JP2000201821A - 電気湯沸かし器 - Google Patents

電気湯沸かし器

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JP2000201821A
JP2000201821A JP500599A JP500599A JP2000201821A JP 2000201821 A JP2000201821 A JP 2000201821A JP 500599 A JP500599 A JP 500599A JP 500599 A JP500599 A JP 500599A JP 2000201821 A JP2000201821 A JP 2000201821A
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JP
Japan
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temperature
time
water
container
heating
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JP500599A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Shimada
一幸 島田
Masamichi Komada
雅道 駒田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保温中の再沸騰時間を短くして、蒸気量を抑
制することを目的とする。 【解決手段】 液体を収容する容器1と、容器1内の液
体を加熱・保温する加熱手段2と、容器1内の液体温度
を検知する温度検知手段3と、容器1内で保温中の液体
を再加熱させる再加熱開始指示手段6とを備え、保温中
における再加熱開始が前回の沸騰終了時点から所定の待
機時間経過していない時には、再加熱開始から所定時間
経過した時点で沸騰を終了させる電気湯沸かし器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器内に収容され
た液体を加熱・保温する電気湯沸かし器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気湯沸かし器は、例え
ば特開平6−154084号公報に示されているように
なっていた。
【0003】すなわち、有底筒状の容器に、容器内の液
体を加熱する第1の加熱手段および加熱・保温する第2
の加熱手段が当接されている。さらに、容器に当接され
た温度検知手段が容器内の温度を検知する。この温度検
知手段が自動湯沸しを行う境界温度以下を検知すると、
前記第1の加熱手段および第2の加熱手段を駆動して湯
沸かしを開始させる。そして時間を計測する計測手段と
前記温度検知手段から得られる温度上昇勾配より沸騰を
検出する沸騰検知手段と、温度を記憶する記憶手段によ
って、前記沸騰検知手段が沸騰を検出した時の前記温度
検知手段の値を記憶手段に記憶させて湯沸しを終了させ
る。その後保温を維持している最中に、強制的に再加熱
を行わせる再加熱開始指示手段が入力されると、前記記
憶手段の記憶する温度まで加熱手段を駆動するよう構成
していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成では、沸騰直後では温度検知手段もほと
んど温度低下していないのですぐに記憶された温度まで
達するので沸騰時間を短くすることが実現できる。
【0005】しかしながら、再加熱という機能が沸騰直
後に使用されることは実使用上あまり考えられず、一般
的にはしばらくして温度が低下した後に使用される機能
となっている。
【0006】ところが、温度検知手段の性能から述べる
と自ら沸す自動湯沸しと再加熱の時では同じ追従を実現
することは困難な内容となる。すなわち図12の(a)と(b)
で示すような追従を示すのである。これは温度検知手段
の取付けが構造上、加熱手段近辺に取り付けられるため
温度検知手段周辺の温度が高くなり、この影響を受ける
ためである。すなわち、加熱時間の長い自動湯沸しの場
合は周囲温度が高くなり、この影響で温度検知手段は水
温よりも高くなる。一方、再加熱時は短時間の湯沸かし
なので周囲温度上昇の影響を受ける前に沸騰状態に到達
するために温度検知手段の追従が鈍く、むしろ水温より
も低いために、温度検知手段は水よりも低くなるために
図12(a)(b)のように差が生じてくる。そのため同じ温度
で沸騰を終了させても沸騰時間を短くすることが困難に
なってくる。
【0007】さらに、水量の変化によってこの特性は変
化し、一般的に再加熱時の水量が自動湯沸し終了時の水
量と同じである可能性は低く、以上のことから、実使用
上常に沸騰時間を短くすることができない。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、液体を収容する容器と、容器内の液体を加
