JP2000200506A - バックライト - Google Patents
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Abstract
は、導光板4を保持するフレーム8や導光板4を保持す
る部品などに接触して、そのレンズ溝面4aが損傷した
り、反射シート3がそのレンズ溝面4aにくい込んだり
するため、液晶表示装置の表示が白く見えてしまうとい
う問題(白点現象)があった。 【解決手段】 バックライトは、導光板4、反射シート
3、フレーム8、管状光源1、反射板2を配置し、導光
板4の上に集光効果を有するシート5、拡散効果を有す
るシート6から構成される。その上に液晶表示装置7を
配置する。導光板4の下面に、集光効果を有するレンズ
溝面4aが設けられている。このレンズ溝面4aと反射
シート3の間に、透明でエンボス加工を施したシート1
1を設ける。この構成により、レンズ溝面4aに損傷が
起きず、レンズ溝面4aが反射シート3にくい込まない
ので、表示上の白点現象を防ぐことができる。
Description
面より照射するバックライトの構造に関するものであ
る。
量、薄型という特徴が注目され、その応用分野が拡大し
ている。例えば、民生映像用モニタ、産業機器用モニ
タ、情報携帯端末等の表示部分に、それらの仕様に合う
液晶表示装置が使われている。特に、情報携帯端末では
さらなる低消費電力化、軽量化、狭額縁化、薄型化の流
れになっている。
照射するバックライトの構造を示す断面図である。図1
3に示すように、バックライトの構造は、光を均一に伝
達する導光板22の下に反射シート3、フレーム8を配
置し、導光板22の端面(エッジ)に管状光源1を配置
し、管状光源1の外側に反射板2を配置し、導光板22
の上に集光効果を有するシート5、拡散効果を有するシ
ート6(1枚のシートの溝方向が縦と横にも配列されて
いる)を2枚、さらにその上に集光効果を有するシート
5を配置することにより構成される。その上に、液晶表
示装置7を配置している。導光板22は透明なアクリル
樹脂からなり、すべての面は平滑な平面である。導光板
22の上とは液晶表示装置7の方向であり、導光板22
の下とはフレーム8の方向である。
り、液晶表示装置の総厚が大きくなる。さらに、レンズ
シートである拡散効果を有するシート6が2枚であるた
め、コスト面でも高価になるという問題点がある。
ため、図14に示すようなバックライトを採用した。こ
の構成により、シートが2枚削減でき、液晶表示装置の
総厚も薄くすることができ、薄型軽量化の対応が可能と
なった。
照射するバックライトの構造を示す断面図である。図1
5は、バックライトのA−A断面におけるフレーム8の
構造を示す断面図である。
は、集光効果を有する導光板4の下に反射シート3、フ
レーム8を配置し、導光板4の端面(エッジ)に管状光
源1を配置し、管状光源1の外側に反射板2を配置し、
導光板4の上に集光効果を有するシート5、拡散効果を
有するシート6を配置することにより構成される。その
上に、液晶表示装置7を配置している。
面には、集光効果を有するレンズ溝面4aを設けてい
る。また、図15に示すように、導光板4を保持するフ
レーム8は軽量化や薄型化、バックライトの下に設ける
電気回路や機構部品との位置関係のため、開口部が設け
られている。
に、導光板4のレンズ溝面4aが下面にある構造は、導
光板4を保持するフレーム8や導光板4を保持する部品
などに接触して、そのレンズ溝面4aが損傷してレンズ
溝面が乱反射したり、反射シート3がそのレンズ溝面4
aにくい込んで密着したりするため、液晶表示装置の表
示が白く見えてしまうという問題(白点現象)があっ
た。
エッジ部分16がとがっているので、レンズ溝面4aに
損傷が発生しやすく、それにともない白点現象も発生し
やすい。特に、エッジ部分16が液晶表示エリア内であ
ると、エッジ部分16がとがっているので、レンズ溝面
4aに損傷が発生しやすく、それにともない白点現象も
発生しやすい。
