JP2000200472A - 記録媒体、記録媒体ドライブシステムおよび記録媒体収納保存ドライブシステム - Google Patents

記録媒体、記録媒体ドライブシステムおよび記録媒体収納保存ドライブシステム

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JP2000200472A
JP2000200472A JP11001516A JP151699A JP2000200472A JP 2000200472 A JP2000200472 A JP 2000200472A JP 11001516 A JP11001516 A JP 11001516A JP 151699 A JP151699 A JP 151699A JP 2000200472 A JP2000200472 A JP 2000200472A
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JP11001516A
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English (en)
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Hiroki Takao
弘樹 鷹尾
Katsusuke Shimazaki
勝輔 島崎
Norio Ota
憲雄 太田
Koji Daikyo
康次 大饗
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Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体1個に沢山の数の情報を記録するこ
とがすすみ、保有する記録媒体の数が次第に増えて、必
要な情報が簡単に取り出すことが困難である。 【解決手段】 記録媒体、或いはカートリッジ個々に、
各記録媒体に記録される情報の目録、記録番号等の記録
情報を取りだすための検索情報を記憶する非接触ICメ
モリを設置固定する。所望の情報が記録された記録媒体
は、リーダーライター装置を用いてICメモリーの情報
を検索することによって発見することができ瞬時に取り
出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報の記録・再生を
行う情報記録媒体と情報記録媒体カートリッジ、さらに
それらの記録媒体収納可能装置及び収納取り出し方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来記録媒体、例えばビデオテープ等は
ビデオ映像、記念写真、静止画、音楽等を記録保存する
便利な手段の一つとして用いられ、一般に普及してき
た。特に6時間以上の記録容量を持つ記録媒体では30
分〜120分の記録映像、各種音声記録、或いはデータ
保存等を3〜12件以上を1個の記録媒体に詰め込んで
記録保存して用いられることが普通であった。さらに、
上記のような記録を行った記録媒体を個人的に数十個以
上を保有することは極めて一般的ことである。近年、記
録媒体としては、上記ビデオテープにおいてはアナログ
式記録テープ(ベータ型、VHS型ビデオテープ、カセ
ットテープ等)に加えてデジタル式記録テープが加わ
り、デイスク記録媒体としてデイスクリートハードデイ
スク、リムーヴァブル・ハードデイスク、コンパクトデ
イスク(CD−ROM)、記録型CD(CD−R)、デ
ジタルビデオデイスク(DVD)、光磁気デイスク(M
O)等が普及し、またさらに、光記録カード、音楽カー
ド、写真記録カードが一般に用いられている。上記各種
記録媒体にはそれぞれに一長一短があり使い分けされて
いるものであるが、共通する課題としてより大きな記録
容量、及びより迅速な記録再生等へ向かって技術改善が
進んでいる。所で、記録容量が600MB(メガバイ
ト)以上のデイスク記録媒体に音楽等を記録する場合で
はデイスク記録媒体一枚当たり10タイトル(10曲)
〜20タイトル(20曲)以上記録できる場合が多く、
5GB(ギガバイト)以上のデイスク記録媒体では一枚
当たり80タイトル(80曲)〜160タイトル(16
0曲)以上もの音楽が記録できる。さらに、10GB
(ギガバイト)以上のデイスク記録媒体に30分〜12
0分のビデオ映像情報を記録する場合ではデイスク記録
媒体一枚当たり2タイトル(2本)〜8タイトル(8
本)以上記録できる。従って上記の記録媒体において、
音楽記録CD−ROMを10枚保有すると100タイト
ル〜200タイトル以上の音楽を自由に選択して楽しむ
ことができ、VHS型120ビデオテープカセット記録
媒体10個と10GB(ギガバイト)以上のデイスク記
録媒体10枚保有すると50〜200本以上のタイトル
のビデオ映像を保有して楽しむことができる。上記のよ
うな数の記録媒体を保有することは、極普通に多くの個
人が行っており、さらに個人の記録媒体保有数の拡大が
進んでいる。
【0003】上記の保有される多数の音楽、或いはビデ
オ映像を楽しむためには、上記保存される多数の記録媒
体の中から、不規則的に、個人がその時の気分で欲しく
なるタイトル1〜2を、気分の変わらない時間の間にタ
イミングよくクイックリーに取り出すことができなけれ
ばならない。しかるに、保存する上記記録媒体の数が増
えるにつれて、欲しいタイトルのソフトが記録された記
録媒体の取り出しに、より長い時間がかかるようにな
り、タイミングよく楽しむことが困難になり、むしろ疲
労が積もり探すこと自体が困難になる事態に至ることも
ある。即ち、ラベル等に記録タイトル等を記載して、記
録媒体を保存する場合、例えば聞きたい音楽は、保有す
る10枚の音楽CD−ROMから一枚一枚取り出してラ
ベルのタイトルを見てゆく作業を続ける必要があり、見
たいビデオ映像の場合では例えば保存するVHS型12
0ビデオテープカセット記録媒体10個と10GB(ギ
ガバイト)以上のデイスク記録媒体10枚を一つ一つ取
り出してラベルの多数のビデオタイトルを見てゆく作業
を続ける必要がある。そしてその中からようやく目的の
タイトルを発見した場合に始めて聞く、或いは見ること
ができるのである。タイトルを見てゆく作業中で疲労す
ると目的のタイトルを見落とす失敗も起こるのである。
もしも記録媒体のラベル等にタイトルの記載がない場
合、或いは記録タイトルが記載されたラベルのカートリ
ッジケースに、異なったソフトを記録した記録媒体を誤
って収納してしまうような場合は、目的のタイトルを探
し出す作業自体が困難になる問題も発生する。
【0004】一方、上記多数のソフトが記録される記録
媒体のラベルに、ソフトのタイトル等ソフト判別内容を
記録する作業は、記録媒体をドライブに挿入して、或い
はドライブで記録、再生を行いながら行うことができな
い。このために、多数の記録されたソフトの一件一件に
ついてタイトル等個別内容を、記録媒体をドライブから
取り出して書き入れる面倒な作業をしなければならな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】記録容量の大きな記録
媒体では音楽、映像、絵、写真、或いはゲームソフト等
幅広い情報の種類にわたって、記録媒体1個に沢山記録
することになり、さらに保有する記録媒体の数が次第に
増えて多くなるので、個人が保管或いは保存する保有ソ
フトの数は増加を続ける。この増加する極めて沢山の保
有ソフトの中から必要になったものを取り出して使用す
る場合、記録媒体に貼り付けるラベル等に記録ソフトの
タイトル等を記載して保存する方法では、保存する記録
媒体の中から欲しいソフトを記録した記録媒体の取り出
しに、長い時間がかかるようになっており、極めて短い
時間内でタイミングよくクイックリーに取り出せるよう
な新しい取り出し方法が強く求められている。
【0006】さらにこれまで行われてきた記録媒体等に
貼り付けるラベル等に、記録媒体に記録されている多数
のソフト情報についてのタイトル、或いはソフト情報の