熱または保温する加熱手段と、前記容器内の液体が沸騰
したことを検出する沸騰検知手段と、前記容器内で保温
中の液体を再加熱させる再加熱開始指示手段とを有し、
保温中における再加熱開始が前回の沸騰終了時点から所
定の待機時間経過していない時には、再加熱開始から所
定時間経過した時点で加熱を終了させる電気湯沸かし器
とする。
【0009】これにより、沸騰後しばらくの間の高温状
態において温度検知手段が温度上昇に時間を要する温度
領域においても確実に沸騰を検知しうる最低時間で湯沸
かしを終了させてやることによって再加熱時間を短縮さ
せるようにするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、液体を収
容する容器と、容器内の液体を加熱または保温する加熱
手段と、前記容器内の液体が沸騰したことを検出する沸
騰検知手段と、前記容器内で保温中の液体を再加熱させ
る再加熱開始指示手段とを有し、保温中における再加熱
開始が前回の沸騰終了時点から所定の待機時間経過して
いない時には、再加熱開始から所定時間経過した時点で
加熱を終了させる電気湯沸かし器とする。
【0011】また、請求項2記載の発明は、容器内の水
量を測定する水量検知手段を有し、この水量検知手段が
検知した水量に応じて所定時間の値を設定するようにし
たものである。
【0012】また、請求項3記載の発明は、液体を収容
する容器と、容器内の液体を加熱または保温する加熱手
段と、容器内の液体温度を検知する温度検知手段と、前
記容器内の保温中の液体を再加熱させる再加熱開始指示
手段とを備え、保温中における再加熱開始時の前記温度
検知手段の検知温度が所定の温度以上の時は、再加熱開
始から所定時間経過した時点で加熱を終了させるように
したものである。
【0013】また、請求項4記載の発明は、容器内の水
量を測定する水量検知手段を有し、この水量検知手段の
検知した水量に応じて所定時間の値を設定するようにし
たものである。
【0014】そして、請求項5記載の発明は、容器内の
液体を出湯させる出湯手段を備え、温度検知手段の出力
により得られる湯沸かし中の温度上昇勾配より判定され
る水量と、前記出湯手段の駆動時間より得られる出湯量
から残水量を求め、この残水量に応じて所定時間を設定
するようにしたものである。
【0015】以上のように本発明は、沸騰終了からしば
らくの間の容器内の液体温度が高くて加熱時に温度上昇
勾配が緩やかなために沸騰検出に時間を要するような状
態でも短時間で沸騰を終了させることを簡単な構成で実
現することができる。
【0016】また、水量によって加熱時間を可変するよ
う構成するために水量に多少に係わらず短時間で沸騰を
終了させることを簡単な構成で実現することができる。
【0017】また、水量検知手段を有さない構成でも水
量に応じた時間設定を行うので短時間で沸騰を終了させ
ることを簡単な構成で実現することができる。
【0018】そして以上のようなことから、使い勝手の
よい、品質の高い電気湯沸かし器を提供することができ
る。
【0019】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の一実施例を添付
の図面で説明する。図1は、本発明の一実施例を示す電
気湯沸かし器のブロック図で、1は液体を収容する容
器,2は容器1に当接し、容器内の液体を加熱する第1
の加熱手段と同様に容器内の液体を加熱・保温する第1
の加熱手段よりもワット出力の小さな第2の加熱手段を
示している。
【0020】3は容器1に当接され、容器内の液体の温
度を検知する温度検知手段、4は自動湯沸し手段、5は
沸騰検知手段であり、この自動湯沸し手段4は温度検知
手段3が保温境界温度(本実施例では約90℃とする)未
満を検知すると加熱手段2を駆動し、その後沸騰検知手
段5によって所定の温度上昇勾配よりも勾配が緩やかに
なったことを検知した加熱手段2を停止させるよう構成
されている。
【0021】6は保温中の液体を強制的に再加熱させる
再加熱開始指示手段、7は前回の湯沸し終了時点から再
加熱開始指示手段6が入力されるまでの時間を計測し
て、その計時時間が所定の待機時間(本実施例では30
分とする)未満の時には第1の所定時間(本実施例では
1分とする)だけ加熱手段2を駆動するように構成した
時間判定手段である。
【0022】16は出湯手段で、容器1の底部からの外部
まで液体を送り出す導水路16h とこの導水路中に構成さ
れ液体を外部まで送り出すポンプ16i から構成されてい
る。
【0023】図2は、本発明の第1の実施例の電気湯沸
かし器の回路図である。図において、11は交流電源、12
は直流電源である。第1の加熱手段および第2の加熱手
段を構成する加熱手段2は、容器内の液体を加熱する第
1の発熱体2aと、第1の発熱体2aよりも加熱電力が小さ
く容器内の液体を加熱保温する第2の発熱体2bと、これ
