JP2000201337A - テレビ電話装置 - Google Patents

テレビ電話装置

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JP2000201337A
JP2000201337A JP11000639A JP63999A JP2000201337A JP 2000201337 A JP2000201337 A JP 2000201337A JP 11000639 A JP11000639 A JP 11000639A JP 63999 A JP63999 A JP 63999A JP 2000201337 A JP2000201337 A JP 2000201337A
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unit
tray
videophone device
monitor
camera
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JP11000639A
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English (en)
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Haruhisa Niizeki
晴久 新関
Hiroyoshi Ishii
宏佳 石井
Toshiaki Urano
利秋 浦野
Naoki Kinoshita
直紀 木下
Shiro Fujimori
志郎 藤森
Toru Higashihara
徹 東原
Shusaku Noguchi
秀作 野口
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビ電話装置設置スペースを抑えるととも
に、カメラ部、モニタ部の位置を容易に変更選択できる
テレビ電話装置を提供する。 【解決手段】 テレビ電話装置1において、上下左右に
回動できるように設置した映像信号を取り込むカメラ部
10と、上下左右に回動できるように設置した映像を表
示するモニタ部20と、装置を制御する制御部70をそ
れぞれ垂直に筐体100内に設置し、映像信号の取り込
み範囲をひろげる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビ電話装置を構
成する各部品の設置方法に係わり、特に、カメラ部、モ
ニタ部、操作部、装置制御部の設置位置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に通信回線網を介して音声信号と画
像信号を送受信するテレビ電話装置は、送信画像を取り
込むカメラ部と、受信画像を表示するモニタ部と、送受
信信号の符号化,復号化,及び通信制御,装置動作制御
を行う装置制御部と、使用者が装置を操作するための操
作部と、送受信音声信号を入出力するマイクロホンと、
スピーカ又はハンドセットで構成される。
【0003】カメラ部は使用者の顔を相手方のモニタ部
に表示させ、同時にモニタ部は使用者が相手方の顔をモ
ニタで確認する必要上、カメラ部の設置位置はモニタ部
の上もしくは横が一般的である。また、装置を操作する
必要上、操作部もモニタ部の下部に設置されるのが一般
的であった。そして、装置使用者は、テレビ電話装置に
正対し、カメラ部によって自分の顔が取り込まれるよ
う、姿勢を調整するか、もしくはカメラ部を移動操作す
る必要があったが、従来は机上の使用に限定していたの
で、カメラ部やモニタ部の移動範囲はパンとチルトに限
定されており、狭く設定されていた。
【0004】また、上記構成のテレビ電話装置は、自立
型装置として構成する場合でも、操作部が利用者の前面
に設置されており、かつ、装置制御部の設置位置が装置
の最下部に水平置きされていることから、装置としての
大きな設置スペースを必要とした。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】テレビ電話装置は、今
後、一般家庭で幅広く使用されると予想される。その場
合には、テレビ電話装置は、床置きしたり、横に寝なが
らでも支障無く使える必要がある。このため、装置の小
型経済性を維持しながら移動範囲を広げる必要がある。
【0006】また、上述したように、テレビ電話装置が
通信装置としては大きな設置スペースを必要とすること
は、一般家庭や限られたスペースの中小事業所に普及す
るための重大な障害となっている。そのため、装置を使
用しないときの設置スペースは出来るかぎり少なくなる
ような構成とすることが望ましい。そのためには、待機
状態や不使用状態では設置スペースが小さく、しかし、
使用時には使いやすい設置位置と、使用者の生活スタイ
ルにあった構成に容易に移動可能な工夫を施す必要があ
る。
【0007】そこで、本発明の目的は、テレビ電話装置
の小型経済性を維持しながら一般家庭でも使いやすいよ
うに、使用方法に応じてカメラ部とモニタ部の移動範囲
を広げることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、テレビ電話装置のカメラ部とモニタ部な
らびに制御部を奥行き方向に薄くなるよう縦置きに組み
合わせる。この結果、装置の設置面積の省スペース化を
図れる。
【0009】また、通常のパンとチルトの他に、カメラ
部とモニタ部が上下に移動可能な機構を持たせる。この
とき、操作部がモニタ部に連動して上下することを特徴
とする。
【0010】また、上記の特徴を更に具体的にするため
に、以下のようにテレビ電話装置を構成する。
