JP2000200707A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

Info

Publication number
JP2000200707A
JP2000200707A JP36040599A JP36040599A JP2000200707A JP 2000200707 A JP2000200707 A JP 2000200707A JP 36040599 A JP36040599 A JP 36040599A JP 36040599 A JP36040599 A JP 36040599A JP 2000200707 A JP2000200707 A JP 2000200707A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
panel
shielding
elastic sheet
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP36040599A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Kyomei
正祥 経明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hokuriku Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Hokuriku Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hokuriku Electric Industry Co Ltd filed Critical Hokuriku Electric Industry Co Ltd
Priority to JP36040599A priority Critical patent/JP2000200707A/ja
Publication of JP2000200707A publication Critical patent/JP2000200707A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
  • Adjustable Resistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】遮光壁を用いずに、発光源からの光が外部に漏
出することを阻止する。 【解決手段】電子機器のパネル板1に設けたパネル貫通
孔2…に対応する貫通孔6aを備えた遮光用弾性シート
部材6をスライド形可変抵抗器5のケース本体51の上
壁部51aに固定する。パネル貫通孔2…を囲むように
パネル板1に設けた押圧用突部1aにより、遮光用弾性
シート部材6を押圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケース内部に配置
された発光源からの光で照らされる表示部をパネル部に
有する電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カーステレオ等の車両用音響電子機器で
は、夜間における表示部を見やすくするためや、スイッ
チの位置を判り易くするために、ケース内部にランプ等
の発光源を配置してパネル部に設けた発光部を照射する
ことが広く行なわれている。ケース内部に配置した発光
源からの光が、照明が必要な部分以外に漏れるのを防止
するために、従来は図5に示すように、電子機器のケー
ス101の内部に遮光壁102を設けていた。遮光壁1
02を設けない場合には、スライド形可変抵抗器103
等の電子部品の操作部材104を突出させるパネル部1
05の貫通孔106から発光源107からの光が漏れて
しまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら遮光壁1
02の取付に不備があったり、遮光壁102の加工精度
が悪い場合等には、十分に遮光することができない問題
が発生する。またケースの構造によっては、遮光壁を設
けることができない場合もある。更に、構造上の関係か
ら、遮光壁をケースと一体に設けることができない場合
には、遮光壁を別部品として設けることになり、電子機
器の組立が面倒になる問題があった。
【0004】本発明の目的は、遮光壁を用いることな
く、発光源からの光を遮光することができる電子機器を
提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、組立の容易な電子機
器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ケース内部に
配置された発光源からの光で照らされて発光する発光部
をパネル部に有し且つ少なくとも1つの操作部材がパネ
ル部に形成されたパネル貫通孔から突出する電子部品が
ケース内部に配置されている電子機器を改良の対象とす
る。本発明では、パネル貫通孔に対応した貫通孔を有す
る遮光用弾性シート部材を電子部品のケース本体とパネ
ル部との間に挟持させる。遮光用弾性シート部材は、特
に固定しなくても良いが、固定する場合には、電子部品
のケース本体またはパネル部の何れか一方に固定すれば
良い。遮光用弾性シートを圧縮することにより得る遮光
性能を高めるためには、遮光用弾性シートの圧縮力を高
めればよい。そのためには、例えばケース本体またはパ
ネル部の何れか一方に遮光用弾性シートを押圧する手段
を設ければよい。
【0007】本発明のように、パネル貫通孔に対応した
貫通孔を有する遮光用弾性シート部材を電子部品のケー
ス本体とパネル部との間に挟持させると、パネル貫通孔
の周囲に遮光用弾性シート部材によって遮光手段を形成
することができる。したがって遮光壁を設けなくても、
また遮光壁を設けることができない場合でも、発光源か
らの光がパネル貫通孔から漏れるのを防止できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
例を詳細に説明する。図1(A)及び(B)は、実施例
の電子機器を組立てる際の中間工程における概略断面図
及び組立後の電子機器の要部の断面図を示している。ま
た図2(A)及び(B)は、本実施例で用いる電子部品
の一例としてのスライド形可変抵抗器の要部の斜視図を
それぞれ示している。これらの図において、1はステレ
オ等の電子機器のケースの一部を構成するパネル板であ
り、このパネル板1のパネル部には、各種のスイッチを
突出させるための複数のパネル貫通孔2…や、ケースの
内部に配置されたランプ、発光ダイオード等の発光源に
よって照らされて発光する透明または半透明材料で形成
された発光部(図示せず)が設けられている。発光源か
らの光は、透明または半透明のプラスチック等の光伝達
部材を介してパネル板1に設けた発光部まで伝達され
る。本実施例のパネル板1は合成樹脂によって図示しな
いケース本体と一体成形されている。ケースの内部に
は、発光源やスイッチ等の種々の電子部品を装着した回
路基板3が収納されている。回路基板3の表面には各種
の電子部品が装着されており、その裏面には銅箔回路パ
ターンが形成されている。電子部品の銅箔回路パターン
への電気的な接続は、回路基板3を貫通するスルーホー
ル導体を介して行なわれている。図示の状態では、回路
基板3に後述するスライド形可変抵抗器5の取付脚部5
5を嵌合するための嵌合孔4…が形成されている。なお
回路基板3は、パネル板1の裏面側から突出する図示し
ない壁部に適宜の取付け構造を用いて取付けられてい
る。
【0009】パネル板1に設けられたパネル貫通孔2の
周縁部には、パネル貫通孔2…の周囲を囲み且つスライ
ド形可変抵抗器5に向かって突出する環状の押圧用凸部
1a…が一体に成形されている。このパネル貫通孔2…
は、長方形の形状を有している。
【0010】スライド形可変抵抗器5は、絶縁樹脂製の
一端開口状のケース本体51の開口部に回路基板52が
嵌合され、回路基板52とケース本体51との間に複数