に交流電源11と直列に接続されたリレー接点2c,2dと、
このリレー接点2c,2dの制御を行なうリレーコイル2e,
2fで構成され、このリレーコイルに電流を流し、前記リ
レー接点を閉じるようになっている。
【0024】温度検知手段3は、温度を抵抗値に変換す
る感温素子3aと、この感温素子3aと抵抗3bとで分圧電圧
値をつくり、これを2進符号に変換するAD変換器3cに入
力される。AD変換器3cは約30〜120 ℃の範囲を単位温度
幅(本実施例では約0.5 ℃)の温度刻みにし、この単位
温度上昇するごとの信号を出力している。
【0025】再加熱開始指示手段6は、保温中の液体を
強制的に再加熱するための入力でスイッチ6a,抵抗6b,
6cで構成される。
【0026】14は報知手段であり、ブザー14a によって
沸騰終了などを報知したり、LED14b ,14c によって
湯沸かし中や保温中を表示してやるものである。
【0027】8は、容器1の下部と上部吐出口を液体を
強制的にくみ上げる電動ポンプ16aを介して接続した導
水路16h に取り付けられ容器内の水量を測定する水量検
知手段である。この水量検知手段8は、導水路16h を複
数に等分した位置に取り付けられた電極8a、8b(本実施
例では3等分)で構成され、水が取り付けられた電極位
置に到達するとその電極は通電されて”H”を出力する
ように構成している。
【0028】なお、ここでは水量検知手段8は、出湯用
の導水路16h に取り付けられた構成となっているが、容
器の下部から容器の上部を接続する水位管に取り付けた
場合にも同様の構成で検知することができるものであ
る。
【0029】出湯手段16は、容器内の液体を外部に送り
出す電動ポンプ16i を駆動させるモーター16a とこのモ
ーター16a と直列に接続された出湯SW16b 、トランジス
タ16c およびこのトランジスタ16c をオン状態にする信
号を出力するロック解除SW16e から構成されており、ロ
ック解除SW16e をオンしてトランジスタ16c をオンした
後に出湯SW16b をオンすると出湯を行う。そして、出湯
終了から一定時間(本実施例では10秒とする)次の出湯
が行われなければトランジスタ16c は再びオフ状態とな
り出湯SW16b をオンするだけでは出湯できないようにな
っている。
【0030】15はマイクロコンピュータ(以後マイコン
と略する)でプログラムを実行することで自動湯沸し手
段4、沸騰検知手段5および時間判定手段7の動作を実
現している。
【0031】図3は、第1の発明におけるマイクロコン
ピュータ15に記憶されたプログラムの温度制御部分のフ
ローチャートを示したもので、これにより動作を説明す
る。
【0032】電気湯沸かし器に電源が投入されると、ま
ず前記保温境界温度以上であるか未満であるかを温度検
知手段3の値より判断する(ステップS1)。一般的には
容器内1には水を入れて沸し始める所からスタートする
が、前記保温境界温度以上で通電された時にはステップ
S14 の保温中の制御に移行する。
【0033】ステップS1で保温境界温度未満の場合は、
第1の発熱体2aを駆動して湯沸しを開始すると同時に報
知手段14のLED表示を湯沸し中の表示を行わせるよう
にする(ステップS2)。つぎに、温度検知手段3の検知
温度が沸騰検知測定を開始させる沸騰開始温度(本実施
例では約80℃とする)以上になったかどうかを判定する
(ステップS3)。この沸騰開始温度は特に制限しなくて
も沸騰検知させることは可能であるが、気圧の関係で沸
点が下がった場合においても絶対に沸騰する恐れのない
所での判断を除去することと、水を入れてしばらくの間
は温度検知手段3が容器1内の温度に追従しようとして
急激な変化を行う恐れもあり、これらによる誤検知を確
実に防ぐ意味で設定した値である。
【0034】ステップS3で沸騰開始温度以上を検知する
と、温度上昇を測定するカウンタの値をクリアした後で
計時を開始する(ステップS4、S5)。そして、ステップ
S6で前記単位温度幅上昇するまでの時間を計時すると、
ステップS7でその時のカウンタ値をN倍(本実施例では
2倍とする)した値を設定値として記憶させて、ステッ
プS8で前記カウンタの値をクリアして、次の前記単位温
度幅上昇する時間の測定を行う(ステップS9,S10 )。
ステップS10 で単位温度幅上昇を検知すると、まだ沸騰
を検知する温度勾配を検知できていないということなの
で次の単位温度幅上昇を検知するためにステップS8に戻
ってカウンタの値をクリアする所から再度測定を行う。
【0035】一方、ステップS10 で、単位温度幅上昇を
検知されない時には、カウンタのその時の値とステップ
S7で設定された設定値とを比較し、設定値の方が大きけ
ればステップS9に戻って計時を継続させる(ステップS1
1 )。ステップS11 でカウンタの値の方が大きければ沸
騰を検知したとみなして、ステップS12 で第1の発熱体
2aを停止させ、報知手段14のブザー14a により沸騰した