【0011】(1)モニタ部を下に移動してゆくと通常
下部にある装置制御部が邪魔になり、装置制御部の高さ
より下には下げられないが、モニタ部が下がったときに
装置制御部が反対にモニタ部の上部に移動する可動機構
によれば、モニタ部を床に近くまで移動設置可能とな
る。この機能によれば、和室やソファーなどで座ったま
まや、横になりながらテレビ電話装置の使用ができる。
この場合、あらかじめ制御部をモニタ部の上下移動の障
害にならない位置に配置しておくだけでもよい。
【0012】(2)使用時のみ使いやすい位置に取り出
し、設置できる操作部を本体内に収納できる構成として
も省スペース化が図れる。この際、操作部はモニタ部に
隠れるようにしてもよい。すなわち、テレビ電話装置を
使用中のみ必要な操作部は、操作するためには水平方向
に設置する必要があるが、待機時及び不使用時には本体
内に収納しておき、操作部の設置場所の分、省スペース
化ができる。
【0013】(3)このように各部を設置しておいて、
たとえば、待機中にテレビ電話の着信があったときや使
用者が発信したいときに、モニタ部横などに設けたオン
フックボタンを押し、回線の接続操作をすると同時に、
操作部が使用できる位置に来るようにすれば、操作手順
上もわずらわしくない。
【0014】(4)そこで、さらに、カメラ部とモニタ
部を上下逆転位置に設置すれば、ベッドに横になってい
ても、畳の上で寝そべりながらでもカメラ部を顔の付近
に設置してテレビ電話装置として機能させることができ
る。また、カメラを複数台設置して、既存のテレビ電話
装置より広範囲な部分を取り込んだ映像信号をテレビ電
話装置に伝送することもできるよう構成することができ
る。この結果、テレビ電話装置としての用途が広がる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。テレビ電話装置の一般的構
成と動作、および本発明の特徴である、カメラ部、モニ
タ部、装置制御部を奥行き方向に薄くなるよう組み合わ
せることで実現、かつ、それらの設置機構に可動機能を
加えることを説明する。
【0016】図1を用いて本発明にかかるテレビ電話装
置の全体構造を説明する。図1(A)は、テレビ電話装
置1の正面図であり、図1(B)は、図1(A)のB−
B線での断面図である。図1において、テレビ電話装置
1は、一般的な構成として、カメラ部10と、モニタ部
20と、音声信号を取り込むマイクロホン30と、音声
信号を音声として出力するスピーカ40と、操作部50
と、リモコン受光部60と、取り込んだ音声信号及び画
像信号をLANあるいは公衆通信網に送受信する制御部
70と、本装置に内蔵されたものとは別の機器からの映
像信号、音声信号の入出力に使用するAV端子90と
を、外部筐体100に収容して構成される。
【0017】外部筐体100には、カメラ用窓101、
モニタ用窓102、リモコン受光部用窓103、スピー
カ用開口104などを設けてある。
【0018】カメラ部10の下方にモニタ部20が位置
し、その下方に制御部70が縦に((奥行寸法)<(高
さ寸法)となるように)配置されている。したがって、
筐体100の奥行きを、短く構成することができる。
【0019】カメラ部10には、後述するように、例え
ばCCD素子を用いたカメラ11が、その上下角度及び
左右角度を変化できるように設けられている。
【0020】モニタ部20には、後述するように、液晶
表示装置もしくはプラズマ表示装置などを用いた表示装
置21が、その上下角度及び左右角度を変化できるよう
に設けられている。
【0021】操作部50は、機能キー及びテンキーで構
成される。リモコン受光部60は、リモコンからの赤外
光信号を受光し、操作制御に用いる。
【0022】制御部70には、カメラ部10から入力さ
れた映像信号及びマイクロホン部30から入力された音
声信号を符号化し相手のテレビ電話装置から送られてき
た信号を復号化するコーデック部と、操作制御部と、カ
メラ部10およびモニタ部20のモータを駆動する駆動
回路と、駆動回路を制御する制御回路と、装置全体の制
御を行うマイクロホンプロセッサと、時計回路と、網イ
ンターフェース制御回路と、網インターフェース接続部
と、電源部が含まれる。電源部は、商用電源プラグを介
して商用電源を外部から入力し、装置全体に一定電圧の
電流を供給する。制御部70を構成する基板は、縦方向
に配置されており、奥行きを小さくしている。基板を縦
方向に設置することによって冷却性を向上させることが
できる。
【0023】この配置によれば、外部筐体100は、カ
メラ部10と、モニタ部20と、マイクロホン30と、
スピーカ40と、操作部50と、リモコン受光部60
と、制御部70と、AV端子90を、奥行き方向に薄く
なる方向で組み込み設置スペースを抑えたテレビ電話装
置1を構成する。
【0024】図2を用いて、カメラ部10及びモニタ部
20の上下角度及び左右角度を調節するための構造を説
明する。図2(A)はカメラ部10の上面図であり、図
2(B)はカメラ部10の側面図である。図2(C)
は、モニタ部20の上面図であり、図2(D)はモニタ
部20の側面図である。
【0025】カメラ部10は、カメラ11と、カメラ上
下方向角度調節機構(横軸)12と、カメラ上下方向角
度調節機構12を駆動するためのカメラ上下方向角度調
節用駆動モータ13と、カメラ水平方向角度調節機構
(縦軸)14と、カメラ水平方向角度調節機構14を駆
動するためのカメラ水平方向角度調節用駆動モータ15
と、固定台16とを有して構成される。固定台16に固
定されたカメラ水平方向角度調節用駆動モータ15の出
力軸は、カメラ水平方向角度調節機構14の回転軸を回
転させ、カメラ11を水平方向に回動させる。カメラ水