種類内容を手書きで記述する方法では、記録媒体に新た
な記録を行う度に記録媒体をドライブから取り出して書
き入れ、書き直しの作業をしなければならないこと、手
書きラベルでは美観を損ねないようにすることが難しい
こと等の問題がある。上記ラベルの記入をパーソナルコ
ンピュウター等の機器を用いて行えばきれいに書くこと
はできるようになるが、ラベル記入のための操作、作業
時間、及び手作業等においては手書きで記入する方法以
上遥かに時間がかかり、厄介な作業を伴い、コストが高
価になるので好ましくない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ICを有する
電子回路からなる半導体メモリを、記録媒体、記録媒体
収納ケース、記録媒体カートリッジ、及び記録媒体保存
棚或いは記録媒体収納ボックスに設置固定して用い、上
記ICメモリに、上記記録媒体に記録されている情報に
ついての記録順番号、タイトル、要約、記録日、記録時
間、記録ソフトの頭出し特徴情報等、再生したい記録情
報の検索に用いる検索手段情報の目次と内容を記憶させ
て、多種のソフト情報等を記録する記録媒体を多数保有
する場合において、再生したい所望の情報について記録
している記録媒体を探しだし、発見し、その記録媒体を
取り出して、その記録媒体の多数の記録情報の中から再
生したいものを迅速に取りだすために用いる、ICメモ
リーを備える記録媒体、記録媒体ドライブ装置、及び記
録媒体保存検索運搬ドライブシステムに関するものであ
り、さらにICメモリーを備える応用製品に関するもの
である。
【0008】本発明の第1は、2種類以上の情報を記録
することが可能な記録媒体、例えば、相変化型光デイス
ク、光磁気デイスク、リムーバブルハードデイスク、磁
気デイスク、ライトワンス型光デイスク、CD−RO
M,DVD−ROM、光カード等において、上記記録媒
体に記録される上記2種類以上の情報から検索して取り
だすための検索手段情報を記憶させる少なくとも1個の
ICメモリを設置固定する記録媒体である。
【0009】本発明の第2は、2種類以上の情報を記録
することが可能な記録媒体において、前記記録媒体に記
録される前記2種類以上の情報から選択して取りだすた
めの手段情報が記憶される少なくとも1個のICメモリ
を設置固定する記録媒体カートリッジ、例えば光磁気デ
イスクカートリッジに、上記記録媒体を専用に収納して
記録再生を行う記録媒体である。上記ICメモリは上記
カートリッジケースの外表面及び内部側表面の何れかの
面、或いは両面に設置固定して用いることができる。
【0010】本発明の第3は、2種類以上の情報を記録
することが可能な記録媒体において、上記記録媒体に記
録される上記2種類以上の情報から選択して取りだすた
めの手段情報が記憶される少なくとも1個のICメモリ
を設置固定する記録媒体収納ケース、例えばCD−RO
M用コンパクトデイスクケースに、上記記録媒体を収納
して保存するものである。上記ICメモリは上記記録媒
体収納ケースの外表面及び内部側表面の何れかの面、或
いは両面に設置固定して用いることができる。
【0011】上記本発明の第2及び第3におけるICメ
モリを設置固定する記録媒体収納ケース、或いは記録媒
体カートリッジに収納する記録媒体にも少なくとも1個
のICメモリを設置固定したものを用いてもよい。
【0012】上記本発明の第1、第2、及び第3におけ
る記録媒体に少なくとも1個のICメモリを設置固定す
る場合には非接触型ICメモリのタグ形状のもの、例え
ば、1024ビットの記憶容量があり、2.45GHzの
マイクロ波によって4ms/wordで読み出し、9ms/
wordで書き込みが可能なものを用い、記録媒体がデ
イスク記録媒体、例えばDVD−ROM,CD−RW,
光磁気デイスクである場合では、少なくとも1個の非接
触型ICメモリのタグ形状のものをデイスク記録媒体の
スピンドル孔の外周近傍に設置固定して用いてもよい。
【0013】上記本発明の第1、第2、及び第3におけ
る記録媒体に少なくとも1個の非接触型ICメモリのタ
グ形状のものを設置固定する場合には、前記記録媒体の
外表面、例えば光磁気デイスク、相変化型光デイスク、
CD−ROM等の紫外線硬化樹脂保護膜の外表面、或い
は透明樹脂基板の外表面のうちドライブ装置において記
録再生ヘッド、例えば光ヘッド、或いは磁気ヘッド等が
走査しない面に設置固定することが必要である。
【0014】上記本発明の第1、第2、及び第3におけ
る記録媒体に少なくとも1個の非接触型ICメモリのタ
グ形状のものを設置固定する場合には、記録媒体の基板
面、例えば光磁気デイスクのポリカーボネイト樹脂透明
基板、リムーバブルハードデイスクのアルミニウム金属
基板、磁気デイスクのガラス基板等の中でドライブ装置
の記録再生ヘッドが走査しない領域に設置固定すること
が必要である。
【0015】また、上記記録媒体、例えば光磁気デイス
クの基板に非接触型ICメモリのタグ形状のものを設置
固定する場合は、上記記録媒体の基板に予め凹部を形成
して、その凹部に非接触型ICメモリのタグ形状のもの
を配置して、その凹部とその非接触型ICメモリのタグ
形状のものとを接着性充填物、例えば紫外線硬化樹脂、
エポッキシ樹脂、サーモプラスチック等の硬化前の液体
を流し込み、硬化して被覆することができる。
【0016】また、上記記録媒体、例えばコンパクトデ
イスク(CD−R)の基板の非接触型ICメモリのタグ
形状のものは該基板に設けた凹部に配置固定し、前記凹
部及び非接触型ICメモリのタグ形状のものの外表面を
少なくとも印刷ラベル膜層によって被覆することができ
る。
【0017】また、上記記録媒体、例えば両面記録型相
変化型光デイスク、リムーバブルハードデイスク等には
2枚の片面記録型記録媒体を貼り合わせの層を介して貼
り合わせ構成される両面記録型記録媒体のものがあり、
上記非接触型ICメモリのタグ形状のものを上記両面記
録型記録媒体の貼り合わせの層、例えばサーモプラスチ
ック接着剤の層、エポッキシ樹脂接着剤の層、紫外線硬
化樹脂保護膜の層等の中に配置固定して用いることがで
きる。
【0018】上記記録媒体を収納する記録媒体収納ケー
ス、例えばCD−ROM収納ケース、或いはデイスクカ
ートリッジ、例えば光磁気デイスクカートリッジの外表
面側、或いは/及び内部面側に非接触型ICメモリのタ
グ形状のものを設置固定し、その非接触型ICメモリの
タグ形状のものの外表面をラベルシート及び塗膜から選
択する少なくとも片方によって被覆してもよい。
【0019】上記記録媒体を収納する記録媒体収納ケー
ス、例えばCD−ROM収納ケース、或いはデイスクカ
ートリッジ、例えば光磁気デイスクカートリッジの外表
面側、或いは/及び内部面側に予め凹部を設け、該凹部
の底部面にICメモリ、或いは非接触型ICメモリのタ
グ形状のものを設置固定することが好ましく、前記凹部
は接着性充填物で充填してもよいが、凹部とICメモリ
或いは非接触型ICメモリのタグ形状のものの外表面を
ラベルシート或いは塗膜の何れか片方、または両方を組
み合わせによって被覆することもできる。
【0020】本発明の第4は、少なくとも周波数が2.
45GHzの電波が透過する面部、例えばポリカーボネイ
ト透明樹脂基板、或いは紫外線硬化樹脂保護膜等、と透
過しない面部、例えばアルミニウム合金からなる光反射
膜、或いは垂直磁化合金からなる光磁気記録膜等、とを
有する記録媒体において、少なくとも上記記録媒体にお
ける電波が透過する面部にICメモリを少なくとも1個
設置固定して用いるものである。上記ICメモリは非接
触型ICメモリのタグ形状のものでもよい。
【0021】本発明の第5は、少なくとも周波数が2.
45GHzの電波が透過する面部と透過しない面部とを有
する記録媒体において、上記記録媒体における電波が透
過する面部と電波が透過しない面部の両方にICメモリ
を少なくとも1個設置固定して用いるものである。上記
ICメモリは非接触型ICメモリのタグ形状のものでも
よい。
【0022】本発明の第6は、少なくとも周波数が2.