個のスライダ53が収納されて構成されている。スライ
ダ53は操作部材53aを有しており、操作部材53a
の先端部には内蔵した発光ダイオードによって照らされ
て発光する発光部53a が設けられている。ケース
本体51は、スライダ53の操作部材53aが移動自在
に貫通する長方形状の操作部材導出用貫通孔51b…が
形成された上壁部51aと、上壁部51aの周囲を囲む
ように設けられた周壁部51cと、上壁部51aと周壁
部51cとに連結されてケース本体51の内部にスライ
ダ収納室を形成する仕切り壁部51dとから構成され
る。周壁部51c及び仕切り壁部51dの開口部側の端
部には、回路基板52に形成した複数の取り付け用スル
ーホールが嵌合された後に、先端部が加熱変形させられ
る複数の突起部54…が設けられている。なお図1で
は、これらの突起部54…は加熱変形された状態で示さ
れている。
【0011】ケース本体51の周壁部51cの四隅の角
部には、スライダ53の操作部材53aが延びる方向と
は反対の方向に延びる取付脚部55…が一体に形成され
ている。これらの取付脚部55…は、回路基板3に形成
された嵌合孔4…に嵌合されて回路基板3に固定されて
いる。尚、本実施例のように嵌合孔4…を設けずに、取
付脚部55を回路基板3に当接させるだけでもよいのは
勿論である。ケース本体51の開口部に嵌合される回路
基板52の表面には、スライダ53…に設けられた図示
しない摺動子接点と接触する可変抵抗体とこの可変抵抗
体に接続された回路パターンとが形成されている。また
回路基板52の裏面からは図示していないが回路基板3
の回路パターンに接続される接続端子が突出しており、
この図示しない接続端子は回路基板3に設けた図示しな
いスルーホールを介して回路基板3の裏面の回路パター
ンに半田付けされている。そして本実施例では、回路基
板52の裏面に黒色塗料等からなる遮光塗料が塗布され
て、遮光層56が形成されている。この遮光層56は厚
みが薄く光を透過する回路基板52を通して図示しない
発光源から来る光がケース本体51の内部に透過して、
操作部材導出用貫通孔51b…から漏れ出すのを防止す
る。ちなみに光を透過しやすい回路基板としては、紙フ
ェノール,ガラエポ製等の回路基板を挙げることができ
る。
【0012】ケース本体51の上壁部51aの上には、
操作部材導出用貫通孔51b…と寸法が実質的に等しい
長方形状の貫通孔6a…を備えたゴムクッションシート
からなる遮光用弾性シート部材6が、貫通孔6aを操作
部材導出用貫通孔51b…に整合させるように配置した
状態で固定されている。遮光用弾性シート部材6の固定
は接着剤等の適宜の固定技術によって行えるが、本実施
例では回路基板52へのケース本体51の固定の場合と
同様に、上壁部51aに加熱変形可能な突起部51a
を複数個設け、遮光用弾性シート部材6にこれらの突起
部51aを貫通させる貫通孔を設け、突起部51a
に貫通孔を嵌合させた後に突起部の先端を加熱変形さ
せて、遮光用弾性シート部材6をケース本体51の上壁
部51aに対して固定している。この様な突起部を加熱
変形する技術を用いると、接着剤を用いた面倒な接着作
業が不要になるため、スライド形可変抵抗器の製造が容
易になる利点がある。
【0013】遮光用弾性シート部材6の上壁部51a側
の表面部には、貫通孔6a…を囲み且つ貫通孔6a側と
上壁部51a側とに開口する環状の段部6b…が形成さ
れている。この段部6bにより、ケース本体51と遮光
用弾性シート部材6との間に、押圧用凸部1aに対応す
る位置にギャップが形成されることになる。図1(A)
の状態(パネル板1が遮光用弾性シート部材6から離れ
ている状態)から、図1(B)の状態(パネル板1が押
し下げられてパネル板1の押圧用凸部1aが遮光用弾性
シート部材6を押圧している状態)になると、圧縮され
て変形した遮光用弾性シート部材6が押圧用凸部1aの
先端部を囲むようになり両者の接触面に光の通過をほぼ
完全に遮断する遮光接触面が形成される。なお前述のギ
ャップの形成は、図3に示すようにスライド形可変抵抗
器5のケース本体51の上壁部51aに段部51a
を形成し、遮光用弾性シート部材6をフラットなものと
してもよい。
【0014】上記実施例では、スライダ53の操作部材
53aの先端部に発光部53aを備えているため、遮
光用弾性シート部材6を設けて遮光効果を発揮させるこ
とにより、発光部53a の発光をより明確なものと
することができる。
【0015】上記実施例では、パネル板1に押圧用突部
1aを設けて遮光接触面を形成しているが、図4に示す
ように遮光用弾性シート部材6の開口部6a…の周縁部
を囲むように膨出部6c…を設け、パネル板1を平板状
として、パネル板1で膨出部6c…を押し潰して遮光接
触面を形成するようにしてもよい。なおこの場合に、押
し潰された膨出部6c…の肉部がスライダ53の操作部
材53aの移動を妨げる方向に膨出しないようにするた
めに、ケース本体51の上壁部51aに段部51a1 を
形成することが好ましい。
【0016】上記実施例では、遮光用弾性シート部材6
を一枚のシートとしているが、遮光用弾性シート部材6
は、少なくとも可変抵抗器5のケース本体51の上壁部
51aに設けた貫通孔51bの周囲を囲むものであれば
よく、各貫通孔51bに対応してそれぞれ別個に遮光用
弾性シート部材を設けてもよい。
【0017】また上記実施例では、遮光用弾性シート部
材6を可変抵抗器5側に固定しているが、遮光用弾性シ
ート部材をパネル板1に固定し、押圧用突出部を可変抵
抗器5のケース本体51の上壁部51aに設けるように
してもよい。
【0018】上記実施例では、電子機器に用いる電子部
品として、スライド形可変抵抗器を例にして説明した
が、本発明は、スイッチ等の他の操作部材を備えた電子
部品にも適用できるのは勿論である。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、遮光壁を設けなくて
も、また遮光壁を設けることができない場合でも、発光
源からの光がパネル貫通孔から漏れるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)及び(B)は、実施例の電子機器を組立
てる際の中間工程における概略断面図及び組立後の電子
機器の要部の断面図である。
【図2】(A)及び(B)は、本実施例で用いる電子部
品の一例としてのスライド形可変抵抗器の要部をそれぞ
れ示す斜視図である。
【図3】図1の実施例の変形例を示す要部の断面図であ
る。
【図4】図1の実施例の変形例を示す要部の断面図であ
る。
【図5】従来の電子機器の構造を説明するための概略断
面図である。
【符号の説明】
1 パネル板 1a 押圧用凸部 2 パネル貫通孔 3 ケース本体 4 嵌合孔 5 スライド形可変抵抗器(電子部品) 6 遮光用弾性シート部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内部に配置された発光源からの光
    で照らされて発光する発光部をパネル部に有し且つ少な
    くとも1つの操作部材が前記パネル部に形成されたパネ
    ル貫通孔から突出する電子部品が前記ケース内部に配置
    されている電子機器であって、 前記パネル貫通孔に対応した貫通孔を有する遮光用弾性
    シート部材が前記電子部品のケース本体と前記パネル部
    との間に挟持されていることを特徴とする電子機器。
JP36040599A 1999-01-01 1999-12-20 電子機器 Pending JP2000200707A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36040599A JP2000200707A (ja) 1999-01-01 1999-12-20 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36040599A JP2000200707A (ja) 1999-01-01 1999-12-20 電子機器