平方向角度調節機構14の回転軸に取り付けられたカメ
ラ上下方向角度調節用駆動モータ13の出力軸は、カメ
ラ上下方向角度調節機構12を駆動して、カメラ11を
上下方向に回動させる。このことによって、カメラ11
は、上下左右に限られた範囲で移動できる。
【0026】同様に、モニタ部20は、モニタ21の上
下角度を調節するためのモニタ上下方向角度調節機構
(水平軸)22と、モニタ上下方向角度調節機構22を
駆動するためのモニタ上下方向角度調節用駆動モータ2
3及び、モニタ水平方向角度調節機構(垂直軸)24
と、モニタ水平方向角度調節機構24を駆動するための
モニタ水平方向角度調節用駆動モータ25と、固定台2
6を有して構成される。固定台26に固定されたモニタ
水平方向角度調節用駆動モータ25の出力軸は、モニタ
水平方向角度調節機構24の回転軸を回転させ、モニタ
11を水平方向に回動させる。モニタ水平方向角度調節
機構24の回転軸に取り付けられたモニタ上下方向角度
調節用駆動モータ23の出力軸は、モニタ上下方向角度
調節機構22を駆動して、モニタ21を上下方向に回動
させる。このことによって、モニタ21は、上下左右に
限られた範囲で移動できる。
【0027】図3を用いて、モニタ部の背面に制御部7
0を設置してさらにテレビ電話装置の高さを小さく構成
したテレビ電話装置1の全体構造を説明する。図3
(A)は、テレビ電話装置1の正面図であり、図3
(B)は、図3(A)のB−B線での断面図である。図
3において、図1と同じ符号を付与してあるものは同じ
構成要素を示している。すなわち、図1に示したテレビ
電話装置と異なる構造を有する構成要素は、外部筐体1
00のみであって、図1に示した構成要素のうち、モニ
タ部20の裏面に制御部70を縦に設置することによる
装置の小型化及び省スペースを図っている。
【0028】図4を用いて、図1、図3に示したテレビ
電話装置に比較して、画像取り込み範囲の上下範囲や、
モニタ部の可動範囲の上下方向の増加を図ったテレビ電
話装置1の構造を説明する。図4(A)は、テレビ電話
装置1の正面図であり、図4(B)は、図4(A)のB
−B線での断面図である。前述の、図2に示すカメラ上
下方向角度調節機構12,13やカメラ水平方向角度調
節機構14,15では画像信号を取り込みできる範囲
が、モニタ上下方向角度調節機構22,23やモニタ水
平方向角度調節機構24,25ではモニタ画面の位置調
整範囲がそれぞれの機構の動作範囲に限られてしまう。
【0029】この実施の形態では、テレビ電話装置1の
カメラ部10及びモニタ部20の角度を調整する範囲を
より大きくするために、テレビ電話装置1の、カメラ部
10,モニタ部20,マイクロホン30,スピーカ4
0,操作部50,リモコン受光部60,制御部70,A
V端子90を内蔵した外部筐体100に、外部筐体10
0を上下方向に回転可能にする回転機構82を備えた。
回転機構82は、設置台80の両端近傍に設けた外部筐
体支持棒81に支持される。回転機構82は、外部筐体
100の両側面に設けた外部筐体回転軸821と、該回
転軸821を支持する軸受822と、外部筐体100の
回転による設置角度を任意の角度に設定可能とするうな
ブレーキ機構822を設ける。
【0030】このようにテレビ電話装置を構成すること
によって、外部筐体100自体を上下方向に回転可能と
することができるので、図1〜図3に示したテレビ電話
装置に比較して、カメラ部10及びモニタ部20の上下
方向の回転範囲をより広くすることができる。
【0031】上記実施の形態では、外部筐体の回転を上
下方向としたが、外部筐体100の下部に、横方向に回
転可能な回転機構を介して設置台を設けることによっ
て、カメラ部及びモニタ部の横方向の回転範囲を広げる
ことができる。さらに、図4に示した設置台80に横方
向に回転可能な回転機構を設けることにより、カメラ部
及びモニタ部の上下方向の回転範囲を広げるばかりでな
く、横方向の回転範囲をも広げることができる。
【0032】図5を用いて、図4に示した実施の形態と
同様に、図1〜図3に示したテレビ電話装置1の画像取
り込み範囲やモニタ部の可動範囲を、上下方向に増加さ
せる用にした実施の形態を説明する。
【0033】図1〜図3に示したカメラ上下方向角度調
節機構とカメラ水平方向角度調節機構やモニタ上下方向
角度調節機構やモニタ水平方向角度調節機構を用いたテ
レビ電話装置では、カメラ部による画像信号を取り込み
できる範囲やモニタ部によるモニタ画面の位置調整範囲
は、それぞれの角度調節機構の調節範囲となる。
【0034】この実施の形態は、カメラ部及びモニタ部
を上下に移動可能としてカメラ部の画像取り込み範囲及
びモニタ部の配置範囲を広げるようにしたものである。
この実施の形態のテレビ電話装置1は、カメラ部10,
モニタ部20,マイクロホン30,スピーカ40,操作
部50,リモコン受光部60,制御部70,AV端子9
0を内蔵した外部筐体100に、外部筐体100を上下
方向に平行移動可能とする上下動機構84を備えた。
【0035】上下動機構84は、設置台80の両端近傍
に設けた外部筐体スライド用レール83に上下動可能に
支持される。外部筐体スライド用レール83には、ラッ
クレール831が設けられている。上下動機構84は、
任意の機構を用いることができるが、例えば外部筐体1
00に取り付けられたピニオン歯車841と、前記ラッ
クレール831とから構成される。さらに、上下動機構
84には、外部筐体100を平行移動させ、任意の高さ
で設定できるようにブレーキ機構を設ける。ブレーキ機
構は、ラック・ピニオン機構とすることができ、ラック
レール831と、ピニオン歯車841と、回転ダンパ8