45GHzの電波が透過しない面部を有する記録媒体にお
いて、上記記録媒体の電波が透過しない面部にICメモ
リを少なくとも1個設置固定して用いるものである。上
記ICメモリは非接触型ICメモリのタグ形状のもので
もよい。
【0023】上記本発明の第4、第5、及び第6におけ
る記録媒体は、少なくとも2.45GHzの電波の透過可
能部分を有し、ケースの外表面及びケースの内部側表面
の何れか片方或いは両方に非接触型ICメモリのタグを
設置固定する記録媒体収納ケースに収納して保存するこ
とができる。上記記録媒体収納ケースに設置固定する非
接触型ICメモリのタグは3個以上でもよい。
【0024】本発明の第7は、記録媒体を挿入すること
によって少なくとも記録媒体の再生を行うドライブ装
置、或いはドライブシステムにおいて、少なくとも2種
類以上の情報を記録することができる記録媒体に記録さ
れる2種類以上の情報から選択して取りだすための手段
情報を記憶する少なくとも1個のICメモリを備える記
録媒体を挿入して記録再生を行うが、ドライブ装置の外
部からドライブ装置内に挿入されている記録媒体に設置
固定される上記ICメモリの上記手段情報を読み取るこ
とができるリーダーライター装置、或いはリーダー装置
を用いて、ユーザーが再生したい記録情報について、I
Cメモリの手段情報から選択して再生をするように指示
する入力を行うことによって、上記ライブ装置が記録媒
体における上記再生指示の記録情報を自動的に選択して
情報の再生を行うことができる機能を備えるドライブシ
ステムである。
【0025】本発明の第8は、記録媒体を内蔵するカー
トリッジをドライブ装置に挿入することによって少なく
とも記録媒体の再生を行うドライブ装置、或いはドライ
ブシステムにおいて、少なくとも2種類以上の情報を記
録することができる記録媒体に記録される2種類以上の
情報から選択して再生するための手段情報を記憶する、
少なくとも1個のICメモリをカートリッジに設置固定
したものを用いて、これをドライブ装置に挿入して、ド
ライブ装置の外部からリーダーライター装置を使って、
上記カートリッジのICメモリの上記手段情報を読み取
り、上記リーダーライター装置が読み取ったICメモリ
の手段情報から再生対象の情報を選択して入力を行うこ
とによって、上記記録媒体の中の上記選択した情報につ
いて自動的に再生を行うことができる機能を備えるドラ
イブシステムである。
【0026】上記第7及び第8の発明におけるICメモ
リに、非接触型ICメモリのタグ形状のものを用いる。
また上記リーダーライターにはハンデイ、或いは携帯用
の非接触型リーダーライター装置を用いてもよい。
【0027】本発明の第9は、2個以上の記録媒体を保
存する記録媒体収納保存装置と、記録媒体を自動的に収
納取り出し移動運搬を行う装置と、少なくとも再生を行
うドライブ装置とを有する記録媒体収納保存ドライブシ
ステムにおいて、少なくとも電波によって記憶情報を再
生することができる非接触型ICメモリを少なくとも1
個を備える記録媒体を載置する記録媒体収納保存装置
と、該記録媒体の非接触型ICメモリに記憶される記録
媒体取り出し情報を電波によって検索を行い発見信号を
発するリーダーライターと、該リーダーライターの該信
号に従って記録媒体を取り出し収納及び移動運搬を行う
装置と、上記リーダーライターからの上記信号に従って
少なくとも記録媒体の再生を行うことのできるドライブ
装置とを用いることによってユーザが再生したい情報を
自動的に再生することができる記録媒体収納保存ドライ
ブシステムである。上記非接触型ICメモリを少なくと
も1個を備える記録媒体を載置する記録媒体収納保存装
置には検索された記録媒体のある位置を知らせる信号を
表示するライトを設けたものを用いてもよい。
【0028】また、上記リーダーライターに、検索該当
物を発見した位置で発見を知らせる表示ライトがともっ
たり、或いは点滅する表示灯を備えるものを用いてもよ
い。さらにまた、上記記録媒体は非接触型ICメモリを
少なくとも1個を備える記録媒体カートリッジ及び非接
触型ICメモリを少なくとも1個を備える記録媒体収納
ケースから選択される何れか一方に収納して記録媒体収
納保存装置に保存してもよい。
【0029】本発明の第10は、A群に属する種類の物
体から少なくとも1つ選んでB群に属する種類の物体か
ら選択される少なくとも1つと組み合わせて構成される
組み合わせ製品において、上記A群に属する種類の物体
個々にICメモリーを設置して必要な情報を記憶させた
もの、及び上記B群に属する種類の物体個々にもICメ
モリーを設置して必要な情報を記憶させたものにおける
それぞれのICメモリーに記憶される情報から情報を検
索することによって組み合わせに最適な情報を備えるA
群に属する種類から選択されるものとB群に属する種類
から選択されるものとを組み合わせて構成される、IC
メモリーを備える組み合わせ製品である。上記A群に属
する種類の物体及びB群に属する種類の物体のおのおの
に設置するICメモリーには非接触型ICメモリタグを
用いるのが好ましい。具体的製品の事例としては、上記
A群に属する種類の物体がデイスク記録媒体であり、上
記B群に属する種類の物体が記録媒体収納ケース及び記
録媒体カートリッジから選択されるものである。
【0030】本発明の第11は、上記ICメモリとして
独立する電子回路からなるものを少なくとも1つを、記
録媒体、記録媒体収納ケース、及び記録媒体収納可能装
置等から選択される少なくとも記録媒体のラベルに換え
て外表面に設置固定して用いるものである。
【0031】本発明に用いる上記ICメモリは接触端子
を有する電子回路からなるもので電源に電池を必要とす
るものを用いてもよいが、電源電池を必要としないもの
を用いる方がより好ましい。
【0032】
【発明の実施の形態】上記課題を解決するために本発明
が提供する解決手段についての実施例を以下に記載す
る。
【0033】(実施例1)本実施例は電極端子302を
有するICメモリ記憶回路301を設置固定したビデオ
テープ記録媒体100に関するものである。図1はビデ
オテープ記録媒体100をビデオデッキ81に挿入する
ことによって、回転モーター61の回転軸62がビデオ
テープカセットのテープ巻きリールの孔にセットされ、
ビデオテープカセットの蓋101が開かれビデオテープ
が回転ローラー84、記載しないヘリカルビデオヘッド
等にテープがセットされる状態を示している。この時点
において、上記ビデオテープ記録媒体100に設置固定
されているICメモリ記憶回路301にビデオテープ記
録媒体100に、記録または再生する記録情報について
の記録番号、タイトル、要点、記録日、記録情報頭部
分、記録再生条件、記録時間等再生時選択で的確に且つ
迅速に取り出すことに有効な情報を記録することができ
る。ICメモリの記憶容量には512ビット以上がもち
いられ、本実施例では4096ビットを用いることによ
って512バイトの記録ができる。図1のビデオデッキ
81は、上記ビデオテープ記録媒体100に設置固定さ
れているICメモリ記憶回路301に上記必要な情報を
記憶させるための電子回路装置201と電極端子202
を備えている。電極端子202は電子回路装置201の
一端に備えている弾性板の一端にあり、ビデオテープカ
セット記録媒体100をビデオテープ記録再生装置81
(以下ビデオデッキ81と記す)に挿入して定位置に移
動する行程において、図1で示すように、ビデオテープ
カセット外表面の底部104に設置するICメモリ回路
301の電極端子302に圧接するように取り付けられ
ている。上記ビデオデッキ81にはICメモリ記憶回路
301に記憶させる情報を入力するためのリーダー・ラ
イターと接続するための端子を備えており、上記ビデオ
テープ記録媒体100のICメモリ301への記録情報
は、携帯用のリーダー・ライター、据え置き型リーダー
・ライター装置、或いはパーソナルコンピュウター等か
ら選択して入力することができる。図1に示す実施例
は、ICメモリ回路301の電極端子302が露出する
程度にICメモリ回路301をビデオテープ記録媒体の
カセット100の外表面に形成した凹部(窪み)に埋め
込み接着によって設置固定した場合をしめしたが、ビデ
オカセット100の外表面上にICメモリ記憶回路30
1を接着貼り合わせて構成してもよい。
【0034】(実施例2)本実施例は図2で示すよう
に、電極端子302を有するICメモリ回路301をカ
セットテープ記録媒体(音楽記録用テープ)110の外
表面部114に設置固定して用いるものである。図2で
はカセットテープ記録媒体110をカセットテープ・レ
コーダー91に挿入することによって、回転モーター6
1の回転軸62がテープカセット110のテープ巻きリ
ールの孔にセットされ、録音テープ112が磁気ヘッド
94にセットされる状態を示している。この時点におい
て、上記カセットテープ記録媒体110に設置固定され
ているICメモリ記憶回路301にカセットテープ記録
媒体110に、記録または再生する記録情報についての
記録番号、タイトル、要点、記録日、記録情報頭部分、
記録再生条件、記録時間等再生時選択で的確に且つ迅速