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4157941A Division JP3064102B2 (ja) 1992-06-17 1992-06-17 電子機器及び電子部品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000200707A true JP2000200707A (ja) 2000-07-18

Family

ID=18469271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36040599A Pending JP2000200707A (ja) 1999-01-01 1999-12-20 電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000200707A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9239591B2 (en) Case for a hand held device
RU2341032C1 (ru) Кнопочный узел и мобильный терминал с этим узлом
EP1265261B1 (en) Keypad for mobile phone with electroluminescent element
CA2061565C (en) Flat keyboard switch
GB2140210A (en) Key switch devices with indicator lamp means
US6552289B2 (en) Dome switch
JP2001155573A (ja) スイッチ
JP3064102B2 (ja) 電子機器及び電子部品
JPS58176819A (ja) 平面発光型自照式スイツチ装置
JP2000200707A (ja) 電子機器
JP2007080763A (ja) 照光式押釦スイッチ用カバー部材及びその製造方法
JPH01313820A (ja) 操作キースイッチ装置
JP3208402B2 (ja) 発光式スイッチ
JPS584411B2 (ja) ランプ表示付押釦スイッチ
EP3419174A1 (en) Capacitive touch assembly and control panel
JPH0231706Y2 (ja)
KR930008164Y1 (ko) 전자기기의 키이 버튼
JP5619369B2 (ja) シートスイッチ
JP2001184987A (ja) シート状スイッチ
JPS621702Y2 (ja)
JP2004022381A (ja) スイッチの光漏れ防止構造
KR100437418B1 (ko) 전자레인지의 제어부
JPH06349377A (ja) プッシュボタンスイッチ
JP4439390B2 (ja) 操作つまみ
JP6174324B2 (ja) 携帯電子機器用入力装置および携帯電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030708