42で構成する。
【0036】このようにテレビ電話装置1を構成するこ
とによって、外部筐体100を任意の高さに移動するこ
とができるので、カメラ部10の画像取り込み範囲と、
モニタ部の位置の調節範囲を、大幅に広げることができ
る。
【0037】さらに、上記ブレーキ機構の回転ダンパ8
42に代えて、外部筐体100側に駆動モータを設ける
ことによって、電動により上下に移動させることもでき
る。電動による上下移動は、リモコン操作による動作も
可能となるので、使用者に負担をかけずに操作性を向上
させることができる。
【0038】図6を用いて、テレビ電話装置1の外部筐
体内部に、上下に平行移動できる内部筐体を設け、カメ
ラ部およびモニタ部を上下移動するようにした実施の形
態を説明する。
【0039】図1〜図3に示したテレビ電話装置では、
カメラ上下方向角度調節機構やカメラ水平方向角度調節
機構による画像信号の取り込みできる範囲や、モニタ上
下方向角度調節機構やモニタ水平方向角度調節機構によ
りモニタ画面の位置調整範囲が限られる。
【0040】この実施の形態は、図5に示した実施の形
態の変形例であり、カメラ部10と、モニタ部20と、
マイクロホン30と、スピーカ40を内蔵した内部筐体
110を設け、この内部筐体110を上下方向に平行移
動させる内部筐体上下動機構を備えた外部筐体105に
上下移動可能に設けるとともに、外部筐体100に、操
作部50と、リモコン受光部60と、制御部70と、A
V端子90を設置してテレビ電話装置1を構成する。
【0041】外部筐体100の前面には、カメラ部及び
モニタ部が上下に移動しても問題を生じない大きさのカ
メラ部・モニタ部用開口105を設ける。
【0042】内部筐体110の平行移動機構は、内部筐
体110の設置位置が、任意の高さで設定可能となるよ
うにブレーキ機構を設ける。ブレーキ機構は、例えば、
図5の実施の形態と同様に、ラック・ピニオン機構とす
ることができ、ラックレール、ピニオン歯車、回転ダン
パで構成する。
【0043】さらに、上記ブレーキ機構の回転ダンパに
代えて、外部筐体100側に駆動モータを設けることに
よって、電動により上下に移動させることもできる。電
動による上下移動は、リモコン操作による動作も可能と
なるので、使用者に負担をかけずに操作性を向上させる
ことができるのは、図5の場合と同様である。
【0044】また、この実施の形態によれば、内部筐体
110が外部筐体105の最大内部のスペースに対し移
動可能なように、制御部70等は外部筐体105の背面
側に縦に設置して、装置の設置スペースを小さくしてい
る。
【0045】図7を用いて、図1〜図3に示したテレビ
電話装置1の外部筐体100を外部筐体の側面に設置し
た回転軸により少なくとも180度回転して、カメラ部
がモニタ部の下部に設置されるようにした実施の形態を
説明する。
【0046】前述の、テレビ電話装置は、カメラ部の上
下移動範囲を広げることができるが、この実施の形態は
さらにカメラ部をモニタ部の下部に移動できるようにし
た。この実施の形態のテレビ電話装置1は、図4に示し
たテレビ電話装置1とほぼ同様な構成を有している。テ
レビ電話装置1は、カメラ部10と、モニタ部20と、
マイクロホン30と、スピーカ40と、操作部50と、
リモコン受光部60と、制御部70と、AV端子90を
外部筐体100に内蔵して構成される。さらにテレビ電
話装置1は、外部筐体100に、外部筐体100が任意
角度設定可能な機構を備えた外部筐体回転機構82を設
け、この外部筐体回転機構82を、設置台80両端部8
0に設けた外部筐体支持棒81によって支持している。
【0047】この実施の形態のテレビ電話装置1は、図
7(A)のように設置された外部筐体100を180度
回転させることによって、図7(C)に示すように、カ
メラ部10がテレビ電話装置の下部に位置して、床面上
の低い位置にある対象も画像として取り込むことが可能
になる。
【0048】ただし、図7(C)に示す状態では、カメ
ラ部10とモニタ部20は上下が逆に配置されるだけで
なく、カメラ部で撮影した画像及びモニタ部に写し出す
画像が上下逆になるので、この実施の形態のテレビ電話
装置1は、制御部70に画像の上下を逆転させる画像上
下逆転変換回路を設け、外部筐体100が逆転位置に設
置されたときは、連動して画像の上下逆転変換制御を行
う。
【0049】図8を用いて、図7に示したテレビ電話装
置1の外部筐体100が上下逆転位置に設置されたとき
に、画像信号を処理する画像上下逆転変換制御を行わず
にカメラ部10とモニタ部20の上下を逆転させて画面
の上下を正しく維持する例を説明する。
【0050】この実施の形態では、テレビ電話装置1
は、図7に示したテレビ電話装置の外部筐体100が上
下逆転位置に設置されたとき、制御部70で画像の上下
逆転変換制御をおこなわず、カメラ部10とモニタ部2
0を、外部筐体100が上下逆転位置に設置されたと
き、連動して上下反転させ、画像の上下位置を正常のま
まとする。
【0051】外部筐体100には、カメラ部用窓101
とモニタ用窓102が正常な位置に設けられている。さ
らに、外部筐体100の裏面には、反転したカメラ部1
0に対応した位置にカメラ用窓部101´と、反転した
モニタ部に対応した位置にモニタ用窓102´が設けら
れている。
【0052】カメラ部10には、カメラ部を反転させる
カメラ部上下反転機構85が設けられ、モニタ部20に
は、モニタ部を反転させるモニタ部上下反転機構86が
設けられる。
【0053】このような構成とすることによって、カメ
ラ部10はカメラ部上下反転機構85によって反転した
ときカメラ部用窓部101´に位置し、モニタ部20は