に取り出すことに有効な情報を記録することができる。
図2のカセットテープ・レコーダー91は、上記ICメ
モリ記憶回路301に上記必要な情報を記憶させるため
の電子回路装置201と電極端子202を備えており、
電子回路装置201の電極端子202がカセットテープ
記録媒体110のテープカセット外表面の側面部114
に設置するICメモリ記憶回路301の電極端子302
に圧接するように取り付けられている。上記以外は実施
例1と同じである。
【0035】(実施例3)本実施例を図3で示す。電極
端子302を有するICメモリ記憶回路301を光磁気
デイスク11のデイスクカートリッジ12の外表面15
に接着剤で設置固定して用いるものである。図3は光磁
気デイスク11をデイスクカートリッジ12に収納し
て、光磁気デイスク・ドライブ71のデイスクカートリ
ッジ固定部72に挿入固定された状態を示しており、光
磁気デイスク11が、光磁気デイスク11のスピンドル
孔16に回転モーター61の回転軸62に連結するスピ
ンドル17が挿入され、ターンテーブル63上にセンタ
リングされて固定されている。上記デイスクカートリッ
ジ12は両面にヘッドウィンドウ18a,18bを備え
ており、このヘッドウィンドウ18a,18bを開閉す
るシャッター13がシャッター・スライダー14を介し
てデイスクカートリッジ・ケース12に取り付けられて
おり、図3では光磁気デイスク・ドライブ71の光ヘッ
ド20、及び磁気ヘッド51が上記デイスクカートリッ
ジ12の両面のヘッドウィンドウ18a,18bに挿入
された状態を示している。上記デイスクカートリッジ1
2に設置固定されているICメモリ記憶回路301に
は、光磁気デイスク11に記録されている多種の記録情
報から特定の種類の情報を選んで再生しようとする際
に、どの光磁気デイスクの何番目に記録された物であっ
ても、的確に且つ迅速に取り出すために有効な情報を記
録することができる。図3の光磁気デイスク・ドライブ
71は、上記ICメモリ記憶回路301に上記必要な情
報を記憶させるための電子回路装置201と電極端子2
02を備えており、電子回路装置201の電極端子20
2がデイスクカートリッジ12側面の外表面部15に設
置するICメモリ記憶回路301の電極端子302に圧
接するように取り付けられている。上記以外は実施例1
と同じである。
【0036】(実施例4)図4にビデオテープカセット
記録媒体100を示す。ビデオテープカセットの外表面
には紙製のラベルシート105、及び106を粘着剤で
貼り合わせてあり、ビデオテープカセット記録媒体10
0に記録してある6件のビデオ映像について、記録順番
号、タイトル、及びコメント等を鉛筆、ボールペン等で
書き入れることができる。本実施例は、上記各ラベルシ
ート105、及び106とは別体の、非接触型ICメモ
リのタグ401を、図4に示すように、ビデオテープカ
セット100に取り付けて、上記ラベルシートに記載す
るような情報を上記非接触型ICメモリ403に記録さ
せて用いるものである。図4は上記非接触型ICメモリ
のタグ401をビデオテープカセット100に接着剤で
貼り付けて用いる例である。上記非接触型ICメモリの
タグ401は、図4に例示するように、ビデオテープカ
セット記録媒体1個について1枚だけでもよいが、非接
触型ICメモリのタグ401を2枚以上を用いることも
できる。図5にはビデオテープカセット記録媒体100
に非接触型ICメモリのタグ401a,及び401bを
貼り付けて、各非接触型ICメモリのタグの上をラベル
シート105、及び106で被覆して貼り付けた構成
の、非接触型ICメモリのタグ401を2枚用いる例を
示す。非接触型ICメモリのタグ401を備えるビデオ
テープカセット記録媒体100はビデオテープ・ドライ
ブ装置81(以下ビデオテープ・デッキー81と略記す
る)に入れて記録、或いは再生を行うが、この際、図5
で示すように、ビデオテープ・デッキー81の外部から
非接触型ICメモリタグ401の携帯用ハンデイー・ラ
イター500を用いてマイクロ波等の電波によって、ビ
デオテープ・デッキー81内のビデオテープカセット記
録媒体100の非接触型ICメモリ403に情報を記録
することができる。図5に示す携帯用ハンデイー・ライ
ター500は数字、記号、文字等のワードを入力キー5
01によって打ち込んで、打ち込み情報の表示部503
で表示させながら電波発信部502からマイクロ波等の
電波信号504を発信し、携帯用ハンデイー・ライター
500のアンテナから17cm(アンテナ小の場合)、ま
たは32cm(アンテナ大の場合)以内の範囲で、ビデオ
テープ・デッキー81の樹脂製ボックスを透過して、さ
らにラベルシート透過してビデオテープカセットに貼り
付けられた非接触型ICメモリ403に情報を記録させ
ることができる。一方、図5に示す携帯用ハンデイー・
ライター500は、携帯用ハンデイー・ライター500
のアンテナとビデオテープカセットに貼り付けられた非
接触型ICメモリ403との間の距離が35cm(アンテ
ナ小の場合)、64cm(アンテナ大の場合)以内なら
ば、非接触型ICメモリ403から発信されて戻ってく
る戻り電波信号を読み取ることができるリーダーの機能
も備えている。一般に据え置き用ビデオデッキーでは、
上記携帯用ハンデイーリーダー・ライター500をビデ
オテープ・デッキー81のビデオテープカセット記録媒
体100を挿入する入口側のシャッター板83側から用
いるのが便利であるが、この場合、図5で示すように、
ビデオテープカセットの底部104側に非接触型ICメ
モリのタグ401bを設置して用いることができる。上
記2つの非接触型ICメモリのタグ401a,及び40
1bには同じ情報を記憶させるて、貼り付け位置で使い
分けに用いてもよいが、非接触型ICメモリにWORM
タイプの一度だけしか記録できないICメモリを用いる
場合では、ビデオテープカセット記録媒体に新しい情報
を再記録を行った場合に上記2つめ以上の非接触型IC
メモリに記録して用いることができる。この場合古い情
報が記録されていて必要がなくなった非接触型ICメモ
リのタグははぎ取って廃棄することができる。
【0037】尚非接触型ICメモリのタグ401はビデ
オテープカセットケースの外表面部に非接触型ICメモ
リのタグ用の凹部を形成して非接触型ICメモリのタグ
401をビデオテープカセットケース面よりへこんだ状
態に埋め込むで用いることによって非接触型ICメモリ
のタグ401に擦り傷や、衝突破損等を防ぐことができ
るので好ましい。
【0038】非接触型ICメモリのタグ401として
は、図6、及び図7に例示するようなものを用いてもよ
い。即ちICチップ403とアンテナコイル402を電
極406を介して、電気伝導性接着剤による接着、或い
は導電材蒸着等によって、図7で示すように結合し、例
えばPET等の2枚の樹脂フイルム層404の間に、接
着剤、或いは紫外線硬化樹脂などの層405によってく
るんでサンドウイッチ状の薄膜に構成したものを用いた
場合では、−20℃〜85℃の温度範囲で用いることが
できる。ICメモリの記録容量は512bit以上,1
024bit以上,或いは4096bit以上等が用い
ることができる。1ワード8bitではそれぞれ64ワ
ード、128ワード、512ワード以上きろくできる。
1ワード16bitではそれぞれ32ワード、64ワー
ド、256ワード以上記録できる。
【0039】また非接触型ICメモリとしてはWORM
タイプの一度だけ記録して再生専用に用いるものでもよ
いが、再記録可能な記録再生用のICメモリが好まし
い。
【0040】(実施例5)ビデオテープカセット記録媒
体100に非接触型ICメモリのタグ401を取り付け
る形態の種類について実施例を示す。例えば図8に示す
ようなビデオテープカセット記録媒体100を収納保存
する保管棚600に多数のビデオテープカセット記録媒
体100を並べて保管する場合、見たくなったビデオ情
報が迅速に、できるだけ簡単に取り出せることが重要で
ある。必要な情報の入ったビデオテープカセット記録媒
体100の取り出しに、従来ビデオテープカセット記録
媒体100のラベルに筆書きしたメモ書きを読みながら
ビデオテープカセット1個1個取り出して探すやり方
は、ビデオテープカセット数が15個以上等多くなるに
つれて面倒な作業を伴うようになり、困難になる。ビデ
オテープカセット記録媒体100に設けた非接触型IC
メモリのタグ401の記憶情報を非接触型ICメモリか
らの電波によってリーダー・ライター500のモニタ
ー、或いはスクリーン等表示器に瞬時に表示して探索す
る方法を用いると、リモコン操作と同じようにして、携
帯用リーダー・ライター500を、ビデオテープカセッ
ト記録媒体100を収納する棚に向けて移動するだけで
瞬時に各ビデオテープカセット記録媒体100の記録し
ている情報を読出し、目的の情報を記録したビデオテー
プカセット記録媒体100を探索することができる。ア
ダプターを用いれば、携帯用リーダー・ライター500
が読出す情報をテレビのスクリーンに映し出して探索す
ることもできる。図8の棚600に示すビデオテープカ
セット記録媒体100の中のV1はビデオテープカセッ