0やゲートピン跡の突起が、導光板4のレンズ溝面4a
に当たり、レンズ溝面4aに損傷を与えるという問題点
がある。
おいて、導光板に設けたレンズ溝面が損傷しない、また
はくい込みが起きず、良好な表示が得られることを目的
とするものである。
は、光源と、前記光源からの光を集光する導光板と、前
記導光板の下面に溝が設けられ、前記導光板の溝面の下
側に反射シート、それらを保持するフレームからなるバ
ックライトにおいて、凹凸形状を施したシートを、前記
導光板の溝面と前記反射シートの間に設けることを特徴
とする。
前記光源からの光を集光する導光板と、前記導光板の下
面に溝が設けられ、前記導光板の溝面の下側に反射シー
ト、それらを保持するフレームからなるバックライトに
おいて、前記反射シートに凹凸形状を設けることを特徴
とする。
ームの内側を円弧状に面取りすることを特徴とする。
ームの内側に段差を設けることを特徴とする。
溝面に損傷が起きず、溝面が反射シートにくい込まない
ので、表示上の白点現象を防ぐことができる。
光板の溝面に損傷が起きず、溝面が反射シートにくい込
まないので、表示上の白点現象を防ぐことができる。さ
らに、シートの枚数が増えないので、組立作業性が良く
なる。
光板の溝面に損傷が起きず、溝面が反射シートにくい込
まないので、表示上の白点現象を防ぐことができる。
光板の溝面に損傷が起きず、溝面が反射シートにくい込
まないので、表示上の白点現象を防ぐことができる。さ
らに、フレームの段差にあるエッジ部分で白点現象が発
生しても、そのエッジ部分が液晶表示エリア外にあるの
で、白点現象が見えない。したがって、表示上、問題が
ない。
1のバックライトの構造を示す断面図である。バックラ
イトの構造は、集光効果を有する導光板4の下に反射シ
ート3、フレーム8を配置し、導光板4の端面(エッ
ジ)に管状光源1を配置し、管状光源1の外側に反射板
2を配置し、導光板4の上に集光効果を有するシート
5、拡散効果を有するシート6を配置することにより構
成される。その上に、液晶表示装置7を配置している。
この導光板4の下面には、集光効果を有するレンズ溝面
4aが設けられている。反射シート3は150μm前後
の厚みがあり、表面が白色である。
有するレンズ溝面4aと、反射シート3の間に、透明で
凹凸形状を有するシートまたは板状体を配設することで
ある。具体的には、凹凸形状として、エンボス加工を施
したシート11を用いる。シート11の材料として、例
えばポリエチレンテレフタレート(以下、PETと記
す)を用いる。エンボス加工を施したシート11とし
て、例えば、きもと株式会社製のPC−ESを配置す
る。このシートは厚みが100μmで、透明なシートで
ある。透明で凹凸形状を有したシートであれば、PET
以外の材料でも良い。
凸のピッチは約0.2mmで、形状は微小な円柱であ
る。導光板4のレンズ溝面4aのレンズ溝のピッチは約
30μmで、三角形状の溝である。凹凸形状とレンズ溝
面4aのピッチが違うため、レンズ溝面4aヘの接触面
積が減り、導光板4のレンズ溝面4aと反射シート3と
は密着しない。
の間に、透明で凹凸加工を施したシート11を設置する
ことにより、レンズ溝面4aに損傷が起きず、レンズ溝
面4aが反射シート3にくい込まないので、表示上の白
点現象を防ぐことができる。
いて、レンズ溝面4aの断面が三角形、波形等に特に限
定はなく、レンズ溝面4aの頂角、間隔、高さ等、レン
ズ溝の形状と光源または液晶表示装置との位置関係も限
定しない。また、凹凸形状も円柱に限定されず、円錐
状、半球状などでも良い。
クライトの構造を示す断面図である。実施形態1と異な
る点は、集光効果を有するレンズ溝面4aと、反射シー
ト3の間に、透明のある程度硬さを持つシート9を配設
することである。透明のある程度硬さを持つシート9の
材料として、例えばPETを用いる。上記の機能を有す
るものであれば、PET以外の材料でも良い。具体的に
は、きもと株式会社製の反射シートRW125(厚み1
25μm)より硬いシートであれば良い。
の間に、透明のある程度硬さを持つシート9を設置する