モニタ部上下反転機構86によって反転したときモニタ
部用窓102´に位置する。外部筐体100を回転させ
て上下逆転位置に設置されたとき、カメラ部10とモニ
タ部20を連動して上下反転させて画像の上下位置を正
常のままとして使用することができる。
【0054】図9を用いて、図1〜図3で示したテレビ
電話装置1の外部筐体を、モニタ面に垂直な回転軸を有
する回転機構によりモニタ面と平行に回転させ、任意角
度に設定してカメラ部がモニタ部の下部に設置されるよ
うにした例を説明する。この実施の形態のテレビ電話装
置1は、カメラ部10と、モニタ部20と、マイクロホ
ン30と、スピーカ40と、操作部50と、リモコン受
光部60と、制御部70と、AV端子90を内蔵した内
部筐体120を、モニタ部の画面に垂直な回転中心軸を
有する内部筐体回転機構121を設けた外部筐体100
に収容して構成した。
【0055】内部筐体120は、外部筐体100に設け
た内部筐体回転機構121に回転可能に取り付けられ
る。
【0056】この内部筐体回転機構121は、外部筐体
の内部に設けた回転軸であってもよい。さらに、内部筐
体回転機構121には、内部筐体120の設置位置を任
意の位置に設定可能なようにブレーキ機構を設ける。
【0057】この実施の形態のテレビ電話装置1にも、
制御部70に撮影画像とモニタ画像の上下を反転させる
画像上下逆転変換回路を設けるか、または、カメラ部1
0とモニタ部20を上下逆転させる上下逆転機構を備え
る。
【0058】このような構成を有するテレビ電話装置1
は、カメラの画像撮影範囲を広げることができるととも
に、回転駆動モータを使用して、リモコン操作で回転さ
せることによって、使用者に負担をかけずカメラを下方
に移動させることができる。
【0059】上記の説明では、内部筐体120に、カメ
ラ部10と、モニタ部20と、マイクロホン30と、ス
ピーカ40と、操作部50と、リモコン受光部60と、
制御部70と、AV端子90を内蔵したが、内部筐体1
20には少なくとも、カメラ部10と、モニタ部20を
設ければよく、マイクロホン30と、スピーカ40と、
操作部50と、リモコン受光部60と、制御部70と、
AV端子90のいずれかまたは複数もしくは全てを外部
筐体100に設けてもよい。
【0060】図10を用いて、テレビ電話装置のモニタ
部の上部と下部にそれぞれ1台ずつカメラを設置して、
広い範囲の映像取り込みを可能にした例を説明する。こ
の実施の形態のテレビカメラ装置1は、図1に示したテ
レビ電話装置1の外部筐体100に下部カメラ部10−
2部を付加し、カメラ部10−1では取り込めない装置
設置場所下部の映像を取り込むようにする。2台のカメ
ラの映像は、テレビ電話の対話相手側からも、使用者自
身も切り替えができ、また、2台のカメラを1台のモニ
タ部に分割して表示することも選択できる。この機能に
より、テレビ電話装置の使用者が、装置の設置してある
床に横になっていた場合や、低い寝台などにいる場合で
も、支障無く使用できるようになる。
【0061】この場合、下部カメラ11−2の設置位置
がカメラ部10−2と平行であると、下部カメラの映像
の内、下半分の大半は床を映すことになり、実際に取り
込める映像範囲が狭くなる。そこで、図11に示すよう
に、装置を設置した床が下部カメラ11−2で撮影した
画面の最下端に映るように、下部カメラ11−2の設置
角度(θ2)を設定すれば、より広範囲の映像が取り込
めることになる。このときの下部カメラ11−2の傾き
角度(θ2)は、下部カメラ11−2の画角(θ1)、下
部カメラ11−2部の焦点位置11−20とテレビ電話
装置の設置床との距離(h1)の関係は以下に示す
(1)式による。
【0062】
【数1】
【0063】このとき、下部カメラ11−2の映像取り
込み範囲は、装置設置床の表面を最低でも取り込み、か
つ床上の様子をカメラの画角(θ1)を無駄無く活用す
ることができる。
【0064】本発明によるテレビ電話装置1は、前後方
向の寸法が小さい構成になっており、設置スペースは省
スペース化されるが、外付けのマイクロホン等を使用し
たいときや資料を用いるときには、外付けマイクロホン
や資料をおくスペースが装置の前面に有った方が使用者
にとっては勝手が良い。図12を用いて、装置前面にト
レー(テーブル)部を装置設置面積の増加を伴わずに設
置する構造に付いて説明する。図12は、外部筐体前面
にモニタ画面を隠す位置に可動式のトレーを設置したテ
レビ電話装置の例を示す。トレーは使用時のみ出して使
用できる構成なので、装置設置面積の増加は伴わない。
【0065】この実施の形態のテレビ電話装置1は、カ
メラ部10と、モニタ部20と、マイクロホン30と、
スピーカ40と、操作部50と、リモコン受光部60
と、制御部70と、AV端子90とを設置した外部筐体
100のモニタ部の前面開口106に、トレー回転軸8
71によって回転可能に構成されたトレー87を設置す
る。
【0066】このように構成することによって、使用時
に、外付けマイクロホンや資料をおくスペースを装置の
前方に設けることができ、設置スペースが小さく使い勝
手のよいテレビ電話装置を提供することができる。
【0067】トレー87の中に、制御部70を内蔵し
て、装置の奥行きを薄くすることができ、制御部70を
外部筐体100のモニタ部20の背面等に設置して、ト
レー87は単なるテーブルとしてもよい。また、トレー
87内にスキャナ部を設け、印刷物を画像データとして
取り込みテレビ電話装置1の画像データとして取り込む
機能を付加してもよい。
【0068】図13に、カメラ部とモニタ部の両方の前
面に、図12に示した回転可能な構成のトレー87を設