トの背表紙シート・ラベル106の上に非接触型ICメ
モリのタグ401を1個貼り付けたものである。非接触
型ICメモリのタグ401の貼り付け形態は、図8のV
2で示すように、縦向きでビデオテープカセットに直接
貼り付けて用いてもよい。しかし、ICメモリの記録容
量が足りない場合、或いは/及びビデオテープカセット
記録媒体100の記録情報を新しく再記録を行って前の
ICメモリの記録情報がいらなくなった場合等の場合の
ために1個のビデオテープカセット記録媒体100に2
つ以上の非接触型ICメモリのタグ401の貼り付けが
必要であり、図8におけるビデオテープカセット記録媒
体V3、及びV4はこの目的に適した構成である。V3
は非接触型ICメモリのタグ401a、及び401bを
ビデオテープカセットに直接貼り付けた後、該各非接触
型ICメモリのタグ401の上に筆書き用ラベルシート
を設けた構成である。V4は、図9に示すようなビデオ
テープカセット100に非接触型ICメモリのタグ用の
凹部を形成し、該凹部に非接触型ICメモリのタグ40
1a、401bを配置して紫外線硬化樹脂を塗布し硬化
させた層108を形成する方法によって、非接触型IC
メモリのタグ401a、401b、401c、及び40
1dをビデオテープカセット凹部に埋め込んで形成した
実施例である。上記以外は実施例4と同じである。
【0041】(実施例6)相変化型光デイスク、光磁気
デイスク、ライトワンス型光デイスク、再生専用光デイ
スク、及びリムーバブルハードデイスク等のデイスク記
録媒体では、(1)記録再生消去が可能なデイスク記録
媒体例えば相変化型光デイスク(DVD―RAM等),
再記録可能コンパクトデイスク(CD−RW)、光磁気
デイスク(MO)、及びリムーバブルハードデイスク等
と、(2)1度書き込み可能光デイスク例えば追記型光
デイスク(WORM)及び書き込み型コンパクトデイス
ク(CD−R)等と、(3)再生専用型光デイスク例え
ばDVD−ROM,コンパクトデイスク(CD−RO
M)等で使い分けが行われている。上記デイスク記録媒
体の種類それぞれによってラベル、或いはICメモリ等
の用い方及びその効能に違いがある。記録再生消去が可
能なデイスク記録媒体では記録されているソフトやデー
タ等の情報が書き換えによって次々と変わるために、デ
イスク記録媒体に設置する、或いは貼り付ける非接触型
ICメモリタグ401には、書き換え可能なICメモリ
を用いる方法、1枚のデイスク記録媒体に多数のWOR
M型ICメモリを用いる方法、及び特に高容量のWOR
M型ICメモリを用いる方法等を用いる。一方、1度書
き込んだ後は再生専用になるデイスク記録媒体、及び多
数のコンピュウター。アプリケーション・ソフト、多数
の音楽ソフト、多数の映像ソフト、多数のゲームソフト
等が記録される再生専用のデイスク記録媒体等には、デ
イスク記録媒体の記録容量に適するメモリ容量のWOR
M型ICメモリを用いることが好ましい。
【0042】図12で示すように、デイスク記録媒体で
は、記録媒体21自体に非接触型ICメモリタグ401
を直接取り付けて記録再生装置(以下ドライブ装置と略
す)71のトレイ72に挿入して用いることができる。
この場合、デイスク記録媒体21に設置された非接触型
ICメモリタグ401はデイスク記録媒体21と一緒に
回転する。従ってデイスク記録媒体21の回転時におけ
るインバランスを小さくするために、回転が600〜7
200r.p.mの範囲では直径13cm以下のデイスク記録
媒体において4グラム以下、特に高速では1グラム以下
で、厚みが0.3mm以下の非接触型ICメモリタグ40
1を用いることが好ましい。またデイスク記録媒体21
における非接触型ICメモリタグ401の取り付け配置
としては、図13、或いは図15で示すように、ほぼ同
じ寸法と重さの非接触型ICメモリタグ401を3個以
上インバランスが小さくなるように組み合わせて配置し
て設置することが好ましい。
【0043】図12は光デイスク記録媒体21用のドラ
イブ装置71を示しており、挿入口から光デイスク記録
媒体21をトレイ72に載せてドライブ装置71へ挿入
し、光デイスク記録媒体21のスピンドル孔16にスピ
ンドル17を挿入しながら回転モーター61の回転軸6
2に連結するターンテーブル63が光デイスク記録媒体
21を受け取り、光デイスク記録媒体21を回転させ
て、光ヘッド20によって記録再生を行う。非接触型I
Cメモリタグ401が光デイスク記録媒体21に直接取
り付けられている場合、光デイスク記録媒体21がドラ
イブ装置71で回転していても、或いはドライブ装置7
1で光デイスク記録媒体21の記録再生を行っていて
も、図12で示すように、リーダーライター500を用
いて、例えば2.45GHz(ギガヘルツ)のマイクロ波
等の電波504をドライブ装置71の外部から発信させ
て、ドライブ装置71内の光デイスク記録媒体21に取
り付けらた非接触型ICメモリタグ401aと401b
に情報を記憶させること、及び非接触型ICメモリタグ
401aと401bから記憶情報を取り出すことができ
る。従って、デイスク記録媒体21を回転させながら、
デイスク記録媒体21の多数の記録情報から欲しい情報
を選択して取り出すのに便利な、例えば記録番号、タイ
トル、頭情報等の情報を、デイスク記録媒体21に設け
た非接触型ICメモリタグ401に記憶させることがで
きる。例えば、20曲の音楽情報を記録した光デイスク
21の中央透明部の保護膜層7側外表面に、形状が小さ
く厚みの薄い1024ビットの非接触型ICメモリのタ
グ401を1枚接着して取り付けたものについて、平面
図を図10(a)に、断面図を図10(b)に示す。図
中1は透明基板、16はスピンドル孔、7は保護膜、1
0は記録膜層反射膜である。光デイスク21の中央透明
部の保護膜層7の外表面と記録膜層反射膜領域10の保
護膜層7外表面とに非接触型ICメモリのタグ401
a,及び401bの2つを接着固定した光デイスクにつ
いて、平面図を図11(a)に、断面図を図11(b)
に示す。光デイスク21では透明基板1側から記録再生
光を照射するので、非接触型ICメモリのタグ401を
設置する位置は透明基板1側の中央部で、光ヘッド20
が動作することのない領域、及び保護膜7側の領域に限
定しなければならない。多数の光デイスク21を重ねた
り、或いは並列させて収納保存する場合には、光デイス
ク21の記録層金属反射膜10の領域が、非接触型IC
メモリタグ401のアンテナコイル402(図6参照)
へ送られるマイクロ波等の電波504の透過を弱めた
り、遮断する問題は考えられるが、しかし、光デイスク
21の面に平行な方向から電波504を送る方法で効用
が得られる。光デイスク21においてもICメモリの記
録容量が足りない場合、光デイスク21の記録情報を追
加記録する場合、或いは相変化型光デイスク21、例え
ばDVD−R等のように記録情報を消去して新しい情報
を再記録したり、追加記録を行う場合のために1個の光
デイスク21に2つ以上の非接触型ICメモリタグ40
1を用いることは効果的である。上記以外は実施例1、
実施例4、及び実施例5と同じである。
【0044】(実施例7)本実施例はICメモリをデイ
スク記録媒体に内蔵させ、或いは封入設置させて、デイ
スク記録媒体の外表面の美観を損ねないようにICメモ
リを設置する、デイスク記録媒体のICメモリ設置構
造、及びICメモリ取り付け方法に関するものである。
光デイスク21に非接触型ICメモリタグ401を設置
する方法について図14に断面図で示す。光デイスク2
1の非接触型ICメモリタグ401を設置する部分Sを
拡大して示すように、光デイスク21の透明基板1の再
生光照射側内周部に予め非接触型ICメモリタグ401
を納める凹部191を形成し、非接触型ICメモリタグ
401納め、紫外線硬化性樹脂液19を塗布し、透明基
板1の凹部191の紫外線硬化性樹脂19の中に非接触
型ICメモリタグ401を埋め込んで固定する方法であ
る。図15は円弧形状の3個の非接触型ICメモリタグ
401を、光デイスク21の透明基板1の内周部の凹部
191に光デイスク21の回転におけるインバランスが
最小になるように配置し、上記方法によって、紫外線硬
化性樹脂19によって埋め込んで固定したものである。
図16は、光デイスク21の樹脂保護膜層7の外表面に
非接触型ICメモリタグ401a、及び401bを配置
し取り付け、さらに前記非接触型ICメモリタグ401
a、及び401bの大気側面に樹脂印刷剤によって印刷
膜層29を形成して前記非接触型ICメモリタグ401
を光デイスク21に設置固定する方法で作製した光デイ
スク21の断面図である。図17は、光デイスク21の
透明基板1の保護膜側に外表面に非接触型ICメモリタ
グ401を納めるための凹部191を予め形成してお
き、その凹部191に非接触型ICメモリタグ401を
配置し、紫外線硬化樹脂液を加えて紫外線硬化樹脂層1
9を形成し、さらに前記非接触型ICメモリタグ401
と紫外線硬化樹脂層19の大気側面に樹脂印刷剤によっ
て印刷膜層29を形成して前記非接触型ICメモリタグ
401を光デイスク21の透明基板1の保護膜側に設置
固定する方法で作製した光デイスク21の断面図であ