ことにより、レンズ溝面4aに損傷が起きず、レンズ溝
面4aが反射シート3にくい込まないので、表示上の白
点現象を防ぐことができる。
クライトの構造を示す断面図である。実施形態1と異な
る点は、集光効果を有するレンズ溝面4aと、反射シー
ト3の間に、透明で拡散効果を有するシート10を配設
することである。透明で拡散効果を有するシート10と
して、例えば、きもと株式会社製の100TLを用い
る。そのシートは、PETにビーズコーティングを両面
に施したものであり、透明で、厚みが100μmであ
る。ビーズコーティングは光を拡散させるための粒子系
のもので、材質は問わない。これを用いることにより、
レンズ溝面4aへの接触面積を減少させるという効果が
ある。上記の機能を有するものであれば、100TLに
特定するものではない。
の間に、透明で拡散効果を有するシート10を設置する
ことにより、レンズ溝面4aに損傷が起きず、レンズ溝
面4aが反射シート3にくい込まないので、表示上の白
点現象を防ぐことができる。
クライトの構造を示す断面図である。集光効果を有する
レンズ溝面4a側に、上記実施形態1〜3のある一つの
シート12を、反射シート3に接着して設置する。接着
には透過率の高いものを使う。上記実施形態1〜3の効
果に加えて、シートの枚数が増えないので、組立作業性
が良くなる。
クライトの構造を示す断面図である。実施形態1と異な
る点は、反射シートのレンズ溝面4aの側に、凹凸形状
を施し、かつ反射作用を有する反射シート13を配設す
ることである。その凹凸形状は実施形態1のシート11
と同様である。凹凸形状としては、エンボス加工を施し
ている。例えば、きもと株式会社製のエンボス反射シー
トRW188、RW125をベースにしたシートであ
る。エンボス反射シートRW188は厚みが188μ
m、RW125は厚みが125μmであり、両方とも表
面が白色である。上記機能を有したシートであれば良
い。
を施し、かつ反射作用を有するシート13を設置するこ
とにより、シート13の凹凸形状とレンズ溝面4aのピ
ッチが違うため、レンズ溝面4aヘの接触面積が減り、
レンズ溝面4aに損傷が起きず、レンズ溝面4aが反射
シート13にくい込まないので、表示上の白点現象を防
ぐことができる。さらに、シートの枚数が増えないの
で、組立作業性が良くなる。シート削減により、液晶表
示装置の総厚を薄くすることができる。
クライトの構造を示す断面図である。実施形態1と異な
る点は、反射シート3のレンズ溝面4a側の面に、透明
なコーティング14を施していることである。その反射
シート3として、例えば、恵和商工株式会社製のBS−
01、03を用い、その上にコーティングを施してい
る。コーティングは本機能を満たせば特定しない。
ト3に、透明なコーティング14を施すことにより、レ
ンズ溝面4aに損傷が起きず、レンズ溝面4aが反射シ
ート3にくい込まないので、表示上の白点現象を防ぐこ
とができる。さらに、シートの枚数が増えないので、組
立作業性が良くなる。
クライトの構造を示す断面図である。実施形態6と異な
る点は、導光板4のレンズ溝面4a側の面に、透明なコ
ーティング15を施していることである。例えば、コー
ティングには、SiO2を用いたが、SiO2に特定する
ものではない。
コーティング15を施すことにより、レンズ溝面4aに
損傷が起きず、レンズ溝面4aが反射シート3にくい込
まないので、表示上の白点現象を防ぐことができる。さ
らに、シートの枚数が増えないので、組立作業性が良く
なる。
クライトの構造を示す断面図である。図9(a)はフレ
ーム8のA−A断面図であり、図9(b)はフレーム8
の形状である。導光板4を保持するフレーム8は、従来
例と同様に開口部が設けられている。21は実施形態1
から7のシートまたはコーティングを示す。フレーム8
において、液晶表示エリアの境界に近接している部分、
または、フレーム8の一部が液晶表示エリア内にある場
合、レンズ溝面4aの側で、フレーム8の内側に、円弧
状の面取りR17を設ける。