ことを報知し、さらにLEDの表示を保温中の表示に切
り替える。そしてカウンタを再度クリアして、沸騰検知
時点からの時間の計時を開始させる(ステップS12 ,S1
3 )。
【0036】次に、保温中の動作に移行するが、ステッ
プS15 で保温維持温度(本実施例では約95℃とする)よ
り温度が高いか低いかを判断し、低い時は第2の発熱体
2bをオンし、高い時はオフするように駆動する(ステッ
プS16、S17)。
【0037】そして、ステップS18 にて、再加熱開始指
示手段6が押されたかどうかを判断し、押されてなけれ
ばステップS1に戻る。一方で再加熱開始指示手段6が押
されると、ステップS19 で、計時中のカウンタの値が前
記所定の待機時間経過しているかどうかを判断する。こ
こで所定の待機時間を経過しておれば、温度検知手段3
の温度も低下しており、既に述べて沸騰検知方法でも短
時間で沸騰検知することが可能なのでステップS4に移行
させてそれ以後の処理を行う。一方前記所定の待機時間
を経過していない場合には、ステップS20,S21でカウン
タをクリアして再度計時を開始させる。そして第1の発
熱体2aを駆動し、第1の所定時間経過するまでその状態
を維持する(ステップS22、S23)。そして第1の所定時
間を経過するとステップS12 に移行させてやるようにす
る。
【0038】このようして、簡単な構成で沸騰検知後の
しばらくの時間での再加熱は、温度上昇勾配に関係なく
第1の所定時間によって沸騰させるので、短時間で沸騰
を検知させることができる。
【0039】なお、本実施例では湯沸しは第1の発熱体
2aのみで行うように制御しているが第2の発熱体2bも併
用して湯沸しさせる構成も可能である。
【0040】また、本実施例でか通常の湯沸しのみ述べ
たが、沸騰時にカルキ成分を除去するために沸騰状態を
しばらく維持させてから加熱を終了させる動作を行わせ
るものもあるが、この場合の所定の待機時間の計時開始
は、加熱手段の駆動を停止させた時点から計時するよう
に構成することで容易に実現させることができる。
【0041】(実施例2)本発明の第2の実施例につい
て図4および図5を参照しながら説明する。なお、第1
の実施例で説明したものと同一構成部材には同一番号を
用い、その説明を省略する。
【0042】図4は本実施例の構成を示すブロック図で
あり、第1の実施例と異なる点は、再加熱開始指示手段
6が押された時の水量検知手段8の検知水量によって時
間判定手段7は再加熱時に通電する第1の所定時間の値
を可変するように構成した点である。
【0043】図5は、本発明第2の実施例のマイコン15
に記憶されたプログラムのフローチャートを示したもの
で、これによって動作を説明する。
【0044】図3と同様に、電源が投入されると、まず
前記保温境界温度以上であるか未満であるかを温度検知
手段3の値より判断する(ステップS31 )。
【0045】ステップS31 で保温境界温度未満の場合
は、第1の発熱体2aを駆動して湯沸しを開始すると同時
に報知手段14のLED表示を湯沸し中の表示を行わせる
ようにする(ステップS32 )。つぎに、温度検知手段3
の検知温度が沸騰検知測定を開始させる沸騰開始温度以
上になったかどうかを判定する(ステップS33 )。
【0046】ステップS33 で前記沸騰開始温度以上を検
知すると、温度上昇を測定するカウンタの値をクリアし
た後で計時を開始する(ステップS34、S35)。そして、
ステップS36 で前記単位温度幅上昇するまでの時間を計
時すると、ステップS37 でその時のカウンタ値を前記N
倍した値を設定値として記憶させて、ステップS38 で前
記カウンタの値をクリアして、次の前記単位温度幅上昇
する時間の測定を行う(ステップS39,S40 )。ステッ
プS40で単位温度幅上昇を検知すると、まだ沸騰を検知
できていないということなので次の単位温度幅上昇を検
知するためにステップS38 に戻ってカウンタの値をクリ
アする所から再度測定を行う。
【0047】一方、ステップS40 で、単位温度幅上昇を
検知されない時には、カウンタのその時の値とステップ
S37 で設定された設定値とを比較し、設定値の方が大き
ければステップS39 に戻って計時を継続させる(ステッ
プS41 )。ステップS41 でカウンタの値の方が大きけれ
ば沸騰を検知したとみなして、ステップS42 で第1の発
熱体2aを停止させ、報知手段14のブザー14a により沸騰
したことを報知し、さらにLEDの表示を保温中の表示
に切り替える。そしてカウンタを再度クリアして、沸騰
検知時点からの時間の計時を開始させる(ステップS42
,S43 )。
【0048】次に、保温中の動作に移行するが、ステッ
プS45 で前記保温維持温度より温度が高いか低いかを判
断し、低い時は第2の発熱体2bをオンし、高い時はオフ
するように駆動する(ステップS46、S47)。
【0049】そして、ステップS48 にて、再加熱開始指