る。上記のような方法と構造によって作製した非接触型
ICメモリタグ401を備えるデイスク記録媒体では、
デイスク記録媒体外表面の非接触型ICメモリタグ40
1による凹凸の発生がなくなり、非接触型ICメモリタ
グ401を持たないデイスク記録媒体と同じ平滑で美し
い外表面を形成する効果が得られる。上記以外は実施例
1、実施例4、実施例5、及び実施例6と同じである。
【0045】(実施例8)本実施例はICメモリをデイ
スク記録媒体の外表面に設置、或いは貼り付けて、さら
にその上に印刷ラベルシートを貼り付けること、或いは
印刷インクを印刷し印刷保護剤またはサイジング剤の塗
布膜を形成すること等によってデイスク記録媒体の外表
面の美観を損ねないように,且つICメモリをしっかり
固定する、デイスク記録媒体のICメモリ設置構造、及
びICメモリ取り付け固定する方法に関するものであ
る。光デイスク21に非接触型ICメモリタグ401を
設置する方法について図18及び図19の平面図(a)
及び(b)断面図に示す。図18は、光デイスク21の
保護膜面7側において、透明基板1のスピンドル孔16
周辺部外表面に非接触型ICメモリタグ401a及び4
01bを配置し取り付け、該非接触型ICメモリタグ4
01a及び401bの大気面側へ透明な印刷ラベル膜層
49を貼り付けて被覆形成し、上記非接触型ICメモリ
タグ401a及び401bを光デイスク21に設置固定
する。図19は、光デイスク21の保護膜面7側におい
て、保護膜7の外表面に非接触型ICメモリタグ401
を配置し取り付け、該非接触型ICメモリタグ401と
保護膜7の大気面側外面にカラーの絵模様の印刷ラベル
膜層39を積層し被覆形成して、上記非接触型ICメモ
リタグ401を光デイスク21の保護膜7と印刷ラベル
膜層39との間に設置固定する。上記のような方法と構
造によって作製した非接触型ICメモリタグ401を備
えるデイスク記録媒体では、デイスク記録媒体外表面の
非接触型ICメモリタグ401を設けた面側に美しい面
を形成する効果が得られる。上記以外は実施例1、実施
例4、実施例5、実施例6、及び実施例7と同じであ
る。
【0046】(実施例9)本実施例は非接触型ICメモ
リタグ401をデイスク記録媒体21aの保護膜側接着
剤層に設置、或いは貼り付けて、さらにその上にもう一
つのデイスク記録媒体21bを接着剤によって貼り付け
ることによって、2枚のデイスク記録媒体の間の接着層
内に非接触型ICメモリタグ401を埋め込み固定して
両面記録型デイスク記録媒体を構成するものである。図
20は、スピンドル孔16、透明基板1、反射膜記録膜
層10、保護膜7等を備える光デイスク21a,及び光
デイスク21bの各保護膜面7側に接着剤を塗り、光デ
イスクの透明基板のスピンドル孔16外周近傍に非接触
型ICメモリタグ401a及び401bを配置して、光
デイスク21aと光デイスク21bを張り合わせて作製
した、両面記録型光デイスク31の断面図を示す。この
ような構成によって非接触型ICメモリタグ401を内
部に安全に保有する両面記録型光デイスク31製品を提
供できる。上記以外は実施例8と同じである。
【0047】(実施例10)本実施例を図21に示す。
図21における601はデイスク記録媒体の収納ボック
スであり、650はユーザが選択したソフト情報等が記
録されているデイスク記録媒体を、収納されているデイ
スク記録媒体21或いは31から自動的に選択して、取
り出しアーム652によって取り出すデイスク記録媒体
取り出し装置であり、72は、デイスク記録媒体取り出
し装置650が取り出したデイスク記録媒体について記
録再生を行うドライブ装置である。デイスク記録媒体収
納ボックス601に収納されるデイスク記録媒体21及
び31は個々に非接触型ICメモリタグ401を1個以
上を設けたものを用いる。デイスク記録媒体個々の非接
触型ICメモリタグ401には、各デイスク記録媒体個
々に記録されている固有の記録情報、例えば、映像情
報、ビデオ映画、音楽、アプリケーションソフト、ゲー
ムソフト、データ等について、これを再生するための取
り出し情報、例えば記録番号、タイトル、キーワード、
特徴部分、記録日、作成者名等を記憶させてある。図2
1のシステムは、ユーザが持つ記載しないリーダーライ
ター500、或いはハンデイリーダー500に取り出し
希望の記録情報についてのICメモリー検索情報を入力
する。すると瞬時に対象のデイスク記録媒体を検索し、
取り出して、ドライブ装置72まで運んでドライブ装置
72にセットし、ユーザーが希望して指定した記録情報
を自動的に再生する機能を有している。図21における
デイスク記録媒体取り出し装置650における651は
案内移動用動力装置部であり、653は移動案内レール
装置部であり、652はデイスク記録媒体取り出しアー
ム装置部である。ドライブ装置72における20は光ヘ
ッド等記録再生用ヘッド部であり、21はヘッド案内移
動レール部である。収納ボックス601にはデイスク記
録媒体のうち片面記録媒体21としてa1,a2,a3
4,a5,a6,a7、及び両面記録媒体31として
1,b2,b3を記載してある。デイスク記録媒体21
のa1は非接触型ICメモリタグ401を1個設けてあ
り、a2には非接触型ICメモリタグ401を2個設け
てあり、a3は1個,a4は2個、a5は2個,a6は1
個,a7は2個であり、それぞれ非接触型ICメモリタ
グ401の取り付け配置が異なる。図21における両面
記録媒体31のb1,b2,b3においてはb1では、非接
触型ICメモリタグ401の取り付け配置が接着層38
の部分に1個(図20を参照)、b2では接着層38の
部分に1個と透明基板1の大気面側に2個、b3では接
着層38の部分に4個(401a,401b,401
c,401d)である。上記のようなシステムで非接触
型ICメモリタグ401を用いることによって極めて簡
単に記録媒体の自動検索取り出し装置を提供することが
できる。尚携帯用のハンデイーリーダー、或いはハンデ
イーリーダーライターを用いて検索情報を入力して上記
デイスク記録媒体収納ボックス601へ向けて発信すれ
ば、上記操作所望の記録情報を保持するデイスク記録媒
体をデイスク記録媒体収納ボックス601から即座に探
し出して取り出すことができる。上記以外は実施例1、
実施例6、及び実施例9と同じである。
【0048】(実施例11)一般に20以上の多数のデ
イスク記録媒体を保有すると収納ボックスまたは収納棚
に整理して保存することが必要になる。1個の記録媒体
に10〜20以上の個別タイトルの情報が記録されるデ
イスク記録媒体をデイスクケースに納めて多数保存する
場合、欲しい2〜3のタイトルの記録情報を欲しいとき
に、興味を失わない間に速く取り出せることが大切であ
る。図22にデイスク記録媒体をケースに納めて保管或
いは保存する収納装置または収納システム603につい
ての実施例を示す。図22にはデイスクケース115に
納めた光デイスク記録媒体21とデイスクカートリッジ
15に収納するデ光磁気デイスク記録媒体11及びリム
ウバブルハードデイスク(両面記録型磁気デイスク)3
1を示す。デイスクケース115では固定突起116で
光デイスク記録媒体21を固定し蓋117して収納し、
記録再生する場合にはデイスクケース115から光デイ
スク記録媒体21を取り出してドライブ装置に入れて用
いる。デイスクカートリッジ15はシャッター13、シ
ャッター・スライダー14、ヘッド及びスピンドル・ウ
ィンドウ14等を備えており、光磁気デイスク記録媒体
11及びリムウバブルハードデイスク31の記録再生に
はデイスクカートリッジ15に収納された状態でドライ
ブ装置に入れて用いる。上記デイスク記録媒体に記録さ
れている情報内容についてのタイトル、記録順番号、等
の目録、或いは目次相当の情報を非接触型ICメモリタ
グ401に記憶させて利用する場合、デイスクケース1
15に収納するデイスク記録媒体21においては、非接
触型ICメモリタグ401をデイスク記録媒体21に設
置して用い、デイスクカートリッジ15に収納する光磁
気デイスク記録媒体11及びリムウバブルハードデイス
ク31においては、非接触型ICメモリタグ401をデ
イスクカートリッジ15に設置して用いる。非接触型I
Cメモリタグ401をデイスクカートリッジ15に設置
する位置は、図22のf1に示すケースの外表面に設置
する場合、f2に示すケースの内面に設置する場合、及
びg1に示すケースの外表面の表裏に設置する場合とが
ある。
【0049】デイスクケース115と光デイスク記録媒
体21の組み合わせが大切な場合ではデイスクケース1
15にも非接触型ICメモリタグ401を用いた方が便
利である。非接触型ICメモリタグ401をデイスクケ
ース115に設置する位置は、図22のd1、及びd2
に示す蓋117の外表面に設置する場合、d3に示す蓋
117のケース内面に設置する場合、d4に示すケース
容器側外面に設置する場合、及びd5に示すケース容器
の内側面に設置する場合等がある。デイスクカートリッ
ジ15の光磁気デイスク記録媒体11及びリムウバブル
ハードデイスク31が記録再生消去型である場合、再記
録、編集、消去、及び追加記録等を行う度に非接触型I