0.2〜0.3mmとは違い、意図的に設計で可能な限
り大きい円弧状の面取りRを設ける。例えば、フレーム
8において、肉厚1.1mmの部分に対して、面取りR
はR1mmとなっている。円弧状の面取りR17以外
に、角がない構造であれば特定はしない。
ることにより、レンズ溝面4aに損傷が起きず、レンズ
溝面4aが反射シート3にくい込まないので、表示上の
白点現象を防ぐことができる。
ックライトの構造を示す断面図である。導光板4を保持
するフレーム8において、遮光膜23と液晶表示エリア
との境界を45°の視角方向で見た場合、45°の視角
方向より外側で、フレーム8の内側に、段差18を設け
る。図10(b)に示すように、エッジ16が45°の
視角方向より外側であれば良い。この段差18は、下側
よりも上側が広い開口部を有する形状である。45°の
視角方向とは、液晶表示装置を見る場合の最大の視角方
向である。図10(c)に、フレーム8の形状を示す。
る場合、図9や下記に示す図12のような形状にすれば
良い。
り、レンズ溝面4aに損傷が起きず、レンズ溝面4aが
反射シート3にくい込まないので、表示上の白点現象を
防ぐことができる。さらに、フレーム8の段差18のレ
ンズ溝面4a側にあるエッジ部分16で白点現象が発生
しても、エッジ部分16が液晶表示エリア外にあるの
で、白点現象が見えない。したがって、表示上、問題が
ない。
のバックライトの構造を示す断面図である。成型時に発
生する突き出しピン跡19やゲートピン跡が、導光板4
のレンズ溝面4aに当たらないように、フレーム8の突
き出しピン跡19やゲートピン跡の周囲に、凹部を設け
る。突き出しピン跡19またはゲートピン跡がレンズ溝
面4aに当たらない形状であれば特定はしない。この構
成により、レンズ溝面4aに損傷を与えない。
のバックライトの構造を示す断面図である。上記の実施
形態8から10のフレーム8の構成を組み合わせたもの
である。この構成による効果も、実施形態8から10の
効果と同様である。
損傷が起きず、レンズ溝面が反射シートにくい込まない
ので、表示上の白点現象を防ぐことができる。
である。
ッチの関係を表す図である。
である。
である。
である。
である。
である。
である。
である。
図である。
面図である。
面図である。
構造を示す断面図である。
構造を示す断面図である。
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 光源と、前記光源からの光を集光する導
光板と、前記導光板の下面に溝が設けられ、前記導光板
の溝面の下側に反射シート、それらを保持するフレーム
からなるバックライトにおいて、 凹凸形状を施したシートを、前記導光板の溝面と前記反
射シートの間に設けることを特徴とするバックライト。 - 【請求項2】 光源と、前記光源からの光を集光する導
光板と、前記導光板の下面に溝が設けられ、前記導光板
の溝面の下側に反射シート、それらを保持するフレーム
からなるバックライトにおいて、 前記反射シートに凹凸形状を設けることを特徴とするバ
ックライト。 - 【請求項3】 前記フレームの内側を円弧状に面取りす
ることを特徴とする請求項1または2記載のバックライ
ト。 - 【請求項4】 前記フレームの内側に段差を設けること
を特徴とする請求項1または2記載のバックライト。
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JP30655698 | 1998-10-28 | ||
JP19387699A JP3839998B2 (ja) | 1998-10-28 | 1999-07-08 | バックライト |
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ID=26508145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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