示手段6が押されたかどうかを判断し、押されてなけれ
ばステップS31 に戻る。一方で再加熱開始指示手段6が
押されると、ステップS49 で、水量検知手段8の検知水
量をもとに第1の所定時間の値を設定する。第1の実施
例では満水のことを考慮してこの第1の所定時間(通電
時間)を1分とおいた例を記載したが、本実施例におい
てはこの1分を基準にして水量レベルを3等分している
ため1番下の水位を20秒、中間の水位の時を40秒として
設定する(ステップS49,S50)。
【0050】ステップS50 で通電時間の設定が終了する
と、ステップS51 で計時中のカウンタの値が前記所定の
待機時間経過しているかどうかを判断する。ここで前記
所定の待機時間を経過しておれば、ステップS34 に移行
させてそれ以後の処理を行う。一方前記所定の待機時間
を経過していない場合には、ステップS52,S53でカウン
タをクリアして再度計時を開始させる。そして第1の発
熱体2aを駆動し、ステップS50 で設定された通電時間経
過するまでその状態を維持する(ステップS54、S55)。
そして前記通電時間を経過するとステップS42 に移行さ
せてやるようにする。
【0051】このようして、簡単な構成で水量による沸
騰時間のばらつきを低減さえることができ、短時間で沸
騰を検知させることができる。
【0052】(実施例3)本発明の第3の実施例につい
て図6および図7を参照しながら説明する。なお、第2
の実施例で説明したものと同一構成部材には同一番号を
用い、その説明を省略する。
【0053】図6は、本発明の第3の実施例の電気湯沸
かし器のブロック図で、第1の実施例と異なるところ
は、時間判定手段7によって再加熱の方法を区別してい
たものを、温度判定手段9を備えることで再加熱開始時
の温度によって再加熱の方法を区別するように構成した
点である。
【0054】図7は、本発明第3の実施例のマイコン15
に記憶されたプログラムのフローチャートを示したもの
で、これによって動作を説明する。
【0055】図5と同様に、電源が投入されると、まず
前記保温境界温度以上であるか未満であるかを温度検知
手段3の値より判断する(ステップS61 )。
【0056】ステップS61 で保温境界温度未満の場合
は、第1の発熱体2aを駆動して湯沸しを開始すると同時
に報知手段14のブザー14a のLED表示を湯沸し中の表
示を行わせるようにする(ステップS62 )。つぎに、温
度検知手段3の検知温度が沸騰検知測定を開始させる前
記沸騰開始温度以上になったかどうかを判定する(ステ
ップS63 )。
【0057】ステップS63 で前記沸騰開始温度以上を検
知すると、温度上昇を測定するカウンタの値をクリアし
た後で計時を開始する(ステップS64、S65)。そして、
ステップS66 で前記単位温度幅上昇するまでの時間を計
時すると、ステップS67 でその時のカウンタ値を前記N
倍した値を設定値として記憶させて、ステップS68 で前
記カウンタの値をクリアして、次の前記単位温度幅上昇
する時間の測定を行う(ステップS69,S70)。ステップ
S40 で単位温度幅上昇を検知すると、まだ沸騰を検知で
きていないということなので次の単位温度幅上昇を検知
するためにステップS68 に戻ってカウンタの値をクリア
する所から再度測定を行う。
【0058】一方、ステップS70 で、単位温度幅上昇を
検知されない時には、カウンタのその時の値とステップ
S67 で設定された設定値とを比較し、設定値の方が大き
ければステップS69 に戻って計時を継続させる(ステッ
プS71 )。ステップS71 でカウンタの値の方が大きけれ
ば沸騰を検知したとみなして、ステップS72 で第1の発
熱体2aを停止させ、報知手段14のブザー14a により沸騰
したことを報知し、さらにLEDの表示を保温中の表示
に切り替える。
【0059】次に、保温中の動作に移行するが、ステッ
プS73 で前記保温維持温度より温度が高いか低いかを判
断し、低い時は第2の発熱体2bをオンし、高い時はオフ
するように駆動する(ステップS74、S75)。
【0060】そして、ステップS76 にて、再加熱開始指
示手段6が押されたかどうかを判断し、押されてなけれ
ばステップS61 に戻る。一方で再加熱開始指示手段6が
押されると、ステップS77 で、温度検知手段3の検知温
度が所定の温度(本実施例では97℃とする)以上かどう
かを判断する。ここで前記所定の温度未満まで温度が低
下していれば、ステップS64 に移行させてそれ以後の処
理を行う。一方前記所定の温度以上の場合には、ステッ
プS78 ,S79 でカウンタをクリアして再度計時を開始さ
せる。そして第1の発熱体2aを駆動し、第2の所定時間
(本実施例では1分とする)を経過するまでその状態を
維持する(ステップS80、S81)。そして前記通電時間を
経過するとステップS72 に移行させてやるようにする。
【0061】このようして、簡単な構成で沸騰検知後の