置する例を示す。外部筐体100のカメラ部10とモニ
タ部20の前面に設けた開口107を覆うトレー87を
トレー回転軸871によって回転可能に設ける。このよ
うな構成にすれば、トレーを大きなものとすることがで
き、テレビ電話装置の使い勝手をより向上させることが
できる。
【0069】また、図14に示すように、トレー88を
前後にスライドする機構によりテレビ電話装置1の下部
に設けた開口108内に設置してもよい。この場合も、
トレー88には、制御部70や、スキャナー部を内蔵す
ることができる。また、操作部をトレー88の上部に設
置してもよい。
【0070】図15を用いて、外部筐体表面側の外装面
が、トレーを引き出したときにトレーの上面になるよう
な構造を持つテレビ電話装置の例を説明する。図15に
おいて、カメラ部10と、モニタ部20と、マイクロホ
ン30と、スピーカ40と、操作部50と、リモコン受
光部60、制御部70と、AV端子90を設置した外部
筐体100のモニタ部前面の開口106にトレーリンク
機構800によって回転とスライドを伴って引き出し可
能に構成されたトレー87を設置する。トレーリンク機
構800は、トレー87の左右両側に設けてもよくいず
れか片側に設けてもよい。
【0071】図15(B)に示すように、トレーリンク
機構800は、トレー87と、トレー87の下端付近に
設けた回転軸810と、トレー支持腕820と、外部筐
体100に設けた水平案内レール830と、外部筐体1
00に設けた支持ローラ840と、トレー87の上端付
近に設けた案内ローラ850と、レバー860と、外部
筐体100に設けた破線で示した垂直案内レール870
とを有して構成される。
【0072】回転軸810は、トレー87の下端部とト
レー支持腕820の一端部とを回転可能に接続してい
る。このトレー支持腕820の多端部にはガイドピン8
21が設けられ、ガイドピン821は水平案内レール8
30の案内溝831に挿入されている。案内ローラ85
0は垂直案内レール870に案内され垂直に移動する。
レバー860の下端部に設けた案内861は、水平案内
レール830の上面を案内される。
【0073】トレー87が開口106を閉じた状態にあ
るとき、トレー87の下端を引き出すと、トレー支持腕
820は他端に設けたガイドピン821が水平案内レー
ル830の溝831に案内され同時に開口部106側ト
レー支持腕820の下面が支持ローラ840に支持され
て左方向に水平に引きだされる。トレー87の上端部付
近に設けた案内ローラ850は、垂直案内レール870
に案内されて下方に移動する。トレー87を完全に引き
出すと、案内ローラ850は垂直案内レール870の下
端部871に支持されトレー87は水平に支持される。
【0074】この実施の形態の構造によれば、外部筐体
100の表面側に位置する外装面が、トレー87を引き
出したときにトレー87の上面になるので、この面に操
作部やスキャナ部の読み取りガラスなどを設置すること
によって、トレー87を引き出して設置しない場合で
も、これらの機能を使用することが可能となる。
【0075】図16を用いて、トレー87の上面がスキ
ャナ部89の読み取り部になるような構造を持つテレビ
電話装置1の構造を説明する。この実施の形態は、例え
ば図12に示したテレビ電話装置1の変形例として説明
される。図において、トレー87の内部に、制御部70
と、スキャナ部89が配置されている。スキャナ部89
は、トレー87を設置したときに上面となる面に面して
画像読取面が設けられている。
【0076】図17はスキャナ部89の詳細構造を示す
図であり、原稿を乗せる面側から見た図を示している。
スキャナ部89は、原稿をセットするための透明なガラ
ス平板台と、ガラス平板台の原稿セット面にセットされ
た原稿を該原稿セット面の反対側から走査することで画
像信号を取り込む光学ユニットを有している。図17に
おいて、スキャナ部89は、駆動モータ891と、伝達
ギヤ892と、ガイドシャフト893と、光学ユニット
894と、発光体895と、ベルト896と、ガイドプ
ーリ897と、駆動プーリ898と、コロ899とを有
している。駆動モータ891と、伝達ギヤ892と、ガ
イドシャフト893と、ベルト896と、ガイドプーリ
897と、駆動プーリ898と、コロ899とで光学ユ
ニット搬送機能を、光学ユニット894と、発光体89
5とで画像読取機能を達成している。このスキャナ部8
9の動作は周知の動作と同じであるので、省略する。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
テレビ電話装置1のカメラ部10、モニタ部20、制御
部70を奥行き方向に薄くなるよう縦置きに組み合わせ
て配置構成したので、省スペース化を実現できる。ま
た、設置場所が洋室のときと和室のときあるいは立って
使用するか椅子に座って使用するかなど、使用者の顔の
高さにカメラ部とモニタ部を合わせるために必要な機能
として、カメラ部とモニタ部を上下に移動することが可
能となり、和室やソファーなどで座ったままや、横にな
りながらテレビ電話装置を使用できる。さらに、使用時
のみ使いやすい位置に取り出し、設置できるトレー部を
本体内に収納して省スペース化が図れる。この結果、テ
レビ電話装置としての用途が広がり、一般家庭などへの
普及の促進を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テレビ電話装置の全体構造を説明する正面図及
び断面図。
【図2】カメラ上下方向角度調節機構とカメラ水平方向
角度調節機構、及び、モニタ上下方向角度調節機構とモ
ニタ水平方向角度調節機構を説明する概略図。
【図3】制御部をモニタ部の背面に設置したテレビ電話