Cメモリ401のタイトル、記録順番号、等の目録、或
いは目次等の記憶情報を、ドライブ装置の記録再生ヘッ
ドの信号とオンラインで結んで修正、変更、書き換えを
行う場合では、デイスクカートリッジ15内の光磁気デ
イスク記録媒体11及びリムウバブルハードデイスク3
1自体にも非接触型ICメモリタグ401を設置して用
いるのが必要である。
【0050】図22の収納棚603には記録媒体を置く
棚の個々に非接触型ICメモリ401を設置して用いて
ある。これは、据え置く記録媒体の種類が多かったり、
且つ記録されている情報の種類が多岐にわたる保存の場
合に、分類名毎に置く位置を区別する必要がある場合に
用いる。
【0051】図22、及び図23に示す、ハンデイ・リ
ーダーライター500、或いは携帯式リーダー500は
記録媒体収納棚、或いは収納ボックス603に収納され
ているものを、収納棚或いは収納ボックス603から3
5cm以内の位置から4ms/WORDで読み取ることがで
きる。上記ハンデイ・リーダーライター500、或いは
携帯式リーダー500では自動的に呼び出しを行うこと
ができ、収納棚或いは収納ボックス603に収納される
デイスク記録媒体1枚についてのICメモリの記憶情報
を1.5秒以内で読み取ることができるので、収納棚或
いは収納ボックス603に100枚のデイスク記録媒体
が収納されている場合、2.5分以内で全部のデイスク
記録媒体に記録されているソフト情報を把握することが
できる。さらに、図23に示すハンデイ・リーダーライ
ター500、或いは携帯式リーダー500によって、ユ
ーザが取り出したい記録情報を、例えばタイトル検索が
でき、検索結果は100枚のデイスク記録媒体において
2.5分以内に目的の記録情報の入ったデイスク記録媒
体を置いてある位置を探しだし、そのデイスク記録媒
体、或いはデイスクカートリッジを取りだすことができ
るのである。上記以外は実施例1、実施例6、実施例
7、実施例8、実施例9、及び実施例10と同じであ
る。
【0052】(実施例12)図24に示す、ハンデイ・
リーダーライター500、或いは携帯式リーダー500
は、記録媒体収納棚、或いは収納ボックス603に収納
されているものを、収納棚或いは収納ボックス603か
ら35cm以内の位置から4ms/WORDで読み取ること
ができる。また、図24に示す記録媒体収納棚、或いは
記録媒体収納ボックス604には、光デイスク収納ケー
ス115に光デイスク21を収納したものd1,d2,
d3,d4,d5等、及び光磁気記録媒体11を備える
デイスクカートリッジ15のものf1,f2等の個々の
指定の置き場所には、個々の記録媒体固有の検索情報を
備える非接触型ICメモリ401あるいはICメモリ3
01と点滅用ランプ605を取り付けてある。ハンデイ
・リーダーライター500、或いは携帯式リーダー50
0は、再生したいソフト情報のタイトル、記録番号、キ
ーワード、及びその他の取り出し検索情報を入力して、
上記デイスク記録媒体収納棚、或いは収納ボックス60
4に向けて検索信号を発信して再生したいソフト情報が
記録されたデイスク記録媒体を探すことに用いる。デイ
スク記録媒体収納棚、或いは収納ボックス604は、上
記ハンデイ・リーダーライター500、或いは携帯式リ
ーダー500によって検索対象の情報を備えるICメモ
リー或いは非接触型ICメモリタグ401が発見される
と、その場所の点滅用ランプが点滅する機能を有するデ
イスク記録媒体収納システムである。この場合、ハンデ
イ・リーダーライター500、或いは携帯式リーダー5
00に、図23に示すように、対象物を発見した場合に
点滅で表示するランプ505を備えるものを用いること
が好ましい。上記以外は実施例11と同じである。
【0053】
【発明の効果】記録容量の大きい記録媒体には沢山の数
のソフト情報等を記録して保存しておくことができる
が、記録情報でいっぱいになった記録媒体の数が増える
と再生したい記録情報を取りだすことが難しくなってい
た。しかし記録媒体個々に非接触型ICメモリを設置固
定してその記録媒体の記録情報目録及び目次に情報を記
憶させて保有することによって、再生したくなった情報
を探す手段として、保有する全記録媒体についてICメ
モリーの記憶情報をリーダーライター装置で検索する方
法を用いると短時間に目的の記録媒体を取りだすことが
できる硬化が得られる。さらに、リーダーライター装置
によって、ドライブ装置の記録情報頭出し機能のために
必要な情報をICメモリーから読み取ってドライブ装置
へ送ってやることによって、記録媒体から所望の情報を
自動的に再生させる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1におけるビデオテープカセットを挿入
したビデオデッキ断面の概念図である。
【図2】実施例2におけるテープカセットを挿入した録
音再生装置断面の概念図である。
【図3】実施例3における光磁気デイスクカートリッジ
を挿入したドライブ装置断面の概念図である。
【図4】ビデオテープカセットの概念図である。
【図5】実施例4における、リーダーライターとビデオ
テープカセットを挿入したビデオデッキの断面の概念図
である。
【図6】非接触型ICメモリタグを拡大した平面の模式
図である。
【図7】非接触型ICメモリタグの部品構成を拡大した
断面の模式図である。
【図8】ビデオテープカセットを収納棚に並べた概念図
である。
【図9】ビデオテープカセット表面の概念図である。
【図10】(a)は光デイスク平面の概念図、(b)は
光デイスク断面の概念図である。
【図11】(a)は光デイスク平面の概念図、(b)は
光デイスク断面の概念図である。
【図12】光デイスクを挿入したドライブ装置及びリー
ダーライター装置の断面の概念図である。
【図13】光デイスク平面の概念図である。
【図14】光デイスク断面の概念図である。
【図15】光デイスク平面の概念図である。
【図16】光デイスク断面の概念図である。
【図17】光デイスク断面の概念図である。
【図18】(a)は光デイスク平面の概念図、(b)は
光デイスク断面の概念図である。
【図19】(a)は光デイスク平面の概念図、(b)は
光デイスク断面の概念図である。
【図20】両面記録デイスク記録媒体の断面概念図であ
る。
【図21】記録媒体保存検索運搬ドライブシステムの概
念図である。
【図22】記録媒体保存検索システムの概念図である。
【図23】リーダーライター表面の概念図である。
【図24】記録媒体保存検索システムの概念図である。
【図25】リーダーライター表面の概念図である。
【符号の説明】
1 透明基板 2 保護膜 11 光磁気デイスク 15 デイスクカートリッジ 21 光デイスク 71 デイスク記録媒体ドライブ装置 72 ビデオデッキ 73 ビデオテープカセット 115 光デイスク収納ケース 301 ICメモリー 401 非接触型ICメモリタグ 500 リーダーライター装置 601 記録媒体収納ボックス 603、604 記録媒体保存棚或は記録媒体収納ボッ
クス
フロントページの続き (72)発明者 太田 憲雄 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 (72)発明者 大饗 康次 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 Fターム(参考) 5B035 AA00 BB09 BC00 CA23 5D029 PA03 RA50 5D066 DA02 DA12

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2種類以上の情報を記録することが可能
    な記録媒体において、前記記録媒体に記録される前記2
    種類以上の情報から選択して取りだすための手段情報が
    記憶される少なくとも1個のICメモリを設置固定する
    ことを特徴とする記録媒体。
  2. 【請求項2】 2種類以上の情報を記録することが可能
    な記録媒体において、前記記録媒体に記録される前記2
    種類以上の情報から選択して取りだすための手段情報が
    記憶される少なくとも1個のICメモリを設置固定する
    専用の記録媒体カートリッジに収納されて記録再生が行
    われることを特徴とする記録媒体。
  3. 【請求項3】 2種類以上の情報を記録することが可能
    な記録媒体において、前記記録媒体に記録される前記2
    種類以上の情報から選択して取りだすための手段情報が
    記憶される少なくとも1個のICメモリを設置固定する
    記録媒体収納ケースに収納されて保存されることを特徴
    とする記録媒体。
  4. 【請求項4】 請求項2及び3において、前記記録媒体
    にも前記記録媒体に記録される前記2種類以上の情報か
    ら選択して取りだすための手段情報が記憶される少なく
    とも1個のICメモリを設置固定されたものを用いるこ
    とを特徴とする記録媒体。
  5. 【請求項5】 請求項1及び4において、前記記録媒体
    に設置固定される少なくとも1個のICメモリには非接