しばらくの温度検知手段が高温状態での再加熱は、温度
上昇勾配に関係なく第2の所定時間によって沸騰させる
ので、短時間で沸騰を検知させることができる。
【0062】(実施例4)本発明の第4の実施例につい
て図8および図9を参照しながら説明する。なお、第3
の実施例で説明したものと同一構成部材には同一番号を
用い、その説明を省略する。
【0063】図8において、第3の実施例と異なるとこ
ろは、第3の実施例と異なる点は、再加熱開始指示手段
6が押された時の水量検知手段8の検知水量によって温
度判定手段9は再加熱時に通電する前記第2の所定時間
の値を可変するように構成した点である。
【0064】図9は、本発明第4の実施例のマイコン15
に記憶されたプログラムのフローチャートを示したもの
で、これによって動作を説明する。
【0065】図7と同様に、電源が投入されると、まず
前記保温境界温度以上であるか未満であるかを前記温度
検知手段3の値より判断する(ステップS91 )。
【0066】ステップS91 で保温境界温度未満の場合
は、第1の発熱体2aを駆動して湯沸しを開始すると同時
に報知手段14のLED表示を湯沸し中の表示を行わせる
ようにする(ステップS92 )。つぎに、温度検知手段3
の検知温度が沸騰検知測定を開始させる前記沸騰開始温
度以上になったかどうかを判定する(ステップS93 )。
【0067】ステップS93 で前記沸騰開始温度以上を検
知すると、温度上昇を測定するカウンタの値をクリアし
た後で計時を開始する(ステップS94、S95)。そして、
ステップS96 で前記単位温度幅上昇するまでの時間を計
時すると、ステップS97 でその時のカウンタ値を前記N
倍した値を設定値として記憶させて、ステップS98 で前
記カウンタの値をクリアして、次の前記単位温度幅上昇
する時間の測定を行う(ステップS99 ,S100)。ステッ
プS100で単位温度上昇を検知すると、まだ沸騰を検知で
きていないということなので次の単位温度幅上昇を検知
するためにステップS98 に戻ってカウンタの値をクリア
する所から再度測定を行う。
【0068】一方、ステップS100で、単位温度幅上昇を
検知されない時には、カウンタのその時の値とステップ
S97 で設定された設定値とを比較し、設定値の方が大き
ければステップS99 に戻って計時を継続させる(ステッ
プS101)。ステップS101でカウンタの値の方が大きけれ
ば沸騰を検知したとみなして、ステップS102で第1の発
熱体2aを停止させ、報知手段14のブザー14a により沸騰
したことを報知し、さらにLEDの表示を保温中の表示
に切り替える。
【0069】次に保温中の動作に移行するが、ステップ
S103で前記保温維持温度より温度が高いか低いかを判断
し、低い時は第2の発熱体2bをオンし、高い時はオフす
るように駆動する(ステップS104,S105)。
【0070】そして、ステップS106で、再加熱開始指示
手段6が押されたかどうかを判断し、押されてなければ
ステップS91 に戻る。一方で再加熱開始指示手段6が押
されると、ステップS107で、水量検知手段8の検知水量
をもとに第2の所定時間の値を設定する。第3の実施例
では満水のことを考慮してこの第2の所定時間(通電時
間)を1分とおいた例を記載したが、本実施例において
はこの1分を基準にして水量レベルを3等分しているた
め1番下の水位を20秒、中間の水位の時を40秒として設
定する(ステップS107,S108)。
【0071】ステップS108で通電時間の設定が終了する
と、ステップS109で温度検知手段3の検知温度が前記所
定の温度以上かどうかを判断する。ここで前記所定の温
度未満まで温度が低下していれば、ステップS94 に移行
させてそれ以後の処理を行う。一方前記所定の温度以上
の場合には、ステップS110,S111でカウンタをクリアし
て再度計時を開始させる。そして第1の発熱体2aを駆動
し、ステップS108で設定された第2の所定時間(通電時
間)を経過するまでその状態を維持する(ステップS11
2、S113)。そして前記通電時間を経過するとステップS
102に移行させてやるようにする。
【0072】このようして、簡単な構成で沸騰検知後の
しばらくの温度検知手段が高い状態での再加熱は、温度
上昇勾配に関係なく、水量に応じた設定時間によって沸
騰させるので、沸騰時間のばらつきを低減さえることが
でき、短時間で沸騰を検知させることができる。
【0073】(実施例5)本発明の第5の実施例につい
て図10および図11を参照しながら説明する。なお、第4
の実施例で説明したものと同一構成部材には同一番号を
用い、その説明を省略する。
【0074】図10において、第4の実施例と異なるとこ
ろは、沸騰検知手段5が検出する温度勾配と出湯手段16
の駆動時間を計時する計時手段10の計時時間によって再
加熱時の容器内の水量を検知し、この検知水量によって
温度判定手段9は再加熱時に通電する前記第2の所定時
