品押え 61 食品押え装填部 67 スパイク 81 食品 85 食品カッター 3A 擦り台 87 千切り刃板 99 千切り刃 85A 食品カッター 97a (上側の千切り刃板の)切起し孔 99´ 千切り刃 101 上側の千切り刃板 103 下側の千切り刃板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】食品を擦り動かす擦り面を有する擦り台
    と、切れ刃が前記擦り面より高いところに位置するよう
    に擦り台に取り付けられたスライス刃板とを備え、スラ
    イス刃板の切れ刃が、擦り面の擦り始め側領域に向かっ
    て開いたほぼV字形を為すことを特徴とする食品カッタ
    ー。
  2. 【請求項2】食品を擦り動かす擦り面を有する擦り台本
    体と、切れ刃が前記擦り面より高いところに位置するよ
    うに擦り台本体に取り付けられたスライス刃板とを備え
    た食品カッターであって、擦り面の擦り始め側領域を担
    う可動擦り台を擦り台本体に昇降自在に支持させ、切れ
    刃に対する可動擦り台の高さを調節する調節手段を設け
    たことを特徴とする食品カッター。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載した食品カッターで
    あって、擦り面のうちスライス刃板の切れ刃に近接した
    位置から上方へ突出した多数の千切り刃を等間隔で配置
    したことを特徴とする食品カッター。
  4. 【請求項4】請求項3に記載した食品カッターにおい
    て、金属板から切り起こされた多数の切起し片を千切り
    刃とする千切り刃板を複数上下に重ねて設け、下側の千
    切り刃板の千切り刃を上側の千切り刃板の切起し孔を通
    して上方へ突出させたことを特徴とする食品カッター。
  5. 【請求項5】食品を擦り動かす擦り面を有する擦り台
    と、切れ刃が前記擦り面より高いところに位置するよう
    に擦り台に取り付けられたスライス刃板とを備え、前記
    擦り面上で食品を擦り動かすことで当該食品が切れ刃に
    よってスライスされるようにした食品カッター用の食品
    保持具であって、擦り台の擦り面以外の部位に摺動自在
    に乗るスライドベースと、このスライドベースのうち擦
    り面と対応した領域に形成された孔の周縁から上に突出
    した筒状の食品押え装填部と、下端面に多数のスパイク
    が形成され前記食品押え装填部に上下方向へ摺動自在に
    収納された食品押えとを備え、食品の保持は食品押えの
    下端面と擦り台の擦り面との間で押えて行うことを特徴
    とする食品カッター用食品保持具。
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