装置の全体構造を説明する正面図及び断面図。
【図4】外部筐体の設置角度を可変にしたテレビ電話装
置の全体構造を説明する正面図及び断面図。
【図5】外部筐体の設置高さを可変にしたテレビ電話装
置の全体構造を説明する正面図及び断面図。
【図6】カメラ部及びモニタ部の高さを可変にしたテレ
ビ電話装置の全体構造を説明する正面図及び断面図。
【図7】外部筐体を上下逆転できるようにしたテレビ電
話装置の全体構造を説明する正面図及び断面図。
【図8】外部筐体を上下逆転設置したときに筐体内のカ
メラ部とモニタ部の上下を反転するようにしたテレビ電
話装置の全体構造を説明する断面図。
【図9】外部筐体をモニタ面と平行に回転可能にしたテ
レビ電話装置の全体構造を説明する正面図。
【図10】テレビ電話装置のモニタ部の上部と下部にそ
れぞれ1台ずつカメラを設置して広い範囲の映像取り込
みを可能にしたテレビ電話装置の全体構造を説明する正
面図及び断面図。
【図11】テレビ電話装置のモニタ部の下部に設置した
カメラの設置角度を示す説明図。
【図12】外部筐体前面側のモニタ画面前に可動式のト
レーを備えたテレビ電話装置の全体構造を示す断面図。
【図13】可動式トレーを有する第2のテレビ電話装置
の全体構造を示す断面図。
【図14】可動式トレーを有する第3のテレビ電話装置
の全体構造を示す断面図。
【図15】可動式トレーを有する第4のテレビ電話装置
の全体構造を示す断面図。
【図16】トレー内部にスキャナーを設置したテレビ電
話装置の全体構造を示す断面図。
【図17】スキャナーの構造を説明する平面図。
【符号の説明】
1 テレビ電話装置 10 カメラ部 10−2 下部カメラ部 11 カメラ 11−2 下部カメラ 11−20 下部カメラ部の焦点位置 12 カメラ上下角度調節機構 13 カメラ上下方向角度調整用駆動モータ 14 カメラ水平方向調節機構 15 カメラ水平方向角度調節用駆動モータ 16 固定部 20 モニタ部 21 モニタ 22 モニタ上下角度調節機構 23 モニタ水平方向調節機構 24 モニタ上下方向角度調整用駆動モータ 25 モニタ水平方向角度調整用駆動モータ 26 固定部 30 マイクロホン 40 スピーカ 50 操作部 60 リモコン受光部 70 制御部 80 設置台 81 外部筐体支持棒 82 外部筐体回転機構 821 外部筐体回転軸 822 軸受 823 ブレーキ機構 83 外部筐体スライド用レール 831 ラック 84 外部筐体上下動機構 841 ピニオン歯車 842 回転ダンパ 85 カメラ部上下反転機構 86 モニタ部上下反転機構 87 トレー 871 トレー回転軸 89 スキャナ部 891 駆動モータ 892 伝達ギヤ 893 ガイドシャフト 894 光学ユニット 895 発光体 896 ベルト 897 ガイドプーリ 898 駆動プーリ 899 コロ 90 AV端子 100 外部筐体 110 内部筐体 120 内部筐体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浦野 利秋 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 木下 直紀 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 藤森 志郎 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 東原 徹 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 野口 秀作 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 Fターム(参考) 5C064 AA01 AC04 AC06 AC12 AC16 AC22 AD06

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を取り込むカメラ部と、該カメラ部
    が取り込んだ画像または受信した画像を表示あるいは機
    能表示を行うモニタ部と、音声を取り込むマイクロホン
    と、受信した音声を出力するスピーカと、取り込んだ音
    声信号及び画像信号をLANあるいは公衆通信網に送受
    信する制御部を備えたテレビ電話装置であって、 前記カメラ部を外部筐体の上部に、前記モニタ部を外部
    筐体の中央部に、前記制御部を外部筐体の下部に縦方向
    に配置したことを特徴とするテレビ電話装置。
  2. 【請求項2】 上記制御部の寸法を(奥行寸法)<(高
    さ寸法)としたことを特徴とする請求項1に記載のテレ
    ビ電話装置。
  3. 【請求項3】 上記カメラ部は、縦方向の軸と横方向の
    軸を有し、縦方向の軸を介して左右及び上下方向に回動
    してパンし、水平方向の軸を介して上下方向に回動して
    チルトし、上記記モニタ部は、垂直方向の軸と水平方向
    の軸を有し、垂直方向の軸を介して左右に回動してパン
    し、水平方向の軸を介して上下方向に回動してチルトす
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載され
    たテレビ電話装置。
  4. 【請求項4】 上記制御部は、モニタ部の背面に縦方向
    に配置されることを特徴とする請求項1ないし請求項3
    のいずれかに記載のテレビ電話装置。
  5. 【請求項5】 外部筐体を回転可能に支持する外部筐体
    回転機構と、該外部筐体回転機構を支持する外部筐体支
    持棒と、該外部筐体支持棒を設置する設置台を備え、上