間の値を可変するように構成した点である。
【0075】図11は、本発明第5の実施例のマイコン15
に記憶されたプログラムのフローチャートを示したもの
で、これによって動作を説明する。
【0076】図9と同様に、電源が投入されると、まず
前記保温境界温度以上であるか未満であるかを温度検知
手段3の値より判断する(ステップS121)。
【0077】ステップS121で保温境界温度未満の場合
は、第1の発熱体2aを駆動して湯沸しを開始すると同時
に報知手段14のLED表示を湯沸し中の表示を行わせる
ようにする(ステップS122)。つぎに、温度検知手段3
の検知温度が沸騰検知測定を開始させる前記沸騰開始温
度以上になったかどうかを判定する(ステップS123)。
【0078】ステップS123で前記沸騰開始温度以上を検
知すると、温度上昇を測定するカウンタの値をクリアし
た後で計時を開始する(ステップS124、S125)。そし
て、ステップS126で前記単位温度幅上昇するまでの時間
を計時すると、ステップS127でその時のカウンタ値を前
記N倍した値を設定値として記憶させて、ステップS128
で前記カウンタの値をクリアして、次の前記単位温度幅
上昇する時間の測定を行う(ステップS129,S130)。ス
テップS130で単位温度幅上昇を検知すると、まだ沸騰を
検知できていないということなので次の単位温度幅上昇
を検知するためにステップS128に戻ってカウンタの値を
クリアする所から再度測定を行う。
【0079】一方、ステップS130で、単位温度幅上昇を
検知されない時には、カウンタのその時の値とステップ
S127で設定された設定値とを比較し、設定値の方が大き
ければステップS129に戻って計時を継続させる(ステッ
プS131)。ステップS131でカウンタの値の方が大きけれ
ば沸騰を検知したとみなして、ステップS132で第1の発
熱体2aを停止させ、報知手段14のブザー14a により沸騰
したことを報知し、さらにLEDの表示を保温中の表示
に切り替える。
【0080】次に、保温中の動作に移行するが、ステッ
プS133で前記保温維持温度より温度が高いか低いかを判
断し、低い時は第2の発熱体2bをオンし、高い時はオフ
するように駆動する(ステップS134、S135)。そして次
に出湯手段16が駆動中であるかどうかを検知して(ステ
ップS137)、駆動中ならばその間カウンタの計時を行わ
せる(ステップS138)。
【0081】そして、ステップS139で、再加熱開始指示
手段6が押されたかどうかを判断し、押されてなければ
ステップS121に戻る。一方で再加熱開始指示手段6が押
されると、ステップS140で、ステップS127で得られた設
定時間とステップS138で計時している計時時間から水量
を計算し、これをもとに第2の所定時間の値を設定す
る。
【0082】ここで、前記設定時間は湯沸かし中の温度
上昇勾配を示し、加熱手段2が一定であるならば水量に
比例した勾配値を計時する。一方で出湯手段16の駆動時
間についてもモーター16a の駆動電圧を一定に保つ構成
であるのでその駆動時間より出湯量は容易に得られるこ
とができる。従ってこの温度上昇勾配により得られた水
量から、出湯量を差し引いた値が再加熱時の残水量とい
うことになり、それに応じた加熱時間をマイクロコンピ
ュータ15内にテーブルデータとして持たせることで通電
時間の設定を行うものである。
【0083】ステップS140で通電時間の設定が終了する
と、ステップS141で温度検知手段3の検知温度が前記所
定の温度以上かどうかを判断する。ここで前記所定の温
度未満まで温度が低下していれば、ステップS124に移行
させてそれ以後の処理を行う。一方前記所定の温度以上
の場合には、ステップS142,S143でカウンタをクリアし
て再度計時を開始させる。そして第1の発熱体2aを駆動
し、ステップS140で設定された第2の所定時間(通電時
間)を経過するまでその状態を維持する(ステップS14
4、S145)。そして前記通電時間を経過するとステップS
132に移行させてやるようにする。
【0084】このようして、水量検知手段を持たない構
成においても簡単な構成で沸騰検知後のしばらくの温度
検知手段が高温状態での再加熱は、温度上昇勾配に関係
なく、水量に応じた細かな設定時間によって沸騰させる
ので、沸騰時間のばらつきを低減さえることができ、短
時間で沸騰を検知させることができる。
【0085】なお、本実施例では加熱開始時に加熱手段
を常に通電するように制御しているが、水量検知手段を
持たない構成においては容器内の空だき防止のために加
熱手段をオンオフ制御させて、その間の温度上昇勾配に
よって容器内の液体の有無を判別するよう構成すること
も可能である。
【0086】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明は、前
回の沸騰検知の終了から一定時間以上時間が経過せずに
液体の温度が高い状態での再加熱時においては、一定時