    触型ICメモリのタグ形状のものを用い、該記録媒体の
    スピンドル孔の外周近傍に設置固定することを特徴とす
    る記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項1及び4において、前記記録媒体
    に設置固定される少なくとも1個のICメモリには非接
    触型ICメモリのタグ形状のものを用い、該記録媒体の
    外表面のうちドライブ装置において記録再生ヘッドが走
    査しない面に設置固定することを特徴とする記録媒体。
  7. 【請求項7】 請求項1及び4において、前記記録媒体
    に設置固定される少なくとも1個のICメモリには非接
    触型ICメモリのタグ形状のものを用い、該非接触型I
    Cメモリのタグ形状のものを記録媒体の基板面におけ
    る、ドライブ装置の記録再生ヘッドによって走査を受け
    ない領域に設置固定することを特徴とする記録媒体。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記基板の非接触型
    ICメモリのタグ形状のものは該基板に設けた凹部に配
    置固定し、前記凹部及び非接触型ICメモリのタグ形状
    のものを接着性充填物によって被覆することを特徴とす
    る記録媒体。
  9. 【請求項9】 請求項7において、前記基板の非接触型
    ICメモリのタグ形状のものは該基板に設けた凹部に配
    置固定し、前記凹部及び非接触型ICメモリのタグ形状
    のものの外表面を少なくとも印刷ラベル膜層によって被
    覆することを特徴とする記録媒体。
  10. 【請求項10】 請求項7において、前記記録媒体は2
    枚の片面記録型記録媒体を貼り合わせの層を介して貼り
    合わせ構成される両面記録型記録媒体であり、前記非接
    触型ICメモリのタグ形状のものは上記両面記録型記録
    媒体の貼り合わせの層の中に配置固定することを特徴と
    する記録媒体。
  11. 【請求項11】 請求項5、6、及び7において、前記
    記録媒体に設置固定されるICメモリの外表面をラベル
    シート及び塗膜から選択する少なくとも片方によって被
    覆することを特徴とする記録媒体。
  12. 【請求項12】 請求項2及び3において、前記ICメ
    モリには非接触型ICメモリのタグ形状のものを用いる
    ことを特徴とする記録媒体。
  13. 【請求項13】 請求項2及び3において、前記ICメ
    モリが設置固定される位置は予め設けられた凹部の底部
    面上であることを特徴とする記録媒体。
  14. 【請求項14】 請求項2及び3において、前記ICメ
    モリを予め設けられた凹部の底部面上に設置し、該凹部
    及び該ICメモリを接着性充填物によって被覆すること
    を特徴とする記録媒体。
  15. 【請求項15】 請求項2及び3において、前記ICメ
    モリを予め設けられた凹部の底部面上に設置し、該凹部
    及び該ICメモリの外表面をラベルシート及び塗膜から
    選択する少なくとも片方によって被覆することを特徴と
    する記録媒体。
  16. 【請求項16】 請求項13、14、及び15におい
    て、前記ICメモリには非接触型ICメモリのタグ形状
    のものを用いることを特徴とする記録媒体。
  17. 【請求項17】 少なくとも周波数が2.45GHzの電
    波が透過する面部と透過しない面部とを有する記録媒体
    において、少なくとも上記記録媒体における電波が透過
    する面部にICメモリを少なくとも1個設けることを特
    徴とする記録媒体。
  18. 【請求項18】 少なくとも周波数が2.45GHzの電
    波が透過する面部と透過しない面部とを有する記録媒体
    において、上記記録媒体における電波が透過する面部と
    電波が透過しない面部の両方にICメモリを少なくとも
    1個設けることを特徴とする記録媒体。
  19. 【請求項19】 少なくとも周波数が2.45GHzの電
    波が透過しない面部を有する記録媒体において、上記記
    録媒体の電波が透過しない面部にICメモリを少なくと
    も1個設けることを特徴とする記録媒体。
  20. 【請求項20】 請求項17、18、及び19におい
    て、前記記録媒体に設ける前記ICメモリは非接触型I
    Cメモリのタグ形状のものであることを特徴とする記録
    媒体。
  21. 【請求項21】 請求項20において、前記記録媒体は
    少なくとも2.45GHzの電波の透過可能部分を有す
    し、非接触型ICメモリのタグを設けてある記録媒体収
    納可能容器に収納して保存することを特徴とする記録媒
    体。
  22. 【請求項22】 請求項17、18、及び19におい
    て、前記記録媒体に設ける前記ICメモリは電子回路的
    に独立する2個以上の非接触型ICメモリのタグ形状の
    ものを用いることを特徴とする記録媒体。
  23. 【請求項23】 記録媒体を挿入することによって少な
    くとも記録媒体の再生を行うドライブシステムにおい
    て、少なくとも2種類以上の情報を記録することができ
    る記録媒体に記録される2種類以上の情報から選択して
    取りだすための手段情報を記憶する少なくとも1個のI
    Cメモリを備える記録媒体を挿入して、上記ICメモリ
    の上記手段情報を読み取るリーダーライター装置から、
    再生対象の手段情報を選択して再生を指示する入力を行
    うことによって、上記記録媒体における記録情報から上
    記選択した情報の再生を行う機能を備えることを特徴と
    する記録媒体ドライブシステム。
  24. 【請求項24】 記録媒体を内蔵するカートリッジを挿
    入することによって少なくとも記録媒体の再生を行うド
    ライブシステムにおいて、少なくとも2種類以上の情報
    を記録することができる記録媒体に記録される2種類以
    上の情報から選択して再生するための手段情報を記憶す
    る少なくとも1個のICメモリを備えるカートリッジを
    挿入して、上記ICメモリの上記手段情報を読み取るリ
    ーダーライター装置から、再生対象の手段情報を選択し
    て入力を行うことによって、上記記録媒体における記録
    情報から上記選択した情報の再生を行う機能を備えるこ
    とを特徴とする記録媒体ドライブシステム。
  25. 【請求項25】 請求項23及び24において、前記I
    Cメモリは非接触型ICメモリのタグ形状のものであ
    り、前記リーダーライター装置は非接触型リーダーライ
    ター装置であることを特徴とする記録媒体ドライブシス
    テム。
  26. 【請求項26】 2個以上の記録媒体を保存する記録媒
    体収納保存装置と、記録媒体を自動的に収納取り出し移
    動運搬を行う装置と、少なくとも再生を行うドライブ装
    置とを有する記録媒体収納保存ドライブシステムにおい
    て、少なくとも電波によって記憶情報を再生することが
    できる非接触型ICメモリを少なくとも1個を備える記
    録媒体を載置する記録媒体収納保存装置と、該記録媒体
    の非接触型ICメモリに記憶される記録媒体取り出し情
    報を電波によって検索を行い発見信号を発するリーダー
    ライターと、該リーダーライターの該信号に従って記録
    媒体を取り出し収納及び移動運搬を行う装置と、上記リ
    ーダーライターからの上記信号に従って少なくとも記録
    媒体の再生を行うことのできるドライブ装置とを用いる
    ことを特徴とする記録媒体収納保存ドライブシステム。
  27. 【請求項27】 請求項26において、前記非接触型I
    Cメモリを少なくとも1個を備える記録媒体を載置する
    記録媒体収納保存装置には検索された記録媒体を知らせ
    る信号表示ライトを設けることを特徴とする記録媒体収
    納保存ドライブシステム。
  28. 【請求項28】 請求項26において、前記リーダーラ
    イターには検索該当物を発見した位置で発見を知らせる
    表示ライトを設けることを特徴とする記録媒体収納保存
    ドライブシステム。
  29. 【請求項29】 請求項26において、前記記録媒体は
    非接触型ICメモリを少なくとも1個を備える記録媒体
    カートリッジ及び非接触型ICメモリを少なくとも1個
    を備える記録媒体収納ケースから選択される何れか一方
    に収納して記録媒体収納保存装置に載置することを特徴
    とする記録媒体収納保存ドライブシステム。
JP11001516A 1999-01-06 1999-01-06 記録媒体、記録媒体ドライブシステムおよび記録媒体収納保存ドライブシステム Withdrawn JP2000200472A (ja)

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