    記外部筐体は外部筐体回転機構を介して任意の角度に回
    転するように構成されていることを特徴とする請求項1
    ないし請求項4のいずれかに記載のテレビ電話装置。
  6. 【請求項6】 外部筐体上下動機構と、外部筐体上下動
    用レールと、該外部筐体上下動用レールを設置する設置
    台を備え、上記外部筐体は外部筐体上下動用レールを介
    して上下するように構成されていることを特徴とする請
    求項1ないし請求項4のいずれかに記載のテレビ電話装
    置。
  7. 【請求項7】 上記カメラ部と上記モニタ部を内部筐体
    内に設け、上記制御部は、上記カメラ部と上記モニタ部
    の下部後方に位置し、外部筐体内に内部筐体上下動機構
    と、上記内部筐体上下動用レールと、上記内部筐体上下
    動用レールを設置する設置台を備え、上記内部筐体は上
    記内部筐体上下動機構と内部筐体上下動用レールを介し
    て上下するように構成ことを特徴とする請求項1ないし
    請求項4のいずれかに記載のテレビ電話装置において、
    テレビ電話装置。
  8. 【請求項8】 上記カメラ部は、水平方向のカメラ部反
    転軸を介し任意の角度に回転し、上記モニタ部は、水平
    方向のモニタ部反転軸を介し任意の角度に回転するよう
    に構成されていることを特徴とする請求項5に記載のテ
    レビ電話装置。
  9. 【請求項9】 少なくとも上記カメラ部と上記モニタ部
    を内部に設けた内部筐体と、上記外部筐体に設けた内部
    筐体を回転させる内部筐体回転機構とを有し、該内部筐
    体回転機構を介して内部筐体を任意の角度に回転させる
    ように構成したことを特徴とする請求項3または請求項
    4記載のテレビ電話装置。
  10. 【請求項10】 上記外部筐体の前面にトレーを備え、
    前記外部筐体前面に対し前後にスライドするように構成
    したことを特徴とする請求項3に記載のテレビ電話装
    置。
  11. 【請求項11】 上記外部筐体の前面にトレーを、前記
    外部筐体の下部にトレー回転軸を設け、上記トレーを前
    記トレー回転軸を介して外部筐体前面方向に回転するよ
    うに構成したことを特徴とする請求項3に記載のテレビ
    電話装置。
  12. 【請求項12】 上記外部筐体の前面にトレーを備え、
    該トレーの左右両側あるいは一方にリンク機構を備え、
    上記トレーは外部筐体の前面方向に回転とスライドを伴
    って引き出され、上記トレーの前記外部筐体表面側の外
    装面が、回転とスライドを伴った後も上記面が上側にな
    るように構成したことを特徴とする請求項3に記載のテ
    レビ電話装置。
  13. 【請求項13】 上記モニタ部を、上記スライドを伴う
    トレーまたは上記回転を伴うトレーもしくは上記回転と
    スライドを伴うトレーの背面に位置させたことを特徴と
    する請求項10ないし請求項12のいずれかに記載のテ
    レビ電話装置。
  14. 【請求項14】 上記制御部は、上記スライドを伴うト
    レーまたは上記回転を伴うトレーもしくは上記回転とス
    ライドを伴うトレーの内部に位置させたことを特徴とす
    る請求項10ないし請求項13のいずれかに記載のテレ
    ビ電話装置。
  15. 【請求項15】 上記スライドを伴うトレーまたは上記
    回転を伴うトレーもしくは上記回転とスライドを伴うト
    レーの内部にスキャナ部を設け、 上記スキャナ部は、原稿をセットするための透明なガラ
    ス平板台と、上記ガラス平板台の原稿セット面にセット
    された原稿を該原稿セット面の反対側から走査すること
    で画像信号を取り込む光学ユニットとを有し、 上記スキャナ部は、上記ガラス平板台の原稿セット面に
    原稿をセットするための作業空間が確保されるように、
    上記外部筐体の前面に設置されることを特徴とする請求
    項10ないし請求項13のいずれかに記載のテレビ電話
    装置。
  16. 【請求項16】 上記カメラ部は、上記外部筐体の下部
    あるいは上記外部筐体の上下の2ヶ所に位置することを
    特徴とした請求項3または請求項4に記載のテレビ電話
    装置。
  17. 【請求項17】 上記外部筐体の下部に位置するカメラ
    部は、焦点位置が地面に対しhの高さに位置し、あるい
    はθ2の角度に位置し、θ1の画角を有しているテレビ電
    話装置であり、h=0の場合θ2=θ1/2、h≧0の場
    合θ2≦θ1/2の関係を有していることを特徴とする請
    求項16に記載のテレビ電話装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6922212B2 (en) 2002-07-24 2005-07-26 Fujitsu Limited Portable electronic device having a rotatable camera
JP2010226727A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Johnson Electric Sa ディスプレイ装置
KR102699987B1 (ko) * 2024-04-19 2024-08-28 주식회사 바벨텍 전자 칠판 기능이 탑재된 인셀 터치 방식 카메라 모듈 일체형 디스플레이 장치 및 이의 제어 방법

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