間通電によって加熱を終了させるので、再加熱時の沸騰
維持時間を短時間に抑えることができ、蒸気の噴出量を
少なく抑えることを簡単な構成で実現することができ
る。
【0087】また、請求項2記載の発明は、再加熱開始
時の水量に応じて通電時間を可変してやることで、異な
る水量でも再加熱時の沸騰維持時間を短時間に抑えるこ
とができ、蒸気の噴出量を少なく抑えることを簡単な構
成で実現することができる。
【0088】また、請求項3記載の発明は、再加熱開始
時の温度が一定温度以上の時には一定時間通電によって
加熱を終了させるので、前回湯沸かし終了からの時間も
不要な構成であり、再加熱時の沸騰維持時間を短時間に
抑えることができ、蒸気の噴出量を少なく抑えることを
簡単な構成で実現することができる。
【0089】また、請求項4記載の発明は、再加熱開始
時の水量に応じて通電時間を可変してやることで、異な
る水量でも再加熱時の沸騰維持時間を短時間に抑えるこ
とができ、蒸気の噴出量を少なく抑えることを簡単な構
成で実現することができる。
【0090】さらに、請求項5記載の発明は、水量検知
手段がない構成においても、再加熱開始時の水量に応じ
て通電時間を可変してやることと、水量による時間設定
も簡単な構成でより細かくできるので、異なる水量でも
再加熱時の沸騰維持時間を短時間に抑えることができ、
蒸気の噴出量を少なく抑えることを実現することができ
る。
【0091】そして以上のようなことから、使い勝手の
よい、品質の高い電気湯沸かし器を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の電気湯沸かし器のブロ
ック図
【図2】同、電気湯沸かし器の回路図
【図3】同、電気湯沸かし器の動作を示すフローチャー
【図4】本発明の第2の実施例の電気湯沸かし器のブロ
ック図
【図5】同、電気湯沸かし器のフローチャート
【図6】本発明の第3の実施例の電気湯沸かし器のブロ
ック図
【図7】同、電気湯沸かし器の動作を示すフローチャー
【図8】本発明の第4の実施例の電気湯沸かし器のブロ
ック図
【図9】同、電気湯沸かし器の動作を示すフローチャー
【図10】本発明の第5の実施例の電気湯沸かし器のブ
ロック図
【図11】同、電気湯沸かし器の動作を示すフローチャ
ート
【図12】(a)従来の電気湯沸かし器の自動沸騰湯沸
かし時の水温と温度検知手段の特性を示した図 (b)従来の電気湯沸かし器の再加熱湯沸かし時の水温
と温度検知手段の特性を示した図
【符号の説明】
1 容器 2 加熱手段 3 温度検知手段 5 沸騰検知手段 6 再加熱開始指示手段 8 水量検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B055 AA34 BA23 BA36 CA01 CA71 CC17 CC52 CD02 CD15 CD61 GA04 GB03 GB15 GC05 GC25 GC26 GD01 GD02 GD04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を収容する容器と、容器内の液体を
    加熱または保温する加熱手段と、前記容器内の液体が沸
    騰したことを検出する沸騰検知手段と、前記容器内で保
    温中の液体を再加熱させる再加熱開始指示手段とを有
    し、保温中における再加熱開始が前回の沸騰終了時点か
    ら所定の待機時間経過していない時には、再加熱開始か
    ら所定時間経過した時点で加熱を終了させる電気湯沸か
    し器。
  2. 【請求項2】 容器内の水量を測定する水量検知手段を
    有し、この水量検知手段が検知した水量に応じて所定時
    間の値を設定する請求項1記載の電気湯沸かし器。
  3. 【請求項3】 液体を収容する容器と、容器内の液体を
    加熱または保温する加熱手段と、容器内の液体温度を検
    知する温度検知手段と、前記容器内の保温中の液体を再
    加熱させる再加熱開始指示手段とを備え、保温中におけ
    る再加熱開始時の前記温度検知手段の検知温度が所定の
    温度以上の時は、再加熱開始から所定時間経過した時点
    で加熱を終了させる電気湯沸かし器。
  4. 【請求項4】 容器内の水量を測定する水量検知手段を
    有し、この水量検知手段の検知した水量に応じて所定時
    間の値を設定する請求項3記載の電気湯沸かし器。
  5. 【請求項5】 容器内の液体を出湯させる出湯手段を備
    え、温度検知手段の出力により得られる湯沸かし中の温
    度上昇勾配より判定される水量と、前記出湯手段の駆動
    時間より得られる出湯量から残水量を求め、この残水量
    に応じて所定時間を設定することを特徴とする請求項2
    または請求項4記載の電気湯沸かし器。
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